感想一覧
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[良い点]
・登場人物が性欲などを持った、生きた人間として描かれている所。
よく例えられるのが「アイドルはトイレに行かない」なんて物ですが、小説の登場人物が生きた人物として感じられるのは意外と少ないんですよね。偶像と言いますか、舞台の書割、TVゲームのNPCみたいな者が目に触れ易い作品では多いと思える中で性欲・食欲・睡眠欲を嫌味なく曝け出す登場人物はとても好ましく思えました。
・一煉寺君にも薬の効果があり、その上でなし崩しにならなかった所。
私個人の好みではあるのですが、理性が減衰し暴走しかけたとは言え簡単に肉体関係を持ってしまうお話には面白い物がほとんど無いと思っています。事実今までそうでしたし。
一煉寺君は女性から誘われてホイホイ飛びつく性格ではないですが、エロゲーを好む普通の青年ですからね。それが薬の所為とは言え性癖が暴露された上で肉体関係を結んでしまう等、男にとっても女性にとっても侮辱でしかないと思うのです。お嬢さん方だけでなく互いに性癖を暴露しあい、その上での今回の決着は笑い話で終わらせるいい形に落ち着いたと思えました。
[気になる点]
・呂律が回っていない表現だったならば真に申し訳ないのですが「ホント? きゃったぁ!」の部分は「【や】ったぁ」等ではないでしょうか
呂律が回らなくなっている時にはパピプペポやキャキュキョ等の破裂音の混じった拗音・拗濁音・拗半濁音は発音しにくく、その為に少しおかしく感じたのかも知れません。
些細な点で真に申し訳御座いません。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
今回のお話はもう少し過激になれば夜想曲や月光に掲載場所を移さないといけなくなりかねませんでしたね。ですが塀のギリギリを歩いた分、混沌として面白いお話だったと感じました。コンペ本番が始まればそうは色呆けもしていられないでしょうから、いい区切りになったかもしれませんね。……これがコンペ参加者が女性で最後までいっていたとしたら、股間の痛みに耐えてとなって妨害工作と取られかねなかったでしょうけどね……
なんと言いますか、四者四様の性癖が暴露されましたね。
救芽井嬢は頼れる相手に全てを任せて甘えたいという望みが幼児化に繋がったのでしょうかね。おしゃぶりだけでなくおしめまで用意していなかった事に自分で感謝するべきなのかも知れません。下手をすれば面白がって鮎子所長が準備したかも知れませんが。
矢村嬢は一煉寺君に注目して欲しいとの想いから露出系の痴女になりかけたのでしょうかね。恐らくはアイドルのグラビアのポーズも取った事でしょう。乳房を強調する女豹のポーズ等は無意識に尻を強調するアングルになったのかもしれませんね。
久水嬢は普段強気で他者に対して支配的な人物は自分が支配されたいから、等と言う俗説がぴったり来る物でしたね。SとM両方兼ね備えたハイブリットといった所でしょうか。茂氏と兄妹というのがここで再認識できるとは。意外な箇所が似ていたものですね。
一煉寺君は魔王降臨でしたねぇ。現実の女性と認識していないからこそなのでしょうが、中国の武俠物に出てくる豪傑っぽい感じですかね。英雄色を好むとはいいますが、ゲームのジャンルが逆陵辱でなかった事に一煉寺君は感謝するべきかも知れませんね。
何故かナポレオンの、寝ているナポレオンの鼻にチーズを近づけたら寝言で「今夜は勘弁してくれジョセフィーヌ(うろ覚えですが奥さんの名前)」と言ったお話を思い出しました。奥さんは麝香の香水を愛用していたそうですが、その匂いとある種のチーズが似ているらしいんですよね。
四郷研究所メンバーの目前での痴態は正に公開処刑といえる気がしますね。翌朝、当人達は必死に夢だったと思い込もうとしている所に言葉の爆弾を投げ込む所長の姿が目に浮ぶようです。四郷嬢も無自覚に止めを刺しそうではありますがね。
今回の一煉寺君やお嬢さん方の雰囲気に近しいマウスと言う漫画を思い出しました。アニメにもなりましたがかなり過激な物なんですよねぇ。もしかする痴一煉寺君とお嬢さん方
の将来の関係の一つの姿なのかもしれませんね。
生身の肉体を持った一煉寺君達が薬によって今回の騒動が起きたわけですが、機械の体を持つ人物には経口摂取で成分が吸収されるとの前提で脳にいかない限り無縁な物なんですよね。
生身の脳を維持する為に必要な栄養を送る機能はあるので影響から完全に無縁とはいえませんが、機械の体を持つ四郷嬢にとって今回の騒動はどの様に感じるものだったのでしょうかね。羨望?無関心?憧憬?滑稽?どれもがありえそうで、ありえないのでしょうかね。
お盆の真っ最中ですがいかがお過ごしでしょうか。気温や天気も安定しませんし、体調にお気をつけ頂ければ幸いです。
今回の騒動の顛末、翌朝の一煉寺君達の反応等を楽しみにしています。ご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お邪魔致しました。
・登場人物が性欲などを持った、生きた人間として描かれている所。
よく例えられるのが「アイドルはトイレに行かない」なんて物ですが、小説の登場人物が生きた人物として感じられるのは意外と少ないんですよね。偶像と言いますか、舞台の書割、TVゲームのNPCみたいな者が目に触れ易い作品では多いと思える中で性欲・食欲・睡眠欲を嫌味なく曝け出す登場人物はとても好ましく思えました。
・一煉寺君にも薬の効果があり、その上でなし崩しにならなかった所。
私個人の好みではあるのですが、理性が減衰し暴走しかけたとは言え簡単に肉体関係を持ってしまうお話には面白い物がほとんど無いと思っています。事実今までそうでしたし。
一煉寺君は女性から誘われてホイホイ飛びつく性格ではないですが、エロゲーを好む普通の青年ですからね。それが薬の所為とは言え性癖が暴露された上で肉体関係を結んでしまう等、男にとっても女性にとっても侮辱でしかないと思うのです。お嬢さん方だけでなく互いに性癖を暴露しあい、その上での今回の決着は笑い話で終わらせるいい形に落ち着いたと思えました。
[気になる点]
・呂律が回っていない表現だったならば真に申し訳ないのですが「ホント? きゃったぁ!」の部分は「【や】ったぁ」等ではないでしょうか
呂律が回らなくなっている時にはパピプペポやキャキュキョ等の破裂音の混じった拗音・拗濁音・拗半濁音は発音しにくく、その為に少しおかしく感じたのかも知れません。
些細な点で真に申し訳御座いません。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
今回のお話はもう少し過激になれば夜想曲や月光に掲載場所を移さないといけなくなりかねませんでしたね。ですが塀のギリギリを歩いた分、混沌として面白いお話だったと感じました。コンペ本番が始まればそうは色呆けもしていられないでしょうから、いい区切りになったかもしれませんね。……これがコンペ参加者が女性で最後までいっていたとしたら、股間の痛みに耐えてとなって妨害工作と取られかねなかったでしょうけどね……
なんと言いますか、四者四様の性癖が暴露されましたね。
救芽井嬢は頼れる相手に全てを任せて甘えたいという望みが幼児化に繋がったのでしょうかね。おしゃぶりだけでなくおしめまで用意していなかった事に自分で感謝するべきなのかも知れません。下手をすれば面白がって鮎子所長が準備したかも知れませんが。
矢村嬢は一煉寺君に注目して欲しいとの想いから露出系の痴女になりかけたのでしょうかね。恐らくはアイドルのグラビアのポーズも取った事でしょう。乳房を強調する女豹のポーズ等は無意識に尻を強調するアングルになったのかもしれませんね。
久水嬢は普段強気で他者に対して支配的な人物は自分が支配されたいから、等と言う俗説がぴったり来る物でしたね。SとM両方兼ね備えたハイブリットといった所でしょうか。茂氏と兄妹というのがここで再認識できるとは。意外な箇所が似ていたものですね。
一煉寺君は魔王降臨でしたねぇ。現実の女性と認識していないからこそなのでしょうが、中国の武俠物に出てくる豪傑っぽい感じですかね。英雄色を好むとはいいますが、ゲームのジャンルが逆陵辱でなかった事に一煉寺君は感謝するべきかも知れませんね。
何故かナポレオンの、寝ているナポレオンの鼻にチーズを近づけたら寝言で「今夜は勘弁してくれジョセフィーヌ(うろ覚えですが奥さんの名前)」と言ったお話を思い出しました。奥さんは麝香の香水を愛用していたそうですが、その匂いとある種のチーズが似ているらしいんですよね。
四郷研究所メンバーの目前での痴態は正に公開処刑といえる気がしますね。翌朝、当人達は必死に夢だったと思い込もうとしている所に言葉の爆弾を投げ込む所長の姿が目に浮ぶようです。四郷嬢も無自覚に止めを刺しそうではありますがね。
今回の一煉寺君やお嬢さん方の雰囲気に近しいマウスと言う漫画を思い出しました。アニメにもなりましたがかなり過激な物なんですよねぇ。もしかする痴一煉寺君とお嬢さん方
の将来の関係の一つの姿なのかもしれませんね。
生身の肉体を持った一煉寺君達が薬によって今回の騒動が起きたわけですが、機械の体を持つ人物には経口摂取で成分が吸収されるとの前提で脳にいかない限り無縁な物なんですよね。
生身の脳を維持する為に必要な栄養を送る機能はあるので影響から完全に無縁とはいえませんが、機械の体を持つ四郷嬢にとって今回の騒動はどの様に感じるものだったのでしょうかね。羨望?無関心?憧憬?滑稽?どれもがありえそうで、ありえないのでしょうかね。
お盆の真っ最中ですがいかがお過ごしでしょうか。気温や天気も安定しませんし、体調にお気をつけ頂ければ幸いです。
今回の騒動の顛末、翌朝の一煉寺君達の反応等を楽しみにしています。ご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 08月14日 10時39分
いつも素晴らしい感想、ありがとうございます!
今回は……えぇ、かなりギリギリでしたよ(笑
我ながら「これ大丈夫なのかなぁ」って思いながら書いてたので、好意的な感想を頂けて正直安心してしまいました(ぉぃ
また、死に設定になりかけていた「龍太のエロゲーマニア」という要素を掘り起こす意味合いもありました。まさかこんな大惨事にまで発展するとは、書きはじめた当初は想定していなかったのですが(笑
「きゃったぁ」の部分は呂律が回らず、舌足らずになっている表現として意図的に書いていたのですが、どうも読者側から見るとわかりにくかったのかも知れません。
こちらの方で「やったぁ」に修正させていただきました。細やかな部分までの丁寧なご指摘、本当にありがとうございます。
今回のエピソードは個人的にはかなりチャレンジャーなものでした。下手をすれば年齢制限が掛かりかねない。まさしく「塀のギリギリ」でしたよ。
矢村の短パンの「上から」尻を撫でさせるか、短パンの「中に手を突っ込んで」撫でさせるかで数十分悩んだのはいい思い出です(ぉぃ
コンペが始まったらこういうおバカなことをするのは難しくなってしまいますから、今のうちにハッチャケたかった、という気持ちもありました。龍太のエロゲー好きが、ようやく活かされた場でもありますし。
救芽井・矢村・久水・龍太、この四人が全員ド変態だったという事実が発覚したこのエピソード。特に龍太は、普段が(リアルの)異性関係についてヘタれた面がほとんどでしたので、こういう強気でフェミニストな彼を書くのは非常に新鮮でした。語り部を勤めるキャラが途中から人格(性格?)が変わる、という演出を書くのも初めてだったので、執筆当時はかなり慎重になっていたのを覚えています。
それにしても、四郷が清々しいくらいハブられてますなぁ(汗
ですが、彼女についても追い追い掘り下げていく予定ですし、その辺りにも期待していただければ何よりです。
翌朝、龍太がどんな朝を迎えるハメになるのか……楽しみにしていただければ幸いです!
いつも丁寧で素晴らしい感想の数々、ありがとうございました!
(追伸:八月二十日からは部活の強化練習が始まりますので、またしても更新が停滞するやも知れません。待たせてばかりで本当に申し訳ありませんが、何卒ご了承下さい)
今回は……えぇ、かなりギリギリでしたよ(笑
我ながら「これ大丈夫なのかなぁ」って思いながら書いてたので、好意的な感想を頂けて正直安心してしまいました(ぉぃ
また、死に設定になりかけていた「龍太のエロゲーマニア」という要素を掘り起こす意味合いもありました。まさかこんな大惨事にまで発展するとは、書きはじめた当初は想定していなかったのですが(笑
「きゃったぁ」の部分は呂律が回らず、舌足らずになっている表現として意図的に書いていたのですが、どうも読者側から見るとわかりにくかったのかも知れません。
こちらの方で「やったぁ」に修正させていただきました。細やかな部分までの丁寧なご指摘、本当にありがとうございます。
今回のエピソードは個人的にはかなりチャレンジャーなものでした。下手をすれば年齢制限が掛かりかねない。まさしく「塀のギリギリ」でしたよ。
矢村の短パンの「上から」尻を撫でさせるか、短パンの「中に手を突っ込んで」撫でさせるかで数十分悩んだのはいい思い出です(ぉぃ
コンペが始まったらこういうおバカなことをするのは難しくなってしまいますから、今のうちにハッチャケたかった、という気持ちもありました。龍太のエロゲー好きが、ようやく活かされた場でもありますし。
救芽井・矢村・久水・龍太、この四人が全員ド変態だったという事実が発覚したこのエピソード。特に龍太は、普段が(リアルの)異性関係についてヘタれた面がほとんどでしたので、こういう強気でフェミニストな彼を書くのは非常に新鮮でした。語り部を勤めるキャラが途中から人格(性格?)が変わる、という演出を書くのも初めてだったので、執筆当時はかなり慎重になっていたのを覚えています。
それにしても、四郷が清々しいくらいハブられてますなぁ(汗
ですが、彼女についても追い追い掘り下げていく予定ですし、その辺りにも期待していただければ何よりです。
翌朝、龍太がどんな朝を迎えるハメになるのか……楽しみにしていただければ幸いです!
いつも丁寧で素晴らしい感想の数々、ありがとうございました!
