感想一覧
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[一言]
3兄弟の兄ちゃんの「こりゃ死に土産ですな」の台詞が最後まで読むと泣けます。
思いがけず和やかな最後の晩餐を終えて、翌朝バルドに何も言わずに去った子供達の心境はどんなものだったのでしょう。
両親を殺した領主や、誰一人手を差し伸べてくれない大人たちに恨み言を言わず、親の志を全うすることだけを考えて。
彼らの純粋は奇跡のように眩しくて悲しいです。
結局義賊の一家だけが全滅の犠牲を払って領主を暗殺したのは、領民的には痛手なしで丸く収まってラッキーということになりますが、苦々しいです。
罪滅ぼしにすぎないけど、せめて3兄弟のことは忘れないで語り継いで欲しいなあ。
3兄弟の兄ちゃんの「こりゃ死に土産ですな」の台詞が最後まで読むと泣けます。
思いがけず和やかな最後の晩餐を終えて、翌朝バルドに何も言わずに去った子供達の心境はどんなものだったのでしょう。
両親を殺した領主や、誰一人手を差し伸べてくれない大人たちに恨み言を言わず、親の志を全うすることだけを考えて。
彼らの純粋は奇跡のように眩しくて悲しいです。
結局義賊の一家だけが全滅の犠牲を払って領主を暗殺したのは、領民的には痛手なしで丸く収まってラッキーということになりますが、苦々しいです。
罪滅ぼしにすぎないけど、せめて3兄弟のことは忘れないで語り継いで欲しいなあ。
クダリ様
クダリ様の感想を読んでいたら泣けてきました。
ところで、十二歳を頭に、という情報は、街の人々から出たと考えるほかありません。領主が子どもたちの存在を知ったら追っ手を出さないとは考えにくいように思います。いろいろ考え合わせてみると、子どもたちは街の人たちの好意的沈黙に守られていたということがあるのかもしれません。また、母親はむごい目にあわされたが子どもたちは逃げたという事実も、語られない物語を予想させます。
トゥオリム領主のほかにも、いろいろな領主が登場します。そして、第2章第10話のエピソードに、それらは結実していきます。
クダリ様の感想を読んでいたら泣けてきました。
ところで、十二歳を頭に、という情報は、街の人々から出たと考えるほかありません。領主が子どもたちの存在を知ったら追っ手を出さないとは考えにくいように思います。いろいろ考え合わせてみると、子どもたちは街の人たちの好意的沈黙に守られていたということがあるのかもしれません。また、母親はむごい目にあわされたが子どもたちは逃げたという事実も、語られない物語を予想させます。
トゥオリム領主のほかにも、いろいろな領主が登場します。そして、第2章第10話のエピソードに、それらは結実していきます。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 06時29分
[一言]
この展開は以外すぎでした。
子供の年齢が微妙すぎて泣けてくる。
ゴドンの独白が沁みます。
この展開は以外すぎでした。
子供の年齢が微妙すぎて泣けてくる。
ゴドンの独白が沁みます。
長谷川龍二 様
この出来事をゴドンがどう受け止めるか。
後にそれが大きな意味を持ちます。
この出来事をゴドンがどう受け止めるか。
後にそれが大きな意味を持ちます。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 06時19分
[良い点]
清涼な読後感
[一言]
今朝、読んだ時、三兄弟の仇討ちの描写に涙が止まりませんでした。直接描写でなく、電文であったが故に、イメージがふくらみ……。
最初、今話の「仇討ち」というタイトルを見た時、バルド達が、「高田馬場の決闘」よろしく助太刀する話かと思ったのですが、いい意味で裏切られました。
これからも楽しませる話をお待ちしております。
清涼な読後感
[一言]
今朝、読んだ時、三兄弟の仇討ちの描写に涙が止まりませんでした。直接描写でなく、電文であったが故に、イメージがふくらみ……。
最初、今話の「仇討ち」というタイトルを見た時、バルド達が、「高田馬場の決闘」よろしく助太刀する話かと思ったのですが、いい意味で裏切られました。
これからも楽しませる話をお待ちしております。
G.G. 様
次回の「死灰病」も、ストーリー展開などお楽しみいただけるとうれしいです。
次回の「死灰病」も、ストーリー展開などお楽しみいただけるとうれしいです。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 06時00分
[一言]
苦いお話であると同時に、本懐を遂げた三兄弟に痛快な思いを感じるお話でした。
バルド老がいくら強くてもどうにもならない事が当たり前に存在する、そんな深い世界の広がりも感じられました。
義人と呼ばれた兄弟の父親の話もこの先のお話でちりばめられて行くのでしょうか?
前のお話で出てきた改心した三人組の山賊もこの兄弟の最後を知ることは出来たのか気になります。
仇をとれなかった材木屋の息子はこのあと色々言われそうで気の毒ですね、「吉良邸に討ち入らなかった浅野家の家臣」みたいな扱いを受けそうです。
それでは、この辺りで失礼します。
次回の更新を楽しみにさせていただきます。
苦いお話であると同時に、本懐を遂げた三兄弟に痛快な思いを感じるお話でした。
バルド老がいくら強くてもどうにもならない事が当たり前に存在する、そんな深い世界の広がりも感じられました。
義人と呼ばれた兄弟の父親の話もこの先のお話でちりばめられて行くのでしょうか?
