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[気になる点]
農家の親戚からお裾分けしてもらってても毎年5475kgの米消費はやべー。どんな大農家でどんだけお裾分けしてもらってるんだろうな…5000kgくらいもらうのかな…今年の新米です!とかいって10kgの袋500袋くるのかな…4㌧トラックでも積みきれないくらい届く新米…お裾分けでそんだけくれる親戚…
読んでいただきありがとうございます。

曾祖父の代から異世界の連中の面倒を見てたようです。
その子供、祖父の兄弟は合わせて七人。
みんな農業をしているようで、田んぼばかりではなく畑も持っているようです。

その子供らもそれぞれの親の家業を継ぎ、独立したその兄弟たちの中にも趣味で始めたり新たに仕事として農業を始めた人達がいて、詳しい事情は知らないがコウジの家に協力してやれ、とそれぞれの親から言われてるようです。

5000とまではいかないまでも、その半分くらいは譲ってもらえてるようです。
残りの必要な分は祖父母の代まで貯めていた貯金を切り崩しているそうで、そこにコウジは危機感を募らせていたようです。
[一言]
>子供の泣き声とお上の言うことには逆らえないとか何とか

「泣く子と地頭には勝てぬ」の簡易解釈ですか。

 本来の意味での諺では、この場に相応しくはない気がするから簡易解釈なのかもしれませんが、それは「お上」が関係ないからで、別の表現をしたほうがいい気がしますね。

 地アタマという造語のせいで、ジトウと読むのを間違った読み方をしたり、「我儘な奴や頭のいい奴には理屈じゃ勝てない」という解釈をしたり、「勝てぬ=逆らえない」という解釈をしたりという諺ですが、けっこう「奪われる者の皮肉」が混じったりしているのです。

 だから、私はその諺の本質である「皮肉」の部分を残した説明が好いと感じます。

 どういう事か説明すると、以下のような話です。

 地頭とは、幕府の武士勢力が公家や寺社の荘園や朝廷の領地を武力で奪った武士達を幕府が管理支配する事を認めて封建制度を確立させるために創設された「身分」です。

 現代風にいうなら、「IS(イスラム国)」の地方を管理支配する役職とか、メキシコなどの麻薬カルテルの地方幹部のようなイメージの「身分」でしょうか。

 律令制という中央が造った制度を暴力で奪った「惡党」と呼ばれるような「下剋上型戦国武将の原点」でもあるのが「地頭」です。

 これは、公家支配と武家支配の二重支配で、当時の農民からするとたまったものではないので「表面上は従う」けれど、陰で朝廷に訴えたり、朝廷を見限って武家についたり、「豪族」としてまとまったりして戦国時代という「暴力権威による混乱期」が訪れます。

 この諺はそういう「地頭」というものへの義務教育による歴史的理解が薄れて「ジアタマ」などという造語を創るような無知を広める「マスコミの愚民政策活動」で、「勝てない相手には逆らえない」という「社蓄精神≒奴隷根性」が広まった事で、一部の人間に忘れ去られそうになっている気がします。

 権威を振りかざし、利権で悪の道に誘ったり、暴力で威したりする脅迫で他者を服従させる「飴と鞭の暴力原理」で動く権威主義者というのは、人として何が正しく何が間違ってるのかの基本となる「共存原理≒和の心」を覚える前の「泣いて我を通そうとする駄々っ子」と同列の存在だという皮肉が、この諺の本質です。

 現代風にいうのなら、「原発利権を守る為に暴力団と警察を利用して反対派の不審死を捜査させないようにする世襲政治屋のボンボン」なんてのは、「DV=家庭内暴力」で親にたかる腐れニートと同列の存在で、偉くもなんともない。

