感想一覧

[良い点]
武衛様の方から来ました。
昭和史にはとんと疎いのですが、それだけにイメージが容易に浮かぶ人物が主人公というのは有り難く思います。
某パラドゲーか何かで写真を見たと思うのですが、あの髭はずるいわ印象に嫌でも残るもの。

最近の更新では各方面の「あれ？カイゼル髭変じゃない？」的な部分が多く語られてきたように感じますが、首相就任からおよそ2年半。
そろそろ角栄の在任日数超えるカイゼル髭。これはおかしい(断言)

[一言]
先を知ってるカイゼル禿的には次の陸相の大本命は阿南さんかしら？
米内さんが海相してると難しいだろうけど。
戦場には出しちゃいけないけど陸軍を抑える人間としては私情で政治をグダグダにしない安心感が感じられる。

[一言]
玉錦…最後は医者の言うこと聞かず、虫垂炎の悪化
からの腹膜炎発症で死亡でしたっけ…まあこの世界
だと数年くらいは寿命が延びるのかな？。
小磯大将は、この人も林さんに負けず劣らず、いや
それ以上の世渡りの上手い御方ですな。
武藤章…この人人望薄かったみたいだし、まあドサ
回りで苦労してみるのもいい社会経験でなくて？。
しかし宇垣さんが嫌われるのも宜なるかな…というか
この所業では首相に返り咲くなんて確かに無理だわw
次回も楽しみです。

[一言]
"組織として強い指導者は望ましいが、強すぎる指導者は望ましくない。まして長すぎるのは困る"

宇垣なんかはまさに強すぎる上に長過ぎる指導者でしたねぇ…

軍縮も人事も、公正に判断するなら妥当な内容が多く、なぜああも陸軍の中堅幕僚に嫌われたかと言うと、やはり豪腕過ぎて自分たちの裁量がない、おまけに長きにわたって上層部の椅子を派閥で固めたと言うのがあると思います

しかし反宇垣という理由だけで一夕会の連中が担いだ真崎・荒木・林は、いざ三長官をさせて見ると力量不足を露呈する有様と言うわけで…

[良い点]
達磨蔵相　　「アル中、酒乱とは公人として情けない」
Ｍ大蔵相　　「せやせや」
Ｎ財務相　　「ほんそれ」
是清大明神　「お前ら後で説教な」

単騎駆け大好き毘沙門天
「酒に飲まれるとは武人として失格だね」
第2代総理大臣
「参謀としても失格でごわす」
とある現役海相
「軍事参議官としても失格です」
金谷大将
「アンタラニイワレタクナイヨ」



[気になる点]
間違い探し…主人公（禿）の活躍シーン…生き残った錠太郎との毛根死滅合戦（プロレス）のことかな？
JYO太郎　　「オラオラオラ・・・（髭を抜く掛け声）」
カイゼル禿 「ゴゴゴゴゴ・・・（抜く髭がなくて困ってる）」
川島陸相 「やれやれだぜ」

[一言]
真崎大将を有罪に持って行くことで国体明徴運動を完全に潰しにかかったのかな。そうなると北一輝を生き残らせたのも、後々恩赦なりで開放して戦後レジームに近い形へ政体変更する際に理論・思想的なアドバイザーとして役立てようとする意図がカイゼル禿にはあるのではないかと深読み。
実際にどうするのかはともかく、真崎大将を罪に落としたことで、生き残った人も今回狙われなかった要人も青年将校のシンパとか皇居を占拠しそうな若手軍人とかにまた命を狙われそうだなぁ…

[良い点]
更新ありがとうございます！　毎日の生きる糧です(笑) 財界から新たな実務家がイン、軍部や各省との鍔迫り合いが楽しみです。当時の日本て地方格差もジニ係数やばいし早く何とかしないと世直し掲げて軍部の暴走待ったなし…そのためにも軍事費削減して内需に回すべきだけどそれやったら内閣＼(^o^)／オワタな素敵な体制。こういう厳しい制約を逃げずに描くことでよくあるNAISEIものとは違う、利害を異にする集団をうまくかみ合わせ国にとっての最適解を目指すという内政の魅力が詰まった作品に仕上がっていると思うのです。
[気になる点]
この世界の東北地方ってどうなっているんでしょう。あと陸海軍での学校教育のあり方も気になります。ここで各国の政治体制や戦史(特に負け戦)を叩きこまなかったがために戦に勝つことしか考えず、引き起こされる政治的混乱や政略的勝利に対して無責任に過ぎるという当時の軍人の性質が形成されたとのことですが…。
[一言]
政界、官界、軍界、財界の大立者たちとメディア―民衆が織りなす政治ドラマは、ハルバースタムの著作を読んでいるような楽しさがあります。この世界の日本がどういう道を選ぶのか、絶望的な敗戦でリセットされたあと生まれた貿易国家日本とそれはどう違うのか、とっても楽しみです。

[一言]
今の経団連の人間の雑魚ぶりがよく分かるくらい
の昭和の財閥の怪物達…。
まあ…読んでいてボク、ケイザイヨクワカンナイヨ
な感じで、私の情弱ぶりが際立つ(白目)
まあこの時代の人間はオーベルシュタインみたいな
タイプの人やオフレッサーみたいなタイプのとか、
トリューニヒトみたいなのとか…うわぁろくなやつ
がいないよう…。
まあ、早い話全員悪人…((((アウトレイジ))))
次回も楽しみです。

[良い点]
経済・軍事に限らず、派閥の論理も含め多方面から描く仮想戦記は本当に貴重。
そして言うまでもなく面白い。
まあ現代の総力戦って、単純に兵器作って軍隊指揮してりゃ勝てるものでは無いですよねえ。
[一言]
ドル買いなあ……。
あの事件と血盟団事件は、良くも悪くも(三井に限らず)その後の財閥の方向性を決定付けましたよねえ。
規模の割に刑が軽い事から見ても当時の民意は明らかですが、あれが無ければどうなってただろうかとは思う。個人的にはそれ程の大事件。

なお三井広報委員会は現在でもホームページで言い訳している模様。
日銀百年史を前提とすれば、明らかに突出し過ぎなんだよなあ。そりゃ自己防衛とか理解されず名指しで批判されるわ。
後はビビった結果とはいえ現在の数千億規模寄付するのは凄いとは思うけど、
当時の農業不況(特に東北は地獄)で飢餓に喘いでた庶民からは、逆に今までどれだけ悪どく儲けてたんだと反感食らうとは思わなかったんですかね……。

[一言]
北一輝の凄まじいところは、手段がトチ狂ってるのに辿り着こうとした結果がほぼ正解なところだと考えてます

天皇の国民ではなく国民の天皇という考え
全盛期の現代日本に限りなく近い、社会保証をベースとした経済社会を考案
相対的に極端な文民政治の触れ幅を抑え社会を安定させアカく染まりすぎるのを防ぐ
とかあの時代に考え付くのがイミフ過ぎる

そしてその手段が昭和維新Kakumei!しましょ？とか(白眼)
なんでそこまでわかって、そうなるんだよ…w

[良い点]
あれは熟れた狼さんだったのね…
んにゃ んにゃ～（ごめんねごめんね）