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[一言]
…ただ一言。 結局これって「どちら」の復讐劇だったの?
…ただ一言。 結局これって「どちら」の復讐劇だったの?
エピソード12
こんにちは、コメントありがとうございます。
復讐……と言われるとピンと来ませんが、報復ならしっくりくる気がします。
でもこれ、復讐でも報復ものでもないですよね。
お掃除モノです(違)
復讐……と言われるとピンと来ませんが、報復ならしっくりくる気がします。
でもこれ、復讐でも報復ものでもないですよね。
お掃除モノです(違)
- ありの みえ
- 2019年 12月03日 21時24分
[良い点]
善人ではないけど悪人でもない、そんなただの“人間”達の欲望の物語、それが素晴らしかったです。
[気になる点]
本当にベルナデッタは何も思っていないんでしょうか?
自分の言葉が引き金になったのに、私は何もしていない、言葉で揺さぶりをかけたのは事実だが、手を下したのはあいつだから自滅だって、そう言い切れるのでしょうか?
夫と女の地下牢でのゴタゴタだって何もドロテアの前で話すことじゃないでしょう。
そういうのはドロテアを別の場所に行かせてからするものじゃないんでしょうか?
リージヤのことだって幼い娘に手を出すのは忍びないと言っておきながら、どこまでも彼女の不幸に他人ごと。
彼女は自分は何も悪くない善人と言いたげな顔をしていますが、悪人でなくとも善人でもない気がします。
いや、どこまでも他人事思考で無責任な日本人の人格とどんな手段を持ってしても己の意思を貫く悪役令嬢母の人格が融合した結果なのかもしれませんが、ベルナデッタが他の人達が仰るようにサイコパスな怪物となってしまったのが恐ろしくてたまらなかったです。
[一言]
恋人と駆け落ちしておきながら、妻が死にそうだと聞いた瞬間に妻の遺産を手に入れようとのこのこ戻ってきて、妻の揺さぶりだけであっさりと恋人を裏切り、手にかけ、娘さえも毒牙にかけた夫。
妻のいる男性と関係を持って子を産み、妻から手を引くよう手切れ金を渡されながらもそれをもらったままにして別れず、男からの提案だとしても裏切った妻の元へやってきて財産と貴族夫人の地位ををせしめようとした女。
娘のためと浮気の復讐という大義名分をふりかざし、自分を裏切った夫と女に復讐を果たすが、自身は一切手を下さず、あくまで言葉だけで彼らを地獄に叩き落とした妻。
一体‘悪’は誰であったのか、いや、この物語自体が悪でもって悪を潰した物語だったのか、色々考えさせられますね。
正直、私は夫も女も自業自得、因果応報だと思いますが、ベルナデッタにも共感はできませんでした。
これだけの復讐を果たしておきながら、自分は無関係、他人事だって振舞って形ばかりの心配をリージヤにする姿はおぞましい以外の何者でもなかったです。
はっきり言って日本人の倫理観とか言って私達までこの怪物みたいな思考してると言いたげな偽善ぶりに反吐が出そうでした。
でも、彼女をこんな怪物に変えてしまったのは裏切り続けた夫と女のせいかもしれないと思うと、……。
ただ、このおぞましい復讐をこれで終わらせて欲しいです。
リージヤとドロテアの代でこんなドロドロしたものを残さないで欲しい。
いつかリージヤが己の人生をめちゃくちゃにした彼女たちに復讐せんと戻ってこないように。
ドロテアがこんな母親の背中を見て目的の為なら手段を選ばない怪物とならないように。
ドロテアがベルナデッタにおねだりをしてそれをベルナデッタが手段問わずに叶えるようなモンスターペアレントにならずに済むように。
善人ではないけど悪人でもない、そんなただの“人間”達の欲望の物語、それが素晴らしかったです。
[気になる点]
本当にベルナデッタは何も思っていないんでしょうか?
自分の言葉が引き金になったのに、私は何もしていない、言葉で揺さぶりをかけたのは事実だが、手を下したのはあいつだから自滅だって、そう言い切れるのでしょうか?
夫と女の地下牢でのゴタゴタだって何もドロテアの前で話すことじゃないでしょう。
そういうのはドロテアを別の場所に行かせてからするものじゃないんでしょうか?
