イチオシレビュー一覧

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タイトル詐欺もはなはだしい作品

  • 投稿者: 小豆丸   [2015年 12月 01日 16時 15分]
好物をお腹一杯になることなく食べ続けているような感覚で一気に読んで、いや読まされてしまいました。
最初は社会的弱者の主人公が転生後、異世界で無条件イージーモードのバトル&ハーレム系のお話かと思いましたが、みごとに騙されました。キャラの成長がどこか泥臭く、出てくる異性も男性主人公目線というより女性側から表現されていて、いままで読んできた作品とは違った作品でした。キャラクターも完璧超人ではなく、むしろダメなところに焦点が当てられているような気がして感情移入がしやすかったし、前半のおバカエピソードが後半の布石であったり、予想の斜め上ではなく真っ向から裏切られる展開と、久々に充実した時間をすごさせていただきました。かなり偉そうな言い方になりますが、この作品が一人でも多くの方の目に留まること、そしてこの駄文が少しでもそのお役に立てることを願っております。

新世代ファンタジー

  • 投稿者: Markolf   [2015年 10月 22日 16時 02分]
壮大なファンタジー世界にこと細やかな世界観や設定。
非常に良質なファンタジーであるが、この作品はハーレムを作って魔王を倒すだとか、そのようなありきたりなものではない。

一人の男の生きざまをありありと見せつけられている、そんな作品だ。
家族を第一に考え、時に悩み、打算し、媚びへつらいながらも、根幹の部分は譲らない。

そんな男らしくもバカらしい主人公を読者は愛さざるを得ない。
しかも、敵として登場するキャラクターの多くはユニークで、勧善懲悪的でもない。

絶望的な過去を背負いつつ、セカイを生き抜いた男の物語を是非ともみなさんにも見届けてもらいたい。

大変楽しく読ませていただきました!

  • 投稿者: 濱崎一成   [2015年 10月 11日 19時 24分]
このサイトを知って、一番最初に目に入った作品がこの作品でした(ランキングの一番上に位置していたので)いったいどんなものなんだろう。そう思って、読み始めて・・・はまってしまった感じです。あとから、こちらの作品が書籍化しているなどなど知ったもので、そこからはそちらにも手を出したりしてしまいました。
良質のファンタジー。そして、読み応えもある。まずは読んでみることを薦めたくなる作品ですね。書くのは慣れていないが、思わず薦めたくなった、勇気を出してレビューを書いてみたくなる作品のひとつです。

「ルーデウス・グレイラットと彼に関わった人々の人生」

  • 投稿者: 木納技嗣   [2015年 08月 18日 12時 52分]
 彼の人生を一言で表すことはできない。
 一人の人間として生きた人生は、幸せ、後悔、経験、愛に包まれていた。
 欲に素直だった。忠実過ぎるぐらいに……。
 王道的ヒーローではない。生き残るために策を練ってきたからこそ、彼の人生は輝いた。
 生きていく中で、数々の真実を知る。旅は苦味と旨みをルディに与えた。
 ルーデウス・グレイラットの人生は――だった。
 この人生をどう思い、感じるかは全て個々の読者です。
 努力の数だけ、報酬を受け取る権利が彼にはある。
 ルディの人生は最高ではあっても、最上ではなかったのかもしれない。
 だが、彼は人生に満足しているはずだ。
 それがルディの人生だから。
 これは、異世界に転生した元無職の彼が“本気”で生きた物語。
 

優しさの滲み出る主人公

 まず本作の主人公ルーデウス・グレイラットは、強い力を持ちながらも完璧とは程遠い。
 身体能力は名だたる強者の足下にも届かず、工夫に工夫を重ね、常に誰かと協力し合わねば対等に渡り合う事すらままならない。
 精神もまた同じく、元がニート中年だった為にどことなく自信のなさが漂う。

 それでも、そんな彼が好きです。
 ルーデウスは、決して誰かを強く恨んだりしようとしないのです。
 慣れ親しんだ親友の裏切りすら、悲しむだけにとどめる。
 「ざまあみろ!」と思うような状況でも、それでも「嫌いじゃなかった」と言える。

