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[一言]
読んでいてとても参考になりました
有難うございます

質問なんですが
キャラクター設定を書こうとすると、そのキャラクターの半生をおった伝記のようになってしまい、いつも膨大な量になってしまいます
もちろん物語にかかわる部分は決めるのですが、それ以外のことで設定しておくべき、あるいは設定しておいたほうがよいことはありますか?
また、最低限のキャラクター設定といった場合どこまで設定したらよいのでしょうか

よろしくお願いします
最低限どこまでキャラ設定をするべきか、ですか……考えたことなかったです。
設定の量は一人あたり数行で済ませてしまうことが多いですね。
ただし私の場合は「行動原理」を重視しますので、ストーリーに過去が密接にかかわるキャラのみ
その人物だけ伝記といいますか、何年前に何があったかは具体的に設定して書くようにしています。
その他の人物は設定を書き残さず、頭の中で「どういう場合にどういう反応を返すか(性格)」や
「だいたいこんな人生を歩んできた」というイメージのみを頭に浮かべることが多いです。
具体的に書き残していないだけで、考えてはいる、みたいな感じです。

ですから普通に複数の主人公格が過去の出来事を基準に動く場合には全員分伝記設定しますが、
ちょい役のモブキャラについても行動原理が過去に根付いていれば軽く伝記設定することもあります。
主人公でもストーリー上の役割が他人の事件を解決する「巻き込まれ型」だった場合は、
行動原理が過去ではなく今から未来の出来事に根付いているため、性格や年齢以外は考えないことも。
どこまでが必要最低限かについては、ストーリー上の役割によって異なる気がします。

その他に設定しておくべきオススメは、ずばり「他のキャラクターとの絡みパターン」です!
各キャラクターへの名前の呼び方、会話劇上のS役とM役、好感情・悪感情、
二人集まるとどんな雰囲気の会話が始まるか、会話時の基本テンション等々です。
これを最初に設定しておく(考えておく)と、ストーリー上で会話をした時に生き生きします。

設定の量は多ければ多いほど人間としての説得力が増しますので、多いこと自体は無問題だと思います。
逆に設定を決めていないキャラの場合は、性格も安定していないため行動や発言にブレが生じますが
ストーリーの進行に柔軟に対処できるため、他のキャラと絡めるときに相性良く変更できて便利です。
例えばモブキャラの設定は変更してもストーリーに悪影響がないため、その場その場で自分が面白いと思えるように好き勝手に変更させています。 M
 本編に必要ないバックストーリーを本文で長々と書いてしまうのはNGですが、主役級の裏設定(書かないけど決めておく)を細かく練り込んでおくのは素敵なことですよ。個人的には「長所と短所と趣味」を考えて「価値観」を確立しておきます。例えば「報酬と引き換えに誰でも殺す青年」が主人公だったとして、この青年が子供だけは絶対に殺さないというマイルールを持っていたとします。これをどういう表現するかが主人公の持つ「価値観」になります。

 つまり「報酬と引き換えに誰でも殺す青年」なわけですから、心情的な理由を用いて依頼を拒否するとおかしくなるので、子供を殺せという依頼に対しては「求める報酬が法外で誰にも支払えない」としたほうがしっくりくるわけです。

 駄目なのはツンデレ・地味な眼鏡っ娘・巨乳の天然娘など「属性」だけ設定して書くことです。こういう方法を用いると十中八九「わけのわからないタイミングで主人公を好きになったりする」ので危険です(経験者談)。 N
[一言]
初めまして。愚智者といいます。
小説書き方講座を見て、思ったのですが、
(私なりのやり方になりそうですが…)
私は名作―夏目漱石や宮沢賢治の著作―の書き写しをやると文章力が上がりましたので、参考程度に取り上げてもらえないかなと思いました。