リージヤのことだって幼い娘に手を出すのは忍びないと言っておきながら、どこまでも彼女の不幸に他人ごと。
彼女は自分は何も悪くない善人と言いたげな顔をしていますが、悪人でなくとも善人でもない気がします。
いや、どこまでも他人事思考で無責任な日本人の人格とどんな手段を持ってしても己の意思を貫く悪役令嬢母の人格が融合した結果なのかもしれませんが、ベルナデッタが他の人達が仰るようにサイコパスな怪物となってしまったのが恐ろしくてたまらなかったです。
[一言]
恋人と駆け落ちしておきながら、妻が死にそうだと聞いた瞬間に妻の遺産を手に入れようとのこのこ戻ってきて、妻の揺さぶりだけであっさりと恋人を裏切り、手にかけ、娘さえも毒牙にかけた夫。
妻のいる男性と関係を持って子を産み、妻から手を引くよう手切れ金を渡されながらもそれをもらったままにして別れず、男からの提案だとしても裏切った妻の元へやってきて財産と貴族夫人の地位ををせしめようとした女。
娘のためと浮気の復讐という大義名分をふりかざし、自分を裏切った夫と女に復讐を果たすが、自身は一切手を下さず、あくまで言葉だけで彼らを地獄に叩き落とした妻。
一体‘悪’は誰であったのか、いや、この物語自体が悪でもって悪を潰した物語だったのか、色々考えさせられますね。
正直、私は夫も女も自業自得、因果応報だと思いますが、ベルナデッタにも共感はできませんでした。
これだけの復讐を果たしておきながら、自分は無関係、他人事だって振舞って形ばかりの心配をリージヤにする姿はおぞましい以外の何者でもなかったです。
はっきり言って日本人の倫理観とか言って私達までこの怪物みたいな思考してると言いたげな偽善ぶりに反吐が出そうでした。
でも、彼女をこんな怪物に変えてしまったのは裏切り続けた夫と女のせいかもしれないと思うと、……。
ただ、このおぞましい復讐をこれで終わらせて欲しいです。
リージヤとドロテアの代でこんなドロドロしたものを残さないで欲しい。
いつかリージヤが己の人生をめちゃくちゃにした彼女たちに復讐せんと戻ってこないように。
ドロテアがこんな母親の背中を見て目的の為なら手段を選ばない怪物とならないように。
ドロテアがベルナデッタにおねだりをしてそれをベルナデッタが手段問わずに叶えるようなモンスターペアレントにならずに済むように。
- 投稿者: モジョモジョ
- 2019年 11月28日 13時22分
こんにちは、コメントありがとうございます。
一度死んで生き返った後のベルナデッタなら、言うかもしれませんね。
というか、言うと思います。
基本、人は言い訳があれば、楽な方に流れていくと思っているので。
イグナーツが楽な方へ流れていったように、ベルナデッタも楽な方へ流れていくんじゃないかな、と。
まあ、「わたしは何もしていない」と言うのと、頭の芯からそう確信するのとでは、また違ってきますが。
>夫と女の地下牢でのゴタゴタだって
それでいくと、リージヤを配置する場所がないんですね。客間に通すのも変ですし。
それ以外だと、リージヤはつれてこなかったことにして、宿か路上に放置、からの、行方不明あたりでしょうか。
>彼女の不幸に他人ごと
積極的に害するつもりはなくとも、そもそも他人です。
>悪人でなくとも善人でもない
そうですね、恐ろしいことに、『普通』の人間です。
サイコパスは……むしろ、設定上にしか存在しない少女漫画版のイグナーツですね。
より凶悪なベルナデッタに負けただけです。
このお話は、たぶん、毒を喰らわば皿まで? 的な。
一度やばい方へ舵を切っちゃったからには、突っ切ろう、みたいな? 止められない、とまらない?
