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[良い点]
企画より拝読いたしました。

ブズカシってなんだろうと動画を見てみましたが、凄い競技ですね……
戦争で荒廃したあとの世界という設定は他でもチラホラ散見される設定ですが、所々分化が残っているのがいいですよね。
ブズカシなんかはかなり原始的なスポーツですが、だからこそ残ったのかなと想像を巡らせられます。
  • 投稿者: 九傷
  • 2020年 09月19日 13時06分
読んでいただきありがとうございました。

ブズカシはなんでもオリンピックの種目になったこともあるとか。
狩猟民族らしい伝統を感じました。

>ブズカシなんかはかなり原始的なスポーツですが、だからこそ残ったのかな>と想像を巡らせられます。
そうですね。もし後世に残るなら、九傷さんがおっしゃる通り、こんな部分ではないかと思います。
生き残るものは、生きることに繋がっているもの。
今の日本では何が残るのでしょうかね……。
[良い点]
描写と、独特のリズム。上質の音楽を聞いているみたいでした。
[一言]
企画から参りました。

カクによっていつ破壊されるとも知れぬ世の中の片隅でこの短編を拝読しました。改めて私たちは不安定な世界を生きているなぁと。

私は恩恵ばかりを享受していて、世界にはウイグルの方々など、苦しんでいる方々も多くいらっしゃっているのに、こんなんでいいのかと疑問符が浮かぶところです。


この短編を読んで私は改めて自分が生きているということを認識しました。だってこんなに死が近くにある。


読ませていただきありがとうございました!
読んでいただきありがとうございました。

>私は恩恵ばかりを享受していて、世界にはウイグルの方々など、苦しんでいる方々も多くいらっしゃっているのに、こんなんでいいのかと疑問符が浮かぶところです。
私もそう思います。
ここ日本に生まれたのは偶然で、もっと過酷に自然と向き合っている方々もいるでしょう。だけどどこに生を受けても、その中で精一杯自分と向き合えば良いのだと考えてます。
どの世界でも時代でも同じな気がしました。

>この短編を読んで私は改めて自分が生きているということを認識しました。だってこんなに死が近くにある。
ありがとうございます。そう言っていただくと嬉しいです。これは小説の中での出来事ですが、実際に生まれた時から死に向かって歩んで行くのは当たり前なんですよね。最近の事件とか色々あるとそのことを忘れたいんですけど、思い出してしまいます。
[良い点]
その光景が目に浮かぶような、砂漠の描写に引き込まれました。
圧倒的で過酷な自然の中で、それでも水のあるところに集まって生きる人々のたくましさが伝わってきます。

ブズカシという言葉に惹かれて、ユーチューブで動画を見ましたが…いやもう、すごいですね。
手綱も持たずに横乗りして馬を操ってました。男性が片手で持てないなら、子牛の体重はすくなくとも30kgはあるでしょう。
同じ人間でも自分とは全然違うなと驚きました。

そして最後に、遥か未来だと分かって。
この未来が本当にありそうで、怖いというより「ああそうなんだ」とすとんと納得してしまいました。

星がきらめく砂漠の夜空や、娘さんと旅人の話や、
明日もその先も生きていく人々に、思いを馳せたくなる素敵な作品でした。
読んでいただきありがとうございました。

>その光景が目に浮かぶような、砂漠の描写に引き込まれました。
そう言っていただくと嬉しいです。
砂漠は独特で魅了されますよね。じゃあそこで生きて見ろと言われても無理なんですけど、「生きている」という残酷さの原点がそこにある気がします。だからこそここは現代であり、過去にも未来も続いているのかなと思いました。

ブズカシを動画でみると、狩猟民族と農耕民族の差みたいなものがわかりますよね。
私も全然違うなと思いました。
だけど「生る」に繋がっている競技だとも。

>明日もその先も生きていく人々に、思いを馳せたくなる素敵な作品でした。
最高の誉め言葉です。ありがとうございました。
[良い点]
ずっと過去の話だと思いながら読んでいましたが、ずっと遠い未来の話なんですね。
〈カク〉という戦争が始まり、〈ブンカ〉は崩れた。人口は百万分の一に減り、果てまで砂で覆われたというのだ。
本当に起こるかもしれない未来だなと、そして鉄が浮かぶなんて有り得ないと思う未来がやってくるのかもしれないなと、背筋がすぅ、と冷える感覚もあるお話ですね。
[一言]
最後の旅人は微笑みながら娘の手を取った。
が、とってもほっとする繋がるような、触れ合うような、確かに存在するようで、とても好きでした。

素敵な物語を読ませていただいて、ありがとうございます!
読んでいただきありがとうございました。


現在の文明はどれも自分自身一人では作り出させないものだなと思います。
鉄の加工も電気も自分だけではおこせませんし、服だって布がなければ作ることもできません
すごくもろい存在じゃないかなと思い、ラストに取り入れました。
滅んだとされる文明にも、もっと進んだ機械・その他があったかもしれませんね。

>素敵な物語を読ませていただいて、ありがとうございます!
そう言っていただけると嬉しいです。
こちらこそ丁寧な感想ありがとうございます。
[良い点]
文化の発達していない砂漠の国のお話かと思いきや、鉄が空を飛んだり水に浮かんだりしていたことが笑い話となるくらい未来のお話だったとは……。

文明は五千年おきに滅びるとされてます。
2020年が何年目かはわかりませんが、もしかしたら近い将来、人類は自らの力で滅んで、また別の文明が発達するかもしれませんね。
その時に生まれる文明が、この作品の世界なのかも。
と、ちょっと想像を膨らませてしまいました。

