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[一言]
企画より、お邪魔いたします。

これはひょっとして、既存長編のキャラを使った、読みきり短編なのかしら? と思ってしまうほど、確立された登場人物たち。
そして、安定感のある文章に導かれて、読み終わりました。
こ、このレストランを舞台にした飯テロ小説はどこですかー。

院長みたいなご年配はいらっしゃいますよね。これぐらいの世代の方は、学歴社会というか、肩書きで判断しがちというか。
縁の下の力持ち的存在は、表に出ないぶん目立ちませんけど、実はとても大事な存在で。そこがなければ、舞台は成立しないのだということに、気づかない。
気づかせないこともまた、大事だとは思いますが、由春さんと同じように、もどかしい気持ちになりました。
客商売ですから、あまり大きくやり返すわけにもいかず。
仕返しをしたようで、そうでもないような。
そんな微妙で曖昧な返し方が、とても素敵でした。
ありがとうございました。
彩瀬あいり様

感想ありがとうございます。
これ長編で書いて良いのなら書きたいのですが(※誰からも止められてはいません)、果たしてなろう に合っているかどうかですね(笑

お話に関してですが、
おそらくこの忘年会は、参加者はビンゴ景品代3000円くらいの参加費で、院長が食事代をもっていると思います。嫌なことを言われても、伊久磨が怒りは覚えても憎しみはない理由もその辺で、院長が自分の病院のスタッフを大事にしているのは理解しているし、院長婦人から心づけを受け取っている時点で、店のスタッフが人間扱いされているのもわかっています。
この状況で、もしガッツリざまあしに行くようであれば、由春はオーナーとして「お前の給料は店からじゃない、お客様から出ている」と叱るでしょう。

その辺をわかった上で仕返しや意趣返しではなく、「今日このレストランに来たお客様が、家に帰ってから楽しく話せる小ネタ」を提供し、お客様全体の満足度に貢献することで、「この店を選んだ院長をたてる」という戦略に出ていたと思います……。
多分院長先生は年明けの予約で来てくれたときは「蜷川くん」と名前を呼んでくれるはずです!

閉店後にグズグズお客様の悪口言わないのも彼らのスタンスということで!
語りすぎ失礼しました。

[良い点]
マヒロ様、初めまして。
初めて御作拝読して、プロですか?!……と唸りました。
見事な文章描写、構成力、ストーリー展開、〆、お見事でした。

遙さまのご感想で、

>宇宙の花びらというタイトルでジャンルはヒューマンドラマ。中身はレストラン。テーマは冬のあしあと。普通なら全てがバラバラなのに、きちんと絡み合っていて、作者さまのセンスを感じます。
個性豊かな登場人物たち。彼らの関係性も恰好良かったです。

この文章に私も全く同感です。遙さまが私の言いたいことも全て語って下さいました。
[一言]
感想がお粗末で申し訳ないのですが、とても素晴らしい作品をありがとうございました。
香月よう子さま

感想ありがとうございます!
いつも汐の音さんとの会話をニコニコ眺めさせて頂いております(笑
長く活動されている方だと、お付き合いの範囲もほぼ決まってらっしゃるかなとあまり出しゃばらないようにしておりますが、せっかく企画でご一緒できましたので、わたしも後ほどお邪魔させて頂きますね。

内容に関しまして、褒め頂きありがとうございます。
過去に新人賞頂いたことがあり、同じ賞を頂いた方がプロフィールに明記しているのを見て以来下手に下げてはいけないなと思っていますが、私自身はプロであったことはありません(笑

という話はさておきまして!
宣伝になってしまったらとちょっと迷うところなんですが、汐の音さんファンの香月様にぜひお伝えしたいのは、本作品に登場している椿香織に関して、「ビューティフル・ティー・タイム」という作品に挿絵がありますので、ぜひ挿絵だけでも……!

また、ジャスト5000字で現代物の短編「壊れそうで壊れない」という作品を最近書いているのですが、もしかしたら汐の音さんが何か描いてくださるかもしれないので、一緒に楽しめたら……と思います(笑
その際にはお立ち寄り頂けると幸いです……!

