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[良い点]
話に厚みがあって、凄く面白いです。
主人公以外のキャラにもちゃんとその人の人生が存在しているのが分かって、複雑さが増す分重みが出ていると思います。
主人公の一人称進行で、他キャラの視点が簡単に描かれないのが逆にとてもリアルに感じられて良いです。
[気になる点]
他のキャラクターの台詞が少ないため、ただでさえわかりにくい主人公以外のキャラの感情がさらにわかりにくくなっていたりします。
もう少しキャラとキャラとのやり取りが描かれたらいいのにな、と思いました。
[一言]
百話突破おめでとうございます。
いつの間にか旧版の倍以上も続けていらっしゃったんですね……!

百話のカミルの過去話、読んで良かったけれどますますカミルが気になるようになってしまいました。あの神殿ってファリスがエリザを招いた所ですよね?アールクシャ教会もなかなかきな臭いですね。
それから、カミルが自分のお母さんを毒で殺していた事!
カミルは無意識のうちにエリザとの共通点を感じて、ああいうふうにエリザを扱っていたのでしょうか。
気になる事が多すぎて、死んでしまったことが本当に残念でなりません。

  • 投稿者: とおこ
  • 女性
  • 2015年 06月16日 23時09分
コメントありがとうございます。

読み込んで頂けているようでとても嬉しく思います。
それから百話突破へのお祝いも、ありがとうございます。
カミルの過去については、また書く機会があれば触れようと考えています。
[一言]
カミルさん
本当に死んでしまったのですか
生き返ったり
生まれ変わったり
しませんか
  • 投稿者: みゆき
  • 2015年 06月16日 20時18分
コメントありがとうございます。

カミルは間違いなく死んでしまいました。生き返ることはまずないでしょうが、生まれ変わりは……どうでしょう。もしかするとエリザが遠い世界から魂の旅を経て生まれてきたように、カミルもまた何処かで生まれ変わるかもしれませんね。
[一言]
100話更新おめでとうございます。

現在カミル死後あまりのショックで数話で読み留めており、
完結か、もう少し先の展開まで進んでから、
再読させていただこうと思っています。

完結まで、どうか頑張って更新し続けて下さいね。
  • 投稿者: さくや
  • 2015年 06月16日 01時42分
コメントありがとうございます。

完結となると、予定しているのが六部から七部くらいなので、ざっとあと二年くらいでしょうか?
幼少期編は二部までですので、おそらくそのタイミングで読むのがよろしいかと思います。

カミルの死に結構なショックを受けている方が多くて、書いている本人としては有り難いことこの上ありません。感情移入して読んでいただけるのはとても嬉しいです。
応援に答えられるよう、これからも励みます。
[気になる点]
なんか、最近のエリザがあまりに愚かで弱きに過ぎるというか。カミルの死から何も学んでいないような。正直なところ、何をこんなにグジグジしているのか理解に苦しみます。あまりにも主人公に成長が見られないのは、物語の魅力損なってしまうようで、読んでてとても残念です。
[一言]
偉そうにあーだのこーだの書いてすみません。いつも面白い作品をありがとうございます。応援しています。
コメントありがとうございます。

わかりにくいですが、エリザはちゃんと一歩一歩を成長していて、今はその一歩を書いているつもりです。わかりにくいのは私の表現が拙いせいですね。
精神的な成長というものを書くのは初めての事なのので、やはり難しいですが。

それでも面白い、と言っていただけて嬉しいです。
応援に応えられるよう、励みます。
[一言]
All work and no play makes Jack a dull boy
英国の古いことわざが浮かびました
映画「シャイニング」で小説家(ジャック・ニコルソン)が延々とタイプライターで打ってた文章だと観客がわかった時の恐ろしさは今も色褪せません
  • 投稿者: plekios
  • 2015年 06月11日 17時56分
コメントありがとうございます。

そうですね、エリザに足りないのは子供である部分であり、そのために様々な歪みが出来ているのが現状です。エリザにとっても、周囲にとっても、ですね。
[一言]
ラトカというキャラクター設定が、世界観に対してかなり致命傷的な存在になっていると感じるのです。
文化設定と物語がどんどん乖離してしまい、せっかく文字数で構築された時代設定の重みが、全てちゃぶ台返しされているようで悲しいです。
せめて過去の、彼の領主へのテロ行為を別の軽犯罪に改訂できれば、今回の浸透テロリストに対する処刑も妥当かなとは思うのですが・・・
大名二人の前でフリーダムな行動する、姫君の影武者農民少年というのも、ちょっと読んでで困ってしまいます。戦国大名が、いきなり江戸時代の貧乏旗本のイメージにすり替わってしまって・・・