(追伸:八月二十日からは部活の強化練習が始まりますので、またしても更新が停滞するやも知れません。待たせてばかりで本当に申し訳ありませんが、何卒ご了承下さい)
- オリーブドラブ
- 2012年 08月16日 19時24分
[良い点]
・機械の冷たさと血の通った会話の対比。
無機質に作業をこなす機械の冷たさと、一煉寺君とお嬢さん達の遣り取りや不穏な空気を醸し出す瀧上氏等の対比が明確な言葉にできない何かを際立たせている様に感じました。
人の熱い思いを受けて生まれたと感じる着鎧甲冑と、人を機械に近づけてしまう新人類の身体の関係が現れている様でこの物語の命題の側面を暗喩しているのかも知れませんね。
・超技術の産物が妙にレトロっぽい所。
通信やスピーカー、配膳システム等が妙に無駄のあるシステムになっているのがちぐはぐさを感じさせてくれました。このアンバランスさが自ら戦いを望んだ訳でなく、戦いに臨む事になった四郷研究所の人達の心を現している様に感じられ、その無駄な技術の使い方が無言の助けを求める声にすら思えてしまいました。一煉寺君にその声が届けば良いと思えるほどに。
・一煉寺君の一般人としての考え方。
ここ暫く逸般人な環境に居ましたが、やはり普通の生活をしていれば気にかかる事があっても流してしまいますよね。迂闊といってしまえばそれまでですが、この普通さが一煉寺君の魅力を支える柱の一つなのだと思います。普通の一煉寺君が精一杯物事に立ち向かうからこそ、読んでいて共感するのですから。
どうも上手く文章に出来ず、上から目線になってしまい申し訳ありません。
[気になる点]
・些細な点で恐縮ですが「アタシの方が経験豊富なんやら」は「アタシの方が経験豊富なんや【か】ら」ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
試験は如何でしたでしょうか?良き結果が出るであろう事を願っております。そんな中でも更新頂き、心から感謝いたします。
通信やスピーカーからの音声だけで済む所をドアを開けて端末が伝えに来たり、温風を送る送風口を用意すれば良いだけなのにマニピュレーターとドライヤーが出てくる所などは妙に技術との落差が窺え、其処に開発者が一般社会と隔絶した生活をしてきたのではないかと読んでいて思わせる物でした。
戦う為の技術の開発に傾倒するが故に、普通の生活に使うとちぐはぐさが生まれるのでしょうかね。
今話の初めの部分での無機質な部屋の描写を読んでいてロボット開発における不気味の谷と言う言葉と重なる物があると感じていました。
人に見た目や動きを近づけて作成されるロボットは、ある一定の段階を超えると不気味に感じてしまう領域があり、グラフ上にその範囲を表すとまるで谷の様になっている事から呼ばれるようになった言葉なのですが、なまじ最先端の技術をローテクな使い方をしているから感じたのでしょうか。
機械が人に近づく事で生まれる不気味の谷。人が機械に近づく事でも生まれるのかも知れませんね。その谷を飛び越えるのはやはり人の心、感情なのかもしれません。
技術は発展すればするほど人から離れてしまうのかも知れません。それを繋ぐのが開発者の情熱であり、使用者の扱い方、心構えであるのだと思います。対極に位置していると思われる一煉寺君達と四郷研究所のこれからを楽しみにしています。
なにやら問題が起きた様で、次回が待ち遠しいです。私の足りない頭ではギャグ、シリアスで悪夢の状況は7つほどしか思いつきませんがどの様な展開になるのか楽しみに待っています。どうかご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お邪魔致しました。
・機械の冷たさと血の通った会話の対比。
無機質に作業をこなす機械の冷たさと、一煉寺君とお嬢さん達の遣り取りや不穏な空気を醸し出す瀧上氏等の対比が明確な言葉にできない何かを際立たせている様に感じました。
人の熱い思いを受けて生まれたと感じる着鎧甲冑と、人を機械に近づけてしまう新人類の身体の関係が現れている様でこの物語の命題の側面を暗喩しているのかも知れませんね。
・超技術の産物が妙にレトロっぽい所。
通信やスピーカー、配膳システム等が妙に無駄のあるシステムになっているのがちぐはぐさを感じさせてくれました。このアンバランスさが自ら戦いを望んだ訳でなく、戦いに臨む事になった四郷研究所の人達の心を現している様に感じられ、その無駄な技術の使い方が無言の助けを求める声にすら思えてしまいました。一煉寺君にその声が届けば良いと思えるほどに。
・一煉寺君の一般人としての考え方。
ここ暫く逸般人な環境に居ましたが、やはり普通の生活をしていれば気にかかる事があっても流してしまいますよね。迂闊といってしまえばそれまでですが、この普通さが一煉寺君の魅力を支える柱の一つなのだと思います。普通の一煉寺君が精一杯物事に立ち向かうからこそ、読んでいて共感するのですから。
どうも上手く文章に出来ず、上から目線になってしまい申し訳ありません。
[気になる点]
・些細な点で恐縮ですが「アタシの方が経験豊富なんやら」は「アタシの方が経験豊富なんや【か】ら」ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
試験は如何でしたでしょうか?良き結果が出るであろう事を願っております。そんな中でも更新頂き、心から感謝いたします。
通信やスピーカーからの音声だけで済む所をドアを開けて端末が伝えに来たり、温風を送る送風口を用意すれば良いだけなのにマニピュレーターとドライヤーが出てくる所などは妙に技術との落差が窺え、其処に開発者が一般社会と隔絶した生活をしてきたのではないかと読んでいて思わせる物でした。
戦う為の技術の開発に傾倒するが故に、普通の生活に使うとちぐはぐさが生まれるのでしょうかね。
今話の初めの部分での無機質な部屋の描写を読んでいてロボット開発における不気味の谷と言う言葉と重なる物があると感じていました。
人に見た目や動きを近づけて作成されるロボットは、ある一定の段階を超えると不気味に感じてしまう領域があり、グラフ上にその範囲を表すとまるで谷の様になっている事から呼ばれるようになった言葉なのですが、なまじ最先端の技術をローテクな使い方をしているから感じたのでしょうか。
機械が人に近づく事で生まれる不気味の谷。人が機械に近づく事でも生まれるのかも知れませんね。その谷を飛び越えるのはやはり人の心、感情なのかもしれません。
技術は発展すればするほど人から離れてしまうのかも知れません。それを繋ぐのが開発者の情熱であり、使用者の扱い方、心構えであるのだと思います。対極に位置していると思われる一煉寺君達と四郷研究所のこれからを楽しみにしています。
なにやら問題が起きた様で、次回が待ち遠しいです。私の足りない頭ではギャグ、シリアスで悪夢の状況は7つほどしか思いつきませんがどの様な展開になるのか楽しみに待っています。どうかご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 08月10日 23時56分
いつも感想ありがとうございます!
今回でのエピソードは、四郷研究所の大まかなイメージを決定付けるものとして作りました。
四郷研究所の施設が無駄にレトロというか、無駄な部分(端末やマニピュレーターなど)が多く見られていたのは、裏設定ではありますが「『新人類の身体』開発による副産物」という背景によるものです。
「新人類の身体」を完成させるために作られていたマニピュレーターをデータ収集のために流用したり、完成後の「新人類の身体」のデータを元に、端末系ロボット開発に応用したり……という具合で、これらの一見無駄な無駄システムが作られた、ということになっております。
生活上の利便性を排してまでそうするほど、四郷研究所にとっては「新人類の身体」の完成が重要だった、ということでした。この辺に関しましては、本編で追い追い解説されるかも知れません。
それから、誤字についてのご指摘ありがとうございます。全く気付きませんでした……(汗
こちらの方で修正させていただきました。
試験は……まぁ、ボチボチという具合でしょうか(乾いた笑い
ようやく更新に戻れたので、私としてもようやく落ち着けた感がありますよ。
端末やマニピュレーターに関しましては上述の通りなので、「一般社会的と隔絶した生活」という見解は、まさにズバリ! という感じでしょう。
ロボット開発における不気味の谷という話は初めて聞きましたが、なるほど、確かに言われてみると納得してしまえる言葉ですね。
この場合では、悪く言えば鮎子に該当する言葉なのかも知れません。彼女が今後、より「機械」へと近づくのか、それとも「人間」に戻るのか。楽しみにしていただければ幸いです。
返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。もうじき部活の強化練習が始まってしまうので、再び更新がストップしてしまうかも知れません。
こんなストップだらけの作者ですが、最後まで見守っていただければと思います。
それでは、いつも丁寧な感想、ありがとうございました!
今回でのエピソードは、四郷研究所の大まかなイメージを決定付けるものとして作りました。
四郷研究所の施設が無駄にレトロというか、無駄な部分(端末やマニピュレーターなど)が多く見られていたのは、裏設定ではありますが「『新人類の身体』開発による副産物」という背景によるものです。
「新人類の身体」を完成させるために作られていたマニピュレーターをデータ収集のために流用したり、完成後の「新人類の身体」のデータを元に、端末系ロボット開発に応用したり……という具合で、これらの一見無駄な無駄システムが作られた、ということになっております。
生活上の利便性を排してまでそうするほど、四郷研究所にとっては「新人類の身体」の完成が重要だった、ということでした。この辺に関しましては、本編で追い追い解説されるかも知れません。
それから、誤字についてのご指摘ありがとうございます。全く気付きませんでした……(汗
こちらの方で修正させていただきました。
試験は……まぁ、ボチボチという具合でしょうか(乾いた笑い
ようやく更新に戻れたので、私としてもようやく落ち着けた感がありますよ。
端末やマニピュレーターに関しましては上述の通りなので、「一般社会的と隔絶した生活」という見解は、まさにズバリ! という感じでしょう。
ロボット開発における不気味の谷という話は初めて聞きましたが、なるほど、確かに言われてみると納得してしまえる言葉ですね。
この場合では、悪く言えば鮎子に該当する言葉なのかも知れません。彼女が今後、より「機械」へと近づくのか、それとも「人間」に戻るのか。楽しみにしていただければ幸いです。
返信が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。もうじき部活の強化練習が始まってしまうので、再び更新がストップしてしまうかも知れません。
こんなストップだらけの作者ですが、最後まで見守っていただければと思います。
それでは、いつも丁寧な感想、ありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 08月16日 19時05分
[一言]
いつも楽しませてもらっております。
凱樹という外見を読んでいたら、「はくまお」の明をつい思い出してしまいました。なんだか、彼が怒ったらこうなるぞ、っていう感じでしたね。
これでようやく役者はそろいましたね。
プロローグで登場した凱樹は、過去のヒーロー。つまり、龍太の先輩にあたる人物なんですね。そんな彼が人目に隠れて、四郷研究所にいるのはいつか世界征服をするためではないかと思いました。
ヒロインズ。
とても魅力的であり、最近の「なろう」にあるハーレムよりも非常にマシでした。どのヒロインたちも個性的であり、かわいい、と感じることができたした。
それにしても……梢、ジュリアス以上の爆乳ではありませんか。彼女の胸に使った表現――双頭の巨龍は、最高でした。
樋稟や賀織よりも前から彼に想いを抱いていたこと、とても重要なことですね! 彼女のような女性にアタックされる龍太はもうタジタジかもしれません。
個人としては、梢ルートですね。
さて、これから波乱の幕開けとなることであるとひしひしと感じます。暑い日々を送るでしょうが、執筆をがんばってください!!
いつも楽しませてもらっております。
凱樹という外見を読んでいたら、「はくまお」の明をつい思い出してしまいました。なんだか、彼が怒ったらこうなるぞ、っていう感じでしたね。
これでようやく役者はそろいましたね。
プロローグで登場した凱樹は、過去のヒーロー。つまり、龍太の先輩にあたる人物なんですね。そんな彼が人目に隠れて、四郷研究所にいるのはいつか世界征服をするためではないかと思いました。
ヒロインズ。
とても魅力的であり、最近の「なろう」にあるハーレムよりも非常にマシでした。どのヒロインたちも個性的であり、かわいい、と感じることができたした。
それにしても……梢、ジュリアス以上の爆乳ではありませんか。彼女の胸に使った表現――双頭の巨龍は、最高でした。
樋稟や賀織よりも前から彼に想いを抱いていたこと、とても重要なことですね! 彼女のような女性にアタックされる龍太はもうタジタジかもしれません。
個人としては、梢ルートですね。
さて、これから波乱の幕開けとなることであるとひしひしと感じます。暑い日々を送るでしょうが、執筆をがんばってください!!
おおおっ! 感想ありがとうございます!
素敵なレビューまで頂いた上に感想まで……! いやはや、いつもお世話になっております!
それと、返信が遅れて申し訳ありませんでした。なにぶん、定期テスト中だったもので……(滝汗
確かに、本作の役者は今回でついに揃ったところですね。ようやく、物語が本格的な部分に到達したという具合です。
凱樹がどういう人物で、いかにして龍太と関わっていくのか。そこを今後、楽しみにしていただければ幸いです!
victorさんは梢派なのですね。
梢は……えぇ、少なくとも龍太を取り巻くヒロインの中では最高級のモノをお持ちという設定です。
正しくは双頭の最終兵器ですが、そのアピール値を鑑みれば「巨龍」という表現もズバリ的を射ていると言えるでしょう。
確かに、梢には龍太の幼なじみという強烈なアドバンテージがありますからねぇ。ある意味、一番刺激的なアプローチもやらかしてるわけですし。
物語としては鮎子を中心にしたエピソードへと移りつつありますが、まだまだ梢の出番はある予定です。楽しみにしていて下さいね!
今回は、本当に感想ありがとうございました!
素敵なレビューまで頂いた上に感想まで……! いやはや、いつもお世話になっております!
それと、返信が遅れて申し訳ありませんでした。なにぶん、定期テスト中だったもので……(滝汗
確かに、本作の役者は今回でついに揃ったところですね。ようやく、物語が本格的な部分に到達したという具合です。
凱樹がどういう人物で、いかにして龍太と関わっていくのか。そこを今後、楽しみにしていただければ幸いです!
victorさんは梢派なのですね。
梢は……えぇ、少なくとも龍太を取り巻くヒロインの中では最高級のモノをお持ちという設定です。
正しくは双頭の最終兵器ですが、そのアピール値を鑑みれば「巨龍」という表現もズバリ的を射ていると言えるでしょう。
確かに、梢には龍太の幼なじみという強烈なアドバンテージがありますからねぇ。ある意味、一番刺激的なアプローチもやらかしてるわけですし。
物語としては鮎子を中心にしたエピソードへと移りつつありますが、まだまだ梢の出番はある予定です。楽しみにしていて下さいね!
