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[良い点]
更に勢い3話を拝読しました。楽しかったです……!
やはり、アニスの一人称で語られる時の、いい意味での「軽さ」が、とても好きです。王侯貴族の舞台背景、更には縁談・人間関係のもつれという王道のテーマは、とても読み応えがあり、それらへの解答も気を引きますが、アニスの一人称視点で語られる時の楽観的な調子が、その「重さ」を緩和してくれるバランスが、心地よく感じます。
とはいえ、3話は、ユフィリアから見たアニスフィアも描かれ、ユフィリアの困惑と……次に来るであろう決断?(展開を知りませんが)の予感が山場の話数でしょうか。最後のユフィリア視点の言葉が、親でも側仕えでもなく、もう少し「外から」見たアニスフィアの姿を伝えてくれる言葉のようで、読者としてもイメージが膨らんだ気がします。
[気になる点]
3話を通して、ユフィリアの心の揺れ動き(おそらく次の決断に向かうための、でしょうか。4話を楽しみにしたいと思います)が軸のお話だったと思います。後半の、彼女の独白的な地の文での語りは、すんなりと伝わってくるものがありました。
そんな効果的な後半がある分、前半でユフィリアの影が薄かったのが気になりました。新キャラ(厳密には違いますが)のイリアが印象づけたいシーンではあるものの(イリアとアニスの掛け合いは、それはもう面白かったです!!)、その裏でユフィリアがどんなリアクションをしているのか……どんな表情や、どんな仕草をしているのか(アニスの視点を通して、だと思うので、テクニカルな難しい場面ではあるかと思いますが)少しでも描写されていると、その後のユフィリア中心のシーンがより受け止めやすいのかな、と思いました。
今後観れるのかもしれませんが、アニス視点の、アニスのフィルターが掛かったユフィリア像がどんなものか、も気になります(笑)
[一言]
ここまで読んでみて、「転生者」という枠組みでは、アニスが主人公で、アニスに共感できる部分が多くなりそうなものですが……実際、前世の知識を使って「魔学」を発展させたことは、すんなり想像しやすいのですが、その偉業とそれを生み出す彼女の「奇行」に振り回される側として、読者がユフィリアに感情移入する展開になっていくのかな、と、ふと思いました。別々の視点で、別々の共感を分け持ってくれているのが、物語としての幅や奥行きを期待させてくれる気がしていて、今とても楽しみです。長くなってしまってすみません。また読みましたら、感想書きます。
更に勢い3話を拝読しました。楽しかったです……!
やはり、アニスの一人称で語られる時の、いい意味での「軽さ」が、とても好きです。王侯貴族の舞台背景、更には縁談・人間関係のもつれという王道のテーマは、とても読み応えがあり、それらへの解答も気を引きますが、アニスの一人称視点で語られる時の楽観的な調子が、その「重さ」を緩和してくれるバランスが、心地よく感じます。
とはいえ、3話は、ユフィリアから見たアニスフィアも描かれ、ユフィリアの困惑と……次に来るであろう決断?(展開を知りませんが)の予感が山場の話数でしょうか。最後のユフィリア視点の言葉が、親でも側仕えでもなく、もう少し「外から」見たアニスフィアの姿を伝えてくれる言葉のようで、読者としてもイメージが膨らんだ気がします。
[気になる点]
3話を通して、ユフィリアの心の揺れ動き(おそらく次の決断に向かうための、でしょうか。4話を楽しみにしたいと思います)が軸のお話だったと思います。後半の、彼女の独白的な地の文での語りは、すんなりと伝わってくるものがありました。
そんな効果的な後半がある分、前半でユフィリアの影が薄かったのが気になりました。新キャラ(厳密には違いますが)のイリアが印象づけたいシーンではあるものの(イリアとアニスの掛け合いは、それはもう面白かったです!!)、その裏でユフィリアがどんなリアクションをしているのか……どんな表情や、どんな仕草をしているのか(アニスの視点を通して、だと思うので、テクニカルな難しい場面ではあるかと思いますが)少しでも描写されていると、その後のユフィリア中心のシーンがより受け止めやすいのかな、と思いました。
今後観れるのかもしれませんが、アニス視点の、アニスのフィルターが掛かったユフィリア像がどんなものか、も気になります(笑)
[一言]