前のお話で出てきた改心した三人組の山賊もこの兄弟の最後を知ることは出来たのか気になります。
仇をとれなかった材木屋の息子はこのあと色々言われそうで気の毒ですね、「吉良邸に討ち入らなかった浅野家の家臣」みたいな扱いを受けそうです。
それでは、この辺りで失礼します。
次回の更新を楽しみにさせていただきます。
隆之介 様
「その貴族もつぶされるぞ」の「も」や、「とうとう殺されやがったぜっ」の「とうとう」の意味を考えていくと、材木商の息子の前にも、領主を倒そうとした人は何人もいたのではないか、という推測が浮かんできます。同時に、誰かが領主を討ち果たす日を待ち望んでいた気持ちもうかがえます。
しかし現実は厳しく、「また死体が増えるわけか。まったく、なんてろくでもねえ街なんだ」というセリフからは、領民の諦めまじりの嘆きが感じられます。
いっぽう、領主と護衛の態度には、「もっと来い」といわんばかりのものがあります。
見事に討ち取った三兄弟を、領民たちはどう思うでしょうか。
なお、「生みの親の復讐をしようとしたんだなあ」という言葉には、同情はあっても揶揄の調子は少ないと思います。
「その貴族もつぶされるぞ」の「も」や、「とうとう殺されやがったぜっ」の「とうとう」の意味を考えていくと、材木商の息子の前にも、領主を倒そうとした人は何人もいたのではないか、という推測が浮かんできます。同時に、誰かが領主を討ち果たす日を待ち望んでいた気持ちもうかがえます。
しかし現実は厳しく、「また死体が増えるわけか。まったく、なんてろくでもねえ街なんだ」というセリフからは、領民の諦めまじりの嘆きが感じられます。
いっぽう、領主と護衛の態度には、「もっと来い」といわんばかりのものがあります。
見事に討ち取った三兄弟を、領民たちはどう思うでしょうか。
なお、「生みの親の復讐をしようとしたんだなあ」という言葉には、同情はあっても揶揄の調子は少ないと思います。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 07時42分
[一言]
泣けてしまいました。どうしようもなく。
泣けてしまいました。どうしようもなく。
筧ゆの 様
私も読み返すたびに泣けてしまいます。
私も読み返すたびに泣けてしまいます。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 05時54分
[一言]
(´;ω;`)ブワッ
毎回楽しみにしてます。更新頑張ってください!
(´;ω;`)ブワッ
毎回楽しみにしてます。更新頑張ってください!
パンダ 様
ありがとうございます。頑張ります。
ありがとうございます。頑張ります。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 05時53分
[良い点]
涙で画面が……!!
[一言]
初めまして。ここまでようやく拝見しました。
もうハンカチではなくタオルを下さい…
かなしくてせつなくて
ぽつりと落ちた言葉が胸に痛い…
涙で画面が……!!
[一言]
初めまして。ここまでようやく拝見しました。
もうハンカチではなくタオルを下さい…
かなしくてせつなくて
ぽつりと落ちた言葉が胸に痛い…
浜梨 様
あの言葉が素直に出るところが、ゴドン・ザルコスの美点でしょうか。
あの言葉が素直に出るところが、ゴドン・ザルコスの美点でしょうか。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 05時52分
[良い点]
。・゜゜・(>д<;)・゜゜・。
朝読むんじゃなかった……。
[一言]
涙腺が壊れました。
……なにか一言、と書こうと思っても、胸が詰まって……。
。・゜゜・(>д<;)・゜゜・。
朝読むんじゃなかった……。
[一言]
涙腺が壊れました。
……なにか一言、と書こうと思っても、胸が詰まって……。
昔昔亭或処 様
私も読み返すと泣けます。
私も読み返すと泣けます。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 05時51分
[良い点]
泣けた…尊い犠牲という言葉を久しぶりに思い出しました。
彼らが最後に会ったのがバルトお爺ちゃんでよかった。
大勢の人が多分同じ気持ちだったでしょうに、力を合わせて
戦う事ができなかったのもまた現実なんでしょうか…。
泣けた…尊い犠牲という言葉を久しぶりに思い出しました。
彼らが最後に会ったのがバルトお爺ちゃんでよかった。
大勢の人が多分同じ気持ちだったでしょうに、力を合わせて
戦う事ができなかったのもまた現実なんでしょうか…。
宮路広子 様
材木商の息子は仲間と領主を倒そうとしました。
それまでにも、そういう人はいたかもしれません。ただ、直接戦える人は、そういるものではないのかもしれません。
材木商の息子は仲間と領主を倒そうとしました。
それまでにも、そういう人はいたかもしれません。ただ、直接戦える人は、そういるものではないのかもしれません。
- 支援BIS
- 2012年 07月26日 05時50分
[一言]
これはいい。
書籍化されてもいいとは思うんだけど……『本流』じゃないからなぁ。
残念。
これはいい。
書籍化されてもいいとは思うんだけど……『本流』じゃないからなぁ。
残念。
社怪人 様
こうして感想をくださるかたがおられるというだけで、じゅうぶんに報われております。
こうして感想をくださるかたがおられるというだけで、じゅうぶんに報われております。
- 支援BIS
- 2012年 07月25日 07時51分
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