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[一言]
 完結を機に最初から再読しました。面白かったです。


 この作品を最初に読んだ時、いわゆるなろう異世界転生におけるテンプレをひっくり返した感じが面白くて、皮肉がとっても効いているなー、と思いました。

 それもおちゃらけた感じじゃなくて、シリアスに悪ふざけをしている感じが、独特というか毒特で、それ故に『白人至上主義だった世界に対する有色人種の反抗』みたいな構図が、裏テーマにあるんじゃないのかな、とか思ったりもして、かなり野心的な作品だと思いました。

 けど、物語終盤、ルイが「人間族が弱小であることが証明され」と語っている所で、更にひっくり返した感じがあって、シリアスなテーマとしては弱くなったとは思うんですけど、逆にパロディとして着地できた感じがありました。

 よくよく考えると、純粋にシリアスな作品として考えると、現代日本人的な理想主義的な価値観が、この世界にいる住民にもわりかし理解されている設定において、かなりのツッコミ所になっている。
 けど、そもそもこの作品は、いわゆる『なろう異世界モノにおける、ある種の固定観念』をパロディとしている訳だから、作品世界としてはそうならざる得ない。
 それに気づいた時に、上手くできた作品だなーと改めて思いました。

 ただ、この作品はシリアスにも読めるわけでして、むしろシリアスに読んだ方が面白くて、そこで、色々な考察とかをまじめに考えるのだけど、でも最後は「パロディなんだよな」で着地できる感じというのが、たぶん、この作品の強みだと思う。

 あと、ハッピーエンドに終わらせたのは、作者の人徳だと思う。
 人によっては、ひたすら鬱な展開になりそうなところを、読み味としては出来る限り軽くしているのは、やはり、読者への気遣いを感じましたし、ストーリー展開におけるバランスをとても感じました。
 主人公の狂気というか、物語の悲劇性に、作者が酔うというか飲まれるパターンは割とあって、読者が耐えられない胸糞展開を、主人公周辺でやっちゃうケースにならなかったのは、凄いと思いました。

 最後に、イトスギにとても癒しを感じました。
 面白かったです。
ご感想ありがとうございます。

ご評価痛み入りますが、作者はそこまで考えておりませんよw



>テンプレをひっくり返した感じが面白くて、皮肉がとっても効いているなー、と思いました。
敵側視点でなろう主人公を打ち倒す(もしくは否定する)ものを書きたかったのでご評価に胸をなで下ろしております。
その結果、なろうネタを否定するためになろうネタをいれたので『パロディなんだよな』というご感想に頷くばかりです。

>あと、ハッピーエンドに終わらせたのは、作者の人徳だと思う。
そんなことはありません。以前書いた物で胸糞展開は受けが悪いと学んだだけですw
そのためエンドについてはかなり悩みました。
多くの方はカタルシスを求めてなろうを読まれるので、このような終わりで良いのかと。

シリアスパートはなんやかんやでカレン君が狂信者特有のポジティブさを発揮することで乗り越えられたのが大きかったかな、と。

>イトスギにとても癒しを感じました。
ありがとうございます。
サブヒロインとしてもう少し活躍させたかったですが、良いキャラなため外伝的なもので活躍の場を与えたいなと思っております。
[気になる点]
 第四章 『軍議』の回で、以下の文が重複(コピペミス?)しておりました。確認の程願います。
-------
”要塞じゃん……!」”
から
”地図に管区を設定し、それぞれに各騎士団を赴かせて改宗を促すという作戦に騎士達の表情がにわかにほころぶ。”
までの、一連の文章郡。
-------------
[一言]
今、再読途中ですので、感想は後程まとめてしたいと思います。
完結おめでとうございます。
ご指摘ありがとうございます。
修正いたしました。


