感想一覧
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[良い点]
いくまさんが、「宇宙の花びら」以上にストーリーの柱で主人公でした。この上なく真剣なお仕事小説だと感じます。
読み手により受ける印象が異なりそうな。それもまた『小説』なのでしょうね……、そしてブロマンス(あたらしい言葉を覚えた!!!)
「海の星」も「宇宙の花びら」も。いくまさんの手のなかにあるようでその実、ずっと高みにある印象を受けます。
ときに間違ったとしても誠実に。裏切らず、たゆまず。そうあれたらどんなにいいだろうか……と、ため息が漏れました。
[一言]
こんなに、一気に。
今回は非常にピンポイントな過去編をありがとうございます! わかなさんが作品越しにほんのりと出演(?)されていて、嬉しかったです。
ヒューマン(文芸)ならではと言いますか。pvは気にせず、真摯に書きたいことと向かい合える分野はありがたいかな、と、過疎地の住人として思います……
こちらは特にコメディ色が薄く、終始つよいメッセージ性がありましたし。抜き身の作者様の筆致に心臓をもがれっぱなしです死にそう(吐血)←放置でOKです
北川さまを「良いお客様」として繋ぎ止められたいくまさんに、読後、まだ去らぬ緊張感と一滴の安堵が残りました。
ーーつよいな、と見上げる面持ちです。私にはいくまさんが「星」ですね。
書いてくださり、ありがとうございました!
いくまさんが、「宇宙の花びら」以上にストーリーの柱で主人公でした。この上なく真剣なお仕事小説だと感じます。
読み手により受ける印象が異なりそうな。それもまた『小説』なのでしょうね……、そしてブロマンス(あたらしい言葉を覚えた!!!)
「海の星」も「宇宙の花びら」も。いくまさんの手のなかにあるようでその実、ずっと高みにある印象を受けます。
ときに間違ったとしても誠実に。裏切らず、たゆまず。そうあれたらどんなにいいだろうか……と、ため息が漏れました。
[一言]
こんなに、一気に。
今回は非常にピンポイントな過去編をありがとうございます! わかなさんが作品越しにほんのりと出演(?)されていて、嬉しかったです。
ヒューマン(文芸)ならではと言いますか。pvは気にせず、真摯に書きたいことと向かい合える分野はありがたいかな、と、過疎地の住人として思います……
こちらは特にコメディ色が薄く、終始つよいメッセージ性がありましたし。抜き身の作者様の筆致に心臓をもがれっぱなしです死にそう(吐血)←放置でOKです
北川さまを「良いお客様」として繋ぎ止められたいくまさんに、読後、まだ去らぬ緊張感と一滴の安堵が残りました。
ーーつよいな、と見上げる面持ちです。私にはいくまさんが「星」ですね。
書いてくださり、ありがとうございました!
エピソード13
汐の音さま
感想ありがとうございます!
このお話はいま書くつもりではなかったんですが、お仕事とかお客様ってなんですかねってちょっと考えることがあり。あと、仲間とか。ぶつかって壊れるときと、壊れないときはどう違うのかなとか。(幸尚がいるか否かが明暗を分ける?)
コメディはちょっと今回は……完全にブロマンス。伊久磨さんは、香織さん(和菓子屋)が相手でももれなくブロマンスですよ……
この後、幸尚回とか、わかなさん来襲とか色々あるんですけど、多分読みますと言ってくれる人が本当に知り合い数人以外いない……とても悩ましいお話でした。
感想ありがとうございます!
このお話はいま書くつもりではなかったんですが、お仕事とかお客様ってなんですかねってちょっと考えることがあり。あと、仲間とか。ぶつかって壊れるときと、壊れないときはどう違うのかなとか。(幸尚がいるか否かが明暗を分ける?)
コメディはちょっと今回は……完全にブロマンス。伊久磨さんは、香織さん(和菓子屋)が相手でももれなくブロマンスですよ……
この後、幸尚回とか、わかなさん来襲とか色々あるんですけど、多分読みますと言ってくれる人が本当に知り合い数人以外いない……とても悩ましいお話でした。
- 有沢真尋
- 2020年 05月21日 13時42分
[一言]
幸せの青い鳥( ˘ω˘ )
とっても感動しました!
これは木曜十時あたりに実写ドラマ化しそうなお話ですねッ!
面白かったです!
幸せの青い鳥( ˘ω˘ )
とっても感動しました!
これは木曜十時あたりに実写ドラマ化しそうなお話ですねッ!
面白かったです!
エピソード13
間咲正樹さま
お付き合い頂きありがとうございました!!
ほんとはもっと書きたいと思いながら、書く場を悩みすぎるお話でもありまして。
いつかまた書くことがあったら、そのときは今度こそはスイーツ♡男子にスポットをあてたいものです。キレッキレのバースデープレート作ってほしい。
感想ありがとうございました〜(๑˃̵ᴗ˂̵)
お付き合い頂きありがとうございました!!
