感想一覧
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[良い点]
内容はとても面白い。まず兄と妹という時点で最高。
[気になる点]
展開が唐突すぎる場面がやや多い気がしました。
もう少し背景描写を詰め込めたらもっと良い作品になる気がします。
内容はとても面白い。まず兄と妹という時点で最高。
[気になる点]
展開が唐突すぎる場面がやや多い気がしました。
もう少し背景描写を詰め込めたらもっと良い作品になる気がします。
- 投稿者: 退会済み
- 2020年 08月19日 08時00分
管理
感想、感謝いたします!
展開を急ぎすぎたのは自覚している部分でもあるので、この先書くものではその辺りもちょうど良い塩梅に調整していければと思っております!
物語の方、楽しんで頂けたなら幸いです。
どうもありがとうございました!
展開を急ぎすぎたのは自覚している部分でもあるので、この先書くものではその辺りもちょうど良い塩梅に調整していければと思っております!
物語の方、楽しんで頂けたなら幸いです。
どうもありがとうございました!
- MST
- 2020年 08月21日 01時58分
[良い点]
とても読みやすかったです。
内容のテンポが丁度良く、スラスラと内容が頭の中に入ってきました。兄妹とエピローグを合わせている点。凄く良くて、思わずうぐっと変な声が上がっていました(//∇//)
兄妹のすれ違いから始まり、憎しみあい、そして殺しあった。別の道があったならと、勝手ながら思ったりしました。
タイトルを見て、復讐の物語なんだろうなと思っていましたが、復讐と呼ぶには悲しすぎたなと、良い意味で思いました。
[気になる点]
少しだけ読みにくいかなと思いました。
内容に関しては申し分ないのですが、もう少しだけ空白を使ったら、もっと読みやすくなるだろうなと。
(横文字で文章が繋がったままだと、読みにくいと感じてしまう)
↑あくまで私の意見ですので、こういう意見もあるんだと思う程度で大丈夫です。
[一言]
Twitterの企画から来ました。
この作品を読むのは2回目で、前に読んだ時も思いましたが、ネモが可愛すぎて生きてて欲しいと願いました。
結末を知っているからこそ、感情移入が激しく……
向こうの世界に行った時、無事に会えたら良いなと思いました。
簡単な感想になってしまいすみません。
素敵な作品をありがとうございました!
とても読みやすかったです。
内容のテンポが丁度良く、スラスラと内容が頭の中に入ってきました。兄妹とエピローグを合わせている点。凄く良くて、思わずうぐっと変な声が上がっていました(//∇//)
兄妹のすれ違いから始まり、憎しみあい、そして殺しあった。別の道があったならと、勝手ながら思ったりしました。
タイトルを見て、復讐の物語なんだろうなと思っていましたが、復讐と呼ぶには悲しすぎたなと、良い意味で思いました。
[気になる点]
少しだけ読みにくいかなと思いました。
内容に関しては申し分ないのですが、もう少しだけ空白を使ったら、もっと読みやすくなるだろうなと。
(横文字で文章が繋がったままだと、読みにくいと感じてしまう)
↑あくまで私の意見ですので、こういう意見もあるんだと思う程度で大丈夫です。
[一言]
Twitterの企画から来ました。
この作品を読むのは2回目で、前に読んだ時も思いましたが、ネモが可愛すぎて生きてて欲しいと願いました。
結末を知っているからこそ、感情移入が激しく……
向こうの世界に行った時、無事に会えたら良いなと思いました。
簡単な感想になってしまいすみません。
素敵な作品をありがとうございました!
- 投稿者: 退会済み
- 18歳~22歳
- 2020年 08月17日 11時54分
管理
エピソード18
読んで頂くのは2回目だったのですね。
描いた物語を繰り返し読んで頂けること、作者としてとても喜ばしいです!
ネモは他の読者の方々にも安定して人気者みたいです。
私の作風上、性格に歪みが生じたキャラの方が多いですが、彼は真っ直ぐですからね(笑)
空白行周りについては、WEB小説の作法に対する知識不足を自覚しております(苦笑)
本作を執筆する以前は、読書はほぼ紙媒体でしたので、これから学んでいかねばと思っています。
この度は読んで頂き、ありがとうございました!
