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[良い点]
第4章、拝読いたしました。
150年後のフランクベルト王国やその周辺の貴族たちの状況がいろいろ見えてきましたね。
ナタリーに瀉血とは、蛇公爵、ひどすぎますね! 
一遍にヴリリエールが嫌いになりました(お腹に息子がいるときに鉄剤処方された私)。前回の感想で「一生懸命なんだなあ 」とか書いたくせに(笑)。
あ、でも、お家断絶したんですね。
『新・建国の七忠』も気になっていましたが、ジークフリートが初代モールパ公爵なんですね。
傷ついたひとびとを癒すことを信条としている、というモールパ家ですが、謎が多いですよね。
モールパ家独自の研究とは何なのか。
ユーフラテスの「王室のわずらわしい詮索から逃れた医療が可能だ」とはどういうものなのか、子羊の犠牲を思うと何だか怖いのですが……。
次女のテレーズは、役に立たない公女だと自分を卑下していたけれど、いい人と巡り会った気がしますね。
ジャスパーは粗野な感じがするけど、気取った偏見もないのでよかったなあと思います。

150年前の話の中では、ミュスカデの言葉が印象的でした。
ナタリーもいいけど、ミュスカデも好きになりました。
強くあろうとする心持ち、「愛する男性の支えとなること」と迷いないところ、「ジークフリート様の弱点は、わたくしです」という矜持、どれも素敵だなあと思いました。
一方で、その後のレオンハルトについて「ナタリーを模した人形をそばに置き、……」のくだりを読んで、その姿にぞっとしました。
一体何があったのか、大変気にかかるところです。
ユーフラテスとジークフリートの差異もどうなのか、謎ですね。

それにしても、ナタリーがいよいよレオンハルトに会いに行くところでは、第1章に繋がる! ととてもわくわくしました。
ゴールデングレインという地で、郷愁に駆られるその風景や匂いや雰囲気が何だかすごく懐かしさを漂わせるものでよかったです。
このあとも、楽しみにゆっくりと読ませていただきますね!

石江京子さま

ご感想ありがとうございます。
第4章までおつきあいくださり、本当に本当に嬉しいです……!
ありがとうございます!

石江さま、ご妊娠中に鉄剤を服用されていらしたんですね。
貧血の症状や鉄剤の副作用はいかがだったでしょうか。
おつらい思いをされていらしたのかな、と思うと、ますますヴリリエール公爵の所業に思うところが……。
妊婦になんてことをするんだー!

モールパ家のやっていることやらなにやら、謎と怖さを汲み取ってくださり、ありがとうございます!
ゴシックホラー感を出したかったので、すごく嬉しいです!

テレーズとジャスパーについても、「役に立たない公女だと自分を卑下していた」「粗野な感じがするけど、気取った偏見もない」という、まさに書きたかった人物像そのものを石江さまに受け止めていただき、嬉しくてたまりません~。

そしてミュスカデ!
ありがとうございます……!
ミュスカデの言葉を引用するシーンが数回あったので、しつこいかなあ、イラっとするキャラクターになってなければいいなあ、という懸念もあったので、ほっといたしました。
またミュスカデだけでなく、クセの強いナタリーについても、お気にかけていただいて嬉しいです!

>ゴールデングレインという地で、郷愁に駆られるその風景や匂いや雰囲気が何だかすごく懐かしさを漂わせる

ありがとうございます……!
頭の中で妄想している、各地域のイメージを文章にできたらいいな、でも難しいな、とウンウンうなりながら試行錯誤しているので、お気に留めていただいて、すごくすごく嬉しいです~~~~~!
しかも、情景描写のきわめて巧みな石江さまから!
嬉しい……!

ていねいで温かいご感想に、とっても励まされました。
ありがとうございます!
すでにそうとうな文字数の話におつきあいくださり、感謝の念にたえません。
いまだ完結していない今作ですが、石江さまのお気分の向かれたときに、またお立ち寄りいただけますと幸いです。
[一言]
ドロリ!と重い感じがたまりません!!( *´艸`)
  • 投稿者: 四宮楓
  • 2024年 09月03日 14時48分
四宮楓さま

ご感想ありがとうございます。
うふふ、色々なキャラクターの思惑が錯綜しております……♡
[一言]
「14」の1~3で、マリーの心情が変わってゆくのが見えたような。

>『嫁入りとは、無垢むくな乙女が哀れな娼婦になるということ』

まさにこれは、被害者の顔、という感じで。

ヨーハンの心情を思い浮かべると、「辛いのはお前だけじゃない」的な発想が沸々を湧いてきました。

さらに。

>たとえば、メロヴィング家のミュスカデ。

もしかして、ミュスカデをメリケリテスに嫁がせるのがいいと思ってるの!?――とか思い。
自分の息子が愛した女を?
自分の息子が愛した女を、愛してない男の元に嫁がせるの?
自分は、愛した人を結ばれなかったと散々言ってたくせに!?