ほんとはもっと書きたいと思いながら、書く場を悩みすぎるお話でもありまして。
いつかまた書くことがあったら、そのときは今度こそはスイーツ♡男子にスポットをあてたいものです。キレッキレのバースデープレート作ってほしい。
感想ありがとうございました〜(๑˃̵ᴗ˂̵)
- 有沢真尋
- 2020年 05月21日 12時44分
[一言]
うん……、これはブロマンスですね!!!!(クソデカ声)
流石男の色気を描くことに定評のあるまひさん……!
これはその手の方々が読んだら妄想が止まらない回ですよ!(興奮)
てぇてぇ( ˘ω˘ )
うん……、これはブロマンスですね!!!!(クソデカ声)
流石男の色気を描くことに定評のあるまひさん……!
これはその手の方々が読んだら妄想が止まらない回ですよ!(興奮)
てぇてぇ( ˘ω˘ )
エピソード10
間咲正樹さま
てぇてぇいただいてしまいました……!! 細かく細かくありがとうございます。
今日(5月21日)の12時で完結します……!!
ほんっと、今思っても不思議なんですけど、なんでこのポジション女性じゃなかったんだろう……男の色気、あっても相当の無駄遣いしている気が……。
わたしにはその手のセンスがないのでぜひそういう方の妄想を拝借したいところですが、そうですね……彼らは自分たちの(あ、作中の二人がではありません、作中の二人がそれぞれ見つけてきた相手との、です)結婚式もたぶんお店でしそうだなって思うんですけど、自分の結婚式でも料理作る料理人、自分の結婚式でも料理運ぶ伊久磨さん、お嫁さん放置の図が目に浮かぶ、ブロマンス……(涙声)
てぇてぇいただいてしまいました……!! 細かく細かくありがとうございます。
今日(5月21日)の12時で完結します……!!
ほんっと、今思っても不思議なんですけど、なんでこのポジション女性じゃなかったんだろう……男の色気、あっても相当の無駄遣いしている気が……。
わたしにはその手のセンスがないのでぜひそういう方の妄想を拝借したいところですが、そうですね……彼らは自分たちの(あ、作中の二人がではありません、作中の二人がそれぞれ見つけてきた相手との、です)結婚式もたぶんお店でしそうだなって思うんですけど、自分の結婚式でも料理作る料理人、自分の結婚式でも料理運ぶ伊久磨さん、お嫁さん放置の図が目に浮かぶ、ブロマンス……(涙声)
- 有沢真尋
- 2020年 05月21日 07時47分
[一言]
>(信頼じゃないよな。信仰だ。妄信というか。こんなことであんなに怒っていたら、「そんな人だと思わなかった」って、SNSで著名人にクソリプ投げつけている奴とどう違うんだ)
いるいるこういう人www
幸尚イイキャラですね!
職場にこういう人が一人いると、いろいろ助かるんですよねえw
>(信頼じゃないよな。信仰だ。妄信というか。こんなことであんなに怒っていたら、「そんな人だと思わなかった」って、SNSで著名人にクソリプ投げつけている奴とどう違うんだ)
いるいるこういう人www
幸尚イイキャラですね!
職場にこういう人が一人いると、いろいろ助かるんですよねえw
エピソード9
間咲正樹さま
ぎゃああ挙動不審になるくらい毎回ありがとうございます!!
ちょうどいま最後を書いていたんですけど(ちなみに本日は21時更新分までです)、伊久磨……おまえ……そこのポジション女性だったらぶっちぎりのラブロマンスだったのに……完全にブロマンス……!! って悔し涙していました。いつか彼らが良い人見つけるところまで書けるかな……。
「宇宙の花びら」のときに少しだけ書いているんですけど、伊久磨は両親がすでに他界しているんです。なので、普段表にその寂しさを出さなくても「頼りになる」由春に対する思い入れがちょっと激しかったのかもしれません。聖域のような。
少しずつ、彼も自分と同じ人間だと気付いて、自分が支えなきゃだめなときもあると思うようになる段階です。
幸尚いい子ですよ……!! 気が利きすぎる分、女癖は悪そうですけど職場では超いいやつです!!
ぎゃああ挙動不審になるくらい毎回ありがとうございます!!
ちょうどいま最後を書いていたんですけど(ちなみに本日は21時更新分までです)、伊久磨……おまえ……そこのポジション女性だったらぶっちぎりのラブロマンスだったのに……完全にブロマンス……!! って悔し涙していました。いつか彼らが良い人見つけるところまで書けるかな……。
「宇宙の花びら」のときに少しだけ書いているんですけど、伊久磨は両親がすでに他界しているんです。なので、普段表にその寂しさを出さなくても「頼りになる」由春に対する思い入れがちょっと激しかったのかもしれません。聖域のような。
少しずつ、彼も自分と同じ人間だと気付いて、自分が支えなきゃだめなときもあると思うようになる段階です。
幸尚いい子ですよ……!! 気が利きすぎる分、女癖は悪そうですけど職場では超いいやつです!!
