イチオシレビュー一覧

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冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

  • 投稿者: 霊気執事   [2025年 02月 20日 12時 53分]
読みやすく内容もそれなりに面白い
始めは、どうせ娘が強くなったけど親父が実は最強で無双するんだろ?
と思っていたが違った
ネタばれになるので多くは語れないが
中途半端で終わるなろう小説の中で最後まで完結してくれるのはそれだけで評価ができる

最後まで読むとタイトルと内容ほとんど違うなぁと感じる
序盤はまぁその通りだったが
すぐになんか違うなぁと感じる
それ以外は
難しく考えずに素直に読めてそこそこ感動できた
鬱展開も裏切りもない
たまにはこんな話もあっては良いのだろうか?

人が人であるためには何が必要なのだろうか?

  • 投稿者: ひみつ   [2024年 08月 03日 22時 39分]
実は血の繋がりのない父と娘の物語は、娘が最高峰の冒険者であるところから始まり、ファーザーコンプレックスな娘と娘が大好きな父とのすれ違いの笑えるお話のように進みながら、親子とは何なのか、人と人の繋がりとは何なのか、ある種の哲学的な命題をストーリーの根底に滲ませながら紡がれています。
架空の世界をベースにした話ですから、登場人物の気付きの切っ掛けや行動は現実世界とは乖離していますが、単なる英雄譚ではなく、英雄譚の主要人物の日常を通して人が人であることの所以を書き進めたのだろうと感じました。
伏線の回収も素晴らしく、小説の中に出てくる閑話的な部分もあとから理解が出来ると思います。
別の作品もあったら読もうかと思える作者の力量です。

父と娘の成長、そして人間模様

  • 投稿者: owl   [2024年 04月 09日 09時 43分]
父と娘、血の繋がりは無くてもその思い合う心は鋼より強く強靭で何者にも断つことは出来ない。

そんな2人が織り成す物語を主軸に、彼らを取り巻く仲間や敵が様々な彩りを添えて物語を更に鮮明に、そして広大な世界を魅せてくれる。

優秀ではあっても決して無敵ではない1人の父親が持つ娘への愛情や苦悩、そこに絡む人間模様はなろうとは思えないほど濃密で読みごたえがあり、彼等と一緒に旅する内に共に笑い、共に泣くことが出来るだろう。

娘もすごいけど父もすごい!

  • 投稿者: 退会済み   [2024年 02月 02日 22時 38分]
管理
魔獣に片足を喰われて冒険者を引退したベルグリフ。

彼に拾われてすくすく育ったアンジェリン。

本作はこの2人が主軸となって展開します。

トップ冒険者となった娘。

義足ながらも研鑽を続けた父。

かつて世界を支配したソロモンと配下である魔王達。

その影で蠢く陰謀に2人は時に協力しながら立ち向かっていきます。

魅力的なキャラクター達が織りなす素敵な物語です。

すっごくおすすめ!

綺麗に終結、楽しめました。

  • 投稿者: Mah2018   [2023年 12月 07日 08時 47分]
アニメを偶然みて読み始めました。プロット、登場人物が、複雑でしたが、綺麗に伏線回収できていました。主人公はキャラはそれなりに立っているのですが、、物語は主人公主体ではなく、プロットも複雑ですが、ストーリーはエンディングに向かって、真っ直ぐに進んでいきます。心情描写が、ややくどいですが、ストーリーの展開が起伏に富んでいるので、あまり気になりませんでした。作者は農業経験があるようで、そこも面白かったです。多くのこの手の小説は、エンディングがすっきりしないので、爽快に感じました。この2週間楽しめました。単行本も購入することにしました。

今まで読んだ中で一番です

  • 投稿者: はつたけ   [2021年 03月 06日 16時 48分]
基本的には血のつながらな父と娘の距離感が密着しているか少し遠くなるかの話を縦糸に、それぞれの因果から生まれた人間模様が割と複雑に絡まる物語。表現力豊かに描写された村の生活と小都市、大都市の違い、ありそうでない食文化と微妙な匙加減で混じる実在の食物など民俗的創造に作者の教養と想像力に驚かされます。そ一方で安定したリズムで転がるストーリーは最後まで停滞しません。わかっていても最後は泣きました。

続編でエルフ王族の人らも片づけてくれるといいな。

ハリーポッター振りに

  • 投稿者: やくた   [2020年 04月 26日 23時 53分]
昔読んだハリーポッター振りにこの長さの物語を読みました。家族との無償の愛情、人間の狂気にもなってしまう好奇心、過去の精算、それをアンジェ、ベルを中心とて様々な表現を使われながら作り込まれていました。多くの登場人物が出ましたがそれぞれのキャラクターが過去を背景とした個性を持っておりとてもわかりやすく物語を読み進めることができました。
「小説を読もう!」の掲載されている作品は最初の盛り上がりワクワクが強いですがその後飽きてしまうことが多かったのですがこの作品はベルの仲間探し以降のアンジェとサティの関係が脳裏をかすめ始めてからが本番でした。
最高でした。

本当に素晴らしい作品

自分が出会ってきた物語の中でもトップレベルにいい作品でした。登場人物一人一人に人間臭い描写があり、どこかの世界実在するのではないだろうかとも思ってしまうほどです。とてもきりのいい終わり方だったのでここで終わらせた方がいい、という風に思ったりもしますが、やはり一読者として続きを見たいという感情が勝ってしまいます。是非暇な時でいいので、気軽に筆を持っては頂けないでしょうか。半年後でも一年後でも、私は待ちたいと思います。本当にお疲れ様でした。

ほっとする作品を読みたい方にお勧めの物語。

  • 投稿者: 見徒   [2020年 03月 31日 22時 21分]
温かい気持ちにさせられるよい物語でしたね。
登場人物が皆しっかりとした味を持って丁寧に作られ組まれていると感じました。
ネタバレになるので多くは書けませんが、あの敵の在り方、結構好きだったりします。
また、ここまですっきりと綺麗に完結したと感じさせられる作品は私の中で希少です。
いい意味でこの先を求める気持ちが強く残らない。
見事です。

「人間」の描写が素晴らしい作品

  • 投稿者: ユウキ   [2020年 02月 25日 12時 01分]
長い間、連載お疲れ様でした。
1話1話に読みごたえがあり、それぞれの描写が素晴らしい作品だと思います。
いわゆる「異世界」の話ではあるものの、転生ではなくそこに住む人たちのドラマをあらゆる視点から魅せていく、という形で、特に人々の内側の描写が素晴らしい作品。
ただ敵方の、特にシュバイツに対する描写に関しては、ちょっと薄く感じることがありました。
しかしアンジェリンとベルグリフの親子はある意味理想の家族像という感じがしていて、ベルグリフは理想の父親像として覚えておきたい、と感じています。
久しぶりに、終わってしまったのがとても寂しく感じる作品でした。
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