感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> [29]
序盤の純愛から騎士物語から熱き戦い、すべてよかった。涙出る
ありがとうございます。
おお、こんな埋もれた作品をお読みいただいて、ご感想まで……。
関連する短編や資料集などもありますので、ぜひタイトルの上のシリーズ名「騎士と魔人」からお進みください(-ω-)
[一言]
いい話でした。
久々のロマンスです。熱い男たちですね! 女たちもよかった!
  • 投稿者: 中川 篤
  • 2023年 05月28日 20時42分
ありがとうございます。
異世界恋愛のつもりが、途中から騎士と魔人の戦いを書くのが楽しくなってしまった……というのは内緒です!
[一言]
めっちゃ面白かったです!久々に読みながら泣きました。
ナーセリでの魔王との対決で仲間の死に泣き、ラクレウス元に戻るのか!と期待してその後また泣きました。
でも最後の妹への手紙で笑わせてもらいました。
いいお話をありがとうございました。
  • 投稿者: aiko
  • 2023年 03月12日 23時11分
ありがとうございます。
恋愛ジャンルだったのですが、盛り上がるところがだいたいロマンスではなくてブロマンスの場面という、私らしい作品になってしまいました。えへへ。
こちらこそ、お読みいただきましてありがとうございました。
[気になる点]
誤字報告いたしました。いまさらかもしれませんが笑
ありがとうございます。
これは気付きませんでした。でっかいミスでした!
[良い点]
ああ、終わってしまった……。と感傷に浸るのと同じく、なんて清々しく温かく、気持ちがいいんだろう、という幸福感に満ちています。

物語って本当にいいなぁ、素敵だなぁ、幸せだなぁ、とつくづく感じさせていただきました。
どうしよう、この胸にジュワ~と広がる幸福感が、まったく言葉になりません。

手紙に綴ったユリウスのあっちこっち飛ぶ話について、ルイサに同じく、涙したり笑ったり、微笑ましくなったり、真摯な愛の告白にこちらが照れてしまうような思いになったりと、感情が定まらず、ゆらゆらゆらゆら、その都度、その感情の赴くまま引っ張られていきました。

ユリウスの手紙と、またそれにツッコむルイサによって、これまでの人々の姿、また今現在どのように過ごしているのかなどが、はっきりと浮かび上がりました。

手紙を通じて浮かび上がる世界が鮮やかであり、またその手紙を読んでいるルイサの姿、表情や仕草であったり、紙をめくる音、鼻をすする音のようなものまで聞こえてきました。

これについては、本当に鬱陶しいくらい毎回書いているので、いい加減にウンザリかもしれませんが。
読書好きの皆様、きっと読書をする中で物語の世界に入り込み、その世界を想像することがお好きだとは思うのですが、私も同様に言葉から浮かび上がるイメージに浸るのがとても好きです。

ですが、当たり前のことではありますが、どんな物語でもイメージできるわけではなくて、頭のてっぺんからつま先まで浸りきって没頭できる世界というのは、なかなかにないな、と思うのです。
好きな物語であっても、なかなかそこまで入り込めないことは多く、やまだ様の描かれる物語の臨場感というのは、尋常ではないな、と今回も改めて感じた次第です。

そして、共通してある、物語の世界の美しさ。
読み終えたあとの気持ちの良さ。

今回のお話については、特に愛することの強さ、信じる力が根底にあるように思え、なんて美しく幸せな世界に出会えたんだろう、という満足感で、胸がいっぱいです。
[一言]
素晴らしいラブストーリーを読ませていただき、ありがとうございました。
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 12月14日 23時14分
ありがとうございます。
私の方こそ「ああ、空原様が読み終わってしまった……もうこの熱く素晴らしい感想をいただくことができないなんて」という寂しさに襲われました。最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。
これだけたくさんの投稿作品がある中で、空原様のような優れた読み手の方に最後まで読んでいただけたことは本当に幸運だったなあと思います。
ユリウス関連は今のところあと「騎士コキアスの羨望」と「騎士魔人紳士録」がありますが、本編以外のそれらを蛇足と見る方もいらっしゃると思いますので、そこは好き好きということで……
こちらこそ、書いている自分でも気付かなかったことをたくさん気付かせていただきました。ありがとうございました!
[良い点]
『騎士ユリウスの文通』という作品名をここで回収してくるのですね。
改めて、やまだ様の構成力の凄さを確認する思いです。

