感想一覧

　彼は誤解されやすい系主人公です。ただひとついうのであれば、人間観察において彼は有能だと思っています。


　その場の思い付きであっても、一応は人間観察から仕掛けた策略です。一応。稚拙で杜撰な計画ですが、何とか策略の形になっている。


雲だったら、こんなまどろっこしいことはしません。話数も短縮し、圧倒的戦力で踏みにじってくれます。

何とか彼が格好良くみせたいと思って書きました。彼らしく、底辺らしくいかにキャラクター性を壊さずに書くかに努力していました。理由と理屈を沢山つけて、彼らしく、なおかつ求められる強さをなんとか書けたと思っています。

彼の頑張る話は続くんです。リコンレスタにいる間、彼は頑張り続けます。雲がいれば頑張る必要なく、皆命をとって、人形にします。あくまで平和的に頑張るのが彼のスタンスです。

彼は頑張っています。


本当に、可哀想な主人公です。あと牛さんは彼のために動くだけで幸せです。

彼が頑張るお話。彼は人に言い聞かせているつもりで、自分に言い聞かせています。底辺らしく、自信はありません。ですが人に自信があるようにいう事で、自分に勇気を出させています。


　
がばがば軌道修正というか。


もとより勘違い方式にもっていたというか。


いろいろですね、はい。

牛さんは彼の頼みだから聞く良い子です。だから彼が力を貸せといった以上、力を貸します。でも人を殺さないという彼の指示にも従います。

こちらこそありがとうございます。今日もなんとか更新できました。

なんとか今日も更新できました。彼が面倒くさくなければもう少し楽なんです。ただ、この主人公の面倒臭いからこそ、書いてて楽しいと思っています。

狂人の価値観は異世界でも異質です。きっと彼のいた世界であれば個性ですみます。拷問も耐えれるのですら個性ですみます。対して異世界においての狂人は個性ですみません。そもそも個性というものを認めていません。拷問も耐える理由が退屈とかも考えられません。


退屈と暇を異世界人は余り知らない。狂人は退屈だけをしっていて、彼は全てをしっている。狂人は異世界でも異質だと自覚しています。その中で同意見をもった彼。理解者がいなかったことから理解者が生まれた事。でもその理解者は狂人よりも悪名が高い。


　果たしてどれほどの悪名を稼いで退屈だと飽きられるのか。


　そういう悩ませるように書きました。

　尋問というより観察の結果です。

　
　初期設定にありました、観察の力を発揮した結果です。底辺ゆえに周りが気になる。自分に対しどう思うか気になる人間の力を異世界で発揮した場合の話です。与えられた力ではなく、培った力。それを如何に発揮して見せるのかをかきました。


　作者的には彼らしくして、物語を進めれたなとおもったところ。

　尋問のプロという意見で人の意見ってすごいなと思いました。

　作者的に彼らしく進めることしか頭になかったんです。それが尋問のプロに見せれたという事は、彼が格好いい主人公に見えたってことと勘違いできます。

　よかった主人公、この話において格好いいです。

　彼は勇気をもっています。吐きそうになりながらも。


　彼は行動しています。泣きそうになりながらも。


　あと他のものたちは酷い展開しかもってきません。雲もハリングルッズもリコンレスタ地方組織も皆ろくでもありません。

　彼だけが救おうとしています。完璧な日常を遅らせられなくても生きること、食事をとれることだけでも作り出そうとしています。


　無理なものは無理。できる救済を彼はし始めました。意外と善良を駆使し頑張っています。




　あと異世界だから気楽というイメージを変えたかったのです。今僕たちがいる世界の良いところ、悪いところをこみで書きたかった。異世界だから幸せになれるわけじゃないと書きたかったんです。貨幣も弱者強者も元の世界であればもっと印象が弱いでしょう。国に全てを任せられる僕たちと環境が全てを押し付けてくる異世界との比較を書いたつもりです。


悪いところだけじゃなく、良いところを見てほしいと思って書きました。