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[一言]
めちゃくちゃよかった
情緒をぐちゃぐちゃにされた
心の微妙な部分をザラっと触れているような、それでいてやめてほしくないような作品でした

こういう情緒をグラグラさせてくれる作品に出会えるからなろうはやめられない

本当にありがとうございました
出会えさせていただいて感謝です
  • 投稿者: 筑波嶺
  • 2024年 09月22日 10時37分
[一言]
まぁ、30年越しでは今更ですよね…
しかし、最後の最後で「ソシャゲにするか狩りゲにするか」
を悩める五十路って若いなって驚愕しました。
若くして家を出て、共働きで子育てをしつつ、その後に祖父母
の介護までしていて、そういった趣味の時間を育めたイメージが
全く湧かなかったので、人物像がちょっと分からなくなりました。


  • 投稿者: hoshino
  • 2023年 08月09日 07時22分
感想ありがとうございます。

30年ぐらいすると何言われてもフーンで終わるでしょ、ってのが理由だった気も。

ちょうど今五十歳位の年齢の人が、幼少期にファミコンが出た……それ以前の電子ゲームが販売された第1世代な訳です。

ギリギリ学生ぐらいでドラクエの行列に並んだ訳で。
主人公はそうしたサブカルを息抜きに出来たペース配分が上手い人と想定しています。

無論子育てや介護の時のようにゲーム処ではない時期は休止出来る人。

人生その物で、優秀とか敏腕ではないけれど適度に趣味も出来たペース配分が上手な人ではあります。

だからこそ普段は片手間の気晴らし程度だけれど、時間が空いたらそうした趣味も没頭出来るとウキウキしている……パチンコと迷ったけれど、ゲームの方が健全度は高いかなっと。

あれも自省出来る人は良い趣味で終わりそうですし。

少しでも愉しまれたのなら幸いです。
[一言]
父方親戚ともめまくってるから、主人公の立場考え方にわかりみしかないw血のつながりがあろうと合わないものは合わないし、他人からすりゃ些細な事でも尾を引くものは尾を引く。
親族だから、家族だから許すべきって言われてもねえ。ほっとけという気持ちしかないね
感想ありがとうございます。

今で言う陽キャな親戚がいたので、鬱陶しいと思った程度は有ります……口に出した事はありませんが。自然と付き合いは減ったので別にいいですが。

いや特に被害は皆無であり、幼少期は親が仲良かったので適度に仲良かったけれど、年齢が行くとそうした違いは面倒で。

血の繋がりがあると、単純に嫌いとか合わないとかも言えない……ただ流石に親娘で言うと悪いのは……って葛藤のストレスは大きいよな、です。

だから自分を納得する理由をでっち上げ爆発した……早期に嫌いと認めていれば、巣立つまでと割り切れたのでしょうが。

このお母さんと娘は適当に似ていたために、内面で納得して疎遠になれしたが、流石に若い頃にあの理由を言われたら娘側も派手に爆発していたでしょうけれど。

これ根本的には「合わない」が理由なので、他人にはどうしようもないけれど……ですね。

少しでも愉しまれたのなら幸いです。

[気になる点]
これは〜創作なのか〜体験談なのか〜
ミックスなのか〜

で評価が別れると思います
感想ありがとうございます。

流石にここまで極まった家族ではありませんが、日々の経験や読書歴の切り貼りではあります。

少しでも愉しまれたのなら幸いです。
[良い点]
良いリアルさと言うか淡々とした起伏のなさ(褒め言葉)
もう思うことは無く古い物置の荷物を片付けるか、でも余計なタスクや心残りは残さず全部捨ててしまおうという程度でしかない主人公の思考や言葉に御尤も
弟やお隣さんの「自分のせい」という罪悪感を軽減するために主人公と母を和解させようとするところも実に人間臭くて良い
[気になる点]
ちょっと主人公が自罰的というか自分が折れていたらとか憚りの解消に動いていたらの独白が多すぎてくどかったかなと
そこが大事な葛藤のポイントだというのは分かるのですが同じことを何度も繰り返すのは単純くどいと感じました 
感想ありがとうございます。