ここまで読んでみて、「転生者」という枠組みでは、アニスが主人公で、アニスに共感できる部分が多くなりそうなものですが……実際、前世の知識を使って「魔学」を発展させたことは、すんなり想像しやすいのですが、その偉業とそれを生み出す彼女の「奇行」に振り回される側として、読者がユフィリアに感情移入する展開になっていくのかな、と、ふと思いました。別々の視点で、別々の共感を分け持ってくれているのが、物語としての幅や奥行きを期待させてくれる気がしていて、今とても楽しみです。長くなってしまってすみません。また読みましたら、感想書きます。
- 投稿者: みけねこ
- 2019年 05月27日 03時28分
[良い点]
勢い第2話も拝読しました。
王様には失礼ですが……笑いを噛み殺しながら、大変愉快に読みきりました(笑)
特にアニスフィアの思想の元となるバックボーンなど、まだ見えない部分、その奥行きが残されつつも、人物の配置と、物語の展開がわかりやすく、するすると楽しんで読めました。破天荒なアニスのキャラが、好きです(笑)
続きも楽しみに読ませていただきます。
勢い第2話も拝読しました。
王様には失礼ですが……笑いを噛み殺しながら、大変愉快に読みきりました(笑)
特にアニスフィアの思想の元となるバックボーンなど、まだ見えない部分、その奥行きが残されつつも、人物の配置と、物語の展開がわかりやすく、するすると楽しんで読めました。破天荒なアニスのキャラが、好きです(笑)
続きも楽しみに読ませていただきます。
- 投稿者: みけねこ
- 2019年 05月27日 02時36分
[良い点]
第一話を拝読しました。
冒頭から。タイトルから期待される転生のくだりを、「記憶の回復」で演出し、さらに、それが幼少期であるがゆえの読者にだけわかる「ギャップ」が、転生した主人公の現在と過去を、一息に納得させてくれました。構成の妙に、脱帽です。
一転、いかにも貴族の社交の問題ごと、という中盤、なかなかストレスな展開かな……と思っていましたが、アニス乱入からの物語の加速が、爽快感があり、(それが、「空飛ぶ箒」の、自由奔放で縦横無尽な動きのイメージと互いに高め合っているように感じました)、読んでいて気持ちよかったです。物語の導入として、第一話として、続きの展開が気になる引きも魅力的でした。
[気になる点]
連載中にお伝えすることか分からずですが、「気になる点」の欄があったので少し書いてみます。(応援にならない・お邪魔になりそうなら、捨て置いてください……)
導入部、アニスフィア幼少期の地の文が、「である調」から「ですます調」に変わるのが、おそらくアニスフィアの記憶の回復以降の一人称的な描写なのかと思いますが、切れ目が分かりづらく感じました。冒頭の導入がスムーズで一気に物語に入っていけそうだと思った矢先に、すこしつまずいてしまうようにも感じ、もったいないな、と思いました。
とはいえ、中盤以降は、視点の転換ははっきりしていて、それが読みのテンションを効果的に誘導してくれていたので、ここだけかと思います。
[一言]
連載ははるかに続いていらっしゃるようなので……遅れ馳せながら、ゆっくりと楽しませていただきたいと思います!
第一話を拝読しました。
冒頭から。タイトルから期待される転生のくだりを、「記憶の回復」で演出し、さらに、それが幼少期であるがゆえの読者にだけわかる「ギャップ」が、転生した主人公の現在と過去を、一息に納得させてくれました。構成の妙に、脱帽です。
一転、いかにも貴族の社交の問題ごと、という中盤、なかなかストレスな展開かな……と思っていましたが、アニス乱入からの物語の加速が、爽快感があり、(それが、「空飛ぶ箒」の、自由奔放で縦横無尽な動きのイメージと互いに高め合っているように感じました)、読んでいて気持ちよかったです。物語の導入として、第一話として、続きの展開が気になる引きも魅力的でした。
[気になる点]
連載中にお伝えすることか分からずですが、「気になる点」の欄があったので少し書いてみます。(応援にならない・お邪魔になりそうなら、捨て置いてください……)
導入部、アニスフィア幼少期の地の文が、「である調」から「ですます調」に変わるのが、おそらくアニスフィアの記憶の回復以降の一人称的な描写なのかと思いますが、切れ目が分かりづらく感じました。冒頭の導入がスムーズで一気に物語に入っていけそうだと思った矢先に、すこしつまずいてしまうようにも感じ、もったいないな、と思いました。
とはいえ、中盤以降は、視点の転換ははっきりしていて、それが読みのテンションを効果的に誘導してくれていたので、ここだけかと思います。
[一言]
連載ははるかに続いていらっしゃるようなので……遅れ馳せながら、ゆっくりと楽しませていただきたいと思います!
