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[一言]
縁は確かにまちこちにあるし,三河の没落した大名の子供から,激動の時代を生き残って天下取ったのだから,家康がやられっぱなしってのもおかしいからな〜

けど最後は主要キャラ半分ぐらい死んで勝ちそうな気がする
じゃないと、八幡が何のために転生したのかの意義がなくはないけど,小さすぎると思う

まぁ,色々理由づけしたけど,結局俺がいいたいのは,最後の最後は勝って欲しい!んで,小田家を再興して欲しい!
  • 投稿者: 六花
  • 2020年 10月12日 20時00分
六花さん感想ありがとうございます。

 そうですねぇ。家康さんが天下を取ったから戦国で一番強いとか賢いとかいうつもりも無いですが、時の運や情勢が味方したとはいえ相当な実力者じゃないと最後まで勝ち抜けませんからね。この辺起業とかに似ている気がします。
 起業ではどんな素晴らしい発想よりも、適切なタイミングで事を起こせるかが重要と言った話を聞きますが、戦国でも大名個人の資質だけでなく、生まれた地域や国力、外交関係、競合勢力、風習風土、タイミング諸々あってそのすべてを調和してもちえたのが偶然家康であった。にしても、やられっぱなしの無能な訳はないですよね。

 最期に関してはネタバレを避ける意味で言及はしませんがお気も意はよくわかります。まぁでも、物語である以上何らかの意義や歴史への変動、爪痕が無ければ意味は無いですよね。その辺は何らかあると思っていただいてもよろしいかと思います。

 大変ありがたいお言葉ですね。小田家好きの作者としましては、やはりそこまで勝ってほしい、再興してほしいと思っていただける程小田家を愛していただけるような作品にできているのだと実感し、作者冥利に尽きるというものです。
 小田家の存在を世に広めつつ、歴史のご都合良い勘違いとかを世の中から払拭する一石には慣れているのかなと感じられて喜ばしい次第です。
[一言]
折角大阪方に運が向いてきたのに,なんか不穏な雰囲気!
  • 投稿者: 六花
  • 2020年 10月10日 19時19分
六花さん感想ありがとうございます。

 まぁ、ただ一個体のキャラならともかく人を率いる将や指揮官の立場なのにやられっぱなしであわあわ負ける人間なんてそうはいないってことですね。有能キャラなら。
 拙作大概いつも不穏な気もしますが、まぁ人間ってのは意外な繋がりや思わぬ因縁あるものです。無能ならば負けっぱなしで有能なら勝ちっぱなしなんて決められたプログラムで動く世界でもなきゃありえません。賢人な指導者も愚劣な民衆も、勇敢なる英雄も、臆病なる国賊も、富む者も貧しき者にも老いも若きも生きうる限りそこの全てに様々な物語と生活と思いとが詰まっています。この不穏な空気も別の方向から見ると別の物語があるのかもしれないですね。
[良い点]
面白いけど何度読んでも主人公がきつい
戦国時代に転移をする、という話の題材の良さには、史実と違った展開に出来るとか史実を知ってるとか現代知識を持つ主人公が活躍などの要素があって、大概の読者(自分だけかもしれない)が優秀な主人公が活躍する様を読んで、読者が主人公に共感ないしは感情移入できて一緒に気持ち良く慣れるからだと、そう私は思います。例として、とても頼られる主人公に感情移入して承認欲求を満たしたりとか
私は主人公が気持ち悪く感じましたし、感情移入も出来ませんでした。高い文章力やその当時の人物時代背景の考察が良くできていて、人物の思考もおかしくなくリアリティーもあるのに、爽快感といった物がなくストレスの溜まる描写まみれで、面白いと思いますけど私には合わないというか大衆受けはしないし、とてももったいないと思いました。
リアリティーって、物語の主人公の活躍とかがチープに見えない為にあるんじゃなかろうか、と私は思うのですがリアルであってもいいんですが主人公や氏治さんの能力では鬱小説にしかならんよなぁと。
[一言]
氏治さんは鬼畜な戦国時代では異物やなって

