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[良い点]
うあ゛ぁあ ・゜・(´Д⊂ヽ・゜・ あ゛ぁあぁ゛ああ
[一言]
号泣中
朝から号泣中・・・

あと、やっぱりゴドンは身分のある子なんだなと思った。しなびた三人に対する考え方や言動をみるに。
それでも、食事中は無視することなく話かけたりしていたから、ゴドンは思ったことを素直に言う裏表のない悪気のない人なのかなと。
まあ、普通の人なら三人を見たら石を投げて逃げるのだから、バルドが規格外でゴドンはいい人なのだろう。

  • 投稿者: 無糖
  • 2012年 07月25日 05時28分
無糖 様

 野人(やじん)といわれる人々、つまり村落共同体からはじきだされ、半ば正気も失って山野で獣同様に暮らす人々は、いわば野犬と同じです。
 助けられた旅人は、こいつらは野人だ、と思いパニックになったのでしょう。
 ゴドンとバルドが落ち着いて彼らを見定めることができたのは、やはり防御攻撃の能力が高いからです。
 バルドは、彼ら三人のふるまいを見て、そこに精神の気高さを見いだします。非凡な人物鑑定といわねばならないでしょう。
[一言]
干しぶどうを食べて歓声を上げる。
子供であれば、然もありなんと読んだ後思ったと同時に、そのような子供が死を覚悟して苦労していたと考えると思わず泣いてしまいました。
彼ら彼女らが手厚く町の人々に葬られて欲しいと思います。


<第5話 仇討ち(後編)>誤字報告

山刀のようなものを振り上げて遅い掛かっている。
遅い掛かっている。>襲い掛かっている。

  • 投稿者: 秋水
  • 男性
  • 2012年 07月25日 04時03分
秋水 様

 いつもありがとうございます。うう、今回もこんな情けない誤字が。さっそく直しました。

>彼ら彼女らが手厚く町の人々に葬られて欲しいと思います。
 このことについては、第2章の最終話に、少しだけ出てきます。
[良い点]
こけの一念が岩をも貫きましたか。

仇をとる為だけに日々の鍛錬を重ねて、頭を絞って工夫して、
未来を投げ打っての山中の生活、兄妹は如何な思いで生きてきたのか。
十二を頭とすれば、まだまだ親に甘えていたい年頃であっても不思議はないものを、
例え最後の出会いに僅かな救いがあっても、やはりやるせない。
死ぬ為に互いを支えあい、励ましあって来たとしたら、あまりにも哀しい生き様です。

領主が生き続ければ同じ境遇の子供たちが生まれ続ける、
悪逆無道の仇を倒して領民を救えるのが兄妹だけとすれば、
やはり、塗炭に苦しむ民のことを見捨てて己たちだけが逃げることは出来なかったのか。

或いは老騎士がもう少しだけ早く訪れていたら、何か変わったのか。
有り得ないと分かっていても、そんな風に救われて欲しかったとも想像します。

[一言]
前回は愚問に丁寧な返信、有難うございました。
>身分としての騎士と職能としての騎士にねじれが生じ始めている時代
なるほど、いずれいずこに鉄腕ゲッツの如き街道の盗賊騎士が出没するかも知れませんな

  • 投稿者: 猫弾正
  • 2012年 07月25日 02時59分
猫弾正 様

 社会制度については相当あいまいな設計のまま見切り発車しております。今後とも妙なことを書いていたら、よろしくご指導お願いします。
 肉体的には今日の十二歳の子どもと同じである半面、中世社会の平民における十二歳は、一人前の労働力と見なされつつある年齢でもあります。仇討ち時点での年齢は、十八、十六、十四、という想定です。
 また、地縁血縁との強い結びつきも近代以降のメンタリティとは同一視できないものがあります。バーガーの言葉を借りていえば、彼らはまだ故郷を失っていないのです。どこにでも行けるし何にでもなれる、という近代的発想は彼らにはありませんし、個体の死が存在の消滅だという死生観とは違う観念を持っていたのではないか、と漠然と考えております。
 エンバの身分は書いていませんが、たぶん士分に近い人だったのでしょう。その父の役割を継いでいくことで、自分たちは家族であり続け、兄弟であり続け、父母の命も自分たちの命も共同体の中で永遠に生き続けるという希望もまた斟酌したいところです。
 といっても死は怖くつらいものであったに違いありませんが。
[一言]
わずか12歳からの少年少女が親の志を継いで山に潜み、老人にしか見えなくなるほど苦労を積み重ねて遂には命を懸けてその意思を全うする。
あまりにも強く尊い生き方、読み終わってからしばらくしてじわじわと涙がこみ上げてきて止まりませんでした。
バルド老の振る舞った酒と燻製、そして干し葡萄。きっと三人には美味である以上に人との触れ合い、父の優しさを思い出させてくれる幸せな時間だったに違いありません。
  • 投稿者: くとぅぐあ
  • 40歳~49歳 男性
  • 2012年 07月25日 01時26分
サルソン 様

 きっと三人は、死ぬ前、温かさを思い出しながら死んだと思います。
[良い点]
一瞬に、そのもの悲しい物語、見させていただきました。
[一言]
もちろん中身はテンプレですが、それでも感じるモノはありました。
読んでてよかった、と思える一瞬に出会いました。

ありがとうございます。
きっときっと 様

 子どもたちの思いや行動は、無駄にならないでしょう。
[一言]
いろいろな感想が混じりますが
とりあえずほんわかした風味を感じ取りました
味覚障害かもしれない
  • 投稿者: 足音
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 07月25日 00時41分
足音 様

基本的にはほんわか風味を狙っております。
[良い点]
水戸黄門に似た感じがあって、面白いです

[気になる点]
お腹が空きました
  • 投稿者: シロネコ
  • 18歳~22歳 男性
  • 2012年 07月23日 15時28分
シロネコ 様

感想をありがとうございます。
恐れ入りますが、時々食事場面が出るのは仕様です。
[一言]
ゴドン・ザルコスの話に出てきた海老の話は大変美味しそうで、おなかが減りました。
ああいう味かな、こういう味かなと想像するのは楽しいですね。

以下誤字報告


<第4話 ゴドン・ザルコス(前編)>

不始末をするようならどんな罰を与えてもよい、書いたのだ。
書いたのだ。>と書いたのだ。


<第5話 仇討ち(前編)>

三人は何年も逃げ隠れしてあと
隠れしてあと>隠れしたあと

  • 投稿者: 秋水
  • 男性
  • 2012年 07月22日 13時28分
秋水 様

 誤字報告、ありがとうございます。
 ほんとに助かります。
[一言]
これは……うむ、先が楽しみです :-)
西風 様

 現時点で後編の内容を言い当てられる人がいたら、予知能力があるといわねばなりません。
[良い点]
酷薄な領主の登場で盛りあがってきましたね。

血気さかんなゴドンとバルド老の動きが楽しみです。
[一言]
実際には、一対一でもあちらのほうが剣の腕は上なのに。
だが、実戦ならやりようはある、ともバルドは思っていた。

この思いは死を覚悟する程の戦いを生き抜いた騎士である
バルド老だけが口にできる言葉でしょうね。
相手の強さを一目で見抜くとはさすがに老いても歴戦の騎士です。
長谷川龍二 様

 他領の統治に口を出すわけにはいきませんが、このエピソードは意外な形で結びを迎えます。
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