感想一覧
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[良い点]
心配させないように旅の話したらキレられたでござるの巻。
[気になる点]
パウロよ、お前の息子はまだ11歳なんだぜ。
[一言]
フラストレーションはカタルシスに至る為の材料だと思いますので、現状の風呂敷をどう畳むかが作者様の手に掛かっていると思います(ドヤッ!
お気楽過ぎ、とか期待し過ぎ、なんてのは外野の意見に過ぎない訳で、確かにこれは親子喧嘩って感じがします。
※但し年齢は気にしない
心配させないように旅の話したらキレられたでござるの巻。
[気になる点]
パウロよ、お前の息子はまだ11歳なんだぜ。
[一言]
フラストレーションはカタルシスに至る為の材料だと思いますので、現状の風呂敷をどう畳むかが作者様の手に掛かっていると思います(ドヤッ!
お気楽過ぎ、とか期待し過ぎ、なんてのは外野の意見に過ぎない訳で、確かにこれは親子喧嘩って感じがします。
※但し年齢は気にしない
おかしい、ちょこっと親子で喧嘩させただけなのに、すごい事になった。
ヤバイ、広げた風呂敷が思った以上にでかかった、ヤバイ。
そんな気持ちです。
ヤバイ、広げた風呂敷が思った以上にでかかった、ヤバイ。
そんな気持ちです。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時57分
[良い点]
エリスがかわいい
ルイジェルドが大人~
[一言]
はじめまして、ちょっと前に見つけて一気に読みました。現在は胸が痛む展開ですが、非常に面白かったです。
怒涛の感想返しお疲れ様です。(←と言いつつ増やしてスマヌ
親不孝を悔いてるヒキニートの記憶を持ってるからこそ、心配させたくなくて大変だったことは省き、
何も出来なかったヒキニートの記憶を持ってるからこそ、ちゃんと出来たことを褒めて欲しくてことさら脳天気に話したように見えます。
これって何気にルーデウス初の甘えのような…?
おもえばエリスは完全に「守るべき相手」で、ルイジェルドは「対等な仲間」。甘えられるような関係ではありません。
過酷な場所で大人として気を張ってたのが、父親(甘えていい相手)と再会したらはしゃぐのも無理は無いと思います。
団員はビキニさんを侮辱したから怒ったということですが、そもそもゲスな勘ぐりをしたのはパウロの方です。
仲間が知らない誰かを侮辱するのはよくて、他人が仲間を侮辱するのはダメなんですか?
どこのガキだそれは。
とは言えルーデウスも家族のことを真っ先に聞けよと思いますが。
エリスがかわいい
ルイジェルドが大人~
[一言]
はじめまして、ちょっと前に見つけて一気に読みました。現在は胸が痛む展開ですが、非常に面白かったです。
怒涛の感想返しお疲れ様です。(←と言いつつ増やしてスマヌ
親不孝を悔いてるヒキニートの記憶を持ってるからこそ、心配させたくなくて大変だったことは省き、
何も出来なかったヒキニートの記憶を持ってるからこそ、ちゃんと出来たことを褒めて欲しくてことさら脳天気に話したように見えます。
これって何気にルーデウス初の甘えのような…?
おもえばエリスは完全に「守るべき相手」で、ルイジェルドは「対等な仲間」。甘えられるような関係ではありません。
過酷な場所で大人として気を張ってたのが、父親(甘えていい相手)と再会したらはしゃぐのも無理は無いと思います。
団員はビキニさんを侮辱したから怒ったということですが、そもそもゲスな勘ぐりをしたのはパウロの方です。
仲間が知らない誰かを侮辱するのはよくて、他人が仲間を侮辱するのはダメなんですか?