コメントありがとうございます。

ラトカはこの物語ではかなり主人公の近くにある存在であるため、(というより、殆どもう一人の主人公として描いているようなものです)非常に扱いにくく、世界観との乖離を感じると思われるのは、偏に私の表現力が足りないせいです。

言い訳であるとは思いますが、今作ではエリザに様々な問題点を与えており、現在はその発覚や解決の途中であるとお考え頂ければと思います。
両者の反逆行為、テロ行為への処罰の違いはそのまま『妥当でない』とお考え頂いて結構です。作為的なものです。
また、エリザ同様、ラトカもまた『成長途上』です。カミルやテレジア伯爵のように、完成されたキャラクターを確立させていないのです。
[一言]
テレジア伯爵はもうちょっとエリザのメンタルケアした方が良いんじゃないんですかねぇ・・・普通の子供だったら心ぶっ壊れてますよ、まぁ普通の子供じゃないからこんな事態になってるんですけども・・・
  • 投稿者: facker99
  • 2015年 06月09日 14時02分
コメントありがとうございます。

エリザがテレジア伯爵の体調をどうにかしてやろうと考えていないように、テレジア伯爵もまた、エリザの精神面をどうにかしてやろうとは考えないようです。
上手い手立ても思い浮かばないというか。
まぁ、お互いに心配で良く見てはいるのですが……。
[一言]
【最新話誤字】


 力強い、糾弾を含めた声でそう断じたファリス「嘗てアークシア王国がこの世に生まれる以前、王とその従者達は神殿から配偶者を娶り、子やその親族に次々と土地や人民を任せていった」

「……本当ですか」

「如何にも、本当だとも。教会は嘗てより、国の歴史を記録する役割を果たして来た。誰も改竄できぬ、最も事実に近い歴史を我々は幾つも守り続けているのだよ」

 鷹揚に頷いたファリスに、私はマレシャン夫人から学んだ歴史を思い返した。貴族の始まりは、王に認められてその補佐をした者達だと言われている。考え直せばそれは曖昧な表現であるし、その者達が神殿の者達であったとしても間違いという訳ではない。

 ただ、貴族の祖となった筈の教会の今の権力を考えるに、一瞬信じられないと思ったのは確かだ。
 教会の立場は確固なもので、この国とは一蓮托生。その割には、彼等がこの国へと及ぼせる力は本当に少ない。影響力があるのは、彼等が番人を司る『法』その物だけなのだ。

「無論、それで良い。法典はそれを禁じていない。秩序も守られている」

 しかし、とファリスはここで初めて眉を潜めて見せた。そんな表情を見たのも初めてだ。

「今、教会の中には愚かしい者達がいる。秩序を乱し、国を破滅に導かんとする、法の神に忠誠を誓いながらも強欲な者共よ」 は、次の瞬間ぱっと視線を私からその後ろへと移した。釣られてそれを辿り振り返ると、ラトカが固まっているのが目に入る。ファリスが見ているのはラトカだと、一目でわかった。

これもしかしなくてもコピペミスった?文章が繋がってないでせう
うわ、ご指摘ありがとうございます!
急ぎ修正しました。
[一言]
いつも楽しく読ませて貰ってます。
今更だけどカミルがエリザのことをツァーリと呼ぶ理由って言ったんでしたっけ?
ツァーリと言うとロシア皇帝や語源のカエサルのことを思い浮かべますがエリザがツァーリと呼ばれると、エリザの父親的に雷帝と呼ばれたイヴァン4世のことが真っ先に思い出されます。
カエサルがローマの改革を目指したようにエリザもそうなるならそれはそれでおもしろいとは思いますが。
もし作中のツァーリが皇帝を意味するツァーリとは違うのならお目汚しすみません。
  • 投稿者: 豆腐畑
  • 2015年 05月24日 17時21分
コメントありがとうございます。
ツァーリの由来はまだ出してはいなかったと思います。
一部のラトカ編で少し触れたか触れなかったか程度ですね。
この呼称については、仰る通りロシア語のツァーリから取ったものです。但し意味は少しばかり変えてあります。
[気になる点]
難民の者達 → 難民

馬から落馬 と同じミスですよ
コメントありがとうございます。
ご指摘頂いた誤表現を修正しました。
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