またのご感想をお待ちしております。
[良い点]
コンピエニュの戦い、7、8 本土決戦 まとめ感想

・魔法と特科との火力戦がもぉー最高!! 滅茶苦茶カッコイイ! 熱い! 読んでいて魂が震えるうううううううう!!(byペテルギウス)
 特に魔法詠唱での【】内での詠唱呪文が格好良くて良かったです。他作品では呪文は省略されるパターンが多い中、あえて出してくれた所を高評価! 
 さてさて勝負の行方は……結局コッチでも個(シャルロット)よりも群(中隊)の勝利なんですね。
・ストーリ改定のため消えていた『高ステータス云々』の表記が復活している点! やはりステータスとか、ジョブとか、そういう言葉があるとファンタジー世界らしくて好きですね。さて、本当に人類は高ステータス種族の隷下になっちゃうのかな?
・ふぅ。これだから餓鬼は嫌いなのだが(7)
→同意!! ディーオチ君はもっとマリアに酷い事をしてもいいと思う。何? 規定? 突き進めェー!(暴論)
・これはいいです。剣よりも旗のほうが四十倍も好きです(8)
→きぃぃたぁぁぁぁ!!! この言葉きたよ! 武器甲冑図鑑で記載されていたジャンヌ(史実)の名言! ありがとうございます! ありがとうございます!! この言葉が出て来て嬉しいです! 大興奮!
・カレンとプルメリアとの会話・やり取りが良かったです(8)
 一組の夫婦として、男女として、そして一軍の司令官として、それぞれの『相手』と対面して交わす会話にニヤニヤしてしまいます。
 カレンにとって最大の幸せは、プルメリアと出会い、結婚した事でしょうね。
・秘策があるのでご心配なされずに。それでは始めましょう
・貴女の魂は罪深く救済は不可能と判断し、土刑に処します。これにて閉廷(8)
→ポッカァーーン。コレが秘策かぁー。確かに秘策で、他の人なら絶対に出来ない手ですな。うんうん。どっかのフスも討論しましょ、と誘い込まれて問答無用でボォーボォーファイヤーでしたから。
・ケラススの絶叫シーンが追加されている点に拍手を! パチパチパチ。良し、中指を突き立てよう!
・こうして一匹のオークの復讐譚は幕を閉じた。(本土決戦)
→この終わり方本当に好き! ココまで読んで、確かにこのお話は種族間の生存を賭けた絶滅戦争物でも、単なる戦記物でもなく、この一匹のオークの復讐譚だな、と再確認出来る。とにかくお疲れさまでした!
・あぁー、ルイ13世のあのセリフって、元ネタがビザンツのコンスタンティヌス皇帝でしたか! べりや先生のこういう歴史ネタって分かりやすくて本当に大好きです! ですので以降、何かしらのネタや歴史モノを入れる場合、後書きにて使った元ネタを記載してくれると嬉しいな。
[気になる点]
・脈拍ど同時に吹き出る(7)→脈拍〝と〟同時に
・さてさて、魔法の命中率はどうなのかな? 発動し、それを任意の方向へ向けて射出――ボールを投擲するような要領で? それもまた魔力のコントロールの賜物なら、確かに魔法使いはエリート扱いされても致し方ないですね。
 魔法――この場合【炎槍】――は質量のある物質、ではないですし……ならやはりカノンのように直線で飛ぶ、と? ならやはり曲線で飛ぶ曲射砲よりも命中率は高そうですな。
・その時、わたしは悟った。彼がわたしの死になるのではないか、と。(8)
→えっ! この展開には本当にマジ予想がつかなかった! ウソォー!
・だから王としての責務から正妻は無理でも愛人として囲いたいと(本土決戦)
→いやいや、そもそも正妻でも駄目でしょ。あんた女でしょ。愛人は、うぅ~ん……愛人は花と見るべきか?
・セントール達。ラピタを殺した点。再出現は嬉しいんですが、死んじゃったら、ねぇ……ラピタに合掌。やっぱり好きだったり応援したいキャラが死んじゃうと悲しいよぉ~。
・せめて同じ異世界人のよしみだ。一発で終わらせてやる(本土決戦)
→カレンがオドルを異世界人――日本人だと分かっているのに、オドルの方が『自分以外の転移者・転生者』の存在を疑わない点に、読んでいて少し不満。突然魔族が戦列歩兵や大砲なんかを揃えたんだから、少しは疑えよ! それとカレンの言葉に驚かない所にもうぅ~ん……。(←あくまでもコレは個人の感想です!)

