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[気になる点]
※第36話「獨逸青少年團歡迎の歌 」について
再読して気がついたのですが、この物語世界では日独関係きわめてケンアク、1936年の防共協定がないので、ヒトラーユーゲント訪日の趣旨はこちらの世界とは違ってるでしょうし、たとえ北原白秋が「歓迎の歌 」を作詞したとしても、冒頭部の「西なる盟友」は別の呼称になっていたのではないかと。
※第36話「獨逸青少年團歡迎の歌 」について
再読して気がついたのですが、この物語世界では日独関係きわめてケンアク、1936年の防共協定がないので、ヒトラーユーゲント訪日の趣旨はこちらの世界とは違ってるでしょうし、たとえ北原白秋が「歓迎の歌 」を作詞したとしても、冒頭部の「西なる盟友」は別の呼称になっていたのではないかと。
ありがとうございます。
>訪日の趣旨はこちらの世界とは違ってる
御指摘をうけて膝を打ちました。そういわれてみればそうだなと。ついついそのあたりの前提(つまり私の書いた作品中の時代の空気)を作者である私自身が軽視して書いていたのが、イェシェホェンジュ様の史実通りの歌を見て感じられた違和感なのだろうと。
これは北原白秋の葛藤とか、作中における日本政府の思惑というものをもう少し整理して簡潔に描写しておくべきだったと考えました。「西なる盟友」を入れろと日本政府側が働きかけたとか。その単語を使うことに北原白秋が反発したとかいう場面を入れるとか。
大詩人の北原白秋の歌詞そのものに手を入れるのは躊躇われるので(小心者なので)、そのギャップを埋めるために後々加筆するかもしれません。加筆する場合は、ここだけ手を入れるというよりも全体的に見直して足していくという感じになるかと思います。作者である私自身が史実に手を入れたのだから、その世界観を大事にしなきゃいけないと改めて実感しました。
頑張ります!
>訪日の趣旨はこちらの世界とは違ってる
御指摘をうけて膝を打ちました。そういわれてみればそうだなと。ついついそのあたりの前提(つまり私の書いた作品中の時代の空気)を作者である私自身が軽視して書いていたのが、イェシェホェンジュ様の史実通りの歌を見て感じられた違和感なのだろうと。
これは北原白秋の葛藤とか、作中における日本政府の思惑というものをもう少し整理して簡潔に描写しておくべきだったと考えました。「西なる盟友」を入れろと日本政府側が働きかけたとか。その単語を使うことに北原白秋が反発したとかいう場面を入れるとか。
大詩人の北原白秋の歌詞そのものに手を入れるのは躊躇われるので(小心者なので)、そのギャップを埋めるために後々加筆するかもしれません。加筆する場合は、ここだけ手を入れるというよりも全体的に見直して足していくという感じになるかと思います。作者である私自身が史実に手を入れたのだから、その世界観を大事にしなきゃいけないと改めて実感しました。
頑張ります!
- 神山
- 2020年 03月27日 22時41分
[気になる点]
「池田(成彬)内閣議が」→「池田(成彬)内閣参議が」
「大阪府池田市に位置する」→「大阪府池田町に位置する」
「クレイ(当時の国務長官)の馬鹿げた買い物」→「スワード(当時の国務長官)の馬鹿げた買い物」
「敵か見方を峻別するアメリカ人」→「敵か味方かを峻別するアメリカ人」
「蒋介石に習ったかのように」→「蒋介石に倣ったかのように」
「日英の臨時懇請軍では」→「日英の臨時混成軍では」
「池田(成彬)内閣議が」→「池田(成彬)内閣参議が」
「大阪府池田市に位置する」→「大阪府池田町に位置する」
「クレイ(当時の国務長官)の馬鹿げた買い物」→「スワード(当時の国務長官)の馬鹿げた買い物」
「敵か見方を峻別するアメリカ人」→「敵か味方かを峻別するアメリカ人」
「蒋介石に習ったかのように」→「蒋介石に倣ったかのように」
「日英の臨時懇請軍では」→「日英の臨時混成軍では」
エピソード48
ありがとうございます。御指摘いただいた6点は訂正しました。助かります
頑張ります!
