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かわいいわねぇ…
面白くてどの話も読み返しています。
Webでは自分で読んでます。
単行本では母と一緒に読んでいます。
これからも楽しみです。いつもありがとうございます
牛と聞くとやはりジェンナーの牛痘法を連想しますよね
  • 投稿者: olorin
  • 2025年 07月05日 23時12分
アニメ見たあとだと、エモいw
おいぃぃ!!
アニメ版見て読み返して見たけど、ロウランの大舞台がなかったのかぁw
そりゃあんまり記憶に残ってねぇーわw
あれ考えたやつはすげぇなーw
長紗ナイスゥゥ!!!!やっぱり女子会はこういう風じゃないと!猫猫も背中押してもらえ!
  • 投稿者: 美緒
  • 2025年 07月03日 16時50分
小蘭!久しぶりだ〜!緑青館については友達割引で…え?ダメ?
  • 投稿者: 美緒
  • 2025年 07月03日 16時25分
えっ水蓮さん孫に甘いおばあちゃん感あるなと思ってたけどほんとにおばあちゃんだったとは…!
  • 投稿者: 美緒
  • 2025年 07月01日 21時46分
パパ、嘘発見器じゃないですか
  • 投稿者: 美緒
  • 2025年 07月01日 18時13分

拝啓
『薬屋のひとりごと』という物語に出会えたこと、それは読者として、人生の中でもひときわ鮮やかな香りを放つ“出会い”でした。

最初の数ページで私は驚きました。
架空の中華風宮廷という舞台に、いわば風変わりな“薬草オタク”の少女が登場し、彼女の鼻と知識が、華やかな後宮の裏に隠された“人の生”を、あまりにも静かに、あまりにも正確に暴いていく。

――ミステリーでもあり、医療劇でもあり、恋愛でもありながら、
一貫して描かれるのは、「人の命に、香りがある」という事実。

そして、何より“猫猫(マオマオ)”という主人公の存在に、私は心を掴まれました。

彼女は決して英雄ではありません。
感情に流されず、距離を保ち、どこまでも“観察者”でありながら、
気づけば誰よりも命に寄り添っている。

その冷静さと、さりげない優しさ。
毒と香と血の匂いを嗅ぎ分けながら、人間の本質を見つめる彼女のまなざしに、
何度、ページをめくる手が止まったことでしょう。

壬氏という複雑な男との関係もまた、美しく、じれったく、そして深い。
感情を抑えつつも重なっていく想いは、恋というより“交わった香”のようで、
読むたびに心の奥にじんわりと染みてきます。

歴史でも現代でもない、“もう一つの世界”に息づく命たち――
その一人ひとりに光と影があり、事件を通して人の弱さも美しさも描き切る筆致に、何度も息を呑みました。

 

先生方が描かれたこの物語に、
私は多くの“香り”をもらいました。

知の香り。
哀しみの香り。
恋の香り。
そして、生きるという人間の営みそのものの香り。

この作品に出会えてよかった。
心から、そう思っています。

今後も続く物語を、ずっと、見届けさせてください。

 

敬具
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