今回は、本当に感想ありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 08月05日 18時52分
[良い点]
・一煉寺君の普通の記憶力。
瀧上凱樹、四郷鮎美の名前に覚えはあれども明確には思い出せない程度の記憶力にはとても納得できますね。
校長室でアルバムをちらりと見ただけで憶えていたならばかえっておかしいですし、この気付かないもどかしさがまたお話を惹き立ててくれている気がします。
・瀧上凱樹氏の異物感。
なんと言いますか、前作の主人公が敵として登場してきた時の雰囲気の様な、そこに居るだけで威圧感を感じられる存在はこれまでいませんでしたし、それまでの四郷研究所の描写で感じていた雰囲気と相まって剣呑な古強者の登場でこれから起こるであろう一波乱への期待がいや増してきました。
大きな動きでもないのに物語が切り替わったと思わせるのは凄いですね。
[気になる点]
・些細な点で恐縮ですが「そろそろあなかた方の最高傑作に」は「あな【た】方」ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
学生の身分に取っては一大関門であるテストの重圧の中での更新、ありがとう御座いました。作中での一煉寺君達のコンペも国家が先導する試験ですから、正に書き手と作中の登場人物がリンクしそうですね。
今話でなされた四郷研究所内部の描写は、活気と生命感の無い少数レジスタンス等の雰囲気を想像させる物を感じました。印象としては太陽の勇者ファイバードの研究所やエヴァンゲリオンのネルフ基地、ゲームのゼノギアス等が近いでしょうか。
明確な未来図が見えないのに何物かに抗い続けている様な、諦観・惰性とまでは行かずともマイナス方向への情念を紫の炎として燃やしている様な、そんな冷たい熱さが漂っていそうですね。
ついに一煉寺君達と接触を果たした瀧上氏ですが、私の中ではTV版仮面ライダーディケイド最終回に登場した剣崎氏みたいな感じを受けました。
前に一煉寺君に用意された服のイメージがライブマンの、と言われていましたが、放送当事に「ツッパリで売り出した嶋大輔も今では良い子のヒーローライブマン」なんて言われたそうで、この感じが一煉寺君で、ツッパリから強面の任侠みたいになったのが瀧上氏なのかもしれませんね。
主人公達とは信じる物が違う為に敵対してしまう前作の主人公と言いますか、壁として立ち塞がられても容易に叩き壊して進めない何かが在りますよね。
生きた人間が殆どいない無機質な施設の中で機械だけが動いている。この情景ってゾンビ映画で綺麗なショッピングモールでゾンビだけが動いているような空恐ろしさを感じさせるものですね。お陰で着鎧甲冑でのゾンビ物が頭の中で想像されました。
先ほどゼノギアスを話題に出しましたが、その中で清潔な天空都市の裏側で食料として人間を缶詰等に加工する工場が出てきたんですよ。もし「新人類の身体」が大規模に採用されたならば、その時に発生する破棄された生身はリサイクルされるのでしょうかね……
同じ人の機能を補助・強化する為の「新人類の身体」と「着鎧甲冑」その開発コンセプトは人のまま変っていこうとする物と、人その物を変えてしまおうという物。対極に位置するこの二つの理念がぶつかる時に何が起きるのか、何が齎されるのか楽しみにしています。
今の時期はやらなければいけない事が多くてお疲れの事と存じ上げます。どうかご無理だけはなさらずに頑張って下さい。
お邪魔致しました。
・一煉寺君の普通の記憶力。
瀧上凱樹、四郷鮎美の名前に覚えはあれども明確には思い出せない程度の記憶力にはとても納得できますね。
校長室でアルバムをちらりと見ただけで憶えていたならばかえっておかしいですし、この気付かないもどかしさがまたお話を惹き立ててくれている気がします。
・瀧上凱樹氏の異物感。
なんと言いますか、前作の主人公が敵として登場してきた時の雰囲気の様な、そこに居るだけで威圧感を感じられる存在はこれまでいませんでしたし、それまでの四郷研究所の描写で感じていた雰囲気と相まって剣呑な古強者の登場でこれから起こるであろう一波乱への期待がいや増してきました。
大きな動きでもないのに物語が切り替わったと思わせるのは凄いですね。
[気になる点]
・些細な点で恐縮ですが「そろそろあなかた方の最高傑作に」は「あな【た】方」ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
学生の身分に取っては一大関門であるテストの重圧の中での更新、ありがとう御座いました。作中での一煉寺君達のコンペも国家が先導する試験ですから、正に書き手と作中の登場人物がリンクしそうですね。
今話でなされた四郷研究所内部の描写は、活気と生命感の無い少数レジスタンス等の雰囲気を想像させる物を感じました。印象としては太陽の勇者ファイバードの研究所やエヴァンゲリオンのネルフ基地、ゲームのゼノギアス等が近いでしょうか。
明確な未来図が見えないのに何物かに抗い続けている様な、諦観・惰性とまでは行かずともマイナス方向への情念を紫の炎として燃やしている様な、そんな冷たい熱さが漂っていそうですね。
ついに一煉寺君達と接触を果たした瀧上氏ですが、私の中ではTV版仮面ライダーディケイド最終回に登場した剣崎氏みたいな感じを受けました。
前に一煉寺君に用意された服のイメージがライブマンの、と言われていましたが、放送当事に「ツッパリで売り出した嶋大輔も今では良い子のヒーローライブマン」なんて言われたそうで、この感じが一煉寺君で、ツッパリから強面の任侠みたいになったのが瀧上氏なのかもしれませんね。
主人公達とは信じる物が違う為に敵対してしまう前作の主人公と言いますか、壁として立ち塞がられても容易に叩き壊して進めない何かが在りますよね。
生きた人間が殆どいない無機質な施設の中で機械だけが動いている。この情景ってゾンビ映画で綺麗なショッピングモールでゾンビだけが動いているような空恐ろしさを感じさせるものですね。お陰で着鎧甲冑でのゾンビ物が頭の中で想像されました。
先ほどゼノギアスを話題に出しましたが、その中で清潔な天空都市の裏側で食料として人間を缶詰等に加工する工場が出てきたんですよ。もし「新人類の身体」が大規模に採用されたならば、その時に発生する破棄された生身はリサイクルされるのでしょうかね……
同じ人の機能を補助・強化する為の「新人類の身体」と「着鎧甲冑」その開発コンセプトは人のまま変っていこうとする物と、人その物を変えてしまおうという物。対極に位置するこの二つの理念がぶつかる時に何が起きるのか、何が齎されるのか楽しみにしています。
今の時期はやらなければいけない事が多くてお疲れの事と存じ上げます。どうかご無理だけはなさらずに頑張って下さい。
お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 07月26日 10時31分
いつも感想ありがとうございます!
返信超遅れまくりで申し訳ありません(汗
まだテスト中ではありますが、少々時間ができましたので返信に参りました。
今回のエピソードで、やっと瀧上さんの登場です。えぇ、ようやく彼を出せましたよ。
彼の存在が今後の物語にどう関わって来るのか、楽しみにしていただければ幸いです!
それから、誤字についてのご指摘ありがとうございます!
こういうのって、書いた当時ではなかなか気づけない部分が多かったりするので、本当に助かりますっ!
一応今はまだテスト中ではありますが、重要な教科はあらかた終わりました。色んな意味で(笑
作中のキャラとのリンク……なるほど、確かに私が単位取れたらドラマチックですよねぇ、普段の知能レベルからして(ぉぃ
その件も含めての応援、本当にありがとうございます。
ゼノギアスやネルフ基地、っていうのはかなり近いイメージですね。私の場合、現在放送中のガンダムAGEにある鑑内描写などを意識していました。
四郷研究所を所有する四郷鮎美。彼女がどのような意図を胸に秘めているのか、という部分も追い追い明らかになって行くでしょう。
tagi様の考えらている雰囲気も、そこに近いかも知れません。
前作の主人公、という表現。結構当たってる感がありますね。
実は瀧上凱樹と四郷鮎美は、tagi様が初めて感想を下さった作品「生裁戦士セクレマン」の主人公とメインヒロイン、船越路郎と桜田舞帆に対するセルフオマージュとなっているのです。といっても、通じている節があるのは容姿くらいではありますが。
着鎧甲冑でのゾンビもの……うーん、一度やってみたいですねぇ、それ。
今度は生体兵器との戦いでしょうか(笑
「新人類の身体」を運用するに当たり、生身の身体がどうなっているのかについては、今度明らかにされていく予定です。
余談ですが、私に「新人類の身体」の案を本作のシナリオに組み込ませる決定打となったのが、tagi様のおっしゃっている「ソイレントシステム」でした。
着鎧甲冑と「新人類の身体」。その衝突のゆくえを、見届けていただければ幸いです。
もうじきテストも終わりますし、更新を再開できる日もそう遠くはないでしょう。
もう少しだけ待っていただければ、と思います。
では、感想ありがとうございました!
返信超遅れまくりで申し訳ありません(汗
まだテスト中ではありますが、少々時間ができましたので返信に参りました。
今回のエピソードで、やっと瀧上さんの登場です。えぇ、ようやく彼を出せましたよ。
彼の存在が今後の物語にどう関わって来るのか、楽しみにしていただければ幸いです!
それから、誤字についてのご指摘ありがとうございます!
こういうのって、書いた当時ではなかなか気づけない部分が多かったりするので、本当に助かりますっ!
一応今はまだテスト中ではありますが、重要な教科はあらかた終わりました。色んな意味で(笑
作中のキャラとのリンク……なるほど、確かに私が単位取れたらドラマチックですよねぇ、普段の知能レベルからして(ぉぃ
その件も含めての応援、本当にありがとうございます。
ゼノギアスやネルフ基地、っていうのはかなり近いイメージですね。私の場合、現在放送中のガンダムAGEにある鑑内描写などを意識していました。
四郷研究所を所有する四郷鮎美。彼女がどのような意図を胸に秘めているのか、という部分も追い追い明らかになって行くでしょう。
tagi様の考えらている雰囲気も、そこに近いかも知れません。
前作の主人公、という表現。結構当たってる感がありますね。
実は瀧上凱樹と四郷鮎美は、tagi様が初めて感想を下さった作品「生裁戦士セクレマン」の主人公とメインヒロイン、船越路郎と桜田舞帆に対するセルフオマージュとなっているのです。といっても、通じている節があるのは容姿くらいではありますが。
着鎧甲冑でのゾンビもの……うーん、一度やってみたいですねぇ、それ。
今度は生体兵器との戦いでしょうか(笑
「新人類の身体」を運用するに当たり、生身の身体がどうなっているのかについては、今度明らかにされていく予定です。
余談ですが、私に「新人類の身体」の案を本作のシナリオに組み込ませる決定打となったのが、tagi様のおっしゃっている「ソイレントシステム」でした。
着鎧甲冑と「新人類の身体」。その衝突のゆくえを、見届けていただければ幸いです。
もうじきテストも終わりますし、更新を再開できる日もそう遠くはないでしょう。
もう少しだけ待っていただければ、と思います。
では、感想ありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 08月05日 18時41分
[良い点]
・大人になりきれて居ない大人達の描写。
一煉寺君達の明るさと対比する、最後に出てきた人物達。経験を積み強かさを身に着けてはいても、正義を妄信していると感じられる台詞にどこか精神的な未熟さを感じました。鮎美所長の人当たりの良さの下に見え隠れする冷厳さと共に危うさが感じられて、何かが起こりそうな緊張感が漂いこれから起こる出来事に警戒と期待を掻き立てられます。
・平常運転な一煉寺君達と、社会的道議を告げる所長。
確かに矢村嬢はこの場に居る必要は無いですよね。それをキチンと指摘する鮎美所長と、企業の代表としての顔を見せる救芽井嬢の存在と子供の理屈でありながらも譲れない事ははっきりと口にする一煉寺君のあり方に、現実での閉塞感とそれを打破する爽快さの一端を感じました。それがこれから起こるであろう出来事の前哨戦に感じられてより期待がいや増しました。
[気になる点]
・良い点で言った所と重なってしまって恐縮なのですが、折角救芽井嬢が企業代表として真面目に行動していたのでそれをもう少し維持して欲しいと感じてしまいました。
確かにラブコメでもありますので4人にもみくちゃにされるのはお約束ですし面白いのですが、代表としての挨拶の後に直ぐに取る行動ではないような気がして違和感を感じてしまったのだと思います。
代表としてのすました顔をして我慢していても、久水嬢と矢村嬢の言動にウズウズして遂には口を出してしまう等のワンクッションがあれば救芽井嬢の可愛らしさを表しつつ、未熟さを表現できて違和感を薄める事ができたのではないかと愚考致します。
・現時点で言及するのは気が早いのかも知れませんが、四郷研究所の方が少し情報的に優遇されている感じを受けてしまいました。
コンペは基本的に同じ条件下で行う物だと思うのですが、四郷側の本拠地である研究所で行なわれる上に、着鎧甲冑の情報ばかりが知られて居るようなので多少の不公平感を感じてしまったのだと思います。対して救芽井側は救芽井嬢が調査しても情報が殆ど得られなかったと前の話で口にしていますし、知りえた情報といえば一煉寺君が四郷嬢から聞いた事のみですし。
今話では居るかどうか分からない救芽井側の技術者チーム等が研究所に到着したり、実際に性能比較する前に互いのカタログスペックの説明会がなされれば今回感じた不公平感を打ち消せる気がしますし、もしくは裏に潜められている思惑を匂わせる事でこの状況がわざと作られた物だと読み手側に思わせる事が出来るのではないかと愚考致します。
物語の進行に関りかねない事にまで口出ししてしまい、本当に申し訳御座いません。不快の思いをさせてしまったならば平に謝らさせて頂きます。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
前話での衝撃の告白からいよいよ相手の本拠地に到着しましたね。
前哨戦として軽く舌戦が交わされたようですが、その火の粉が矢村嬢にまで飛び火しかけた事で一煉寺君が鮎美所長に警戒心を抱き始めたみたいですね。
性能が如何に凄かろうとも人道的に越えなければいけない物が大きい四郷側と、訓練は必要でも装備すればよいだけの着鎧甲冑。普及を考えればどちらが上か結論は出そうなのですが、コンペが行なわれている時点で何某かの思惑が潜んでいそうですね。
今話での何処か不穏な雰囲気と研究所の立地と描写で2時間サスペンスを想像してしまいました。もしかすると暫く先のお話で、崖の上での謎解きと言うか、過去の話や説得が行なわれたりしてね。おかげで伊葉さんが船越栄一郎で脳内再生されてきそうです。
鮎美所長の格好や言動を見ていると、何故かGS美神極楽大作戦の美神さんが頭に浮んできました。そのせいか、声が鶴ひろみさんで想像されてしまいます。