私は本当に感想が苦手なので香月さんのフットワークには憧れております、どうもありがとうございました。
[良い点]
気がついたら、もう五話。
え? 最終話なの……? と。それでもスクロールさせる指と、文字を追う目を止められない。

最初は由春さんとゆきさんのペアに見とれて、突っ込み係のいくまさんで安定する感じ。

……からの、香織さんですよ……! 椿屋若旦那ぁぁあっ!!! (吠えた)

ありがとうございます。もう、香織さんファンとして一気に食いつきました。黒服も素敵ですね若旦那。視線は女性客の皆さんと似たようなものだったと思います(図々しい)。

ですが、大根の次からふと、焦点がいくまさんへ。
なぜかな……? と思いつつあの会話を経て、すごく「館」スタッフ視点になっていました。

もてなされる側から、もてなす側(プロ)へ。
この切り替えは物語後半への集中を加速させてくれました。雑学すてき……そうか、年末年始。まさにタイムリーですね。

そしてラスト。
沁みました。切ないです。

いくまさんの手のひらに乗った花びらに。思い描く足跡に。「館」の外の雪すかしを終えた駐車場に、ピザ屋さんが来るまでの、おそらくは僅かな時間。

それぞれの息づかいと、貫くだろう生き方のような……生きている軌跡? のようなものが感じられました。

総じて、贅沢なほどめちゃくちゃ面白かったです!!!!
[一言]
企画おつかれさまでした。こちらのお話、読めてよかった……書いてくださってありがとうございます!

はぁぁぁぁ(とても余韻に浸っている)

ーー小説って、いいですね。
マヒロさんのお話は特に、大好きです!!
  • 投稿者: 汐の音
  • 2019年 12月19日 23時54分
汐の音さま


感想ありがとうございます!
このお話、「ビューティフル・ティー・タイム」前提ではないのですが、共通する人もいますし、主要キャラ、自分の中ではおなじみの人たちを世間的には初出だったので「大丈夫? これ大丈夫?」と前半部分はかなり悩みました。

今回の主人公は伊久磨さん。
彼はモノづくりができない自分を自覚していますが、一方で職人たちが思い描いている光景を、寄り添って、読み解いて行きたい気持ちがあり、その為に相手を観察したり知識を高めたりという努力を自分にごく自然に課している人です。たぶん由春も幸尚も香織も彼の存在に非常に助けられている部分はあると思うのですが……本人は気付いてません(笑

ラストはですね、どうしても書きたかったんですけど、たしかにある意味小説的ですよね!
そして今の時期、デパ地下などであのお菓子に出会ったらつい買いたくなる! ひとに話したくなる! を、目指しました!!
[良い点]
はじめまして。
この度は企画参加ありがとうございます。

すごく好みのお話で、感想が出てくるのが遅くなりました。
宇宙の花びらというタイトルでジャンルはヒューマンドラマ。中身はレストラン。テーマは冬のあしあと。普通なら全てがバラバラなのに、きちんと絡み合っていて、作者さまのセンスを感じます。
個性豊かな登場人物たち。彼らの関係性も恰好良かったです。

院長に言われたことで、言われた本人に向かってシェフが怒るところ。それに応えるところ。
ラストの宇宙の花びらに痺れました。
  • 投稿者: 遥彼方
  • 女性
  • 2019年 12月19日 23時33分
遥彼方さま

感想ありがとうございます!

企画、飛び込みでお邪魔しました。

内容に関しては(非BLなんですけど)本当に男だらけで……ヒューマンドラマかな! と本人も悩みながら選びました。
人間関係に関しては、シェフのキャラクターは本当はもっと強いと思いますが、おそらく彼の強さや厳しさは自分や料理に向けられるもので、それを他のスタッフも理解しているからこそのバランス……を書くのを目指しました。

タイトルに関しては「あ~~掴みは悪いかもしれないけどこれは譲れないんだな~」という部分があってああなりました。伝わっていましたら幸いです!

企画主催ありがとうございました。
[一言]
エモい!!!
一言で言うならエモいお話ですね!!!(語彙)
私も学生時代、小さなイタリアンレストランでホールのバイトをしていたことがあるので、クリスマスは大忙しでしたw
ライフ・イズ・ビューティフルという映画で、主人公がレストランでホールの仕事をしていたのを見て、憧れてたんですよねw(隙あらば自分語り)
間咲正樹さま

感想ありがとうございます!
(エモい!って実はわたしいまだに使いこなせない言葉なんですよ!!ニュアンスで受け取ってますがエモーショナルな感じですか??笑)

隙あらば自分語り大歓迎ですよ! みんな書き手の来歴は気になるんです。
でも創作トーク同様、たいていのひとは返す刀で自分語りをはじめるんですよ!

私は学生時代バイトの履歴書の書き方がよくわからず「自立の為って書けば」と友達に言われたのに一字間違えて「自活の為」と書いたおかげで週7でシフト組まれてました! ちなみにフレンチのレストランです。おすすめワインを聞かれても「未成年なので飲んだことはありませんが」と言い出すホール係でした!
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