  • 投稿者: 退会済み
  • 2020年 10月08日 12時55分
管理
シチリアさん、感想ありがとうございます。

 きつくても何度も読んでいただけるというのはとても光栄です。楽しんでいただければ作者冥利に尽きます。
 戦国転生物への醍醐味、全く持ってその通りだと思います。
 ただ、この作者はおそらくのところ非常にひねくれ者なのです。世上の作品すべてに繋がりはないのに、どの物語も英雄ばかりが活躍して、果たして日の当たらないところで正義のしわ寄せに苦労する人や、そんなことも無関係に生きる一般人はいないのだろうか。商業的に無価値故にそういった作品が市場に生み出されないのは理解しつつもどうにも納得がいかない、そんな性質なのです。その昔、とあるアトリエ作品の最初期作品のキャッチコピー「世界救うのやーめた」という、ああいうのに非常に心惹かれたりするような人間なのです。
 別に悪目立ちしたいとか、独創性を出したいとかではなく、ただ単純に「みんなが晴れやかな英雄物語を、素晴らしい作品をたくさん書いてくれるんだから、わざわざ私が書く必要はない」と言うだけで、私はただ「みんなが書きたがらないけど私が見てみたい舞台裏を描き続けたい。しかも、都合よく掃除して整えられた舞台裏ではなく、ごみごみしたような舞台裏を」と言う願望に沿い、ある種職人意識でこだわって書き続けている。ただそれだけなのです。
 それ故に、シチリアさんのご意見尤もでよく理解できますし、ストレスや鬱憤ばかり溜まり、爽快感なく、大衆向けで無い事はもとより承知の上で、それでもほかに見かけない作品を見たい方、あるいは甘党で甘美な物語が大好きだけど、たまには好みでないコーヒーを一口口に含んでからの方が次の甘美な物語を楽しめる、そういう味覚や感覚調整程度に楽しんでいただければ十分なのです。
 大衆受けする作品が書きたくないわけでもないし、素直にうらやましくも思えばお金にできる作者さんは勝ち組だと嫉妬も無い訳ではないですが、しかしながらそれほど大衆受けして称賛を浴びて悦に浸るばかりが幸せではないと思うのです。
 私はそれこそ、八幡では指揮できないような多数の読者様に読んで、楽しんでもらえて、こうして比較的多くの感想を頂けて、楽しく交流ができる。これで十分な幸せだと思うのです。承認欲求なども悪いものでもないし、私もそういう欲が湧くときもありますが、数万のブックマークや数千の感想で返信することも満足することもできないよりは、一つのブックマークや一つの感想でこれほど楽しく感じられるって、すごく幸せなことじゃないでしょうか?
 満足とは人によって与えられるものではありません。満ち足りることを己で知ることが大切であり、幸せへの近道なのではないでしょうか。人は欲に飲まれてはきりがありません。向上心の糧に必要な欲だけを持つことが肝要です。

 長々と語りましたが、とりあえずはこんな性格なので多くの人に見てもらいたいとも思う一方でそれほど大衆向けにするつもりはもとよりないのでこれでいいのですよ。勿体ないと思って頂けたことは本当にうれしく思っております。その言葉一つで私は満足です。


 氏治さんは完全に異物ですね。史実からして異物だから取り上げたのと、あえてそこを盛って強調して描いてるところは正直あります。
[良い点]
一気にここまで読んだのですが、この先の展開がとても気になります…
[気になる点]
この後徳川幕府ルートになっても史実よりだいぶガタガタというか戦火と遺恨が残っていいスタート切れなさそうに感じられたりも
[一言]
続く物語がどうなるかわかりませんが、主人公や氏治、小田の皆が生きて足掻いた証が残る結果と歴史の一幕を見てみたいなと思っています
  • 投稿者: RS
  • 2020年 10月08日 03時03分
RSさん感想ありがとうございます。

