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[良い点]
最近のNASAなどの国家運営の専門機関ではなく、新興国や民間での宇宙技術の発展速度が妙に速い理由はもしかしてロシアの情報開示にあるのかな。と、なんとなく読んでいて自分の中で合点がいきました。
違うかもしれませんが、なんとなく、そう感じる事ができました。
読ませてもらうまで、ロシアの情報開示を知りませんでした。
[一言]
NASAがどうにもイマイチ技術的にパッとしないのは過度な安全対策に重点を置き過ぎかなって気がします。
ソビエトと違い、民主主義国家なのでちょっとでも何かやらかせば。人死にが出れば尚更ですが、キレ易い国民と仕事してますアピールをしたい議員による公聴会を相手にしなければならず。そこで仕事がストップ。下手すると、予算削減に規模縮小、計画の中止等が待ってます。
ソビエトの場合、中国もそうですが、人民には全く配慮しないで良いし、開発者は自分のキャリア、または命がかかっている為に必死に考え開発に専念し新技術を捻り出してきます。
技術の発展速度の違いはそういう所からも来ている気がします。

なかなか面白い物を読ませてもらいました。
ありがとうございました。
  • 投稿者: 鍵穴
  • 2017年 10月09日 11時52分
感想ありがとうございます。
実際に公開の影響は多分にあると思われており、新興国などではこれを大陸間弾道ミサイルなどの開発に生かしていると考えられております。

尚、ソ連の安全性についての配慮ですが、米国よりもソ連のほうが安全性については特段の配慮を行っております。
自動操縦や複数の人が入れるモジュールを組み合わせたモジュール式宇宙船などはその際たる例です。

ソ連の事故の場合はレオーノフが懐柔するように、「我々は米国のようにスーパーマンを乗せていくわけではない」という所に帰結します。

ようは地球脱出が主目的であるソ連にとっては、危機的状況に対処できるものが飛行士として採用されにくいわけです。
米国は最初から手動操縦ばかりなので、そういうのに対処できる者達ばかり飛行しておりますが、ソ連から言わせるとJAXAの有人宇宙飛行士の選定は厳しすぎるということで、実は彼らがソユーズで飛ばしてISSまで送る人材はあそこまで厳しい選定を受けていません。
[良い点]
更新お疲れ様でございます。

そっか最近漸くレンタル店で見つけたロシア映画“ガガーリン 世界を変えた108分 (2013公開)”のアレはガチだった訳ですね宇宙飛行で押す可能性があった唯一のスイッチが緊急脱出のソレだけ……死にかけたけど結局必要なかった描写が妙にツボに嵌る映画でした。

物語としての華は全く無いから興行収入が酷かった様です。


[気になる点]
アメリカ合衆国のブザマな技術開発については、縄張り争いや秘密主義の横行.独自開発という名のオタク化(すみません的確な表記が思い付かない)だけでなく、1神教<ハイル・ジーザス ハイル・バチカン>による科学技術発展に対する有象無象のサボタージュも在るのでは? と思います。下手すると国を崩壊させかねないメガチャーチとかあの宗教は色々可笑しいのよ。

まあ本編から外れるエピソードですから敢えて書く必要無いけどね。



[一言]
ロボットの概念やエアコンダクトの発明(冷気や温風の特性を観察し生み出した最適解の計算式)果てはリフティングボディの航空機開発等、ロシアだけでなく東欧諸国は発明技術の宝庫です。

ぶっちゃけハンバーガー(チェコ生まれのマクドナルド兄弟)にリンドバーグ(チェコ移民の息子)バドワイザー開発に至るまであの国でも東欧出身者の影響は凄いのですよ。


  • 投稿者: 群生池
  • 男性
  • 2017年 10月09日 10時58分
感想ありがとうございます。
ソ連系のロケットのスイッチ操作の少なさなどはロシア系の宇宙映画でよく表されておりますが、ガガーリンが激しいGに襲われ、空中での脱出も危ぶまれた話なども、ロシアの映画か何かで始めて判明したことですね。
西側はそれまで、ガガーリンの飛行は完璧だと思っていたのですが、その要因の1つはガガーリンが激しいGに襲われても冷静に努めており、それを米国が盗聴していたためです。

ボストーク時代に失敗したのではないかと思われたのは宇宙飛行中にパニックに陥ったテワレンチナ・テレシコワだけです。
[一言]
ソ連凄いな、どうやって精密爆撃できる装置があったんやろ?

