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[一言]
時間を無駄にしない。全ての人間が意識していると思われる言葉です。
一日一時間の無駄なYouTube等の試聴を自己研鑽に当てれば確かにそうでないライバルとは年間300時間を超える差となります。実際、何かで傑出しようとすればやらない理由はありません。
そして、外資系トップの年俸制ビジネスマンは24時間365日、冷蔵庫か何かのように休んでいるように見えても働くか自己研鑽に努めています。そうでないと本当に生き残れない世界ですから。
尤も本当にこの言葉が最も効果を発揮する時期は思春期前後、小中学校ぐらいの時期です。
そして実際に実践すると一部の人からは嫌悪される面倒臭い言葉でもあります。
親子間ですら発生します。
しかし、困ったことに全ての人が時間を無駄にしなくなれば小説だけでなく全ての娯楽は間違いなく廃れてしまうと考えられます。
少なくともパチンコやガチャといった課金で成立しているソーシャルゲームは間違いなくなくなりますね。
「すべき」に偽と本物があると意識しませんでした。小学校の時、如何に字数を稼ぐか頭を捻ったことを思い出しました。
時間を無駄にしない。全ての人間が意識していると思われる言葉です。
一日一時間の無駄なYouTube等の試聴を自己研鑽に当てれば確かにそうでないライバルとは年間300時間を超える差となります。実際、何かで傑出しようとすればやらない理由はありません。
そして、外資系トップの年俸制ビジネスマンは24時間365日、冷蔵庫か何かのように休んでいるように見えても働くか自己研鑽に努めています。そうでないと本当に生き残れない世界ですから。
尤も本当にこの言葉が最も効果を発揮する時期は思春期前後、小中学校ぐらいの時期です。
そして実際に実践すると一部の人からは嫌悪される面倒臭い言葉でもあります。
親子間ですら発生します。
しかし、困ったことに全ての人が時間を無駄にしなくなれば小説だけでなく全ての娯楽は間違いなく廃れてしまうと考えられます。
少なくともパチンコやガチャといった課金で成立しているソーシャルゲームは間違いなくなくなりますね。
「すべき」に偽と本物があると意識しませんでした。小学校の時、如何に字数を稼ぐか頭を捻ったことを思い出しました。
一分一秒が惜しい時期というのは、人間なら誰もが持っていますね。
人間の体感時間は、「1÷年齢」で表されます。「1歳児の体感は1」です。「10歳児の体感は1/10」で1歳児の1/10、「20歳青年の体感は1/20」で10歳児の1/2という具合です。
歳をとるたびに、これまで経験してきた時間の累計が増えますから、その中での一年の体感時間は短くなってしまいます。
ちなみに「すべき」で「サ行五段活用」か「サ行変格活用」かを見分けるコツですが、‘否定の「ない」に活用すると簡単です。
「サ行五段活用」の「愛す」は「愛さない」であって「愛しない」とは言いません。「サ行変格活用」の「意識する」は「意識さない」とは言わず「意識しない」です。
「決さない」「決しない」なら「決しない」、「発さない」「発しない」なら「発しない」のほうが一般的ですから「サ行変格活用」だとわかります。
「することができる」は、意識すると他人の文章を読んでいて「あ、水増ししてる」「文字数稼ぎだ」と気付けます。(今「気づけるようになります」と書こうとしました。これも文字数稼ぎの常套句です)。
人間の体感時間は、「1÷年齢」で表されます。「1歳児の体感は1」です。「10歳児の体感は1/10」で1歳児の1/10、「20歳青年の体感は1/20」で10歳児の1/2という具合です。
歳をとるたびに、これまで経験してきた時間の累計が増えますから、その中での一年の体感時間は短くなってしまいます。
ちなみに「すべき」で「サ行五段活用」か「サ行変格活用」かを見分けるコツですが、‘否定の「ない」に活用すると簡単です。
「サ行五段活用」の「愛す」は「愛さない」であって「愛しない」とは言いません。「サ行変格活用」の「意識する」は「意識さない」とは言わず「意識しない」です。
「決さない」「決しない」なら「決しない」、「発さない」「発しない」なら「発しない」のほうが一般的ですから「サ行変格活用」だとわかります。
「することができる」は、意識すると他人の文章を読んでいて「あ、水増ししてる」「文字数稼ぎだ」と気付けます。(今「気づけるようになります」と書こうとしました。これも文字数稼ぎの常套句です)。
- カイ.智水
- 2020年 05月04日 11時42分
[良い点]
1111日連続更新、本当にお疲れ様です!
その継続力、本心から感服致しました。
[一言]
こんばんは。
実は3日間悩み中なんすよ。
何をって……3日前の項目です。
異世界にスマートフォンの回です。
何と言いますか……カイ・アルザードさんの仰りたい事はとてもよく分かるんです、伝わってるんです。
でも、モヤつきと言うか蟠りと言うか……言葉にならない『問うてみたい事』がずっと頭の片隅にあるんですよね。
記念日なので、お祝いの言葉をお送りしたく思い感想欄にお邪魔しました。
でも本当はその『問うてみたい事』を言語化してから来たかったんですよ。
もう少し頭の中を整理して、上手く言語化出来たなら改めて感想を書かせて頂きますね。
1111日連続更新、本当にお疲れ様です!