完結に導くための練習にならないかな?とも思いましたので。

では失礼します
初めまして。うーむ……コメントしづらい話題ですね。
模写は私もやったことがありますが、文学に限らずエンタメだろうとラノベだろうと一定の効果は期待できると思います。ただしリスクもいくつかあったので、それ以来自分はやっていません。
それを考えると、気軽に他人にはオススメしづらいなぁ、というのが個人的な本音です。
ただここで長々と書いてもアレなので、機会があればリスクも含めて記事にしてみたいと思います。
ご意見ありがとうございました。 M
 いわゆる模写ということですよね?
 私の場合は「文章力を上げたいなら淡々とした文章を書く女性作家の作品を読むといいですよ」と言われて読み込んでいた時期があります。文学性の高い作品を目指すかエンタメ系の面白い作品を目指すか、あるいはライトノベルのような気軽に読めるものを目指すかで上達方法は変わってきます。その辺りの違いを上手くまとめて記事にできればと考えております。 N
[一言]
エゴとサービスの話で一発殴られた気がして、見直してみました。

基本的にエゴ:サービス=9:1とかで、良くても7:3程度でした。

物は試しと、ネタだけで終わらせる予定だったお話を、プロット作り直して、改めて2:8くらいの勢いで書いてみました。

結果にびびってます。

ついでに、いろいろな部分で泣きたくなりました。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2012年 03月09日 10時56分
管理
 書きたいことを自由に書けるのがWEB小説のいいところですが、エゴとサービスの比率を意識することで読者数の増加に繋がったのあれば幸いです。というより自覚的にエゴとサービスの比率を変えられる実力をお持ちなら当然の結果かもしれませんね。 N
[良い点]

 小説家になりたいなら、甘えるな。

 ……惚れてまうやろーっ!! 人間的な意味で。


 話しは変わりますが、この場をお借りして、少し愚痴(相談)らせて下さい。


 僕はこのサイト(正確にはにじファンですが)で、SSを投稿していました。いや、しています。

 ですが、一年半程前に一旦筆を置き、先日改めて見直すと、その余りの酷さに溜め息を吐きたくなりました。

 この一年間でそこそこ文章力も上がったと思い、どうせならオリジナルを書いてみたいと思いました。設定だけは無駄に書き貯めてあったので。

 しかし、僕の拙作に感想を書き、またの投稿を待っていると書いてくれた人のことを考えると、とても踏み切れません。

 なら書けばいいじゃないか、と言われるかもしれまんが、プロットも書かずにノリで書いていたため、設定が矛盾だらけで、今更続きも書けません。

 そうしていると、どんどん面白い改善案が湧いてきて書き直したくなりましたが、それをすると話が滅茶苦茶になるというカオスぶり。


 もう、ムリポ……。

 小説の書き方に関係ない悩みですし、そもそも人に聞くことではないかもしれませんが、小説家の心構えという見方からすると、僕はどうしたらいいんでしょうか。

 どうか教えてください。
  • 投稿者: エレン
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 03月06日 01時29分
 書くべきことが先に書かれていました(汗)。
 新人賞を目指す場合は完結させることが非常に重要です。ただ「小説家になろう」では「構想の段階で発表して人気があれば連載なければ下げる」という手法や「連載作品の改訂版」など、本来なら著者と編集が水面下で行っているようなことを、ネットを通じて作者と読者で行っているような節もあり、その場合「人気がなかったから打ち切り・人気が出たので設定を再構築(リビルド)して連載」となっても、いろいろと単純な未完結とは意味合いが異なるのかなと感じています。
 随分と前置きが長くなりましたが、WEB小説は作者一人にすべての判断が委ねられています。なので「これがジャスティス」というようなものは存在しません。ただ心構えという点でアドバイスするなら「無責任」な行動でなければ許容されるべきだと考えています。今回の場合なら「もっと面白い小説を書くから今の連載を終わらせてください」であれば、バグマン(漫画家が主人公の連載漫画)でいう「タントを終わらせて新連載を狙う」ときと似たような状況になります。そして「無責任」かどうかの判断を読者に委ねるしかありません。 N
このエッセイでも「完成させる技術」でNさんが取り扱っている問題ですね。
そのお気持ち、非常によくわかります。

私も初期の頃は実力不足がたたり、二本の長編を完結まで導いてあげられませんでした。⑤途中で面白くないと判断して放置してしまう が理由です。
今なら全面改稿で面白くしてあげられると思うのですが、残念ながら原稿データはPCトラブルのため消失。頭の中には当時の情熱を反映した原稿が残っていないので、今も後悔しています。

だからこそ思いました。
エレンさんの抱えている問題は、逆にチャンスではないでしょうか?

