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[良い点]
将来は障がい者支援に携わりたいと思っているため、読ませていただきました。本人が必要としていない部分にアプローチして、結果当事者も支援者も疲弊する問題は心に留めておかなければと思いました。

障がい者への支援策を見て、それが出来るなら楽になるかもしれないけど周囲の負担やコストを考えると現実的ではない、と思う事もあり、この作品で繰り返し述べられている、社会は合理的に構成されているという話は、それを的確に表していると感じました。私の中で合理的配慮という言葉の重みが増した気がします。

実は黒長さんの小説の方も読んだことがあるのですが、小説のイメージとは違う感じの、論理的というか読みやすい文章でした。

理解が及んでいない部分もあるかもしれませんが、社会に出る前の学びにつながりました。ありがとうございます。
泊浦様、ありがとうございます。

この話は、あるとき思い付きで投稿したら、思わぬ大ヒットになってしまったものでして、こういうものを書く予定は無かったのです。そのため、ちょっと毛色の異なるものになってしまいました。

私の実体験は遥か昔の話で、現在の状況とは全く異なっていると思います。

今では小学生の8.8%が発達障害の可能性と言われるほどに、どこにでも居るのが普通になりつつあるので、当事者、支援者の双方共に疲弊する状況は回避しやすくなっているのではないかと思います。

支援もしやすい環境になってきているように思います。

正直なところ、社会は合理的にできているので、それまで困りごとだったこと自体は解決しないことが多いのですが、理解者が1人居てくれると心強いというのもありますので、その時点で人の助けになると思います。
当事者に寄り添ってくれる方が居ると、とても心強いです。


感想ありがとうございました。
[良い点]
かなりの共感を抱きながら、読みました。
『わからないことが、わからない』
そう、自分に言い聞かせながら、生きています。
自分に対しても、周りに対しても、そのように。
『障害』ということ。
そのありかたと受け取り方、これもとても興味深い。
『見えない』、その時の在り方、障害の現出。
まことに、興味深くあります。
[一言]
僕は多分、ASDではないか、と思っています。
そうやって自分を客観視することで得られたものがたくさんあります。
もちろん、それまでには河原の石が丸くなるようなぶつかり合いを経るハメになったのですが。
人生だなぁ、と、思うのです。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2021年 11月21日 20時34分
管理
HoneyBee@平野修蜂様
感想ありがとうございます。

”かなりの共感”という言葉が使われています。
ASDの方は、共感する能力が低いように言われることが有りますが、やはり、一般的な人と共感できないだけで、共感できる相手の人数の比率の大小でしかないようにも思えます。

話の意図を読み取っていただけたようで、有難く思います。
私からはそう見えるという話でしかありませんが、当事者が感じたこととして書いています。
とても説明が難しく、誰も読めないかもしれないと思って書いたものです。

私も痛い目見て改善されて行けば良かったのですが、無駄だったということの証明を重ねるだけのために散々時間を使ってしまいました。
こんな無駄なことせずに済む人生が良かったなぁと思う次第であります。
[一言]
本文読ませていただきました。

すごく、すごーくわかります。

私も病院でIQ検査を受けましたが、思ってた通りものすごく偏ってました。いわゆる国語系の能力だけ異常に高く計算や暗記は最低レベルです。

どうりで人と話が合わないわけです。子供のころはみんななんでこんなにバカなんだろうって思ってました。引き出しが多すぎて話があわないんですよね。

友人に漫画を貸した時も読むスピードが遅すぎてびっくりしました。どこをどうやって読んだらそこまで遅くなるんだって感じです。理解できません。

でも、それが私にとっては普通なんです。けど、私の普通は世間様の普通とは違うみたいです。

私は趣味で小説を書きます。過集中に入ればば筆者さんと同じように何時間でも寝食忘れても書き続けられます。そこになんの苦痛もありません。これを言うとだいたい異常者あつかいされます。不思議ですね。

世間がいう空気というやつも全く理解できません。暗黙の了解とか意味不明です。まあルールにあっても納得できないと従えないんですけどね。

とまあこんな感じなんで子供時分に自問自答しまくった結果、開き直って変人として生きることにしました。私からすれば周りの方が変人なのですが、世間が変人扱いするので変人らしいです。

今までもこれからも合わせる気なんてありません。というかできないのでやりません。

私は普通に生きたいだけなんです。でも、まわりはそれをおかしいというんです。

私の気持ちを代弁してくださってありがとうございました。最高評価を入れさせていただきます。


  • 投稿者: クリス
  • 男性
  • 2021年 08月14日 13時36分
クリス様

感想ありがとうございます。

共感持っていただけたようで良かったです。
リアルでは、人に説明しても、ゼンゼン伝わらないことが多いので、お仲間に会えると孤独感が緩和されます。

変人扱いですか。
説明しても、相手には理解できないでしょうから仕方ないのでしょうね。

素のままで平穏に過ごせるよう、頑張って生きましょう。
[一言]
脊髄反射でなんかいろいろと書きました。

なんというかまあ、このエッセイというか文章を投稿してくれてありがとうございました。

リソース集中という普通のよくよく考えたら当たり前すぎることに気づけて良かったです。
答えは答えでしかありませんからね、次にどうするか決めんと。
まだそんぐらいしかいえれません。