ざまあや追放って読む方だと別に良いけれども、余り上手に書けないなと。だから低空飛行で終わる話にしたかった……と思います。

まあ正直こんな訳の分からない話だと、第三者はどっちかが折れれば良いだろと思うのも分かるなと。

その事を表現と、あの無茶苦茶な良い訳にもなっていない理由を納得出来たのって、娘側も適当に物語を作って暴走を抑えていたとも思えたので、表面に出さないために、それと上恨み言をぶつけに行かないために、です。
内罰的な部分を出したくて……でも気が付いて貰えないとクドくなってしまった面はあります。
今後の課題の一つではあります。


少しでも愉しまれたなら幸いです。
[一言]
第三者から見れば主人公母親は至極感情的ないわゆる
「くだらんガキか」の理由で未成年の娘の養育放棄したので世間の非難はまぬがれなかったと思う。いまさら会わせたのはアリバイ作りなわけで、すべて娘を思うわけでもなくすべて加害者側の自己都合なわけで。
一人「大人の対応」をせざるえなかった主人公に
スゲー寂しい印象を与えるわけで。
家族が「大人」がだれもいなければ逃げるのは当然。

感想ありがとうございます。

この母親は中庸な人生を過ごせて、特に破綻もなく生きて来れました……虐めることも虐められることもなく結婚し、些かワーカホリックな男と結婚したけれど、ベタベタした関係を好む訳でもないから、所謂「亭主元気で留守が良い」を苦にしなかったのです。

程々に働き、それなりの贅沢は出来るけれど裕福とも言いがたい。子供三人も負担にならない間隔で生まれて、細かい問題はそりゃあるけれど、それなりの生活は出来ていました。


だから自分の生じた嫌悪を制御出来ませんでした。
割と溜め込む人なので有る程度は我慢してきたものの、理由を説明出来ない嫌悪が生じたときに我慢仕切ることも出来なかった……差別していたことにも気がつけなかったのです。

この件だけ頑是無い子供のようになってしまうけれど、この件以外では以前も以降も普通で居続けられたので、捻れてしまった……と想定しています。

家庭の舵取りをする母親の当人同士以外気がつけなかったのは、娘もまた溜め込む気質だったのに加えて、母親の差別がしょうもない事が殆どで実害が少なかったからです。

殴る蹴るや食事を抜くような具体的なそれはなかった訳です。

ただそれにも綻びが出始めて、より具体的な差別が出始めました。そりゃ制服等の件はあからさまではあります。

この時点、いいや自覚していたもう少し早い時点で祖父母にでも父親にでも相談出来ていれば変わったでしょう。

ただ追い出されてさえ話し合うというよりも悲鳴も上げずに逃げ出して受け入れられるままに祖父母宅に住み着いて文句も謝罪もしなかったのは、娘は娘で諦めというか見限るのも早すぎな訳です。

娘も特にコミュ障というわけでもないのに、母親には拒絶されたら受け入れてしまう辺り相性の悪さは筋金入りです。

双方共に凡庸であり、特に奇矯な行動はこの件以外では有りません。
少なくともカウンセラーに通うほどでもない。イヤ母親の方は追い出して荷物を送った時にカウンセラーに通うべき案件ですが。

などと書き連ねても余計にクドくなるので本編では書きませんでしたが、最後に接触を試みたのは仰る通り言い訳ではあります。

誰にと言うと多分本人にも分からなかったでしょう。呼び寄せても謝罪もしなかったですし。

この話は結局、話し合うことも分かろうとすること自体も拒絶というよりもただ二人の擦れ違いのまま終わった話では有ります。

少しでも愉しんでいただけたら幸いです。
[良い点]
なるほど、間違えた道に進んでしまったのなら
ブン殴ってでも止めるのが友達なり家族なりと思いますが、
この主人公は別に間違ってたわけじゃないですもんね。

当方男性ですが、同じ状況になった時、この旦那さんみたいなムーブはできるかなー。手前勝手な理想を押し付けてしまいそう。
  • 投稿者: nano
  • 2023年 08月01日 13時59分
感想ありがとうございます。