頑張ります!
- 神山
- 2020年 03月25日 22時15分
[良い点]
読み返しても味のある作品ですね、久しぶりの更新に最初から読み直しております。
[気になる点]
この42に出てくる川上丈雄氏ですが、川越氏の間違いですか?
読み返しても味のある作品ですね、久しぶりの更新に最初から読み直しております。
[気になる点]
この42に出てくる川上丈雄氏ですが、川越氏の間違いですか?
- 投稿者: T
- 2020年 02月26日 21時26分
エピソード42
ありがとうございます。そう言っていただけると頑張って書いた甲斐があります。自分でもどう書いてたかなと読み返したり(おい)。
>川越氏
その通りでした。訂正しました。ありがとうございます。
頑張ります!
>川越氏
その通りでした。訂正しました。ありがとうございます。
頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月27日 05時23分
[一言]
なんか違和感があるけどどこなのか分からなくて読み進めてましたがようやくわかりました。宋哲元の名字が宗になってるからなんですね。続きがきになる展開なので更新お待ちしてます。
なんか違和感があるけどどこなのか分からなくて読み進めてましたがようやくわかりました。宋哲元の名字が宗になってるからなんですね。続きがきになる展開なので更新お待ちしてます。
ありがとうございます。そうです宋なんです(抱腹絶倒ギャグ)
本当に助かります。確認した最新話は訂正完了しました。いや本当にお恥ずかしい。助かりました
そういっていただけると励みになります。頑張ります!
本当に助かります。確認した最新話は訂正完了しました。いや本当にお恥ずかしい。助かりました
そういっていただけると励みになります。頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月24日 23時28分
[良い点]
めっちゃ面白いですー
めっちゃ面白いですー
エピソード58
ありがとうございます。つまるところ自分の書きたいものを書いてるんですが、やっぱり書いていてふと「これズレてないかな」と不安になることがあります。なのでこう、ストレートな称賛の御言葉が頂けて大変嬉しいです。この路線でグイグイ行こうと思います!
頑張ります!
頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月24日 14時51分
[良い点]
中華民国の軍閥の離合集散本気でめんどい
[気になる点]
張学良生き延びられなかったか・・・
後、我が国の○○通の頼りなさ感は。
[一言]
更新お疲れ様です。
馮玉祥。やっていることは軍閥らしい軍閥なのですが、キリスト教徒であるせいか妙にアメリカが甘かったというか、アメリカ、朝鮮半島でも南ベトナムでも同じ間違いしているあたり、極東情勢の判断材料が相当雑だったとしか。(民主革命が起きたことで中華民国にやたら甘い人らが多かったのも大きいのでしょうが)
しかし神輿が孫科というのも・・・
孫科自身、革命外交振りかざすなど、外交素養の全くない政治屋でしかないのですが。
後、史実では「なんでお前生きていたの」な張学良も退場。張作霖爆殺事件で日本を憎んでいたのはまだわかりますが、この人もやることなすこと中華の論理でしか動けなかったなあと。
盧溝橋事件の前のクーデター。あれ完全に国共合作というよりも自分がトップになりたいだけのやらかしだよなあ。
日本のシナ通に関しては、個人のコネクションを重要視しすぎて、却って問題をややこしくさせた感が。
まあ中国の場合、個人間の関係を重視するのは否定しませんが、逆を言うとあくまで「個人関係」であって、国家間の関係ではない。
ここら辺、日本だけでなく欧米も結構痛い目見たりしているのですが、日本の場合、中国の儒学や古典文学で勝手に理想の中国像を作って仮託しちゃっているので、そりゃあまあ延々と失敗するよなあと。(多分、昭和期以降、対中政策上手くいっていたのって、小泉と安倍位じゃあ・・・どっちも徹頭徹尾、自由主義基調とした欧米ルールの殴り合いですし。東亜のローカルルール端から捨てていますし)
