感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
[良い点]
文章がとてもキレイだと思いました!情景描写が上手です!
[気になる点]
難しい漢字には読み仮名をふって欲しいと思いました。私が勉強不足なのかも知れませんが......
[一言]
物語にすいすい入ることができました!更新はお休みしてるそうですが続きを楽しみにしています!無理はせず自分のペースで頑張ってください♪
ご感想ありがとうございます!情景描写にはとことんこだわっているのでお褒めの言葉をいただき感激です。
ルビ振りの件承知致しました、検討させていただきます。
お優しいお言葉ありがとうございます。自分のペースで努力していきたいと思います。
[良い点]
暗く儚い世界観で、とても切なくなる物語でした。
意地っ張りで卑屈な姉の陽葵が、献身的に妹を護ろうとしている姿がおても印象的で心に残ります。紗雪の殺しの現場を目の当たりにしても、彼女を護ろうと選択したのは、きっと陽葵だったからなのだと思いました。殺した相手の葬式に出席して、涙を流して悲しむという紗雪は、そういう純真さを持っているからこそ、人殺しの描写が際立って見えた気がします。二人を紡いでいる絆は歪に見えて、純愛だったのでしょう。
作者様が作る雰囲気のある物語が好きな読者はたくさんいると思いますので、これからもそういった作品を生み出していってください。

今後の活動を応援しております。
ご感想ありがとうございます。
歪な純愛を描くことを目的としていましたので、二人を繋いでいる絆は歪に見えて純愛と言っていただけて嬉しいです。
独特な感じ出せていればいいなと思っていましたので、雰囲気があるとのお言葉とても嬉しいです。
今後も自分のペースで努力していきます。
[良い点]
優れた比喩表現。まるで人物が本当に実在していると思わせるような、心理描写。特に語彙の豊富さは、他の作品では見たことがないほどでした。見慣れない熟語が散乱し、読みにくいということはなく、計算されて配置されているのを感じます。ここまでの文章に到達されるまで、どれだけ書き続けられてきたのでしょうか。正直に言って、脱帽です。

人を殺すことに良心の呵責を一切感じない紗雪は、ある意味で可哀想な子なのだという気がします。彼女は表面上は善良な人物です。それゆえ、人を殺したいという"歪み"が、彼女のどの部分から生じたものなのかがわからなくて、それが怖かったですね。両親が娘たちの接し方に問題があるので、それも歪みの一因かなという気がするのですが、でも紗雪自体は可愛がられているようですし……。おそらくは生来のものなのでしょうね。

好きな人と離れたくないという陽葵の気持ちもわからなくはないですが、彼女自身もう引き返すことができない立場ですものね。二人で罪を重ねていくしかなく、その姿がなんだか悲しいなと感じました。

"私が死んでも、両親はきっと、溜息一つ吐いてくれないだろう。せいぜい、無償で雇える女中がいなくなったと思う程度だ"

ここに陽葵の抱えているものの重さが感じられますね。紗雪の狂気が生来のものとするなら、陽葵の異常性は家庭環境によって培われたもののように思います。
[気になる点]

この物語の結末ですね。二人に何らかの報いが降りかかるのか、それとも罪を重ねつつも二人だけの幸せを手に入れるのか……。是非とも、完結まで書き上げていただきたいなと思います。
[一言]
ここまで振り切ったお話を読むのが初めてなので、感想の書き方に少し迷ってしまいました。
お話自体はとても面白く、勉強になる面が多々ありました。

これからも応援しています。また読みにお邪魔しますね。
丁寧なご感想ありがとうございます!

身に余るお褒めの言葉をいただき恐縮です。処女作で未熟な点も多いと思いますが、お楽しみいただけましたら幸いです。

生来の異常性を持つ紗雪と後天的な異常性を持つ陽葵との対比の物語として書いていましたので、深い分析をしてくださってとても嬉しいです。

精進しますので、今後ともよろしくお願いいたします。
[一言]
一気に読ませていただきました
文句なしのレビュー投下です!
素晴らしい!

第1章のラストとも言える#31~#32
そのお話の収まり方がなによりも見事でした

私が本作のレビューを組み立てるにあたり、迷ったことがあります。それは――

許されぬ犯罪を犯す少女のピカレスクロマンととるか
人の世の夜の闇に紛れて命を喰らい続ける〝夜の住人〟すなわちある種のミディエンズとしてとらえるのか?

と言うことでした。
そして私はEpilogueを読み終えたときに後者にスることを決めました。

そう――双子の少女たちはもはや人間ではない夜の住人、すなわち化物なのだと
それは悲劇であり救われぬ存在です、それゆえの物悲しさが紙面の上に見事に描かれていました。

CaptureⅢのエピソード、あの時点で二人は真人間から、夜の住人へと戻れぬ道程を渡ってしまったのかもしれません。

お見事です。
レビュー獲得です
おめでとうございます!

  • 投稿者: 美風慶伍
  • 男性
  • 2018年 10月11日 16時53分
ご高覧ありがとうございます!

この作品は殺人を犯す少女とそれをサポートする少女をを悲劇的かつロマンティックに描こうという試みでした。それを読み取っていただけて嬉しいです。

今後は前半をエンタメ用に改稿しつつ、続きを書いていこうと思っております。今後も努力していきます。
[良い点]
冒頭を読ませていただきました。
文体の美しさが光る作品だと思います。
キャラの心理を巧みに描き、まるで憑依しているような錯覚に陥る描写は鮮やかな色彩を見ているようでした。
登場人物も個人的に好きです。
[気になる点]
「……」を多用しているのが個人的に気になりました。
また、難しい表現はこの作品の特徴とも言える反面、読みづらさも与えてしまうかと思います。
[一言]
時間を見つけて続きを読んでみようと思います。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 10月06日 21時54分
管理
ご高覧ありがとうございます!