- 有沢真尋
- 2020年 05月20日 21時17分
[一言]
>(信仰になりかけていたのかな。危ない)
これは本当にそうですよね。
どんな天才でも人間ですからミスはしますもんね。
ある意味自分のミスをちゃんと反省出来ることこそが、本当の意味での強さなのかもしれませんね。
>(信仰になりかけていたのかな。危ない)
これは本当にそうですよね。
どんな天才でも人間ですからミスはしますもんね。
ある意味自分のミスをちゃんと反省出来ることこそが、本当の意味での強さなのかもしれませんね。
エピソード8
間咲正樹さま
神……? なんなんでしょうね最近は神みたいな感想が流行ってるんですかね!!
ありがとうございます!!
世の中のお仕事モノとかレストラン小説で、本当はこういうの定石外しているから「嫌だな」と思う人結構いそうだな……と思っているんですけど。単純に、スーパー天才に凡ミスなんかしてほしくないし、誠実であってほしいし、ミスにも意味があってほしいというのが人情だと思うんですよ。「実はあのお客さんは」と他の人が気付かなかったことを滔々と話し始めて「やっぱりすげえ」みたいな展開とか。
今回に関してはそれがないのですが、そこ含めて「これから」と思って頂ければ幸いにございます……!
神……? なんなんでしょうね最近は神みたいな感想が流行ってるんですかね!!
ありがとうございます!!
世の中のお仕事モノとかレストラン小説で、本当はこういうの定石外しているから「嫌だな」と思う人結構いそうだな……と思っているんですけど。単純に、スーパー天才に凡ミスなんかしてほしくないし、誠実であってほしいし、ミスにも意味があってほしいというのが人情だと思うんですよ。「実はあのお客さんは」と他の人が気付かなかったことを滔々と話し始めて「やっぱりすげえ」みたいな展開とか。
今回に関してはそれがないのですが、そこ含めて「これから」と思って頂ければ幸いにございます……!
- 有沢真尋
- 2020年 05月20日 17時00分
[一言]
>私はこの仕事をする上で、『そういう日もあるさ』という言葉が好きではありません。
素晴らしい!!
これは小説でも同じですよね。
一度でも手を抜いた作品を投稿して、それを初見の方が読んだら二度と自分の作品は読んでくれないかもしれませんし。
身につまされますw
>私はこの仕事をする上で、『そういう日もあるさ』という言葉が好きではありません。
素晴らしい!!
これは小説でも同じですよね。
一度でも手を抜いた作品を投稿して、それを初見の方が読んだら二度と自分の作品は読んでくれないかもしれませんし。
身につまされますw
エピソード7
間咲正樹さま
うわあああ感想ありがとうございます!!
そうなんですよ、今回はずっとそういう感じの話です!! 世の中にはあまり良くないお客様もいるんですけど、それだけではなく。
一見ちょっと合わない感じでもすごく大切なこと言ってくれているお客様もいるのに、
そういうの逆恨みして店員同士で「嫌なお客様だったね」とか「客じゃなきゃ(お金もらう立場じゃなきゃ)あんな奴相手にしねーよ」って言ってるお店はほんとだめ!! 「嫌なお客様にあたったけどそんな日もある」で終えちゃうお店はほんとだめ!!
みたいな、ちょっとしんどいお話なんですけど読んで頂いてありがとうございます。感想めっちゃ嬉しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
うわあああ感想ありがとうございます!!
そうなんですよ、今回はずっとそういう感じの話です!! 世の中にはあまり良くないお客様もいるんですけど、それだけではなく。
一見ちょっと合わない感じでもすごく大切なこと言ってくれているお客様もいるのに、
そういうの逆恨みして店員同士で「嫌なお客様だったね」とか「客じゃなきゃ(お金もらう立場じゃなきゃ)あんな奴相手にしねーよ」って言ってるお店はほんとだめ!! 「嫌なお客様にあたったけどそんな日もある」で終えちゃうお店はほんとだめ!!