その継続力、本心から感服致しました。
[一言]
こんばんは。
実は3日間悩み中なんすよ。
何をって……3日前の項目です。
異世界にスマートフォンの回です。
何と言いますか……カイ・アルザードさんの仰りたい事はとてもよく分かるんです、伝わってるんです。
でも、モヤつきと言うか蟠りと言うか……言葉にならない『問うてみたい事』がずっと頭の片隅にあるんですよね。
記念日なので、お祝いの言葉をお送りしたく思い感想欄にお邪魔しました。
でも本当はその『問うてみたい事』を言語化してから来たかったんですよ。
もう少し頭の中を整理して、上手く言語化出来たなら改めて感想を書かせて頂きますね。
- 投稿者: 退会済み
- 男性
- 2020年 05月02日 21時41分
管理
エピソード1175
猫屋敷たまる様、ご感想ありがとうございます。
「異世界にスマートフォンを」は、自分でも大胆な提案だなと思っています。
ただ「トールキン氏が書いていない」という理由で禁じるのもどうなのかな、と思っています。
その象徴として「スマートフォン」を出してみたのです。
たとえば「証明は電器」「主食がご飯」「トイレが水洗(場合によってはウォシュレットも)」といった世界であってもよいと思います。
どこまで現代技術に寄せるかですが、これはトールキン氏からどれだけ離れたいのかが目安です。
トールキン氏の「中世ヨーロッパ風」の世界観は「古典」として普遍ですし、多くの作品が使っているので、読み手も自然と同じ世界観を共有できます。
でもそれってオリジナリティーという点では足枷になってしまうこともあるでしょう。
定番の「異世界ファンタジー」が書きたいのなら「トールキン氏の呪縛」でもよいと思います。
一風変わったオリジナリティーのある世界観を書きたいのなら、トールキン氏が取り入れなかった要素を「異世界」に持ち込むのも、時として「あり」ですね。それが差別化要素になりますので。
このあたりは書き手がどれだけ納得できるかにもよると思います。
「異世界にスマートフォンを」は、自分でも大胆な提案だなと思っています。
ただ「トールキン氏が書いていない」という理由で禁じるのもどうなのかな、と思っています。
その象徴として「スマートフォン」を出してみたのです。
たとえば「証明は電器」「主食がご飯」「トイレが水洗(場合によってはウォシュレットも)」といった世界であってもよいと思います。
どこまで現代技術に寄せるかですが、これはトールキン氏からどれだけ離れたいのかが目安です。
トールキン氏の「中世ヨーロッパ風」の世界観は「古典」として普遍ですし、多くの作品が使っているので、読み手も自然と同じ世界観を共有できます。
でもそれってオリジナリティーという点では足枷になってしまうこともあるでしょう。
定番の「異世界ファンタジー」が書きたいのなら「トールキン氏の呪縛」でもよいと思います。
一風変わったオリジナリティーのある世界観を書きたいのなら、トールキン氏が取り入れなかった要素を「異世界」に持ち込むのも、時として「あり」ですね。それが差別化要素になりますので。
このあたりは書き手がどれだけ納得できるかにもよると思います。
- カイ.智水
- 2020年 05月04日 11時29分
[一言]
固定観念の打破。なろうに投稿する作家さんは結構がんばってるようですよ?
特に勇者、最近では正統派の勇者が登場する作品を探す事が結構難しくなっています。悪人出なければ人の話を聞かない独善的な頭の出来が少し残念な勇者が主流のようです。
人でありながら魔族に味方する勇者、この場合は人類側を悪とする作品もありますね。
流石に人と魔王の立場を逆転させ世界を破滅させようと企む人類に立ち向かう魔王という作品は見かけません。
同じ様にキリスト教やイスラム教、ユダヤ教といった既存宗教の神を絶対悪と見立てた作品はなろうでは見かけません。
例外的に永井豪氏はデビルマンという作品で描いたぐらいでしょうか?人類、綺麗に滅ぼしましたし。正直中高生が読むには余りにも哲学的で難解だった印象が強いですけど。
余談ですけど一神教の神は何故、一柱しか神が存在しないのでしょうか?ほかの宗教の神は、沢山存在し過ぎて大変賑やかです。神が存在することを大前提とした場合、私はこうかんがえています。殺し合いの果て唯、一柱だけ生き残ったか或いは集団移動の最中、他の神々から愛想を尽かされて取り残されたか。何れにせよ人類基準ではロクデナシに分類されますね。
そんな存在を雛形に作られた人類がマトモである訳がないのですね。
新型肺炎は中国が作ったのでなければ神が作ったものでしょう。その証拠としてアメリカや日本、欧米諸国、中国や朝鮮半島、白人、黒人といった人々に反感を追った人々の願いを叶えていますから。極めつけは温室効果ガスの削減といった望みすら叶えていますから。正に神の福音です。どこの宗教団体、特に環境保護団体がその様な声明を出していないのが不思議なぐらいです。
政治的には全ての人間の望みをかなえる政策は全ての人間を不幸にする政策でもあるという事なのでしょう。
固定観念の打破はおそらく誰もが心の奥底で思い描いていることなら誰かが口火を切ればそれこそすれ新型肺炎のように広がるのでしょう。されど現在の価値観倫理観を揺るがす様な固定観念の打破は拒絶されるのかもしれません。
深窓の令嬢、確かに最近ではお目にかかりませんね。一般向け小説では活動的な完璧超人として描かれることが多くなっていますね。しかし、官能小説の世界では様々なタイプのヒロインが登場し人気を博す中、正統派ヒロインとして深窓の令嬢の地位は不動です。理由は人の欲望を感じるシチェーションというものは時代が変わっても余り変化しないという事なのでしょう。
青年実業家、実力がありカリスマもある。頭良すぎて一心足らない人。私のイメージですね。普通の経営者の心理が理解できていれば楽天の三木谷社長のような送料のトラブルは起こらなかったでしょうから。
固定観念の打破。なろうに投稿する作家さんは結構がんばってるようですよ?
