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[良い点]
アッー!
鵜狩さんww どうしたんですかwww
[一言]
笑ったwww
だいたいこの手の幽霊って犯罪ですよね! いや、変態か? う○こまみれの中に潜んで用を足す人の尻を撫でるなんて、なかなかの上級者である。
クラシックスタイルの手洗いは嫌ですなぁ。お釣りが来るんだよね、あれ。いいタイミングで…。
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2013年 12月20日 10時31分
 ど、どうもしてませんよ! ナニかに目覚めたりしてませんよ! マジですってマジマジ。正気と書いてマジ。この目を見ろ(目をそらしながら)。
 草食系がどうのと取り沙汰される昨今ですが、仮令肉食でも、腐ったものは食べないと思います。

 冗談口はともあれ、これは「一計を案じて人に嫌な事をする両者をまとめて成敗する」という話なのです。
 和尚さんが山姥を騙して豆に化けさせて餅にくるんで食べてしまう、みたいな。なのにどうしてこうなった。どうしてこんな評価になった。
 でもこんな雰囲気の話も好きなので、笑っていただけたなら何よりです。

 上級者。
 言われてみるとトイレの怪ってのは、レベルが高い気がします。どういう趣味だ。高すぎてもうついていけません。

 お釣り。
 山とか行くと、今だに生き残ったりしてますね、そういうトイレ。回避方法をつらつらを書こうかと思ったのですが、清廉潔白品行方正な俺のイメージが崩れるかもしれないのでやめました。お上品なイメージをキープしていきたいと思います。
[一言]
『撫でられる』

確かこのような妖怪がいましたよね。なんとか入道だか坊主だか小僧だかよく覚えてはいませんが、いずれにしても女性を狙う不埒者ですから、むくつけき男子学生の尻など撫でてしまい、どちらがより驚いたものか考えるとちょっと面白いですね(笑)
しかし、数人撫でても気付かなかったのなら、意外に鈍感だったのか、はたまたナニかに目覚めてしまったのか……ふふっ。くわばらくわばら。
  • 投稿者: 千代華
  • 2013年 12月15日 23時05分
 感想ありがとうございます。
 話の外のあれこれに想像を巡らせていただけましたなら、短編の冥利に尽きるというものです。
 それにしても身近な異界である所為か、トイレの怪は一杯おります。花子さんを筆頭に河童然り、大物主然り、タネは少しも尽きません。
 いや大物主はちょっと違うけど、やってる事のダメさ加減はトップクラス。日本の妖怪は変態ばかりなのでしょうか。尻目とか、もうフォローのしようもありません。

 話が逸れました。
 今回のヘンなモノについては、いくつか思考パターンが考えられます。
 最初に女の子を撫でているのに騙され続けている事から、「人間と関わりたいけどよく知らないタイプ」。つまり撫でる尻があればあとはもうどうでもいい。ある種の職人魂を備えてます。
 男を撫で続けている事から、「実は男の尻狙いで間違えて女子トイレに居た」。最悪です。ナニかに目覚めるどころか最初から覚醒済みです。
 最初の被害者がからかいの対象になってしまった事から、「語り手の意を汲んで、罪滅しとばかりにに協力してくれた」。一見まともっぽい思考ですが、この場合尻を撫でた子にその後もつきまとって、行動をチェックしていた事になります。ストーカーか。

 話の軌道修正をしたつもりなのに、全然逸れませんでした。
 結論として、やはり日本妖怪は変態ばかりなのでしょう。
[良い点]
みじかい
[一言]
続きものはどうしてもだれてしまうので、1話完結で一気に読めるのが良かったです。
まず『揺れる、揺れる』で酷く惹かれたのでその後一気に読めました。
死してなお後悔に苛まれる様子が痛々しい。なんとも形容しがたいこの「うわあああぁぁ、」感がたまりません。
  • 投稿者: 司馬
  • 2013年 12月12日 21時56分
 感想ありがとうございます。
 どこからでも読み始められて、どこでも読み止められるところが、一話完結短編の魅力のひとつだと思います。
 でもさっと読了して終わり、読後感も何もないでは読み物としてはちょっと悲しいところです。
 山椒は小粒でなんとやらではありませんが、拙作が司馬さんに印象を残せたようなのが何よりです。

「揺れる、揺れる」。
 後悔先に立たずと言いますが、自死はその最たるものではないかと思います。そこが話のテーマで、なので縊死した彼にはずっと揺れていてもらいました。そこに妙味を覚えていただけたらなら幸いです。
 ちなみにわりとどうでもいい設定ですが、語り手は揺れているものとその真実を知っています。なので作中で「あいつ」と親しく呼んでいたりするのです。
[良い点]
「星明かり」