 そういっているのが、「泣く子と地頭には勝てぬ」で。

 できれば、そういう「非暴力不服従」の精神や、「心までは社蓄に落ちたくないという気概」を語り伝えるために、「諺の本質の説明」と同時に使って欲しい諺です。

 
 そういう観点で考えると、簡易解釈のほうを広めるのは、「諺の本質」が忘れ去られるようにしたい「愚民政策」に消極的に加担するようなものです。

 「長いモノには巻かれろ」といいながら「首を括ったり人を縛って拘束する縄」を皮肉に語り。

 「臭いものにはフタ」といいながら、「性根が腐りきって汚い者の仕業」を皮肉に語り。

 「触らぬ神に祟り無し」といいながら、「祟り神のような災いをもたらす所業」を皮肉に語る。

 本質の皮肉を忘れれば「赤信号皆で渡れば怖くない」が、「数≒力」があればルールなど破ってもかまわないのだと、暴力のはびこる「戦国の世」を招く「歪んだ理屈」になるように、全ての皮肉を理解し、「その言葉は皮肉なのだ」と伝えるのは必要な事だと私には思えます。

 特に、この物語のような「暴力原理の権威が押し付ける大義」とは別の「共存原理の庶民の素朴な善意」を語る物語だと、その違いを明確にするためにも「皮肉」を正しく理解して「無自覚に悪意の歪んだ理屈を広める者」にならない事が必要に思えるのです。

 詐欺に会った人間が自分の無知を責めるのが間違いであるように、 無知は罪でも恥でもなく、「悪意ある者」をのさばらせる事が間違いである。

 つまり、「過ちて改めざる、是を過ちという」精神を持ち続けるのは、創作活動には必要不可欠と昭和の昔には頻繁に語られていましたが、昨今では「文学衰退」と「出版の資本主義化」で、「角川文庫発刊に際して」と文庫巻末に「角川源義」氏が記していた「文化の普及滲透を任務とする出版人の責任」は口にする者も少なくなっていっています。

 この場面でのあえての「子供の泣き声とお上の言うことには逆らえないとか何とか」というこの表現を見て、ふとそんな昨今の風潮について考えてしまいました。

どっとはらい
  • 投稿者: OLDTELLER
  • 70歳以上
  • 2019年 02月03日 16時13分
そうでした。
地頭(ジトウ)でしたね。

「お上の言うことに間違いはございますまいから」
と、ごちゃ混ぜになってしまいました。
しかも全くかすりもしない(笑)。

でもいろいろと勉強になりました。

その部分には、後で改稿してみようと思います。

重ね重ね、ためになるお話しをありがとうございました。
[一言]
投稿速度が凄いなーと思いました。
毎話更新を楽しみにしてます。
できれば無理せず頑張ってください!
  • 投稿者: ノリ
  • 2019年 02月03日 15時41分
お読みいただき、ありがとうございます。

作者でありながら、脳内で先行して進んでいるこの物語の読者でもあります(笑)。

その先が楽しみでしょうがないのです(笑)。

なるべくその差が出ないように投稿しております。
一緒に楽しんでいただけたらなぁ、と思います。

感想ありがとうございましたm(__)m
[一言]
俺から破損くらいのことしか言えない。

破損で凄い笑ったw
この誤字報告が三件ありましたアセ

えー、笑わせてしまいました(笑)。
[気になる点]
少なくとも5年間も毎日15㌔の米を具材含めてほぼ無償で消費してるとか設定ガバすぎません?(;^ω^)
それとたまに死にかけの人が駆け込んでくるみたいなのに1日2回しか顔出さないんじゃタイミング悪いと死ぬよね。
ってかコルトみたいによっぽどタイミング良く連れ込まれないと死ぬよね。
  • 投稿者: MOUSU
  • 2019年 02月02日 19時49分
読んでいただき、ありがとうございます。

食糧の件は、農家の親戚からお裾分けしてもらったりしてます。
シーズンによっては知ってる人から山菜もらったりとかしてたりします。

部屋での怪我人等の件は、避難しに来た冒険者達同士でアイテム持ち寄って回復したり術をかけたりしてます。
横になるだけでも英気を養える設定です。
が、冒険者達に働く作用は、コウジには分かりません。

