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[一言]
早い更新乙です。

前回の返信、他の方への返信を見てから。
-個人?
となると京都にいた人物だろうが…
一条、六角?
こいつらは登場したとして敵に味方するだろ。
確か足利義氏か誰かが残ってなかったっけ?
軍勢を指揮するには頼りないから違う。
北条氏規かな?
確かに軍勢を指揮するのもアリな人物だけど、まっさきに信玄が声を掛けて、敵にまわってるんじゃないの?
…なにか敵に回らない理由があるのかな?
本国から見捨てられるとか?
どうもすっきりしないな…

・・・というわけで正解にはたどり着いてたけど四国に行ってるのを忘れてたので寝返っているものだと思い込んでスルーしてました。

さすがの青鬼さんも抑えられませんよね。
義景が離反した時点で大将を謀殺されてしまった波多野、赤井の兵は混乱のさなか討ち取られたか逃げ散ってしまったでしょうし。
前に誰かが言ってた荒木氏綱はどうなったのでしょうか。
丹波の中でもかなり京、大阪に近い方ですしまだなんとか独自の勢力を保ってるのでしょうか。

四国の中でも長宗我部元親は松永の影響はないし多分義輝派だろうけどどう対応したんでしょうか?

しかしどうなるかな。
長尾は最上と結んでれば抑えられる。
上杉は北条と関東のコウモリ諸将で大丈夫。
徳川には今川。
武田本軍は美濃から織田に入ればよい。
それか三方ヶ原から史実ルートで入るか。
それなら充分勝機はあるでしょうが…
しかし山陰、丹波なんかは義輝、織田、その他、毛利連合ならその間に充分鎮圧できます。
そうするとまたまた不利になりかねない。
どうなるのか楽しみです。
更新待ってます。

  • 投稿者: PON
  • 2012年 09月11日 18時01分
感想ありがとうございます。

人質とはいえ氏規は幕臣に列しており、人材に乏しい幕府内では優秀な人物です。軍才があることも史実で証明されています。もっとも義輝が手元に置いておきたい理由は別にありますが、手元にいる以上は働かせるつもりです。ただ義輝は政治的な意味合いを抜きにして氏規を評価しており、その模様は次回に描く予定です。

また他にも忘れられているだろう人物の再登場があったりします。誰なのかは伏せて置きますが…

尚、前にも何処かで言いましたが、足利一門には全員に役割があります。義氏がどういう役割を演じるのかはもう少し後の話です。次回、義助は登場します。

ちなみに説明が足りなかったと思いますが、丹波衆の面々は未だ帰国していません。丹波の城があっさりと落とされているのはその所為です。ただ八上城は結構奥地にあるので無事に済んでいます。氏綱の居城である細工所城は籾井城の近くにあり、記述はしていませんが謀叛方に接収されています。基本的に街道沿いと落ちた城の周辺は謀叛方に制されていると思って構いません。(ちなみに氏綱も帰城していない)

※説明してなかったのは、いずれ丹波を舞台とする一幕があるからです。

さて畿内での合戦がいよいよ始まろうとしていますが、地方にも合戦後に目を向ける予定です。その際に各地の勢力がどのようになっているかが判ります。
  • やま次郎
  • 2012年 09月12日 23時51分
[一言]
こんばんは、FINです。

今回で毛利との和睦が完全に成立したわけですが……。
元就より古い世代である大内義興と尼子経久も相当なチート様ですよね。
特に謀聖とまで言われる経久は元就以上の智謀を誇ったともいわれていますし。
義興も文武両道という意味では比類する者もそうはいないレベルの人物でした。
正直、この両方の人物に揉まれたのだから、元就がとんでもない武将になるのは当然の事だとしか言えませんね……。

そして次回以降からは軍勢を取って返して、謀叛方との戦に進んでいくのでしょうが……。
良く良く考えると”猿”が謀反に巻き込まれずに健在ですね。
彼の人物自身の智謀と機転の良さは勿論の事、今孔明もいるので京都から動く事は容易ですし。
何より、彼の真骨頂は驚異的なまでの速さを誇る軍の運用術にあるので、謀叛に巻き込まれずに動けるならば合流する事も充分に可能です。
それに運の良さという意味でも天下屈指の人物ですし……(笑。
出陣している面々や守護から外された人や義理堅さの点で不安な某人物を省きつつ、謀叛に巻き込まれなかったと言う点に絞っていくと自然と残っているのは彼の人物くらいになってしまいます。