みたいな、ちょっとしんどいお話なんですけど読んで頂いてありがとうございます。感想めっちゃ嬉しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)
- 有沢真尋
- 2020年 05月20日 14時45分
[良い点]
香織さん、最高かよ。
挿絵もついて大変美味しゅうございました。
[気になる点]
椿香織さん登場時も、ふりがながあっても良いかなと思いました。(もしあって見落としていたらすみません!)出だしの3人はふりがながふってあって、初読の方に優しい配慮がありましたので。
[一言]
大変遅くなりましたが、がっつり楽しませていただきました。
各方面に配慮したメッセージカード、会社にも届きます。たぶんたいていの日本人はメリークリスマスでも全然気にならないのでしょうけれどね。宗教的にかっちりされている方や、お仕事で英語を使う方にとってはすごく身近な問題なのだろうなあと思います。
ちなみに中国においてこの話題はまた別の意味でセンシティブでして、中米の様々な摩擦の結果、去年今年とハロウィンパーティーやクリスマスパーティーを取りやめる学校が見られたりしているそうです。たぶん地域や私立、公立の違いはあるのでしょうが、政府から直接お達しがあるのか、それとも学校側の忖度によるものなのか。現地の友人から話を聞いた時には、政治的な配慮に顔がひきつる思いでした。
それにしてもイタリアンレストランのイメージで読み始めたので、すっぽん鍋からの導入にびっくりしました。まさかここで血染めのコックコートが出るとは! バイオハザードのわんこ並みに激しい亀さんたちを一瞬想像しつつ、それはそれで対峙する彼らはかなりかっこいいのではないかとときめいてみたり。
料理としては、洗練された彼らのセレクトですから問題ありますまい。まさか私がかつて中国で食べたすっぽん鍋のように、甲羅、手足、頭がぶつぎり、原型とどめたままで出ることはないでしょう。(たぶん、ちゃんとスッポンが入っているというアピールのために、完全にそのものででてきます)くそう、どうして中国には由春や幸尚がいないんだよ。
そして、今回の私の推しはやっぱり香織さんです。家で嫁、もといエレナさんはお留守番なのでしょうか。「ごめん、今日はちょっと遅くなりそうなんだ」とか電話かけているのでしょうか。それともふたりがまだ出会う前のお話なのでしょうか。
「この下何着てる? エプロンあればいけるか?」
「おいこら! 勝手に脱がすな! 手伝うなんて一言も!」
いやー、もう妄想がはかどりますね。あ、脱がせるのはエレナさんのお仕事でしたね。(おい)
ホールスタッフである伊久磨は、やはりカスハラ(カスタマーハラスメント)にあうことも多そうですね。どれだけ良い店であっても、いちゃもんをつけてくるひとはいますから。ホールスタッフって気が利かないひとじゃあできない仕事だと思います。(だからその仕事をこなしていたマヒロさんはすごい!)持ってくる人の技量で、料理の味って完全に変わります。変なホールスタッフさんに当たると、いくら高級レストランでも自分で皿取りに行った方がマシだったとか本気で思いますからね。
「たかが配膳係」と見下された後での葛藤と、由春の叱咤、そして最後の蘊蓄までの流れもすごく素敵でした。こういう部分が丁寧に描かれているからこそ、全編通して男の色気が漂ってくるのだろうなあと実感致します。別の感想欄で、1.5倍くらい書いてから削ってぎゅぎゅっと凝縮するというのがわかる完成度。読み終わった後の満足感がすごかったです。やはりこの系統のマヒロさんの作品は最高だなと思う物語でした。
香織さん、最高かよ。
挿絵もついて大変美味しゅうございました。
[気になる点]
椿香織さん登場時も、ふりがながあっても良いかなと思いました。(もしあって見落としていたらすみません!)出だしの3人はふりがながふってあって、初読の方に優しい配慮がありましたので。
[一言]
大変遅くなりましたが、がっつり楽しませていただきました。
各方面に配慮したメッセージカード、会社にも届きます。たぶんたいていの日本人はメリークリスマスでも全然気にならないのでしょうけれどね。宗教的にかっちりされている方や、お仕事で英語を使う方にとってはすごく身近な問題なのだろうなあと思います。
ちなみに中国においてこの話題はまた別の意味でセンシティブでして、中米の様々な摩擦の結果、去年今年とハロウィンパーティーやクリスマスパーティーを取りやめる学校が見られたりしているそうです。たぶん地域や私立、公立の違いはあるのでしょうが、政府から直接お達しがあるのか、それとも学校側の忖度によるものなのか。現地の友人から話を聞いた時には、政治的な配慮に顔がひきつる思いでした。
それにしてもイタリアンレストランのイメージで読み始めたので、すっぽん鍋からの導入にびっくりしました。まさかここで血染めのコックコートが出るとは! バイオハザードのわんこ並みに激しい亀さんたちを一瞬想像しつつ、それはそれで対峙する彼らはかなりかっこいいのではないかとときめいてみたり。
料理としては、洗練された彼らのセレクトですから問題ありますまい。まさか私がかつて中国で食べたすっぽん鍋のように、甲羅、手足、頭がぶつぎり、原型とどめたままで出ることはないでしょう。(たぶん、ちゃんとスッポンが入っているというアピールのために、完全にそのものででてきます)くそう、どうして中国には由春や幸尚がいないんだよ。
そして、今回の私の推しはやっぱり香織さんです。家で嫁、もといエレナさんはお留守番なのでしょうか。「ごめん、今日はちょっと遅くなりそうなんだ」とか電話かけているのでしょうか。それともふたりがまだ出会う前のお話なのでしょうか。
「この下何着てる? エプロンあればいけるか?」
「おいこら! 勝手に脱がすな! 手伝うなんて一言も!」
いやー、もう妄想がはかどりますね。あ、脱がせるのはエレナさんのお仕事でしたね。(おい)
ホールスタッフである伊久磨は、やはりカスハラ(カスタマーハラスメント)にあうことも多そうですね。どれだけ良い店であっても、いちゃもんをつけてくるひとはいますから。ホールスタッフって気が利かないひとじゃあできない仕事だと思います。(だからその仕事をこなしていたマヒロさんはすごい!)持ってくる人の技量で、料理の味って完全に変わります。変なホールスタッフさんに当たると、いくら高級レストランでも自分で皿取りに行った方がマシだったとか本気で思いますからね。
「たかが配膳係」と見下された後での葛藤と、由春の叱咤、そして最後の蘊蓄までの流れもすごく素敵でした。こういう部分が丁寧に描かれているからこそ、全編通して男の色気が漂ってくるのだろうなあと実感致します。別の感想欄で、1.5倍くらい書いてから削ってぎゅぎゅっと凝縮するというのがわかる完成度。読み終わった後の満足感がすごかったです。やはりこの系統のマヒロさんの作品は最高だなと思う物語でした。
- 投稿者: 石河 翠@「運命の番を嫌う訳あり娘は拒めない」配信中
- 2019年 12月26日 17時49分
石河翠さま
感想ありがとうございます!