これは素敵! 上手く言葉に出来ないけど、とにかく好き。寓話的というか、暗示的というか、昔話みたいで(褒めてます。民話とか昔ばなし大好きです)読後に思わず微笑んでしまった。こういう話が書きたいなぁ。
[一言]
ちょっと日にちが経ちましたが「星明かり」の感想です。
やっぱり適切な言葉が見付からないけど、一言で表すなら「ドンピシャ」でした(*´ω`*) 理屈なく気に入ってしまった。好みとはそういうものなのかもしれない。

ふと思ったのですが、「奇」はショートショート大賞などには応募されていないのですか? 絶対いけると思うんだけど…
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2013年 11月15日 13時48分
 またしてもの感想、本当にありがとうございます。
「星明かり」は元々は400話目用の話だったので、まさに寓話のようなイメージで書きました。「読後に思わず微笑んでしまった」「理屈なく気に入ってしまった」とのお言葉を、大変嬉しく思います。
 でも「俺の話にしては小奇麗すぎる」という理由で400話を外されました。
 他の方もこれが好きと仰ってくれていたりするので、素直にこれを400にしておけばよかったかもと、ちょっと後悔。 

 応募。
 こうしたサイトに投稿しておいてなんなのですが、あんまり賞とかには詳しくないので、人様がやっていたり平素目にしているページで宣伝されていたり以外のものは全然知らなかったりするのです。
 一応「なろうコン」なるもの(詳細は相変わらずきちんと読んでない)に登録してみようかな、と思っていた程度です。
 でも褒められるとすぐ調子に乗るので、何かよさげなものを見つけたらば、今度応募してみようかしらん。
[一言]
毎日、楽しんで読ませて、もらっています。
まずは400回到達おめでとうございます。
元々オカルトの類が好きで、関連の本や動画をよく見ているんですが、最近はただ怖がらせるだけの表面だけの作品が増えている気がします。
その中で、鵜狩さんの作品は、「雲を払う」や「オレオレ詐欺」など、思わず唸ってしまう作品が多く、
技量の高さに恐れ入っています。
大変だとは思いますが、この調子で500回もお願いします。
 感想ありがとうございます。
 400話到達を祝していただけたのもですが、何より毎回楽しんで読んでくださっているという事を嬉しく思います。
 ただ怖いだけ、おっかながらせるだけのホラーよりも、何か親しみや交流のあるような怪異譚を私的に好みます。挙げていただいた両作は自分のそういう面が露出していたものであるので、そこもまたお褒めに預かり恐悦至極。重ねてながらありがとうございます。

 申し訳ないながら、諸事情につき『奇』の更新は、来年一月末までかなり滞るかと思われます。
 それでも完全無音状態にはしない心算ではいますので、またお暇な折に覗いていただけましたら幸甚です。
[良い点]
作風が変わって新鮮になりました
[一言]
気のせいかもしれないのですが、『引きこもる』から後の作品が、いままでの『読者に任せたニュートラルな作品』から、もうちょっと『メッセージ性のある作品』に変わってきたように見受けています。
いままでのもいろいろと想像力を刺激されて面白かったのですが、これらの話も新鮮で楽しいです♪

特に好きなのが『揺れ動く』。死者の報復を、怖がるのではなく、合理的に処理しているところが笑えました。
最後の一言もひねりが効いてていいですね!

で、恒例の(?)『【奇】に触発された奇談』なのですが、『下生え』を読んでこれを思い出しました。

ある男子中学生の一団が雨上がりの田舎道を自転車で走っていた。集団ゆえに気が大きくなり、走行マナーも守らずに、道いっぱいに広がっている。
その内の1人が、道路中央の水たまりに盛大に突っ込んだ。おそらく5センチほどの水深はあっただろう。跳ね飛ばされた飛沫に周囲が文句を言うのも構わずに、笑ってタイヤを進めていた彼は、突然、水中に自転車ごと没した。
驚いた仲間が恐る恐る調べるも、水たまりは路面のわずかな窪みに濁った水を湛えるのみで、特に変わったところはない。
沈んでしまった彼を見ることは、それ以降、2度となかった。

記憶が朧なので多少脚色をしましたが、いま考えると、これって現在の異常豪雨による浸水被害を彷彿とさせますねえ。
  • 投稿者: 小春日和
  • 女性
  • 2013年 11月12日 01時15分
 いつもながら感想感謝です。

 作風。
「星明かり」は400話にしようかと思ってたヤツなので、そこはかとなくメッセージ性っぽいものがあるかもしれません。なんか綺麗事過ぎて気に入らなくなって、結局400話でなく使ってしまいましたが。
 実のところそれ以外はさほど主張を意図したわけではないのですが、最近のは400話で一旦停止の予定を考えつつまとめて書いたものなので、一旦終わりというのを無意識に意識してたり、同時作成による雰囲気の偏重があったのやもしれませんです。