何れにせよ、次回以降の展開で解るとの事みたいですので楽しみにさせて頂きたく思います。
  • 投稿者: FIN
  • 2012年 09月10日 20時53分
感想ありがとうございます。

元就の人生観に二人が大きく影響していることは間違いないことでしょう。両家に仕えたことで元就は両者から多くを学ぶことが出来ました。その元就が両家を滅ぼすことになったのは、皮肉としか言いようがありませんね。

また“猿”でございますが、確かに謀叛には巻き込まれておりません。最後の場面では京におりましたが、現在位置は近江です。猿は近江留守居役であり、京が奪われてしまっている以上は義輝らとの合流は不可能です。ちなみに織田領では国別に留守居役が置かれており、美濃が林秀貞(軍事面は森可成が預かる)、伊勢が織田信包、尾張は佐久間信盛です。その信盛が織田領を総督しています。

猿の活躍はもう少し後のことなのですが、忘れられている人物とは織田家の者ではなく義輝に仕えている人物となります。彼も有名な人物なのですが、義輝の許で軍勢を率いて戦うのは初めてとなります。
  • やま次郎
  • 2012年 09月11日 02時18分
[一言]
初めましてDDDDと申します。
戦史物で面白そうな小説を探していたところ本作品を見つけました。
正直最初は守護大名があまりに義輝に従順すぎないか?
と思っていましたが、今回の反乱に至り納得がいきました。このような主人公が完璧超人でないリアルな戦史物をずっと探していました。

一つ疑問なのですが、現在信玄は(一応)義輝側の上杉・北条・織田・徳川に包囲されています。
この状況で戦端を開くと、義輝と信長が動けなくても他の面々に袋叩きにあい負けるような気がするのですが何か策があるのでしょうか?
今後の展開に期待してます。

  • 投稿者: DDDD
  • 30歳~39歳 男性
  • 2012年 09月10日 00時53分
ご感想ありがとうございます。

憑依・転生ものが多い“なろう”では拙作は珍しいかと思います。筆者も数が少ないからこそ、温めていた話を書いてみようと思い至ったわけであります。拙作の主人公たる義輝も個人の武に於いては戦国最強に位置する人物でありますが、政や軍略ではけして抜きん出ているわけではありません。拙作では“有り得るIF”を前提としており、歴史観を破壊するような展開は避けるつもりでおります。

引き続き拙作を読んで頂ければ幸いでございます。

また信玄には策がある…と申しておきます。ただ一例として史実の信玄を挙げておきます。駿河攻めの後に大井川同盟を反故にして上杉、北条、織田、徳川と四面楚歌状態に陥っています。拙作での展開はネタバレなので記述は避けますが、史実の信玄は多少不利になろうが勢力の拡大が優先のようです。拙作の登場人物は全て史実をベースとしていますので、それに沿った考え、戦略を執ることになります。正直いって筆者は思うのですが、信玄は史実で氏康が死ななければどうするつもりだったのでしょうかね?
  • やま次郎
  • 2012年 09月11日 01時51分
[一言]
昨日から何度も更新されてないかな?と覗きに来てました。
更新乙です。

忘れられてる人物…だれだ
留守居役の連中じゃないとすれば能登畠山、姉小路…ダメだ、能力的にも話題的にも頼りにならないw
それにこいつらは合流するより朝倉領の越前に攻め込む方が支援になるんじゃないでしょうか。
位置的に姉小路は武田に近いのでアレですけどそんなの本人達は知らないでしょうしw
尼子や浅井の迂回部隊勢?別に忘れてないし…
両上杉、徳川は武田の抑えで動けないだろうし…
今川氏真は寧ろ敵につくだろうし…
いくらなんでも大友が無理して兵を送ってくるのはありえないと思うし、合流するのに時間がないし…
そういえば筒井順慶はどうするんでしょう
松永久秀が本拠にいる以上味方したりお得意の傍観とは考えづらいのですが…
まぁそういう事情もある以上合流も考えづらいですけどね。
うーんわからん。
近いうちに更新してくださるようなので楽しみに待っています。
  • 投稿者: PON
  • 2012年 09月10日 00時48分
更新が遅くなり申しわけありません。