次の執筆も頑張りたいと思います!
描いた物語を繰り返し読んで頂けること、作者としてとても喜ばしいです!
ネモは他の読者の方々にも安定して人気者みたいです。
私の作風上、性格に歪みが生じたキャラの方が多いですが、彼は真っ直ぐですからね(笑)
空白行周りについては、WEB小説の作法に対する知識不足を自覚しております(苦笑)
本作を執筆する以前は、読書はほぼ紙媒体でしたので、これから学んでいかねばと思っています。
この度は読んで頂き、ありがとうございました!
次の執筆も頑張りたいと思います!
- MST
- 2020年 08月18日 02時01分
[良い点]
分かりやすくまとめられていて、良い作品でした。テンポ良く進められていて参考になります。ダークでありながらもすっきりと纏められているいい作品でした。
[気になる点]
魔法剣や特訓のエピソードに魔法を入れると唐突な感じが出ないと思います。魔法剣を扱う理由として高威力の魔法で戦うとめだつから〜という趣旨の説明があると後半の唐突さを解消できるかとおもいます。
[一言]
応援しています。
分かりやすくまとめられていて、良い作品でした。テンポ良く進められていて参考になります。ダークでありながらもすっきりと纏められているいい作品でした。
[気になる点]
魔法剣や特訓のエピソードに魔法を入れると唐突な感じが出ないと思います。魔法剣を扱う理由として高威力の魔法で戦うとめだつから〜という趣旨の説明があると後半の唐突さを解消できるかとおもいます。
[一言]
応援しています。
エピソード18
最後まで読んで頂き、感謝いたします!
魔法剣で戦うことにしたのは、言ってしまえば兄と必死に切り結ぶ絵面の方が遠くから魔法バンバン撃つより映えると思ったからなわけですが
(そして、鉄の剣同士の剣戟だと地味だと思ったから魔法剣にしました)
劇中における説得力についても配慮を怠らないようにしたいものですね!
魔法に関しては、魔法の存在による唐突さ、チェントが魔法を使えることの唐突さ、両面において指摘を受けることがありますので上手い挟み込み方を考えたいとも思っています。
この度は、どうもありがとうございました!
物語の方、楽しんで頂けたなら幸いです。
魔法剣で戦うことにしたのは、言ってしまえば兄と必死に切り結ぶ絵面の方が遠くから魔法バンバン撃つより映えると思ったからなわけですが
(そして、鉄の剣同士の剣戟だと地味だと思ったから魔法剣にしました)
劇中における説得力についても配慮を怠らないようにしたいものですね!
魔法に関しては、魔法の存在による唐突さ、チェントが魔法を使えることの唐突さ、両面において指摘を受けることがありますので上手い挟み込み方を考えたいとも思っています。
この度は、どうもありがとうございました!
物語の方、楽しんで頂けたなら幸いです。
- MST
- 2020年 08月18日 01時50分
[良い点]
すらすらと読めました。読み易い文章であったと思います。兄と妹、最期に至るまでの葛藤も描かれており、時には緊迫感あるシーンも窺えました。面白かったです。
すらすらと読めました。読み易い文章であったと思います。兄と妹、最期に至るまでの葛藤も描かれており、時には緊迫感あるシーンも窺えました。面白かったです。
- 投稿者: ぶらっくそーど@プロ作家
- 2020年 08月13日 15時00分
最後まで読んで頂けて嬉しいです!
物語の方、楽しんで頂けたなら書き上げた甲斐がありますね。
この度は、どうもありがとうございました!
物語の方、楽しんで頂けたなら書き上げた甲斐がありますね。
この度は、どうもありがとうございました!
- MST
- 2020年 08月13日 16時38分
[良い点]
どちらも死なず、ハッピー(?)エンド…ではないですけど豆腐メンタルな私にはちょうどいい感じの暗さでした!妹ちゃんも恨みは勿論あるんだけど自分がいかに兄に甘えていたかって部分は自覚できてると思ったので、いきすぎた自己中かましてないの好きです。
[気になる点]
お兄さんの苦悩の描写が後になって分かるより途中で知れた方がいいかも(個人の好みですが…)
父母、それから兄弟が仲良かった(?)頃の描写がもう少し欲しかったです。
[一言]
面白かったです!