個人的に、悪人は一人もいませんね。
みんなそれぞれ自分の目的のために動いているだけです。
ただ、他の人物の視点から見たとき、その人は悪に見えることもあるでしょう。
感想欄では影の薄い祖父あたり、イグナーツの実家領地では悪鬼のように思われているはずです。
ドロテアは、母の愛情と、新しい父を得て、曾祖父にも大事にされることになるので、まっすぐに育ちます。
そこは大丈夫だと言えます。
ただ、リージヤについては……あえて触れて設定を深めない方が幸せかな、と。
引き取り先次第です。
一度死んで生き返った後のベルナデッタなら、言うかもしれませんね。
というか、言うと思います。
基本、人は言い訳があれば、楽な方に流れていくと思っているので。
イグナーツが楽な方へ流れていったように、ベルナデッタも楽な方へ流れていくんじゃないかな、と。
まあ、「わたしは何もしていない」と言うのと、頭の芯からそう確信するのとでは、また違ってきますが。
>夫と女の地下牢でのゴタゴタだって
それでいくと、リージヤを配置する場所がないんですね。客間に通すのも変ですし。
それ以外だと、リージヤはつれてこなかったことにして、宿か路上に放置、からの、行方不明あたりでしょうか。
>彼女の不幸に他人ごと
積極的に害するつもりはなくとも、そもそも他人です。
>悪人でなくとも善人でもない
そうですね、恐ろしいことに、『普通』の人間です。
サイコパスは……むしろ、設定上にしか存在しない少女漫画版のイグナーツですね。
より凶悪なベルナデッタに負けただけです。
このお話は、たぶん、毒を喰らわば皿まで? 的な。
一度やばい方へ舵を切っちゃったからには、突っ切ろう、みたいな? 止められない、とまらない?
個人的に、悪人は一人もいませんね。
みんなそれぞれ自分の目的のために動いているだけです。
ただ、他の人物の視点から見たとき、その人は悪に見えることもあるでしょう。
感想欄では影の薄い祖父あたり、イグナーツの実家領地では悪鬼のように思われているはずです。
ドロテアは、母の愛情と、新しい父を得て、曾祖父にも大事にされることになるので、まっすぐに育ちます。
そこは大丈夫だと言えます。
ただ、リージヤについては……あえて触れて設定を深めない方が幸せかな、と。
引き取り先次第です。
- ありの みえ
- 2019年 12月03日 21時23分
[良い点]
ベルナデッタはハッピーエンドですが、残された方は良心の呵責やら、ヒロインの方に物語の強制力なりが働いてバッドエンドに進むのではないかと空想膨らむ終わり方で面白かったです。
[気になる点]
テンプレ的な恋愛ざまぁハッピーエンド系の美味しさを望んでた読者は呑み込めないかも?
意思思考を乗っ取るって実際恐怖よね(´・ω・`)
ベルナデッタはハッピーエンドですが、残された方は良心の呵責やら、ヒロインの方に物語の強制力なりが働いてバッドエンドに進むのではないかと空想膨らむ終わり方で面白かったです。
[気になる点]
テンプレ的な恋愛ざまぁハッピーエンド系の美味しさを望んでた読者は呑み込めないかも?
意思思考を乗っ取るって実際恐怖よね(´・ω・`)
こんにちは、コメントありがとうございます。
ベルナデッタは幸せそうですが、森野優美はどうなんでしょうね。
そのあたりを書くと、今度はまた違う物語になるかと思います。
「物語の強制力」とやらはどちらかと言うと否定派なので、考えなくて大丈夫です。
筋の通らない展開を「物語の強制力が!」とかいうのは、ただの手抜きです。
起こることは起こるし、収まるべきものは収まるべきところへと収まります。
>テンプレ的な恋愛ざまぁハッピーエンド系
今腑に落ちました。それか! と。
それを期待されたから、本当に『ざまぁ』しかないことに「酷すぎる」と感想がきて、私的には「自分の意思でざまぁを読んでおいて、なに言ってるの???」となっているのですね。
でも、その展開は娘のもので、母(主人公)の前日譚、とはタイトルにあるのですが。
締めでいっきにホラー風味になりました。
ベルナデッタは幸せそうですが、森野優美はどうなんでしょうね。
そのあたりを書くと、今度はまた違う物語になるかと思います。
「物語の強制力」とやらはどちらかと言うと否定派なので、考えなくて大丈夫です。
筋の通らない展開を「物語の強制力が!」とかいうのは、ただの手抜きです。
起こることは起こるし、収まるべきものは収まるべきところへと収まります。
>テンプレ的な恋愛ざまぁハッピーエンド系
今腑に落ちました。それか! と。
それを期待されたから、本当に『ざまぁ』しかないことに「酷すぎる」と感想がきて、私的には「自分の意思でざまぁを読んでおいて、なに言ってるの???」となっているのですね。
でも、その展開は娘のもので、母(主人公)の前日譚、とはタイトルにあるのですが。
締めでいっきにホラー風味になりました。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 21時31分
[良い点]
読者から様々なことを言われていますが、そんな中で作品の在り方を一切変えずに突っ走った作者様へ感嘆を。
[気になる点]
リージヤは結局貴族の家に引き取られましたが、彼女の将来はどうなるのでしょうか?