 この長い作品を一気読み…お疲れ様です。先が気になるほど楽しんでいただけて幸いです。

 そうですね。遺恨に関しては史実でも解決しないまま時計の針は進んで今に至るのでそこだけだと大きな問題にはならないことでしょう。ただ、史実より豊徳それぞれの戦力差が少なくなっているので間違いなく史実通りに進めばがたがたですね。しかし、当然史実と違う状況ならそこに生きる人々の動きも変わる訳で、家康さんなら何かしらの手を打って挽回するか史実並みの状況にはなるかなと思います。
 展開次第ですしネタバレしてもあれ何であくまで多数シュミレートできる可能性のうちの一つとして、まだ戦力的優位ある徳川が地の利ある東海道から関東のどこかへ豊臣勢を引き込み、補給路を断って叩くといった形で大きな勝利を収めることができたなら史実よりも徳川政権は盤石になります。前回豊臣家中内での主導権争いだった関ヶ原と違い、徳川は権威を武威を増して明確に下剋上の意思を示した大坂の陣。ここにおける勝利は豊臣や世間体など気にしなくていい場面に来ているので、いよいよ徳川に反抗した大名を全て粛清し、史実以上に徳川直轄領の拡大が可能になります。
 ただ、徳川勝利の仮想シナリオの内史実より政権不安定になるパターンは大坂の陣時点で戦国を生き抜いた大粒の大名が複数いた場合ですが、その時はそれら大名に手柄を立てられた場合で尚且つ徳川直轄領と直轄軍に被害が出て戦闘の継続が望ましくない場合、味方した有力大名への大幅譲歩の領土分配の必要性が出てきます。こうなると終始直轄領の少なさに苦しみ続けた足利幕府と同じ政治体系が形成される恐れがあるのですが、とはいえそこまで直轄領を譲る必要性も無く、技術や政治体系の発展から直轄都市や鉱山経営権の確保等豊臣政治の継承をうまくすれば極端に弱い幕府にはならないですね。でもまぁ、なんにせよ史実より纏る。それが江戸幕府以降の時代に好影響となるかは別の話ですが。
 豊臣側勝利のシュミレーションもまた幾通りもできますが、普通に考えればむしろこちらの方が足利政権再来並みの苦労をしそうですね。ただ、当時より武士自体の物の考え方も変わってますし、恩顧や義理を気にする大名がまだ多数残っていることが幸いして当面は政治が安定するでしょうが、この世代の人間関係で持たせる部分はあるでしょうから組織形成を急がなければ半世紀持たずに空中分解するシュミレーションが多数頻出します。

 続く物語がどう展開しても、とりあえず台風の目になった氏治は歴史書に頻繁に出てくるでしょうね。歴史の問題児として義務教育のテストにさえ名前が出るのではないでしょうか。主人公はまぁ、渾名だし八幡とか結構名乗ってる人いそうなこともあって陰に埋もれそうなきもします。
[気になる点]
淀を一人にするって、地雷確定じゃん。豊臣の存続は諦めた方が良いな。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2020年 10月06日 22時59分
管理
oksさん感想ありがとうございます!

 まぁ、淀殿めんどくさい人ですからねぇ…危機を脱してヒスは多少落ち着いてもなんかあれば再発するし、愛情深いと言えば聞こえはいいものの過保護が過ぎて軍政に口を出しすぎる。
 しかも、豊臣軍全体は若干うかれ気味ですけど、日本全国を盤面と見ればまだ普通に劣勢ですしね。でもまぁ人間の心理とすれば生死の危機から脱して逆転勝利、生還となれば大局観に特別敏い人でもなければ浮かれるのもやむなし。豊臣はまだまだ危険ですね…。
 でもまぁ、地雷が起爆するかは解らないというところでここはひとつ。
[良い点]
八幡って武官としては並みぐらいやけど,文官としてやったら,めっちゃ優秀やんねんな〜
八幡って結構スペック高くね?(流鏑馬できるし,兵の指揮も数百ぐらいやったら,そこそこうまいし)と思ってきた今日この頃
[一言]
やっぱ運の悪さだけやな〜
あと,八幡って苗字出てきてないけど,宇都宮源氏に連なるものとかっていう裏設定あるのかな?
  • 投稿者: 六花
  • 2020年 10月05日 12時15分
六花さん感想ありがとうございます!