・・・なんて考えたりして。

そして、最終的な思い。

>――私はいったいいつまで、被害者の顔をしているつもりだったのだろう。

ホントそれ、と思ってしまいました。

クドいようですが、ヨーハンに感情移入していたので。

>偉大なる男神様たちが、英雄トリトンの霊魂を慈しんでくださいますように。

それでもヨーハンの心には寄り添わんのかい、とか思いましたが。
それでも、まあ。

マリーが、前を向いて動き始めたようで。

このマリーの動きとヴィエルジュの考えが、150年後にどう繋がってゆくのか。

続きを楽しみにしていますm(_ _)m


  • 投稿者: 一布
  • 2024年 09月02日 20時14分
一布さま

ご感想ありがとうございます。
マリーの心情の変化を読み取ってくださって、めっちゃ嬉しいです!
そのうえ、ヨーハンを思いやってくださって……!

そうなんです、マリー、自分ばっかりがつらい、という被害者ヅラなんですよね。
一布さまのおっしゃるとおり、ヨーハンだって苦しんでいたし、そもそも「どっちのほうがツライ」みたいな不幸比べを始めてしまえば、信頼関係なんて築けるはずもなく。
現実の恋人関係、夫婦関係でも、「私の方が大変」とか「俺の方が疲れてる」とか言い始めると、もはや相手が、信頼するパートナーではなく、敵になってしまうんですよね……。

>自分は、愛した人を結ばれなかったと散々言ってたくせに!?

そうなんですっ!
マリー、ほんとにひどい。
これ、実は、ミュスカデの名が、最初にメリケルテスの嫁候補として挙がっていたら、一布さまのおっしゃるとおりに、マリーは反発したはずです。
「愛し合う恋人を引き裂いた、その悲劇を知っているくせに」って。
それで、もしかしたらジャンヌのことを
「フランクベルト内の、若くて、名と身分、財産のある男であれば、酷い蔑称のつきまとう、行き遅れであるジャンヌを嫁にもらおうとはしないだろうから、むしろエノシガイオスに渡った方が、ジャンヌも幸せなのでは?」
とか、考えたかもしれません。

結局マリーは、ジャンヌに同情しているようでいて、そうじゃないという……。
うーん、ひどい。

ヨーハンを贔屓にしてくださる一布さまには、ストレス展開だったと思うのですが、マリーがようやく憎悪を手放すところまで見守ってくださってありがとうございます~!

もうちょっとマリーのお話が続きます……すみません。
[良い点]
なんて美しく清々しい描写!
覚醒したマリーの神々しさに涙が出ましたよ!
リシュリューの蝶がこんなに鮮やかに力強く舞えるなんて思ってなかった!
マリーを見くびってました!

いろいろと問題ありで「この二人はお互いを思い込みで~」と思っていた恋人たちだったけれど、マリーにもトリトンにもちゃんとお互いへの愛に真実が存在してたんだと分かって、ものすごく泣けました!

本当によかった~。本当によかったです!
結ばれることはなかったし、お互いの目の中に見たい自分を映して、それに恋している感があったんですが、ちゃんと愛し合ってたんですね。
じゃなきゃ、マリーがこんな風にトリトンと己の尊厳を取り戻すことはできなかったはず。

は~。本当に素敵な恋でしたね~。
紺碧を越える色鮮やかな蝶とそれを追う美しいイルカが、目の前にイメージとして浮かびました。
この二人は神話のように美しい愛で終わってくれましたね! 
本当にありがとうございます!
[気になる点]
ヴィエルジュ、素晴らしい人だ!
本当に彼が女だったら、フランクベルトはヨーハンの代で最盛期を迎えたかもしれない。

芸術を愛するというのは、つまりそれを生み出すすべてのものをそのまま愛するということ!
美醜がどうとかじゃなくて、神や自然や人間が生み出したものはすべてが美しく尊いと慈しむことが、リシュリューである彼の思想!