貴族の娘なら結婚は絶対避けて通れない道でしょう。
それなのに、男性不信の彼女に結婚なんて絶対無理なんじゃ……?
ある程度育ったら修道院に入れて修道女にするつもりでしょうか?
それとも、枯れたご老人貴族の後添えとして嫁がせるとか?
[一言]
難しいところですよね。
さすがにそこまですることはないんじゃってざまぁに手心を加えたら、スッキリしなかった、もっとしっかりザマァして欲しかった、と不満の嵐となる。
かと言って、なら徹底的にやったれとどこまでも突き抜けたら、こんなにやることないんじゃないか、いくらなんでも酷すぎる、と今度は非難轟々となる。
読者ってほんとどこまでもわがままですよね。
かく言う自分もそのわがままな読者ですが。
まあ、色々な感想がございますが、そんな中でゴーイングマイウェイを突っ走り続けた作者様はすごいと思います。
正直、あなた様のオリハルコンメンタルをこの世の全ての人達に分けて欲しいです。
物語を書くのは結局は作者様の自由なんですから、読者にあれこれ左右されずにまっすぐ自分の作品を貫いて欲しい。
全てのなろう作者にこの言葉を伝えたいです。
読者から様々なことを言われていますが、そんな中で作品の在り方を一切変えずに突っ走った作者様へ感嘆を。
[気になる点]
リージヤは結局貴族の家に引き取られましたが、彼女の将来はどうなるのでしょうか?
貴族の娘なら結婚は絶対避けて通れない道でしょう。
それなのに、男性不信の彼女に結婚なんて絶対無理なんじゃ……?
ある程度育ったら修道院に入れて修道女にするつもりでしょうか?
それとも、枯れたご老人貴族の後添えとして嫁がせるとか?
[一言]
難しいところですよね。
さすがにそこまですることはないんじゃってざまぁに手心を加えたら、スッキリしなかった、もっとしっかりザマァして欲しかった、と不満の嵐となる。
かと言って、なら徹底的にやったれとどこまでも突き抜けたら、こんなにやることないんじゃないか、いくらなんでも酷すぎる、と今度は非難轟々となる。
読者ってほんとどこまでもわがままですよね。
かく言う自分もそのわがままな読者ですが。
まあ、色々な感想がございますが、そんな中でゴーイングマイウェイを突っ走り続けた作者様はすごいと思います。
正直、あなた様のオリハルコンメンタルをこの世の全ての人達に分けて欲しいです。
物語を書くのは結局は作者様の自由なんですから、読者にあれこれ左右されずにまっすぐ自分の作品を貫いて欲しい。
全てのなろう作者にこの言葉を伝えたいです。
- 投稿者: 名無し
- 2019年 11月28日 12時26分
こんにちは、コメントありがとうございます。
いろいろ言われているようですが、書き終わってから公開しておりますので、特に展開を変える要素はありませんでしたね。
若干オチをより重苦しいものに弄ろうかな? と思った程度です。
リージヤの将来ですか? 引き取られた先の性格と性質次第ですね。
(婿に出せる程度の)息子が平民に産ませた孫娘(平凡顔)ですから。
祖父が生きている間はいいかもしれませんが、愚弟が平民に産ませた娘、ということで、爵位が伯父に移ったら扱いが悪くなるかもしれません。
このあたりは触れぬが花ですね。
読者は我儘というか、タイトルにもタグにも『ざまぁ』と入ったものを、自分の意思で読んでいるはずなのに「酷すぎる」って? とは思いました。
え? そういうジャンルを自分の意思で読んでるんだよね??? と。
手加減しても、突き抜けても不満が出るのは判っていたので、そのまま突っ走りました。
予定していた展開を曲げて、自分が後悔するのは嫌でしたので。
オリハルコンメンタル……私は最強の金属はクレリア派です。
ゴーイングマイウェイ大事。マジ大事。
書き始めた物語を放置するぐらいなら、鋼鉄の意志で完結させてほしいですね、あれとか、それとか。
ざまぁ系は感想欄も荒れやすいので、作者の途中放棄率も高い気がします。
いろいろ言われているようですが、書き終わってから公開しておりますので、特に展開を変える要素はありませんでしたね。
若干オチをより重苦しいものに弄ろうかな? と思った程度です。
リージヤの将来ですか? 引き取られた先の性格と性質次第ですね。
(婿に出せる程度の)息子が平民に産ませた孫娘(平凡顔)ですから。
祖父が生きている間はいいかもしれませんが、愚弟が平民に産ませた娘、ということで、爵位が伯父に移ったら扱いが悪くなるかもしれません。