茂氏への突込みを見ていると、その内冷たい灰色の靴を履いて海水浴をさせられそうですねぇ。でもこの考えなしな人が曲がりなりにも財閥の当主なのですから、切れ者の面もあるのでしょうね。そんな面が見られる時が来るのかも楽しみにしています。
機械の体と言うと銀河鉄道999が真っ先に頭に浮んでくる私はいい年なのでしょうかねぇ。
姉が発明した物によってきょうだいが望まぬ肉体を手に入れ、過酷な運命を背負ってしまった物語ですとブラスレイターと言うアニメを思い出します。此方では最終的に姉弟のみならず、主用キャラの殆どが死んでしまいましたが、この物語では救いがあれば良いと願ってしまいますね。
ふと思ったのですが、救芽井嬢がアメリカで活躍した時に使用していた着鎧甲冑は何だったのでしょうかね。ここ数話での救芽井嬢を見ていると、着鎧して一煉寺君とペアルックと言い出しかねないと思ったものでして。
少し前に友人達とTRPGのドラゴンアームズをプレイしたせいか、今話での久水嬢の「双頭の最終兵器」との発言に「双頭の巨龍」そして言葉の響から「双頭の巨乳」なんて言葉を連想してしまいました。暑さが続いたので脳が茹ったのでしょうかねぇ。
矢村嬢を庇った一煉寺君の発言とそれを見る鮎美所長の姿に、勝手ながら普通の場所に居ながらも大事な人を支えられる矢村嬢と、大事な人と同じ領域に踏み込んでしまったばかりに周りを巻き込んで支える事ができなかったであろう存在の対比に皮肉を感じてしまいました。
プロローグの少年と姉妹から一煉寺君達を見ると、羨望と嫉妬を感じるのかも知れませんね。
連日暑い日ばかりですが、お体は大丈夫でしょうか。どうかご無理はなさらないで下さいね。この物語の続きは楽しみですが、健康と実生活が第一ですので。今の時期は睡眠不足は覿面に響いてきますので、睡眠時間だけは削らないで欲しいと思います。
つらつらと頭に浮んだ戯言を並べたばかりの雑文、失礼致しました。まともな感想を書けない自分が恥ずかしいです。
それではこれでお暇させて頂きます。お邪魔致しました。
・大人になりきれて居ない大人達の描写。
一煉寺君達の明るさと対比する、最後に出てきた人物達。経験を積み強かさを身に着けてはいても、正義を妄信していると感じられる台詞にどこか精神的な未熟さを感じました。鮎美所長の人当たりの良さの下に見え隠れする冷厳さと共に危うさが感じられて、何かが起こりそうな緊張感が漂いこれから起こる出来事に警戒と期待を掻き立てられます。
・平常運転な一煉寺君達と、社会的道議を告げる所長。
確かに矢村嬢はこの場に居る必要は無いですよね。それをキチンと指摘する鮎美所長と、企業の代表としての顔を見せる救芽井嬢の存在と子供の理屈でありながらも譲れない事ははっきりと口にする一煉寺君のあり方に、現実での閉塞感とそれを打破する爽快さの一端を感じました。それがこれから起こるであろう出来事の前哨戦に感じられてより期待がいや増しました。
[気になる点]
・良い点で言った所と重なってしまって恐縮なのですが、折角救芽井嬢が企業代表として真面目に行動していたのでそれをもう少し維持して欲しいと感じてしまいました。
確かにラブコメでもありますので4人にもみくちゃにされるのはお約束ですし面白いのですが、代表としての挨拶の後に直ぐに取る行動ではないような気がして違和感を感じてしまったのだと思います。
代表としてのすました顔をして我慢していても、久水嬢と矢村嬢の言動にウズウズして遂には口を出してしまう等のワンクッションがあれば救芽井嬢の可愛らしさを表しつつ、未熟さを表現できて違和感を薄める事ができたのではないかと愚考致します。
・現時点で言及するのは気が早いのかも知れませんが、四郷研究所の方が少し情報的に優遇されている感じを受けてしまいました。
コンペは基本的に同じ条件下で行う物だと思うのですが、四郷側の本拠地である研究所で行なわれる上に、着鎧甲冑の情報ばかりが知られて居るようなので多少の不公平感を感じてしまったのだと思います。対して救芽井側は救芽井嬢が調査しても情報が殆ど得られなかったと前の話で口にしていますし、知りえた情報といえば一煉寺君が四郷嬢から聞いた事のみですし。
今話では居るかどうか分からない救芽井側の技術者チーム等が研究所に到着したり、実際に性能比較する前に互いのカタログスペックの説明会がなされれば今回感じた不公平感を打ち消せる気がしますし、もしくは裏に潜められている思惑を匂わせる事でこの状況がわざと作られた物だと読み手側に思わせる事が出来るのではないかと愚考致します。
物語の進行に関りかねない事にまで口出ししてしまい、本当に申し訳御座いません。不快の思いをさせてしまったならば平に謝らさせて頂きます。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
前話での衝撃の告白からいよいよ相手の本拠地に到着しましたね。
前哨戦として軽く舌戦が交わされたようですが、その火の粉が矢村嬢にまで飛び火しかけた事で一煉寺君が鮎美所長に警戒心を抱き始めたみたいですね。
性能が如何に凄かろうとも人道的に越えなければいけない物が大きい四郷側と、訓練は必要でも装備すればよいだけの着鎧甲冑。普及を考えればどちらが上か結論は出そうなのですが、コンペが行なわれている時点で何某かの思惑が潜んでいそうですね。
今話での何処か不穏な雰囲気と研究所の立地と描写で2時間サスペンスを想像してしまいました。もしかすると暫く先のお話で、崖の上での謎解きと言うか、過去の話や説得が行なわれたりしてね。おかげで伊葉さんが船越栄一郎で脳内再生されてきそうです。
鮎美所長の格好や言動を見ていると、何故かGS美神極楽大作戦の美神さんが頭に浮んできました。そのせいか、声が鶴ひろみさんで想像されてしまいます。
茂氏への突込みを見ていると、その内冷たい灰色の靴を履いて海水浴をさせられそうですねぇ。でもこの考えなしな人が曲がりなりにも財閥の当主なのですから、切れ者の面もあるのでしょうね。そんな面が見られる時が来るのかも楽しみにしています。
機械の体と言うと銀河鉄道999が真っ先に頭に浮んでくる私はいい年なのでしょうかねぇ。
姉が発明した物によってきょうだいが望まぬ肉体を手に入れ、過酷な運命を背負ってしまった物語ですとブラスレイターと言うアニメを思い出します。此方では最終的に姉弟のみならず、主用キャラの殆どが死んでしまいましたが、この物語では救いがあれば良いと願ってしまいますね。
ふと思ったのですが、救芽井嬢がアメリカで活躍した時に使用していた着鎧甲冑は何だったのでしょうかね。ここ数話での救芽井嬢を見ていると、着鎧して一煉寺君とペアルックと言い出しかねないと思ったものでして。
少し前に友人達とTRPGのドラゴンアームズをプレイしたせいか、今話での久水嬢の「双頭の最終兵器」との発言に「双頭の巨龍」そして言葉の響から「双頭の巨乳」なんて言葉を連想してしまいました。暑さが続いたので脳が茹ったのでしょうかねぇ。
矢村嬢を庇った一煉寺君の発言とそれを見る鮎美所長の姿に、勝手ながら普通の場所に居ながらも大事な人を支えられる矢村嬢と、大事な人と同じ領域に踏み込んでしまったばかりに周りを巻き込んで支える事ができなかったであろう存在の対比に皮肉を感じてしまいました。
プロローグの少年と姉妹から一煉寺君達を見ると、羨望と嫉妬を感じるのかも知れませんね。
連日暑い日ばかりですが、お体は大丈夫でしょうか。どうかご無理はなさらないで下さいね。この物語の続きは楽しみですが、健康と実生活が第一ですので。今の時期は睡眠不足は覿面に響いてきますので、睡眠時間だけは削らないで欲しいと思います。
つらつらと頭に浮んだ戯言を並べたばかりの雑文、失礼致しました。まともな感想を書けない自分が恥ずかしいです。
それではこれでお暇させて頂きます。お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 07月18日 17時02分
いつも感想ありがとうございます!
ついに本作最大の舞台(?)に到着ですッ!
まるで「隠す」気のないような伏線ばっかりで申し訳ありません。私、ミステリーの類とか絶対無理なので(ぉぃ
矢村の存在は、今後の展開でかなりクローズアップしていく予定なので、今回のエピソードはそれに向けての、いい出だしになったかな、と思っております。
それから、救芽井の反応についてのご指摘ありがとうございます。
確かに、今回は基本的に矢村と所長に重点を置いて話を展開させていたので、救芽井のその辺の反応については、かなりおざなりになってしまっていましたね。メインヒロインェ……。
納得していただけるかは定かではありませんが、こちらの方で新たに加筆修正させていただきました。ウズウズしている救芽井の背中を、所長が押す――という流れになっております。
それと、情報格差の件についてですが、こちらは後々フォローを入れていく予定となっております。こんな不公平なコンペティションを、なぜ行うのか。なぜ向こうの情報が入らないままで、四郷研究所で戦うことになるのか。その意味が明らかになるまで、楽しみにしていただければ、と思います。
ただ、あまりにも不自然過ぎて指摘せざるを得なかった点については、深くお詫び申し上げます。これからは、その部分についての疑問が少しでも解消していけるように善処していきますので。
ご指摘、本当にありがとうございました!
着鎧甲冑と「新人類の身体」が争う理由。そこも含めて、謎が全て明かされるのはまだまだ先になりそうです。「必要悪」関連も、まだ解決しておりませんし。
それにしても、伊葉さんが船越英一郎とは――そうとしか見えなくなったじゃないですかッ!(ぉぃ
所長さんのイメージは美神さんですか。私は「マケン姫っ!」の二条秋のイメージで書いてましたね。少々キャラの方向性は異なりますが。
茂はなんだかんだで、龍太・救芽井を除く最年少資格者にして、資産家当主ですからね。切れ者というよりは迅速な判断、という意味で、今後のとある場面で活躍する――予定です(笑
なるほど、確かに機械の身体とくれば銀河鉄道ですね。機械伯爵みたいな敵とかアリかも!(ぇ
ちなみに下の返信でも挙げていますが、元ネタとしては主に「人造人間キカイダー」で登場した「ハカイダー」を参考にしていました。……私も大概ですよ。一応はまだ十九歳ですけど(笑
特に深くは言及されていませんが、救芽井はアメリカで宣伝していた頃は「救済の先駆者」を使っていました。前作でちょびっとだけ触れていたかと。
いずれは「救済の先駆者」と「救済の超機龍」のペアルッ――タッグも見てみたいですねぇ。いつになるか、は別として(笑
「双頭の巨龍」→「双頭の巨乳」だと……許せるッ!
――いや、ホントに素晴らしいアイデアですね。ありがとうございます。なんだか勉強になりましたよっ(ぇ
能力や立場的には、最も目立たない矢村ですが、本作のシナリオに置いては、割と重要な役割を彼女に持たせる――気でいます。私は!(ぉぃ
所長との絡みは、それに向けての前哨戦的な意味合いがありました。所長との対比、あんまり意識はしていなかったんですが、そうして見てみると、確かになかなか皮肉な構図になっていますねぇ。
ちなみに、もうじき大学の定期テストなので、更新がしばらく停止するかも知れません。もうちょっとだけ書けるかも知れませんが、あまり期待はできないでしょう。
睡眠不足にだけはならないように気をつけながら、なんとか単位を取りに行きたいと思います(笑
まともな感想じゃないだなんて、とんでもないっ!
いつも深く物語を読み込んで、丁寧な感想を書いてくださるあなた方には、本当に頭が上がりません。願わくば、最後の更新まで見守っていただけることを、祈りたいと思います。
……それでは、いつも素晴らしい感想の数々、本当にありがとうございましたッ!
ついに本作最大の舞台(?)に到着ですッ!
まるで「隠す」気のないような伏線ばっかりで申し訳ありません。私、ミステリーの類とか絶対無理なので(ぉぃ
矢村の存在は、今後の展開でかなりクローズアップしていく予定なので、今回のエピソードはそれに向けての、いい出だしになったかな、と思っております。
それから、救芽井の反応についてのご指摘ありがとうございます。
確かに、今回は基本的に矢村と所長に重点を置いて話を展開させていたので、救芽井のその辺の反応については、かなりおざなりになってしまっていましたね。メインヒロインェ……。
納得していただけるかは定かではありませんが、こちらの方で新たに加筆修正させていただきました。ウズウズしている救芽井の背中を、所長が押す――という流れになっております。
それと、情報格差の件についてですが、こちらは後々フォローを入れていく予定となっております。こんな不公平なコンペティションを、なぜ行うのか。なぜ向こうの情報が入らないままで、四郷研究所で戦うことになるのか。その意味が明らかになるまで、楽しみにしていただければ、と思います。
ただ、あまりにも不自然過ぎて指摘せざるを得なかった点については、深くお詫び申し上げます。これからは、その部分についての疑問が少しでも解消していけるように善処していきますので。
ご指摘、本当にありがとうございました!
着鎧甲冑と「新人類の身体」が争う理由。そこも含めて、謎が全て明かされるのはまだまだ先になりそうです。「必要悪」関連も、まだ解決しておりませんし。
それにしても、伊葉さんが船越英一郎とは――そうとしか見えなくなったじゃないですかッ!(ぉぃ
所長さんのイメージは美神さんですか。私は「マケン姫っ!」の二条秋のイメージで書いてましたね。少々キャラの方向性は異なりますが。
茂はなんだかんだで、龍太・救芽井を除く最年少資格者にして、資産家当主ですからね。切れ者というよりは迅速な判断、という意味で、今後のとある場面で活躍する――予定です(笑
なるほど、確かに機械の身体とくれば銀河鉄道ですね。機械伯爵みたいな敵とかアリかも!(ぇ
ちなみに下の返信でも挙げていますが、元ネタとしては主に「人造人間キカイダー」で登場した「ハカイダー」を参考にしていました。……私も大概ですよ。一応はまだ十九歳ですけど(笑
特に深くは言及されていませんが、救芽井はアメリカで宣伝していた頃は「救済の先駆者」を使っていました。前作でちょびっとだけ触れていたかと。
いずれは「救済の先駆者」と「救済の超機龍」のペアルッ――タッグも見てみたいですねぇ。いつになるか、は別として(笑
「双頭の巨龍」→「双頭の巨乳」だと……許せるッ!
――いや、ホントに素晴らしいアイデアですね。ありがとうございます。なんだか勉強になりましたよっ(ぇ
能力や立場的には、最も目立たない矢村ですが、本作のシナリオに置いては、割と重要な役割を彼女に持たせる――気でいます。私は!(ぉぃ
所長との絡みは、それに向けての前哨戦的な意味合いがありました。所長との対比、あんまり意識はしていなかったんですが、そうして見てみると、確かになかなか皮肉な構図になっていますねぇ。
ちなみに、もうじき大学の定期テストなので、更新がしばらく停止するかも知れません。もうちょっとだけ書けるかも知れませんが、あまり期待はできないでしょう。
睡眠不足にだけはならないように気をつけながら、なんとか単位を取りに行きたいと思います(笑
まともな感想じゃないだなんて、とんでもないっ!
いつも深く物語を読み込んで、丁寧な感想を書いてくださるあなた方には、本当に頭が上がりません。願わくば、最後の更新まで見守っていただけることを、祈りたいと思います。
……それでは、いつも素晴らしい感想の数々、本当にありがとうございましたッ!