セールスポイントを褒めていただけてとても嬉しいです。描写に重きを置いた作品なので、憑依しているような感覚に陥っていただければと思っておりました。

三点リーダーの数は、これからちまちま直していこうと思います。ご指摘ありがとうございます。難しい表現は特に使っていないつもりでしたが、見つけ次第改稿を検討しようと思います。
[良い点]
圧倒的な心理描写。作者様に名誉な言葉かどうかはわかりませんが、
江戸川乱歩作品の、仄暗い悪の美徳のような物を感じました。

それとなんと言っても、読みやすい。
背景などの表現も美しく緻密なのに、文章量も多すぎない。
脱帽しました。

[気になる点]
続き。
ただ、それだけです。
[一言]
今後も楽しませて頂きますっ。
ご高覧ありがとうございます!!

心理描写情景描写を含め、かなりアクの強い文体だと思うのですが、お気に召したようでなによりです。美しさを演出することを心がけて書いておりました。

仄暗い悪の美徳!!素敵なお言葉を賜り光栄の極みです。いただいたお言葉に恥じぬよう、精一杯頑張ります。

更新はゆっくりになってしまうと思われますが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。
[一言]
ああ、失礼。書き方が足りませんでした。
読んでいて現代ということは分かるのですが、
物語の舞台設定として『現代』でなければならない要因がないなら、いっそ設定を変えて、
明治、大正時代の物語とした方がより雰囲気が出るのでは? と思った次第です。
分かり辛い書き方で申し訳ありませんでした。
確かに、世界観を現代日本から離した方がそれっぽくはなるかもしれませんねw

明治や大正を描くには知識が足りないので今のところ設定を変える気はありませんが、参考にさせていただきます。ありがとうございます。
[一言]
12話まで読ませていただきました。
丁寧な美しい描写、読みやすい文章。
ただ現状、ホラーという感じはあまりしない印象です。
また現代というキーワードは必要不可欠なものかもしれませんが、
もしそうでないのであれば明治・大正あたりの方が雰囲気として、
より説得力が増す気がしました。
ご高覧ありがとうございます!

サイコやグロなどのキーワードからホラージャンルに行ってはみたものの、未だにどのジャンルがしっくりくるのかわからずにいますw

ポケットに入るサイズの携帯電話などが出てくるので、本作の時代設定はゼロ年代くらいを想定しています。年代を書く必要は特に感じていませんでしたが、検討しようと思います。
[良い点]
まだ途中までですが、冒頭から狂気といか怖さというか得たいの知れないものが文章から直に伝わってきて、純粋に怖かったです。
それくらい個人的に文章力が素晴らしいと思いました。
また、殺人を行う姉妹の心理描写も丁寧にかかれており、怖さに(いい意味で)拍車をかけてるなと思いました。
[一言]
twitterの企画からです。まだ途中ですが最後まで拝読します。
これからも頑張ってください。
ご高覧ありがとうございます!

一番注力していた文章力をお褒めに預かりとても光栄です。本作のm心理描写は好き嫌いが分かれると思っておりましたが、楽しんでいただけたようで幸いです。今後も努力していきます。
[良い点]
姉妹百合、サイコホラー、はかなげな少女の殺戮行為と、それを庇うほうも罪悪感<愛妹という狂気。閉鎖的な空間はまさに劇のようで、悪魔的な魅力をもっています。
「こういうのが好きな人」にストレートに差し込むものを理解なさっていて、完成度の高い作品でした。
[気になる点]
主人公の年齢が明かされるのが遅く、またサラリとしてますね。高校生とも小学生ともとれる言動で、かつそれにより印象、客層までがかなり違います。これはもう冒頭に書かれた方がいいと思います。

読んでいて気になったのは、「か弱い少女が人を殺せるのか?(物理的、腕力的に)」「いやそれじゃバレるよ、日本警察の捜査力をなめちゃいかん」「なぜ病院や親に任せない?」「なぜこうなった?どうしてそんな人間になった?」などの、細かいリアリティ部分です。
が、改稿するべきはむしろ「そんなこと気にならないように、世界観をさらにファジーにする」という方向かもしれません。

日本の、普通の中学校が舞台となっていますが、たとえばこれが外国の、ゴスロリドレスが制服の、断崖絶壁に建つ修道院でのできごとです――であれば、そんなこと気にするひとはいなかったでしょう。

はっきり言って、この作品は怖くないです。姉妹ともサイコというにはマトモすぎるし、現実的に描かれているために実現不可能、非現実的な部分がやけに目に付きます。

選択肢はふたつ。
徹底的に粗をなくし上質なサスペンスドラマに仕上げるか。
徹底的に現実感をなくし、悪魔的なロマンで魅了するか。

個人的には、今作品は後者を推したいところです。
ご高覧ありがとうございます!

ごもっともなご指摘の数々ありがたく思います。リアリティ部分は自分でもうーんとなったり、「これホラーなのか……?」と思いながら書いたりしていたので、明快に言い表してくださり感謝です。こちらのコンセプトをご理解していただいた上での助言をいただけるのは本当に有難いです。遅筆ながら改稿していこうと思います。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  Next >> 
↑ページトップへ