感想一覧

[良い点]
すごい。
最初は、河を渡ろうとする様子が、その描写が鮮やかで、「あー！ やまだ様映画がきたぞー！」とワクワクしながら、頭の中で壮大なシーンを思い浮かべてうっとりしていたのですが。

龍が登場して、その圧倒的な存在感にぞくぞくしました。
龍を描写するにあたって、「圧倒的な存在感」と一言で片付けるのは、とても簡単ですが、やまだ様は実際に、「こいつはすごいぞ……！」と臨場感を伴って、読者に感じさせてくれる。

空気が一変して、心臓が高鳴ったり収縮したり忙しい感じ、自分の中に眠っていた原始が呼び起こされ、生死を意識させられる感じ。
そういう、言葉だけで伝えるには本当に難しいことを、やまだ様の文章が届けてくださって。

やまだ様の描くファンタジーの素晴らしさをしみじみと堪能しています。
[一言]
デラク……！
(´；ω；｀)ウッ…

いいやつだなぁ、本当にレイズを慕ってたんだろうなぁ、と思うと、彼の最期が思い出されて。

北の傭兵生活は、人智を超え、大抵の人の手には余るような魔物の存在、原始的ななにか、急激な変化などがあって、ドラマチックですね。
人と人との関わりも、裏切りや粗暴さがあって、のんびりとはしていられないような感が根本にあって、それだからこそ、今での穏やかなシーンや信頼関係といったものが、たとえ刹那的であろうとも、目も眩むようなものすごい輝きを放って見えるような。

気候的にはあまり日の差さない、ぼやけた色彩だろう北の大地と、そこに生きるひとびとの濃い色彩といったコントラストが、とても美しいです。

[良い点]
おお！リルティ、最初ちょっと怖かったゾ。


でも最終的には掴み所がない魅力的なヒトだなぁ〜と

[良い点]
北の地にも劣らない厳しい世界ですな。、。、

[良い点]
イルミス、ウォリスに続きウェンディまでも！？

アルマークの勉強を手伝う回の合間にこーいった不思議な出来事を織り交ぜられると、とても良いアクセントとなりますね、ほんまに

コルエンてばアルマークより主人公気質かも？笑

[良い点]
>本当ならここでお前相手に長々と演説でもぶってやりたいところだが、俺は平民だ

長々って。
ポロイス、ちょっと自覚ありなんでしょうか。
コルエン、噴き出さかったのすごい！
私は盛大に噴きました。
[一言]
ロズフィリア様がおっしゃると迫力ある！！！

[良い点]
ごめんなさい、ロズフィリア。
ぜんぜんホラーじゃありませんでした。
最高です……！
[一言]
うざい陽キャっぽい輩感のあるコルエン、すごく好きです。
ちょっとだけ距離感のあるお友達になりたい。

[一言]
ロズフィリアが笑う。
とつぜんホラージャンルに（違う）

[良い点]
泣いちゃったから感想が書けなかったというキュリメの気持ち、すごくすごくよくわかります。

アルマークを今話まで拝読して、その中で、胸が震え、あまりの感動で心が満たされ、圧倒されるお話ばかりでしたが、その感動を言葉にすることはできませんでした。
どうにか言葉になったときにだけ（「だけ」とか言いつつ、けっこうな回数で感想をおしつけていますが）やまだ様に胸のうちの感動と感謝を伝えたくてたまらないのを、文字にしましたが。

キュリメの気持ち、本当によくわかる……！
でも「すこし」じゃないのよ、キュリメ。
大号泣しちゃうの、何度も何度も。

キュリメをふくめ、この魔術祭のお話で、これまではスポットライトの当たる回数が少なかったクラスメイトたちそれぞれが、それぞれの個性と魅力を発揮していて、本当に本当に、なんて魅力的な子たちばっかりなんだろう。
なんていう絆なんだろう、すごい成長を見せてくれるなぁ、と夢中になりました。
劇中劇だけで終始して、ちょっとした中休みになるのではなく、これまでの闇との戦い（？？？？　なんて言ったらいいのでしょう、おかしな表現をしていたらすみません）も引き続きあって、ひとつひとつのモチーフや、さりげない台詞が、繋がっていて。
圧倒的な満足感……！
[一言]
ウォリスがジェビーたちの話を受けて、中等部にあがるのが楽しみ、と言っているところが、いつもは超然として大人びている彼の、なんとなく年相応な無邪気さがあるような気がして（実はぜんぜんそんなことじゃなく、ウォリスにはもっと深い意図があるのかもしれませんが）、微笑ましいような、ほっこりとするような気持ちになりました。

[良い点]
噂話に心躍らせ放課後にみんなでゾロゾロと⋯

学生のノリってそうなのよー笑

[良い点]
何度もしつこく感想を残し、うっとうしくて申し訳ない、と思いつつ。

バルテさん……！
外伝の「アルマークの旅　～南へ～」が本当に好きで。
そしてバルデさんが大好きだったので、うわぁああああん、という気持ちと。
それから、ああ満足して逝かれたのだな、と理想と信念をまっとうできたことに、よかったね、と言いたい気持ちと。
美しくてせつない、だけどあたたかいお話に感動で胸がいっぱいです。

これまでの閑話を拝読してきて、アルマークはノルク学院で、よくここまで変わることができたなぁ、擦り切れずに済んだのは、本当に心の強い子なんだなぁ、なんて考えていたのですが、「残雪」のおやじさん（強敵に立ち向かえるほど力強くはないだろうに、良心をなくさない市井の人）であったり、チュニスやパウラ、エルナのようなか弱く非搾取者であっても、善良なままの少女。
それから、確かな実力があり、自身の力を悪事に使うこともできるような、そのほうがもしかしたらずっと生きるのが楽だろうに、信念を最期まで貫いたバルテのような高潔な人物との出会いがあったからこそ、アルマークは学院で先生や友人を信頼することができたんだろうなぁ、としみじみ思いました。
そしてベースには、レイズのお父さんとか、黒狼騎兵団の面々との絆があるんでしょうね。

さまざまなレイヤーがあって、そこからさらに積み重ねられていくアルマーク（と他の子供たち）の成長物語、本当にすばらしいです……！
[一言]
つい先日、「最後の決闘裁判」という中世フランスの史実をベースにした映画を観たところだったのですが（ファンタジーや歴史に無知な私のイメージ由来は、ほとんど映画しかないので……）、今話での理不尽な判決、広場で決闘する騎士たちと物見台、処刑台といった描写があまりに鮮明で、ものすごく衝撃的でした。

ほのぼのとしていたり、コメディだったり、ミステリアスだったり、手に汗握るアクションシーンだったり、ドライな無情さであったり。
アルマークというひとつの物語に、さまざまな要素がまんべんなく盛り込まれ、それでいて軸がぶれず。
本当におもしろいです！！！！

ファンの皆様にとっては、なにを当たり前のことを、という感想だろうとは思うのですが、「最高におもしろい！」というほかに、なんと言ったらよいのか……！

同僚も言ってましたが、アニメ化してほしいな、と心底思います。
そうすれば日本だけでなく、世界で知名度が一気にあがるはず！
そしてもっともっとたくさんのひとたちが、この素晴らしい物語に触れられるようになれば、と願ってやみません。

すばらしい物語を生み出してくださり、ありがとうございます。