基本として週一更新としていますが、プライベートでの休みが不定期なもので、どうしても日が空くことがあってしまいます。本当なら更新日(曜日)を決められれば一番よいのですがね。

ちなみに忘れられている人物とは、別に部隊を率いて合流するわけではありません。個人です。ただ謀叛の規模が拡大している以上は、義輝としては是が非でも麾下に置いておきたい人物となります。ただ合流後は合戦でも活躍して貰います。(その器量もある)
  • やま次郎
  • 2012年 09月11日 01時37分
[良い点]
 和議後の会談回ですが……遂に明らかいになった黒幕、武田信玄。新生室町幕府の躍進により勢力拡大が頭打ちとなった以上仕掛けたと思われますが、まだ手があるように思えてありません。そいつが何か今のところ読み切れませんが、自分自身も清和源氏の流れである以上、義秋を最終的には切ってくるはずです。次は大返しの回となるで章が、今後の展開に期待できます。
[気になる点]
 会談中元就に言ったセリフ、あれを別の人間に言ってもほぼ全員説得力を感じなかったでしょう(読み手の僕自身、結構疑問ありげでしたし)。どんな大義名分も美辞麗句も、やってる行動が大名に不利益が及ぶ以上そうそう信じられないでしょう。ついでに言うならば、義輝がかなり露骨に大名の勢力削減に励むのは天下泰平云々の他に、多分意識はないが個人的なトラウマもあると思います。だからこそ過剰反応気味に基本動くわけですが、今後もそれで通じるかどうかわからんところです。

 つか、前々から思うのですが義輝って現時点での新生室町幕府の実力を低く見積もっているのでしょうか? 以前にも言及しましたが、この時点でさえ畿内と四国と山陽の東半分が勢力下にはいってますし、謀叛制したら北陸の西半分と山陰の東半分と畿内の直轄化が進められるのですし。勢力圏が一円支配レベルでここまで広がっているのに大名に脅かされることは……あんまり想定できません。
[一言]
 謀叛の黒幕見えるのターンですが、この後は当然の大返しでしょう。内容そのものもものがものだけに、長さも妥当に思えますね。後は……割とブランクも空きながら読んでいるので合流する相手が誰だか分りかねますが、結構な活躍が見込めるよーに思えます。

 悪い点であれこれ言ってあれですが、それでも新生室町幕府に希望があるとするならば、タイトルにも冠してある義輝の剣聖将軍ぶりではないかと思います。もろ乱世のご時世、武家のトップがその武でトップを張るということは相当なカリスマが見込めると思われます。そこから派生するかたちでシンパを増やせば……案外突破口になる気がしています。もっともこれとはやや違いますが、馬廻出身者が少なからず躍進したとゆー例は史実の尾だけでもあるのでこのあたりでも信長と重なるところがあったりすると持感じています。
  • 投稿者: ムギュウ
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 09月09日 23時37分
感想ありがとうございます。

ムギュウ様の仰る通りに義輝の大義(理念)を諸大名の多くは理解しないでしょう。元就が共感したのは、あくまでも天下を狙わず御家安泰を望んだが故です。その元就とて最初は八カ国を義輝に要求しました。これが普通でしょう。

これに反発したのが守護大名たちです。彼らは幕府に拠る者たちですが、将軍家の強大化を望んでいる者は意外と少なく、室町時代の歴史を振り返ってもそれは明らかです。義輝の行動は、この流れに逆らうものです。そのいざこざが表に出てきたのが今の状況となります。(義輝は幕臣たちの間では己の考えを明かしていました)

また義輝ですが、実力を軽く見積もっているというより正しく理解できていないと言う方が正確かもしれません。ご存じの通り義輝は大軍を率いた経験に乏しく、あるとすれば三好征伐くらいです。(上洛時は総大将であっても権限はなかった)よって頭では理解していても、自軍がどれだけの力を有しているかを把握できていないのです。特に織田など麾下の大名衆の力がどれだけのものかは、認識不足は否めません。(毛利との合戦でも織田の鉄砲隊に驚いていました)