あと、この部屋に入る前に絶命する人達もいたりします。
基本的にはコウジ視点の物語ですからねぇ。
もちろんコウジ以外の視点もありますよ。
[気になる点]
第二話目の
「ヤマナカ・コウジっていうらしい」

という部分は仕様ですか?ハタナカ・コウジじゃないのかな?と思いコメントさせて頂きました次第です。

仕様でしたら、お節介なことをしてしまい申し訳ないです(_ _)
  • 投稿者: ハル
  • 2019年 02月02日 17時46分
いえいえ
ご指摘ありがとうございます。

下書きの下書きがそのまま残ってしまいましたアセ
[一言]
{俺がこいつらとゆっくり会話をするのって、初めてだったんだな}
で14歳で事故にあってそれが20年以上前の話だったんだなって言ってるのにその後に27年の人生で得た教訓とか言ってるので歳設定見直したほうがいいと思います
  • 投稿者: マフ
  • 2019年 02月01日 18時26分
ご指摘本当に助かりました。
10年以上も前、ということにしました。
ご指摘ありがとうございます。

見直さないと……。
[一言]

>世話になってんのに、世話をするのは当たり前だろうってでかいツラしながらほざく奴。

 道理を考えない甘やかされて育った子供や学生には多いですが、自活した大人でそういう言葉を口にする者は少ないでしょう。

 ですが、「社会福祉というものを誤解した人間」として物語などで描かれる事は多い気がしますね。

 ただ、そういう人間を「嫌悪すべき己主義者」として批難する事で、「社会福祉など人間を堕落させるだけ」と口にする「無自覚な利己主義者」もいます。

 「社会福祉など人間を堕落させるだけ」という理屈は、主観的なもので「私」の考え方である「厚意や好意」と、客観的なもので「公」の考え方である「善意」とを混同させる事で起こる「無自覚な傲慢」からくる考え方です。

 「援け合い」や「助け合い」という共存原理を否定した「支配する=服従させる」と考える暴力原理の権威主義が「世話をしてやる」と考えを生むからです。

 いわゆる「御恩と奉公」という考え方です。

 そうならば、「世話になってんのに、世話をするのは当たり前」という者と、「社会福祉など人間を堕落させるだけ」と口にする者は、立場こそ違っても同じ「傲慢な利己主義者」でしょう。

 平等な個人の間で、「援け合い」を否定して「貸し借り」として考える競争原理を信条とする「傲慢ではない個人主義」で「厚意」を知る冒険者達。

 「傲慢な利己主義者」という悪意を持つ者。

 そして、「善悪を併せ持つ普通の人間」として、「無償の善意」を行う主人公。

 そういう違いとして、個人の好意や厚意とは違う「個人の善意」を描く物語は好ましいものです。

 このサイトには「個人の善意」を「やりたいからやっている」と口にするタイプの「個人の好意や厚意」と「個人の善意」を公私混同させる理屈で動く「個人主義の主人公」は多いですが、「やらなければ飯がまずくなる」とか「目の前で死なれちゃ迷惑」と口にしながら、自分にできる限りの善意で動く主人公は、少ないのでこういう作品があるのは嬉しいですね。

 個人主義は「厚意で動いても善意では動かない」という考え方なので、「純粋無垢」である事と「善意で動く人」を混同すると「享楽主義」になって利己主義に近づいてしまいます。

 それを理解する理性と知性があっても悟性がなければ、やはり人は悪意に染まってしまうものですから、現実には「自覚した傲慢な利己主義者」も多くいます。

 「世話になってんのに、世話をするのは当たり前だろうってでかいツラしながらほざく奴」というのは「無自覚で傲慢な利己主義者」。

 「社会福祉など人間を堕落させるだけ」と口にする政治屋は、「自覚した傲慢な利己主義者」

 そして、「公僕である公務員が仕事として行うべき福祉を行わない職務怠慢」を批判するのは「援け合い」や「助け合い」という共存原理を肯定する「善意で動く者」か、「不正受給を望む偽善者」。