*所々で、死亡を意味する『最期』が『最後』になっていますよ。
*改稿によって(7)のブリタニアが異端を滅すると攻めてくるシーン、それにガリア側が激昂するシーンが消えてしまった点。
[一言]
・彼女の槍は白煙を吹き出す魔族の特火中隊に突き刺さり、火柱をあげる
→中隊長のノームの親方ぁぁーー!!
・今まで王家という出自のしがらみに嫌気がさして冒険者となったのに、いざ、自分が王姫の扱いを受けなくなった現実に、彼女は立っていることができなくなってしまった(7)
・わたくし、こんなに弱かったんだ……(7)
→某沙翁(←さて、誰かな?)も自分の作品内で『弱き者、汝が名は女なり』と言っちゃってますしね。うんうん。でも実際問題、史実のメアリー・スチュアートは夫と死別したら自分の国(と地位)を護るために再婚、を繰り返したら売女扱いされちゃいましたしね。女性は悲惨だ。
・マリアは絶望的な屈辱と忸怩たる思いを抱きながらそっと自分のお腹をさする。(7)
→あ!! 『マリア』ってそういう意味だったの!
*前回にも出て来た低地人連隊(ディープランダーズ)って! 元ネタはイングランドの高地人連隊のハイランダーズですよね! 気付くのが遅れてしまい申し訳ありません!
・ばいばい、エトワール(死体)。今までご苦労様(死体)。
・ピンチに駆けつけて手をさしのべる王道系の登場で越権行為染みた攻勢を許してもらえるのではと(8)
→ホントニモォー、こういうヤンチャというか軍規とか色々無視しまくる奴がチヤホヤされるから、私は王道系主人公なんて大嫌いなんだよぉー!(笑)
・あぁー、免罪状のあくどい方法で強制的に買わせていた司祭の事故死に、夜這いかぁ……宗教も世界も腐ってるな。
・だがお前が行ったものはなんだ? あれのどこに魂の救済があった!? 貴様はただ、その血塗られた舌で殺人を行ったにすぎん!(8)
→古今東西、殺人は魂の救済ですよ司教様。クスクスクス。
・この世界の住人であるマリアの優しい歓喜に、オドルは警笛から目をそらした(本土決戦)
→やっぱりこの女(オマエ)が原因か!
・和平派の謀殺に一票!(本土決戦)
・ルイ君がヒトラーみたいとご指摘があったので
→お、俺が原因か!!!

*さてさて、オドルの末路にはビックリ! 最期は『僕は悪くはないんだぁー!』と絶叫する終わりかなぁ~……と思っていたら真逆の展開に驚きました。自分ではまずこうは書けません。書いていると、やはりどうしても読者様の好みを意識し『勧善懲悪系』にしてしまうでしょう。なのにべりや先生は誰もが予想していなかったであろう、パターンを展開した事を素直に称賛します! 外野(第三者)に媚びず、自分のストーリーを完遂させたべりや先生に拍手を!
 正直読んだ瞬間、えっ、と肩透かしを食らいましたが、それでも予想とは違った展開に読んでいて本当に驚き、だからこそ楽しめました。
 でもコレってある意味で自殺・自決ですよね。ならオドルはマリアの事はどう思っていたのかな? やっぱり一夜をハッスル出来たからもういいと? 心残りはないと?
 不満があるとすれば、オドルの整合性が弱い点ではないでしょうか? 連載当初はガチガチの『王道系主人公』じゃないですか。弱きを助け強きを挫き、なタイプ。ウルクラビュリント争奪戦に、三国同盟やピオニブールの戦いで、次こそは絶対に負けない! と息巻いていたのに、ピオニブールでの敗退・撤退後から、妙にブレだして……ロボトミーキャラになったのに、カレンのように熱くはないし、暗くなったというが憂鬱キャラになっちゃっただけだし。で、最期は(突然に)自殺(コレ)、じゃないですか……うぅ~ん、やっぱり振れ幅が大きいですね。ブレてますな。他にも【勇者】ジャンヌと召喚勇者オドルとの違いとか差異とか、詳しくあった方が良かったですな。