- オリーブドラブ
- 2012年 07月19日 00時08分
[良い点]
・女子の会話が生々しい所。
女子だけの会話は遠慮が無くて生々しい所がありますが、一煉寺君がいる所で自分を隠さずに話しているのは心を許しているように感じられました。これ以上の生々しさは女性当人で無いと想像するのが難しいですしねぇ。
・情景と場の雰囲気が再現される文面。
はしゃぎ疲れて周りが眠り、感じる物は規則的なエンジンの音と微かな振動。夏の日差しが眩しく差し込む静かな車内で淡々と話し続けていた四郷嬢。その内容を此方が理解すると共に此方を見詰めている。そんな場面が頭の中で再現されるお話でした。話されている内容が指し示す現実と、前半の車内の様子やこれまでのお話で想像できる久水嬢と四郷嬢の関係との落差に、いい感じで衝撃を受ける事が出来ました。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
周囲でガールズトークが繰り広げられていると、男の身としては居た堪れなくなる事が多いんですよねぇ。更にその話の主題が自分だと倍率アップ。止めとばかりに自分に話を振られたら精神的疲労が役満しかねません。そんな艱難辛苦を乗り越えて寝顔を見たしまった時に「エッチ」の一言は、どれだけのダメージを負った事か……思わずクスリと笑ってしまいました。
この車内、茂氏は一緒なのでしょうかね?一煉寺君と一緒に居れば共感する所もあったでしょうし、友情が育まれたかも知れません。まあ、茂氏が暴走して突っ込みに終始する事になりそうでもありますが。
前話では一緒のバスの感じでしたが、もし居るのならば救芽井嬢の寝顔を目に使用と息を荒くしていそうな気がしますね。もしかして車内で何かお嬢さん方の逆鱗に触れる事でもして(強制的に)安らかな眠りにつかされてでも居たのでしょうかね。
機械化された義肢から発展した技術と言う事で聖獣機サイガードと言う古いOVAを思い出していたのですが、更に上の事実が知らされましたね。
完全なる機械の体に脳だけを移植すると言いますと、仮面ライダーゼクロスや漫画の銃夢や攻殻機動隊、前に話題に出した重機甲兵ゼノンの主人公達を思い出します。
ゼノンの方では脳を納めた頭蓋がユニット化されていて元の体に戻れる可能性が示唆されていましたが、四郷嬢の肉体はどの様になっているのでしょうね。保存されていればまだ可能性はあるのでしょうけどね……
脳だけを移植し易いようにユニット化していれば、状況に合わせてボディを交換したり、四肢を換装したるする事もできそうですね。医療目的の義肢から始まったゼノンですら技術が流用されて戦闘システムが構築されていたのですし、プロローグの狂気が垣間見える事情があるのならばどこかおぞましさを感じられる装備があるのかもしれない等と想像してしまいました。銃夢で違うボディに接続された頭部が、神経の接続の衝撃で絶叫を上げていた場面を想起したからでしょうか……
なんと言いますか、人を救う為に開発された技術で競い合い、戦い、不幸になる存在が生まれている。それでも発展したその技術で人を救おうとしている者も居ると考えると、人の業を感じさせる物がありますね。願わくば、技術の礎となった人物にも救いがあるように、と思わずには居られません。
競い合う相手が最高傑作である四郷嬢となりそうですが、このままだと研究所についてから姉である所長に一煉寺君が噛み付きかねませんね。その前にある程度は四郷嬢が現状をどう思っているかを口にして一煉寺君を曲がりなりにも納得させる事があれば、腹にもやもやした物を抱えながら競合に挑む事になりそうです。どちらにしても、一煉寺君にとっては感情を宥めるのに一苦労しそうですが。
譲れる所と譲れない所。このコンペでは一煉寺君にその境界線を求める展開になりそうで今から楽しみです。
大雨で各地で災害が起きていますが、そちらは大丈夫でしょうか?どうか身の安全とお体に気をつけてください。ご無理だけはなさらないで欲しいと思います。
長々と読んでいて連想した物を書き連ねてしまい申し訳御座いませんでした。次の更新も楽しみに待っています。
それではこれでお暇させて頂きます。お邪魔致しました。
・女子の会話が生々しい所。
女子だけの会話は遠慮が無くて生々しい所がありますが、一煉寺君がいる所で自分を隠さずに話しているのは心を許しているように感じられました。これ以上の生々しさは女性当人で無いと想像するのが難しいですしねぇ。
・情景と場の雰囲気が再現される文面。
はしゃぎ疲れて周りが眠り、感じる物は規則的なエンジンの音と微かな振動。夏の日差しが眩しく差し込む静かな車内で淡々と話し続けていた四郷嬢。その内容を此方が理解すると共に此方を見詰めている。そんな場面が頭の中で再現されるお話でした。話されている内容が指し示す現実と、前半の車内の様子やこれまでのお話で想像できる久水嬢と四郷嬢の関係との落差に、いい感じで衝撃を受ける事が出来ました。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
周囲でガールズトークが繰り広げられていると、男の身としては居た堪れなくなる事が多いんですよねぇ。更にその話の主題が自分だと倍率アップ。止めとばかりに自分に話を振られたら精神的疲労が役満しかねません。そんな艱難辛苦を乗り越えて寝顔を見たしまった時に「エッチ」の一言は、どれだけのダメージを負った事か……思わずクスリと笑ってしまいました。
この車内、茂氏は一緒なのでしょうかね?一煉寺君と一緒に居れば共感する所もあったでしょうし、友情が育まれたかも知れません。まあ、茂氏が暴走して突っ込みに終始する事になりそうでもありますが。
前話では一緒のバスの感じでしたが、もし居るのならば救芽井嬢の寝顔を目に使用と息を荒くしていそうな気がしますね。もしかして車内で何かお嬢さん方の逆鱗に触れる事でもして(強制的に)安らかな眠りにつかされてでも居たのでしょうかね。
機械化された義肢から発展した技術と言う事で聖獣機サイガードと言う古いOVAを思い出していたのですが、更に上の事実が知らされましたね。
完全なる機械の体に脳だけを移植すると言いますと、仮面ライダーゼクロスや漫画の銃夢や攻殻機動隊、前に話題に出した重機甲兵ゼノンの主人公達を思い出します。
ゼノンの方では脳を納めた頭蓋がユニット化されていて元の体に戻れる可能性が示唆されていましたが、四郷嬢の肉体はどの様になっているのでしょうね。保存されていればまだ可能性はあるのでしょうけどね……
脳だけを移植し易いようにユニット化していれば、状況に合わせてボディを交換したり、四肢を換装したるする事もできそうですね。医療目的の義肢から始まったゼノンですら技術が流用されて戦闘システムが構築されていたのですし、プロローグの狂気が垣間見える事情があるのならばどこかおぞましさを感じられる装備があるのかもしれない等と想像してしまいました。銃夢で違うボディに接続された頭部が、神経の接続の衝撃で絶叫を上げていた場面を想起したからでしょうか……
なんと言いますか、人を救う為に開発された技術で競い合い、戦い、不幸になる存在が生まれている。それでも発展したその技術で人を救おうとしている者も居ると考えると、人の業を感じさせる物がありますね。願わくば、技術の礎となった人物にも救いがあるように、と思わずには居られません。
競い合う相手が最高傑作である四郷嬢となりそうですが、このままだと研究所についてから姉である所長に一煉寺君が噛み付きかねませんね。その前にある程度は四郷嬢が現状をどう思っているかを口にして一煉寺君を曲がりなりにも納得させる事があれば、腹にもやもやした物を抱えながら競合に挑む事になりそうです。どちらにしても、一煉寺君にとっては感情を宥めるのに一苦労しそうですが。
譲れる所と譲れない所。このコンペでは一煉寺君にその境界線を求める展開になりそうで今から楽しみです。
大雨で各地で災害が起きていますが、そちらは大丈夫でしょうか?どうか身の安全とお体に気をつけてください。ご無理だけはなさらないで欲しいと思います。
長々と読んでいて連想した物を書き連ねてしまい申し訳御座いませんでした。次の更新も楽しみに待っています。
それではこれでお暇させて頂きます。お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 07月12日 17時57分
いつも感想ありがとうございます!
最近なかなか更新できなくて、申し訳ありませんッ!(深謝
女性陣の会話の生々しさや、四郷の他ヒロインとは異なった雰囲気、という点は、彼女が今後の物語の中心になる、ということを強調するために意識した部分でした。
いい感じに衝撃を受けていただき、ありがとうございます(嬉々
周りに女しかいないと、男の身としてはいたたまれないんですよねぇ。相変わらず、四郷は手厳しい(笑
茂に関しては、彼について触れるタイミングが見つからないままサッと書き上げてしまったので、触れず仕舞いになっていました。
こちらの方で新たに加筆させて頂いております。ある程度、いつも通りな彼ではありましたけど(笑
今回から初めて存在が明かされた「新人類の身体」。
元ネタは、人造人間キカイダーに登場した「ハカイダー」でした。仮面ライダーゼクロスも、かなり参考にしています。
四郷の肉体諸々に関しては、後ほど明らかになっていくでしょう。気長に待っていただければ幸いです。
プロローグと彼女らに何かしらの繋がりがあるのは、もうお察しのことのようですね。今後、四郷研究所が「新人類の身体」で何を見せて来るのか。どのようなギミックを有するのか。そこのところも、楽しみにしていただければ何よりですよ。
重機甲兵ゼノン、そこまでお話を聞いてしまうと、是非一度は読んでみたくなってしまいますねぇ。勉強になりそうです。
四郷研究所に「救い」があるか否かは、本人達や龍太一行に懸かっていることでしょう。
四郷研究所の所長について、どう捉えるか。そこの辺りは、次回には明らかにされているでしょう。楽しんでいただけたのなら、何よりです。
一時は大雨続きで少々大変ではありましたが、こちらは、まぁ大丈夫でしたよ。
そちらこそ、暑い時期ですのでお体には十分注意してくださいね。
では、いつも素晴らしい感想の数々、本当にありがとうございました!
最近なかなか更新できなくて、申し訳ありませんッ!(深謝
女性陣の会話の生々しさや、四郷の他ヒロインとは異なった雰囲気、という点は、彼女が今後の物語の中心になる、ということを強調するために意識した部分でした。
いい感じに衝撃を受けていただき、ありがとうございます(嬉々
周りに女しかいないと、男の身としてはいたたまれないんですよねぇ。相変わらず、四郷は手厳しい(笑
茂に関しては、彼について触れるタイミングが見つからないままサッと書き上げてしまったので、触れず仕舞いになっていました。
こちらの方で新たに加筆させて頂いております。ある程度、いつも通りな彼ではありましたけど(笑
今回から初めて存在が明かされた「新人類の身体」。
元ネタは、人造人間キカイダーに登場した「ハカイダー」でした。仮面ライダーゼクロスも、かなり参考にしています。
四郷の肉体諸々に関しては、後ほど明らかになっていくでしょう。気長に待っていただければ幸いです。
プロローグと彼女らに何かしらの繋がりがあるのは、もうお察しのことのようですね。今後、四郷研究所が「新人類の身体」で何を見せて来るのか。どのようなギミックを有するのか。そこのところも、楽しみにしていただければ何よりですよ。
重機甲兵ゼノン、そこまでお話を聞いてしまうと、是非一度は読んでみたくなってしまいますねぇ。勉強になりそうです。
四郷研究所に「救い」があるか否かは、本人達や龍太一行に懸かっていることでしょう。
四郷研究所の所長について、どう捉えるか。そこの辺りは、次回には明らかにされているでしょう。楽しんでいただけたのなら、何よりです。
一時は大雨続きで少々大変ではありましたが、こちらは、まぁ大丈夫でしたよ。
そちらこそ、暑い時期ですのでお体には十分注意してくださいね。
では、いつも素晴らしい感想の数々、本当にありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 07月18日 23時06分
[良い点]
・一煉寺君の被害妄想の度合い。
自分の格好を見て周りの使用人の方達が笑っている。そう感じるのは当然ですよねぇ。救芽井嬢や久水嬢は使用人が居る事に慣れているので気にしなくなっているのでしょうが、一般庶民には厳しいですからね。
イギリスなどで実在する侍従学校での教えの中に、良き侍従とは空気の様に主人に自分の存在を意識させず、必要な時にのみ視界に写るのが理想と言う物があるそうで。これは主人にも居る事が自然である事に慣れないといけないという感じですから、一煉寺君の庶民らしさが感じられて身近に思えました。贅沢を言えば一煉寺君に意識が集中してしまってあまり気にしていないように感じられた矢村嬢の侍女の皆さんに従われてあたふたしている姿が少し見てみたかった気がします。同じ庶民ですし、比率としてお金持ちの皆さんが多いですから一煉寺君といい感じで意見が合った事でしょうしね。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
なんと言いますか、一煉寺君に用意されたコスチュームは宇宙刑事が地球上で着用している革のジャケットみたいな物が想像されますね。通気性が最悪でしょうから、肌着として黒いメッシュの入ったシャツでも着せてあげたいですね。
前を開けているから胸元を見てお嬢さん方が頬を赤らめるなんて事がありそうです。鎖骨のラインにセクシーさを感じるお嬢さんはこの中にいるのでしょうかね。
今話の中で一煉寺君が侍従の方達の荷物運びを手伝おうとする場面がありましたが、これも庶民の考え方が表に出る出来事でしたね。
資産のある人が使用人を雇うのは社会への利益還元の一種であり、その仕事を手伝うのは使用人の仕事が信用できないと取られて侮辱にも値するそうです。この様な住んでいる環境の違いによるギャップと、それを少しずつでも受け入れていく姿もこの物語の面白さの一つなのかも知れませんね。
着鎧甲冑の普及への考えの違い、住んでいる環境の違い、開発者と現場での着鎧者との違い等、これからも様々な違いが表面化してきそうです。それをどのように乗り越えていくのかも、楽しみにしています。
救芽井嬢、どうしておしゃぶりなんかを持っていたのでしょうね。ラブコメ調に考えれば気が早くて一煉寺君との子供の為に用意したなんて事も考えられますがね。……救芽井嬢本人が使用する?隠し子?咥えていないと眠れないとかだったりしてね。まあ、冗談ですが。
久水家別荘に詰めている侍女衆は訓練(調教)されたMですねぇ。訓練(調教)されていないMは単なる変態ですが、もしかするとMである事によって侍女衆の連帯感を高めているのかも、等と益体も無い事を考えてしまいました。
久水嬢が一煉寺君にならば……と言うのは、一煉寺君に証をつけてもらいたい、自分の人生は一煉寺君と共にあるとの多少歪んだ思いからきている様な気がします。それを目にすれば残るお嬢さん方も黙っていられないのでしょうが、一煉寺君にとっては身がやつれる思いでしょうねぇ。正に美女は命を削る鉋との言葉がぴったりです。四郷嬢とセバスチャン(仮称)殿の視線が止めを刺していますね。
マップスと言う漫画である姫様が言っていた言葉なのですが「心の距離とは離れる物ではないのです。ただ、近くにいる人の心がさらに近づいてしまうだけなのです」この言葉がお嬢さん達の心境に近い気がしました。
他の人から一煉寺君の心を離すよりも、自分が他の人よりも近くに行こうとしている姿にそんな事を感じたのでしょうかね。
お嬢さん達は一煉寺君を選んだ。後は一煉寺君が誰を選ぶか。自分が選ばれるように自己を磨き、人を蹴落とそうとしない有様は読んでいて心地良い物がありますね。
四郷研究所とのコンペ。性能を比べるのが目的ですが、量産性を比べる項目があると着鎧甲冑の分が悪くなる事もありそうですね。
富士見ファンタジア文庫のストレイトジャケットと言う作品の中で魔法を使う為に必須の甲冑のような物があるのですが、物語の後半で一品物に近かった市場に量産タイプを持ち込む流れが生まれていました。その時の技術者同士の交わしていた主張の様に、救芽井家と四郷研究所では考え方が違うのかどうか、今から期待が高まります。
一煉寺君の生活に着鎧甲冑が運んできた非日常がどんどん馴染んできていますね。それがどのような展開を齎すのか、いつも楽しみにしています。お忙しい中での執筆、大変でしょうがご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お邪魔致しました。
・一煉寺君の被害妄想の度合い。
自分の格好を見て周りの使用人の方達が笑っている。そう感じるのは当然ですよねぇ。救芽井嬢や久水嬢は使用人が居る事に慣れているので気にしなくなっているのでしょうが、一般庶民には厳しいですからね。