日本の対中政策の失敗って、軍閥の分裂によって内部対立が発生していて動きやすいと見たのもそうですが、中華という幻想に惑わされまくっていた(ここはもうアメリカを笑えません)のが多数で、客観的に国際法で殴りつけるスタイルをとるのを捨てていたのも大きいかなあと。(西洋の覇道と東洋の王道とか、理解した気になっている識者とか今でもいますし)
中華民国の軍閥の離合集散本気でめんどい
[気になる点]
張学良生き延びられなかったか・・・
後、我が国の○○通の頼りなさ感は。
[一言]
更新お疲れ様です。
馮玉祥。やっていることは軍閥らしい軍閥なのですが、キリスト教徒であるせいか妙にアメリカが甘かったというか、アメリカ、朝鮮半島でも南ベトナムでも同じ間違いしているあたり、極東情勢の判断材料が相当雑だったとしか。(民主革命が起きたことで中華民国にやたら甘い人らが多かったのも大きいのでしょうが)
しかし神輿が孫科というのも・・・
孫科自身、革命外交振りかざすなど、外交素養の全くない政治屋でしかないのですが。
後、史実では「なんでお前生きていたの」な張学良も退場。張作霖爆殺事件で日本を憎んでいたのはまだわかりますが、この人もやることなすこと中華の論理でしか動けなかったなあと。
盧溝橋事件の前のクーデター。あれ完全に国共合作というよりも自分がトップになりたいだけのやらかしだよなあ。
日本のシナ通に関しては、個人のコネクションを重要視しすぎて、却って問題をややこしくさせた感が。
まあ中国の場合、個人間の関係を重視するのは否定しませんが、逆を言うとあくまで「個人関係」であって、国家間の関係ではない。
ここら辺、日本だけでなく欧米も結構痛い目見たりしているのですが、日本の場合、中国の儒学や古典文学で勝手に理想の中国像を作って仮託しちゃっているので、そりゃあまあ延々と失敗するよなあと。(多分、昭和期以降、対中政策上手くいっていたのって、小泉と安倍位じゃあ・・・どっちも徹頭徹尾、自由主義基調とした欧米ルールの殴り合いですし。東亜のローカルルール端から捨てていますし)
日本の対中政策の失敗って、軍閥の分裂によって内部対立が発生していて動きやすいと見たのもそうですが、中華という幻想に惑わされまくっていた(ここはもうアメリカを笑えません)のが多数で、客観的に国際法で殴りつけるスタイルをとるのを捨てていたのも大きいかなあと。(西洋の覇道と東洋の王道とか、理解した気になっている識者とか今でもいますし)
- 投稿者: yukikaze
- 2020年 02月23日 20時57分
エピソード58
ありがとうございます。めんどくさいですが調べてて楽しいですねw
>自分がトップになりたいだけ
たぶんそうでしょうね。共産党一緒にクーデター仕掛けたけどスターリンの賛同得られなくて、あとから国共合作のための諫言だったんだと後付けして。一貫してぶれなかった蒋介石の方がこの時点では一枚上手だった気はします
CIAの政治工作の地雷臭といい勝負です>支那通。sageて書くのが楽なんでそうしてますが、諜報活動って難しいなと思いました。金を出せば情報が得られる訳ではないですが、金を出さなきゃどうにもならない。そしてそれをチェックするのも難しい。作中ではずんばらりんと切りましたが、その弊害も書いて見たかったのでそうしました。問題はあってもいきなり切ったらどうなるか
>中華という幻想
ヒューミントの個人関係からしか得られないものがあるとしても、内戦の当事者ではありませんからね。当事者になってしまったのが問題だと思います。左右の政治的立場の違いこそあれ、なにかこう中国だけを特別な別のものだと思ってしまう。この問題は実に現代的ですね。異端視するのも蔑視するのも弊害が大きいですし
中国共産党政権にも軍閥の寝返った連中がいて結構優遇されてるんですよね。こうしてみると国共内戦は思想対決じゃなくて統一するのは誰だという、よくある国とり合戦の印象がします。むしろ生え抜きの共産党員の方が生き残りはハードモード過ぎてw
頑張ります!