おかげさまで今よりは世間様への理解が少し楽になりそうです。ありがとうございます。

おっしゃるように、ほっといて上げてほしいです。特にこどもたちは可哀想すぎる。
善意で敷き詰められた行き場のない地獄を歩くように仕向けないであげて。
  • 投稿者: 月識 隣愛
  • 23歳~29歳 男性
  • 2021年 08月13日 02時59分
アトリエスタ様

貴重なレビューまでありがとうございます。

凄い熱量です。


私が子供の頃は、まだ発達障害という言葉さえ無い時代で、学校では問題児という分類をされていました。


未だに納得いきませんが、誰も悪いことをしていないので、怒りの矛先さえありません。

多少なりとも、無理せず生きて行けるようになるヒントになれば幸いです。
[良い点]
>障害と言うのは、”社会生活を円滑に送る上での障害”です。

目から鱗がポロリンチョしました。

大多数に合わせると少数派が割を食う……よくある話ですけど、それが社会そのものに適応されているというのは意識の死角でした。
[一言]
頑張れば“普通”のラインに到達できる、というのが曲者なんですよね。
だから疲れるのか……。
感想ありがとうございます。

>大多数に合わせると少数派が割を食う……よくある話ですけど、
>それが社会そのものに適応されているというのは意識の死角でした。

”意識の死角”、ですか。わかりやすくて良い言葉かもしれません。
改稿時、使わせていただくかもしれません。

本人が気づきにくいくらいなので、説明しても、理解が得られない部分でもあります。

>頑張れば“普通”のラインに到達できる、というのが曲者なんですよね。
>だから疲れるのか……。

そこなんですよね。実害大きいところ。

悟ったように生きると、若干疲れが改善するかもしれません。
少しでも改善すると良いですね
[良い点]
すごく共感できました。
[一言]
私はアスペルガーとADHDの診断を受けています。元々は適応障害の診断を受けていたのですが、その原因は何かと探るうちにわかりました。私自身も世間がいう「普通」になるために努力をしてきました。それがどんなにしんどいことかは身を持って知っているつもりです。だから、せめてこれから未来のある子どもたちには優しい社会であって欲しいと思います。
  • 投稿者: 海星
  • 2019年 08月30日 15時58分
海星様

感想ありがとうごさいます。

”「普通」になるために努力をしてきました”という言葉が出る時点で、苦労をして来た方だということが、よくわかります。

手段として普通を押し付けるのではなく、普通に合わせなくても、その先にある目的の方を目指すことができる社会になってくれると良いなと思います。
[良い点]
(平均との差異には時に困りながらも一応)当事者以外を自認している者ですが、非常にわかりやすかったです。特に、盲目の人が大多数を占める結婚式と、居住地の異なる人々の例には膝を打ちました。
「そこに障害はありません」の一言もガツンと響きますね。とてもよい勉強になりました。ありがとうございます!

  • 投稿者: 生津直
  • 2019年 05月19日 05時12分
生津直様

感想ありがとうございます。
立場と、どの部分がという情報は有り難いです。

盲学校出の人の結婚式のお話は、又聞きですが実話が元になっています。
居住地の方は適当に考えたものですが、この2つの話は、離れたことろに書かれているので、間も全部読んでいただけたのですね。

おそらく、あまり有用では無い情報も含まれていたかと思います。
当事者以外向けにアレンジする場合は、例えの部分を軸に書いて行こうと思います。
[良い点]
「多数派は社会の側でなく障害者側に障害があると考えて、障害の文字を障がいに変えてくれたり配慮してくれるよ! とても親切!」という言い方、すごく皮肉が効いてて好きです。こういう言い方大好物なの……。

まあそれはともかく、「ADHDは一次障害ではなく、二次障害がADHDなのではないか」という考察は、言われてみるとたしかにそうだなあと思わされる部分がありますね。

ADHDやアスペルガー関係の人がネット上で発言している様子を見ていると、「健常者側に寄った気質の人ほど症状が重そうで、一般社会から解脱してそうな気質の人ほどケロッとしてる」印象を前々から受けていたので……。

エッセイ本編、また感想欄での「障害」呼称に関する議論様相も含めて、発達障害の実状を入門する上で非常にわかりやすい内容だと感じてなりません。

とっても面白いエッセイでした。
[一言]
前々から怪しく感じていた部分は多かったけど、「自分として必要性の薄い努力を強いられる」ことへの強い憤りにも覚えがあって、オラ(自身の発達障害疑惑に)ドキドキしてきたぞ!
リラの助様
感想ありがとうございます。