 武官は並みですね。状況次第で若干前後するけど平均して並み。適正と戦地で言えば弓騎馬と騎馬の編成による機動戦は多少できる気がします。ただ、他兵種での野戦はどういう戦況においても基本押し敗けます。と言うか白兵戦が弱い。
 彼が最大限力を発揮するのは中小規模の城砦や野戦陣地における籠城戦ならばバランス的思考が拠点の欠点弱点を補う様に配置を立てられますし、中世より多様な文化文明現象起こる現代で生きている分自然と物事の深読みなどが鍛えられているとすれば、考える時間次第では強みかなと。そしてある程度戦国時代の生き死にに慣れて適応できれば生粋の戦国生まれの凡人よりはよほど籠城戦は現代人の思考の方が優位かなと。計算に強いし物資なんかも軽視しないですしね。
 八幡は作者的にはずっと平凡枠と捉えていいか悩むほどに高スペックとは思ってます。読者様方から全く賛同が得られませんが…。単純に、敵が強いだけなんです。

 運はまぁ、他家で足軽にしかなれないまま死ぬよりかよっぽどいいなぁとか思ってたりする作者です。作者的には、運は良くないけど悪くも無い、程度の認識なんですよねぇ…だって、結構彼はラッキーで敵将首いくつかとってますし、悲惨な敗走の最中も機転+運で生きてるところからすると悪く無い様な…。味方が計算外の敗走とか撤退とか逃亡とか、他者のせいで戦に敗けるって戦国時代なら誰しも経験しそうなことだし、それひとつとって不幸にも…まぁ不幸の一つではありますが。
 あと、たぶん結構多くの人が勘違いしてるのかなとは思うんですが、七年ほどまぁ続いてる拙作ですが主人公の名前は一回も作中に出してませんね。八幡って、作中でも語られていますけど初見が多分葵視点での小田家末席加入時に伝聞形式で語られたもので、そこには渾名という風に記されているはずです。
 改定後初見位置変わってる可能性もありますが…(
[良い点]
主人公勢力と敵対する武将であろうが味方する武将であろうが各々が出来る精一杯の行動をしていてご都合主義がない

主人公に負けた武将とかも他を選びようがない状況で負けたりだったりでヤラレ役の無能がいない

戦国時代の常識や所属している派閥とか個人の性格や戦績などの経歴や経験に合致した行動をする点など、正しいかはどうかとしてその人物が思う最適解の行動をしていて良く考えられているなと
[気になる点]
主人公をもっとなんとか!
武将がリアルで有能なのは別にいいんですが普通に考えて一般人送っても殺されるか奴隷落ちか自殺コースだからご都合主義的な運と能力与えないとお話を作れないと思います。

小田城落ちて撤退した落ち目の小田氏治にわざわざ小田城周辺の人民が年貢を納めに駆けつけたりとか考えるとあの大軍は納得できるかな

読んでて思ったのですが主人公いる?まあ文句言ってますけど読んでて面白いです。有能主人公の登場する次回作に期待
[一言]
なろう特有の糞長いタイトルにして主人公の生まれを財閥とかにして帝王学を三歳くらいから叩き混まれた賢い子で軍学校に箔付けで通わせた屈強な青年で転移じゃなくて転生で不快感のない有能主人公にしたらもっと伸びたのではw
  • 投稿者: 山東省
  • 2020年 09月28日 17時10分
山東省さん感想ありがとうございます!

 ありがとうございます! 武将の行動は常に(完全モブの人までは流石にコストを割きませんが…)その立場と視点に立ち、地位や情勢、情報を整理して戦略を練ることを意識していますので嬉しいです!

 主人公にやられる敵も、いつもやられる主人公(笑)達も王手の一歩前まで戻れば詰みにならない選択肢とかほかの最善手もあったりするんですけど、それぞれの武将の思想や優先目標、性格、能力を加味して敢えて最善手を描かずに泣く泣く捨てて次善策とかで物語を動かしたりしてます(涙
 でも、やっぱりいい作戦とか思いついたら使いたくなるのが人の、もとい作者の性でエゴや自己満足のために最善手使わせたりすることもありますし、結果主人公が当初の想定以上にぼろ雑巾にされて読者様方から主人公に対する叱咤激励を頂くこともありますねw
 やられ役の無能はまあ確かにあんまりいないですね。でも、全くいないのも変と言うことでモブさんとかで出してるような。千葉家との戦いも北条キレンジャーがいたから負けましたが、あれさえいなければ彼らは噛ませ役だったのかなと。千葉家ファンには申し訳ないですが。でも、家中の体勢調べるに名家とはいえ弱いものは弱い…まぁ、上杉謙信に籠城戦真っ向勝負で勝ってるから強いという主張される人も居るかもしれませんが。
 あと、読み直すと別でご指摘あったように浅野さんには少し悪いことをした感も。