>自分がトップになりたいだけ
たぶんそうでしょうね。共産党一緒にクーデター仕掛けたけどスターリンの賛同得られなくて、あとから国共合作のための諫言だったんだと後付けして。一貫してぶれなかった蒋介石の方がこの時点では一枚上手だった気はします
CIAの政治工作の地雷臭といい勝負です>支那通。sageて書くのが楽なんでそうしてますが、諜報活動って難しいなと思いました。金を出せば情報が得られる訳ではないですが、金を出さなきゃどうにもならない。そしてそれをチェックするのも難しい。作中ではずんばらりんと切りましたが、その弊害も書いて見たかったのでそうしました。問題はあってもいきなり切ったらどうなるか
>中華という幻想
ヒューミントの個人関係からしか得られないものがあるとしても、内戦の当事者ではありませんからね。当事者になってしまったのが問題だと思います。左右の政治的立場の違いこそあれ、なにかこう中国だけを特別な別のものだと思ってしまう。この問題は実に現代的ですね。異端視するのも蔑視するのも弊害が大きいですし
中国共産党政権にも軍閥の寝返った連中がいて結構優遇されてるんですよね。こうしてみると国共内戦は思想対決じゃなくて統一するのは誰だという、よくある国とり合戦の印象がします。むしろ生え抜きの共産党員の方が生き残りはハードモード過ぎてw
頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月24日 14時48分
[一言]
少子高齢化が言われる今から考えると当時の日本は理想的なピラミッドを描いていたのでしょうが、今よりぐっと人口が少ない状態で人余り状況とはなんとも羨ましい?
逆に言えば余りにも日本に産業が育って無かったとも言えるのか。
識字率も高く労働者の質も高かった日本は当時のアジアでは珍しい存在。
中国や満州は米国資本に任せて日本は不安定な大陸で商売をする為の安定した後背地として外資をもっと入れられる余地があったと思うんですよね。
実際当時日本に米国の自動車工場があって拗れるまで続いていたこと考えると余地はあったはず。
正直当時の貧乏国家の日本が大陸に手を出すなんて身の丈を明らかに超えていますよ。
実際、朝鮮や中国、満州に日本が投下した膨大な資金があれば日本海側や地方はもっとインフラ整備出来ていたはずですから。
あの頃のツケが未だに続いていること考えると…。
少子高齢化が言われる今から考えると当時の日本は理想的なピラミッドを描いていたのでしょうが、今よりぐっと人口が少ない状態で人余り状況とはなんとも羨ましい?
逆に言えば余りにも日本に産業が育って無かったとも言えるのか。
識字率も高く労働者の質も高かった日本は当時のアジアでは珍しい存在。
中国や満州は米国資本に任せて日本は不安定な大陸で商売をする為の安定した後背地として外資をもっと入れられる余地があったと思うんですよね。
実際当時日本に米国の自動車工場があって拗れるまで続いていたこと考えると余地はあったはず。
正直当時の貧乏国家の日本が大陸に手を出すなんて身の丈を明らかに超えていますよ。
実際、朝鮮や中国、満州に日本が投下した膨大な資金があれば日本海側や地方はもっとインフラ整備出来ていたはずですから。
あの頃のツケが未だに続いていること考えると…。
エピソード57
ありがとうございます。
>人余り
吉田茂の回顧録『回顧十年』(総理引退してからなので1950年後半から60年代の間かな)に人口問題について触れたくだりがありまして「人口問題は何も悲観的になるものではない。人口が多いということはそれだけ成長の余地があるのだし(このあたりちょっと書き方違ったかも)、移民は日本と移住国との絆をつなぐ存在である」と書いてるんですね。少子化=高齢化ではないので、その辺りは慎重にしなきゃなあと思うんですが、人口問題は半世紀先のことすらわからないんですよね。
ちょっと話が脱線しますが、経済学者の飯田泰之先生が「一昔前まで、80年代までは人口爆発での文明崩壊がSFの定番だった」とある番組で語ってましたが、なるほどなと。『人類は衰退しました』(2007-16)だと人類は文明化の末にやる気喪失で衰退に、つい先日最終回を迎えた『旅とごはんと終末世界』だと、いつの間にか衰退ということになってました。両作品とも少子高齢化がすでに一般的な認識を得たころに書かれた作品なので、なんとも面白いなあと。