かなりの情報量をもつストーリーがギュッと纏められていて、とても良かったです。
どちらも死なず、ハッピー(?)エンド…ではないですけど豆腐メンタルな私にはちょうどいい感じの暗さでした!妹ちゃんも恨みは勿論あるんだけど自分がいかに兄に甘えていたかって部分は自覚できてると思ったので、いきすぎた自己中かましてないの好きです。
[気になる点]
お兄さんの苦悩の描写が後になって分かるより途中で知れた方がいいかも(個人の好みですが…)
父母、それから兄弟が仲良かった(?)頃の描写がもう少し欲しかったです。
[一言]
面白かったです!
かなりの情報量をもつストーリーがギュッと纏められていて、とても良かったです。
エピソード18
主人公の性格は境遇から想像できる限りの説得力のある生々しいものとして、私なりに組み上げたものでしたが、その身勝手ぶりなどは読者の方によって好き嫌いが分かれる部分ですね。
今回、良い方に感じて頂けたのなら幸いです!
今作はテンポ重視で駆け抜けたつもりの物語でしたが、丁寧に書くならチェント達の家族が平和に暮らしている頃からのスタートもありだったと思っています。
ですが、web小説は冒頭の前置きが長いとページを閉じられてしまうとも言われますし、そのスタートは中々勇気かいるなとも感じております(苦笑)
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!
楽しんで頂けたなら良かったです!
今回、良い方に感じて頂けたのなら幸いです!
今作はテンポ重視で駆け抜けたつもりの物語でしたが、丁寧に書くならチェント達の家族が平和に暮らしている頃からのスタートもありだったと思っています。
ですが、web小説は冒頭の前置きが長いとページを閉じられてしまうとも言われますし、そのスタートは中々勇気かいるなとも感じております(苦笑)
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!
楽しんで頂けたなら良かったです!
- MST
- 2020年 08月13日 10時15分
[良い点]
熱い展開ですね…! チェントのドラマチックな生涯に胸躍らされました。また、構成が非常に巧いと感じました。チェントの心情変化が行動と共に伝わってきました。
一貫してダークな雰囲気にトーンが揃っていて、違和感なく最後まで読むことができました。
[気になる点]
登場人物の出し方が急すぎるように感じました。そのため展開についていけず熱中しきれなかった部分があります。チェーホフの言葉に「第一幕で壁にピストルがかかっていたら、後の幕で発砲されなくてはならない」というものがありますが、逆も然りだと思います。
例えば「運命の分かれ目」の章でチェントを魔王軍へと連れ去る悪役が現れますが、読者としては前情報が何もない悪そうなやつが急に出てきて主人公連れ去って大事な人殺すので『あー、ストーリー進めるためだけに作られたキャラだなー』と感じてしまいました。これより前のシーンから登場させておけば、読者に「こいつ怪しいと思ってたんだ!」とか「まさかこの人が裏切るなんて!」といった作品にのめり込ませるきっかけが作れたんじゃないかなぁと思います。
[一言]
Twitterから来ました、はざ(@hazahideki)です。感想のリクエストいただきありがとうございました。
「一気に読める人と何が面白いかわからない人に極端に分かれる」とのことでしたが、単純にこのダークな展開が好みにあるかあわないかだけなのかなぁ、と思いました! 引き続き頑張ってください!!