どこのガキだそれは。
とは言えルーデウスも家族のことを真っ先に聞けよと思いますが。
はい、お疲れ様です。
ま、喧嘩に関してはお互い様という所ですね。
パウロの方が悪い所は多いですが。
ま、喧嘩に関してはお互い様という所ですね。
パウロの方が悪い所は多いですが。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時55分
[一言]
こんにちは。
『本質的には抑制の効かない小物が精一杯立派な人物になろうと足掻いているけどちょくちょくぼろが出ちゃう。特に女性が絡むと救いようのないほどの下司』
…というのは恐らくは主人公の自画像であるとともに、主人公に親しみを持たせたり、ともすれば重くなりそうな展開の目先を誤魔化すためのツールとして作者さんによって利用されている人物造形なのだと理解しています。例えば主人公の目つきがいやらしいからエロ認定される、みたいなシーンが話の緩衝材代わりに毎回のように登場していたり。
とはいえ、「世にあるすべてのものに性的要素を見出し、すべてのものにそういった目を向けてしまい、結果四六時中発情している」、なんてのは実のところ全く特殊な点のない、標準的で典型的な10代性少年そのものの姿に過ぎないわけです。この世界の性的モラルのレベルからしても、視線がいやらしい程度の事は周囲から良くある普通のエロガキ扱いされて受け流されるのが当然のように思うのですよね。「発情の臭い」を発しているだけで罪人扱いされちゃうなんてことになれば、ボクも私も世の人族10代青年男性はほとんど全員引っかかっちゃうわけで。むしろ「主人公だけが」そういう振る舞いをしているかのような描写を見る度、「そんなはずぁないんじゃない?」と思ってました。
そういった意図的に歪められた描写や、他人には見えないはずの主人公のモノローグを通じてなされる印象操作と言った要素を除外して判断するなら、真水の主人公というのは「エロ事に興味津々なお年頃ではあるが、直接的な性的行動に対してはオクテな、本質的には過剰なまでに内省的で生真面目な人物」ですよね。むしろ立派すぎて気持ちが悪いと受け止められるような類の。
実際の行動に即して当てはめ直した場合、冒頭の評価というのは主人公じゃなくてむしろその父親の方に与えられるのが相応しいのですよね。実のところ。(主人公は所詮軽犯罪者ですが父親は立派な、恐らくはこの性に関する法的規制の緩そうな世界にあってすら、場合によっては断罪されていても不思議でないレベルの性犯罪者ですからね)。そんな人がその身の丈以上のことを2年近く、しかも最愛の女性は見つからぬまま続けてきたわけで(と言っても最愛の娘は手元に居て、それこそがこれまで彼が致命的に折れずにやってこれた理由なのでしょうが)、すっかり擦り切れて疲れ果ててしまうのは無理もありません。そんな心神耗弱した彼が「最愛の人と身一つで逃げてくる」ことを許されていた、ある意味で気楽な立場の主人公と再会した時、感情のすれ違いから悲劇が起こるというのはまあ、いかにもありそうな話ではあります。
とはいえ社会的には11歳の息子とされる人物との再会にあたって、彼を対等な大人扱いするだけなら良いのですが、ほとんど全能の神扱いしてありえない期待を積み上げた挙句、その理想像と違っていると非を鳴らす姿というのは、さすがに情けなさの度を超えちゃってます。これでは「親子喧嘩」じゃなくて「子親喧嘩」に見えるわけで、描写として明らかに行き過ぎてしまったように思います。
*(この「対等扱いしているように見えて実は超人扱いしちゃっているのにそのことに致命的なまでに無自覚」というのは、パウロだけじゃなくてルイジェルドにも見られる傾向ですね。パウロがこんなにも擦り切れてしまうまで主人公が遅参してしまうに至った理由、特にウェンポートからミリスに至るまでこれほどまでに時間が掛かった原因は殆ど全面的に彼にあるはずなのに、「親子喧嘩に口をはさむな」という尤もらしい口実を盾に己のとるべき責任を、少なくともこの話の時点では主人公に対する過剰な信頼と期待を根拠に丸投げしているわけですから。というか、獣族の集団に囚われても自力で解決するのが当然と思うような過剰なまでの信頼があるなら、そもそも彼は何のために行動を共にしているのか理解できないんですが)