完成させる能力は、広げた風呂敷をたたむ能力です。
それは実際に完成させないと、絶対に向上しません。
「この状態からあと何ページくらいで完結にもっていけるか」「完結させたら全体の構成がどんなバランスになってしまったか」「どこが筋が通っていて、どこが無駄だったか」等々、完成させないことには経験値が割り振られないパラメーターがあるのです。

ですから小説家の心構えとしては、スケジュールが許す限り絶対に完結させるべきだと思います。
改善案を組み入れて話が無茶苦茶になってもいいです。または改善案を入れずに、矛盾だらけのままでも構いません。回収できない伏線は諦めてでも、強引にラストまで持って行ってください。

読者の方のためだけでなく、エレンさんのためにも、それが一番だと思います。 
途中までの話が整っていなければいないほど、難易度は上がります。書いていて苦しいかもしれません。しかしそれだけ、やり終えた後に得られるものが大きいはずですから。 M
[一言]
最近物語を書きたくなって、簡単に書いて投稿できるこのサイトを知り、投稿しだしました。
でもやはり、自分の妄想と勢いだけの文章ではだめだなぁと痛感し、一から勉強しようと思ったところでこの作品を知りました。
すごくわかりやすくて、さっそく参考にさせていただこうと思っています!
今書いているものは中盤くらいまで来てしまったのですが、一度ゆっくり向き合いたいと思いました。
またお世話になると思います。
よろしくお願いますね!
  • 投稿者: 徒然花
  • 2012年 02月24日 11時28分
中盤まで書いている段階で全体のプロットを組み立て直すのは難しいですが、文章技巧面においては物語の区切りがついた時点で見直してみることもアリですね。
その頃には作品の文体も安定してきているでしょうから、最初から読み直して文章を整えることで、これから書く予定の文章もどんなリズムで書いていけばいいのか意識することができると思います。(と、余計なことを言って徒然花さんの作品が持つ勢いと面白さを削がなければいいのですが)
それでは、これからもよろしくお願いします。 M
 こちらこそよろしくお願いします。
 中盤くらいまで書いているのなら一度完成させたあとプロットへ分解してみるのも一つの上達法です。そうすると「明らかな矛盾・説明の過不足・伝えるべきテーマの迷走」など改善点が見えてくるはずです。もちろん一つもないというのが理想ですが、なんやかんや残っているのが当然と考えてください。ここで自身の長所と短所を把握できれば、改稿作ないし次回作をより優れた物語に昇華できます! N
[一言]

わざわざ感想を残してくれる読書ですから───

読書→読者 では?

  • 投稿者: messo
  • 2012年 02月11日 17時26分
 誤字報告ありがとうございます。
 訂正しておきました。 N
[一言]
私は、最近「小説書く!」と大口叩いて、初めて小説を書こうとしている者です。

せめて完結だけはさせようと思い、たまに脳内に湧き上るプロットにもならぬ要素をちびちび書き溜めてはいるのですが、まるで外堀だけを埋めてるようで全く本筋が進んでいないように感じていました。

そんな人間にとっては今回の「物語作成テキスト」のような、埋めるだけでプロットの骨格ができあがるテンプレはとてつもなくありがたく感じました。

「物語作成テキスト」を完成させるだけではとてもプロットができた、とは言えないのでしょうが、自分の案に少しでも肉付けして、より具体化していけたらなと思っています。

これからも参考にしたいと思いますので執筆頑張ってください。
  • 投稿者: atsmorimo
  • 23歳~29歳 男性
  • 2012年 02月01日 21時47分
 仰る通り「物語作成テキスト」を埋め切れば完結まで書けるというものではありません。ただ目的(骨組み)を明確にしておくことで物語の迷走を防ぐ効果は絶大です。テキストの構成が非常に単純な分、書き手の肉付けが重要になってきます。ただしいろいろと詰め込み過ぎてはいけません。