それでは長くなりましたがこれまで。
本当に本当に、本作は傑作中の一つだと確信しています。
惜しむなら、紙の媒体として世に出ていない点ではないでしょうか。本当に世は不条理だ!
ではでは。


*最後に一つ:本作に捧げる言葉を。
「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか」ロラン夫人
  • 投稿者: 永久恋愛
  • 30歳~39歳 男性
  • 2020年 10月02日 02時39分
ご感想ありがとうございます。
誤字の修正をいたしました。ご指摘いつもありがとうございます。

>魔法と特科との火力戦がもぉー最高!! 滅茶苦茶カッコイイ! 
ありがとうございます。魔法と火薬の戦いはぜひ書きたいと思っていたのでご満足いただけて何よりです。

>武器甲冑図鑑で記載されていたジャンヌ(史実)の名言!
本当はオドル君よりもジャンヌのほうがカレン君にとっての仇敵なのですが、登場が末期な上に他のキャラに埋もれて活躍もさせられずに……。
せめてジャンヌ要素でもと旗振りをしてもらいました。

>カレンにとって最大の幸せは、プルメリアと出会い、結婚した事でしょうね。
ロートス君の時のヒロインが狂犬すぎて主人公を圧倒していたので一歩下がって主人を支える系ヒロインにしようと考えていたのですが、気づくとただのイケメンにw

>どっかのフスも討論しましょ、と誘い込まれて問答無用でボォーボォーファイヤーでしたから。
あれは血みどろの宗教戦争になっても仕方ないですよね。
ただケラススの無様シーンを入れたものの、教皇庁に盾突く反抗精神はあるのに殉教精神を持ち合わせていないのはこれいかにと思ったり(私の宗教観が歪んでいるだけかもしれませんがw)。
まぁ中途半端な正義と覚悟で身を滅ぼしたということでw

>ルイ13世のあのセリフって、元ネタがビザンツのコンスタンティヌス皇帝でしたか!
はい! 王様が突撃するとなればコンスタンティヌスさんの演説は必要かなと。
宗教ネタでは注釈をいれようと気をつけていたのですが、以後気をつけます。
なお、改訂前だとルイ君がこのセリフと共に突撃で戦死するはずでしたが、彼にそんなカッコイイ死に方は似合わないだろうとw

>さてさて、魔法の命中率はどうなのかな?
特に深く考える事無く打撃戦を行わせてしまいましたが、どれくらいの加減でどこに命中させられるかを知る熟練のマジックキャスターなら大砲より命中率は高そうな感じでしょうか。
本筋とは離れてしまいますが分育成に時間がかりそうなので遠距離の攻撃は大砲に、近距離の支援は魔法(八九式重擲弾筒のような扱い?)にという風に進化していくのかな? と妄想しております。

>いやいや、そもそも正妻でも駄目でしょ。あんた女でしょ。
クローバー陛下は両刀使いであらせられ……。
なんにせよ異端じゃん! ということでwww

>カレンがオドルを異世界人――日本人だと分かっているのに、オドルの方が『自分以外の転移者・転生者』の存在を疑わない点
この点については書くスペースが見当たらず伸ばし伸ばしになっていたことですのでご指摘ありがとうございます。
どこかでカレンのことを意識するシーンをねじ込めればと思います。

>某沙翁(←さて、誰かな?)も自分の作品内で『弱き者、汝が名は女なり』と言っちゃってますしね。
誤訳が有名になっちゃったやつですね。
ただ作者はそこまで考えていませんよw
マリアの子供についてはエピローグ・1を。ただ彼女のあり方も役割を演じ切れたかというとそうでもありませんし……。
キャラクターが多いとそのコントロールが難しいですね。

