感想一覧

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[気になる点]
感想欄まで読ませてもらった上で嫌味な指摘しますが、ジュードの空白の十カ月について
連絡する余裕もないほど頑張ってた事にしたらメイリーンにヘイトが集まり、自堕落な生活してたら姫様振ってメイリーン探してた描写と矛盾するという
つまりメイリーンに共感させつつ展開に矛盾のない話、というのが書けないからはぐらかして答えてません?

正直現状、私はメイリーン酷えな、ジュードに悪いとこあるとしたら女を見る目だな、と思ってますが
何が酷いって、いや勇者って仕事という前に戦争ですよね?王族殺すとか無茶な脅しが通じるあたり強力な戦争屋だったんですよね?普通の人が対処出来ない強敵相手に命懸けで戦ってたんですよね?
…メイリーンがまずジュードの生命について心配してたって描写が一つもないんですが。なんか自分の身の置き場についてばかり心配してるんですが。
あとジュードに言われたから村長の息子との結婚断ったって言ってましたが、つまり言われなければ普通に受けてたんですか?元々大して好きでもないところをジュードに勇者パワーで脅されでもしたんですか?違いますよね、なら死地に向かう婚約者をずっと待つ覚悟も無しにノリでやっちゃったんですかと。それとも「世界なんてどうでも良いぜ!俺はメイリーンと結婚する!」ってめちゃくちゃな断り方でもして欲しかったのかと。

いやね?これでジュードが自発的に確かに人の為にはなる仕事をやった、或いは勇者という仕事自体志願制で断る余地があったのになって、それを言い訳に会わなかったのならまぁジュードも良くないよな、待たされるメイリーン辛いよなってなるんですが
勇者が強制で、国の危機=愛する彼女の危機でもあるんだからジュードにかかった責任と苦悩がデカ過ぎて、相対的にメイリーンお前待ってただけじゃねぇかってなるんですよ。せめて待ってる間に相応の苦労してたら文句も言いたくなるだろうと理解しますが、実際は上司にも同僚にも恵まれて、何なら農村にいた頃より垢抜けてたくらいですし。

そんでジュードも大概優しいじゃないですか。メイリーンだって偽物信じて勝手にいなくなったじゃないか、くらいの文句も言って良かったろうに、騙した奴らが悪いで済ましてくれるんだから。
そんでそのジュードに「何故直接会いに来なかったのか」を回答させる事すらなく一方的に顔も見たくないってあんまりだろと。アンタは故郷に辛くて帰れないつってるけど別に魔界に居場所あるのに、ジュードは一国の姫殺すとまで言って会いたかった婚約者に振られて、マジでどこにも居場所残ってねぇじゃんかと。

総じて、メイリーンの目線から見てる筈なのに、ジュードとメイリーンのやらかしの要素を見比べて、あまりにジュードに責める粗がなさ過ぎる上に受けたダメージもジュードの方がデカ過ぎて、「どっちも悪い」で片付けるには責任の比率が偏って見えるんですよ。仮にこれから「勇者と言っても全然苦労してなかった。」「メイリーンに構うくらいいつでも出来た」って返信回答が来ても正直後付けにしか見えないし。価値観の相違の問題ってより、相手の状況を少し理解しようとしない人間性の問題だろと。或いは愛の重さの差か。最終的に捨てたのは自分なのに、一方的に被害者面しているのが凄く気に入らない。
価値観の相違による恋愛の悲劇、ってのを書きたかったのなら、もっとジュードの方を細かく考えるべきだったんじゃないですかね。
  • 投稿者: 顔石
  • 2022年 05月13日 19時10分
メイリーンに共感させたいだけだったら、ジュードを悪役にすればいいだけなので書けないということはないですね。

メイリーンが主人公かつ彼女の一人称で進む話なのでこのようになり、感想返信も彼女に寄り添ったものになっているだけで、個人的にはメイリーンがひどい、ジュード可哀想と思うことに対してそう思ったのならそれでいいのではないかと思っています。主人公だから読者さん全員に愛されるべきとは思いませんし。