特に勇者、最近では正統派の勇者が登場する作品を探す事が結構難しくなっています。悪人出なければ人の話を聞かない独善的な頭の出来が少し残念な勇者が主流のようです。
人でありながら魔族に味方する勇者、この場合は人類側を悪とする作品もありますね。
流石に人と魔王の立場を逆転させ世界を破滅させようと企む人類に立ち向かう魔王という作品は見かけません。
同じ様にキリスト教やイスラム教、ユダヤ教といった既存宗教の神を絶対悪と見立てた作品はなろうでは見かけません。
例外的に永井豪氏はデビルマンという作品で描いたぐらいでしょうか?人類、綺麗に滅ぼしましたし。正直中高生が読むには余りにも哲学的で難解だった印象が強いですけど。
余談ですけど一神教の神は何故、一柱しか神が存在しないのでしょうか?ほかの宗教の神は、沢山存在し過ぎて大変賑やかです。神が存在することを大前提とした場合、私はこうかんがえています。殺し合いの果て唯、一柱だけ生き残ったか或いは集団移動の最中、他の神々から愛想を尽かされて取り残されたか。何れにせよ人類基準ではロクデナシに分類されますね。
そんな存在を雛形に作られた人類がマトモである訳がないのですね。
新型肺炎は中国が作ったのでなければ神が作ったものでしょう。その証拠としてアメリカや日本、欧米諸国、中国や朝鮮半島、白人、黒人といった人々に反感を追った人々の願いを叶えていますから。極めつけは温室効果ガスの削減といった望みすら叶えていますから。正に神の福音です。どこの宗教団体、特に環境保護団体がその様な声明を出していないのが不思議なぐらいです。
政治的には全ての人間の望みをかなえる政策は全ての人間を不幸にする政策でもあるという事なのでしょう。
固定観念の打破はおそらく誰もが心の奥底で思い描いていることなら誰かが口火を切ればそれこそすれ新型肺炎のように広がるのでしょう。されど現在の価値観倫理観を揺るがす様な固定観念の打破は拒絶されるのかもしれません。
深窓の令嬢、確かに最近ではお目にかかりませんね。一般向け小説では活動的な完璧超人として描かれることが多くなっていますね。しかし、官能小説の世界では様々なタイプのヒロインが登場し人気を博す中、正統派ヒロインとして深窓の令嬢の地位は不動です。理由は人の欲望を感じるシチェーションというものは時代が変わっても余り変化しないという事なのでしょう。
青年実業家、実力がありカリスマもある。頭良すぎて一心足らない人。私のイメージですね。普通の経営者の心理が理解できていれば楽天の三木谷社長のような送料のトラブルは起こらなかったでしょうから。
くろの介様、いつもご感想ありがとうございます。
ちょうど今コラムで少し「小説の必勝法」について書いています。投稿は数日後になるとは思いますが。
主人公に凝るのもよいのですが、紙の書籍では「正統派」の主人公が最近見直されてきています。
水野良氏『ロードス島戦記』、神坂一氏『スレイヤーズ』、秋田禎信氏『魔術士オーフェン はぐれ旅』などが再び動き出しています。小説投稿サイトであまりにも主人公に凝りすぎたため、紙の書籍には「正統派」主人公が求められる時代なのだと考えています。
多神教と一神教についてですが、ほとんどの神話は多神教なんですよね。
エジプト神話、メソポタミア神話、ギリシャ神話、ローマ神話、北欧神話などはすべからく複数の神が登場します。
ではなぜ一神教になってしまったのか。
ギリシャ神話では全能神ゼウスが巨人ギガースとの間に起こした「ギガントマキア」を経て、最強の怪物テュポーンに敗れたことで、神々が各地に散らばってしまったのです。このゼウスの息子を名乗ったのがイエス・キリストだったわけですが、他の神々をことごとく否定し、ゼウスだけが唯一神であると主張。そしてその息子である自分もまた唯一神である。今思えばオウム真理教の麻原彰晃もこの論理で神を目指したのですよね。若者がころりと騙されたのも、オウム真理教の論法がキリスト教そのものだったからでしょう。まぁオウム真理教は仏教系ですが。なぜ仏教系で唯一神を目指したのか。傍から見るとマヌケなのですが、信徒からすれば「絶対神」に映ったのでしょうね。
北欧神話も主だった神々は「ラグナロク」によって死んでしまいますし、ケルト神話では異民族にエリンの地を追われてしまいます。だいたいの一神教は、いったん神々が全滅するところから始まっているように考えられます。
「深窓の令嬢」って本当に見なくなりましたよね。昔の小説やゲームなどではひとりはいたものですが。
官能小説という限られたフィールドではいまだに現役なのですね。そちらには詳しくないので、貴重な情報ありがとうございます。
最後に楽天の三木谷浩史氏による「送料無料」騒動について。Amazonに対抗したいのなら、送料は楽天が負担して無料にするべきだったと考えています。実際Amazonはテナントからある程度の在庫を自社の物流センターに集積し、そこからAmazon負担で送料無料で商品を配送しているのですから。本質を見ないで「Amazonに対抗するなら送料無料だ」と言い出して、その負担をテナントに押しつけたからあの騒動になったのです。「楽天が送料を負担します」と言えば、今頃「楽天市場」は活況を呈していたことでしょう。
ちょうど今コラムで少し「小説の必勝法」について書いています。投稿は数日後になるとは思いますが。
主人公に凝るのもよいのですが、紙の書籍では「正統派」の主人公が最近見直されてきています。
水野良氏『ロードス島戦記』、神坂一氏『スレイヤーズ』、秋田禎信氏『魔術士オーフェン はぐれ旅』などが再び動き出しています。小説投稿サイトであまりにも主人公に凝りすぎたため、紙の書籍には「正統派」主人公が求められる時代なのだと考えています。
多神教と一神教についてですが、ほとんどの神話は多神教なんですよね。
エジプト神話、メソポタミア神話、ギリシャ神話、ローマ神話、北欧神話などはすべからく複数の神が登場します。
ではなぜ一神教になってしまったのか。
ギリシャ神話では全能神ゼウスが巨人ギガースとの間に起こした「ギガントマキア」を経て、最強の怪物テュポーンに敗れたことで、神々が各地に散らばってしまったのです。このゼウスの息子を名乗ったのがイエス・キリストだったわけですが、他の神々をことごとく否定し、ゼウスだけが唯一神であると主張。そしてその息子である自分もまた唯一神である。今思えばオウム真理教の麻原彰晃もこの論理で神を目指したのですよね。若者がころりと騙されたのも、オウム真理教の論法がキリスト教そのものだったからでしょう。まぁオウム真理教は仏教系ですが。なぜ仏教系で唯一神を目指したのか。傍から見るとマヌケなのですが、信徒からすれば「絶対神」に映ったのでしょうね。
北欧神話も主だった神々は「ラグナロク」によって死んでしまいますし、ケルト神話では異民族にエリンの地を追われてしまいます。だいたいの一神教は、いったん神々が全滅するところから始まっているように考えられます。
「深窓の令嬢」って本当に見なくなりましたよね。昔の小説やゲームなどではひとりはいたものですが。
官能小説という限られたフィールドではいまだに現役なのですね。そちらには詳しくないので、貴重な情報ありがとうございます。
最後に楽天の三木谷浩史氏による「送料無料」騒動について。Amazonに対抗したいのなら、送料は楽天が負担して無料にするべきだったと考えています。実際Amazonはテナントからある程度の在庫を自社の物流センターに集積し、そこからAmazon負担で送料無料で商品を配送しているのですから。本質を見ないで「Amazonに対抗するなら送料無料だ」と言い出して、その負担をテナントに押しつけたからあの騒動になったのです。「楽天が送料を負担します」と言えば、今頃「楽天市場」は活況を呈していたことでしょう。
- カイ.智水
- 2020年 05月01日 17時15分
[一言]
異世界でスマートフォン。悪くはないですが、どうしてもスマートフォンを使って何をさせたいのという疑問がつきまといます。
スマートフォンで出来ることを整理すると情報の伝達受信、情報の調査検索、不特定多数への情報の共有ぐらいでしょうか?