と、ヴィエルジュのジャンヌとアンリへの見解を聞いて感じました!
ジャンヌも父親アンリから毒されず、シャルルが蔑称なんかをつけなければ、生まれ落ちたときの心は無垢だった。

これ以上人が歪んで育つことのないよう、マリーにエノシガイオスを託した。
ということは、きっとフランクベルトはレオンに託されるはず。
さて、レオンはどうするだろう。
そして、あの創生神話をヴィエルジュが残した意図は?

この先もどうなっていくのかめちゃめちゃ楽しみです!
[一言]
それにしても、あの指輪からサラサラ~な毒杯(?)を飲まされた女扈従が本当に無事でよかった。

彼女の考えなしの行動は本能みたいなものだから、ヴィエルジュにとっては尊重すべき素なのかあ。
そういう愚かさまで面白いと思えるのは、やっぱり人間に対する慈愛なんだなあと、ヴィエルジュの徹底した思想に感服しました!
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2024年 09月02日 06時26分
日置 槐さま

ご感想ありがとうございます。
わわわ!
とても美しいご感想をいただいて、感涙にむせんでおりますっ!

>紺碧を越える色鮮やかな蝶とそれを追う美しいイルカ

なんって美しいイメージ……!
ありがとうございます~!

トリトンとマリーの恋についてや、ヴィエルジュという男についてなどなど。
描きたかったイメージを汲んでくださり、そしてそれ以上に美しいイメージを思い描いていただいて、もう、本当に、この喜びをどうお伝えしたらよいのか……!

思い悩んでどんどん暗くなっていく様子を書くより、立ち直って前進していく様子を書くことの方が、私にはとても難しく、今話の執筆はとても難航しました。
キャラクターも物語も成長させたい、という気持ちで、悩みながらの執筆でした。
そんなこともあって、日置さまからご感想をいただき、安堵感と達成感と……そのほかいろいろ、幸せな気持ちで胸がいっぱいです。
本当にありがとうございます!

女扈従、睡眠薬(?)飲まされたりして、ちょっとおしおきされちゃっているんですが、うーん、よけいなことしないで、ちゃんと仕事しろよ、ということで……。
[良い点]
>父シャルルのせいだった。

ひどいことするなあ。この性格難ばかりの貴族たちは、やっぱり青い血を守るための血族結婚による弊害?

>「それがメリケルテスの気を引いたらしい」

メリケルテスも歪んでますね。
トリトン様の単純なほど強い「美しく高貴な選民エノシガイオスが好き!」な信念とは、ちょっと違う……。

>メリケルテスは、エノシガイオス宮廷の慰み者に、並々ならぬ情熱がある

小人ピュグマイオイ!
えー、情熱というより、優越感の塊というか。
「劣った容姿(と言っていいか分からないけど。身体の比率が違うだけで、彼らの顔は普通とあんま変わらないし、イケメンも美人もいる!)の者を可愛がる自分が好き」……って、結局ここに行きついてしまった!

エノシガイオス人のこのナルシストなイメージが、どうしてもぬぐい切れません!
メリケルテスも父母を見るかぎり、ものすごく美しい容姿をもっていると思うのですが……。
[気になる点]
>たとえば、メロヴィング家のミュスカデ。

マリーよ。

誰だろうと「乙女を娼婦にする」ことに変わりはないんだからって、ジャンヌより息子ジークの元婚約者(ミュスカデ)のほうが……とか思うのはどうなの?
ジャンヌに同情するなら、ジークと引き離されたミュスカデにも慈悲を~!

確かに、ミュスカデならばうまく立ち回って、逆にメリケルテスのほうを絆せるかもしれないけれど……。
[一言]
>「もちろん、誰でもいいはずはない」

ヴィエルジュが言うと、なんか緻密な計略がある気がするのですごい。
妹をなだめるための嘘とか、国家やジャンヌを思っての願いとかにも聞こえない!
何かある? 何か深い思惑があるのか?

エノシガイオスでの様子は語られるのでしょうか。
あっちもこっちも気になるところばかりで、本当に目が離せない世界!