 
 「不正受給があるから福祉に意味がない」という暴論は、この物語で云うなら「主人公の行為の否定」。

 この作品はそんな事を考えさせてくれる作品ですね。

 レビューに文字制限で書けなかった事も書いてしまったので、つい長くなりました──って、いつものことか(´▽`)ハハハ

  • 投稿者: OLDTELLER
  • 2019年 02月01日 13時16分
読んでくださってありがとうございます。

恥ずかしいことに、自分も図に乗って、後々になって自分の行為を振り返ったとき

うあああ

ともがくこともあったり……。

でも、どんな気持ちで握り飯作ってるとしても、コウジにはその苦労は報われてほしいなあ、と作者ながら感じたりしてます。
[良い点]
うん、主人公視点では急に現れる厄介者みたいな感じでしか異世界の登場が現れてなかったけど、今回の詳細に書かれた異世界視点での扉が無いのに出入りして消える姿を描かれてその姿を想像したら、確かに人間じゃ無くて神様とかそんな風に思われるわw
ってそんな感じで共感しました

あとぶっきらぼうに見える主人公だけど他の人から見た主人公の感想が親しみを覚えられてる事に少しホットしました
[気になる点]
イメージとして扉が見えないから気付かなかったけど、もしお互いに帰る扉が見えてたら各々帰る世界が違う扉がいっぱいあって、例えば弓戦士の人視点だと主人公だけじゃなくて他の世界の1人も壁にしか見えない所から現れたり消えたりしてて、自分の帰る扉だけがそこに見えるイメージだったんですが、
今回の主人公の壁から消えて驚いてる姿を見て、主人公だけが他の人から壁から現れてそれ以外は同じ扉から出てきてる感じなんですかね?
逆に主人公からは扉は見えないけど一定の方向から出てる感じでしょうか?

私のイメージでは世界ごとに扉が別だから四方八方から人が出てくるイメージだったのでこの別視点で主人公が壁から消えるのを見て驚いてる事に驚きました



あと感想返しでコルトはどんな事があろうと主人公と結婚して嫁入りしようと帰る扉が変わることないんですね(´・ω・`)
嫁入りして籍が変われば帰る扉が消えて主人公の方の扉が見えるようになって主人公の世界に行けるようになってその世界の住民として幸せに暮らしましたエンドみたいな発想でしたが無さそうなのが・・・(*´・ω・`*)グスン
コルトと主人公のもっともっと幸せフラグは無いということかああw
いやささやかな幸せそうなコルトの姿を見れてるからこそそう奇跡が起きるみたいなのを願ってしまうだけなのかもしれませんが
[一言]
些細な異世界に問題は多くとも何故かほっこりしてしまう魅力的な作品です

気になる点で、予想してたエンドがあああとか叫んでましすが、悲鳴もまた予想が違っただけという意味だけなので作者の思う感じで好きな感じで描いて行ってください
それを読めるだけで幸せなのでほっこり(*ˊᗜˋ*)
  • 投稿者: 夢桜
  • 30歳~39歳 男性
  • 2019年 02月01日 13時10分
読んでいただき、ありがとうございます。
設定上の扉は、同じ場所、位置に存在します。
けれど、世界によって形や色はまちまち。
けれども、自分以外の世界と繋がる扉は見えないので、それを知るには互いに話題に上がった時だけですね。

コルトはこの先どうなるのか。
気になるところでしょうが、悲劇は多分ないでしょう。
あったらスローライフにならないでしょうから(笑)。

でも時々コウジと対面しながら、うどんをズルズルしてホワアになってます(笑)。
[一言]
『金貨の1枚、宝石の1粒ぐらい、服に縫い付けて持ち込める』

もうやめてあげて、作者のHPは、とっくにゼロよw

まぁ、私も過去にツッコミ入れた1人なんですがw

ツッコミされるのは仕方ないよね。だって設定甘いんだもんw
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