つまりこの後また従前のように「主人公がお釈迦のごとく全てを受け入れることでなんとなく関係が修復される」展開に持ち込むには、ちょっと手酷すぎるレベルで失敗してしまっているんじゃなかろうかと。この話が「パウロが主人公として成長する物語」というのならともかく、主人公でない人物、しかも一般的には「超えるべき存在」として存在する父にあたる人物がそういう踏み越えをやってしまった結果、彼にはテム・レイばりに退場もしくは死亡フラグが立っちゃったんじゃないかと。おそらく作者さんにそういう意図はないだろうとは思うのですが。
そんなわけで正直、難所にわざわざ足を踏み入れてしまった感があります。前回の獣人がらみで「不自然な窮地を全部主人公におっかぶせて有耶無耶に解決する」という、しこりの残る手法をとったばかりですから、その印象も覚めやらぬうちにまたスッキリしない結末しか存在しないような展開を作るというのは…。その前回の顛末こそが主人公の「遅刻」の直接の原因のひとつであるだけに尚更です。
この小説は、読者から見ればキャラクター小説として大変よく出来た作品ですから、敢えてそんな不自然な山を盛らなくても十分人の目は惹きつけることが出来るのに勿体無いなあと言うのが率直な感想です。勿論「論理的に考えればこの時点でこの2人がこういう形で再会すればこういう展開になるよな」というのは理解出来るし、この場を例えば「親を乗り越えて自立する主人公」みたいなひとつの物語の山場、重大な転機を迎えるにあたってどうしても必要なシーンとして描くなら、このやるせないもやもやも必要な葛藤として受け止めることが出来ますし、評価できないこともないんですが。その場合は獣人の方の、それこそ何の意味もなかったストレス展開を削って、2連続でこういう流れを作ってしまう愚を避けるべきではなかったかなと。
こんにちは。
『本質的には抑制の効かない小物が精一杯立派な人物になろうと足掻いているけどちょくちょくぼろが出ちゃう。特に女性が絡むと救いようのないほどの下司』
…というのは恐らくは主人公の自画像であるとともに、主人公に親しみを持たせたり、ともすれば重くなりそうな展開の目先を誤魔化すためのツールとして作者さんによって利用されている人物造形なのだと理解しています。例えば主人公の目つきがいやらしいからエロ認定される、みたいなシーンが話の緩衝材代わりに毎回のように登場していたり。
とはいえ、「世にあるすべてのものに性的要素を見出し、すべてのものにそういった目を向けてしまい、結果四六時中発情している」、なんてのは実のところ全く特殊な点のない、標準的で典型的な10代性少年そのものの姿に過ぎないわけです。この世界の性的モラルのレベルからしても、視線がいやらしい程度の事は周囲から良くある普通のエロガキ扱いされて受け流されるのが当然のように思うのですよね。「発情の臭い」を発しているだけで罪人扱いされちゃうなんてことになれば、ボクも私も世の人族10代青年男性はほとんど全員引っかかっちゃうわけで。むしろ「主人公だけが」そういう振る舞いをしているかのような描写を見る度、「そんなはずぁないんじゃない?」と思ってました。
そういった意図的に歪められた描写や、他人には見えないはずの主人公のモノローグを通じてなされる印象操作と言った要素を除外して判断するなら、真水の主人公というのは「エロ事に興味津々なお年頃ではあるが、直接的な性的行動に対してはオクテな、本質的には過剰なまでに内省的で生真面目な人物」ですよね。むしろ立派すぎて気持ちが悪いと受け止められるような類の。
実際の行動に即して当てはめ直した場合、冒頭の評価というのは主人公じゃなくてむしろその父親の方に与えられるのが相応しいのですよね。実のところ。(主人公は所詮軽犯罪者ですが父親は立派な、恐らくはこの性に関する法的規制の緩そうな世界にあってすら、場合によっては断罪されていても不思議でないレベルの性犯罪者ですからね)。そんな人がその身の丈以上のことを2年近く、しかも最愛の女性は見つからぬまま続けてきたわけで(と言っても最愛の娘は手元に居て、それこそがこれまで彼が致命的に折れずにやってこれた理由なのでしょうが)、すっかり擦り切れて疲れ果ててしまうのは無理もありません。そんな心神耗弱した彼が「最愛の人と身一つで逃げてくる」ことを許されていた、ある意味で気楽な立場の主人公と再会した時、感情のすれ違いから悲劇が起こるというのはまあ、いかにもありそうな話ではあります。