異世界モノは大抵、スマートフォンできたことをスキルや魔法、例えば鑑定や通信魔法の応用で類似のことをさせています。
中には必要になる都度、新しい魔法を作るというようなことをさせている作家さんもいます。
正直、スマートフォンの入り込む余地のない異世界の方が多そうです。
既存のスマートフォンの概念では基地局と情報管理システムといったハード及びソフトを異世界で魔法を絡めてどのように置き換えるかという問題に直面します。思い切ってそれらを無視して5Gどころかその先をすっ飛ばして10G位の未知の概念でも構築するかということも検討する必要があります。最低でも異世界の主流であるである中世ヨーロッパ仕様は捨てなければならないでしょう。
もし「小説の書き方口座」というものがあるのなら異世界編・テーマ「スマートフォンを作中の主要アイテムとして使え」というようなミッションがプロを目指す上では重要な課題となりそうです。
異世界でスマートフォン。悪くはないですが、どうしてもスマートフォンを使って何をさせたいのという疑問がつきまといます。
スマートフォンで出来ることを整理すると情報の伝達受信、情報の調査検索、不特定多数への情報の共有ぐらいでしょうか?
異世界モノは大抵、スマートフォンできたことをスキルや魔法、例えば鑑定や通信魔法の応用で類似のことをさせています。
中には必要になる都度、新しい魔法を作るというようなことをさせている作家さんもいます。
正直、スマートフォンの入り込む余地のない異世界の方が多そうです。
既存のスマートフォンの概念では基地局と情報管理システムといったハード及びソフトを異世界で魔法を絡めてどのように置き換えるかという問題に直面します。思い切ってそれらを無視して5Gどころかその先をすっ飛ばして10G位の未知の概念でも構築するかということも検討する必要があります。最低でも異世界の主流であるである中世ヨーロッパ仕様は捨てなければならないでしょう。
もし「小説の書き方口座」というものがあるのなら異世界編・テーマ「スマートフォンを作中の主要アイテムとして使え」というようなミッションがプロを目指す上では重要な課題となりそうです。
くろの介様、ご感想ありがとうございます。
実は今回のテーマは賛否両論乱れ飛ぶだろうな、と予測していました。
それでもあえて掲載したのは、読み手の皆様に一度考えてほしかったからです。
「剣と魔法のファンタジー」には指輪物語』の世界観から抜け出せない、という弱点が存在します。本来自由であるはずの小説という表現手段が、ひとつの作品に縛られているのです。
私はこれを「トールキン氏の呪縛」と呼びましたが、実際問題「小説賞・新人賞」でも、応募作の大半は「トールキン氏の呪縛」に取りつかれた凡百の世界観になってしまうのですよね。
「剣と魔法のファンタジー」はもっと自由になるべきだと思いました。
今回の提言はひとつの警鐘を鳴らす効果はあったはずです。
それに賛同するか否定するかは受け取る人々の感性次第。
伝統的な『指輪物語』の世界観でなければと考える方は、そのままで良いと思います。
ですが、もしトールキン氏が現代に生きていたら、スマートフォンを作品に取り込んでいた可能性は高いのではないか、とも考えています。
スマートフォンがある世界に生きている私たちが生み出せる「剣と魔法のファンタジー」がどのようなものなのか。書き手として考えておくのはよいことのはず。結果として採用せずに「トールキン氏の呪縛」を課した世界観でもよいでしょう。
実は今回のテーマは賛否両論乱れ飛ぶだろうな、と予測していました。
それでもあえて掲載したのは、読み手の皆様に一度考えてほしかったからです。
「剣と魔法のファンタジー」には指輪物語』の世界観から抜け出せない、という弱点が存在します。本来自由であるはずの小説という表現手段が、ひとつの作品に縛られているのです。
私はこれを「トールキン氏の呪縛」と呼びましたが、実際問題「小説賞・新人賞」でも、応募作の大半は「トールキン氏の呪縛」に取りつかれた凡百の世界観になってしまうのですよね。
「剣と魔法のファンタジー」はもっと自由になるべきだと思いました。
今回の提言はひとつの警鐘を鳴らす効果はあったはずです。
それに賛同するか否定するかは受け取る人々の感性次第。
伝統的な『指輪物語』の世界観でなければと考える方は、そのままで良いと思います。
ですが、もしトールキン氏が現代に生きていたら、スマートフォンを作品に取り込んでいた可能性は高いのではないか、とも考えています。
スマートフォンがある世界に生きている私たちが生み出せる「剣と魔法のファンタジー」がどのようなものなのか。書き手として考えておくのはよいことのはず。結果として採用せずに「トールキン氏の呪縛」を課した世界観でもよいでしょう。
- カイ.智水
- 2020年 04月30日 08時01分
[一言]
異国情緒。ライトノベルで人の生活や思想、情景をしっかり描写して異国情緒を表現される作家さんはプロでも10年以上コンスタントに新刊を出版しているような方々を含めてもごくわずかしか思い当たりません。ましてや「なろう」ではランキング上位でもなかなか見かけません。
一概に奴隷制度と云っても東洋と西洋ではかなり異なります。中世ヨーロッパのような世界観は基本的にキリスト教のような一神教の存在が前提で多神教世界ではまず成立しないという事を理解されていない方も多いように思われます。
それ故に読者の知識量と想像力に依存する書き方はある意味正解かもしれません。
でも其処でやらかしがちなのが中国式の国家制度、後宮制度を物語に取り込む、世界で尤も完成した後宮制度と専制主義体制を持つのは中国なので仕方ない部分はあるのですが、服飾等の描写を省くことです。人によるでしょうけど名前が西洋風にも関わらず中華風の民族衣装を纏った集団が読者の頭の中で乱舞することになります。賞の審査員は博識な方が多いでしょうから間違いなくそうなるでしょう。
私はなろうから書籍化された作品でもイラストで主人公が西洋風の衣装を着用しているのを見て始めてその事に気付いたこともあります。
銀河英雄伝説もかなりきわどい設定でした。銀河帝国の国家制度は明らかに明代辺りの中国がベースでしたから。筆者がしっかりと服飾等を描写してくれていたおかげで漢服を着たドイツ人という奇妙なモノを想像せずに済みました。何故、ドイツ人が中国式の国家制度を採用するのかという疑問は残りますが。
まだ名前がロシア風なら特に違和感を感じることはないのですが。ロシアは長らくモンゴル人の支配下におかれたという歴史とビザンチン帝国の最後の皇族と婚姻を結んだ事によりビザンチン帝国の後継として、コンスタンチノープルの奪回とビザンチン帝国の再興を遺伝子レベルにまで落とし込んでしまった因果な国で欧州で唯一東洋的、専制主義が違和感なく定着している国でもありますから。実際、ゴールデンバウム朝はロマノフ朝をモデルにしたそうですから。
モデルにした地域と異なる文化が物語の舞台で根付いているのであれば細かく描かないと伝わらないです。
あと、人類の生存を脅かすようなモンスターが跳梁跋扈しているような地域の植生が地球で最も凶悪な動植物が集い虫一匹といえども油断できないとされるアマゾンよりも温く感じる描写は頂けません。そういう描写になるのであればそれらしい理由、人間以外は襲わない等の屁理屈の一つも欲しいものです。
