感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
1 2 3 4 5 6 7 8 9 Next >> 
あとがき?で使者(王太子)とかかれるまで王太子だと分からないのはモヤる
  • 投稿者: ろぼ
  • 2025年 07月03日 13時30分
感想ありがとうございます。

明確に書かなかったのは、この回のときに使者が誰か、主人公のマリエがわからなかったからです。
とはいえ下記の理由から、王子の誰かまではわかるようにしています。

・敬称をつけて呼ぶのは国王だけ
・盟約の破棄の音が聞こえる(王弟の息子であるジョルジュには聞こえなかった)

感想へのご返信ありがとうございました(*^^*)

最後、王弟一家はちょっとかわいそうでしたが次男を介して辺境と交流があり、王家との仲立ちと関係再構築の足がかりになる道もあったのにことなかれで最後まで受動的に立ち回った結果と思うとうーん、虚しい。
お馬鹿だった次男が辺境で生き残ってるのを草葉の陰できっと凄く喜んでから苦笑したでしょうね。

まだ先がありそうな所なのでまた更新があることに期待をかけて気長にお待ちしています。
感想ありがとうございます。&気付くの遅れてすみません。

王弟一家、特に兄は弟のフォローや父のフォローで苦労を背負っていたので憐れでした。
王弟は兄(=国王)大好き、甥っ子(=王太子)かわいいな人ですが、何より自分の息子たちが大切なので、下手に仲立ちなどをして権力闘争や派閥争いに巻き込まれたくないと考えています。

そんな訳で王位継承争いが激化している最中に領地替えの提案をされて、一も二もなく飛びついただけでなく、さっさと王都の屋敷を引き払って領地に引きこもりました。
そんな訳で息子が生きてると知ったら、諸手を上げて喜んだのではないでしょうか。
結局王家は何がしたかったの?

独占的な物資と特殊戦闘の専門家集団をもつ辺境伯とその寄子を蔑視する価値観は都会っ子あるあるかもしれない。
物資と武力の必要性は認めても、奉らない独立不羈の気質が気に食わないという王家の考えも分かる。
そこで「実情と気持ちが折り合わないなら長期の政略で取り込み弱体化なり融和を図ろう」という流れなら、さすが王家だなぁって納得感があるんだが、やったことは仲立ちした婚約を貶めて破棄させた上に、物資が足らなくなったら再婚約の命令とは、そこに至る思考がわからない…

嫡子を基本王都在住の義務で縛ってハニトラで絡めとって王都サイコー王様ゼッタイな価値観に数世代掛けて洗脳するとか、本家に王家サイドの人間を送り込んで影響力を増しつつ聖女を徐々に囲い込んで駒にするとか、強者相手にも色々やりようはありそうなのに…

辺境蔑視に凝り固まって現実が見えていない愚者なんだとしても、何故婚姻の自由を特権で持っている相手に訳のわからない縁組を持ってきたっ!?
せめて惚れ込ませて必ず内部で足場固めせよ位言い含めた人間と縁づけようよ(汗)

感想ありがとうございます。

200年の平和が慢心を生んだ、というのが実際の所です。
辺境蔑視は魔獣の脅威やスタンピード被害を過小評価するようになっていったこと。
貴族だけでなく平民でさえ魔獣の脅威に、国内で一番安全な王都に近い場所に住もうとしているため、辺境を卑ずむようになっていたこととか。 
 
現実が見えていないというか、現実を知らない中央と、常に魔獣の脅威にさらされている辺境との乖離が一番問題なのですが、物理的に距離が離れると、正確な情報が少なくまた楽観的に物事を見る人が増えるので、まあありがちかなと。 

魔法結晶目当てで王族(王弟の息子)と次期当主を婚約させたものの、他領で入手できる分で十分問題なくなったため、辺境なんかに婿入りさせるのが惜しくなって破談に持っていきました。
その過程で辺境の資源や戦力などを分析したものの、既に中央と袂を別つことを検討していた辺境が対策していたために、情報を見誤っています。
そのため考えなしに辺境に対して勝てると思ったわけではないです。一応ですが。