 また作風も一見するとハーレム描写に目が行きがちですが、実は女性キャラを片っ端から見ていくと?
 ……女性の多様な在り方を、決して否定していないのがお解り頂ける筈です。

 是非とも『泥沼』ルーデウスの、どん底を知るからこその優しさに目を向けてみて下さい。

これは「家族」の物語である

「上質なファンタジーとは、意外なほどテーマは現実に即したものだ」
そんな言葉をどこかで読んだ気がします。

さて、この『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』と言う物語は、
まさにその通りと言ったストーリーなのです。
すなわち、異世界に住むグライレット家と言う1つの「家族の物語」。

私たちにとって最も身近と言って良いかもしれないリアルである「家族」。
それを守ると言う目的のために、
父が、母が、息子が、伴侶が、兄弟が、
悩み、故にすれ違いながら、それでも縁は切れずに、絆を深め、
時に勇敢に、時に格好良く、時に惨めなまでに、戦い続ける物語。

愚直なまでに家族を愛した1つの家族の、
幸せを探す物語を、ぜひ読んで頂きたい。

心が躍る作品です

  • 投稿者: elysion   [2015年 08月 14日 17時 35分]
ランキングから見つけて読み始めたのですが読み進めるうちにはまりました
ファンタジー作品が好きで読み始めたのですがこの作品はファンタジー好きにとてもオススメしたい作品です
転生物はこの世にたくさん存在しますが、この作品が無料で読めるということに驚きを隠せません
内容を書くとネタバレになりますので書きませんが、笑うこともあり泣くこともあり残酷な選択も多々ありましたが読み終えた後に満足感が得られました
もし、ファンタジーが好きでドキドキやワクワクなどが得たいのなら1度読むことをオススメします
長期の連載お疲れ様でした

間違えて蛇足の方に書き込んだのは内緒

普通に笑いました。

  • 投稿者: New Japan   [2015年 08月 11日 23時 38分]
少しハレンチでしたが、とても面白かったです。

私の好きになったところは、主人公が強すぎないってところです。
まだ一話しか読んでないのですが、つよすぎないうえ感情輸入ができます。

そしてこの主人公のやっていることが馬鹿すぎてとても面白かったです。

早く読んで今出ているところまでよんでみたくなるないようでした。
さぁがんばるぞ笑

「ターニングポイント」の先を読んでみよう。

  • 投稿者: みかんこ   [2015年 08月 03日 14時 54分]
 読者が振り落とされるポイントは三つ。序盤、学園編、ハーレム化です。
 仮に騙されたと思っても「ターニングポイント」の先を少し読んでみてください。この作品にはストーリーの転換点が複数あり、「ターニングポイント」を超えるごとにより面白く進化します。

 この作品は、テンプレチーレムの皮を被った家族、友情、努力、勝利の物語です。
 主人公のルーデウスは、本気で問題に立ち向かいます。果たして最善手を打てているのか確証のないまま、死にものぐるいで足掻き続けます。
 主人公のルーデウスのみならず、ルイジェルド、ザノバ、クリスと言った親友達、ヒロイン達もなんと魅力的なことか。私は最終的にヒロイン全員が好きになりました。主人公ルーデウスの親友達も皆好きになりました。

 多少躓いたとしてもお勧めです。
 信用し難ければ、作者さんの別作品「ベジタリアンテレパシスト」と「王竜王討伐」を先にお読み下さい。

結婚したくなる作品

この作品を読み終えてまず感じた事が
「素敵な出会いないかなぁ…」でした。笑
シルフィの可愛らしい仕草、健気で夫を信じて待つ妻の姿勢、エリスの正直で真っ直ぐで時々見せる乙女な姿に心討たれました。
特にエリスは大好きです。言葉では上手く表現できないですが…エリスには特別思い入れがあります、彼女の様に愛してくれる素敵な方との出会いがありますよう…(切実)
数多くの書籍を見て参りましたがこれ程
「もっと続きが読みたい」「終わって欲しくない」
と思う作品はこれが初めてです。
ゲームが好きな自分の好みと凄く合っていて、ユーモアのセンスも素晴らしい!
涙あり笑いありの王道RPG
読んで損はないでしょう!自分はもう一度読み直そうと思います。
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