物語が進むに連れて、義輝も武家の棟梁として成長していくことになります。

また馬廻衆の出世も義輝がトップなら当然の成り行きでしょう。これは現在の会社組織でも同じですからね。有望株は蒲生賦秀あたりですが、更なる加入も近いうちにあります。ご期待下さいませ。
  • やま次郎
  • 2012年 09月11日 01時29分
[良い点]
 義昭が出てくるやと思いきや、まさかの巻き込まれな展開に仰天しました。前回の感想で自作自演なら相当な策士だと言いましたけど……これじゃぁもろ被害者ですね。つか、喜兵衛で源氏と言ったら、もう該当者は1人しか浮かびません。具体的には甲斐の方にいる上杉謙信の宿敵ですが……勝てると踏んでこそ仕掛けたはずです。集めたクーデターの参加者を見てもどうしても地理的なり能力的に寄せ集めにならざるをえん以上、まだカードが残っていると見ざるを得ません。叡山とか本願寺とかも決起するんだろうか?
[気になる点]
 これはかなりのわくわくなのでパス。
[一言]
 京炎上の前に何があったのか? 今回はそれが明らかになる回でしたが……守護含めた旧勢力は軒並み義輝の方針にご不満の模様。京極が謀叛に加担した理由も、確かにわかるところです。ただ守護云々を言ったら、新生室町幕府に加担する大名はもちろん、尼子だって義輝に守護職与えられた身です。旧領回復も分からなくはないが、、どう考えたって大義名分にするなら尼子の方が良いですし。ともあれそんな動きが旧勢力の軒並み反発を回、さらに政治スタンス的にも新興の大名からも全面的な指示を受けているとは言えない義輝。まさしく保革双方から恨み買いまくりな状態です。まぁこの将軍なら個人的に叡山焼くぐらいやるだろうってイメージもありますけど……そうなると史実じゃ2人目に焼き払った将軍になるのか。ただやいたり中央集権化に躍起になって良いところまでいった将軍――六代義教は暗殺されてますから、先例重視の他にも幕臣とか義昭はそのあたりの二の舞が起こることを恐怖しているのやもしれません。ともあれ幕臣も相当数離反するかしぬか行方知らずになったのは必定だから……勝利しても戦力の再編以上に官僚的なスタッフの再編が難儀になる予想をしています。
  • 投稿者: ムギュウ
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 09月04日 22時35分
いつも感想ありがとうございます。

筆者のスタンスとして、僧で武家社会から隔離されていた者が、いきなり諸大名を騙くらかせるような策士になれることは“あり得ない”と考えた上で物語を書いております。史実で義秋が信長包囲網を画策できたのは、義秋の能力ではなく征夷大将軍という地位であるというのが筆者の考えです。

実際、史実の義輝もそうですが、将軍職というのはそれなりに地方大名を動かせる力が当時は残っていたようです。

さて本編ですが、ムギュウ様の仰る通り義輝は京極より尼子の出雲復帰を選びました。それは尼子を否定するということは、自身の命令を否定することにも繋がるという理由からです。ただもう一点、尼子は当主の能力という問題はあれど、家臣団はそれなりに優秀なので出雲一国くらいは切り盛りできるだろうと義輝は考えもありました。

逆に京極家の場合、当主能力は“まあまあ”としても家臣団がほぼ崩壊状態であり、一国を任せるほどの力がない。故に義輝は筒井などがおり京から近い大和を代官として任せるしかないという判断しています。

その義輝は幕臣から一定の支持を得てはいますが、将軍親政を完全に実現したとは言い難く道半ばです。やはり将軍親政を目指す者は諸大名の反感を買うようです。今の義輝は義教とそう大差ないでしょう。諸大名の討伐や家督への介入、寺社勢力の権限縮小など似ている点が多く、本編でも書きましたが義輝を“義教公の再来”と称す者まで現れています。当然のようにムギュウ様が仰るように、いつ所領を取り上げられるかと怯える者も現れます。京極高吉がその一例です。高吉の場合は怯えというわけではありませんが、出雲が尼子に与えられたことをきっかけに義輝を信じられなくなり、旧来の守護大名を重視する義秋を奉じようとする勢力に加担したというわけです。これと同じ(似た)事が、他の大名でも起こっています。(山名、一色などがそれに近い)