>貧乏国家の日本が大陸に手を出すなんて身の丈を明らかに超えて
明治日本は清とロシア両国と戦いましたが、あの時戦わなければ大正期の日本の国際的地位はないんですよね。かといって列強おしのけて大陸利権独占するだけの国力はまだない。でも実際に何か中国で問題あったときに一番先に駆け付けられるのは日本しかいない。血だけ日本に負担させて俺らにも商売させろってふざけるな等々。書いていて、この複雑連立方程式を解くのは非常に難しいと思いました。
>実際、朝鮮や中国、満州に日本が投下した膨大な資金があれば日本海側や地方はもっとインフラ整備出来ていたはず
確か日清戦争中の参謀は秀吉の朝鮮出兵の記録持ち出してしらべたらインフラそのまんまだったとか(これは聞きかじりで確証ありません)。砂漠に畑作るような不毛な作業なんですけど、インフラ整備をしなきゃロシアが半島通じて西日本脅かしますしね。政友会や民政党の東北県連や北海道県連が昭和期に暴れていたのも、そのあたりの不満があったんだろうなと。
戦後日本の保守政治の鉄道インフラの東北優遇は、そのあたりが理由だったのかなとも妄想しています。今世紀に入っても日本海側の北陸新幹線はまだ延伸中だし、九州は伸ばす伸ばさないでもめてるし、四国や山陰にいたっては通る計画もない。もっとも鉄道関係は軍事以上に専門外なので、あまり言うと突っ込まれそうですがw
頑張ります!
>人余り
吉田茂の回顧録『回顧十年』(総理引退してからなので1950年後半から60年代の間かな)に人口問題について触れたくだりがありまして「人口問題は何も悲観的になるものではない。人口が多いということはそれだけ成長の余地があるのだし(このあたりちょっと書き方違ったかも)、移民は日本と移住国との絆をつなぐ存在である」と書いてるんですね。少子化=高齢化ではないので、その辺りは慎重にしなきゃなあと思うんですが、人口問題は半世紀先のことすらわからないんですよね。
ちょっと話が脱線しますが、経済学者の飯田泰之先生が「一昔前まで、80年代までは人口爆発での文明崩壊がSFの定番だった」とある番組で語ってましたが、なるほどなと。『人類は衰退しました』(2007-16)だと人類は文明化の末にやる気喪失で衰退に、つい先日最終回を迎えた『旅とごはんと終末世界』だと、いつの間にか衰退ということになってました。両作品とも少子高齢化がすでに一般的な認識を得たころに書かれた作品なので、なんとも面白いなあと。
>貧乏国家の日本が大陸に手を出すなんて身の丈を明らかに超えて
明治日本は清とロシア両国と戦いましたが、あの時戦わなければ大正期の日本の国際的地位はないんですよね。かといって列強おしのけて大陸利権独占するだけの国力はまだない。でも実際に何か中国で問題あったときに一番先に駆け付けられるのは日本しかいない。血だけ日本に負担させて俺らにも商売させろってふざけるな等々。書いていて、この複雑連立方程式を解くのは非常に難しいと思いました。
>実際、朝鮮や中国、満州に日本が投下した膨大な資金があれば日本海側や地方はもっとインフラ整備出来ていたはず
確か日清戦争中の参謀は秀吉の朝鮮出兵の記録持ち出してしらべたらインフラそのまんまだったとか(これは聞きかじりで確証ありません)。砂漠に畑作るような不毛な作業なんですけど、インフラ整備をしなきゃロシアが半島通じて西日本脅かしますしね。政友会や民政党の東北県連や北海道県連が昭和期に暴れていたのも、そのあたりの不満があったんだろうなと。
戦後日本の保守政治の鉄道インフラの東北優遇は、そのあたりが理由だったのかなとも妄想しています。今世紀に入っても日本海側の北陸新幹線はまだ延伸中だし、九州は伸ばす伸ばさないでもめてるし、四国や山陰にいたっては通る計画もない。もっとも鉄道関係は軍事以上に専門外なので、あまり言うと突っ込まれそうですがw
頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月21日 05時12分
[良い点]
この時期の政友会のgdgdが分かりやすい。
尾張の殿様のしたたかさ。