熱い展開ですね…! チェントのドラマチックな生涯に胸躍らされました。また、構成が非常に巧いと感じました。チェントの心情変化が行動と共に伝わってきました。
一貫してダークな雰囲気にトーンが揃っていて、違和感なく最後まで読むことができました。
[気になる点]
登場人物の出し方が急すぎるように感じました。そのため展開についていけず熱中しきれなかった部分があります。チェーホフの言葉に「第一幕で壁にピストルがかかっていたら、後の幕で発砲されなくてはならない」というものがありますが、逆も然りだと思います。
例えば「運命の分かれ目」の章でチェントを魔王軍へと連れ去る悪役が現れますが、読者としては前情報が何もない悪そうなやつが急に出てきて主人公連れ去って大事な人殺すので『あー、ストーリー進めるためだけに作られたキャラだなー』と感じてしまいました。これより前のシーンから登場させておけば、読者に「こいつ怪しいと思ってたんだ!」とか「まさかこの人が裏切るなんて!」といった作品にのめり込ませるきっかけが作れたんじゃないかなぁと思います。
[一言]
Twitterから来ました、はざ(@hazahideki)です。感想のリクエストいただきありがとうございました。
「一気に読める人と何が面白いかわからない人に極端に分かれる」とのことでしたが、単純にこのダークな展開が好みにあるかあわないかだけなのかなぁ、と思いました! 引き続き頑張ってください!!
最後まで読んで頂けて嬉しいです!
砦~城奪還までを、話のテンポを重視してダイジェストですっ飛ばしてしまったので、チェントを連れ去る彼、ガイの顔見せも一緒にすっ飛ばされてしまいました。
砦の一幕をしっかり描写すると、彼だけでなく砦の小隊長たちなどその他の人物も多数登場して余計な情報が増えるのが悩ましいところです(苦笑)
臆病風に吹かれたベスフルの指揮官たちと、戦いに前向きなヴィレントとの作成会議の席、そして城を奪還してもなお逃げ腰のベスフルの諸侯たち、それらを見て少しずつ落胆を募らせていくガイの様子を接点のないチェントの視点から描写するのは、なかなかハードルが高いなと感じております(汗)
別の形ででも、読んだ方が上手く納得のいく表現の仕方があればよいのですが、中々思いつきませんね(苦笑)
物語の方、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
この度は、どうもありがとうございました!
砦~城奪還までを、話のテンポを重視してダイジェストですっ飛ばしてしまったので、チェントを連れ去る彼、ガイの顔見せも一緒にすっ飛ばされてしまいました。
砦の一幕をしっかり描写すると、彼だけでなく砦の小隊長たちなどその他の人物も多数登場して余計な情報が増えるのが悩ましいところです(苦笑)
臆病風に吹かれたベスフルの指揮官たちと、戦いに前向きなヴィレントとの作成会議の席、そして城を奪還してもなお逃げ腰のベスフルの諸侯たち、それらを見て少しずつ落胆を募らせていくガイの様子を接点のないチェントの視点から描写するのは、なかなかハードルが高いなと感じております(汗)
別の形ででも、読んだ方が上手く納得のいく表現の仕方があればよいのですが、中々思いつきませんね(苦笑)
物語の方、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
この度は、どうもありがとうございました!
- MST
- 2020年 08月09日 17時07分
[良い点]
読みやすい文章と文字数
[気になる点]
妹がネモを好きになったところ(いつか)
[一言]
兄と妹という題材が好きです
読みやすい文章と文字数
[気になる点]
妹がネモを好きになったところ(いつか)
[一言]
兄と妹という題材が好きです
ネモから好意を打ち明けられて、自分もそうだったことに気づいたシーン。
あそこでチェントの内面を今よりもっと丁寧に描写するべきだったかもしれませんね!
今後書いていくものも含めて、そうした描写により意識を向けてみようと思います。
この度は読んで頂きどうもありがとうございました!
もし少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
あそこでチェントの内面を今よりもっと丁寧に描写するべきだったかもしれませんね!
今後書いていくものも含めて、そうした描写により意識を向けてみようと思います。
この度は読んで頂きどうもありがとうございました!
もし少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
- MST
- 2020年 08月05日 02時38分
[良い点]
・「プロローク」が大変良いです。
結末ありきの出だしは、「どうしてこの結末になったのか」の興味をそそられるので、非常に良いですね。ぼくも実際、この冒頭を読んで何が起こるのかとワクワクしました。
・戦闘シーンがカッコイイ。迫力抜群!