これより先はやはりメイリーン寄りの返信となっているので、興味がなかったら読まなくてもいいのですが、指摘されたことの返答を――

メイリーンが勇者の命を心配していないのは、スタート時点ですでに彼の生存が確定しており、魔族サイドとの和平も確定していたからです。

捨てられなければ村長の息子云々は思わなかったのではないかと。捨てられたからあっちの話を受けておけば良かったと思っただけで。痛い目見てからあっちの道を選んでおけば良かったって思うのと同じことなのだと思います。ジュードが好きでも他の男、それも知らぬ相手でもない人と三年も結婚生活を送っていれば情も湧いただろう。そんなもしもの想像にすぎませんが、捨てられた女がそのくらい考えてもそこまで責められるようなことではないかと思います。

言い返さない=優しいとは限りませんよ。
それにメイリーンのことを強く愛していたのならば、顔が見たくないと言われても諦めないという選択も取れたのですよ。あの場で引き留めるもよし、居場所が分かったのだから追いかけることだって出来た。序盤のシーンでメイリーンはジュードが偽物であったことになぜ気付かなかったのか。なぜ簡単にあきらめたのかと指摘する方もいらっしゃいますが、後者は振られた後のジュードにも言えることなのです。


最終的に捨てたのはメイリーンですが、先に捨てたのはジュード(偽物)です。
偽物とはいえ、彼が偽物よりも先にアクションを起こしていたら防げた問題である以上、ジュードにも完全に悪いところがなかった訳ではないのです。

ジュードについての情報をこれ以上出すと描きたかった作品のバランスが崩れるので、個人的にはこれで十分だと認識しています。
[一言]
楽しませてもらってます
勇者がちょっと可哀想派ですかね
デスマ気味で仕事してるとあっという間に時間って過ぎるんですよねぇ
メイリーンにとっては長い空白の十ヶ月が勇者にとっても長かったのかどうか
やる事が山盛りだったら短く感じていたかもしれません
ただ気がきかないタイプっぽいんでメイリーンとは縁がなかったんでしょうな
実家もそこまで勇者と縁付きたいとは思ってなさそうですし
  • 投稿者: suzuki
  • 2022年 05月12日 23時10分
私もついこの前クリスマスだったのにもうGW明けてるんだけど!?と驚くことがあるので、時間の感覚というのはその人の考え方や環境、立場によって異なるのだろうとは思います。ただ時間の経過は一定なんですよ( ・∀・)どんなに早く感じたとしても遅く感じたとしても、過ぎた時間こそが真実なのです

現実世界でも同じような理由で破局する方もいれば、同じ状況でも長く続いている方もいるので、同じ感覚・価値観の方なら大丈夫なのではないかと思います。

ジュードにはメイリーンを待たせているという感覚があまりなかったのかもしれませんね。
彼があの十ヶ月どのように過ごしていたのかは分かりませんが、勇者なんだから仕方ない、なんて思っていたら、振られる前のメイリーンは受け入れても家族には受け入れがたいと思います(*´ー`*)元々村長の息子との結婚話を持ってきたくらいですし。
国を救った勇者様は確かにありがたい存在ですけど、村にいた頃とは変わってしまい、理由はなんであれ娘を十ヶ月も平気で放置するような勇者様になってしまった男を娘の夫として迎えても良いことなんて一つもないですから......
[一言]
勇者にとって主人公は、美化された幼馴染なのかなと思います。
順風満帆で、そこそこ気になる女の子と仲良くやっている間は
思い出しもしないけれど、嫌な事があったり、気になってた女
の子とうまくいかない時に『アイツは一途だし思い遣りもあっ
たよな』と、オレにはやっぱりアイツしかいないと、急に本人
の中で盛り上がるヤツ。

主人公の立ち位置はキープちゃんですよね。
若い女の子を放置してても悪い虫も付かないし大丈夫だとか、
本気で愛していたのならできませんって。普通は不安になるし。
それがないのは、放置でも自分に惚れ込んでると自信のある、
都合の良いキープちゃんだけ。
面白かったです!
  • 投稿者: のいん
  • 2022年 05月12日 20時51分
楽しんでいただけて嬉しいのです!

勇者の幼馴染みって負けヒロイン率高いですよね(*´ー`*)帰りを信じて待ってるのに途中から完全に思い出として消化されていくという......