狙い通りだったり狙い以上だったりさすが感想書き慣れているとポイントの押さえ方がすごいですね。
香織さん、実は関連作通して名前は初登場なのに失礼しました。ありがとうございます。見た目通りの読みですけど、男性なので変わった読みかも? とは思いますよね。
私の知人に「和美」という男性がいるんですが「かずよし」かと思いましたし(「かずみ」でした)。聞く側が、気を遣ったつもりで、固定観念にやられているわけですが。
メリークリスマスの件はセンシティブな問題ですし、今真っ只中だと思うので、この話題があることである程度年代が決まるかなと思って入れました。
一度話題として知ってしまうと「自分は気にしない」であっても、「相手に対する配慮が足りない」あるいは「情報に疎い」と捉えられかねないとあって、なかなか口に出しづらい面があると思います。
お隣の国の事情もありがとうございます。難しいですよね。
それにつけても香織さんですね、はい。長髪だからですか?(直球。笑
私この話は「ビューティフルティータイム」より少し若そうだと思っていました。まだエレナさんとは出会ってないかな?
ちなみに香織さんはこの頃からずっと広い日本家屋に2人暮らしです。腕は良いけど死ぬほど気性の荒い和菓子職人の兄弟子と仲悪く暮らしてますよー(あらエレナさん大変)。
ついでに言うと兄弟子は由春の姉(陶芸家。山奥で「館」の食器作ってます)と運命的に最悪の出会いをするケンカップルになってくれと思ってます。未定です。読む人がいたら書くね……。
そして蘊蓄ですね。他の方への返信でも書いたのですが、伊久磨さんはお客様相手に「ざまあ」はできないので、自分の圧倒的な能力を見せつけるというよりは、次回に必ず繋がるような「もてなし」で場の空気を作りに行ってますね。(本人は気づいてないのですが、おそらく結構イイ男ということもあり)院長婦人あたりはすでに「若いのに気が利く」と認めているかもしれません。で、自分たちが連れてきた病院スタッフが「館」できゃあきゃあ楽しんでいたら結構優越感に浸れると思います(笑
いくまさんは確かに表にいるので、ハラスメント的な問題は今後も色々あると思います。
そして香織さん(笑)、石河さんのプッシュで重要な役回りが彼に? と改めて考えたのですが。
このお話で私一つずっと気になっていた箇所があるのですが、蘊蓄語ったいくまが「気恥ずかしそうに」するところ。思うに花びら餅に関する蘊蓄の出どころは香織かもしれないなと。本人の前で知ったかぶった感じで恥ずかしかったのかな? と、作者も納得!
そしてですね、ここまでの流れで多分数名、石河さんまで見事に騙されてくれている気がするのですけど、私、飲食店のホール係は学生時代の1年しかやったことないのですよー。(職歴を言えば納得はあるかと思いますが、かなり厳しい仕事につきsnsでは言ったことがありません)
なのでこれは「小説」なのです! えへへ。
感想ありがとうございます!
狙い通りだったり狙い以上だったりさすが感想書き慣れているとポイントの押さえ方がすごいですね。
香織さん、実は関連作通して名前は初登場なのに失礼しました。ありがとうございます。見た目通りの読みですけど、男性なので変わった読みかも? とは思いますよね。
私の知人に「和美」という男性がいるんですが「かずよし」かと思いましたし(「かずみ」でした)。聞く側が、気を遣ったつもりで、固定観念にやられているわけですが。
メリークリスマスの件はセンシティブな問題ですし、今真っ只中だと思うので、この話題があることである程度年代が決まるかなと思って入れました。
一度話題として知ってしまうと「自分は気にしない」であっても、「相手に対する配慮が足りない」あるいは「情報に疎い」と捉えられかねないとあって、なかなか口に出しづらい面があると思います。
お隣の国の事情もありがとうございます。難しいですよね。
それにつけても香織さんですね、はい。長髪だからですか?(直球。笑
私この話は「ビューティフルティータイム」より少し若そうだと思っていました。まだエレナさんとは出会ってないかな?