[気になる点]
海軍のいじめ問題も闇が深いからなあ・・・
[一言]
更新お疲れ様です。
NYTの嫌味交じりの対中政策評。
まあワシントン条約以降のアメリカの外交方針の転換と言っていい訳ですから、そりゃあ嫌味の一つも言うわなと。まあスティムソンドクトリン自体が、中国にいいように使われてしまった点はどうしたといいたいのですが。
立憲政友会は、原敬死後、西園寺公望が余計な行動したのと、余計なことしかしない鳩山のダブルコンビが迷走の元としか。
床次自身も高橋内閣までは普通の政治家なのですが、西園寺が床次嫌って、床次のライバルの横田をひいきしまくったせいで、道踏み外しましたし。
鈴木に至っては「平沼の弟分ならさもありなん」レベルでやらかしまくっているのですが、よりにもよって鳩山の義兄であったせいで、鳩山がろくな事していませんし。あの家系、本当にろくでもないな。
尾張の殿様は、経済人として生きれば、まちがいなく名を残したのでしょうが、この人もまあ政治好きというか変なことしがちで。
そりゃまあ普通の感性持っている華族は付き合いませんわな。
海軍のいじめ問題は根が深いというか、加賀がクローズアップされがちですが、大型艦は大なり小なり酷かったとか。(特に山城に至ってはねえ)
閉鎖空間であるというのと、「これが昔からの伝統」と、昔先輩にやられた面々が後輩にやり返すという悪循環に陥っていましたし。
あれ・・・大正デモクラシー時代によく政治問題にならんかったもんだ。(陸軍はばっちり問題視された)
この時期の政友会のgdgdが分かりやすい。
尾張の殿様のしたたかさ。
[気になる点]
海軍のいじめ問題も闇が深いからなあ・・・
[一言]
更新お疲れ様です。
NYTの嫌味交じりの対中政策評。
まあワシントン条約以降のアメリカの外交方針の転換と言っていい訳ですから、そりゃあ嫌味の一つも言うわなと。まあスティムソンドクトリン自体が、中国にいいように使われてしまった点はどうしたといいたいのですが。
立憲政友会は、原敬死後、西園寺公望が余計な行動したのと、余計なことしかしない鳩山のダブルコンビが迷走の元としか。
床次自身も高橋内閣までは普通の政治家なのですが、西園寺が床次嫌って、床次のライバルの横田をひいきしまくったせいで、道踏み外しましたし。
鈴木に至っては「平沼の弟分ならさもありなん」レベルでやらかしまくっているのですが、よりにもよって鳩山の義兄であったせいで、鳩山がろくな事していませんし。あの家系、本当にろくでもないな。
尾張の殿様は、経済人として生きれば、まちがいなく名を残したのでしょうが、この人もまあ政治好きというか変なことしがちで。
そりゃまあ普通の感性持っている華族は付き合いませんわな。
海軍のいじめ問題は根が深いというか、加賀がクローズアップされがちですが、大型艦は大なり小なり酷かったとか。(特に山城に至ってはねえ)
閉鎖空間であるというのと、「これが昔からの伝統」と、昔先輩にやられた面々が後輩にやり返すという悪循環に陥っていましたし。
あれ・・・大正デモクラシー時代によく政治問題にならんかったもんだ。(陸軍はばっちり問題視された)
- 投稿者: yukikaze
- 2020年 02月19日 21時26分
エピソード57
ありがとうございます。政友の争いは史実の方が酷いという救いのなさですからね(あれがマシで、もっとひどくなった可能性もあり)。そんなわけないんですけど、一周まわって鳩山一郎が比較的ましに思えるレベル(錯乱)。横田千之助も割りとくせ者ですが、床次もまあ……なんというか優柔不断なんですよね、この人。勝負するべきときにしないで、しなくていいときに勝負するというか。なまじ頭いいだけに迷うんでしょうが
ああいう問題は外からあれこれいうと逆効果になる可能性もあり、内々で処理するのは間違ってもいないんですよね>海軍のいじめ。そりゃ陸軍は怒りますよね。何で自分だけってw
なお徳川侯爵は逆効果になってもちゃんとけじめつけさせろという確信犯的原理主義者な模様。あかん(真顔)。行動力と正義感のある一匹狼って本当に……
対中利権は鶏肋なんですよね。美味しいっちゃ美味しいかもしれませんが。ケンタッキーでも個人的に一番好きな部分(何の話だ)
頑張ります!