とはいえ社会的には11歳の息子とされる人物との再会にあたって、彼を対等な大人扱いするだけなら良いのですが、ほとんど全能の神扱いしてありえない期待を積み上げた挙句、その理想像と違っていると非を鳴らす姿というのは、さすがに情けなさの度を超えちゃってます。これでは「親子喧嘩」じゃなくて「子親喧嘩」に見えるわけで、描写として明らかに行き過ぎてしまったように思います。
*(この「対等扱いしているように見えて実は超人扱いしちゃっているのにそのことに致命的なまでに無自覚」というのは、パウロだけじゃなくてルイジェルドにも見られる傾向ですね。パウロがこんなにも擦り切れてしまうまで主人公が遅参してしまうに至った理由、特にウェンポートからミリスに至るまでこれほどまでに時間が掛かった原因は殆ど全面的に彼にあるはずなのに、「親子喧嘩に口をはさむな」という尤もらしい口実を盾に己のとるべき責任を、少なくともこの話の時点では主人公に対する過剰な信頼と期待を根拠に丸投げしているわけですから。というか、獣族の集団に囚われても自力で解決するのが当然と思うような過剰なまでの信頼があるなら、そもそも彼は何のために行動を共にしているのか理解できないんですが)
つまりこの後また従前のように「主人公がお釈迦のごとく全てを受け入れることでなんとなく関係が修復される」展開に持ち込むには、ちょっと手酷すぎるレベルで失敗してしまっているんじゃなかろうかと。この話が「パウロが主人公として成長する物語」というのならともかく、主人公でない人物、しかも一般的には「超えるべき存在」として存在する父にあたる人物がそういう踏み越えをやってしまった結果、彼にはテム・レイばりに退場もしくは死亡フラグが立っちゃったんじゃないかと。おそらく作者さんにそういう意図はないだろうとは思うのですが。
そんなわけで正直、難所にわざわざ足を踏み入れてしまった感があります。前回の獣人がらみで「不自然な窮地を全部主人公におっかぶせて有耶無耶に解決する」という、しこりの残る手法をとったばかりですから、その印象も覚めやらぬうちにまたスッキリしない結末しか存在しないような展開を作るというのは…。その前回の顛末こそが主人公の「遅刻」の直接の原因のひとつであるだけに尚更です。
この小説は、読者から見ればキャラクター小説として大変よく出来た作品ですから、敢えてそんな不自然な山を盛らなくても十分人の目は惹きつけることが出来るのに勿体無いなあと言うのが率直な感想です。勿論「論理的に考えればこの時点でこの2人がこういう形で再会すればこういう展開になるよな」というのは理解出来るし、この場を例えば「親を乗り越えて自立する主人公」みたいなひとつの物語の山場、重大な転機を迎えるにあたってどうしても必要なシーンとして描くなら、このやるせないもやもやも必要な葛藤として受け止めることが出来ますし、評価できないこともないんですが。その場合は獣人の方の、それこそ何の意味もなかったストレス展開を削って、2連続でこういう流れを作ってしまう愚を避けるべきではなかったかなと。
- 投稿者: yamamotomaya
- 2013年 02月10日 20時02分
そうですね、獣人の方は明らかな失敗です。
最初はあっちの方は鬱展開のつもりで書いていたわけではないんですが……。
難しいものです。
最初はあっちの方は鬱展開のつもりで書いていたわけではないんですが……。
難しいものです。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時53分
[良い点]
思わず感情移入してしまって、パウロに言い返したくなったw
[一言]
パウロが息子に、過剰な期待を持っていたのはともかく、期待はずれでガッカリしてしまったことを行動に現したのは残念なところですねぇ。
酔っ払ってたからと思いたいですが、パウロも完全な人間ではないと言うことなんでしょうか。
もっと良く出来た親ならば、まずは生きていたことをこそ喜んで、不十分な点はあとで叱るでしょう。
そんな心遣いは母親の領分なのかも知れませんが、現時点では居ない分、パウロの父親としての異常さが浮き上がってしまってます。
パウロの周りの人間も、事情を少しは知っているならばルーデウスのことをもっと気に掛けてあげるのが自然かな~。
若い人しか居ないならば、フォロー出来なくてもある程度仕方ないですが、ルーデウスがカワウソウ…
思わず感情移入してしまって、パウロに言い返したくなったw
[一言]
パウロが息子に、過剰な期待を持っていたのはともかく、期待はずれでガッカリしてしまったことを行動に現したのは残念なところですねぇ。