ちなみに香織さんはこの頃からずっと広い日本家屋に2人暮らしです。腕は良いけど死ぬほど気性の荒い和菓子職人の兄弟子と仲悪く暮らしてますよー(あらエレナさん大変)。
ついでに言うと兄弟子は由春の姉(陶芸家。山奥で「館」の食器作ってます)と運命的に最悪の出会いをするケンカップルになってくれと思ってます。未定です。読む人がいたら書くね……。
そして蘊蓄ですね。他の方への返信でも書いたのですが、伊久磨さんはお客様相手に「ざまあ」はできないので、自分の圧倒的な能力を見せつけるというよりは、次回に必ず繋がるような「もてなし」で場の空気を作りに行ってますね。(本人は気づいてないのですが、おそらく結構イイ男ということもあり)院長婦人あたりはすでに「若いのに気が利く」と認めているかもしれません。で、自分たちが連れてきた病院スタッフが「館」できゃあきゃあ楽しんでいたら結構優越感に浸れると思います(笑
いくまさんは確かに表にいるので、ハラスメント的な問題は今後も色々あると思います。
そして香織さん(笑)、石河さんのプッシュで重要な役回りが彼に? と改めて考えたのですが。
このお話で私一つずっと気になっていた箇所があるのですが、蘊蓄語ったいくまが「気恥ずかしそうに」するところ。思うに花びら餅に関する蘊蓄の出どころは香織かもしれないなと。本人の前で知ったかぶった感じで恥ずかしかったのかな? と、作者も納得!
そしてですね、ここまでの流れで多分数名、石河さんまで見事に騙されてくれている気がするのですけど、私、飲食店のホール係は学生時代の1年しかやったことないのですよー。(職歴を言えば納得はあるかと思いますが、かなり厳しい仕事につきsnsでは言ったことがありません)
なのでこれは「小説」なのです! えへへ。
- 有沢真尋
- 2019年 12月26日 19時15分
[良い点]
はじめまして、活動報告の男の色気から参りました^_^
とても楽しく読ませて頂きました。
最初のシーンもインパクトがあって、すわホラー……? とおそるおそる読んだら違って、ほっとしました^_^
創作料理のお店の様子が短い文のなかに詰まっていて、とても印象的でした。
院長先生の言葉には、けっこうびっくりしました。言いにくい事をいったなぁ、と思い、ホールはそうも見えるのか、なんて思いました。
痛快に解決するのではなく、じわりと響かせてまとめられているのが素敵ですね。
読み終えて気がつけば、考えさせられるまことヒューマンドラマなお話でした。ありがとうございました。
[一言]
花びら餅、毎年お正月に食べます^_^ 甘く煮たごぼうと柔らかな餡がとても美味しくて大好きです。
元旦に食べる時には、このお話を思い出しながら味わって食べたいと思います^_^
はじめまして、活動報告の男の色気から参りました^_^
とても楽しく読ませて頂きました。
最初のシーンもインパクトがあって、すわホラー……? とおそるおそる読んだら違って、ほっとしました^_^
創作料理のお店の様子が短い文のなかに詰まっていて、とても印象的でした。
院長先生の言葉には、けっこうびっくりしました。言いにくい事をいったなぁ、と思い、ホールはそうも見えるのか、なんて思いました。
痛快に解決するのではなく、じわりと響かせてまとめられているのが素敵ですね。
読み終えて気がつけば、考えさせられるまことヒューマンドラマなお話でした。ありがとうございました。
[一言]
花びら餅、毎年お正月に食べます^_^ 甘く煮たごぼうと柔らかな餡がとても美味しくて大好きです。
元旦に食べる時には、このお話を思い出しながら味わって食べたいと思います^_^
なななん様
感想ありがとうございます!
ちょっと「男の色気」には動揺したのでひとさまの活動報告まで追いかけて「なんぞ!?」って言ってしまいました(笑
最初のシーンですね……。実際アレを見る機会があると血の気がひきますね……。作者がどこで見たとは申し上げませんが。
多分、せっかく仕入れた変わった「食材」なので、出汁や身は一部冷凍保存して、この後の営業のランチやディナーでいろんな形で使っていると思います。
院長先生は、悪者にしたくないという葛藤もありましたが、それまで良好な関係を築いていると思っていたひとから不意に「そんな風に見ていたのか」という言葉を投げかけられることって、実はいろんな関係性において、たびたびあるように感じています。
たとえば、日常で「仕事ができる」と認めてくれていると思っていた上司や同僚男性からぽろりと「女はいいよな」と言われたり。
その一言を持って相手をいきなり見放すことはできませんが、怒りだけではなく、埋めがたい溝への深い悲しみもあるかもしれません。そのときにどう行動するかというと、作者の考えとしては「ざまあ」ではないだろうなと。
(小説の山場として弱くなるとは思いますが……)
花びら餅お好きですか?? わたしもこのエピソードを知って以来何度か買っているのですが、中の紅の餅が菱型でないお店にあたったこともあり「そうじゃない……!」と泣きました(笑 その分、きちっと作法に従って作ってあるのを見つけるとテンションが上がりますね! ぜひこのお正月も一緒に食べましょう!!
