感想一覧

　ありがちな展開より、ねじ曲がった世界観を構成する小説です。誰もが優しい世界でなく、現実的に重みをもった人間の怖さを見せつけたかった。協力するから正しいのでなく、その中で自分の願望を達成するように仕向ける受付嬢。


　この小説、基本、こういう作品です。

ギルドが一丸となって放火魔を探す。そういう展開になると勘違いさせるために何とか試行錯誤しました。


この感想を返す前に進んでいることでしょうが、含みをいれずにはいられませんでした。作者として、感想に対しても含みをいれてしまう性分です

彼のために怒っていただき感謝します。ボルガンも仕事とはいえ、憎まれ役を買っている以上、誰かの怒りを買ってしまいます。その仕事と真面目に働く彼。二つの役割が演じてぶつかったというお話です。



　その彼のために、心を込めてくださり感謝します。

彼と魔物たちの絆は深く強いものです。それを誰か一人でも心に届けばと思い書きました。


感想を頂いたことに、こちらも心が温まっています。ありがとうございます。

感想ありがとうございます。牛さんと彼の二人の結束は決して途切れることはないでしょう。


感動してくださったことに対し、作者としては逆に感動しています。ありがとうございます。

　異世界小説で、ありそうでなさそうな話を書いた結果のものです。主人公にとって都合の良いものより、誰かにとって都合のよくある展開にしたかった。


　社会に負け、自分の人生に負けた彼が、死にかけの命を救う。その命から繋がる彼のストーリ。


　彼の原点は牛さんから始まったのです。

　文字数が凄まじく、減らしたくても減りません。書きたいところが多すぎて、どう省略すればよいのかもわかりません。なので好き勝手書いています。


　
この作品、主人公が底辺すぎるのと、雲さんが外道なのと、異世界サイドさんが暴れすぎてて、優しい展開になりません。綺麗にいかない展開も狙ったわけじゃなく、彼という底辺。雲という外道が絡み合った結果の、ねじ曲がりです。


　やっぱり文字数減らせません。

　底辺と外道の雲。


　こいつらがいる限り、きっと文字数は減りません。


　膨大な文字数をお楽しみください。

彼がいると話が長くなります・・・文字が多くなります・・・。まだあるんです・・・まだ会話が続くんです・・・。


雲だったら容赦なく皆酷い目に合わせて終了という単純作業ですみます。それが彼だとこんなに文章が長くなる・・・



その努力した中で評価されるべきところがあったのは助かりました。すごく時間をかけた結果が、何も思われないなら少し元気がなくなります。楽しければ幸いです。つまらなかったら、頑張ります


　

彼の言葉は誰の心にも突き刺さるよう努力しています。脚色抜きで事実のたたき売りです。事実の暴力です。正論をもって、相手の心を打ち抜きます。気付こうとしたくない事実を押し付けて、ただ叩きます。



彼なりのやさしさです。事実の押し売りも彼なりに相手に合わせています。最初一気に叩きつけてから、時間をもって改善させる。子供のうちに悪いところを教えて、大人になるころには抑制させようとするやさしさです。


ただ、彼は少しコミュニケーション能力が欠けています。だから事実の押し売りになってしまう。少しは遠慮しているつもりでも、事実の押し売りになっています。


　それが心に突き刺さる要因。


　そういう風に頑張っています。


彼の料理は前の世界では普通。この世界では美食。彼からすれば美味しくなくても、化学調味料のないこの世界では美食。きっと感動したんでしょう


　こんなお菓子を作れる人が、一番危険とか。


　感動ですね。




ソラの起こそうとした出来事は、あくまでアーティクティカによる完結ストーリ。王子とカルミアが敵対者として訪れ、ベラドンナが悪者に貶められたと頃から始まります。そしてベラドンナが終わらせる。

　
ローレライの王族という根幹を揺るがし、混乱の中に乗じてソラが悪だくみする企みでした。


彼が完全に叩き壊しました。


しょうがない、彼だからです。彼的に平和になる用努力しています。彼の中では常に平和におわるはずなんです。たぶん。


　

彼のせいで文字数がすさまじいことになりました。正直ローレライ編、雲とベラドンナだけで回したほうが話数は極端に減ったことでしょう。ただ彼が出たときだといろいろ描写を考えさせられて結構楽しいです。回りくどい表現をするためだけに彼がいるみたいな感じが若干あります。


ついにソラとの対決。


まあ期待しなくてもわかりきったこと。彼らしくです。この作品は底辺を前面に押し出した作品。予想しやすいように書いています。昔も今もわかりやすい展開を書いているつもりです。彼らしく予想できやすく。

彼らしく終わることでしょう。

この作品らしくローレライ編が終わることでしょう。


ええ、平和的にね。