女の子は今私たちが住んでる時代の生まれ変わりとかだったらとか、いろんな妄想をしてしまいました。


初投稿が2010年という事にもビックリしてます。
まさに一瞬一瞬が過去になってますね。
どうかこの先もずっと、この作品が残ってますように(-人-)
  • 投稿者: たこす
  • 2020年 08月22日 20時46分
読んでいただきありがとうございました。

どの文明も「明日」があるとは限らないと思います。滅ぶとしたら、たこすさんのおっしゃるとおり「自らの力」で、でしょうね。
想像を膨らませていただくと嬉しいです。

>女の子は今私たちが住んでる時代の生まれ変わりとかだったらとか、いろんな妄想をしてしまいました。
輪廻転生があるとしたらそうかも知れませんね。

>初投稿が2010年という事にもビックリしてます。
割とそうおっしゃる方が多いです。
私はびっくりされたことにビックリ(笑)
年月の進むのは早いです。ちなみに私は「なろう」11年目だったりします。
古株と言われて「え、そうなの?」と慌ててます。あんまり進歩してないですねぇ。


[良い点]
こんばんは。
企画から参りました。

遠い昔の、砂漠の町の情景かと思いきや、最後、遠く未来の情景となり、砂は変わらずに、人や馬は果たして変わらずに、そこに在るのでしょうかと、思い馳せました。

いつかまた、砂の中に埋もれていくのかと感じました。
[一言]
面白かったです。
  • 投稿者: 黒イ卵
  • 2020年 08月21日 21時09分
読んでいただきありがとうございました。

砂漠には過去も未来もないのかもしれませんね。
さらさらと流れて、ただ流れているのだろうと思います。

>いつかまた、砂の中に埋もれていくのかと感じました。
私もそう思います。
時間というものは埋もれて積み重なっていくのかも。

>面白かったです。
そう言っていただけると嬉しいです。
[良い点]
拝読しました。

情景描写が細かく描かれていて、解りやすく読みやすかったです。
遠い国の遙か昔の日常を切り取った物語かと思い読み進めていましたので、
ラストにそういうことかと驚かされました。
今のこの一瞬一瞬が過去となり未来を創るんだと、改めて感じました。
読んでいただきありがとうございました。


>遠い国の遙か昔の日常を切り取った物語かと思い読み進めていましたので、
ラストにそういうことかと驚かされました。
そう受け取っていただくと嬉しいです。
現代は風のように過去になり、未来は近い明日。

>今のこの一瞬一瞬が過去となり未来を創るんだと、改めて感じました。
シルクロードの写真集を見ながら書きました。そうしたら、時間の感覚がおかしくなって、きっと遠い日も遠い未来もこのままなんだろうなとなり、この作品になりました。

[良い点]
エキゾチックな雰囲気の、どこかの砂漠の昔のお話──
そんなイメージで読み進めていたので、まさかの世界観に驚きました。
そうか、そうだったのか! と。

毎日を懸命に生きる人たちの日常の一部が描かれているようで、人の強さといとおしさを感じました。
こういう世界観好きです。

素敵な時間をありがとうございました!
  • 投稿者: 彩葉
  • 2020年 08月20日 00時08分
読んでいただきありがとうございました。

>毎日を懸命に生きる人たちの日常の一部が描かれているようで、人の強さといとおしさを感じました。
>こういう世界観好きです。
そう言っていただけると嬉しいです。
砂漠は死と隣り合わせですが、また生とも隣り合わせであると思うのです。
文明は繰り返すものですから。

>素敵な時間をありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。

[良い点]
情景の鮮麗さを想い馳せらせる語彙が素晴らしかったです
場面が切り替わるごとに、群像の中の活気、個々を際立たせる印象的な台詞が、心地良くて素敵でした

繰り返す戦争で砂漠になった未来世界なのかな、とか
夢を語ってくれた少女は過去を覗き見たのかな、とか
妄想が捗る小編でした
[一言]
古都ノ葉さん
どうもです
拝読の足跡を書き記しておきます

武範様の看板短篇企画より、更新の古い順から先頭の作品だったご縁から拝読させて頂きました

描写の繊細さの表現力に感嘆と羨望の想いになりました

素晴らしい読書の時間をありがとうございました
読んでいただきありがとうございました。

もう絶対誰にも読んでもらえないくらい古い作品が、家紋さんの企画で日の目をみせてもらい感謝しかありません。

>描写の繊細さの表現力に感嘆と羨望の想いになりました
そう言っていただけると嬉しいです。
描写は読んで下さる人の記憶をいかに引き出してわかってもらえるかだと思います。それが出来ているのか……今後の課題としています。
書けば描くほど難しいなと最近は怖くすらあります。

丁寧な感想ありがとうございます。頑張れる気がしました。
[良い点]
まさに寂寞たる情景。
品物の賑やかさ、人の賑わいがあるのかないのか、物売りの声。
[気になる点]
星の歴史とブズカシ、彼のその後と、気になることだらけですね。
[一言]
もう何十年も前に書いたものを去年なろうにも投稿してみたのですが、期せずして似たような砂漠の町が舞台だったり。

お手隙の際にご笑覧いただければ幸いです。
https://ncode.syosetu.com/n9993fq/
読んでいただきありがとうございました。

砂漠って人が立ち入ってはいけない場所の魅力があると思います。
それゆえに描き切れなかったことも実力不足ゆえに多かったりします。なんせ人間が似合いませんからね。
この作品も十年前にupしたものを企画として出したものです。

>お手隙の際にご笑覧いただければ幸いです。
ありがとうございます。
お邪魔させていただきますね。
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