酔っ払ってたからと思いたいですが、パウロも完全な人間ではないと言うことなんでしょうか。
もっと良く出来た親ならば、まずは生きていたことをこそ喜んで、不十分な点はあとで叱るでしょう。
そんな心遣いは母親の領分なのかも知れませんが、現時点では居ない分、パウロの父親としての異常さが浮き上がってしまってます。
パウロの周りの人間も、事情を少しは知っているならばルーデウスのことをもっと気に掛けてあげるのが自然かな~。
若い人しか居ないならば、フォロー出来なくてもある程度仕方ないですが、ルーデウスがカワウソウ…
そうですね、あの場にアルフォンスかギースがいれば、あそこまでこじれませんでした。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時48分
[良い点]
親子でなければできない喧嘩ですね。ルイジェルドやエリスがいたことでルーデウスが客観的に自分をみれるようになったことがわかります。
[一言]
更新楽しみにしてます。ご自分のペースでゆっくり書いてください。
親子でなければできない喧嘩ですね。ルイジェルドやエリスがいたことでルーデウスが客観的に自分をみれるようになったことがわかります。
[一言]
更新楽しみにしてます。ご自分のペースでゆっくり書いてください。
ありがとうございます。
ゆっくりいきましょう。
ゆっくりいきましょう。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時46分
[一言]
更新有難うございます^ ^
パウロの気持ちも、わかりますねぇ{(-_-)}
とはいえ読んでてなんだかモヤモヤしてたのですが、自分のなかの謎が解けました!
(以下自分の思考。一応書きますが駄文ですのでおきになさらず)
パウロが自分の息子に過剰な期待をしている処がモヤッとしていたのでした。「自分の息子」に「おまえならもっとやれただろう!」という台詞を言ってしまう。これはパウロ自身の精神が成熟しきれていない(これは当たり前のことではあると思いますが)から言ってしまったのでしょう。(それと頑張っても報われない遣る瀬無さからの発露)
だけれど(ルーデウスの視点で見ている僕からすれば)、彼が「上手くやれた」のは転生によるチートのみではなく努力による部分も多分にあるので「こいつも努力してたんだよぉ」となったのでしょう。
まあ、「普通」なら運に支えられても「言葉が通じない大陸」では生きられないと。それが何とかなったのは事前に別言語を学んでいた彼の努力の結果に依るところが大きい。
自分の辛さに耐えきれなかったパウロの気持ちはわかるのですが、それでも「自分の息子」は「努力の結果」「運を引き寄せた」ので生き延びたのだと考えられず(余裕がなく)、「おまえならもっとやれただろう!」という台詞を言ってしまったところにパウロの精神の未成熟さをみてモヤッとしたのでした。
つまり「いい年なんだから成長しろよ。子どももいるのに、昔と同じようなミスしてるじゃないか…」となったのでしょうねぇ…
(まあ、これからパウロも成長するかもしれませんが笑)(それに、『できた』人間ばかりってのもおかしくて、むしろあれくらいが普通なのかもしれないですしねぇ。飽くまで僕自身が「気になった」理由ですので)
こういうモヤッとした直観の結果、衝動的に
「おまえは自分の息子を『お前なら大丈夫』って勝手に思い込んで探しもしなかったよね。なのに息子には「やれ」というのか。何処までひとに期待するんだよ…」とか「お前が冒険者時代に『上手く』やってたら人も集まっていまより良い結果だったんじゃないか?」とか「自分は『いざ』のための準備になにをしたの?」とかの発言が思い浮かんだのでしょう(無意識にこんなことを思いつつ…いや、だがそこは自分の気にかかる本質ではないと思って上記に至る笑)
うむ、なるほど納得!(自分で整理できた)
…そして、パウロの過去ばなしがあったってことは「こういうタイプ」の反応を作者さんが狙ったのでは…
とか考えるとちょっと楽しいです^ ^
続き楽しみにしてます!いろいろ妄想を膨らませたりしながら楽しませてもらいますね
「理不尽」なものにどう立ち向かうのか、とかやるのかなぁ(ワクワク
更新有難うございます^ ^
パウロの気持ちも、わかりますねぇ{(-_-)}
とはいえ読んでてなんだかモヤモヤしてたのですが、自分のなかの謎が解けました!