ただ義教は殺されましたが、義輝の場合は義教にない剣技を持っています。嘉吉の乱のような事が起こっても切り抜けられる力ですし、今は相応の軍勢に守られています。

それでも心から忠誠を誓っている人物は細川藤孝や三淵藤英などの幕臣や上杉謙信、明智光秀といったくらいと実に少なく、例えば浅井長政に至っても同盟者である織田や朝倉が義輝を支持しているからという理由で幕府政権下に入っています。(まあ今回で朝倉が陣営から離脱したわけですが)


諸勢力の複雑な思惑と立場が交差するのが今章の大きなテーマでもあります。
  • やま次郎
  • 2012年 09月05日 01時15分
[一言]
皆の感想を見てもう一回。
そうか、喜兵衛って表裏比興の者か!
武藤の名は知っていたのに思い至らなかったのが悔しいです。
やはり黒幕は彼の者だったのですね。
そうなると当然のように北条も味方につきそうだし危ないですね。

信玄と義重と言えば信玄が恥を書いたエピソードを思い出します。
謙信を好きになっていくにつれ、自然と信玄の評価は下がっていった自分にはメシウマなエピソードでした。
自分から裏切ったことはない、という意味では実は信長もそうなんですよね。
まぁ結果的にそうなっただけ、という可能性もありますがw


さっくり見逃してましたがちゃっかり北畠具教も名前が挙がってますね。
義輝に告ぐ腕前の大名で、嫌いじゃないので騙りと思いたいですが…

家康は中国に出てきているので三方ヶ原はない、と思いたいですが本人がいないまま起こる可能性もあるので怖いです。
そして彼の者が黒幕なら息子の方はどうなっているのか心配でもあります。

義秋は…これはもう最低でも追放とかせざるを得ないですね。
こいつは典型的な無能な働き者。
碌なことになりません。
悪意がないのがさらに厄介。

ここからどう不利を覆すのか、このことにより武将達にどうのような影響があるのか、楽しみです。
  • 投稿者: PON
  • 2012年 09月04日 12時29分
答えはYesです。

ここまで来れば皆も判っているので肯定してもよいでしょう。(ただ筆者から名を記すことは避けますが)この頃の喜兵衛は身分も低く兄たちも生存しているので自由に動ける立場にあります。京に残って大名たちとの繋ぎに奔走していたというわけです。

また具教が謀叛方へ与している理由も追々本編にて触れていきますが、彼の場合は義輝への個人的な恨みとか野心とかそういう類いのものではありません。他の理由です。

尚、家康ですが彼は中国に出てきていませんよ。徳川家は上杉と同様に東国の監視を命じられていて在国しています。今章の中盤くらいで出番があるでしょう。(武田と対決するかどうかはわかりませんが)家康に関しては、当然のように隣国を預かっている氏真とその後見人の動きにも絡んで参ります。

さて渦中の義秋でありますが、無能なのは仕方のないことです。元が僧なので。本作にはチートなどの要素はないので、無能な者は精進しなければいつまでも無能なままです。(素質はあるのでしょうが、義秋は人の話を聞かないところがある)一方で晴藤の場合は無能でも自覚している上で人の意見を聞き入れるのでそれなりに役に立っています。
  • やま次郎
  • 2012年 09月05日 00時48分
[一言]
源氏・・・というとあの御方ですかね? そうだとすると実在の歴史に引き続きこちらでも義秋は・・・・。

まあ義秋というのは愚者であっても悪人ではないですから(だから秀吉は御伽衆として生涯面倒を見た訳ですしね)、あまり悲惨な最後だと可哀そうな気がしますね。
  • 投稿者: ジャラル
  • 男性
  • 2012年 09月03日 20時31分
感想ありがとうございます。

由緒正しき源氏のあの御方です。史実との違いは義秋が自ら望んだか、望まなかったかです。

また私もジャラル様のように義秋は悪人ではないと思っています。室町幕府の再興を純粋に望み、正しい政治と秩序を取り戻したかったのだと思います。ただ義秋は自尊心が強く、義輝と違って僧であったことが不幸でした。義輝は最初から武士であり、将軍としての素養も幼い頃より培われていましたので細川や三好と渡り合えたのですが、それらを持たない義秋は織田信長に追放されてしまいました。(まあ相手が悪すぎたというのもあるでしょうが)