更新ありがとうございます。
とっても楽しみにしています!
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2024年 09月01日 19時04分
日置 槐さま

ご感想ありがとうございます。
次話の推敲をしようとなろうと開いたら、日置さまからのご感想が!
幸せな気持ちです~!
日置さまからいただくご感想、お言葉のひとつひとつが、どれほど励みになっていることか……(´;ω;`)

ここでピュグマイオイを思い出してくださるとはっ!
繋がりにお気づきいただいて、めっちゃくちゃ嬉しいです!
エノシガイオス人のナルシスト傲慢っぷりにも、ものすごくご理解をしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。

そうなんです、メリケルテスは美しい容姿をしております……日置さまは展開を読んでくださっている気がするっ。

マリー、ひどいですよね。
ミュスカデならいいんか。
いや、たぶん、誰が嫁候補になっても、文句つけるんでしょうけど。

ヴィエルジュ、これまでの話で、思わせぶりなキャラクターになっていますよね。
深い思惑……。
わーこの先の話、大丈夫だろうか。どきどき。

ものすごくていねいに読み取ってくださって、本当に本当に嬉しいです!
めっちゃくちゃ励まされております!
癒されて鼓舞されるような、ものすごく幸せな気持ちでいっぱい……!
いつも本当にありがとうございます……!
[良い点]

 読ませて頂きました。エピソード7まで読みました。医療学校中退で医者もどきのレオン、魔女のナタリー、そして血の繋がりのないジャック。作中における文化、古き血を伝統とする貴族、古き血を持たない新興貴族。そして物語において描かれる差別的かつ、宗教的な描写が良い具合に仕上がっていて世界観が伝わりやすかったです。
[気になる点]

 無し。となります。
[一言]

 アマチュアで短い感想の為、ご容赦ください。これからも面白い作品を書けるように応援しています。
やませさん様

ご感想をありがとうございます。
わぁあああ!
趣味をやたらと詰め込みまくったエピソード7までご覧くださり、めちゃくちゃ嬉しいです!

あっちこっち話が飛ぶ、ちょっと冗長なところのある内容について、とてもかっこよく、バシッとまとめてくださって……!
そのうえ、良い具合に仕上がっている、世界観が伝わりやすい、とのお言葉をいただいて、浮かれあがっております~。

えっ。
やませさん様からいただいたお言葉のすべてが、すごくすごく嬉しかったです!
とっても励みになりました。

現時点で、すでにけっこうな文字数がある上に、完結しておらず。
加えて、まったくの無名の今作(もちろん私も、アマチュア中のアマチュアです~)について、やませさん様の貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。
今作を読んであげよう、とお考え下さったことが、とても嬉しいです。
そのうえ、こうしてご感想を残していただきまして……(´;ω;`)
ありがとうございます~!

なにかにつまずくようなときには、やませさん様からいただいたあたたかい応援のお言葉を胸に、前を向いていきたいと思います。
ありがとうございます。
[良い点]
ヴィエルジュ、最初の「つかみどころのない男」という、どちらかというとネガティブな印象だったのが、どんどん好感度が上がっていきます!

誰も彼もが極端に好きな方向に走っていってるようなフランクベルトの中で、ヴィエルジュの良識と常識は群を抜いていると思うんですよ~。
狂気とか狂信ではなくて、理想と思想の中でバランスを取っている感じがいいなあと♪

人の命の重みをちゃんと分かっているなあ~と、トリトンへの敬意や、アンヌへの配慮、妹への気遣いや謝罪の中でヒシヒシと感じました。
そういう意味では、人間の権利なんかを真剣に考えている近代的な考えを持った人!啓蒙思想家というのかなあ。
芸術や美を愛するとこから感性の人かと思ってたけど、理性もきっちりある!いいですねえ。
[気になる点]
>「『嫁入りとは、無垢な乙女が哀れな娼婦になるということ』」

マリーの名言ですね~。
政略結婚の悲哀です。

でも、ヴィエルジュが「その中で穏やかな幸せを見つけることができれば」と願った気持ちも理解できますね~。
[一言]
>しかし、いまの彼は、いったいどのような人物であるのだろうか。

メリケルテスはマリーをどう扱うんだろう。
何を考えているんだろうか。
どうしよう、あれもこれも気になってしまう。

更新ありがとうございます。
すごく楽しみにしているので嬉しいです~。
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2024年 08月26日 07時49分
日置 槐さま

ご感想をありがとうございます。
めちゃめちゃ温かいまなざしで、そして、ていねいに登場人物をよみこんでくださり、本当に本当にありがとうございます……!

ヴィエルジュのバランス感覚については、コッソリ他キャラと対比しているつもりでしたので、言及いただき、すっごくすっごく嬉しいです!
今作では年を重ねるごとに均衡を崩していく人たちが多くて、むしろそれが普通(?)のような感もあるので、ヴィエルジュは周囲の人間から見たら、強烈な主張のない「つかみどころのない男」で「変わり者」なんだと思います。

わー! もう、嬉しすぎてっ!
いつも自作を語ってしまってすみません……。

政略結婚の悲哀、きっと男性も同様ですよね。気の毒。
血脈を途絶えさせないためにというのも、種馬扱いっぽくて。

いろいろとお気にかけてくださり、本当にありがとうございます!
楽しみにしているとのお言葉が、めっちゃめちゃ励みになります!
こちらこそ、いつもていねいで温かなご感想をありがとうございます~!
[良い点]
蝶……!
蛇公爵も曲者でしたが、蝶侯爵も曲者でした…! 意外!