- 投稿者: みけねこ
- 2019年 05月27日 01時53分
[一言]
グランツ公の根本的な失敗は、空気の読める王夫妻と
天才的なユフィやアニスばかりを注視していたせいで
カインドやアルガルドといった
凡人への配慮が欠けていたことかな。
凡人は、遙か彼方でそんな空中戦をされても
説明して貰わないと解らんのですよ。
グランツ公の根本的な失敗は、空気の読める王夫妻と
天才的なユフィやアニスばかりを注視していたせいで
カインドやアルガルドといった
凡人への配慮が欠けていたことかな。
凡人は、遙か彼方でそんな空中戦をされても
説明して貰わないと解らんのですよ。
グランツ公は凡人への配慮はないですね。それすらも駒として動かす事を視野にいれちゃう人だと思います。言って理解したり、展望が開けたり、潰れたりしないなら重用するんでしょうけど、見込みがなかったら使う側に行くんだと思います。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月31日 18時49分
[良い点]
T_T
ホント、心揺さぶられる。
T_T
ホント、心揺さぶられる。
感想、ありがとうございます。作者もここまで来たか、と思うばかりです。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月26日 19時54分
[一言]
今までそれぞれの理由で心を殺してきた人達が感情をむき出しにして話し合えているのは素晴らしいことですね...!
願わくばアニスとその周りの人達が笑顔でいられる未来であらんことを。
魔法省?今まで散々高笑いしてたんだろ?ポジションチェンジだ。
今までそれぞれの理由で心を殺してきた人達が感情をむき出しにして話し合えているのは素晴らしいことですね...!
願わくばアニスとその周りの人達が笑顔でいられる未来であらんことを。
魔法省?今まで散々高笑いしてたんだろ?ポジションチェンジだ。
感想ありがとうございます。皆それぞれの理由があって、それでも互いに認め合えたならそれが一番だと作者も思います。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月25日 23時12分
[一言]
いつも楽しく拝見させて頂いております
ユフィが煩悩に正直になりすぎて見ているほうとしては楽しくて仕方ありませんが、人の王として君臨するには向かない方向にどんどん行ってるような気がします。いっそのこと二人で王になったほうがいいのではと。
いつも楽しく拝見させて頂いております
ユフィが煩悩に正直になりすぎて見ているほうとしては楽しくて仕方ありませんが、人の王として君臨するには向かない方向にどんどん行ってるような気がします。いっそのこと二人で王になったほうがいいのではと。
- 投稿者: 人間
- 2019年 05月25日 09時22分
感想ありがとうございます。
あくまで個人的な持論ですが、王が求められるままに王であろうとすると人としての部分が不要とされていく面があると思います。
なのでユフィが向いていかなくなってる、というのは嬉しい変化で、代わらなければ心ない王になってしまうのでそれも危険なのですが。
2人で王、というのは理想的な形ではあるのですが、どうなるのかは先の展開を見守って頂ければ幸いに思います。
あくまで個人的な持論ですが、王が求められるままに王であろうとすると人としての部分が不要とされていく面があると思います。
なのでユフィが向いていかなくなってる、というのは嬉しい変化で、代わらなければ心ない王になってしまうのでそれも危険なのですが。
2人で王、というのは理想的な形ではあるのですが、どうなるのかは先の展開を見守って頂ければ幸いに思います。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月25日 10時56分
[一言]
竜の力を継ぐもの、ヴァンパイア、そしてこのたび精霊になったユフィと、主要女性陣がことごとく人外?さんになってしまってますね。
このままだと規格外で人離れしていながら人を惹き付ける魅力的な女性達が、既得権益を守る旧態依然とした人々と対立してる構図になるような気がします。
これはあまり良くないですね。
分かりやすい二元論で敵対者を作っていくより、利害が重なるところを探して折り合っていけると良いんだけど………
某ゲームの登場人物のように「王は人の心がわからない」などと言われないためにも、もっと対立相手と話あえる場が作れるといいですね。
王家はアニスやユフィの側に見えるだろうし、第三者の調停役が居たらなぁ。
リュミエル様は光になってくださるのか。
いや男性の方がこの場合いいかな。
魔法省の面々と貴族達、そして庶民達とそれぞれ立場や思惑の異なる人々を説得していくのは大変でしょうね。
けど目指す明日のためにも頑張って欲しいです。
