感想一覧

[良い点]
構成も上手くて読み応えありました

[良い点]
愛する人や親愛なる友が自分を残してこの世を去っていく…
永遠に生きることの辛さを描きつつも、彼らが彼女を愛し慈しんでくれた記憶は決して無くならない。
哀しさはあるが、彼女にはまた新たな出会いが待っている。良き出会いは人を変え、お互いの生を充実させてくれると信じたい。
彼女とこれから彼女が出会う人々に幸多からんことを願います。
[一言]
永遠の生とは永遠の孤独だ。
独りで生き続けるなど、金庫に閉じ籠って独りで万金を眺めるようなもの。
他者と交わりその結果己が内に生まれる喜怒哀楽、そして体験する愛別離苦全てが人生であり、それでこそ命は『生命』になる。
英雄や偉人を目指すのも人間なら平凡に生きるのも人間、そこに格差はない。
彼女は愛しい者との別離を実感した。しかし人の死に慣れて心を殺さず大声で泣いていい。その心の痛みこそ生きている証だ！
彼女のこれからの出会いにもたくさんのサプライズがあることを願っています。

[良い点]
まずは今回も良質な小説を提供いただき有難うございます。

著者様的には今回の投稿にあたり、あまり自信が無いようでしたが、今回も素晴らしい中編小説だったと思います。
確かに2作目、3作目の惹き込まれる様な伏線回収は無いかもしれませんが、この小説の魅力はそこでは無いと分かっていますので、そのことで評価がさがる事はありません。

今作は構成(プロット)の妙で読ませる訳ではなく、登場するキャラクタたちの魅力にフォーカスを置いた作品だと感じました。
それぞれのキャラクタたちが人間味に溢れており、それぞれの強い意志を持っているので、非常に楽しく読ませていただきました。

ラトや大師匠はもちろんのこと、描写の仕方によってはただの悪人になってしまいそうな師匠やモリーも人間性や過去を深掘りしてくれた事によって魅力的に感じることが出来ました。
長寿化のエピソードもそれぞれ断る理由が違っているのも良いですよね。

書籍化の作業と並行して新作まで投稿していただき有難うございました。
第5作目と書籍のリリースを楽しみに待っています！


それでは、長文失礼しました。

[良い点]
不覚にも旧作を読み返した際の後書きで新作の存在を知り、一気読みしました！今回も最高でした…！出てくる人たちみんな好き…。いつも素敵な作品をありがとうございます！これからも応援しています！

[一言]
駄犬さんの作品は毎回神作品…一気読みしました。
なんで見ず知らずの騎士にそんな師匠のことベラベラ話してんの？っていうのが伏線だったとは…
そして時系列ズレてることによるミスリード、見事です…

[良い点]
安定のクオリティ
[気になる点]
面白さのピークが後半なため前半が平坦に感じる（最後まで読むと凄く面白いから一長一短だとは思います）
前作も後半に山場があったけど前半はコメディ要素が多くて飽きない印象でした。
[一言]
駄犬さんが書いた話なら何でも読むので、一読者の戯言なんて気にせず好きな話を書いてください！

[一言]
素晴らしい！！

[良い点]
言葉をとても大切に、丁寧に、美しく扱っている。
後味まで考えた構成。
削れるところを削れる思い切りの良さ。
チョイスの努力、そして読者のことまで考えた天才。
[一言]
美しさのあまり感想を書きましたが、今まで300作品以上読んでいても書いたのは駄犬さんの4作品中の2作品のみです。
氷点下どころか、そろそろ蒸発してもおかしくないかと。
素敵な作品をありがとうございます。

[良い点]
駄犬さんの作品に外れなし
今回も非常に良い作品でした
[気になる点]
冒頭部のルトとの語りの部分が少し冗長に感じました
[一言]
今世で良い出会いをした人々とまた来世で会える事を
生まれ変わるのは片方だけですが

[良い点]
素敵なお話をありがとうございました。