何れにせよ最初に丹念に舞台設定をしておかないと異世界情緒は書けませんね。
異国情緒。ライトノベルで人の生活や思想、情景をしっかり描写して異国情緒を表現される作家さんはプロでも10年以上コンスタントに新刊を出版しているような方々を含めてもごくわずかしか思い当たりません。ましてや「なろう」ではランキング上位でもなかなか見かけません。
一概に奴隷制度と云っても東洋と西洋ではかなり異なります。中世ヨーロッパのような世界観は基本的にキリスト教のような一神教の存在が前提で多神教世界ではまず成立しないという事を理解されていない方も多いように思われます。
それ故に読者の知識量と想像力に依存する書き方はある意味正解かもしれません。
でも其処でやらかしがちなのが中国式の国家制度、後宮制度を物語に取り込む、世界で尤も完成した後宮制度と専制主義体制を持つのは中国なので仕方ない部分はあるのですが、服飾等の描写を省くことです。人によるでしょうけど名前が西洋風にも関わらず中華風の民族衣装を纏った集団が読者の頭の中で乱舞することになります。賞の審査員は博識な方が多いでしょうから間違いなくそうなるでしょう。
私はなろうから書籍化された作品でもイラストで主人公が西洋風の衣装を着用しているのを見て始めてその事に気付いたこともあります。
銀河英雄伝説もかなりきわどい設定でした。銀河帝国の国家制度は明らかに明代辺りの中国がベースでしたから。筆者がしっかりと服飾等を描写してくれていたおかげで漢服を着たドイツ人という奇妙なモノを想像せずに済みました。何故、ドイツ人が中国式の国家制度を採用するのかという疑問は残りますが。
まだ名前がロシア風なら特に違和感を感じることはないのですが。ロシアは長らくモンゴル人の支配下におかれたという歴史とビザンチン帝国の最後の皇族と婚姻を結んだ事によりビザンチン帝国の後継として、コンスタンチノープルの奪回とビザンチン帝国の再興を遺伝子レベルにまで落とし込んでしまった因果な国で欧州で唯一東洋的、専制主義が違和感なく定着している国でもありますから。実際、ゴールデンバウム朝はロマノフ朝をモデルにしたそうですから。
モデルにした地域と異なる文化が物語の舞台で根付いているのであれば細かく描かないと伝わらないです。
あと、人類の生存を脅かすようなモンスターが跳梁跋扈しているような地域の植生が地球で最も凶悪な動植物が集い虫一匹といえども油断できないとされるアマゾンよりも温く感じる描写は頂けません。そういう描写になるのであればそれらしい理由、人間以外は襲わない等の屁理屈の一つも欲しいものです。
何れにせよ最初に丹念に舞台設定をしておかないと異世界情緒は書けませんね。
くろの介様、ご感想ありがとうございます。
異国情緒は書けていない書き手が多いんですよね。ほとんどが「剣と魔法のファンタジー」なんだからわかるよな、という同調圧力が働いているような印象です。
皇帝制度は中国が完成させたところがありますからね。秦の始皇帝はもとより、それ以前の黄帝や三皇なども含めると、四千年の歴史がありますし、今でも習近平の皇帝制度と言えなくもありません。
『銀河英雄伝説』は田中芳樹氏が元々中国史に詳しいので、制度設計をする際にどうしても中国史に照らし合わせてしまうのだと思います。私も中国史をかなり読んでいますので、国家制度を考えるとどうしても中国になってしまうことがあります。
銀河帝国がドイツ名で、自由惑星同盟がだいたい英仏名なので、第一次世界大戦・第二次世界大戦を意識している部分もあったでしょうか。
モンスターに関してはまさにおっしゃるとおりで、なぜ人間しか襲わないのかとか、モンスターの脅威が感じられない牧歌的な街の暮らしというのも本来はありえないんですよね。日に何人かは犠牲になっているはずなのですから。
異国情緒・異世界情緒を感じさせる作品は、難しくはありますが、差別化要素としては有力だと思っています。
異国情緒は書けていない書き手が多いんですよね。ほとんどが「剣と魔法のファンタジー」なんだからわかるよな、という同調圧力が働いているような印象です。
皇帝制度は中国が完成させたところがありますからね。秦の始皇帝はもとより、それ以前の黄帝や三皇なども含めると、四千年の歴史がありますし、今でも習近平の皇帝制度と言えなくもありません。
『銀河英雄伝説』は田中芳樹氏が元々中国史に詳しいので、制度設計をする際にどうしても中国史に照らし合わせてしまうのだと思います。私も中国史をかなり読んでいますので、国家制度を考えるとどうしても中国になってしまうことがあります。
銀河帝国がドイツ名で、自由惑星同盟がだいたい英仏名なので、第一次世界大戦・第二次世界大戦を意識している部分もあったでしょうか。
モンスターに関してはまさにおっしゃるとおりで、なぜ人間しか襲わないのかとか、モンスターの脅威が感じられない牧歌的な街の暮らしというのも本来はありえないんですよね。日に何人かは犠牲になっているはずなのですから。
異国情緒・異世界情緒を感じさせる作品は、難しくはありますが、差別化要素としては有力だと思っています。
- カイ.智水
- 2020年 04月29日 08時01分
[一言]
主人公を交代させていく手もありますが……それで成功した例が思い浮かびませんな……
主人公を交代させていく手もありますが……それで成功した例が思い浮かびませんな……
- 投稿者: gaction9969
- 2020年 04月27日 12時44分
エピソード1093
gaction9969様、ご感想ありがとうございます。
ドラゴンボールは主人公の交代で成功も失敗もした作品なんですよね。
最初はブルマが主役で、次に用心棒になった孫悟空が天下一武道会に向けて修行する流れで主役に昇格。
以降悟空が主役を張りますが、セル篇で悟飯にバトンタッチしたはずが、結局次の魔人ブウ篇でまた悟空が主役に戻ってしまいましたからね。
小説で主人公を交代させるのは容易ではないですね。
なにしろ主人公の一人称視点で描かれることが多く、次の主人公へバトンタッチしてもう一度主人公に感情移入できるものなのか。という点でハンデを負ってしまいますからね。
羅漢中氏『三国志演義』で、劉備玄徳から諸葛亮孔明へバトンタッチしたのが、成功例と言えなくもありませんが。
ドラゴンボールは主人公の交代で成功も失敗もした作品なんですよね。
最初はブルマが主役で、次に用心棒になった孫悟空が天下一武道会に向けて修行する流れで主役に昇格。
以降悟空が主役を張りますが、セル篇で悟飯にバトンタッチしたはずが、結局次の魔人ブウ篇でまた悟空が主役に戻ってしまいましたからね。
小説で主人公を交代させるのは容易ではないですね。
なにしろ主人公の一人称視点で描かれることが多く、次の主人公へバトンタッチしてもう一度主人公に感情移入できるものなのか。という点でハンデを負ってしまいますからね。
羅漢中氏『三国志演義』で、劉備玄徳から諸葛亮孔明へバトンタッチしたのが、成功例と言えなくもありませんが。
- カイ.智水
- 2020年 04月27日 22時26分
[一言]
ブルマが主役のままだったら、どうなってたのか、それも気になりますな……特異な主人公は一人語りが難しいのでワトソン役の一人称でやったりは常套かと。これもドイルの発明?