 主人公に関してはまぁ…作成当初からここ一二年で読者の方々から連続で何件もご指摘いただくまではこれですら「乗馬技術が戦国人の並みクラスあって、弓で曲芸披露レベルの戦乱に通じる技量あるとか超チートじゃん。物語のためとはいえご都合主義嫌う私がずいぶん手ぬるくキャラを作ったものだな」と自己批判してこれでも能力値に肩入れしすぎたかなと思ってたくらいなのです…。
 小田家加入の経緯も割とご都合ですしね。お坊さんが瑞気云々とか。なので次回作は能力底上げする代わりに名もなき小作農からでもスタートさせようかと。現代からの転生でも荒んだ家庭で育った非行少年が戦国に転生してきちんと年数掛けて馴染めば人殺しくらいいとわない人間に成長してくれるでしょう。

 氏治の魅力値や描写にはまぁ当然物語なのでごく一部極度過剰な演出や誇張がありますけど、まぁ元ネタがご都合主義みたいなところある人なので、戦国人にこんな人情的な演出ありえない! みたいな意見はあっても500年遡って本人に文句言ってくれって感じですよね。なぜ当時の人がそこまで氏治さんにお熱で熱心なファンだったのか、理由は残念ながら今も不明です。

 主人公いるかいらないかで言うと、一応いる、くらいの回答しかできないんですよね。作者が言うのもひどい話ですが個人的にはぶっちゃけ主人公はいらないくらいで、当初氏治か菅谷さん主人公で考えてたんですが、ただ戦国時代に何の要素も添加しないで歴史が変わるというのもそれはそれで不自然、変わるための要素が一切ないままのIFは好みではないのもあって現代人と言うのはいれざるをえなかった事情があります。ただ神様転生だのチートをもらうだのっていうのは、なんで世界でそいつだけが能力をもらえるのか、何が間違いで死んだだとか贖罪でとかちょっとご都合過ぎて気持ち悪かったので、そんな借り物の力でイキリ倒す三下みたいな、虎の威を借る狐まんまな主人公にするくらいなら弱さ脆さ含めてリアルを追求したいなと。でも、水芸芸人女神様がいる四人組の某人気作とかみたいなギャグ路線は好きですけど。

 長いタイトルに関しては恥ずかしながら若干媚びる意味もあって「戦国アイドル小田天庵」と長めのタイトルにしてたんですが、ちょっと長さたりないのと状況をコメント的に解説するタイトルじゃないとダメだったみたいですね。結構ラノベらしいタイトルにできてたと思うんですけど。恥ずかしいので今の名前「小田天庵記」に変更しましたが、長年「戦国アイドル小田天庵」だったせいか作者の中でもそっちが定着、愛着持ってしまった感あります。
 なろう系への皮肉と言う意味合いでそういった万能チートを私が書くというのもありなんですけど、書けないというよりはこそばゆくて書きたくないってのがありまして…くだらないプライドですかね…。ひねくれ者なんで誰もが書くようなそんな単純明快な英雄物語よりかは、個人的にはそんな英雄大活躍の裏で二次三次被害や、敵国であるという都合上攻め込まれて町を焼かれ、あるいは兵士として出征した夫や息子を殺された親族目線、圧倒的チートに滅ぼされる国が、悪の帝国が如何に抵抗し、じわじわと真綿で密かに英雄の首を絞め抹殺する。戦には負けるが勝負に勝つ、そんな物語とかのほうが書き甲斐があるんですよね。時間は無いけど構想はありますし。
 チート主人公物語の得意な人と合作でもしてみたいものです。
[良い点]
そういや政宗は若い頃佐竹らの連合軍にこっぴどくやられたりもしてましたね...。敵の実力を知ってるからこそ大阪にとどまる選択を選んだか...。
[気になる点]
最初の津軽家が新豊臣→親豊臣
[一言]
今回の氏治の大阪に徳川主力をひきつけたうえで、常陸上陸から始まる作戦はなんとなく朝鮮戦争の仁川上陸作戦を思いおこしますね
河童長老さん感想ありがとうございます!