ファンタジーだと蛇や狼はよく意匠として出てきますが(アルマークにも…)蝶は結構珍しい気がします。そして、読んでみるとなるほど確かに蝶っぽい…さすがの説得力!
他の七忠の登場も楽しみです!
[一言]
以前活動報告で可愛い七忠の動物のイラストを上げておられましたよね。それを見た当時はまだこちらの作品を読んでいなかったのでなんとなくスルーしてしまったのですが…
そうか、あれがそうだったのか……と思い空原さまの活動報告を遡ったものの、見つかりませんでした゜(゜´ω`゜)゜。
やまだのぼる様

お忙しい中ご覧くださり、ご感想をありがとうございます~!
アルマークの蛇さんには策謀感があって、狼さんは気高くかっこい!
それぞれの動物にそれぞれ寓意があって、なんとなく、こういうイメージっていうのがつかみやすいですよね。

蝶はめずらしい……たしかに!
蛇も狼も、どちらも象徴としてふさわしい強さが感じられますけど、蝶は弱そう……。
蝶の旗印のもと戦おう!っていうふうには、なかなか士気が鼓舞されないような気がします。

しかし、やまだ様に説得力を感じていただけて、とても嬉しいです!
戦場では明らかに弱そうですが、曲者な蝶でした。
他の七忠も近いうちに登場します~。
楽しみとのお言葉にめっちゃ励まされます……!

七忠のらくがきまで思い出してくださり、そのうえ活動報告を遡ってくださったなんて!
なんてお優しい……っ!
嬉しいです~。

https://37893.mitemin.net/i788545/

ちなみにラクガキは↑これです。
自作キャラを自分で描いたくせに、名前を間違っております……。
名前覚えるのがちょっと大変だと思う(作者が間違えてるし)ので、動物さんを参考にしていただけたら幸いです~。
[良い点]
中央の壁掛け!これは初代獅子王レオンハルトと七忠ですね~。美しい描写だなあ。本当にうっとりします。
お城の壁を飾るタペストリーって、ものすごく大きくて豪華ですよね~。(美術館とかでしか見たことないけど笑)

たしかに、ああいうので覆わないと、石の建造物は冷蔵庫みたいに寒いでしょうね。(覆っても寒そうだけど)
しかも、曇天ばかりって、メンタルに来ますね。
リシュリューの蝶マリーには、本当に生きにくい国。

それにしても、唯一神教ってなんでこう男尊女卑なんでしょうね。おそらく中東の異教はさらにひどいはず。
多神教(日本の神道もだけど)では女性の地位が高い……というか、結構「正妻の尻に敷かれる感な男神」がいっぱい出てくるというのに!
[気になる点]
>耐えがたい屈辱だった。

好きでもないヨーハンと妃としての義務で交わるしかなかったのに、その結果の妊娠・出産を皆に「淫らに快楽を得た証拠」とか言われたら、そりゃ屈辱だわ!

せめて「初夜で懐妊してよかったね」としか言えない。


[一言]
>フランクベルト宮廷において、共感できる思想の持ち主は、ヨーハンなのかもしれない。

彼の啓蒙思想を思えば、ヨーハンは決してコチコチの石頭でじゃない分、分かり合えたかもしれないのに。
絡まった感情を解く機会がなかったんだろうなあと。

それにしても、マリー、頑張ったね。
トリトン様はこの出産のニュースを聞いて、一体どう思ったんだろう……。

この時点ではまだ不倫も戦争もしてないし、堂々と外交でこの国を訪れることもあったかも。
あー、せめて心だけはトリトンに……と思っているのに、子を産んだことで「マリーは身も心もヨーハンのものになった」とか思われたら、そりゃ辛いだろうね。

>赤子がマリーの胸にいだかれることは、なかった。

不憫だ。母性が育たなくても当然だ!
マリー、この先にはトリトンとの情事が待っている!
もうちょっと頑張って~。(と過去の彼女を励ましてみる)

と、トリトン様、また出てこないかな~。
彼は本当に素敵な男の中の男。
結婚とかはしたくないけどイチオシです。
そっか、これが「推しラブ」な感情なのね♪
  • 投稿者: 日置 槐
  • 2024年 08月16日 05時46分
日置 槐さま

今話にも、とっても丁寧なご感想をありがとうございます~!