客観的にみると「莫迦だなー」の一言に尽きるのですが、当事者の「イケる!」という感情が暴走すると、こういうことになります。
久しぶりに読み返したくなってやってきました。分かりやすい相関図や地図が追加されていることに今更気づきました

普段私が読んでいるなろう作品の中では短編よりの中編の文量作品なのに、なぜかわすれがたく、設定もしっかりされているこの国々や登場人物の行く末をまだまだ読んでみたくなる作品です。ありがとうございました。

いつか商業化されて、どどんと加筆や番外編が追加されないかと心密かに願っています。
  • 投稿者: にこにこ
  • 女性
  • 2025年 06月02日 09時44分
何度も読んでくださってありがとうございます。すごく嬉しいです。

地図と相関図は、隣国が出てきたり、東西南北の辺境伯家がストーリー上、重要になったりしたため作成しました。
登場人物と貴族家が少々多すぎるのも、わかりにくい原因になっていましたし。

設定はきちんと作り込まないと、早々に破綻するのを身をもって経験しているので、ある程度きっちりするようにしています。
とはいえ中盤くらいから新しくストーリーを追加するのですが。
今回も元々、2章辺境編までで、3章の中央編を書かずに完結する予定でしたが、リクエスト多数により急遽書くことになりました。
完結おめでとうございます。
地図があってよかったです。
王都と隔てていた森は細長かったんですね。
図になるとはっきりわかります。その森の幅をこっそり広めたのだから、攻める方は困っていたんですね。
しかしながら、王都は辺境の軍事をかなり低く見積もっていたのですね。それと、いわゆる平和ボケだったのでしょうね。もう少し現状をリアルタイムで把握していればガチンコの争いになったかもしれませんね。
 王都側は残念でした。
 その様子が、大変よくわかりました。特に王位争いを始めてしまった王位継承者たちの様々がとても面白かったです。
 また、続きか新作が出ましたら読みに来たいと思います。
 素敵なお話ありがとうございました。
感想ありがとうございます。

王都と辺境を隔てている森は、200年前に魔獣のスタンピード跡なので細長く、森から海へと続いています。(レミングの行進みたいな感じです)
途中で国境沿いと王都と辺境の境あたりに分かれてY字になっているのは、その向こうに避難民などが多数いたため、死ぬ気で初代聖女が頑張った結果です。

200年という時間は思っているより長くて、江戸時代後期には馬に乗れない武士の方が多かったなんて話も。
国同士が隣接して人や物の流れがあった時代は遊行や敵対もあったり、それなりに緊張していたのでしょうが、鎖国状態になって内に閉じこめられた結果、「外=森向こう(辺境)」みたいな感じに。


続編の予定はありませんが、新作を書いている最中です。
あと少しで書きあがりそうです。
(多分、今月中に投稿開始できるかと)
楽しみにまっていただけると嬉しいです。
本編完結おめでとうございます。
以前から何回か読んでいたのですが、本編完結していたのは存じませんでした。
辺境と中央の立場の違いや、日々の心配の違い、それが丁寧に語られていて、とても重量のあるお話だと思っていました。
 王国のお話も、これから読んでいきます。
 寒いので、体調にお気をつけてご活躍ください。
感想ありがとうございます。
途中、長い間お待たせしてすみませんでした。
辺境独立モノを書こうと思った時、一番先に、環境の違いによる考えや価値観の乖離が、袂を分かつきっかけになるかなと、動機を考えることでした。