竜の力を継ぐもの、ヴァンパイア、そしてこのたび精霊になったユフィと、主要女性陣がことごとく人外?さんになってしまってますね。
このままだと規格外で人離れしていながら人を惹き付ける魅力的な女性達が、既得権益を守る旧態依然とした人々と対立してる構図になるような気がします。
これはあまり良くないですね。
分かりやすい二元論で敵対者を作っていくより、利害が重なるところを探して折り合っていけると良いんだけど………
某ゲームの登場人物のように「王は人の心がわからない」などと言われないためにも、もっと対立相手と話あえる場が作れるといいですね。
王家はアニスやユフィの側に見えるだろうし、第三者の調停役が居たらなぁ。
リュミエル様は光になってくださるのか。
いや男性の方がこの場合いいかな。
魔法省の面々と貴族達、そして庶民達とそれぞれ立場や思惑の異なる人々を説得していくのは大変でしょうね。
けど目指す明日のためにも頑張って欲しいです。
- 投稿者: 江布院
- 2019年 05月24日 23時03分
感想ありがとうございます。ご指摘を頂いた感想につきましては、作者としても思う所があるです。どうにか上手く描ければとは思うのですが、なかなか難しいです。
魔法省はアニスフィアと話し合おうとしないし、アニスフィアも少なからず諦めていた部分があってその断裂が今になって響いてるという部分はあります。
調停者が必要だと言うのはご尤もで、今後そういった人材が活躍出来ればと思ってます。
明日は皆に平等に訪れるので、その中でより良いものをこの国の人達は探し続けていけると思っています。そう描ければ良いと思うばかりです。
魔法省はアニスフィアと話し合おうとしないし、アニスフィアも少なからず諦めていた部分があってその断裂が今になって響いてるという部分はあります。
調停者が必要だと言うのはご尤もで、今後そういった人材が活躍出来ればと思ってます。
明日は皆に平等に訪れるので、その中でより良いものをこの国の人達は探し続けていけると思っています。そう描ければ良いと思うばかりです。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月25日 10時53分
[良い点]
二人の魔法比べが、すごかったです。物語をみているような、舞台をみているようなそんな感じでした。
二人の魔法比べが、すごかったです。物語をみているような、舞台をみているようなそんな感じでした。
感想ありがとうございます。力を入れたシーンなので思い入れのある場面となったのであれば嬉しいです。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月25日 10時49分
[良い点]
第4章完結おめでとうございます。
お疲れ様でした。
とても面白かったです。
この世界での精霊がどういうものであるか、という設定が変わっていて、だからこそ過去にある人に全てを失わせた精霊契約が、今代では違う在り方なのが納得いきました。
しかしこれで二人は、それぞれ周りと違う存在となりましたが、それでも独りじゃないから、孤独にはならないかも知れませんね。
王族の血を残せ、といった面々が出てくることと思いますが、血統や力、地位だけを求めてくるのなら、蹴っても良いんじゃないですか。
二人でラブラブしてれば。
「人でなしの恋」上等です。
第5章が始まる前に、幕間の話が入るようなら嬉しいです。
次も楽しみにしております。
第4章完結おめでとうございます。
お疲れ様でした。
とても面白かったです。
この世界での精霊がどういうものであるか、という設定が変わっていて、だからこそ過去にある人に全てを失わせた精霊契約が、今代では違う在り方なのが納得いきました。
しかしこれで二人は、それぞれ周りと違う存在となりましたが、それでも独りじゃないから、孤独にはならないかも知れませんね。
王族の血を残せ、といった面々が出てくることと思いますが、血統や力、地位だけを求めてくるのなら、蹴っても良いんじゃないですか。
二人でラブラブしてれば。
「人でなしの恋」上等です。
第5章が始まる前に、幕間の話が入るようなら嬉しいです。
次も楽しみにしております。
- 投稿者: 江布院
- 2019年 05月15日 00時08分
感想ありがとうございます。
アニスフィアという主人公を書くのにどういう設定があれば良いだろうか、と頭を石にぶつけながら書いてます。楽しんで貰えたのであれば何よりです。
次から王国に戻って本格的に王位問題の決着に向けて動いていく事になるかと思います。次回の更新まで気長にお待ち頂ければと思います。
アニスフィアという主人公を書くのにどういう設定があれば良いだろうか、と頭を石にぶつけながら書いてます。楽しんで貰えたのであれば何よりです。
次から王国に戻って本格的に王位問題の決着に向けて動いていく事になるかと思います。次回の更新まで気長にお待ち頂ければと思います。
- 鴉ぴえろ
- 2019年 05月15日 18時32分
感想は受け付けておりません。