(以下自分の思考。一応書きますが駄文ですのでおきになさらず)
パウロが自分の息子に過剰な期待をしている処がモヤッとしていたのでした。「自分の息子」に「おまえならもっとやれただろう!」という台詞を言ってしまう。これはパウロ自身の精神が成熟しきれていない(これは当たり前のことではあると思いますが)から言ってしまったのでしょう。(それと頑張っても報われない遣る瀬無さからの発露)
だけれど(ルーデウスの視点で見ている僕からすれば)、彼が「上手くやれた」のは転生によるチートのみではなく努力による部分も多分にあるので「こいつも努力してたんだよぉ」となったのでしょう。
まあ、「普通」なら運に支えられても「言葉が通じない大陸」では生きられないと。それが何とかなったのは事前に別言語を学んでいた彼の努力の結果に依るところが大きい。
自分の辛さに耐えきれなかったパウロの気持ちはわかるのですが、それでも「自分の息子」は「努力の結果」「運を引き寄せた」ので生き延びたのだと考えられず(余裕がなく)、「おまえならもっとやれただろう!」という台詞を言ってしまったところにパウロの精神の未成熟さをみてモヤッとしたのでした。
つまり「いい年なんだから成長しろよ。子どももいるのに、昔と同じようなミスしてるじゃないか…」となったのでしょうねぇ…
(まあ、これからパウロも成長するかもしれませんが笑)(それに、『できた』人間ばかりってのもおかしくて、むしろあれくらいが普通なのかもしれないですしねぇ。飽くまで僕自身が「気になった」理由ですので)
こういうモヤッとした直観の結果、衝動的に
「おまえは自分の息子を『お前なら大丈夫』って勝手に思い込んで探しもしなかったよね。なのに息子には「やれ」というのか。何処までひとに期待するんだよ…」とか「お前が冒険者時代に『上手く』やってたら人も集まっていまより良い結果だったんじゃないか?」とか「自分は『いざ』のための準備になにをしたの?」とかの発言が思い浮かんだのでしょう(無意識にこんなことを思いつつ…いや、だがそこは自分の気にかかる本質ではないと思って上記に至る笑)
うむ、なるほど納得!(自分で整理できた)
…そして、パウロの過去ばなしがあったってことは「こういうタイプ」の反応を作者さんが狙ったのでは…
とか考えるとちょっと楽しいです^ ^
続き楽しみにしてます!いろいろ妄想を膨らませたりしながら楽しませてもらいますね
「理不尽」なものにどう立ち向かうのか、とかやるのかなぁ(ワクワク
謎が解けてよかった。
あの世界には、ルーデウスがどれだけ本気で修行しても絶対に勝てないレベルの相手がゴロゴロしていますからね。
そういうのを知恵と勇気と友情でなんとかする話、ってのはちょっと考えています。
あの世界には、ルーデウスがどれだけ本気で修行しても絶対に勝てないレベルの相手がゴロゴロしていますからね。
そういうのを知恵と勇気と友情でなんとかする話、ってのはちょっと考えています。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時45分
[一言]
ルイジェルドに1年半鍛えられた今のエリスなら止められなければ、
パウロはぶっ殺されはしないだろうが(そのぐらいの理性はあるだろう)半殺しにはされるたんだろうな。
ルイジェルドに1年半鍛えられた今のエリスなら止められなければ、
パウロはぶっ殺されはしないだろうが(そのぐらいの理性はあるだろう)半殺しにはされるたんだろうな。
エリスは殺しますよ。