このあたりは触れぬが花ですね。
読者は我儘というか、タイトルにもタグにも『ざまぁ』と入ったものを、自分の意思で読んでいるはずなのに「酷すぎる」って? とは思いました。
え? そういうジャンルを自分の意思で読んでるんだよね??? と。
手加減しても、突き抜けても不満が出るのは判っていたので、そのまま突っ走りました。
予定していた展開を曲げて、自分が後悔するのは嫌でしたので。
オリハルコンメンタル……私は最強の金属はクレリア派です。
ゴーイングマイウェイ大事。マジ大事。
書き始めた物語を放置するぐらいなら、鋼鉄の意志で完結させてほしいですね、あれとか、それとか。
ざまぁ系は感想欄も荒れやすいので、作者の途中放棄率も高い気がします。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 21時30分
[良い点]
完結お疲れさまです。
無自覚サイコパス主人公の残酷物語を大変楽しく読ませて頂きました。
意識の自認は日本現代女性であり、夫や愛人母子への恨みつらみや執念もないのに現代の倫理感を逸脱した冷酷にも程がある振る舞いにハラハラドキドキしましたが、潜在意識にベルナドットの執念があったという落ちには脱帽しました。
だからこそ本人の自覚はあくまでも「善」でいられたのですね。
非道な行いに対して悪意が皆無の述懐はただただ空恐ろしく感じました。
このいびつな精神状態による、全く疑念を持たない思い込みを限りなく自然体で書ききった筆致は素晴らしいのひと言で、まさに珠玉のサイコホラー短編だと思います。
[気になる点]
原作少女漫画とネット小説と本作という3重構造も興味深かったです。
結局のところ真相が不明だったのは少し残念でしたが、動機として十分機能しているのであくまで無責任な疑問です。
ネット小説では悪役令嬢が転生や逆行してたのかな?ネット小説の世界で主人公がこのあと娘に転生してきたらどう思うのかな?と描かれない部分への想像が広がりました。
完結お疲れさまです。
無自覚サイコパス主人公の残酷物語を大変楽しく読ませて頂きました。
意識の自認は日本現代女性であり、夫や愛人母子への恨みつらみや執念もないのに現代の倫理感を逸脱した冷酷にも程がある振る舞いにハラハラドキドキしましたが、潜在意識にベルナドットの執念があったという落ちには脱帽しました。
だからこそ本人の自覚はあくまでも「善」でいられたのですね。
非道な行いに対して悪意が皆無の述懐はただただ空恐ろしく感じました。
このいびつな精神状態による、全く疑念を持たない思い込みを限りなく自然体で書ききった筆致は素晴らしいのひと言で、まさに珠玉のサイコホラー短編だと思います。
[気になる点]
原作少女漫画とネット小説と本作という3重構造も興味深かったです。
結局のところ真相が不明だったのは少し残念でしたが、動機として十分機能しているのであくまで無責任な疑問です。
ネット小説では悪役令嬢が転生や逆行してたのかな?ネット小説の世界で主人公がこのあと娘に転生してきたらどう思うのかな?と描かれない部分への想像が広がりました。
エピソード12
こんにちは、コメントありがとうございます。
たぶん、自覚のあるサイコパスは、サイコパスじゃないかな、と思います。
それ、きっとただの治す気のない人ですよ。
自分が『善』だと信じて、『悪』と断じた人間を執拗に叩く、はとっても日本人らしいかな、と思います。
日本人あるあるですよね、とくにネットによく生息しています。
自分を省みずに、自分に害があったわけでもないのに、第三者にとっての加害者へと執拗な嫌がらせを行う、って。
正義は中毒性の高い娯楽とは、よく言ったものです。
サイコホラーですか? たしかに、ホラー風味に閉まりましたね、これ。
元ネタは少女漫画、という設定のあるネット小説、の元凶になった母親スタート、と一見すると三重構造です。
でもこれ、怖いことに『リージヤが主人公の少女漫画』は『設定の中にしか存在しない』という事実があります。
そうなると、単純に「ネット小説の世界に転生した」ですね。
ネット小説という設定上、いろいろとゆるめに作りました。
ゆるいせいで、他のキャラ視点では別モノのお話になりそうなぐらい『遊び』が残っております。
このお話で誰が一番得をしたのか、と考えると、また別の味が出てくるかもしれません。
ドロテアが主人公の本来のお話も、ちょっと書いてみたい気がします。