ブルマが主役のままだったら、どうなってたのか、それも気になりますな……特異な主人公は一人語りが難しいのでワトソン役の一人称でやったりは常套かと。これもドイルの発明?
- 投稿者: gaction9969
- 2020年 04月25日 06時54分
エピソード1092
gaction9969様、ご感想ありがとうございます。
返信が後れて申し訳ございません。
ブルマが主役のままなら、最初にドラゴンボールを7つ集めて神龍を呼び出したとき、ウーロンが「女の子のパンツ」の願いを叶えたあと、またドラゴンボールを探すたびに出るのであった。終わり。という流れかなと。もう一度集めてブルマの願いを叶えて終わるというのもありそうですが。
誰も想像がつかないほどの推理を披露するホームズの一人称視点では、読み手がついてこられませんからね。ワトスンから見たホームズにしたことにより、より神秘さが増したように感じます。
コナン・ドイル氏としては推理小説の連載は初めてだったはずなので、悩みまくった末に生み出したスタイルなのかもしれません。
返信が後れて申し訳ございません。
ブルマが主役のままなら、最初にドラゴンボールを7つ集めて神龍を呼び出したとき、ウーロンが「女の子のパンツ」の願いを叶えたあと、またドラゴンボールを探すたびに出るのであった。終わり。という流れかなと。もう一度集めてブルマの願いを叶えて終わるというのもありそうですが。
誰も想像がつかないほどの推理を披露するホームズの一人称視点では、読み手がついてこられませんからね。ワトスンから見たホームズにしたことにより、より神秘さが増したように感じます。
コナン・ドイル氏としては推理小説の連載は初めてだったはずなので、悩みまくった末に生み出したスタイルなのかもしれません。
- カイ.智水
- 2020年 04月27日 22時20分
gaction9969様、ご感想ありがとうございます。
おそらくブルマが主役のままなら、ドラゴンボールはもっと早く連載が終了していたはずです。
要はドラゴンボールを7つ集める過程を何回繰り返しても読み手がついてこられるか。そこが試されるはずですから。
冒険マンガがバトルマンガに変わって長寿となった。『ONE PIECE』も同じなんですよね。
天才の変人ホームズのひとり語りは読み手がついてこられませんね。一般人ワトスンが彼を見て語るから、ホームズの天才性が際立つのだと思います。
こういった明確な二人称視点は、コナン・ドイル氏によって広まったことは確かです。
おそらくブルマが主役のままなら、ドラゴンボールはもっと早く連載が終了していたはずです。
要はドラゴンボールを7つ集める過程を何回繰り返しても読み手がついてこられるか。そこが試されるはずですから。
冒険マンガがバトルマンガに変わって長寿となった。『ONE PIECE』も同じなんですよね。
天才の変人ホームズのひとり語りは読み手がついてこられませんね。一般人ワトスンが彼を見て語るから、ホームズの天才性が際立つのだと思います。
こういった明確な二人称視点は、コナン・ドイル氏によって広まったことは確かです。
- カイ.智水
- 2020年 04月26日 08時14分
[一言]
コメディは小説のジャンルで難易度が高い方に分類されますね。漫才やコントは話術だけでなく目線や仕草、身振り手振りで笑いの雰囲気を作れますがコメディ小説は文字の羅列だけで笑いのツボを押さえなければなりませんから。
実際、文字だけで書かれた漫才の脚本はそれ程、面白いものではありませんから。
また、コメディで絶対やってはいけないは作中で人を死なせる事ですね。作中で人が死ねば笑いの意味が変化しますから。
単純に人を楽しませる和ませる意味合いが作中人物の異常性の強調や現実逃避に変化し小説のジャンルが変わります。
逆を云えば人が死んでおかしくないシチェーションで誰も死なないそして殆ど無傷に等しい場合はどれほど展開がシリアスであろうともコメディになってしまうという事でもあります。
ラブコメは基本、痴情の縺れから刃傷沙汰になって死人がでてもおかしくないシチェーションであるにも関わらず誰も究極的には傷付かない。故にコメディとして成立するのだと私は考えています。
コメディは小説のジャンルで難易度が高い方に分類されますね。漫才やコントは話術だけでなく目線や仕草、身振り手振りで笑いの雰囲気を作れますがコメディ小説は文字の羅列だけで笑いのツボを押さえなければなりませんから。
実際、文字だけで書かれた漫才の脚本はそれ程、面白いものではありませんから。
また、コメディで絶対やってはいけないは作中で人を死なせる事ですね。作中で人が死ねば笑いの意味が変化しますから。
単純に人を楽しませる和ませる意味合いが作中人物の異常性の強調や現実逃避に変化し小説のジャンルが変わります。
逆を云えば人が死んでおかしくないシチェーションで誰も死なないそして殆ど無傷に等しい場合はどれほど展開がシリアスであろうともコメディになってしまうという事でもあります。
ラブコメは基本、痴情の縺れから刃傷沙汰になって死人がでてもおかしくないシチェーションであるにも関わらず誰も究極的には傷付かない。故にコメディとして成立するのだと私は考えています。
くろの介様、ご感想ありがとうございます。
小説でコメディーをやるのはひじょうに難度が高いですね。
おっしゃるように、文字だけで笑いをとりにいかないと駄目で、それは「文体のコメディー」の難しさが正確に反映してしまうからでもあります。
「シチュエーション・コメディー」で笑わせるのも、小説でやればできないことではありませんが、どうしても状況の説明から入らないといけませんし、それが退屈を誘うことにもなります。
人が死んでもおかしくないシチュエーションでも誰も死なない。
これはチャップリン氏が得意としたコメディーですね。
まぁヒットラーは死にましたが。それでもたいていの主人公は生き延びるんですよね。