そうですね、この主人公は間違っていた訳でもないからこうなっただけではあります。

ただ母親も間違ってはいても、嫌悪自体はなくせなかっただろうから、もうちょっと穏当な道は幾つもあったでしょう。

良くも悪くも助けを呼ばない娘だったから、たった一回の理不尽で断絶してしまいました。都度都度ぶつかったらどうにかなったかは別ですが。

あの旦那さんはある種の理想です。
私自身も含めて、ああした状況で日和るか上からな理想を良いそうではあります。

ただそうすると物わかりが良すぎる人になってしまうのが何とも。
断絶の修復ってそれなりに高難度で、無理にそれを為さねばならないかは疑問の時もあります。

わりと物語中にそれが現れると白ける時もあったり。
だからこそ嫁さんに寄り添って大回りでなくば口を出さないでいられる人は一種の理想だと思います。
この逆にキチンとネゴシエーションが出来る人も理想だとは思いますが。


少しでも愉しまれたのなら幸いです。
[良い点]
親兄弟は人間なので、相性の良し悪しはあると思います。仮に相性が悪くても関係性を保つために我慢して家族の形を作っていると思いますが、どちらかがその関係性を保つ努力をしなくなったら終わるのかなと思います。
この話が身近に感じる人は少なからずいるなと感じるような、とても引き込まれる作品でした。
[気になる点]
姉は中3で新品の制服と鞄買ってもらったって、制服はともかく鞄は1人だけ新品って恥ずかしくなかったのかなとか、その時の心境が気になりました。
  • 投稿者: はるの
  • 2023年 08月01日 08時46分
感想ありがとうございます。

この話の場合、好悪の念を出す事になれていない子持ちの人が、いざ生理的に嫌いまで出ちゃったための悲劇と思います。

抑え込んでいた訳でもなくても、そうした事に慣れていないと過剰に行っちゃう悪い例。娘の方も感情を出さないから一回の爆発で、断絶しちゃった。

単純に相性が悪い。

この件に関しては母が凄く悪くて、次女もちょっと自分を出していれば仲良くなくても、高校卒業くらいまでは爆発を抑えられていたかも、です。


制服とかですが、姉視点だと一応理由はあったでしょう。着られなくなる程成長したとか、一応は。

その際に、指定の範囲か許容される範囲の新品を強請ったら、素でそのまま妹へのお下がり決定したと。

意地悪であるが、本人たちは特に気にしてない、と言うより気が付いてもいないし憶えてもいません。
これは母が差別したのもそうですが、妹が文句を言わなかったためでもあります。
特に仲が良くも悪くもない姉妹だけれど、姉も虐めをするような人でも無いかわりに妹の面倒をよく見る人でもなかったので、特に気にしないままでした。

新品をもつ友達もそこそこはいたために、特に問題になりませんでした。
過剰に良い品でもなかったので。

これが靴下や下着までなら大事ですが、そこまででもなかったので追い出されるまで気が付いていませんでした。

次女本人も母親から隔意が有るまで気が付いていても、問答無用で追い出される程とも思っていませんでした。

この件以前も以降も特に妹の物を奪うとかもしていないので、有りがちな妹だから云々と言うのも頻発しませんでした。
していれば母親も気が付いて自重していたか、そうした感情が煩わしくなって時期が早まったかです。

早いか遅いかで疎遠にはなるでしょうが。



少しでも愉しまれたのなら幸いです。
[一言]
賞賛の意味で「読むんじゃなかった」と思った作品。
ヒューマンドラマというジャンルのお手本の一つとすら思う。
感想ありがとうございます。
身に余る賛辞ありがとうございます。