幼馴染みとしか見れない系のすっとぼけもおいおいと思いますが、今回は気持ちはどうであれ結婚の約束してるのに十ヶ月放置はキープだと思われても仕方ないですよね( ・∀・)
[良い点]
後半に行くにつれて【ダイリ】って名前が可愛く思えてきました!ニックネームって長く呼ばれるとそれが自分の本当の名前のように感じてくることあると思うので、心機一転したという意味も込めてこのままダイリって呼ばれて欲しい派です。
(あとダイリって呼ぶのタイランだけ?な感じがするのでポイント高いです)


[一言]
色々と疑問が残る感じではありましたが、作者様の返信を読んでてなるほどなと思いましたし、若い子の1年は本当に貴重なので、まぁ勇者くんは諦めなさい、と思いましたね。

勇者くんは確かに彼女の事を好きだったとは思いますが、所々にメイリーンを放置している事が伺えるので、この結末は妥当と思います。よっぽど探しているのならば、タイランと人間界に買い物に来た時に多少噂など聞こえてきてもいいと思うので。現実でこんな男いたらDV予備軍だと思います。もし勇者とよりを戻していたら、またメイリーンは放置されるんだろうなと予想出来るので、私はあまり勇者を擁護したいとは思えなかったです。まぁ、多少の弁明…というか対話はあっても良かったかもですが。(メイリーンもっと勇者に言ってやれ、も込めて)

ただ多少なりとも勇者の謎の10か月か、その後、どちらでもいいのでお話が読めたらと思いました。おまけでタイランとのいちゃいちゃ欲しいです。(こっちが本命)

あと被害者は勇者~という感想が多かったですが、一番の被害者はラズベリーパイだと思います!どうにか名誉挽回してほしいです。(笑)
  • 投稿者: alma
  • 2022年 05月12日 15時18分
一応魔王様もダイリ呼びではあるのですが、ダイレクトで連絡できるアイテム持ってるのであまり名前を呼ぶタイミングなさそうです。あとなんだかんだで空気を読みそう(* ´ ▽ ` *)そして後でおやつをせびる

愛しているとひとくくりに言っても、愛し方やどのくらい相手を思うかはわりと範囲広いですからね(*´ー`*)彼にとってはあれが愛だったのかもしれないし、そうでなかったのかもしれない......どちらにせよメイリーンには受け入れられないものでした

空白の十ヶ月は書くとメイリーンとジュードの関係バランスが崩れてしまうので、謎のまま、ご想像にお任せします状態とさせてください。

ラズベリーパイが一番の被害者ですね!風評被害がひどい
ラズベリーパイには申し訳ないことをしたと思い、ラズベリータルト(ラズベリーパイは手に入らなかったのでラズベリー繋がりということで)を紅茶とセットで美味しくいただいておきました!
ベリーの酸味とカスタードの甘味がマッチしていて最高で、紅茶濃いめに淹れて正解だった!と幸せな気持ちになりました。タルトというと季節のフルーツや無難にいちごを選びがちな作者の中でラズベリーの株が急上昇しました(●´ω`●)手に入ればラズベリーパイも美味しく頂きたいものです
[良い点]
短編なのに、とっても深い話で興味がつきないです
感想の返信も深い

行間を読む力が鍛えられる
[気になる点]
いろんな感想が書かれていますが、感想を閉じちゃわないか心配です
[一言]
感想の返信が読みたくて、何度も定期的に見に来ています

あーそうだったんだ、なるほどと、返信読みつつ、読み込む度におもしろい

私の文章力では気持ちを伝えきれなくて歯がゆいですが、★5じや足りない
  • 投稿者: clear
  • 女性
  • 2022年 05月12日 14時04分
内容と感想返信、どちらも楽しんでいただけて嬉しいのです(* ´ ▽ ` *)

投稿する前から賛否両論あるだろうな~と思っていたのと、感想欄に寄せられるコメントは今のところどれも意見や感想であって暴言などの人を傷つける目的で書き込まれるものがないというのはとてもありがたいと感じています。また寄せられた意見や感想を通して私自身考えさせられることもあり、精神面での負担はないのですが、ありがたいことに想定していたよりもたくさんのコメントが寄せられているので、返すのが少し大変になってきているというのはあります。