感想ありがとうございます!
ちょっと「男の色気」には動揺したのでひとさまの活動報告まで追いかけて「なんぞ!?」って言ってしまいました(笑
最初のシーンですね……。実際アレを見る機会があると血の気がひきますね……。作者がどこで見たとは申し上げませんが。
多分、せっかく仕入れた変わった「食材」なので、出汁や身は一部冷凍保存して、この後の営業のランチやディナーでいろんな形で使っていると思います。
院長先生は、悪者にしたくないという葛藤もありましたが、それまで良好な関係を築いていると思っていたひとから不意に「そんな風に見ていたのか」という言葉を投げかけられることって、実はいろんな関係性において、たびたびあるように感じています。
たとえば、日常で「仕事ができる」と認めてくれていると思っていた上司や同僚男性からぽろりと「女はいいよな」と言われたり。
その一言を持って相手をいきなり見放すことはできませんが、怒りだけではなく、埋めがたい溝への深い悲しみもあるかもしれません。そのときにどう行動するかというと、作者の考えとしては「ざまあ」ではないだろうなと。
(小説の山場として弱くなるとは思いますが……)
花びら餅お好きですか?? わたしもこのエピソードを知って以来何度か買っているのですが、中の紅の餅が菱型でないお店にあたったこともあり「そうじゃない……!」と泣きました(笑 その分、きちっと作法に従って作ってあるのを見つけるとテンションが上がりますね! ぜひこのお正月も一緒に食べましょう!!
- 有沢真尋
- 2019年 12月24日 03時47分
[一言]
登場人物たちの仕事に対する真剣さによって緊張感がありながら、互いの信頼感で空気が柔らかく、居心地のいい世界になっているのが、とても素晴らしいです。
より良い社会を形成するには、礼節と忍耐力が必要という事でしょうか。
とても考えさせられました。
あと意図したものか分かりませんが、簡素な描写でありながら、男たちの色気がものすごいです。
ごちそうさまでした。
登場人物たちの仕事に対する真剣さによって緊張感がありながら、互いの信頼感で空気が柔らかく、居心地のいい世界になっているのが、とても素晴らしいです。
より良い社会を形成するには、礼節と忍耐力が必要という事でしょうか。
とても考えさせられました。
あと意図したものか分かりませんが、簡素な描写でありながら、男たちの色気がものすごいです。
ごちそうさまでした。
エピソード5
柴田洋さま
感想ありがとうございます!
信頼感というのは、確かにあると思います。由春の料理の腕や経営者としての感覚、実際にお客様と接する伊久磨のもてなしや配慮。お互いに「背中を任せられる」関係かと。
先の感想返信でも書いているのですが、嫌なことを言われたとき、人間としての瞬間的な怒りはありますが、店員はお客様(ただのクレーマーではなく、お店を気に入ってくれてもいる常連)に簡単に「ざまあ」は出来ません。ならば「その人が満足する方法でこたえて、長い目で見て強い信頼関係を築く」という方法で地道に認めてもらうしかないのかと……。
たぶん院長先生は、「館」に初めて行った参加者たちが「すごくいいお店に連れていってくれてありがとうございます!」と満足したことを伝えると「あのお店にして良かった」と思います。その理由は料理の他にもあった、他のお店の店員とはレベルが違ったと少しでも印象を残していたら、見方も変わるかもしれません。次回以降の予約もバッチリですね☆
いやしかし「男の色気」ですね……。実際わたしは小説を書く上で何度か言われているんですけど、自分ではわからないのですが……。今回なんて女性キャラもいない(※女性客はいる)非BLでなぜそんなものを垂れ流しているのか……。さっさと蛇口を閉じて!!
だけどこのお店のスタッフに女性がいたら大変ですよ……。
彼らは他人に敢えて意地悪する理由がないので(基本的に「使える人間になってくれた方が周りが楽」という考え方なので、仕事は丁寧で根気よく教えますし、お客様あっての仕事なので、失敗したら店全体ですかさずフォローします)、実感として「ものすごく優しい」と思います。
え……、だ、誰にします? 誰にいきますか?(笑
感想ありがとうございます!
信頼感というのは、確かにあると思います。由春の料理の腕や経営者としての感覚、実際にお客様と接する伊久磨のもてなしや配慮。お互いに「背中を任せられる」関係かと。
先の感想返信でも書いているのですが、嫌なことを言われたとき、人間としての瞬間的な怒りはありますが、店員はお客様(ただのクレーマーではなく、お店を気に入ってくれてもいる常連)に簡単に「ざまあ」は出来ません。ならば「その人が満足する方法でこたえて、長い目で見て強い信頼関係を築く」という方法で地道に認めてもらうしかないのかと……。
たぶん院長先生は、「館」に初めて行った参加者たちが「すごくいいお店に連れていってくれてありがとうございます!」と満足したことを伝えると「あのお店にして良かった」と思います。その理由は料理の他にもあった、他のお店の店員とはレベルが違ったと少しでも印象を残していたら、見方も変わるかもしれません。次回以降の予約もバッチリですね☆
いやしかし「男の色気」ですね……。実際わたしは小説を書く上で何度か言われているんですけど、自分ではわからないのですが……。今回なんて女性キャラもいない(※女性客はいる)非BLでなぜそんなものを垂れ流しているのか……。さっさと蛇口を閉じて!!