イギリスなどで実在する侍従学校での教えの中に、良き侍従とは空気の様に主人に自分の存在を意識させず、必要な時にのみ視界に写るのが理想と言う物があるそうで。これは主人にも居る事が自然である事に慣れないといけないという感じですから、一煉寺君の庶民らしさが感じられて身近に思えました。贅沢を言えば一煉寺君に意識が集中してしまってあまり気にしていないように感じられた矢村嬢の侍女の皆さんに従われてあたふたしている姿が少し見てみたかった気がします。同じ庶民ですし、比率としてお金持ちの皆さんが多いですから一煉寺君といい感じで意見が合った事でしょうしね。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
なんと言いますか、一煉寺君に用意されたコスチュームは宇宙刑事が地球上で着用している革のジャケットみたいな物が想像されますね。通気性が最悪でしょうから、肌着として黒いメッシュの入ったシャツでも着せてあげたいですね。
前を開けているから胸元を見てお嬢さん方が頬を赤らめるなんて事がありそうです。鎖骨のラインにセクシーさを感じるお嬢さんはこの中にいるのでしょうかね。
今話の中で一煉寺君が侍従の方達の荷物運びを手伝おうとする場面がありましたが、これも庶民の考え方が表に出る出来事でしたね。
資産のある人が使用人を雇うのは社会への利益還元の一種であり、その仕事を手伝うのは使用人の仕事が信用できないと取られて侮辱にも値するそうです。この様な住んでいる環境の違いによるギャップと、それを少しずつでも受け入れていく姿もこの物語の面白さの一つなのかも知れませんね。
着鎧甲冑の普及への考えの違い、住んでいる環境の違い、開発者と現場での着鎧者との違い等、これからも様々な違いが表面化してきそうです。それをどのように乗り越えていくのかも、楽しみにしています。
救芽井嬢、どうしておしゃぶりなんかを持っていたのでしょうね。ラブコメ調に考えれば気が早くて一煉寺君との子供の為に用意したなんて事も考えられますがね。……救芽井嬢本人が使用する?隠し子?咥えていないと眠れないとかだったりしてね。まあ、冗談ですが。
久水家別荘に詰めている侍女衆は訓練(調教)されたMですねぇ。訓練(調教)されていないMは単なる変態ですが、もしかするとMである事によって侍女衆の連帯感を高めているのかも、等と益体も無い事を考えてしまいました。
久水嬢が一煉寺君にならば……と言うのは、一煉寺君に証をつけてもらいたい、自分の人生は一煉寺君と共にあるとの多少歪んだ思いからきている様な気がします。それを目にすれば残るお嬢さん方も黙っていられないのでしょうが、一煉寺君にとっては身がやつれる思いでしょうねぇ。正に美女は命を削る鉋との言葉がぴったりです。四郷嬢とセバスチャン(仮称)殿の視線が止めを刺していますね。
マップスと言う漫画である姫様が言っていた言葉なのですが「心の距離とは離れる物ではないのです。ただ、近くにいる人の心がさらに近づいてしまうだけなのです」この言葉がお嬢さん達の心境に近い気がしました。
他の人から一煉寺君の心を離すよりも、自分が他の人よりも近くに行こうとしている姿にそんな事を感じたのでしょうかね。
お嬢さん達は一煉寺君を選んだ。後は一煉寺君が誰を選ぶか。自分が選ばれるように自己を磨き、人を蹴落とそうとしない有様は読んでいて心地良い物がありますね。
四郷研究所とのコンペ。性能を比べるのが目的ですが、量産性を比べる項目があると着鎧甲冑の分が悪くなる事もありそうですね。
富士見ファンタジア文庫のストレイトジャケットと言う作品の中で魔法を使う為に必須の甲冑のような物があるのですが、物語の後半で一品物に近かった市場に量産タイプを持ち込む流れが生まれていました。その時の技術者同士の交わしていた主張の様に、救芽井家と四郷研究所では考え方が違うのかどうか、今から期待が高まります。
一煉寺君の生活に着鎧甲冑が運んできた非日常がどんどん馴染んできていますね。それがどのような展開を齎すのか、いつも楽しみにしています。お忙しい中での執筆、大変でしょうがご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 07月09日 02時26分
いつも感想ありがとうございます!
今回からようやく新章がスタート、というところですね。第二話、長かったなぁ……(笑
ちなみに、当初のままだと章ごとの間隔が開きすぎなので、章が始まる場所を少し変更させていただきました。ご了承下さい。
龍太も矢村も、久水家にいるメンツの中では数少ない庶民ですからね。自分の周りを世話されるってだけでも、冷や汗ものでしょう。「え? 俺達何もしなくていいの?」みたいな。
それから、矢村の周囲に対する反応について、僅かながら加筆させていただきました。彼女にとっても、周りを世話されるのは落ち着かないことだったでしょうし(笑
そうですね、龍太が渡されたコスチュームとしては、確かに宇宙刑事の革ジャンが近そうです。あれを全体的に赤色にした感じでしょうか。
「超獣戦隊ライブマン」の主人公・レッドファルコンこと天宮勇介が着ているような服も、イメージに近しいかと思っております。あれ、前作の時の格好と大して変わらないような……。
資産家の価値観が龍太にも伝わるのは、それこそ大分先のことでしょうし、今の彼が環境のギャップを乗り越えるには、かなりの時間が必要でしょう。
tagi様が挙げられたような点にまで深く言及していけるかはわかりませんが、可能な限りは掘り下げて行きたいと思っています。
おしゃぶりについては――まぁ、近いうちに発覚することでしょう。既にある程度は、予想がついているかも知れませんが。
執筆中に久水とメイド部隊のやり取りについて考えていたら、ムチでシバかれるメイド達が甘い嬌声を上げるビジョンが何故か浮かんで来てしまい、ついにはこんな状況に(笑
久水に限らず、元々は(相対的に見て)正常だった救芽井や矢村までもが暴走状態に陥っていますからねぇ。龍太としては、身どころか魂を削られる思いでしょう(笑
足を引っ張り合わず、それでいて一歩も譲らないヒロイン勢。彼女らがこんな状態なので、龍太は常におしくらまんじゅうなのです(ぇ
人を蹴落とそうとする、となると小悪魔的なキャラになるのでしょうか。現時点だと結構難しい……(汗
救芽井エレクトロニクスが擁する着鎧甲冑と、四郷研究所が擁するテクノロジー。どちらにどのような違いがあるのか、これからようやく判明していく予定です。楽しみにしていて下さい!
では、いつも素晴らしい感想の数々、本当にありがとうございました!
今回からようやく新章がスタート、というところですね。第二話、長かったなぁ……(笑
ちなみに、当初のままだと章ごとの間隔が開きすぎなので、章が始まる場所を少し変更させていただきました。ご了承下さい。
龍太も矢村も、久水家にいるメンツの中では数少ない庶民ですからね。自分の周りを世話されるってだけでも、冷や汗ものでしょう。「え? 俺達何もしなくていいの?」みたいな。
それから、矢村の周囲に対する反応について、僅かながら加筆させていただきました。彼女にとっても、周りを世話されるのは落ち着かないことだったでしょうし(笑
そうですね、龍太が渡されたコスチュームとしては、確かに宇宙刑事の革ジャンが近そうです。あれを全体的に赤色にした感じでしょうか。
「超獣戦隊ライブマン」の主人公・レッドファルコンこと天宮勇介が着ているような服も、イメージに近しいかと思っております。あれ、前作の時の格好と大して変わらないような……。
資産家の価値観が龍太にも伝わるのは、それこそ大分先のことでしょうし、今の彼が環境のギャップを乗り越えるには、かなりの時間が必要でしょう。
tagi様が挙げられたような点にまで深く言及していけるかはわかりませんが、可能な限りは掘り下げて行きたいと思っています。
おしゃぶりについては――まぁ、近いうちに発覚することでしょう。既にある程度は、予想がついているかも知れませんが。
執筆中に久水とメイド部隊のやり取りについて考えていたら、ムチでシバかれるメイド達が甘い嬌声を上げるビジョンが何故か浮かんで来てしまい、ついにはこんな状況に(笑
久水に限らず、元々は(相対的に見て)正常だった救芽井や矢村までもが暴走状態に陥っていますからねぇ。龍太としては、身どころか魂を削られる思いでしょう(笑
足を引っ張り合わず、それでいて一歩も譲らないヒロイン勢。彼女らがこんな状態なので、龍太は常におしくらまんじゅうなのです(ぇ
人を蹴落とそうとする、となると小悪魔的なキャラになるのでしょうか。現時点だと結構難しい……(汗
救芽井エレクトロニクスが擁する着鎧甲冑と、四郷研究所が擁するテクノロジー。どちらにどのような違いがあるのか、これからようやく判明していく予定です。楽しみにしていて下さい!
では、いつも素晴らしい感想の数々、本当にありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 07月10日 12時10分
[良い点]
・明確な答えを出せなくとも、正しいと思える行動を取れる一煉寺君。
人との関係にはあやふやなままでも結論を下さないといけない時もありますが、大概その時は多くの人を傷つけてしまう結果になる事が多いですからね。そんな時には誠実に、そしてどんな結果であろうとも後悔しない様に自分の意思で判断するのが人として出来る精一杯の事なのでしょうね。
ムツゴロウさんこと畑マサノリさんのモットーの中に「明日できる事は今日やらない」と言う物があります。長い人生、そんなに急いで結果を出さずにゆっくり生きようと言う意味合いだったと記憶していますが、もう一つ、目の前の問題を幾つかの要素に分解し、その中で優先順位を付けて後回しにできる物は後に回すと厄介な問題も解決できるそうなのです。私も実体験として実感しております。今回の一煉寺君の判断、行動はそんな視点から見てもとても共感できる物でした。まあ、私には女性関係の問題なんて無いんですけどね……
・救芽井嬢の不安と嫉妬、そして甘え方。
相手が大事だからこそ不安に思うし怒りもする。そしてそれが解消された時には思いっきり甘える。恐らく救芽井嬢は小さな時から周囲の大人の期待に応えて良い子だったのでしょう。そんな彼女が初めて素の自分を認めてくれた一煉寺君に対して不安に思ったりスキンシップを求めたり、甘えたりする姿は幼い子供が自分の親に接する姿にも見えました。そういう意味では救芽井嬢はこれから更に、精神的な大人へと成長する事ができるのかもしれませんね。
この物語が終わったとしても、その先の世界が続いて行くと感じられて、何処かほっとする物がありました。
[気になる点]
・今話の中で救芽井嬢が「今夜、ベッドの上で」と言っていましたが「【昨】夜(さくや・ゆうべ)」とした方が話の流れとして自然ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
私の感じ方としましては「今夜」との言葉からは当日の夜・現時点での夜としての意が強いと思うのです。ですので過ぎ去った夜を指す場合には「昨夜」等の方が合うのではないかと愚考した次第です。
余計な口出し、意見の押し付けに不快な思いをされていなければ良いのですが。申し訳ありません。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
必要悪の正体と目的はなんなのでしょうね。幾つか予想はありますが、一煉寺君と一緒にミスディレクションされるのも楽しそうです。しかも今話では朝の爽やかな一時に窓の外から食堂を一人で覗き込んでいると言う、変質者と言うか、友達の輪に入れない一人ぼっちな人に見えて何故か温かい目で見てあげたくなりました。
救芽井嬢の泊まった部屋も天蓋つきの寝台だったみたいですね。恐らくは単なるカーテンではなく紗が幾重にもなっている様な物だったかもしれません。意外と乙女チックな救芽井嬢ならばロマンティックな初体験等に憧れを持っていそうですから、その内自分でもそんな部屋を用意しそうですね。
矢村嬢ははしゃぎ、興奮して眠れなかったみたいですが、こんな所にも性格の違いが出ている気がします。四郷研究所に着くまでに仮眠でも取れないと一煉寺君の格好良い所を見逃して、後で救芽井嬢や久水嬢からその話を聞いて涙に暮れそうでもあります。もしかすれば四郷嬢の何気ない一言が一番ダメージがでかいかも知れませんが……
一煉寺君の口から出てきたのが昨晩の事情の説明でよかったですね。もしこれが情事の説明だった日には、救芽井嬢は立ち直れなかった事でしょう。文字が入れ替わっただけで大惨事ですが、聞き間違えでも起きかねませんから、これから互いに発言には気をつけないといけなくなるかもしれませんね。
男性が女性に服を送るのは、その服を自分の手で脱がしたいからだ、なんて聞きますが、女性から服を贈られるのはどうなのでしょうね。まあ、今回贈られた服を想像する限りにはそんな色っぽい話にはなりそうもないですが。その内救芽井嬢が自分で選んだジャケットでも贈り、それを着せて襟でも整えながら色っぽい雰囲気でも醸し出しそうです。
どうも贈られた服は古い戦隊物等での制服みたいな感じですね。これがもし宇宙刑事の艦内着の様な体にぴっちりとした物だった日には、一煉寺君は泣きながら袖を通す事になったのでしょうね。甲侍郎氏の趣味が反映されているみたいですが、好みの番組が違っていれば現実になっていたのでしょうえぇ。HJ文庫の六畳間の侵略者と言う作品の何巻だかで主人公が登場した戦隊が全員レッドだったのに激怒して説教をしていましたが、甲侍郎氏の若い頃もこんな感じだったのでしょうかね。
今話でのインナーの上からユニフォームに袖を通す場面を読んでいて、着鎧甲冑の上から更に着鎧して強化なんて妄想をしてしまいました。
最初の着鎧で強化された能力を更に強化できればいいのでしょうが、専門に開発された物でもないと無理でしょうね。もしくは同時に着鎧して融合。装甲や能力は倍。その代わり制御で装置に負担がかかり、装着者の負担も大きい為に短時間しか行動できない自爆技なんて事がおきるとか。名づけて多重着鎧、なんてね。一煉寺君が窮地の時に茂氏の着鎧システムが目の前に転がってきて……妄想が暴走して申し訳ありません。
何時も楽しい物語を更新していただき、本当にありがとう御座います。まだ本格的な夏ではありませんが、夏ばてや熱中症等にお気をつけ下さい。疲れて体力が落ちるとなり易くなりますから、どうかご無理の無い範囲で頑張って下さい。
長々と妄想の垂れ流し、お見苦しい限りで申し訳ありません。一向に改善できない自分が情けないですが、お許しいただけたならば幸いです。
それではこれでお暇させて頂きます。お邪魔致しました。
・明確な答えを出せなくとも、正しいと思える行動を取れる一煉寺君。
人との関係にはあやふやなままでも結論を下さないといけない時もありますが、大概その時は多くの人を傷つけてしまう結果になる事が多いですからね。そんな時には誠実に、そしてどんな結果であろうとも後悔しない様に自分の意思で判断するのが人として出来る精一杯の事なのでしょうね。
ムツゴロウさんこと畑マサノリさんのモットーの中に「明日できる事は今日やらない」と言う物があります。長い人生、そんなに急いで結果を出さずにゆっくり生きようと言う意味合いだったと記憶していますが、もう一つ、目の前の問題を幾つかの要素に分解し、その中で優先順位を付けて後回しにできる物は後に回すと厄介な問題も解決できるそうなのです。私も実体験として実感しております。今回の一煉寺君の判断、行動はそんな視点から見てもとても共感できる物でした。まあ、私には女性関係の問題なんて無いんですけどね……
・救芽井嬢の不安と嫉妬、そして甘え方。
相手が大事だからこそ不安に思うし怒りもする。そしてそれが解消された時には思いっきり甘える。恐らく救芽井嬢は小さな時から周囲の大人の期待に応えて良い子だったのでしょう。そんな彼女が初めて素の自分を認めてくれた一煉寺君に対して不安に思ったりスキンシップを求めたり、甘えたりする姿は幼い子供が自分の親に接する姿にも見えました。そういう意味では救芽井嬢はこれから更に、精神的な大人へと成長する事ができるのかもしれませんね。
この物語が終わったとしても、その先の世界が続いて行くと感じられて、何処かほっとする物がありました。
[気になる点]
・今話の中で救芽井嬢が「今夜、ベッドの上で」と言っていましたが「【昨】夜(さくや・ゆうべ)」とした方が話の流れとして自然ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
私の感じ方としましては「今夜」との言葉からは当日の夜・現時点での夜としての意が強いと思うのです。ですので過ぎ去った夜を指す場合には「昨夜」等の方が合うのではないかと愚考した次第です。