そもそも10歳の誕生日に顔出さなかった事でも憤りを感じてるんです。
完全に父親失格、救いがたいクズ、ルーデウスの許しがたい怨敵、みたいに考えています。
なので、彼女は、やります。
そもそも10歳の誕生日に顔出さなかった事でも憤りを感じてるんです。
完全に父親失格、救いがたいクズ、ルーデウスの許しがたい怨敵、みたいに考えています。
なので、彼女は、やります。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時37分
[一言]
ちょっと展開が無理矢理に感じました
大人だと信頼してたのに裏切られたからパウロ切れたみたいな感じだけど
大人だと思ってたなら、心配させないように話したんじゃないかと考えられなかったんだろうか、と
ちょっと展開が無理矢理に感じました
大人だと信頼してたのに裏切られたからパウロ切れたみたいな感じだけど
大人だと思ってたなら、心配させないように話したんじゃないかと考えられなかったんだろうか、と
- 投稿者: 退会済み
- 2013年 02月10日 18時17分
管理
そうですね、正直、作者としてもこの無理矢理感を解消できなかったので、凹んでいます。
第三者視点で書けばよかったのかもしれない。
第三者視点で書けばよかったのかもしれない。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時35分
[良い点]
盛り上がってまいりました。
活動報告を読んだのでほっとしましたが、今回の件でルーデウスは成長できるんでしょうか?早く続きが読みたいです。
[気になる点]
他の読者さんの感想で、パウロの評価がものすごく低い点。
パウロってそんなに言うほど屑なんでしょうか?
[一言]
パウロから見たら、
自分の使える伝手の全を頼って、取れる手段ギリギリの所まで取って、ノルンには飲んだくれても弱みは見せない様にして、捜索隊の団長として神経すり減らして、決して高くない自分の能力を自覚しながら、必死に家族のために行方不明者のために頑張ってきたのに。
自慢の息子ならきっとうまくやっていてくれてるという信頼が裏切られた形になってしまったため。
まあ、酒も入ってるし、年の割にはすごい大人びた考えができてあんだけ優秀だったんだから嫌味や小言を言いたくもなるでしょう、普通(一人前として扱ってるんだし)。
んで、嫌味を言ったら言ったで、どれだけ浮気したんだ?と家族との絆を貶される事を、やっと巡り会えた息子が口にする。そら、手の一つや二つあげたくもなるわ。
今回のことで、ルーデウスは家族に対して、実はかなり薄情なのではないかと思いました。
普段から心の中でパウロと名前で呼んでますし、父親としてではなくパウロという個人としてしか見てない節があります。殴られた時も『おやじ』とかじゃなくて『パウロ』って言っちゃってますし。
他にも、パウロに会った時点で、他の家族はどうしたのかと聞かなかったり、ブエナ村も被害に遭っていると聞いても家族の心配ではなく、真っ先に他人(シルフィ)の心配をしたりと、家族に関してとっさの時に自然と出てこないんですよね、転生ゆへの弊害なんでしょうか?
こういった事も後々、成長して解消されて行くのでしょうか?期待しております。
盛り上がってまいりました。
活動報告を読んだのでほっとしましたが、今回の件でルーデウスは成長できるんでしょうか?早く続きが読みたいです。
[気になる点]
他の読者さんの感想で、パウロの評価がものすごく低い点。
パウロってそんなに言うほど屑なんでしょうか?