だけどこのお店のスタッフに女性がいたら大変ですよ……。
彼らは他人に敢えて意地悪する理由がないので(基本的に「使える人間になってくれた方が周りが楽」という考え方なので、仕事は丁寧で根気よく教えますし、お客様あっての仕事なので、失敗したら店全体ですかさずフォローします)、実感として「ものすごく優しい」と思います。
え……、だ、誰にします? 誰にいきますか?(笑
- 有沢真尋
- 2019年 12月24日 03時33分
[良い点]
仕事のあり方を考える難しい作品だと感じました。私の理解が足りないのかもしれませんが、冬のあしあとに結びつけるのが上手くできておりません。大根は確かに冬の食べ物なので理解できているのですが、足跡まで見つけることができませんでした。申し訳ありません。
仕事のあり方を考える難しい作品だと感じました。私の理解が足りないのかもしれませんが、冬のあしあとに結びつけるのが上手くできておりません。大根は確かに冬の食べ物なので理解できているのですが、足跡まで見つけることができませんでした。申し訳ありません。
エピソード5
茂木多弥さま
感想ありがとうございます!
おそらくですが、茂木さんという読み手と有沢という書き手の関係性において、出会いの一作目(「壊れそうで壊れない」)の印象から警戒心(苦手意識)があるのだと思います。
「難しいのがくると思ったらやっぱり難しかった」という感じでしょうか。
小説は楽しみ方がいろいろあると思いますので、作者の意図を100%汲む必要はありませんし、この男性キャラだらけの小説を「シェフとサービスのバディもの」として読むのも、「この中の誰かは出来ている!」とBLを想定して読むのも自由です。
ストーリーに関しても料理雑学ものとして読むのもよし、茂木さんのように仕事哲学として読むのもよし。
なので、基本は読み手が受け取った内容が全てであり、私が全部解説するのは適切ではないかもしれません。
本作品における料理人としての由春は、もしお客様から「お前の料理はまずい」と言われたら「どのように味わえば美味しさを感じられるか」をくどくど説明することは無いと思います。
「作ることで納得させられなかったのに、言葉で説得してどうするよ」と考えます。
その上で、もう一回そのお客様がお店に来てくれるかはわかりませんが、来てくれたときには、全力で意識を研ぎ澄ませて立ち向かうと思います。
(もちろん「警戒すべきお客様」だからといって特別扱いするわけではないので他のお客様に対しても同様の対応はします。が、それとは別に、食材に対する火の通し具合や、細かな好き嫌いなどを把握した上で、二度目以降のお客様に対しては一人一人の顔を思い浮かべながら「一律ではなく、よりその人に適した料理」を作る努力をしていきます)
書き手としてのわたしは茂木さん個人に向けてのお話を書いて提供しているわけではありませんが、もしまたお越し頂けるようでしたら、その時にはまたこのように考えてお返事させていただきます。
感想ありがとうございます!
おそらくですが、茂木さんという読み手と有沢という書き手の関係性において、出会いの一作目(「壊れそうで壊れない」)の印象から警戒心(苦手意識)があるのだと思います。
「難しいのがくると思ったらやっぱり難しかった」という感じでしょうか。
小説は楽しみ方がいろいろあると思いますので、作者の意図を100%汲む必要はありませんし、この男性キャラだらけの小説を「シェフとサービスのバディもの」として読むのも、「この中の誰かは出来ている!」とBLを想定して読むのも自由です。
ストーリーに関しても料理雑学ものとして読むのもよし、茂木さんのように仕事哲学として読むのもよし。
なので、基本は読み手が受け取った内容が全てであり、私が全部解説するのは適切ではないかもしれません。
本作品における料理人としての由春は、もしお客様から「お前の料理はまずい」と言われたら「どのように味わえば美味しさを感じられるか」をくどくど説明することは無いと思います。
「作ることで納得させられなかったのに、言葉で説得してどうするよ」と考えます。
その上で、もう一回そのお客様がお店に来てくれるかはわかりませんが、来てくれたときには、全力で意識を研ぎ澄ませて立ち向かうと思います。
(もちろん「警戒すべきお客様」だからといって特別扱いするわけではないので他のお客様に対しても同様の対応はします。が、それとは別に、食材に対する火の通し具合や、細かな好き嫌いなどを把握した上で、二度目以降のお客様に対しては一人一人の顔を思い浮かべながら「一律ではなく、よりその人に適した料理」を作る努力をしていきます)
書き手としてのわたしは茂木さん個人に向けてのお話を書いて提供しているわけではありませんが、もしまたお越し頂けるようでしたら、その時にはまたこのように考えてお返事させていただきます。
- 有沢真尋
- 2019年 12月22日 20時41分
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