 物語はたった一言を伝えるために存在する。

 だそうです! N(最後は他力本願)
[一言]
ちょうど今小説を書いていてどこをどうすれば良いか。
 何かおかしいのじゃないかと思っていた時にこの作品を読んで分かった事がたくさんありました。
例えば人物描写の表現の辺りは特に為になりました。
これからもお世話になると思うので宜しくお願いします!
  • 投稿者: たこぴー
  • 15歳~17歳 男性
  • 2012年 01月29日 23時46分
最初はなぜか市販の小説と違う感じにしかならなくて苦労しますよね。
だがそれを乗り越えてくのが面白い! と思うのは私だけでしょうか?
こちらこそ、よろしくお願いします。 M
 こちらこそよろしくお願いします。
 今のところ「小説家になろうで発表」あるいは「新人賞へ投稿」用の一本を完成させるための基礎編を進めていますが、一段落着きましたら番外編・応用編と「初級」から「中級・上級」へ内容を移行させていく予定です。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。 N
[一言]
毎回ご苦労さまです。
毎日楽しみにさせてもらっています。

最近、前々から興味があったので初めて小説を書き始めてみましたが、やはり満足する出来には程遠いです。
そんな未熟者とすらいえない素人の自分みたいな存在にとって、この作品はとても参考になり、重宝させて頂いてます。
では、次の更新をたのしみにしつつ、これで失礼します。

  • 投稿者: 奏弥
  • 2012年 01月24日 14時41分
みんな最初は素人さんです。
実は私も昔、電撃文庫様に土下座して詫びたくなるようなモノを投稿させて頂きました……。
奏弥さんも書き上げた作品に満足できなくてもダメだと思わず、執筆自体を好きになってもらえたら嬉しいです。より早い技術向上のお役に立てるよう頑張ります! M
 そう言って頂けると作者冥利に尽きます。
 満足できないということは「伸び代」がある証拠だと思います。
 初期の頃はインプット(読む)とアウトプット(書く)のバランスを重視し、どちらかに偏り過ぎないよう気を付けると上達が早くなるかもしれません。 N
[一言]
最新分、拝見させていただきました。

作者の考えるキャラクターを想像させる、ではなくて核となる部分はそのまま、他は読者の想像に任せるという考え方もあったのですね。

確かに100%伝えようとするのは不可能ですし、くどいだろうなぁ、読みづらくなってしまうなぁと思いながら説明を書き連ねていました。ストーリーを進めながら肉付けしていく方法も合わせながら、キャラ作りの練習をしていこうと思います。


それと、悪い点に書くのはちょっと、と思いましたので。
脱字発見です。

こうやって語り部や周囲の人物の反応を入れると(中略)同じように反応しようとます。

(訂正)反応しようとします。

個人的な考えとして、誤字脱字は誰でもやってしまうので悪い点には入らないかな、と思ったり。もちろん、人それぞれでしょうけど。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2012年 01月23日 01時05分
管理
脱字報告ありがとうございます。
恥ずかしながら普段から自分はかなり誤植の多い人間なので、こうして素早くご報告して頂けるのは嬉しいです。いや本当は筆者として誤植を見つけて嬉しいはずはないのですが……非常に助かります!

キャラクター描写については奥深く、私もまだまだ勉強中です。
今回こうして具体的な記事を書かせて頂いたことで、私の中でも新しい発見があった気がします。(詳細な描写をくどく見えないようにする方法とか。まだ仮説段階ですが)
思いつくまま風吹くままのエッセイですが、これからもよろしくお願いします。 M
 新規投稿に関してはNが管理しているため完全に見落としていました。
 というのも今回は私がMさんの記事に対して完全な一読者になってしまったからでしょう。
 やはり「題材」を頂けると書き手は乗り乗りになるんですよね(苦笑)。
 人物描写に関しては私も基礎的をことを投稿させて頂く予定です。小説家になろうにしろ新人賞にしろ気になることがあれば教えてください。契約上絶対に話せないことはともかく、酒席で仕入れた小話には事欠きませんからね。 N
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