[一言]
パウロから見たら、
自分の使える伝手の全を頼って、取れる手段ギリギリの所まで取って、ノルンには飲んだくれても弱みは見せない様にして、捜索隊の団長として神経すり減らして、決して高くない自分の能力を自覚しながら、必死に家族のために行方不明者のために頑張ってきたのに。
自慢の息子ならきっとうまくやっていてくれてるという信頼が裏切られた形になってしまったため。
まあ、酒も入ってるし、年の割にはすごい大人びた考えができてあんだけ優秀だったんだから嫌味や小言を言いたくもなるでしょう、普通(一人前として扱ってるんだし)。
んで、嫌味を言ったら言ったで、どれだけ浮気したんだ?と家族との絆を貶される事を、やっと巡り会えた息子が口にする。そら、手の一つや二つあげたくもなるわ。
今回のことで、ルーデウスは家族に対して、実はかなり薄情なのではないかと思いました。
普段から心の中でパウロと名前で呼んでますし、父親としてではなくパウロという個人としてしか見てない節があります。殴られた時も『おやじ』とかじゃなくて『パウロ』って言っちゃってますし。
他にも、パウロに会った時点で、他の家族はどうしたのかと聞かなかったり、ブエナ村も被害に遭っていると聞いても家族の心配ではなく、真っ先に他人(シルフィ)の心配をしたりと、家族に関してとっさの時に自然と出てこないんですよね、転生ゆへの弊害なんでしょうか?
こういった事も後々、成長して解消されて行くのでしょうか?期待しております。
ルーデウスにとって家族ってのは裏切る者ですからね。
一歩ひいた位置で見ているのは間違いないです。
そして、それが改善されるのは、もっと後になります。
と書くと、色々詰め込みすぎたなー、と反省する……
一歩ひいた位置で見ているのは間違いないです。
そして、それが改善されるのは、もっと後になります。
と書くと、色々詰め込みすぎたなー、と反省する……
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時33分
[一言]
恐らく土地勘のあるロキシーですら魔大陸南端に到達するまで半年ばかりかかっているわけですよね。
基本的に馬、徒歩、内航船しかないと思われる世界でこの速度は驚異的ではないかと。
ちなみに現実ですと、快速帆船によるイギリス-中国航路は最速115日です(紅茶を運ぶ帆船だったのでティークリッパーと呼ばれる)。
徒歩1日40km、180日のうち120日を移動に当てたとして4800km、地球の周長の10分の1強でしかなく、馬を使い1日100kmとしても12000km、ようやく4分の1を踏破する程度、魔大陸一番乗りはロキシーで、ルーデウス出港時にはウェンポートまで情報が来ていなかったというのはありそうです。
恐らく土地勘のあるロキシーですら魔大陸南端に到達するまで半年ばかりかかっているわけですよね。
基本的に馬、徒歩、内航船しかないと思われる世界でこの速度は驚異的ではないかと。
ちなみに現実ですと、快速帆船によるイギリス-中国航路は最速115日です(紅茶を運ぶ帆船だったのでティークリッパーと呼ばれる)。
徒歩1日40km、180日のうち120日を移動に当てたとして4800km、地球の周長の10分の1強でしかなく、馬を使い1日100kmとしても12000km、ようやく4分の1を踏破する程度、魔大陸一番乗りはロキシーで、ルーデウス出港時にはウェンポートまで情報が来ていなかったというのはありそうです。
- 投稿者: Haggis-Animagus
- 30歳~39歳 男性
- 2013年 02月10日 17時47分
ウェンポートまで情報がきていない、そう設定するのが一番楽ですね。
ただ、少なくともパウロは一年以内にミリスにたどり着いて、極めて短い期間で心が折れた計算になります。困った男です。
正直、そのへんの距離や日数に関する話は深く掘り下げると、間違いなく作者が不幸になりますね。
魔大陸で飛ばした時間を1年ではなく二年にしておけばよかったと後悔しています。
ただ、少なくともパウロは一年以内にミリスにたどり着いて、極めて短い期間で心が折れた計算になります。困った男です。
正直、そのへんの距離や日数に関する話は深く掘り下げると、間違いなく作者が不幸になりますね。
魔大陸で飛ばした時間を1年ではなく二年にしておけばよかったと後悔しています。
- 理不尽な孫の手
- 2013年 02月10日 20時30分
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