余計な口出し、意見の押し付けに不快な思いをされていなければ良いのですが。申し訳ありません。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
必要悪の正体と目的はなんなのでしょうね。幾つか予想はありますが、一煉寺君と一緒にミスディレクションされるのも楽しそうです。しかも今話では朝の爽やかな一時に窓の外から食堂を一人で覗き込んでいると言う、変質者と言うか、友達の輪に入れない一人ぼっちな人に見えて何故か温かい目で見てあげたくなりました。
救芽井嬢の泊まった部屋も天蓋つきの寝台だったみたいですね。恐らくは単なるカーテンではなく紗が幾重にもなっている様な物だったかもしれません。意外と乙女チックな救芽井嬢ならばロマンティックな初体験等に憧れを持っていそうですから、その内自分でもそんな部屋を用意しそうですね。
矢村嬢ははしゃぎ、興奮して眠れなかったみたいですが、こんな所にも性格の違いが出ている気がします。四郷研究所に着くまでに仮眠でも取れないと一煉寺君の格好良い所を見逃して、後で救芽井嬢や久水嬢からその話を聞いて涙に暮れそうでもあります。もしかすれば四郷嬢の何気ない一言が一番ダメージがでかいかも知れませんが……
一煉寺君の口から出てきたのが昨晩の事情の説明でよかったですね。もしこれが情事の説明だった日には、救芽井嬢は立ち直れなかった事でしょう。文字が入れ替わっただけで大惨事ですが、聞き間違えでも起きかねませんから、これから互いに発言には気をつけないといけなくなるかもしれませんね。
男性が女性に服を送るのは、その服を自分の手で脱がしたいからだ、なんて聞きますが、女性から服を贈られるのはどうなのでしょうね。まあ、今回贈られた服を想像する限りにはそんな色っぽい話にはなりそうもないですが。その内救芽井嬢が自分で選んだジャケットでも贈り、それを着せて襟でも整えながら色っぽい雰囲気でも醸し出しそうです。
どうも贈られた服は古い戦隊物等での制服みたいな感じですね。これがもし宇宙刑事の艦内着の様な体にぴっちりとした物だった日には、一煉寺君は泣きながら袖を通す事になったのでしょうね。甲侍郎氏の趣味が反映されているみたいですが、好みの番組が違っていれば現実になっていたのでしょうえぇ。HJ文庫の六畳間の侵略者と言う作品の何巻だかで主人公が登場した戦隊が全員レッドだったのに激怒して説教をしていましたが、甲侍郎氏の若い頃もこんな感じだったのでしょうかね。
今話でのインナーの上からユニフォームに袖を通す場面を読んでいて、着鎧甲冑の上から更に着鎧して強化なんて妄想をしてしまいました。
最初の着鎧で強化された能力を更に強化できればいいのでしょうが、専門に開発された物でもないと無理でしょうね。もしくは同時に着鎧して融合。装甲や能力は倍。その代わり制御で装置に負担がかかり、装着者の負担も大きい為に短時間しか行動できない自爆技なんて事がおきるとか。名づけて多重着鎧、なんてね。一煉寺君が窮地の時に茂氏の着鎧システムが目の前に転がってきて……妄想が暴走して申し訳ありません。
何時も楽しい物語を更新していただき、本当にありがとう御座います。まだ本格的な夏ではありませんが、夏ばてや熱中症等にお気をつけ下さい。疲れて体力が落ちるとなり易くなりますから、どうかご無理の無い範囲で頑張って下さい。
長々と妄想の垂れ流し、お見苦しい限りで申し訳ありません。一向に改善できない自分が情けないですが、お許しいただけたならば幸いです。
それではこれでお暇させて頂きます。お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 07月07日 01時09分
いつも感想ありがとうございます!
問題がいくつもあると、確かに複数に分割して処理していくのが効果的でしょうね。いっぺんにあれこれしてると潰れてしまう、という実体験ならあります(笑
もちろん、私にも女性関係の問題など皆無ですよ……。
今回は、救芽井が「本来は甘えん坊」だという部分を掘り下げていくために用意したエピソードでした。そのため、今後しばらくは彼女の弱点(?)が遺憾無くクローズアップされていくことでしょう(笑
かつてのスーパーヒロインを思わせる、カッコイイ活躍――も予定にはありますが、もう少し先になるかと。楽しみにしていて頂ければ幸いです。
それから、誤字についてのご指摘、ありがとうございます。
何を血迷っていたのでしょう、昨夜を今夜と書いていたとは(汗
いやはや、言われるまで本当に気づきませんでしたよ。指摘していただき、本当にありがとうございました! 当該部分はこちらで修正させていただきますね!
しかし感想を拝読していくうちに、なんだか「必要悪」も救芽井も矢村も、ある意味で残念な人達に思えてきてしまいますねぇ(笑
「必要悪」は友達が少ない、救芽井は言い方によっては頭がピンク色、矢村ははしゃぎまわって失敗しそう……。うん、これでこそラノベだ(嬉々
事情→情事になりうることもそうですし、なんだか私のせいで、キャラがそれぞれで暴走し出してきたような気が……(笑
男性が女性に服を送るのは、脱がしたいから――というお話は初めて聞きましたが、今回は……そういう雰囲気ではなさそうですね。完全に龍太がオモチャにされてる状態ですし(笑
甲侍郎の好きなモノというのが、一昔前の特撮全般ですからねぇ。他にも色んな(古臭い)パターンのユニフォームがあったのかも?(ぇ
多重着鎧……とはちょっと違いますが、それに近い趣旨の要素は今後登場――する可能性が、微粒子レベルで存在しているかも知れません(ぉぃ
平成ライダーで言うところの強化フォームのような要素とか、憧れますよねぇ。いつかやってみたいなぁ(遠い目
なお、もうじき定期テストなので、更新が再び滞ることになるかも知れませんので、ご了承下さい。
まぁ、もう少しだけ時間はあるので、ちょっとくらいは更新していきたいな、というのが現在の心境です。
そんな調子の作者ですが、これからも応援して頂ければ幸いです!
感想ありがとうございました!
問題がいくつもあると、確かに複数に分割して処理していくのが効果的でしょうね。いっぺんにあれこれしてると潰れてしまう、という実体験ならあります(笑
もちろん、私にも女性関係の問題など皆無ですよ……。
今回は、救芽井が「本来は甘えん坊」だという部分を掘り下げていくために用意したエピソードでした。そのため、今後しばらくは彼女の弱点(?)が遺憾無くクローズアップされていくことでしょう(笑
かつてのスーパーヒロインを思わせる、カッコイイ活躍――も予定にはありますが、もう少し先になるかと。楽しみにしていて頂ければ幸いです。
それから、誤字についてのご指摘、ありがとうございます。
何を血迷っていたのでしょう、昨夜を今夜と書いていたとは(汗
いやはや、言われるまで本当に気づきませんでしたよ。指摘していただき、本当にありがとうございました! 当該部分はこちらで修正させていただきますね!
しかし感想を拝読していくうちに、なんだか「必要悪」も救芽井も矢村も、ある意味で残念な人達に思えてきてしまいますねぇ(笑
「必要悪」は友達が少ない、救芽井は言い方によっては頭がピンク色、矢村ははしゃぎまわって失敗しそう……。うん、これでこそラノベだ(嬉々
事情→情事になりうることもそうですし、なんだか私のせいで、キャラがそれぞれで暴走し出してきたような気が……(笑
男性が女性に服を送るのは、脱がしたいから――というお話は初めて聞きましたが、今回は……そういう雰囲気ではなさそうですね。完全に龍太がオモチャにされてる状態ですし(笑
甲侍郎の好きなモノというのが、一昔前の特撮全般ですからねぇ。他にも色んな(古臭い)パターンのユニフォームがあったのかも?(ぇ
多重着鎧……とはちょっと違いますが、それに近い趣旨の要素は今後登場――する可能性が、微粒子レベルで存在しているかも知れません(ぉぃ
平成ライダーで言うところの強化フォームのような要素とか、憧れますよねぇ。いつかやってみたいなぁ(遠い目
なお、もうじき定期テストなので、更新が再び滞ることになるかも知れませんので、ご了承下さい。
まぁ、もう少しだけ時間はあるので、ちょっとくらいは更新していきたいな、というのが現在の心境です。
そんな調子の作者ですが、これからも応援して頂ければ幸いです!
感想ありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 07月10日 01時29分
[良い点]
・女性陣から向けられる好意に一煉寺君が苦悩している所。
自分が好意を向けられていると自覚しても浮かれるよりも先に苦悩に考えが傾く一煉寺君が好ましく思えます。
自分の中ではっきりと結論が出ているのならば今の状態を終わらせる事はできるのでしょうが、明確に誰が好きとも判らず、更に共に人生を歩む伴侶を決めるにしてもまだ自立した生活基盤を持たぬ学生の身では、自分を選んでもらうために努力する事と、その相手に見合うように己を磨くことしかできないでしょうからね。
相手を貶さず、自己を磨き合える様な関係が築かれそうで、これからも楽しみです。
・女性陣が自分が結婚相手になる事を諦めていない所。
下手になあなあな関係でお茶を濁してしまうと物語全体が陳腐になってしまう事が儘ありますが、その様にならないみたいで安心しました。
窮地を救われ想いが芽生えた救芽井嬢、幼き日に孤独から救われ長年想いを抱き続けてきた久水嬢、勝気な性格の自分を当たり前の女性として気遣われ想いを募らせていた矢村嬢。三者とも簡単にけりをつける事が出来るほど軽い想いでもないですし、生身の女性としての強かさをも窺えるのでこれからの恋の鞘当が更に楽しみになってきました。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
秘めやかな初恋は夜の帳と共に過ぎ去り、昇る朝日と共に新たな恋心が燃え上がる。そんな言葉が頭を過るようなお話でした。久水嬢にとっては幼き日の初恋から現在の一煉寺君へと新たに思いを寄せるに値する一夜だったのでしょうかね。
救芽井嬢のNTRと言う言葉の情報源。もしかすると一煉寺君がお兄さんから貰ったゲームの情報を、お兄さんが一煉寺君の好みの情報として教えたのかも知れませんね。弟の恋路を応援しようと、とてもいい表情をしながらエロゲーのタイトルを伝えている姿を想像してしまい頭から離れません。
一煉寺君を巡っての今話でのお嬢さん方の言い合いを読んでいてBGMとしてTV版第一期天地無用のOPが脳内で流れていました。正に一煉寺君の人生は狙われていますね。
婚姻届には確か保証人だかの欄が二つあったはずですが、茂氏が手にしていた婚姻届の保証人欄は一つは茂氏でしょうが、もう一つは誰の名前が記載されていたのでしょうかね。少し先の未来ならば矢村嬢の親父殿が嬉々として記入していそうなんですけどね。
色欲から派生する愛憎を司っていたシャチ頭の女性怪人が硬貨で生み出す物は大量発生する為、今回の食堂にも混乱が大量発生したのでしょうかねぇ。
嫌われ易い暴力ヒロインと言うとまぶらほの夕菜が真っ先に思い浮かびますね。変身怪獣キシャーと言われている内はまだ許容範囲でしたが、どうも受け付けなくなってしまいましてね……文庫を全てそろえていただけに、アレは残念な展開でした。軌道修正は今からだと難しいのでしょうねぇ。
この物語のお嬢さん方は聞くべき時には耳に痛い言葉を受け入れるだけの精神的柔軟性が窺えますから、修羅場でも読んでいてニヤニヤ出来ます。
確かに茂氏はギーシュっぽいですね。私の中ではセイバーマリオネットJの花形のイメージが近いです。惚れた相手に粘着気味な所や、それでいて一途で、時には男気も見せる。こんな悪友、いいですよね。まあ、間抜けな踊りをつるっぱげで踊っているとの描写からキタキタオヤジが如く腰蓑一丁の扱いが相応しい気もしていますがね。
私はウルトラマンの中ではネクサスが一番好きだったりします。最終回まで主人公が変身しないウルトラマンですし、暗い物語ですが物凄く好みに合ってるんですよねぇ。OPの歌詞なんかは一煉寺君にも似合いそうな熱い物もありますしね。
富士見ファンタジア文庫のGENEZは着鎧甲冑が戦闘用に開発された様な物語ですが、その中に違う開発コンセプトの戦闘装甲強化服が出てくるんですよね。四郷研究所とのコンペではどのようなものが登場するのか、今から楽しみ、なのですが……最後の最後に登場した「必要悪」が何を齎すのか。今は其方が気になりますね。次回も心待ちにしております。どうかご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お忙しいであろう状況の上に、此処暫くの暑さで体調を崩さぬようお気をつけ下さいね。
まとまりも無い雑文にてのお目汚し、お恥ずかしい限りです。お邪魔致しました。
・女性陣から向けられる好意に一煉寺君が苦悩している所。
自分が好意を向けられていると自覚しても浮かれるよりも先に苦悩に考えが傾く一煉寺君が好ましく思えます。
自分の中ではっきりと結論が出ているのならば今の状態を終わらせる事はできるのでしょうが、明確に誰が好きとも判らず、更に共に人生を歩む伴侶を決めるにしてもまだ自立した生活基盤を持たぬ学生の身では、自分を選んでもらうために努力する事と、その相手に見合うように己を磨くことしかできないでしょうからね。
相手を貶さず、自己を磨き合える様な関係が築かれそうで、これからも楽しみです。
・女性陣が自分が結婚相手になる事を諦めていない所。
下手になあなあな関係でお茶を濁してしまうと物語全体が陳腐になってしまう事が儘ありますが、その様にならないみたいで安心しました。
窮地を救われ想いが芽生えた救芽井嬢、幼き日に孤独から救われ長年想いを抱き続けてきた久水嬢、勝気な性格の自分を当たり前の女性として気遣われ想いを募らせていた矢村嬢。三者とも簡単にけりをつける事が出来るほど軽い想いでもないですし、生身の女性としての強かさをも窺えるのでこれからの恋の鞘当が更に楽しみになってきました。
[一言]
お邪魔させて頂きます。
秘めやかな初恋は夜の帳と共に過ぎ去り、昇る朝日と共に新たな恋心が燃え上がる。そんな言葉が頭を過るようなお話でした。久水嬢にとっては幼き日の初恋から現在の一煉寺君へと新たに思いを寄せるに値する一夜だったのでしょうかね。
救芽井嬢のNTRと言う言葉の情報源。もしかすると一煉寺君がお兄さんから貰ったゲームの情報を、お兄さんが一煉寺君の好みの情報として教えたのかも知れませんね。弟の恋路を応援しようと、とてもいい表情をしながらエロゲーのタイトルを伝えている姿を想像してしまい頭から離れません。
一煉寺君を巡っての今話でのお嬢さん方の言い合いを読んでいてBGMとしてTV版第一期天地無用のOPが脳内で流れていました。正に一煉寺君の人生は狙われていますね。
婚姻届には確か保証人だかの欄が二つあったはずですが、茂氏が手にしていた婚姻届の保証人欄は一つは茂氏でしょうが、もう一つは誰の名前が記載されていたのでしょうかね。少し先の未来ならば矢村嬢の親父殿が嬉々として記入していそうなんですけどね。
色欲から派生する愛憎を司っていたシャチ頭の女性怪人が硬貨で生み出す物は大量発生する為、今回の食堂にも混乱が大量発生したのでしょうかねぇ。
嫌われ易い暴力ヒロインと言うとまぶらほの夕菜が真っ先に思い浮かびますね。変身怪獣キシャーと言われている内はまだ許容範囲でしたが、どうも受け付けなくなってしまいましてね……文庫を全てそろえていただけに、アレは残念な展開でした。軌道修正は今からだと難しいのでしょうねぇ。
この物語のお嬢さん方は聞くべき時には耳に痛い言葉を受け入れるだけの精神的柔軟性が窺えますから、修羅場でも読んでいてニヤニヤ出来ます。
確かに茂氏はギーシュっぽいですね。私の中ではセイバーマリオネットJの花形のイメージが近いです。惚れた相手に粘着気味な所や、それでいて一途で、時には男気も見せる。こんな悪友、いいですよね。まあ、間抜けな踊りをつるっぱげで踊っているとの描写からキタキタオヤジが如く腰蓑一丁の扱いが相応しい気もしていますがね。
私はウルトラマンの中ではネクサスが一番好きだったりします。最終回まで主人公が変身しないウルトラマンですし、暗い物語ですが物凄く好みに合ってるんですよねぇ。OPの歌詞なんかは一煉寺君にも似合いそうな熱い物もありますしね。
富士見ファンタジア文庫のGENEZは着鎧甲冑が戦闘用に開発された様な物語ですが、その中に違う開発コンセプトの戦闘装甲強化服が出てくるんですよね。四郷研究所とのコンペではどのようなものが登場するのか、今から楽しみ、なのですが……最後の最後に登場した「必要悪」が何を齎すのか。今は其方が気になりますね。次回も心待ちにしております。どうかご無理の無い範囲で頑張って下さい。
お忙しいであろう状況の上に、此処暫くの暑さで体調を崩さぬようお気をつけ下さいね。
まとまりも無い雑文にてのお目汚し、お恥ずかしい限りです。お邪魔致しました。
- 投稿者: tagi
- 2012年 07月04日 00時45分
いつも感想ありがとうございます!