王国の話は一転して、陰謀とかそういったドロドロした権力闘争の話になります。
そして戦闘シーンはやっぱり地味です。
時間軸は辺境独立から開始し、辺境編の完結とほぼ同じくらいの時期に王都編も完結します。
楽しんで読んでいただけると嬉しいです。
四半刻、四半期は分かるけど四半月ってなんじゃらほい。
一週間くらい?
  • 投稿者: don
  • 2025年 01月24日 12時18分
誤字&わかりにく描写ですね。
修正します。
この地図を見ると想像以上に森のでき方がナウシカの腐海の胞子みたいなんなってるんですねぇ。こんなに通った道の線になってるとは。
こっちの方が毒もなんも出さないで、危険生物が出るだけなんで良心的ではありますが。
でもこれ、一度深い森が出来ちゃうと、生息圏が永続で奪われますよね……。
この世界の人類、相当計画的に森を切り進めないと繁栄が難しいですね〜。
多分急に切り過ぎたら森の中が過密になってスタンピートの引き金になりかねない。そしたら3歩進んで10歩下がる事態になってしまう。
  • 投稿者: 猫の湯
  • 2025年 01月24日 11時03分
言われると確かにナウシカの腐海みたいな出来方ですね。
物語の舞台となった国とその南側の国の間は、スタンピード後200年弱かかってようやく接触できた上、大陸西側がどうなっているか不明なままです。
スタンピード以前はほぼ四角の大陸を四分割するような形で国があったのですが。
(「原初の森」と呼ばれる人が立ち入れない深い森は大陸中央のみ広がっていた)

ご指摘通り、スタンピードのきっかけになるため、勢いよく森の木々を伐採すると危険なので、本当に慎重に計画をたててゆっくりとしか森を削れません。
その上、森の向こうがどうなっているか不明なので、行き来ができるようになったら、敵が雪崩れ込んでくる可能性もあり、更に慎重な行動を求められています。

相関図、人物紹介に分かりやすい地図まで本当にありがとうございます!

私の理解力及び想像力の問題で掴みきれなかった物が染み込むように把握できました
作中で森を拡げたと描かれていたのが思っていた以上に大規模で、これほどの思いを王家に対して溜め込んでいたのだ何が何でもが独立して目に物見せてくれるという辺境の方々の怒りと意地が伝わってきて、あれがこうなってこうなったんだとリアルタイムで実感したくなり、もう一度最初から見返したくなったのでさっそく頭から読み直してきます!!

重ねて本当にありがとうございました!
  • 投稿者: 黄金糖
  • 2025年 01月23日 19時19分
「登場人物多すぎ」と先輩作家さんに注意されたことがあるのですが、今回の作品は特にヤバ目な多さだと思います。
自分の作品だからキャラを把握できますが、ほかの方の作品だったら無理で、きっと途中で読むのを諦めたんじゃないかと……。
という訳で、指摘されて直ぐに相関図と人物紹介を書く気になりました。
日付が変わり始めるころに作り始めて、気付いたら始発列車が動く時間でした。
でも最初から読み直してくれる読者がいてくださるなら、作った甲斐があります!

森を拡張したのは、怒りというより防衛目的です。
ワイバーンでないと越えにくい森を作ることで、より安全になります。
森拡張後に2度の戦役があったので、結局、より安全性を高めるために崖を作りましたが。
崖はそれなりの幅があり、実は頭頂部のすぐ下に兵士が常駐するスペースになってます。
そんな訳で中央側から何らかのアクションがあれば、接触可能だったりします。



地図を見て思ったのですが、交流があった頃は7割の塩の産地で、王都の方に海は無し…

崖作ったあとの王都は塩どーしたのでしょう?魔石とかより塩の方が大変ではないですか?
3割の産地に増産させたかな?
  • 投稿者: くろ
  • 2025年 01月23日 16時41分
1割岩塩で1割は海水からです。
残りの1割はオリオール伯爵家で海水から作っており、近隣の村で消費。
独立後の中央は海水8割、岩塩2割ほど。
旧バルト辺境伯領の一番海に近い辺りで海水が汲めます。
(地図だと北部の河川の河口上流まで森っぽいですが、ギリ海に面しているってことで!)
独立以前からバルト辺境伯(旧)でも海水による塩の精製が行われています。
独立前夜には、塩がヤバいことに気付いて増産の命令が出ています。

独立後の辺境ではマンティアルグ辺境伯産の塩が余りますが、
若干の減産のほか、キエザ辺境伯を通じて隣国に輸出。

隣国では辺境諸侯で海に面してるのが国の南端にある領のみ。内陸のキエザ辺境伯領では中央派の隣の領から塩を買ってましたが、緊張により若干、塩不足気味になったのが解決しました。
(不審がられないように南の領からの買い付け増額とか、徐々に隣からの購入量減額とか)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 Next >> 
↑ページトップへ