>ばいばい、エトワール(死体)。今までご苦労様(死体)。
実はプロットの段階だとエトワールの腕をイトスギにくっつけて、三章の同盟締結の時にオドルと戦わせるという案がありました。
ですが腕がないと胸甲騎兵として活躍させられない+当時の感想欄にイトスギに再利用してほしくない的なコメント+さすがに外道すぎるかと没にw

>こういうヤンチャというか軍規とか色々無視しまくる奴がチヤホヤされるから、私は王道系主人公なんて大嫌いなんだよぉー!(笑)
その上、なんやかんやで戦果をあげて軍規違反が有耶無耶に……w
私もこういうのは苦手ですね(苦笑)

>あぁー、免罪状のあくどい方法で強制的に買わせていた司祭の事故死に、夜這いかぁ……宗教も世界も腐ってるな。
なろうだと世界観がどうもお綺麗ですからね。私のくらいは腐っていてもw

>和平派の謀殺に一票!
ルイ君がヒトラーみたいとご指摘があったので
→お、俺が原因か!!!
にやり。
本当は魔族に突撃して戦死でしたが、それは勿体ないだろと思いなおし、変更いたしましたwww
アイディアありがとうございますwww

>さてさて、オドルの末路にはビックリ!
オドル君の末路は本当に悩みました。
勧善懲悪にして命乞いをする終わり方の方が受けるのでしょうが、どんな者にも二面性があるというのが信条なため(だからロートス君はぐだぐだしてしまうw)、カレンにとっての悪として彼を断罪するエンドは書けませんでした(シクシク)。
また、オドル君を絶望から強いキャラにテコ入れしたかったのですが、そちらに焦点を当てきれず、終始魔族視点ばかりだったのも反省点ですね。
いや、難しいですね。小説って。
ぶれない主人公は書けたので次はぶれないライバルを書きたいです。


ロラン夫人……。
[良い点]
連載お疲れ様でした。ありがとうございました。
  • 投稿者: もふもふ
  • 40歳~49歳 男性
  • 2020年 09月27日 17時42分
ありがとうございます。
また次の戦列歩兵小説で出会えればと思います。
[一言]
政略ではなく国体崩壊による処刑だからぐうの音も出んわな
  • 投稿者: 無刃
  • 2020年 09月27日 13時00分
史実ジャンヌも見捨てられた感がすごいですからね
[良い点]
完結お疲れさまでした。
ずっと更新を楽しみにしていたので寂しくなります。
実際の史実や国家を参考にされてる点が多くありましたが、意図的にそうされてたのでしょうし、私としてはイメージがつかみやすく、書かれていない部分も勝手に脳内補完したりして楽しく読ませていただきました。
[一言]
話に厚みをつけるために時々モブ視点が挟まれていたのが面白かったです。
短編の外伝としていろんな立場の人の話を書いていただけたら嬉しいのですけど。(期待してます)
  • 投稿者: ねじ
  • 2020年 09月27日 07時25分
ご感想ありがとうございます。

>実際の史実や国家を参考にされてる点が多くありましたが、意図的にそうされてたのでしょうし、私としてはイメージがつかみやすく、書かれていない部分も勝手に脳内補完したりして楽しく読ませていただきました。
そ、その通りでス(棒読み)
もとい私が書きたかったのは戦争と宗教で、地理は優先順位が低かったため既存のものを使用しました。

>短編の外伝としていろんな立場の人の話を書いていただけたら嬉しいのですけど。(期待してます)
好きなものを詰め込んだ世界観のため、またこの世界のお話を書きたいとは思っております。
気長にお待ちください。
[良い点]
最終話でルイがまさかの総統閣下。最後の方は怒ると薬漬けで青白い顔色が紫色になったんだろうか。「騎士とは名ばかり!貴族共が今まで学んだのはナイフとフォークの使い方だけだ!」

