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[一言]
おお、ここまで行くのか!

5六歩を見て、は? てなりました。

ここがやっぱり分岐点なんですね。
私も金吾と一緒で取ってしまいますよ。
本当に絶妙な手だと思います。
こんなの思い付かない!
ご感想ありがとうございました!

この△5六歩を取った瞬間、金吾の方が一気に悪くなったようです。
歩を取るのではなく、6六桂と打って角の利きを遮断していればまだまだ互角でした。
その後も実際には逆転している部分もあるのですが、本編では簡略化しています。

宗歩は歩の手筋がとても上手で、こういう歩を使った技で一気に形勢を優勢にすることが多いです。
[一言]
う、う~ん。

角が気になって攻めきれない。

私にはここからどう指すのか分かりません?
感想ありがとうございます。
鳥刺しの角は本当に厄介です。
私も何度となくやられております。
[良い点]
そ、宗歩たんには太郎松が居るんやで!

う、浮気は駄目だと思うな?

[一言]
はて? 将棋家に引き取られた理由が分からない。

宗歩たん、実は将棋家の誰かの落とし子だったりするのかな?
う、浮気じゃないよ。
ちょ、ちょっとだけカッコいいなって思っただけよ。

天野宗歩と言う人は、実は本当に天野家の養子なんです。
あと、町人の子が僅か六歳で大橋本家に入門しているのですが、これも早すぎるように思えました。(当時はそんなものだったのかもしれません)
その辺りを着想にしながら今回フィクションを描きました。

[良い点]
きゃあー、続きが読みたいですー。
宗歩頑張れーーーーっ!!
感想ありがとうございました!
まだまだ四宮金吾との熱戦が続きます、今しばらくお待ちくださいませ!
[良い点]
宗歩たん。

女の子が『ぐはぁ!』とか『ぐあぁぁぁぁ!』とか言っちゃ駄目だよ?
[一言]
う、う~ん。

これは届くのかな? あ、そうか。

銀が効いてるから厳しいのか。(少し分かりました)
感想ありがとうございました!

テレビで将棋を観戦していると、プロ棋士が「これは激痛ですね!」と解説されたりしています。
将棋道場でおっちゃんと指していると、厳しい手を見た瞬間「アイタタタ!」と大声で叫び出します。
今回は、そんな将棋を指す人たちの心の痛みを分かりやすく描いてみました。
(個人的には囲いの金将を攻められるときが一番心が痛くなりますね)

最後の盤面を並べている時に、「なんだか飛車が鳥籠に入れられているみたいだなぁ」と感じました。
まだまだの勝負ではあるのですが、正直なところ宗歩側を持ってさせる自信が私にはありません。

[一言]
追い付きました。
近代将棋史だと小野五平は関根金次郎の名人襲名を邪魔した人間って評価されることがあるけど、どうなんでしょうね?
ここまで読んでいただきありがとうございました!

近代将棋史についてはまだ調べ切れておりませんが、以下に現時点での私見を記させて頂きます。長文ですが何かの参考になれば幸いです。

 関根金次郎という人は本作で登場する予定はないのですが、実力制名人制度や日本将棋連盟の礎を築いた「近代将棋の父」と呼ばれた大名人ですね。
(これに対して天野宗歩は升田幸三曰く「近代将棋の母」と呼ばれています)
関根は、眉目秀麗で女にモテモテ、武者修行中に何度も行き倒れかけたという波乱万丈の好人物でもあります。

 この関根金次郎の師匠が、伊藤宗印(本作中の上野房次郎少年ですね)です。
伊藤宗印は天野宗歩の弟弟子で、天野宗歩最後の御城将棋の相手も勤めました。
面白いのは、伊藤宗印が明治以降に幕府からの俸給を当てにできなくなり、出版事業に進出するのですが、その際に天野宗歩の本を出版していることです。(結構売れたようです)
 また、宗印の弟子の一人も天野宗歩の記念碑を建立していますので、きっと伊藤宗印という人は天野宗歩のことをすごく尊敬していたんだろうなぁと想像しています。

 一方の小野五平は、十八才で天野宗歩の門下に入りますが、宗歩が二年後に死んでしまったので、天野宗歩の師匠大橋宗桂(作中の「鉄仮面」ですね)に入門し直しています。ですが小野五平は生涯「自分は天野宗歩の弟子である」と関係者に話していたようで、宗歩の家で内弟子修行していた頃の逸話も漏らしています。(この逸話が元になって、幸田露伴の『宗歩腹戦』が記されたのではないかと推測しています)

 結局、何が言いたかったかと言うと、伊藤宗印も小野五平も「天野宗歩が好き!」だったんだろうなということです(笑)
どっちが「棋聖」天野宗歩の正当な後継者か、二人で争っていたように思えるんです。

関根金次郎はそんな師匠の伊藤宗印の背中を見て、名人になった小野五平と対立したんじゃないかなぁと想像します。

次世代のスポンサーになりつつあった新聞社も、高級紙の「時事新報」は小野五平を推し、大衆紙の「萬朝報」は関根金次郎を推すなどとまだまだ混迷の時代でした。

このあたりから、関西棋士(小野五平、小林東伯斎、坂田三吉)と関東の棋士(関根金次郎)との間で熾烈な覇権争いが始まってきます。

本作では取り扱う予定は無いのですが、いつの日か誰かがこの時代の棋士の物語を書いてくれたらいいですねぇ。是非読みたいですなぁ(遠い目)
[良い点]
相変わらず変な想像が好きな宗歩たん。

真剣勝負で勝負師に変わる宗歩たんもエエなあ~。

青藍と紅蓮。

く~カッコいい!
感想ありがとうございます!
今回は、青コーナーと赤コーナーみたいな感じで描いてみました!
某ボクシング漫画が好きなものでして(笑)
[良い点]
宗歩はとんでもない所に乗り込んだのですね。
政治が絡んでくるとは・・・。
[一言]
蜂須賀一党が阿波に来ていたとは知りませんでした。
感想ありがとうございました!
まぁ完全にこれは私の創作ですけどね。
四宮金吾と天野宗歩の対局は結構有名らしく、現在でもいくつかの古い小説や言い伝えが存在します。
四宮金吾は謎多き人物なので、思い切ってフィクションとして描きました。

阿波は三好、長曾我部から蜂須賀の支配へと移ったようですです。
私も今回阿波のことを調べて知りました。
蜂須賀は、加賀前田と同様に外様の中では幕府と友好的だったようですよ。




[一言]
斉裕は中二を患うよりましだね?

金吾の自信が伺えますな。

そんな自信家も天然宗歩たんに倒されるのさ!


今回調べてみて分かったのですが、小六の子孫は途中で途絶えていたのですね。

得意戦法でプロ棋士に一発入れてやろうと言う、アマチュアは意外と多いものです。そんな将棋の風景も今回取り入れてみました。
[良い点]
江戸時代に活躍した棋士の物語ということで時代小説のように読めました。当時の時代背景や棋譜の基本的な見方まで冒頭に書いてくれたので、将棋に詳しくなくても楽しく読めることができるのがいいですね。
最初は時代小説風だったのに突然ラノベ風に文体が変わったのが少々戸惑いましたが、文章が親しみやすいという印象を受けました。
キャラクターについても宗歩を始め、師匠の宗桂が「鉄面皮」と呼ばれてたりとそれぞれ個性があるのもいいですね。今後の展開にも期待できそうで、読んでてワクワクしてきました。
これからの創作活動楽しみにしております。
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