少し前からどのお話も完結してから一ヶ月前後を目安に感想欄を閉じることにしているのですが、連載作品を書く時間の確保のため、このお話はちょっと早めに閉じさせてもらうかもしれません(´・ω・`)楽しみにしてくださっているのに申し訳ないです......
[良い点]
勇者は昭和の男って感じですね。
仕事してれば「お前の為に仕事してるんだぞ。言わなくてもわかるだろ。」みたいな。
よくわからない男の思考回路で「言わなくても愛は伝わる」と思ってる勇者と「言葉がないとわからない」女のすれ違い。
異世界が舞台の作品でこのすれ違いを見れたのはリアルで引き込まれました。
[気になる点]
勇者が一番辛いと思います。
切り替えがうまくいかないので………
八つ当たりで姫や教会関係者は殺されたりするのでしょうか?

[一言]
素敵な作品を読ませて頂きありがとうございました。
  • 投稿者: やや
  • 30歳~39歳 女性
  • 2022年 05月12日 06時16分
楽しんでいただけて嬉しいのです!

ジュードとメイリーンは価値観が違うんですよね(´・ω・`)可哀想ではありますが......

勇者が今後どのような行動をとったかはご想像にお任せします~
[一言]
幼馴染の住んでいる国や人々を守る為に命懸けで戦って、より多くの人を守れる和平を結ぶ為に、おそらく納得してくれない人の説得で駆けずり回ったり、戦争を終わらせない為に派兵しようする人がいないか目を光らせたり、止められずに起こってしまった事件の後処理したりして、何とかやり遂げて帰ってきたら政治的パフォーマンスのための策略で思い人は下手すれば殺されかけてて、それらを乗り越えてようやく幼馴染に会えれば、連絡くらいする余裕とすぐに探す心やりは持てただろう言い訳の時間すら一生与えられずに捨てられたのか。
何に後悔すればいいのか、誰に当たればいいのかのわからなくて死にたくなるだろうな。まあ、死んだとしても主人公は次に移っているから、自業自得だと気にしてくれなさそうだけども。
戦場で道半ばで倒れてた方が勇者の心は救われた気がする。
その十ヶ月間が謎なのです。
勇者として駆け回っていたかもしれないし、女遊びをしまくっていたかもしれない......もしくはそれ以外かもしれない。

もしもジュードが十ヶ月の間勇者として活躍していたとすれば、いくつの疑問が残ります。

1.勇者一行の一人であり、勇者の恋人捜索時の最後の砦として頼るほど強い力を持った魔法使いタイランをすぐに魔界に左遷したのはなぜか。

2.魔界に来てからメイリーンは毎月家族に仕送りと手紙を送っており、家族がこれを受け取っているとすれば、メイリーンが無事であることを知っているはず。消印等の情報から毎月送り先が動いているなどの情報ももっているのに、なぜそれをジュードに伝えなかったのか。

3.魔王様がラズベリーパイを食べたいと言い出したのは、魔王様が勇者の好物だと思うほどには冒険中何度も『幼馴染の作ったラズベリーパイが食べたい』とぼやいていたからであり、仲間もそれを聞いていた可能性は高い。またそれ以外の話も聞いていた可能性もある。なのにタイランはなぜ仲間であったはずのジュードではなく、いなくなった女性の安否ばかりを心配していたのか。またジュードはなぜそこで『幼馴染』というワードを選んだのか。

1は周りを安心させるため、3は元々ジュードとタイランの考え方が合わなかった&幼馴染というワードに深い意味はないと考えることが可能ですが、2は謎なんですよね。
手紙が送られてきていることを伝えていれば、それらを預かった郵便やさんの特定ができたり、そこからタイランが探している女性がダイリだと気づけたりと物語とは違う方向に進める道もあったので、メイリーンやジュードだけではなく村に残された家族が何を思っていたのかと言うのも物語の道を決める鍵だったのかもしれませんね(*´ー`*)