激しく詳細な描写が息急き切っていて、とにかく読んでいて握りこぶしを作ってしまいました。
後半のこの描写がこの作品の全部といってもいいくらいだと思います。
[気になる点]
・前半が弱い
プロローグがとても良い反面、続く部分でそのリズムを維持できていないと感じます。
魔王山で狼を倒すシーンまでがこの作品の課題でしょうか。後半は「良い点」にも書いた通り力作と感じますので、そこまで読者の興味を繋ぐことができれば完全勝利は間違いないです。(前半が弱い理由は後述)
(1)キャラクターの魅力が薄い
前半が弱い一番の理由は、主人公の魅力です。
流されているだけで、状況には不満がありながら、さりとて自ら行動を起こすどころか「具体的に」どうありたいの意思さえないという主人公に共感を持つことは難しい。
前半は後半を「動」とするなら「静」のシーンになりますので、主人公あるいはサブキャラに主役を食うくらいの「魅力」あるキャラクターを持ってこないと場がもたないかな、と、思います。
この話、このままこの調子? と思った瞬間から、WEB小説の読者は離れてしまうかと。
(2)言い訳が気になる
たとえば、「“魔王”と言っても、別に異界の悪魔というわけではない」という1文。
読者に対して言い訳してどうする?! と、思います。
この物語の世界そのものが「異界」なわけで、回想録と言う形式をとってはいても、一義的なこの物語の読み手は「異界の住人」なわけですので、そこを飛び越えてぼくらリアルワールドの読者に対して言い訳をすることはないかな、と。
こういう「言い訳」が随所に滲んでいるのが気になります。
主人公の「あの時私はこう思ったけど、本当はこういうことだったのかも」系のも同様にひっかかります。
言い訳って、言い訳したい心理は非常に理解できるのですが、聞かされる側はうんざりしてしまうもの。後半、自らの行動に「反省」はあまりしていないこの主人公であればこそ、もっと堂々としていてもいいと感じます。
(3)感情がオブラートに包まれてしまっている
回想録という形式をとった以上ある程度はやむを得ないのですが、(2)に通ずる言い訳なども含めて、冷静すぎるのも前半の魅力を落としてしまっている原因かと。
兄に対する恨み、憎しみ……もっと剥き出しの感情があってしかるべきなのですが、冷静な「後年の私」が回想しているためにどうも、思い出に昇華してしまっている気がします。
・魔法の登場が唐突
タイトルから魔法が登場することはわかっていたのですが、それにしても初陣で前触れなく登場したことに唐突感を覚えます。それまでまるで言及がなかったのに。
いつ身に着けたのか、剣を振るばかりの訓練ではなく、魔法の訓練があった方がいいのではないかと。
[一言]
今回のは妹サイドの物語なのですが、同形式で兄を語り部とした物語を作ってもいいのではと思いました。
「妹」側に無理に入れなくてもよいものなどは「兄」側に持っていくと、かなり物語がすっきりとしていくはずです。
2人の「言い分」を合わせて1つの物語が構築される、そんな構成だと相当この物語は化ける予感を感じます。
……たくさん書いてしまいましたが、総じて面白かったです。★は全力で入れておきました。
これからも魅力ある物語をどうぞ作ってください!
・「プロローク」が大変良いです。
結末ありきの出だしは、「どうしてこの結末になったのか」の興味をそそられるので、非常に良いですね。ぼくも実際、この冒頭を読んで何が起こるのかとワクワクしました。
・戦闘シーンがカッコイイ。迫力抜群!