ラブコメはまだ私に恋愛感情がないので、どうしてもコメディー面でしか見られないため、このテーマで一本書くにはまだ時間がかかりそうです。
小説でコメディーをやるのはひじょうに難度が高いですね。
おっしゃるように、文字だけで笑いをとりにいかないと駄目で、それは「文体のコメディー」の難しさが正確に反映してしまうからでもあります。
「シチュエーション・コメディー」で笑わせるのも、小説でやればできないことではありませんが、どうしても状況の説明から入らないといけませんし、それが退屈を誘うことにもなります。
人が死んでもおかしくないシチュエーションでも誰も死なない。
これはチャップリン氏が得意としたコメディーですね。
まぁヒットラーは死にましたが。それでもたいていの主人公は生き延びるんですよね。
ラブコメはまだ私に恋愛感情がないので、どうしてもコメディー面でしか見られないため、このテーマで一本書くにはまだ時間がかかりそうです。
- カイ.智水
- 2020年 04月26日 08時08分
[一言]
名前の付け方にも色々あるものですね。でも共存させてはいけない名前と云うものもあるのですね。例えばカール、シャルル、チャールズ、そしてカルロスなんかがそうですね。何れもアルファベット表記では類似のスペルです。違いはその名前の所有者が所属する地域で使用される言語の発音の違いで同じ名前なんですね。だから異世界モノの設定でよくある統一言語の場合、同じ作品では共存させることは出来ません。共存させる場合は結構面倒な設定が必要になりますし現実世界を舞台にしても移民とか亡命等の特殊な設定が必要になります。
天候が登場人物の心理描写にあまり使用されない理由は単に大仰になりすぎるからだと思われます。
悲しみの暗喩として度々雨を降らせるのは流石に頭が悪いとしか感じません。
学校で小説の書き方を教えないのは評価が難しいという事は勿論あるとは思うのですが美術や音楽のように小学校入学以前、文字を覚えるまでに慣れ親しんだものではないためまず好きになって貰うことから始めなければならないものだからだと思われます。
音楽や美術の授業と同じ感覚で小説の授業を行った場合おそらく小説を嫌いになる子供が爆発的に増加し小説がビジネスとしても娯楽としても成立しなくなるほど廃れると思われます。
名前の付け方にも色々あるものですね。でも共存させてはいけない名前と云うものもあるのですね。例えばカール、シャルル、チャールズ、そしてカルロスなんかがそうですね。何れもアルファベット表記では類似のスペルです。違いはその名前の所有者が所属する地域で使用される言語の発音の違いで同じ名前なんですね。だから異世界モノの設定でよくある統一言語の場合、同じ作品では共存させることは出来ません。共存させる場合は結構面倒な設定が必要になりますし現実世界を舞台にしても移民とか亡命等の特殊な設定が必要になります。
天候が登場人物の心理描写にあまり使用されない理由は単に大仰になりすぎるからだと思われます。
悲しみの暗喩として度々雨を降らせるのは流石に頭が悪いとしか感じません。
学校で小説の書き方を教えないのは評価が難しいという事は勿論あるとは思うのですが美術や音楽のように小学校入学以前、文字を覚えるまでに慣れ親しんだものではないためまず好きになって貰うことから始めなければならないものだからだと思われます。
音楽や美術の授業と同じ感覚で小説の授業を行った場合おそらく小説を嫌いになる子供が爆発的に増加し小説がビジネスとしても娯楽としても成立しなくなるほど廃れると思われます。
くろの介様、ご感想ありがとうございます。
ジョン、ヨハン、ジョセフ、ヨーゼフなんかも同じ名前の方言ですよね。
ジョージとジョルジュ、ゲオルグなんかも有名かな。
こういったものはだいたい旧約聖書やキリスト教の文化圏で見られます。
天気については、悲しい場面で必ず雨にする必要はないのです。
ただ小説投稿サイトに掲載されている作品と、紙の書籍化された作品とでは、「天気」を書いてあるかどうかに違いが見受けられるからです。まぁ小説投稿サイト発の作品は「天気」に疎いんですけどね。紙の書籍の作品は、たいてい日付や天気などを必ず書いてあります。意識の差かもしれませんが、場面が切り替わったのに天気がわからないと、情景が浮かびにくいように感じています。
「学校で小説の書き方を教えない」に通じるのは「学校で読書感想文の書き方を教えない」のと同源な感覚を持っています。夏休みの宿題で「読書感想文」を書くように言われますが、当の「読書感想文」の書き方は教えてくれないのです。これで書けと言われるのですから、多くの子どもが作文嫌いになるはずですよ。
作文嫌いな子が小説家を目指すのかは謎ですが、ひとつのハードルになっているのは確かですね。
ジョン、ヨハン、ジョセフ、ヨーゼフなんかも同じ名前の方言ですよね。
ジョージとジョルジュ、ゲオルグなんかも有名かな。
こういったものはだいたい旧約聖書やキリスト教の文化圏で見られます。
天気については、悲しい場面で必ず雨にする必要はないのです。
ただ小説投稿サイトに掲載されている作品と、紙の書籍化された作品とでは、「天気」を書いてあるかどうかに違いが見受けられるからです。まぁ小説投稿サイト発の作品は「天気」に疎いんですけどね。紙の書籍の作品は、たいてい日付や天気などを必ず書いてあります。意識の差かもしれませんが、場面が切り替わったのに天気がわからないと、情景が浮かびにくいように感じています。
「学校で小説の書き方を教えない」に通じるのは「学校で読書感想文の書き方を教えない」のと同源な感覚を持っています。夏休みの宿題で「読書感想文」を書くように言われますが、当の「読書感想文」の書き方は教えてくれないのです。これで書けと言われるのですから、多くの子どもが作文嫌いになるはずですよ。
作文嫌いな子が小説家を目指すのかは謎ですが、ひとつのハードルになっているのは確かですね。
- カイ.智水
- 2020年 04月24日 19時23分
[一言]