ああいう問題は外からあれこれいうと逆効果になる可能性もあり、内々で処理するのは間違ってもいないんですよね>海軍のいじめ。そりゃ陸軍は怒りますよね。何で自分だけってw
なお徳川侯爵は逆効果になってもちゃんとけじめつけさせろという確信犯的原理主義者な模様。あかん(真顔)。行動力と正義感のある一匹狼って本当に……
対中利権は鶏肋なんですよね。美味しいっちゃ美味しいかもしれませんが。ケンタッキーでも個人的に一番好きな部分(何の話だ)
頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月20日 17時47分
[一言]
>満洲帝国の承認を各国政府から引き出すことに成功した
いかなる理由があろうと(平衡世界の未来が見れない日本人が気付かないだけで)総理最大の功績じゃなかろうか
チャイナの独占は無理でも、チャイナ(権益)の分割の道筋が建っただけでもデカい
今まではチャイナ権益を日本から奪うために、無条件で日本を批判してた空気が変わるのは大きい
アカの浸透をルーズベルトにブチまけたのも理由の一つでしょうが…
アメリカが完全独占を目指し日本を叩いてる間に、ソ連(アカ)が大陸利権を総取りする予定だったって聞かされりゃあなぁ…
後はこのままレッド・パージを待って連合に滑り込めればワンチャン…(日本の他派閥が大人しく従うとは言っていない
>満洲帝国の承認を各国政府から引き出すことに成功した
いかなる理由があろうと(平衡世界の未来が見れない日本人が気付かないだけで)総理最大の功績じゃなかろうか
チャイナの独占は無理でも、チャイナ(権益)の分割の道筋が建っただけでもデカい
今まではチャイナ権益を日本から奪うために、無条件で日本を批判してた空気が変わるのは大きい
アカの浸透をルーズベルトにブチまけたのも理由の一つでしょうが…
アメリカが完全独占を目指し日本を叩いてる間に、ソ連(アカ)が大陸利権を総取りする予定だったって聞かされりゃあなぁ…
後はこのままレッド・パージを待って連合に滑り込めればワンチャン…(日本の他派閥が大人しく従うとは言っていない
ありがとうございます。ワシントン体制(あるいはベルサイユ体制)の最大の欠陥はソビエトを意図的にパージしたことだ言われますが、実際にユーラシアの西から東まででーんと居座ってるのは現実ですからね。実際に交渉できたのかとか(実際に山賊に毛のはえたテロリストだし)、条約結んでも守らねーだろというのはそうなんですが。なんせ第一次大戦中の帝政ロシアと連合軍の秘密交渉全部ばらしちゃいましたし>レーニン
対コミンテルンは何が正しい対処だったのか……
真珠湾以前のアメリカ外交みたいに国民の理解の得られない外交は弱くならざるをえないんですが、全部ぶっちゃけて外交はできませんしね
大陸利権そのものは実際は苦労多くて利益は?かもしれませんが、ロシアを考えると知らんぷりも出来ないですからね
頑張ります!
対コミンテルンは何が正しい対処だったのか……
真珠湾以前のアメリカ外交みたいに国民の理解の得られない外交は弱くならざるをえないんですが、全部ぶっちゃけて外交はできませんしね
大陸利権そのものは実際は苦労多くて利益は?かもしれませんが、ロシアを考えると知らんぷりも出来ないですからね
頑張ります!
- 神山
- 2020年 02月20日 17時19分
[気になる点]
様子子沿岸部→揚子江沿岸部では?
様子子沿岸部→揚子江沿岸部では?
エピソード57
そうです。大変お恥ずかしい(汗)
訂正しました。ご指摘ありがとうございます。
訂正しました。ご指摘ありがとうございます。
- 神山
- 2020年 02月19日 13時05分
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