感想一覧

　感想ありがとうございます。
「遺留品」はサイズこそ可愛らしけれ、やり口はかなり執拗でえげつないですよね。実際やられたら俺はきっとブチキレてます。
　でも何でも小さいおっさんにするのはやめてください。分別のつかない可愛い妖精さんかもしれないですから。構って欲しいだけの素直になれない女の子かもしれないですから！

「二番煎じ」。
　下敷きとなった民話『猿の生き肝』は騙されたクラゲがかわいそうな感じなのですが、逆に騙されてやらないと食べられる側がかわいそうになるという。
　悔やむのは祖父ちゃんほどの閃きを持たなかった事か、祖父ちゃんによく似てしまった事か。
　残酷めくオチにしましたが、どこか間の抜けた感じも出せていたら幸いと思っておりました。親近感を抱いていただけたのなら嬉しいです。

　感想ありがとうございます。
　話数の滅法多い本作でありますので、最新話に追いつくまでお読みくださった事にまず御礼申し述べたく思います。楽しくご高覧いただけたのならよいのですが。

　短編は読了後の余韻が最も大事だろうと考えております。そこから文末の、或いは行の隙間の事柄に想像を巡らせてもらえたならいいな、と。
　なので結びに関しては腐心するところでありまして、そこをお褒めに与れたのも嬉しい限り。
　
　以後もご期待に添えますよう、精進して続けていくつもりですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

　感想ありがとうございます。
　今回の「口にチャック」は心理的や物語構造的にひねりの少ない直球ものでしたので、出来としてはどうかなの感があったのですが、きゅんとしていただけたとの事で安堵しまいた。
　マイバッグにどんな代物があるかはあまり詳しくないので革製でチャックつき以外の詳しいイメージはしていませんでしたが、多分バーキンタイプの一回り大きいブツだと思います。肘くらいまでは一口でいけそうな感じです。

　感想ありがとうございます。折角の行事なんで、ちょいと乗っかってみたりしました。
　この飴、拾うだけ拾って食べれない人は一定数いそうですね。だけど人様の持ち物に忍ばせるとは悪辣な。
　でも悪事を徹底できない辺りにカラスウリさんの善性っぷりが伺える気がします。俺と同じで汚れのない善人なのでありましょう。ええ、俺と同じで！

　感想ありがとうございます。万圣节快乐は「ハッピーハロウィン」でいいのかしらん？
　飛び散った飴には何種類の味があったんでしょうね。流石に石鹸味やらミミズ味やらはなかったと信じたいところです。
　そして持ち帰ったはいいけど食べられない人、勢いで食べてから「大丈夫だよな？」と不安になる人、ポケットに放り込んだまま忘れ去って選択される人と、この後の行動にも性格が出そう。
　食わず嫌いをなしでガンガン食べる姿勢は好ましいところですけれど、配布元の怪しいお菓子にはご注意ください。何より奴ら、太る元ですし。

　感想ありがとうございます。
　この二話はどちらも「見つけてはいけないものを見てしまった」系の話なのですが、印象は大分異なる話でもあろうなあと思っておりました。双方とも好みと仰っていただけて幸福です。
　でも「みつけてみたい」はある意味想定外でした。自宅の床下にこんなの居たら嫌だなとか、もしこんなのが自分の家に這い込んでくのを見ちゃったら嫌だなとか、そういう想像をさせたかったのに！

　感想ありがとうございます。
　枯山水は見立てで山水を作るものですから、異界に繋がりやすくなったりするのでしょう。お寺さんは聖域って気がしますから、その空気もあって、きっと。
「忘れない」の方の獣は人魚を食べて寿命を延ばした尼さんの如く、人肉で長生きになっちゃった系の何かです。もうただの獣ではない感じですけど、でも知能は高くなくてやってる事は昔のままという。

　感想ありがとうございます。
　お揃いの椅子で王様気分に揺れてるのが二名ほどおりますので、限定せずにこのタイトルでありました。
　座り心地はきっと折り紙つきなのです。
　

　感想ありがとうございます。
　神罰でも仏罰でもなく、これは人罰といった感じかもですね。
　周りの人からの悪意か、自分の振る舞いが毒を成したか。いずれにせよ人の業の果てでございましょう。

実は『奇』は大体1、2ヶ月分をまとめ書きしていたりなのです。今回の話もひと月以上前のものであったりするのです。
というわけで、残念だったな、それは残像だ。