エピローグではジャンヌはモデルからしてそうなるだろうなと思っていましたが、マリアは完全に予想外。そう来るか!と思いました。
そして、カレンの一族の所好きです。こういうの凄く良い。
孤島訛りの名前をしてそうなガリア人との戦に臨む小カレンに主の御加護があらん事を!
[気になる点]
言われて見ればカレンは基本的に人に当たってないんですよね。根は変わっておらず、戦後の人生も復讐を終えて完全に本来の彼に戻れたという事なんでしょうか。
[一言]
戦列歩兵スキーとして大変楽しく読ませて頂きました。
完結お疲れ様でした!
  • 投稿者: 多歩間 結
  • 男性
  • 2020年 09月27日 00時10分
ご感想ありがとうございます。

>「騎士とは名ばかり!貴族共が今まで学んだのはナイフとフォークの使い方だけだ!」
悪乗りが過ぎましたが、このルイ君はこっそり南極や月に脱出したり未来のガリアに帰ってきそうw

>言われて見ればカレンは基本的に人に当たってないんですよね。
元々気弱な引きこもりだったので人(死者を除く)には優しいキャラにしようと思っていました。

彼の予後については19世紀の鉄道工事の監督をしていたフィニアス・ゲージ氏を参考にしました。
ゲージ氏は作業中の事故で鉄柱が頭蓋を貫通し、前頭葉の一部を損傷してしまいます。
奇跡的に一命をとりとめた彼ですが性格が激変してしまい、仕事を続けられず、周囲からも元のゲージ氏に戻ることはないだろうと言われていました。
ですが後年、彼は社会生活を送る中で以前の精神状態を取り戻すことができたようです。

カレンもまた復讐を終えたということもありますが、周囲に支えられながら時間の経過で社会復帰を果たしたという感じです。

>戦列歩兵スキーとして大変楽しく読ませて頂きました。
本作は好きなものを詰め込めるだけ詰め込んだので書いていてとても楽しかったです。
またマスケット小説でお会い出来ればと思います。
[良い点]
完結お疲れ様でした!楽しく読ませて頂き、ありがとうございました!

戦争の現実をファンタジー世界で描く魅力はいつもながらでした♪

宗教問題や経済社会構造の問題を取り入れた点も良かったです。

エピローグが感慨深くとても良かったのですが、反面カレンデュラの今際の際の心情や、ナイの怨念の行方も知りたい気持ちになりました。


[気になる点]
歴史地図のほぼそのままの流用は残念でした。
  • 投稿者: 漉緒
  • 2020年 09月26日 23時49分
ご感想ありがとうございます。

>宗教問題や経済社会構造の問題を取り入れた点も良かったです。
本作は私の大好きなものを詰め込めるだけ詰め込むことができ、書いていてとても楽しかったです。

>歴史地図のほぼそのままの流用は残念でした。
ご指摘ありがとうございます。これは手抜きをしたかった(げふんげふん)
もとい私が書きたかったのは戦争と宗教で、地理は優先順位が低かったため既存のものを使用しました。
[一言]
途中まで読んでん?と思ってるいたらまさかのガリア(フランス)で総統閣下シリーズが来るとは思わなかったwww
王太子殿下は敗戦にお怒りのようですシリーズ


突撃させて戦死予定が生き意地汚くなってもらいましたw
[一言]
あー、内容は好きなんですが。
聖職者の描写が現実のソレにそっくりで、吐き気を催してしまいます。
ほんと、腐敗しているというかなんというか。
実際に、現実では2000年以上に渡り、無知な人々を騙し続けているのもある訳ですからね。何とは言いませんが。
仮に死後の世界があったとして、その処遇が生前の罪で決まるのならば、確実に天国に行けるのは無宗教の人々ですよね。
少なくとも、神の名を振りかざして我欲を満たしてはいない。
  • 投稿者: an
  • 2020年 09月23日 20時45分
ご感想ありがとうございます。


かれこれ二時間ほど返信内容を考えていたのですが、センシティブな内容のため書きこんでいただいたことにお礼を述べるだけに留めさせていただきます。
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