激しく詳細な描写が息急き切っていて、とにかく読んでいて握りこぶしを作ってしまいました。
後半のこの描写がこの作品の全部といってもいいくらいだと思います。
[気になる点]
・前半が弱い
プロローグがとても良い反面、続く部分でそのリズムを維持できていないと感じます。
魔王山で狼を倒すシーンまでがこの作品の課題でしょうか。後半は「良い点」にも書いた通り力作と感じますので、そこまで読者の興味を繋ぐことができれば完全勝利は間違いないです。(前半が弱い理由は後述)
(1)キャラクターの魅力が薄い
前半が弱い一番の理由は、主人公の魅力です。
流されているだけで、状況には不満がありながら、さりとて自ら行動を起こすどころか「具体的に」どうありたいの意思さえないという主人公に共感を持つことは難しい。
前半は後半を「動」とするなら「静」のシーンになりますので、主人公あるいはサブキャラに主役を食うくらいの「魅力」あるキャラクターを持ってこないと場がもたないかな、と、思います。
この話、このままこの調子? と思った瞬間から、WEB小説の読者は離れてしまうかと。
(2)言い訳が気になる
たとえば、「“魔王”と言っても、別に異界の悪魔というわけではない」という1文。
読者に対して言い訳してどうする?! と、思います。
この物語の世界そのものが「異界」なわけで、回想録と言う形式をとってはいても、一義的なこの物語の読み手は「異界の住人」なわけですので、そこを飛び越えてぼくらリアルワールドの読者に対して言い訳をすることはないかな、と。
こういう「言い訳」が随所に滲んでいるのが気になります。
主人公の「あの時私はこう思ったけど、本当はこういうことだったのかも」系のも同様にひっかかります。
言い訳って、言い訳したい心理は非常に理解できるのですが、聞かされる側はうんざりしてしまうもの。後半、自らの行動に「反省」はあまりしていないこの主人公であればこそ、もっと堂々としていてもいいと感じます。
(3)感情がオブラートに包まれてしまっている
回想録という形式をとった以上ある程度はやむを得ないのですが、(2)に通ずる言い訳なども含めて、冷静すぎるのも前半の魅力を落としてしまっている原因かと。
兄に対する恨み、憎しみ……もっと剥き出しの感情があってしかるべきなのですが、冷静な「後年の私」が回想しているためにどうも、思い出に昇華してしまっている気がします。
・魔法の登場が唐突
タイトルから魔法が登場することはわかっていたのですが、それにしても初陣で前触れなく登場したことに唐突感を覚えます。それまでまるで言及がなかったのに。
いつ身に着けたのか、剣を振るばかりの訓練ではなく、魔法の訓練があった方がいいのではないかと。
[一言]
今回のは妹サイドの物語なのですが、同形式で兄を語り部とした物語を作ってもいいのではと思いました。
「妹」側に無理に入れなくてもよいものなどは「兄」側に持っていくと、かなり物語がすっきりとしていくはずです。
2人の「言い分」を合わせて1つの物語が構築される、そんな構成だと相当この物語は化ける予感を感じます。
……たくさん書いてしまいましたが、総じて面白かったです。★は全力で入れておきました。
これからも魅力ある物語をどうぞ作ってください!
感想、感謝いたします!
物語の前半を作者的には「静」だと思って書いてないのが問題なんですよね(苦笑)
殴られ蹴られ、誘拐され、牢に入れられ、行った先でも疎まれ、と立て続けに事件を起こして、さらに事件と事件の間はダイジェストで極力短く縮め
絶対退屈なんかせねえ! 序盤で読者の興味を掴み引き続けなければ! と全力で意気込んで書いたのが、この作品の前半でした。
(私的には後半の方が平凡だと思っている節さえあります)
……なのですが、前半を退屈だと感じる読者さんは無視できない割合いるのは結構痛感している部分でして、この感覚のズレをどうにかしないと次に書く作品でも同じことをやらかしそうだなと思いつつも、どうにもピンとこないまま今に至ります。
過去の読者さんからは
「人の転落していく様を物語の醍醐味として読める人には良いが、"爽快感"が全くないので万人受けはしないのではないか」
というようなことを言われたことがあります。
そういう理由なのかなと考える部分ですね。
主人公に関しては、意図的に(精神面を)臆病で弱く脆い一般人寄りのキャラクターとして徹底して描きました。
それはヒーローのような主人公より、そういう脇役にいるようなキャラに普段の私が共感しやすいと感じており、それを主役に据えた話を読みたいと思っていたためです。
今回、共感を呼べなかったのは、私自身の描写力、表現力不足故なのか、それともこの試み自体が広く受けるものではないのか、考えねばなりませんね。
兄サイドの話は、今の私には面白くまとめる自信がなかったりします(苦笑)
このお話の初期プロットでは兄が主人公だったのですが、兄視点で見ると妹チェントは、長い魔王軍との戦いの後、ラスボス魔王を目前に現れる中ボスに過ぎませんでした。
それを特に物語の見所となりそうな兄妹の確執にスポットを当てるために、妹視点にシフトしたのが今のお話になります。
なので、今のところ兄視点の話は妹視点のこの話の"対"にはなりえないのです。
"対"にならずとも、面白い話にできるなら書いてみるのもありなのですが、兄と魔王軍との長い戦記物のようなお話を、最後まで飽きさせることなく描ききる自信がないのが現状ですね。
いつか自分の中で手応えを感じたら、書いてみるかもしれません!