たぶん、自覚のあるサイコパスは、サイコパスじゃないかな、と思います。
それ、きっとただの治す気のない人ですよ。
自分が『善』だと信じて、『悪』と断じた人間を執拗に叩く、はとっても日本人らしいかな、と思います。
日本人あるあるですよね、とくにネットによく生息しています。
自分を省みずに、自分に害があったわけでもないのに、第三者にとっての加害者へと執拗な嫌がらせを行う、って。
正義は中毒性の高い娯楽とは、よく言ったものです。
サイコホラーですか? たしかに、ホラー風味に閉まりましたね、これ。
元ネタは少女漫画、という設定のあるネット小説、の元凶になった母親スタート、と一見すると三重構造です。
でもこれ、怖いことに『リージヤが主人公の少女漫画』は『設定の中にしか存在しない』という事実があります。
そうなると、単純に「ネット小説の世界に転生した」ですね。
ネット小説という設定上、いろいろとゆるめに作りました。
ゆるいせいで、他のキャラ視点では別モノのお話になりそうなぐらい『遊び』が残っております。
このお話で誰が一番得をしたのか、と考えると、また別の味が出てくるかもしれません。
ドロテアが主人公の本来のお話も、ちょっと書いてみたい気がします。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 21時29分
[良い点]
ベルナデッタの意識が残ってたのは意外でした。
[気になる点]
従兄さんそれ別人ですよー
[一言]
確か、お嬢様のベルナデッタは暴力の発想がないので、娘への虐待は罵倒と放置だけだったんですよね。
ということは、夫や愛人に対し行った行為そのものは主人公の知識と発想によるものだったということでしょうか。
ベルナデッタにもともとそういう傾向があったなら、主人公に乗っ取られるまでもなく、夫達もドロテアちゃんもとっくに生きてなかっただろうし。
夫への恨みや妄執を抱えたベルナデッタ(動機)と、残虐嗜好を持つ現代人(知識・実行)が最悪の融合を果たしてしまった的な。
ベルナデッタの意識が残ってたのは意外でした。
[気になる点]
従兄さんそれ別人ですよー
[一言]
確か、お嬢様のベルナデッタは暴力の発想がないので、娘への虐待は罵倒と放置だけだったんですよね。
ということは、夫や愛人に対し行った行為そのものは主人公の知識と発想によるものだったということでしょうか。
ベルナデッタにもともとそういう傾向があったなら、主人公に乗っ取られるまでもなく、夫達もドロテアちゃんもとっくに生きてなかっただろうし。
夫への恨みや妄執を抱えたベルナデッタ(動機)と、残虐嗜好を持つ現代人(知識・実行)が最悪の融合を果たしてしまった的な。
- 投稿者: あなぐらむ
- 2019年 11月28日 07時03分
こんにちは、コメントありがとうございます。
ベルナデッタの意識が残っていたのは、私も意外でした。
いや、ホント。
ラストの台詞は、予定外にふと湧いたものなので、書いた本人がリアルにゾッとしてました。
従兄弟はベルナデッタがどんな性格に育つか判らない段階から将来を決めていたので、中身が多少変わっても丸ごといけます。
それこそ、中古でも気にしません。
というか、ドロテアへの溺愛っぷりに、気付いています。
夫や愛人に対して行った、と言っても、実際に行ったことなんてほとんど無いのが、このお話の怖いところかもしれません。
ベルナデッタがしたことは、人を使って噂をまき、ノコノコ現れて掴まったイグナーツへ言葉による誘導をしただけ、で物理的なことはなにもしてないんですよね。
とっても日本人的なやり方です。
ベルナデッタは森野優美を得て、悪魔合体しちゃったんですね。
この辺を明確にしたり、ベルナデッタが飲んだ毒の入手先とかを臭わせると、また違ったお話になるかと思います。
このお話で誰が一番得をしたのか、を考えるとさらに違うお話になります。
ベルナデッタの意識が残っていたのは、私も意外でした。
いや、ホント。
ラストの台詞は、予定外にふと湧いたものなので、書いた本人がリアルにゾッとしてました。
従兄弟はベルナデッタがどんな性格に育つか判らない段階から将来を決めていたので、中身が多少変わっても丸ごといけます。
それこそ、中古でも気にしません。
というか、ドロテアへの溺愛っぷりに、気付いています。