 ご好評いただいた「揺れ動く」のような、片方だけが何かを被るのじゃなく、やる側もしっぺ返しをされる話が、実は大好きだったりします。「祟る」とか「口を利く」とかがその系譜。実利対処です。
 幽霊といえども生き死を別とすれば同じ人間同士。度胸さえ座っていれば勝負になるんじゃないかと思うのです。

 水没奇談。
 これは面白い。一連の流れが映像として浮かぶようです。
 奇妙が起きた直後の「え?」という一瞬の空白が好きなので、堪能させていただきました。
[一言]
受け取り方がおかしいかもしれませんが。
石の下で「出して~(ノД`)」と焦っている何かを想像して和んでしまった。こうして世界を破壊するべく蘇った魔王は、運悪く復活した場所が場所だったために、何もできないまま再び数千年の時を眠るのだった…。
 柴田亜美の四コマ、
「恐ろしいものを掘り出してしまった!」
「埋めろ」
を彷彿とさせる。先手必勝☆
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2013年 11月07日 14時50分
 いつもありがとうございます。
 皆こぞって不安を感じたのは確かだけれど、這い出して来ようとしていたのだ何だったのか、そもそも本当にそんなものが居たのかは分からない。
 その正体、真偽に想像を巡らせてもらうのが目的のひとつである話なので、受け取り方がおかしいなどという事は全くありません。
 むしろ本気で悪いものが出て来ようとしていたなら石の重しくらいで阻めるはずもなく、実はそんな可愛らしい状況こそが正解なのかも。

 寡聞にして柴田亜美さんの四コマは存じませんでしたが、年月はかかるけど復活できるタイプって、場所を選べないとひどい有様になりそうな気がしました。おはようと同時に再度永眠するようなセッティングをされそう。先手必勝というよりも、もう盤面に駒並べた時点で詰んでいる。

 してみると、「死んでしまうとは何事だ」と言われつつも、即時復活できる主人公の勇者様はハイスペックなのだなあ。彼が死ぬたびに年代ジャンプしていたら、魔王討伐の前に人類が滅んでいるかもしれない。
 誰もいない王宮跡で復活する勇者。
「とうとう『死んでしまうとは何事だ』なんて、小言を言うヤツすらいなくなっちまった」
 と呟きながら、ただ独り寂しく自分の戦場へ戻っていく、みたいな話がふと浮かびました。
[良い点]
誰が…何のために?
想像するとかなり怖い。犬小屋っていう可愛らしいオブジェクトと生首のミスマッチが不気味です。
でもワンコが無事でよかったのです!
[一言]
実際、たま~にこういう事件が起こってる気がします。現実的に解釈するには、あまりにも不可解な。

ずいぶん前、朝の散歩中に、トコロテン状の鳩を見つけました。わかりにくいのですが、ちょうどこう、網の上に団子なんかを乗っけて、掌で押し潰した感じで…ドブ板の隙間にギチギチに詰まっていたのです。鳩が!
あれはなんだったのか。
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2013年 11月04日 03時09分
 いつも感想ありがとうございます。
「誰が、何の為に」は正しく奇妙さ奇怪さの醍醐味であると思います。そこを敢えて書かないのがこの短編のスタイルなので、色々想像を巡らせて楽しんでいただけましたら幸いです。
 ちなみに「詰め込まれる」で犬が無事だった理由は、ぶっちゃけ俺の依怙贔屓。びびって助けを求めに行くくらい話し手に懐いているので、きっと引き取ってもらえた事でしょう。

 鳩。 
 いやいやいや、グロい上にかなり怖い状態であると思いますそれ。
 意外とあいつらトロいので、側溝の格子部分のところで車に轢かれた潰された的な状況をイメージしましたが、でもドブ板の隙間となると流石に車のタイヤはそうそう通過しないだろうし、意図があって押し込んだとしか考えられないのが嫌ですね。
 にしても奇抜度で現実に負けるとは。何かショックです。もう引きこもるしかない。どこにって、季節柄コタツの中に。
[一言]
 ようやっと三七五話まで読了致しました。

 今回は『首振り地蔵』のヘッドバンキングするお地蔵様に全てを持っていかれた気がします。かなり独創的な発想だと思うのですけれど、元ネタがあったりするのでしょうか。首のないお地蔵様のお話は割とポピュラーに祟り話なんかで耳にするのですが。
 それにしても、いきなり立ち現れてヘッドバンキングとは、思い浮かべると滑稽ですが、主人公に感情移入してみるとなかなか恐ろしいものを感じます。遭遇したら腰が抜けて動けなくなりそうです。