この度は、読んで頂いた上、色々細かくご指摘まで書いて頂きどうもありがとうございました!
楽しんで読んで頂けたなら良かったです! 次の執筆も頑張ります!
物語の前半を作者的には「静」だと思って書いてないのが問題なんですよね(苦笑)
殴られ蹴られ、誘拐され、牢に入れられ、行った先でも疎まれ、と立て続けに事件を起こして、さらに事件と事件の間はダイジェストで極力短く縮め
絶対退屈なんかせねえ! 序盤で読者の興味を掴み引き続けなければ! と全力で意気込んで書いたのが、この作品の前半でした。
(私的には後半の方が平凡だと思っている節さえあります)
……なのですが、前半を退屈だと感じる読者さんは無視できない割合いるのは結構痛感している部分でして、この感覚のズレをどうにかしないと次に書く作品でも同じことをやらかしそうだなと思いつつも、どうにもピンとこないまま今に至ります。
過去の読者さんからは
「人の転落していく様を物語の醍醐味として読める人には良いが、"爽快感"が全くないので万人受けはしないのではないか」
というようなことを言われたことがあります。
そういう理由なのかなと考える部分ですね。
主人公に関しては、意図的に(精神面を)臆病で弱く脆い一般人寄りのキャラクターとして徹底して描きました。
それはヒーローのような主人公より、そういう脇役にいるようなキャラに普段の私が共感しやすいと感じており、それを主役に据えた話を読みたいと思っていたためです。
今回、共感を呼べなかったのは、私自身の描写力、表現力不足故なのか、それともこの試み自体が広く受けるものではないのか、考えねばなりませんね。
兄サイドの話は、今の私には面白くまとめる自信がなかったりします(苦笑)
このお話の初期プロットでは兄が主人公だったのですが、兄視点で見ると妹チェントは、長い魔王軍との戦いの後、ラスボス魔王を目前に現れる中ボスに過ぎませんでした。
それを特に物語の見所となりそうな兄妹の確執にスポットを当てるために、妹視点にシフトしたのが今のお話になります。
なので、今のところ兄視点の話は妹視点のこの話の"対"にはなりえないのです。
"対"にならずとも、面白い話にできるなら書いてみるのもありなのですが、兄と魔王軍との長い戦記物のようなお話を、最後まで飽きさせることなく描ききる自信がないのが現状ですね。
いつか自分の中で手応えを感じたら、書いてみるかもしれません!
この度は、読んで頂いた上、色々細かくご指摘まで書いて頂きどうもありがとうございました!
楽しんで読んで頂けたなら良かったです! 次の執筆も頑張ります!
- MST
- 2020年 08月01日 14時33分
[良い点]
Twitterからです。ブックマークと評価しました。
文章はとても丁寧で読みやすかったです。設定や世界観もしっかり作り込まれているのが分かりました!
[気になる点]
展開が唐突なのが多く、ややおいて行かれました。開幕、兄の非情さが垣間見えますが、その後主人公を守ったりもしてくれる事に違和感がありました。無論理由があると思いますがそこまで没入していない読者には【?】かもと思います。
主人公のキャラクターがただの解説者と等しく感じます。個性が無いと思ってしまいました。それと心の声などは【――】を用いるなどした方が説明と声とがゴチャゴチャにならないと思います
Twitterからです。ブックマークと評価しました。
文章はとても丁寧で読みやすかったです。設定や世界観もしっかり作り込まれているのが分かりました!