言い訳するタイミングはありましたよ。求婚する前でも、なんなら振られた後にでもすればよかったのです。あの後メイリーンを追いかける道だってありましたし、その時は動けなくとも、彼女が魔界にいることは知っていたわけですから会えないこともないでしょう。けれどジュードはそれを選ばなかった。その点は物語序盤のメイリーンと重なっていたりします(*´ー`*)主人公で語り部のメイリーンとは違い、彼が何を思ってのことかは謎のままですが......そもそも彼が本当にメイリーンも愛していたかも謎なのです。

自業自得と思う以前に、メイリーンがジュードが亡くなったことに気づくかどうかですね。
基本的に魔界にずっといるので人間界の情報はほぼ入ってこず、気づいても数年後とかありそうです。あまりに早くに亡くなった場合、タイラン・オリヴィエ・魔王様の三人が隠しそうな気もします。
[良い点]
ただ綺麗な話ではなく、等身大の女性である主人公が描かれていること。
吹っ切りたいけど出来ない。残るもやもやを少しずつ…
ご都合主義が無く、凄く好ましい読後感でした。
[気になる点]
勇者も気の毒ではありますが、
『「勇者の恋人」なんていう邪魔者は真っ先に排除謀殺対象になる』
ことに思い至らなかったのは致命的でしたね。

この痛い教訓が身につかねば、
この後もいいように利用されてそうです…
[一言]
愛しているほど許せない。
一度離れた心は未練があっても戻らない。

「代理」でなくなる時に家名も変わるのかな、などと夢想しました。
良い読後感をありがとうございました。
楽しんでいただけて嬉しいのです(* ´ ▽ ` *)
時間も気持ちももう元には戻らないのです......
[一言]
15年ともに過ごした勇者くんのこと、勇者くんがデリカシーに欠けてる対応だったにしても、勇者くんも主人公もお互い何も悪くないのにこんなにあっけなく斬り捨てるとか、主人公もなかなかヤバい人ですね。
もっと話し合えば良いのに、短絡的過ぎるし、そもそも主人公もタイランも読者視点だと人間的魅力に関する深掘り微妙…他の人の視点とか欲しいですね。
てか、こんな失恋したら勇者くんが王族や関係した貴族や教会上層部を皆殺しにしちゃうでしょ…
3年間手紙送りあってたなら気持ち続きそうだけど、本来なら結婚してたタイミングがピークで気持ちは続かなかったのかな?そういう意味では現実でもよくある話でしたね。


二人の年齢は明確には記載していませんが、少なくともメイリーンはジュードが勇者に選ばれた時点で結婚可能な年齢を過ぎていることだけは確かです。

再会シーンだけ見ればメイリーンはジュードを簡単に切り捨てていますが、それより前の約一年間、メイリーンは彼に捨てられたと思い、長年思い描いていた道とは全く違う道を歩んでやっと落ち着き始めていたわけですから、拒絶はいきなりだったとしてもじゃあ話し合いましょうと簡単にはいかなかったのではないでしょうか。

勇者の方も求婚こそすれど、村を出て以降、彼の気持ちが分かるものや言葉が何一つメイリーンに渡されていないので、彼が本当にメイリーンを愛していたのかは謎のままなのです(*´ー`*)

ちなみにジュードが村を出てから送った手紙は一通、帰還後に送ったもの(なおこれも物が確認できたわけではなく、ジュード本人の証言によるもの)であり、勇者一行は常に移動を続けることから、三年間の手紙のやり取りはありません。
またメイリーンは定期的にタイランに実家への仕送りと手紙を託しており、郵便屋さんの受け取り書をもらっていることから、それらのどれか一つでも無事に届いていたとすれば、なぜメイリーンの家族はジュードにそのことを伝えなかったのかという謎も生まれます。ジュードへの不信感を抱いていたのはもしかしたらメイリーンだけではなかったのかもしれませんね( ・∀・)
[一言]
勇者哀れだなと思ったけど彼女の感情は結局愛ではなく恋だったんだなと感じた

恋と愛は別物なのに恋愛とひとくくりにされがちで、周りから見たら違いが分かりそうなものでも本人にとってはひよこの雌雄判定レベルに難しかったりするもので、終わった後に気づくというのはわりとよくあることなのかもしれませんね......(*´ー`*)
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