 それから『秘湯』もスタンダードな感じで面白かったです。隠れ里伝説って今でもたまにインターネットで見かけたりします。民間伝承のなかでも人気あるものみたいですね。
 実際に行ってみたいなあと思いますが、でも隠れ里ってのは一回きりというのがルールとしてあるみたいなので、理想郷を思い出して悶々とするくらいなら行きたくないと背反の思いもあります。

 『夏影』は、なんとも一人っ子コンプレックスをくすぐられる話でありました。兄弟姉妹がいない人間というのはどうしてもこういう話に弱い。私も一人っ子なので、一時期であったとしても姉がいたこの主人公が羨ましいです。それがイマジナリーな姉であろうとも。兄弟愛なお話はやはりツボです。

 あと二十五話で四体目の青行灯登場ですね。これからも期待しております。それでは。
 いつもながら、長話へのお付き合いありがとうございます。
 四体目と言われて、もうそんな話数かと今更気づきました。ちょっと呼び過ぎだろう、青行灯。

「首振り地蔵」。
 ヘッドバンキングのような高速反復動作は、自然にはあまり発生しないだろうという事で考えてみた話です。地蔵じゃなくて普通の人でも、近くでいきなり高速首振りされたら怖いと思うのです。
 ちなみに元ネタは特にありません。
 何に首を振らせるか悩んだ挙句、よく怪談で首がなくなってるお地蔵さんにやってもらおうと思いついただけであったりです。

「秘湯」。
 隠れ里伝説というのは、やっぱりここじゃないどこかへの憧れに根付いているのだと思います。「そこ」が「ここ」よりも大抵良い世界なのは、きっとそんな願望からのものなのでしょう。 だから普通はたどり着けないし、二度とは行けない。そして一度だけでも行った人間の体験談が羨望と共に語られる。
 ちなみに俺は空想を膨らませて悶々とするよりも、チャンスがあったらとりあえず行っちゃえ派です。ある時突然更新が途絶えて音信不通となったなら、それはそういう事かもしれません。

「夏影」。
 スガシカオさんの『夏陰』を聴きながら書いた話。歌詞との関わりは全然ありませんが、タイトルはまんまです。
 手のひらをすり抜けて通り過ぎて終わってしまったものの歌なので、なくしてしまった物寂しいような雰囲気を出せたらという頭でありました。
 もう朧で、でも確かにあった兄弟愛を汲んでいただけたなら何よりです。
[良い点]
逃がさん…お前だけは…!





(すいません、ロマサガ2大好きです)
[一言]
よくある怪談、幽霊視点、ハッピーエンドかと思いきや…
ですよねー(笑)。
常々「幽霊に殺された人は、自分も幽霊になって、自分を殺した幽霊に復讐しないんだろうか?」と考えていたのですが、これにて一件落着ですねw (*´Д`)スキーリ

タイトルに2つの意味を含ませているのも上手いですね! 「あたし」視点の復讐と、あたしに殺された人達視点の復讐。声をかけてきた男の正体も気になりますが、この場合、どう取っても内容には差し障り無いと思います。霊能者でもいいし、「あたし」に招かれて死んだ女性の彼氏とかでもOKですね。後者の方がタイトルが生きるかな?
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2013年 10月10日 00時30分
 友人はテンプテーションを見切ってない男性皇帝のまま突っ込んで、逃がしてもらえないまま半泣きで戦ってました。
 俺は「アリだー!」の方が印象に残っています。
 閑話休題。

「復讐」はまさにその「幽霊に殺された人は、自分も幽霊になって、自分を殺した幽霊に復讐しないんだろうか?」に端を発したお話です。俺なら絶対やり返しに行くと思っていて、「祟る」ももろにこのスタンスの話であったりします。
 そしてこういう事を考えているのが俺だけじゃないと知ってちょっと安心しました。

 私的な事ですが、反省したんだから許す、っていう流れがちと嫌いだったりします。いや反省したらばこそ、きちんと責任と罰と受けるべきであろうと思ってしまうのです。そうでないならその反省は、罰を逃れるための口上ではないのかと。
 そんな考えからこの話はこんなオチになっております。

 それからタイトルは挙げていただいたものの他に、お兄さんの動機を暗示させる意味もあります。仰る通り「あたし」に殺された人の縁者というイメージです。
 詳しく正体を語らないのは『奇』としてはいつもの事ですが、それにしてもわざわざ幽霊の身の上の情報収集までして、成仏できるように話して聞かせて、最後に突き放すってんじゃ行動が意味不明過ぎるよなと、復讐者としての立ち位置を含ませてみた感じです。
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