タペストリーの寓意、お気づきくださって嬉しいです!
よかった……ぜんぜん含ませられていなかったらどうしよう、とドキドキしておりました。

日置さま、美術館でご覧になられているんですね。
もしかしてパリにある『貴婦人と一角獣』もご覧になられたことがあるのでしょうか。
そうでしたら、めちゃめちゃうらやましい!
十年くらい前に、かのタペストリーが来日したとき、残念ながら観に行かれなくて……悲しい(´;ω;`)

保温目的というのとはちょっと感じが違うような気がしましたが、以前に観光したシェーンブルン宮殿の『ゴブラン織りの間』のタペストリーも、豪華絢爛でした。

マリーの境遇にいろいろとお心配りいただきまして、ありがとうございます~!
決して褒められない悪女であることには違いないのですが、一応マリーにも事情があったということで……。
日置さまがマリーへと、優しいお言葉をかけてくださり、すごく嬉しいです!

多神教だと、強い女神さまがたくさんいらっしゃいますよね!
そのうえ多神教の神様って、神様ご自身がわりと悪行(?)もするので、ある意味寛大なのかも。
なんじゃそりゃっていう、苛烈で理不尽なことも多かったりしますけど(笑)

トリトン、男の中の男と言っていただき、めっちゃ嬉しいです!!!!!

私もこういうタイプの人とは、結婚とか恋愛とかしたくないんですけど、仕官ならしてみたいです。
面倒見よさそう。

トリトンを推してくださり、本当にありがとうございます~!
自作キャラクターを推していただけること、めちゃめちゃ幸せです!!
[良い点]
なかなか感想書けなくてすみません。44話目まで拝読していますが、この回(と前の回)がとても印象的だったのでこちらに。
「神」という概念とがっつり向き合っていて、思わず興奮しました。

自分がハイファンを書くにあたって西洋中世のことを調べた(軽く)のですが、当時って宗教や神様と生活が切り離せない時代だったみたいですよね。でもそれを感じさせるファンタジーって、ラノベではあまり見ない気がする(読書量少ないので知らないだけかもですが)。
なので、この回を読んですごくはっとしたし嬉しかったです。実は第一章の女性と悪魔についての記述を読んだ時も、あれ?と思ったのですが、しっかりした背景があったわけですね。

神が不在だという設定が意味しているものは……。まだ謎だらけのお話なので、先の展開が楽しみです。
[気になる点]
神という言葉自体はもとからあったのでしょうか。それも王がつくったのかな。
[一言]
じっくり読み進んでいきたいと思います。
こまの柚里さま

ご感想ありがとうございます。
いえいえ、今作をご覧いただき、そのことが本当に嬉しいです!
そのうえ、お忙しい中ご感想を残してくださって……!
ありがとうございます~!

執筆のために、西洋中世のことを調べられたんですね。
やはり重厚な世界観の物語を書かれる方は、きちんと下調べをしていらっしゃる……!
私自身は「なんとなく、なんかこういうかんじのが書きたいんだ~!」という熱だけで今作を見切り発車して、途中から「やばい、教養と知識が足りなさすぎる」と、ものすごく焦りました。
なので、けっこう長い間、今作は更新ストップしたりしていました。
今はもう、フィクションなりの整合性と世界観を持たせればいいかなあ、とふっきれたのですが、それでもやっぱり、引き出しは多い方が、きっと物語はより豊かになるのでしょうね。

はっ。
脱線が長すぎました。

そうなのです。
1章はじめあたりで、悪魔だとかなんだとか、突然わけのわからん話をねじこんだのは、ここに至る伏線のような感じでした。
連載当初は今作のジャンルを「異世界恋愛」にしておりまして、それなのに宗教の話(しかもネガテイブ)って、やっちゃダメなパターン! という……。
そりゃ読まれないはずだわ、と今になってみれば、しみじみ思います。
イセコイとしてのニーズに合致していませんでした。

それでも、こういう話が書きたかったので、34話と35話について「印象的だった」とのお言葉をいただくことができ、すごく嬉しいです~!
先の展開を楽しみ、というお言葉まで……!
ありがとうございます!
すごく励みになりました。

こまの様のご気分が向かれたときに、またお立ち寄りいただけましたら幸いです。
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