夫や愛人に対して行った、と言っても、実際に行ったことなんてほとんど無いのが、このお話の怖いところかもしれません。
ベルナデッタがしたことは、人を使って噂をまき、ノコノコ現れて掴まったイグナーツへ言葉による誘導をしただけ、で物理的なことはなにもしてないんですよね。
とっても日本人的なやり方です。
ベルナデッタは森野優美を得て、悪魔合体しちゃったんですね。
この辺を明確にしたり、ベルナデッタが飲んだ毒の入手先とかを臭わせると、また違ったお話になるかと思います。
このお話で誰が一番得をしたのか、を考えるとさらに違うお話になります。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 12時57分
[良い点]
ああ…そうなると辻褄が合う点がありますね。
ファンタジーホラーとはたまげたなあ|˙꒳˙)
[一言]
完結お疲れ様でした。賛否両論あるかと思いますが、楽しませていただいてありがとうございます。
ああ…そうなると辻褄が合う点がありますね。
ファンタジーホラーとはたまげたなあ|˙꒳˙)
[一言]
完結お疲れ様でした。賛否両論あるかと思いますが、楽しませていただいてありがとうございます。
エピソード12
こんにちは、コメントありがとうございます。
ラストの一言で急にホラーテイストになりました。
ジャンルを決める際に「0か1なら恋愛もの」ぐらいの気持ちでしたので、一応いろんな方向性ではありますが、恋愛ものです。
一番怖いのは、あの台詞、予定外なんですよ。
文字を打っている時に、自然に浮かんだ言葉です。
書いた本人がリアルにゾッとしました。
賛否両論は予想の範囲でしたが、タイトルにもタグにも『ざまぁ』とつけてあるのに、好んで読んでいるはずの人からも「酷すぎる」と感想いただくのは何故なのか。
加減が難しいですね。
楽しんでいただけたのなら幸いです。
ラストの一言で急にホラーテイストになりました。
ジャンルを決める際に「0か1なら恋愛もの」ぐらいの気持ちでしたので、一応いろんな方向性ではありますが、恋愛ものです。
一番怖いのは、あの台詞、予定外なんですよ。
文字を打っている時に、自然に浮かんだ言葉です。
書いた本人がリアルにゾッとしました。
賛否両論は予想の範囲でしたが、タイトルにもタグにも『ざまぁ』とつけてあるのに、好んで読んでいるはずの人からも「酷すぎる」と感想いただくのは何故なのか。
加減が難しいですね。
楽しんでいただけたのなら幸いです。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 12時56分
[良い点]
いいざまぁでした♪
最後にベルナデッタの意識が出てきたところは ヒェ!! となりましたね ヤンデレおっかねえw
[一言]
完結お疲れ様でした
いいざまぁでした♪
最後にベルナデッタの意識が出てきたところは ヒェ!! となりましたね ヤンデレおっかねえw
[一言]
完結お疲れ様でした
- 投稿者: 通りすがりの立ち読み人
- 2019年 11月28日 02時54分
エピソード12
こんにちは、コメントありがとうございます。
いいざまぁでしたか? なんだか、酷すぎるという感想が多くて、肯定的な感想をいただくと戸惑いますこんにちは。
ラストのベルナデッタは……予定外に自然に浮かんだ台詞です。
きっとベルナデッタは居るんですね。
ほら、あなたのすぐうしろに――って、そういうお話じゃありませんが。
軽くホラーテイストの〆になりました。
いいざまぁでしたか? なんだか、酷すぎるという感想が多くて、肯定的な感想をいただくと戸惑いますこんにちは。
ラストのベルナデッタは……予定外に自然に浮かんだ台詞です。
きっとベルナデッタは居るんですね。
ほら、あなたのすぐうしろに――って、そういうお話じゃありませんが。
軽くホラーテイストの〆になりました。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 12時55分
[一言]
完結お疲れ様でした
最後の最後で主人公の意識が夢から覚めるような感覚になったということは、ずっとベルナデッタの影響下にあったということですかね。
大切な相手と憎らしい相手では対応に明確な差があるのは当然ですが、夫達に対する対応がまるで別人物かと思うくらい冷酷かつすぎてなんだか違和感がありましたが、それなりに納得しました。
完結お疲れ様でした