世界そのものを創り出す豊かな想像力、様々な描写の鮮やかさ、キャラクターの書き分け、その魅力、惹き込まれるストーリー展開などなど、まったくやまだ様の作家力は凄すぎる……なんて、あたりまえ過ぎることでしかないんですが。

そしてこのすげぇ!が文章にならないの悔しいなぁ……。
感動しているのに、感動がちっとも伝わらない。
[気になる点]
ルイサのツッコミに、ユリウスの前に私が瀕死です(白目)

>寒さが伝わる風景や、寒さの中で生きる動物や植物の様子などを、寒いという言葉を使わずに書く

こちらまでは「なるほど! 勉強になるなぁ」だったんですけれど、それ以降は全てが致命傷となりました。

とりあえず書けばいいってもんじゃないですよね(白目)
切実にルイサに弟子入りしたいです。
[一言]
兄妹の、この互いに信頼と愛情の流れる、温かな様子がとても好きです。
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 12月14日 22時01分
ありがとうございます。
場面の省略がけっこう苦手でして……最後の戦いを終えた後にいろいろと処理しなければならない事柄が多かったので、それを逐一描写していたら冗長になっちゃうなあと思いまして。まとめてユリウスの手紙で一括処理したのは作者の逃げとも言えるかもしれませんが……結果的にいろいろなことに含みを持たせることができて、悪くないアイディアだったな、と思っております。てへへ。
[良い点]
人間に戻れるのか、とほんの少しの期待を抱いた瞬間、不可逆であると知れ、ああ、そうだよなぁ、と思うも、絶望はありませんでした。
からりと快活で爽やかなラクレウスの有り様が、あまりに清々しかったからかもしれません。

瘴気に飲まれたものの、ラクレウスという騎士は、どこまでも潔く、清廉さをたたえた、堂々たる『正真正銘の真の騎士』らしさを感じました。

ユリウスも心根の真っ直ぐな正統派ヒーローではあるけれど、ラクレウスもまた正統派ヒーローらしい性質だなぁと。
剣技の云々は別として、性格的に、ユリウスがやや不器用で、ラクレウスはもう少し器用そう。
とはいえ、二人とも驕りなんかは全然なくて、誠実で真っ直ぐ。

そんな二人の対決は、ラクレウスが逝ってしまうことを嘆くというより、納得のいく戦いのできた満足さのようなものを感じました。
[気になる点]
とはいえ、生きていてくれる方が、ユリウスとしてもカタリーナとしても、誰にとっても望ましかったでしょうけれど。
[一言]
憎まれ口をたたいたりするリラン。
やはり好きだなぁ……。
渋かっこいい。
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 12月14日 21時31分
ありがとうございます。
それなりに長い物語ですので、最後にもやもやしたり悲しい気分になったりして読み終えていただくのは嫌だな、というのが私の基本姿勢なのです。とにかくハッピーエンドに。
ラクレウスは死んでしまいますので完全なハッピーエンドとは言い切れませんが、彼の望みは果たされ、真の騎士として逝く、という救いを入れました。そこを汲んでくださって嬉しいです。そしてリランの憎まれ口も拾ってくださって……私もお気に入りなのです。
[良い点]
騎士としてただシンプルに潔くあった頃のユリウスであれば、魔騎士ラクレウスを討つことはかなわなかったのかもしれない、と感じられました。

根底にカタリーナへの愛、信頼、尊敬があるからこそ、ユリウスもまた強くあれるというような。
王道ラブストーリー、恋愛の美しく尊い部分だなぁ、というような。

そばにあるときだけが恋愛の描写ではないよね、というのを再確認させていただきました。
愛する人がいるからこその心の動きや選択だったり行動だったり。

ユリウスにとってのカタリーナの存在をひしひしと感じました。
[気になる点]
ラクレウス、最後に意識が戻った……?