皮肉はすみません。
そこじゃ無いんだよ!!という気持ちで、そう書いてしまいました。

>「健常者側に寄った気質の人ほど症状が重そうで、
>一般社会から解脱してそうな気質の人ほどケロッとしてる」

これはわかりやすいです。
逸脱してる人の方がケロッとしてると言うのは、良く感じます。

凸凹がADHDの指標である割に、凸凹が大きすぎる人は、普通であることを早目に諦める傾向があるので、案外深刻なダメージになりにくい傾向があるのかもしれないと考えています。

リラの助様自身、観察能力と、分析能力が高いように感じますので、恐らく、検査すると、知覚統合の項目か高く出るのではないかと思います。
(他も高ければ発達障害の基準には入りませんが、”自分として必要性の薄い努力を強いられる」ことへの強い憤り”というあたり、たぶんクロです)

普通の人は気付きにくい矛盾や、物事の関係性に気付きやすいタイプの特性です。

凄く読みにくいのは承知で書いたものですが、面白いと言っていただけて嬉しく思います。ありがとうございます。


■ドキドキについて
結果が出るとドキドキしなくなってしまいますので、悶々とした気持ちをいつまでも大切にしたい方にはお勧めできません(笑)

達観してる人の場合、結果がどうでも、何も変わりませんから、そこが、ちょっと残念ですよね(;^ω^)
いえ、それ以前に、病院にトキメキを望んではいけません!

ありがとうございました。
[良い点]
興味深く読ませていただきました。長文を読むのが苦手で、なかなか皆さんの小説を読みにいけない私ですが、なんとか最後まで読めました。
私はADHDではないと思いますが、生きづらい人生という点では同じです。私の場合は、人一倍敏感すぎるHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)です。
特に音に敏感で、雑音が苦手です。悪い言葉は私にとっては雑音なのです。
また、人の感情が胸に飛び込んでくるので、人と会うのが疲れます。大勢の中にいるのは苦痛で仕方ありません。
黒長様のようなADHDではありませんが、学校に行くのは苦痛でした。未だに生きているのが嫌になります。
結婚して子どももいますが、仕事場に一人でいるのが楽なので、家に帰るのが苦痛です。
こんな自分はみんなの迷惑になると思って、自死を選ぼうかと何度も思いましたが、それもまた迷惑になるので出来ません。
とにかく、誰かに迷惑をかけるのが嫌なので頑張るのですが、頑張り過ぎてずーっと鬱状態が続いています。
私の場合は黒長様と違うかも知れませんが、普通の人とは違う事を自覚しているのでとても共感する文章でした。
神野様

お読みいただきありがとうございます。
HSP調べてみました。
私は鈍感な方なので、HよりLの方が近いのではないかと思ってるのですが、そんな私でも、けっこう共通点が多かったです。

人混みは疲れますし、うわべの会話は疲れます。

私は遊びでも、勝負事が嫌いでやらないのですが、こっちが勝つと相手の機嫌が悪くなるので、ストレスが多いと言うのがあります。HSP的な要素も一部持ってるのかもしれません。

対処法はほぼ同じですね。ADHDの対処法よりHSPの対処法の方が、私には遥かに良く合っているように感じました。
外から見えにくいという共通点があるので、対処法も似ていると言う感じです。

雑音はファンやエンジン音などずっとなっているものは気になりません。
人の声は気になります。そもそもメニエール持ちで、耳が良くないのですが。

私の場合は、理解者が一人でも居れば、だいぶ心強く感じるのですが、家に帰るのが辛いとなると、居場所の確保が厳しいですね。

自分規準を作って割切るくらいしか手がありません。実際のところ、よく考えると、世の中重要なことなどあんまりありませんから、気楽に行きましょう。

すみません、こんなことしか書けませんが、頑張らず、気楽に過ごせる方法を探してみてください。
[良い点]
診察時の心理描写がとても痛快だった。
[気になる点]
社会と障害についての記述が繰り返しているところがあった。(たぶん強調したいてんだからだと思いますが)
[一言]
はじめまして。とても楽しく読ませていただきました。こんなに違和感なくスッキリと読めた読み物ははじめでです。特に診察時の心理描写が、私のもやもやをスッキリバッサリ書いてくださっていて、とても痛快でした。ありがとうございます。
  • 投稿者: ぴー実
  • 2018年 12月20日 22時21分
ぴー実さま
感想大変ありがとうございます!

社会と障害に関しては、
障害の在処を勘違いしている人が多いと思って、強調しているのですが、わかっている人には、当たり前の話なので、当事者向けとしては、もうちょっと削っても良いのかもしれません。
やっと挿絵を作ったので、もうちょっとすっきりさせてみます。

実は、診察部分は初期には無かった部分で、感想対応で、私自身がADHD当事者であることを書く必要が出て、後から付け足した部分です。
個人的には、蛇足だったかと思っていたのですが、その部分に興味を持つ方もいらっしゃるようです。
実は、どのあたりが痛快なのか、私自身はよくわかっていなかったりします(;^ω^)

病院を予約して検査受けるのは正直ハードル高いです。
病院行った方が良い人ほど、診断まで辿り着けない可能性がありそうで、心配しています。
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