少しでも愉しまれたのなら幸いです。
[良い点]
和解するのが正しい、としてないところ。
また、深く考えずに和解しようとする人たちが現実のようにいるところ。
[気になる点]
でもやっぱり、主人公の実家の家族たちは精神的に幼いと思う。
主人公が弟に「二、三歳しか違わないのにこいつ若いな」と思ったの本当にそう。
[一言]
いくら母親が主人公以外には良い人だったとしても、口で説明出来ないような些細な理由で中学生の娘を追い出して、連れ戻そうともしない人の味方は普通無理ですね。
子供だった当時はともかく、成人する頃になると母親の異常さから目を逸らすのって難しい。
普段はそこに触れなくとも、主人公に対して和解を勧めたり自分から折れろみたいな事は口が裂けても言えないというか。
親戚だって近所の人たちだって、強引に踏み込もうとしないでしょうけど、何となくおかしな家だと見てた
でしょうし……
みんな大人だから、表面だけ見て判断してないと思う。
大人だから無神経に関わってこないだけで。
(幼馴染の場合はまあ、分からないでもなく)
この姉と弟は年齢の割に子供っぽくて、実は本気で周囲の目に気づいてないのかなぁ、とか思ったり。
  • 投稿者: 緋野
  • 2023年 07月31日 14時44分
感想ありがとうございます。

この家族は機能不全だった……のなら問題が単純だった気もします。姉弟にとって、物静かと言うか自己主張を全くしない次女はよく分からない存在であり、ある時を境にいなくなっただけでもあります。

無論家庭内の異常は察知していたでしょうが、良くも悪くも以降もそれ以前と比べて変わらなかったので、どちらか悪いとか分からないまま過ぎてしまったのでしょう。

母親は次女限定の毒親ではあっても、居なくなったらスケープゴートを別に定める類いの人でもなかったので。
当人同士以外は姉弟に父親も含めて、よく分からなかったのです。

それ程次女のことが嫌いだった……理由は分からないけれども。ただ差別以外は具体的なそれを決別まで実行せず、次女も被害を訴えることもせず。

近所もある日居なくなったけれど、それ以前から自己主張しない次女が虐待されていたと認識していた人も少なく。

実際に虐待と言い切るには微妙だったので。気が付けば居なかったけれど、直接的な何かが無いために触れる事もせず。

卒業式とか思うところはあって疎遠にはなったかも知れませんが、その頃には母親も既に適度な付き合いになっていたので、そこからも大騒ぎにはならずに、微妙に距離を置かれたぐらいでしょう。

余計に隣家の少年は喉に骨が刺さったような状態が続いたと。ただ好き嫌いだとか兄妹同然のような付き合いでもないために、大声で騒ぐこともしなかったのが設定です。

ただ親戚付き合いに関しては遠巻きにされて、微妙に付き合い辛い状態が続いていたと。

実際に次女の件も含めて、親戚からそれなりに言われてはいたでしょうが、祖父母介護の件で色々とやらかしているので、結構母方は疎遠になってしまったと。
ただ現代日本で疎遠といっても、特にどうと言った事も起きずに時間が流されたと。
それ以降は冠婚葬祭も一通り終わっているし、従兄弟世代になると風潮的にベタベタと付き合う訳でもなくて付き合いも疎らに成り、特に展開もなく。従兄弟以上に離れた親族の冠婚葬祭って微妙なラインですから。

親戚の目に関しては、他の親戚は遠くに住み、近くにいた両親だったので、余り気にしていませんでした。

特に仲が良かった訳でもないので、さらに線を引かれても影響も少なかったと。

親戚は介護を引き受けた次女一家に感謝していたので、色々線を引かれていたけれど、元々次女の件も含めて絶縁までは行かないでも疎遠でしたので、特に変わることももう言い立てることもせず。

だから葬式の時に、余計なチャチャを親戚は入れていなかったのです。

ただこんな性格だから親戚に言いつけたりはしなかったけれど、やはり中学生を追い出すのは異様に見えてです。


和解が正しいのは確かですが、現実的にはそれが最上級かは微妙で。
比較的自分が悪くてした和解でも、その逆でも以降普通に戻ったこともないし、モヤモヤが溶けないならまあ付き合う必要はないでしょう。

逆張りでもなくて、やり込めたり許し合うのは楽しくても、問題が解決しない場合は先送りなだけと思えてしまいます。

ケースバイケースでしょうが、和解しても意向も変わらないのなら放置が正解でしょう。

だから逃げてもいいんだ……では有りますが。

少しでも愉しまれたのなら幸いです。

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