自由間接話法、上級者向けの技法ですね。使用する対象の人物設定がコミカルでノリツッコミの良い人物か表裏のギャップの激しい人物にしておかなければ精神分裂症?と云うような印象を読者は持ちますから。賞の審査員にはキャラがブレているとの評価を下され落選させられる可能性もあります。出来映えを審査員の採点によって優劣を決定する賞や競技は落選理由が明確に回答できるものを優先的に落選させますから。
そして絶世の美男美女と設定をつけた人物には絶対に使えません。雰囲気が台無しになるからです。
もし田中芳樹氏が銀河英雄伝説でアンネローゼに対して使っていたなら間違いなく彼の作家人生は終了していたかもしれません。
ラノベという言葉が定着する前はファンタジー系の小説でも異世界を舞台にしたモノは意外と少なかったように思います。
現在でもカドカワ系から出版される書籍で完全な異世界を舞台にした作品は異世界を舞台にしたものより現実世界を舞台にした作品の方が多いようです。以前から増加傾向にありましたがネット系の作家さん出版するようになってから異世界を舞台にした作品が爆発的に増えたような気がしますけど。
全体的には理屈抜きのテレビゲームのような魔法を登場させたい、エルフや獣人といった異種族を出したい、神や悪魔といった超越敵存在を理屈抜きで気軽に登場させたいといった作品に異世界は使われるようです。
中にはラブコメ作品の舞台が異世界という、特に女性向けのラノベに多いようです、意味不明の作品もありますが。
全体的に既存の現実世界の理屈との整合性を取るのが大変だから異世界にせざる負えない場合が多いですね。例えば現実世界で神や悪魔を出せば必然的に宇宙や異星人との整合性を作中には出さなくても裏設定で必ず保有しておく必要があります。
更に学校で習う歴史の延長線上存在させる場合は過去の歴史に影響が出なかった理由も必要とします。
田中芳樹氏は創竜伝でイロイロやってしまっていますが。
そういう場合はご都合主義の理屈を考えるだけで済む、異世界を舞台にした方が楽かもしれません。
自由間接話法、上級者向けの技法ですね。使用する対象の人物設定がコミカルでノリツッコミの良い人物か表裏のギャップの激しい人物にしておかなければ精神分裂症?と云うような印象を読者は持ちますから。賞の審査員にはキャラがブレているとの評価を下され落選させられる可能性もあります。出来映えを審査員の採点によって優劣を決定する賞や競技は落選理由が明確に回答できるものを優先的に落選させますから。
そして絶世の美男美女と設定をつけた人物には絶対に使えません。雰囲気が台無しになるからです。
もし田中芳樹氏が銀河英雄伝説でアンネローゼに対して使っていたなら間違いなく彼の作家人生は終了していたかもしれません。
ラノベという言葉が定着する前はファンタジー系の小説でも異世界を舞台にしたモノは意外と少なかったように思います。
現在でもカドカワ系から出版される書籍で完全な異世界を舞台にした作品は異世界を舞台にしたものより現実世界を舞台にした作品の方が多いようです。以前から増加傾向にありましたがネット系の作家さん出版するようになってから異世界を舞台にした作品が爆発的に増えたような気がしますけど。
全体的には理屈抜きのテレビゲームのような魔法を登場させたい、エルフや獣人といった異種族を出したい、神や悪魔といった超越敵存在を理屈抜きで気軽に登場させたいといった作品に異世界は使われるようです。
中にはラブコメ作品の舞台が異世界という、特に女性向けのラノベに多いようです、意味不明の作品もありますが。
全体的に既存の現実世界の理屈との整合性を取るのが大変だから異世界にせざる負えない場合が多いですね。例えば現実世界で神や悪魔を出せば必然的に宇宙や異星人との整合性を作中には出さなくても裏設定で必ず保有しておく必要があります。
更に学校で習う歴史の延長線上存在させる場合は過去の歴史に影響が出なかった理由も必要とします。
田中芳樹氏は創竜伝でイロイロやってしまっていますが。
そういう場合はご都合主義の理屈を考えるだけで済む、異世界を舞台にした方が楽かもしれません。
くろの介様、ご感想ありがとうございます。
自由間接話法はどうしても破綻しやすいテクニックなんですよね。
使いこなせるだけの実力があれば、即プロレベルですが、選考さんや審査員さんまで納得させられる方はほとんどいないと思います。賞レースでは使わないほうがよいと思います。
コミカルな一人称視点としては「あり」なんですけどね。
楽しめる方は楽しめるけど、人を選びます。
異世界ばかりになってしまう理由も、仰るとおり異種族や神・天使・悪魔といったものを出したいからが多いと思います。
史実に忠実な「歴史」ものでなく、歴史の事件から創作する「時代」ものにすれば、かなり無茶な設定も使えるんですよね。それこそ『るろ剣』のような幕末「時代」ものはかなりの数に上りますし。
多くの方が異世界を舞台にするのは、書き手の好き勝手にできるという利便性重視なのですね。
自由間接話法はどうしても破綻しやすいテクニックなんですよね。
使いこなせるだけの実力があれば、即プロレベルですが、選考さんや審査員さんまで納得させられる方はほとんどいないと思います。賞レースでは使わないほうがよいと思います。
コミカルな一人称視点としては「あり」なんですけどね。
楽しめる方は楽しめるけど、人を選びます。
異世界ばかりになってしまう理由も、仰るとおり異種族や神・天使・悪魔といったものを出したいからが多いと思います。
史実に忠実な「歴史」ものでなく、歴史の事件から創作する「時代」ものにすれば、かなり無茶な設定も使えるんですよね。それこそ『るろ剣』のような幕末「時代」ものはかなりの数に上りますし。
多くの方が異世界を舞台にするのは、書き手の好き勝手にできるという利便性重視なのですね。
- カイ.智水
- 2020年 04月19日 18時11分
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