[気になる点]
展開が唐突なのが多く、ややおいて行かれました。開幕、兄の非情さが垣間見えますが、その後主人公を守ったりもしてくれる事に違和感がありました。無論理由があると思いますがそこまで没入していない読者には【?】かもと思います。
主人公のキャラクターがただの解説者と等しく感じます。個性が無いと思ってしまいました。それと心の声などは【――】を用いるなどした方が説明と声とがゴチャゴチャにならないと思います
エピソード10
冒頭部分は読む方によって、反応が特に極端に変わる部分なのですが、実は作者側の伝えたいことが伝えきれていないのかもしれませんね(汗)
弱さゆえに良い兄に徹しきれなかったヴィレントと、弱さゆえに兄を気遣うよりも自身の空腹を優先してしまったチェント。
そして、幼さゆえに兄の行動を理解できないチェントのせいで、さらに関係は悪い方に転がっていく。
そのもどかしさとか痛々しさとか生々しさとか、それがこの物語の最初の掴み(だと思っている)なので、そこが伝わりきっていないと掴みが半減どころか激減してしまうと思っています。
私自身これまで、それを想像で補完して下さっていた方々の好意的なコメントを読んで、伝えきれていた気になっていたのかもです。
その辺り、視野の狭いチェントの視点からでもちゃんと伝えきれるよう、もっと表現の方法を考えてみたいと思います。
この度は読んで頂き、どうもありがとうございました!
もし少しでも楽しんで頂けたなら、幸いです。
弱さゆえに良い兄に徹しきれなかったヴィレントと、弱さゆえに兄を気遣うよりも自身の空腹を優先してしまったチェント。
そして、幼さゆえに兄の行動を理解できないチェントのせいで、さらに関係は悪い方に転がっていく。
そのもどかしさとか痛々しさとか生々しさとか、それがこの物語の最初の掴み(だと思っている)なので、そこが伝わりきっていないと掴みが半減どころか激減してしまうと思っています。
私自身これまで、それを想像で補完して下さっていた方々の好意的なコメントを読んで、伝えきれていた気になっていたのかもです。
その辺り、視野の狭いチェントの視点からでもちゃんと伝えきれるよう、もっと表現の方法を考えてみたいと思います。
この度は読んで頂き、どうもありがとうございました!
もし少しでも楽しんで頂けたなら、幸いです。
- MST
- 2020年 07月22日 23時06分
[良い点]
RT企画からこの話まで拝読しました。
この下手な昼ドラが裸足で逃げ出すくらいのドロッドロの人間関係とストーリー、控えめに言ってめちゃめちゃ好みです。笑
救いなど存在しないはずの世界で、いつかはきっと報われるんじゃないかと期待しながら読んでいたワイがいました。存分に刺さりましたね……ちょっと悔しいです。
RT企画からこの話まで拝読しました。
この下手な昼ドラが裸足で逃げ出すくらいのドロッドロの人間関係とストーリー、控えめに言ってめちゃめちゃ好みです。笑
救いなど存在しないはずの世界で、いつかはきっと報われるんじゃないかと期待しながら読んでいたワイがいました。存分に刺さりましたね……ちょっと悔しいです。
- 投稿者: 退会済み
- 男性
- 2020年 07月20日 12時49分
管理
エピソード3
web小説は最初の掴みが大事だと思い、まず重苦しいドロドロでこの作品を印象付けようと狙ったものであります。
刺さらない読者さんもそこそこいらっしゃいまして、最近ではこの冒頭は良いのか悪いのか半信半疑になったりもしているのですが、そのように言って頂けるとこれはこれで良かったのだと開き直る気持ちにもなれそうです(笑)
この度は、読んで頂きどうもありがとうございました!
もし後の展開に興味が続くようでありましたら、またお時間のある時にでも続きを読みに来て頂けると、大変嬉しく思います。
刺さらない読者さんもそこそこいらっしゃいまして、最近ではこの冒頭は良いのか悪いのか半信半疑になったりもしているのですが、そのように言って頂けるとこれはこれで良かったのだと開き直る気持ちにもなれそうです(笑)
この度は、読んで頂きどうもありがとうございました!
もし後の展開に興味が続くようでありましたら、またお時間のある時にでも続きを読みに来て頂けると、大変嬉しく思います。
- MST
- 2020年 07月20日 19時34分
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