最後の最後で主人公の意識が夢から覚めるような感覚になったということは、ずっとベルナデッタの影響下にあったということですかね。
大切な相手と憎らしい相手では対応に明確な差があるのは当然ですが、夫達に対する対応がまるで別人物かと思うくらい冷酷かつすぎてなんだか違和感がありましたが、それなりに納得しました。
- 投稿者: usagi
- 2019年 11月28日 02時07分
こんにちは、コメントありがとうございます。
完結しました、ありがとうございます。
いえ、完成したものを小出しに予約投稿していたので、投稿開始した日にはもう完結していたので、なんとなく不思議な気分ですが。
最後の最後で、主人公が正気に返りました。
この後は自分のやらかしに後悔するかもしれないし、サクッと忘れたふりをするのかもしれません。
そこはもう別のお話になるので、触れられませんが。
きっと従兄弟が心のケアと称して口説きにかかるのでしょう。
女の人はどこかで線を引くと、サクッと対応変えてくるので、マジ怖いですよ。
完結しました、ありがとうございます。
いえ、完成したものを小出しに予約投稿していたので、投稿開始した日にはもう完結していたので、なんとなく不思議な気分ですが。
最後の最後で、主人公が正気に返りました。
この後は自分のやらかしに後悔するかもしれないし、サクッと忘れたふりをするのかもしれません。
そこはもう別のお話になるので、触れられませんが。
きっと従兄弟が心のケアと称して口説きにかかるのでしょう。
女の人はどこかで線を引くと、サクッと対応変えてくるので、マジ怖いですよ。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 12時54分
[一言]
感想書いてたら更新されてた…
なるほど、現代人の感性と原作知識はあるけど思考回路や無意識化の行動が貴族(というよりベルナデッタ)としてバイアスがかかってたわけか、
まぁ、だからと言って読んでる方は現代人なのでそういう事かと思うだけで感想はあまり変わりませんが。
夢うつつだから、催眠にかかってたからで流せる域じゃないですからね、
取りあえず作中に性問題を出すなら少数ではなく多数の人間の感性を基準として構築するほうが良いでしょう、荒れますし
感想書いてたら更新されてた…
なるほど、現代人の感性と原作知識はあるけど思考回路や無意識化の行動が貴族(というよりベルナデッタ)としてバイアスがかかってたわけか、
まぁ、だからと言って読んでる方は現代人なのでそういう事かと思うだけで感想はあまり変わりませんが。
夢うつつだから、催眠にかかってたからで流せる域じゃないですからね、
取りあえず作中に性問題を出すなら少数ではなく多数の人間の感性を基準として構築するほうが良いでしょう、荒れますし
こんにちは、コメントありがとうございます。
予約投稿0時更新なので、0時に更新されておりました。
このお話は……なんというのか、もともとの予定としてはなかった台詞が2箇所、文字にしていて自然に浮かんだものが入っております。
最後の一言もこれでした。
予定外にふわっと胸の内から湧いてきた台詞がアレです。
文字打った瞬間に、自分でもわけが判らず「???」となりました。
ベルナデッタは居るのかもしれません。
その後のお話を書く予定はまったくないのですが、(別ルート・別キャラ視点はちょっと書いてみたい)素に戻った森野優美が何をどう考えるか、は少し興味がありますね。
タイトルとまったく違う話になるので、書けませんが。
予約投稿0時更新なので、0時に更新されておりました。
このお話は……なんというのか、もともとの予定としてはなかった台詞が2箇所、文字にしていて自然に浮かんだものが入っております。
最後の一言もこれでした。
予定外にふわっと胸の内から湧いてきた台詞がアレです。
文字打った瞬間に、自分でもわけが判らず「???」となりました。
ベルナデッタは居るのかもしれません。
その後のお話を書く予定はまったくないのですが、(別ルート・別キャラ視点はちょっと書いてみたい)素に戻った森野優美が何をどう考えるか、は少し興味がありますね。
タイトルとまったく違う話になるので、書けませんが。
- ありの みえ
- 2019年 12月02日 12時54分
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