これはラクレウス本人にとって、救いなのか。
強いな、と。
ラクレウスでなければ、この事態に引き戻されれば、落ち着いて礼を述べるなんて、きっと出来なくて、絶望したり錯乱したりしそうなものなのに。
まぁ、そんな風に自分を保てない人間であれば、ラクレウスのように意識を戻すこともできないのでしょうけれど、しかし、ラクレウスは器が大きくて、強い。

本当に、なんて惜しい人を……(´;ω;`)
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 12月14日 21時10分
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、カタリーナと出会う前のユリウスだったら魔王“詩人”の光の槍に胸を貫かれて相打ちになっていた感じもします。そこで生き残っても、魔騎士ラクレウスには勝てなかったでしょうね……
こんな戦闘シーン続きの物語で恋愛を感じていただいてありがとうございます。ラクレウスが瘴気に呑まれてしまったのも、もしかしたら彼にはまだそういう女性がいなかったことが一因かもしれません……
[良い点]
ユリウスさすが。
なんと誇り高き騎士なのか!

なんて高揚しながら拝読して、おお、これはこのまま……!と浮かれ上がったところで、何やら魔騎士ラクレウスの本領発揮なるかという左腕登場。

するりと勝たせてくれるような相手ではないですね。
[一言]
魔騎士ラクレウスが語れば語るほど、ラクレウスを騙っているような。
ほんの少し騎士ラクレウスらしさを載せてはいるものの、ラクレウスの記憶を弄んでいるような、どうにも腹立たしいといった、絶妙な塩梅に唸りました。

どこがどうハッキリ違うのか、と問われれば答えられませんが、やはり人間であった頃とは違うのだな、という感想を抱きました。

この微妙な書き分け、凄すぎる!
まったく違うのではなし。
重なり、同じであるようで、どこか違う、しかし決定的に違う、という。

うまく言葉にできない、このさじ加減。
すごい。
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 12月12日 23時59分
ありがとうございます。
ラクレウスの人となりをどこまで描くのか、というのは悩んだ部分でして。ユリウスとカタリーナという主題からずれてしまわないように(だいぶずれた気もしますが)描写はしたつもりなのですが、中途半端だったかな、とも思っていました。魔騎士になったラクレウスが単なる嫌なやつになっていないか心配でしたが、空原さまはきちんと読み取ってくださっていた! 嬉しい! ありがとうございます!
[良い点]
くぅうううううう!
リラン! リランよ!
これでもかっこいいな、惚れ惚れするな、と思っておりましたが。

かっっっっっっっこいい……っ!

いやもう、リラン、たまりません……!

ユリウスもコキアスも、もちろん魔騎士となつたラクレウスも、カッコイイんですがっ。
ですがっ。
リランがドンピシャタイプすぎるカッコよさでたまりません。
[一言]
魔騎士ラクレウス、快活な声というところ、ユリウスと戦うことを純粋に楽しみにしていそうな、騎士であった頃の爽やかそうな印象のままであることがとても切ないです。
  • 投稿者: 空原海
  • 2022年 12月12日 20時22分
ありがとうございます。
リラン!
実は私もリランがお気に入りで。でも空原様がリランを気に入ってくださった理由も何となく分かる気がします。ちょっとドライオにも似てるんですよね、言動や立ち居振る舞いが。ドライオほどに圧倒的なバーバリアン感はないのですが。
この場面の先頭に立つリランは、私もお気に入りです。拾ってくださってありがとうございます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> [29]
↑ページトップへ