個人的には、落とし所を全く考えていなかった部分ですので、実はかなり悩んでた場面でして(笑
普段モテない(と思ってる)龍太にとっては、喜びというよりは戸惑いや不安が多いでしょうからね。
久水や救芽井と、これからどのように関わっていくのか。作者である私にも皆目見当つきません(ぉぃ
ヒロイン達が三者三様のアプローチを始めて、ようやくハーレムものとしての基盤が出来上がってきた、という感じでしょうか。風呂回の時点では、まだ久水の件は解決してなかったことですし。
今後しばらくは、こんな感じのやり取りが続くだろうと思います。
久水としては、自分にとって王子様だった龍太が「自分以外の女」のために更に魅力的(←久水フィルター有)になって帰ってきた、ということが気に入らなかったんですよね。だけど、その魅力(←久水フィ(略)が自分にも向けられた途端、コロリと堕とされた、というわけで。
その上で、かつての面影も残した(こずちゃん呼びをした)ことも、彼女を攻略するのに一役買ったのでしょうね(笑
救芽井がNTRを知っていたことについては、一応裏設定があります。
救芽井エレクトロニクスが、自らの情報網を使って龍太の個人情報を調べ上げ、その中から彼が遊んだエロゲーのデータを抽出したのです。その中に、いわゆる寝取られ系のモノがあったわけですね。
そこから「NTR」を知った、救芽井エレクトロニクス社員が樋稟お嬢様に「こんな重要そうな用語が出てきましたよ」と吹き込んだわけです。
ちなみに、龍亮は龍太が二年生に上がってすぐに松霧町を離れ、救芽井は二年生の夏休み前に松霧町にやって来ました。いい感じにすれ違ってるんですよね、この二人。
龍太の人生は多方面から狙われていますね。救芽井家に婿入りするか、矢村家に挨拶して嫁を貰うか、久水家に婿入りするか。
婚姻届の出現がもう少し先なら、武章が保証人になっていてもおかしくはないと思うのですが、ここではセバスチャン(の本名)が記載されていることでしょう。
もしかしたら、龍太は婚姻届を見た時点で、セバスチャンの本名を知ってしまったのかも?
欲望とは何か。それを問うあの作品は、私が大人(に近い年)になって、初めてリアルタイムで視聴したシリーズ作品でした。それゆえに、かなり影響を受けていたのかも知れません。
あの卵の群れは、確かに混乱を招きそうですね(笑
なるべく「暴力」と言われてしまうような荒事を避け、その上でハーレムラブコメを成立させていくにはどうするべきか。それを考え出した結果がコレでした。精神的柔軟性、というのもあるにはあるかも知れないのですが、それよりも主人公の占有手段があまりにも変態的になってる、という節があると思ってます(ぇ
ヒロインにフラグを立てられる。これを壁に色を塗られる(つまりヒロイン色に染められる)というイメージで例えたら、世に言う暴力系というのは「無理矢理剥がしてる」という感じがするんですよね。「あの女に近づいてんじゃないわよー! バリバリバリ!」みたいな。
一方、私のところのヒロイン勢は「塗られた壁の上に、さらに自分の色を塗って上書きする」というスタンスを取っているイメージなんです。剥がしはしない(暴力は振るわない)代わりに、さらに前のヒロインより強大なフラグを立てようとする、という風に。「こうなったらあの女よりも凄い既成事実を……」ってノリでしょうか。
なまじ全員がこんな調子ですから、龍太の焦燥的な意味での修羅場が出来上がってるのかも知れません。現時点における唯一の歯止めは、フラグが立っていない四郷なのかも……。
キタキタオヤジ……うーん、老け顔気味という初期設定もあいまって、イメージがなかなか離れなくなってしまいましたね(ぉぃ
ちなみに、最初に名前を思い付いたのは妹の梢の方でした。そうして、兄貴も漢字一文字の名前にしようと考えてる内に、「仮面ライダーストロンガー」の「城茂」に因んだ名前にしようと考え、久水茂となったわけです。決め手はやはり、「シゲル→ハゲル」の謎コンボを思い付いたことなんですけどね(笑
ウルトラマンネクサス、主題歌の「英雄」は私も大好きです。ストーリーも暗いものが多くて、そこも魅力的だとは思うのですが、怪獣に人が喰われる場面を見た時は「これを朝にやっちまったの!?」と驚いてしまいました。いい意味で、中二心をくすぐられたのを覚えています。
ちなみに、私はリアルタイムで見ていたダイナが好きですね。ここ最近、映画に出ていて本当に感激です。スーパーGUTSの制服姿で再登場した時は、思わず涙が出ちゃいました。
他に挙げるならば、「救済の超機龍」のモチーフでもあるタロウでしょうか。泥臭いファイトが魅力のエースやレオも捨て難いですね。
必要悪の正体、行動の意味が明かされるのは、大分先になるでしょう。
それまで、気長に待っていただけたら幸いです。
本当に、いつも素晴らしい感想の数々、ありがとうございました!
個人的には、落とし所を全く考えていなかった部分ですので、実はかなり悩んでた場面でして(笑
普段モテない(と思ってる)龍太にとっては、喜びというよりは戸惑いや不安が多いでしょうからね。
久水や救芽井と、これからどのように関わっていくのか。作者である私にも皆目見当つきません(ぉぃ
ヒロイン達が三者三様のアプローチを始めて、ようやくハーレムものとしての基盤が出来上がってきた、という感じでしょうか。風呂回の時点では、まだ久水の件は解決してなかったことですし。
今後しばらくは、こんな感じのやり取りが続くだろうと思います。
久水としては、自分にとって王子様だった龍太が「自分以外の女」のために更に魅力的(←久水フィルター有)になって帰ってきた、ということが気に入らなかったんですよね。だけど、その魅力(←久水フィ(略)が自分にも向けられた途端、コロリと堕とされた、というわけで。
その上で、かつての面影も残した(こずちゃん呼びをした)ことも、彼女を攻略するのに一役買ったのでしょうね(笑
救芽井がNTRを知っていたことについては、一応裏設定があります。
救芽井エレクトロニクスが、自らの情報網を使って龍太の個人情報を調べ上げ、その中から彼が遊んだエロゲーのデータを抽出したのです。その中に、いわゆる寝取られ系のモノがあったわけですね。
そこから「NTR」を知った、救芽井エレクトロニクス社員が樋稟お嬢様に「こんな重要そうな用語が出てきましたよ」と吹き込んだわけです。
ちなみに、龍亮は龍太が二年生に上がってすぐに松霧町を離れ、救芽井は二年生の夏休み前に松霧町にやって来ました。いい感じにすれ違ってるんですよね、この二人。
龍太の人生は多方面から狙われていますね。救芽井家に婿入りするか、矢村家に挨拶して嫁を貰うか、久水家に婿入りするか。
婚姻届の出現がもう少し先なら、武章が保証人になっていてもおかしくはないと思うのですが、ここではセバスチャン(の本名)が記載されていることでしょう。
もしかしたら、龍太は婚姻届を見た時点で、セバスチャンの本名を知ってしまったのかも?
欲望とは何か。それを問うあの作品は、私が大人(に近い年)になって、初めてリアルタイムで視聴したシリーズ作品でした。それゆえに、かなり影響を受けていたのかも知れません。
あの卵の群れは、確かに混乱を招きそうですね(笑
なるべく「暴力」と言われてしまうような荒事を避け、その上でハーレムラブコメを成立させていくにはどうするべきか。それを考え出した結果がコレでした。精神的柔軟性、というのもあるにはあるかも知れないのですが、それよりも主人公の占有手段があまりにも変態的になってる、という節があると思ってます(ぇ
ヒロインにフラグを立てられる。これを壁に色を塗られる(つまりヒロイン色に染められる)というイメージで例えたら、世に言う暴力系というのは「無理矢理剥がしてる」という感じがするんですよね。「あの女に近づいてんじゃないわよー! バリバリバリ!」みたいな。
一方、私のところのヒロイン勢は「塗られた壁の上に、さらに自分の色を塗って上書きする」というスタンスを取っているイメージなんです。剥がしはしない(暴力は振るわない)代わりに、さらに前のヒロインより強大なフラグを立てようとする、という風に。「こうなったらあの女よりも凄い既成事実を……」ってノリでしょうか。
なまじ全員がこんな調子ですから、龍太の焦燥的な意味での修羅場が出来上がってるのかも知れません。現時点における唯一の歯止めは、フラグが立っていない四郷なのかも……。
キタキタオヤジ……うーん、老け顔気味という初期設定もあいまって、イメージがなかなか離れなくなってしまいましたね(ぉぃ
ちなみに、最初に名前を思い付いたのは妹の梢の方でした。そうして、兄貴も漢字一文字の名前にしようと考えてる内に、「仮面ライダーストロンガー」の「城茂」に因んだ名前にしようと考え、久水茂となったわけです。決め手はやはり、「シゲル→ハゲル」の謎コンボを思い付いたことなんですけどね(笑
ウルトラマンネクサス、主題歌の「英雄」は私も大好きです。ストーリーも暗いものが多くて、そこも魅力的だとは思うのですが、怪獣に人が喰われる場面を見た時は「これを朝にやっちまったの!?」と驚いてしまいました。いい意味で、中二心をくすぐられたのを覚えています。
ちなみに、私はリアルタイムで見ていたダイナが好きですね。ここ最近、映画に出ていて本当に感激です。スーパーGUTSの制服姿で再登場した時は、思わず涙が出ちゃいました。
他に挙げるならば、「救済の超機龍」のモチーフでもあるタロウでしょうか。泥臭いファイトが魅力のエースやレオも捨て難いですね。
必要悪の正体、行動の意味が明かされるのは、大分先になるでしょう。
それまで、気長に待っていただけたら幸いです。
本当に、いつも素晴らしい感想の数々、ありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 07月08日 21時20分
[一言]
……この久水さんの対応って……資金援助を盾に奥さんに枕営業させるのと同じ構図だ!?
……この久水さんの対応って……資金援助を盾に奥さんに枕営業させるのと同じ構図だ!?
初めまして! 感想ありがとうございます!
久水の対応は……まぁ、確かにその通りですよね(笑
私もこの展開を思い付いた時には、その構図が浮かんで来てました。救芽井が「NTR」と発言していたのは、その名残かも知れません(苦笑
こんな修羅場ばっかり書いてる作者ですが、今後とも見守って頂ければ幸いです。
感想ありがとうございました!
久水の対応は……まぁ、確かにその通りですよね(笑
私もこの展開を思い付いた時には、その構図が浮かんで来てました。救芽井が「NTR」と発言していたのは、その名残かも知れません(苦笑
こんな修羅場ばっかり書いてる作者ですが、今後とも見守って頂ければ幸いです。
感想ありがとうございました!
- オリーブドラブ
- 2012年 07月05日 00時57分
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