この先、天下泰平の為、謀叛の鎮圧のために弟と戦うことになる義輝、そして守護大名の思惑の中で藻掻く義秋、対立する兄たちの間で苦悩する末弟。その三兄弟の様子も描いて行くことになります。
  • やま次郎
  • 2012年 09月04日 04時56分
[一言]
怖いのは有能な敵より無能な味方、でしたね
しかしまさかここまで大掛かりな謀叛とは…
  • 投稿者: 小説中毒
  • 30歳~39歳 男性
  • 2012年 09月02日 19時55分
感想ありがとうございます。

力のなかった義輝が力のある大名を頼りにするのは仕方のないことだと思っています。初めは三好・松永を倒すために手当たり次第に味方を募っていた義輝ですが、吉野川合戦を機に役に立つものと立たないものの区別がついてしまったのが謀叛の遠因となっています。

あの時、無様な戦をした高政を毛利との合戦に役に立たないと判断した義輝は、留守居を任せました。また義景の場合は無能であっても国情は安定していましたから、景恒がいれば大丈夫と判断して出陣を命じています。失敗だったのは、強制的に景恒へ家督を継がせるまで介入するべきだったことです。義輝は義景にも一定の恩義を感じており、そこまで露骨な真似はしなかったのが取り返しのつかない犠牲を産みました。
  • やま次郎
  • 2012年 09月04日 04時48分
[一言]
こんにちは、夜叉九郎の人こと、FINです(待。
義輝個人の馬印については難しいですね……。
剣豪としても有名な義輝ですが、基本的に『武』の人物ですのでそれを象徴する何かが良いのでしょうが……。


源氏の名で尚且つ、喜兵衛と言う名が出てきたと言う事で黒幕は虎の人ですか……。
この頃の年代だと幸隆も健在なので、策を考えたのが誰かまでは特定し辛いですが、危険な相手である事は間違いありません。

しかし、こう見ると不義の人物と言う意味では虎の人はかなり頭抜けている存在の人なんですよね……祖先を同じくする佐竹義重とは大違いなのが特徴とも言えます。
佐竹義重の場合は”自分から盟約を破った”事が一度もないので尚更、大きな差である事が明白です。
実際に義重は上杉謙信が生涯で唯一、『自らの軍配を預けられる人』と呼んだ事でも有名ですし……虎の人が駄目なら源氏に関する事柄は佐竹家に委ねた方が正解なのかもしれません。
しかも、その上で謙信、景勝の両名とも深い繋がりで結ばれているので東の統率者の一人として適任ですし。
義重は義理堅い事でも知られる人物ですし……上手く使うと良いかもしれません。

しかし……展開が忙しくなって参りました。
勝機はあるでしょうが……此処から如何巻き返すのか。
次回も楽しみにさせて頂きます。
  • 投稿者: FIN
  • 2012年 09月02日 16時00分
感想ありがとうございます。

夜叉九郎の方、少しだけ読ませて頂きました。感想についてはこちらでは触れず、もう少し読んでから書かせて頂きたいと思います。ただ拙作では未だ焦点の当たらない東北が舞台ですので楽しく読ませて頂いております。拙作でも何れ最終幕くらいには東北の話となりますが、気の遠い話です。今のペースだと一年後くらいになるんじゃないかと思ってしまいます。

さて謀叛劇の黒幕ですが、流石に歴史に詳しい方々は喜兵衛という名前でピンときますよね。此方の方の名前は有名ではないので、彼を知っている人でもこの名前を知らない人は多いと思います。(彼の息子好きで親父の方を知っている方は特に)

確かに虎の人は仰る通り、真逆ですよね。どちらかといえば“自分から裏切ったことしかない”ような人物であり、謙信は本気で嫌っていたようですね。IFものでよくある上杉との連合は筆者は“絶対にあり得ない”と思っているほどであります。義重も彼と同盟を結んでいましたが、戦略上の理由なだけで信頼していたとも思えませんですし…

一応、今章でも何処かで東国の面々も描く予定ですので、義重の再登場もありますのでご期待下さい。

次回であらからの勢力は出揃います。そして戦運も一気に増していくことになります。
  • やま次郎
  • 2012年 09月04日 04時42分
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