  • 投稿者: ななな
  • 2017年 10月09日 10時39分
ソ連の誘導方式は慣性航法です。
ただし、それに加えていくつかの手法があるようですが、これがきわめて正確無比で、米国には真似できません。
慣性航法だけでは誘導時に誤差が生じるため、その誤差修正を行える別途の方法があると思われますが正確にわかっておりません。
[良い点]
こういった「定説を覆す新事実」物は大好物です!

これまでぼんやりと「アメリカの宇宙技術が世界一なんだろう」と思っていた私にとって、ソ連の宇宙技術の実態には驚愕するばかりですね。

今の世界情勢はともかくとして、冷戦が終わって本当に良かったと思います・・・



[一言]
もし当時、ソ連の宇宙開発事業が共産圏だけでなく、世界規模で大々的に喧伝されていたとしたら、SF映画の歴史は今とは大分違った物になったかもしれませんね。

まあ、冷戦の構造上そんな事はあり得ないでしょうし、私自身70~80年代のSF映画は最高だと思ってますが。

何か、つい妄想してしまいますね。
[気になる点]
10/8の番外編にて

【誤】爆風が地球を3「週」してしまったアレを、地球を3「週」させることが出来る

【正】週→周
[一言]
ソ連時代から軍事ロケット&宇宙技術でトップとは。これで経済力まで米国並にあったらと思うとおそロシア

今まで「ソ連崩壊で極貧の時に、なんで日本は札束で北方四島を取り戻さなかった」
と思っていたが、やらんで良かったのかもと貴作を読んでちょっと考えさせられた。
感想とご意見ありがとうございます。
早速修正致しました。
四島関係についてはまた別の問題もあるのですが、日本とソ連は米国よりもややこしい関係があるようです。
[一言]
NASAが低迷しているのもソ連の宇宙技術が最強なのも知ってはいましたが
まさか最初期の設計思想の段階からこうも着実かつ如実に差をつけられていたとは驚きです
いくつかの戦略的限界や思惑があって実行には至らなかったんでしょうが
米国相手に戦争やって有利つけられそうな時期があったとすると本当ヤベー国です

そしてこれだけの宇宙技術超大国を後ろ盾にもちながら
お隣の大国はどうしてあんなに大ポカをやらかしまくったんですかねぇ…
感想ありがとうございます。
冷戦から現在までの状況ですと、有利か不利かという次元では語れないと思います。
何箇所かでも弾道ミサイル用のサイロが残ってしまえばソ連側も崩壊するのは確実であるので。

よって互いに殴り合って共倒れという状況を危惧して両者共に手を出せなかったのではないかと思われます。
[一言]
実はすごかったんですね、ロシア。
楽しく読ませていただきました。

うーむ、もしかするとロシアは、ミサイルで賑わっている半島の北国のことを冷めた目で 何を今さら…と見ているのでしょうか。
まあ、怖いことには変わりありませんが(*・ω・)
  • 投稿者: とか
  • 2017年 10月08日 17時53分
半島の北の地域のミサイル関係の技術が急速に発展した背景には、米国や欧州、そして日本を含めて民間企業レベルでロケット開発が急速に発展したのとほぼ同様の理由で、ソ連系技術の公開が絡んでいると思われます。
やはり低コストと安全性を両立すると採用せざるを得ません。
ただ、外観などから見るロケットの構造からすると、そのまま利用しているようではないようです。
そのまま利用しているのは中国ですね。
[良い点]
ソ連の基本的に人を信用しない基本理念が面白いです。
飛び石の話で何故か笑ってしまいました。
むしろ、今までよくも隠せていたのかが不思議なぐらいですね…。
水切り飛行などと呼ばれる大気圏突入方法は噂程度に存在が肯定されていましたが、サリュートなどで何度も実験され、ブランでも試みられており、ソ連では一般化しています。
今後の宇宙開発において重要な要素になってくる存在ですね。
[気になる点]
楽しく読ませていただきました。
参考文献など、まとめていただけませんか?
  • 投稿者: 幸人
  • 2017年 10月08日 17時09分
感想ありがとうございます。
英語関係の文書ばかりでちょっと難しいですが、英語やロシア語で本編に出てくるロケットの型番を調べたりするだけでも結構いろいろわかったりします。
日本ではあまり語られないだけですね。
[一言]
こういう裏話 大好き
評価評価
感想ありがとうございます。
これからも精進して参りますので宜しくお願い致します。
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