 作中ではメタ都合で今も政宗君は若いですがね!
 政宗君は実力を知るのもありますが、単純に都合がよかったというのが大きいです。
 正直外交政策では父輝宗さんや義重の方が婚姻政策として上手ですし、真っ向勝負も今まで悪運の強さでしのいだ感が強いので、おそらく義重に敗れそうです。
 ただ、政宗君のいいところはそういうところも含めて自分を客観的に、相手からどう見られているか、どう行動すれば相手の意表を突き、生き延びられるかと言う綱渡りの生存戦略が極めて優秀だったのだと思います。
 まぁ、今回で言えば偶々遠く大坂の地ではどう考えても間に合わないですし、船で早く、体力も温存した状態で帰還しても領国はその間に過半が悲惨なことになるのは明白です。最上も佐竹も最大兵力の半数程度の兵とはいえ、それでも伊達と同数近く。正直地の利があっても勝てるかは怪しいところです。地勢的に伊達の味方になりうるのは米沢の蒲生家(本来会津60万石が作中では旧直江領を中心に30万石)しか居らず、しかもその蒲生家に対しては疑惑段階とはいえ政宗君のちょっかいで当主が死んだ挙句に大幅減転になった疑惑があり、恨まれていて不思議ではありません。
 そのような状況下で無理して帰還して壊滅するよりは、徳川本軍と同行する方が戦力温存しつつ徳川に恩も売れる。さらには南下する奥州連合軍に自分の主力をぶつけないまま、米沢の蒲生家にぶつけることができるとあって一石二鳥三鳥にもなる行動です。政宗君の行動ロジックはそういったこ狡いけども有力な戦略を行うようにさせています。

 すみません…誤字は後程直します。

 近代戦は詳しく存じませんが、仁川上陸作戦は有名ですね。とはいえ、背後を水軍で奇襲上陸、補給路を断て混乱する敵軍を挟撃して叩いたという程度しか知りませんが…。
 確かに形は似ていますが、戦略意義としては、素人目ながらだいぶ異なるようにも思えます。
 仁川では朝鮮民族にとってのシンボル的重要地域(と聞いたことがある…韓国では憲法でソウル以外を首都にできないんでしたっけ?)であるソウル近郊への襲撃前線の司令部となっているであろうソウル攻撃と策源地からの補給路遮断による物資、情報の遮断による混乱と戦略物資不足による戦力低下が主な狙いかと思います。
 ただ、氏治の場合襲撃地点が常陸国であり策源地たる江戸との補給路及び連絡線遮断にはなっていません。敢えて仁川上陸作戦と同じ効果を期待するのであれば民族的シンボル要素あるいは戦略上および交通の要地として京都あるいは淀を占領することで同様の効果が得られるでしょう。ただ、近代戦では上級司令部は後方にある上、戦略物資として武器弾薬など消耗品が多いですが、戦国時代は技術的都合から上級司令部がそもそも前線の戦場そのものにおいてありますし(徳川本陣)戦略物資も近代戦ほど武器弾薬を使わず白兵戦が主、矢は現地調達が可能ですし、弾丸も大概火縄銃レベルなら近隣の町や城で生産させることができます。現実的には兵粮攻めになるだけですね。なので全く同じ効果にはなりませんね。
 氏治の目的は戦国時代ゆえの情報伝達のタイムラグや不確かさを利用した形で家康や江戸近郊に領地をもつ譜代武将の不安や焦りを煽ること、大坂方にとって都合のいい、景気のいい情報を生み出し、発信して大坂方に勢いや戦の気運があるように思わせ、日和見大名や恩顧、つながりのある大名を寝返らせるなど世論を味方にするための宣伝作戦でもあります。如何に頭数揃えたとはいえ、民兵主体でしかも統率を取りきれない烏合の衆で総構(1608年ごろ完成なので作中ではできたてほやほや)の江戸城を落とすのはまず不可能です。

 なので、こうして見ると見た目は似てるようでも中身の戦略意義はほぼほぼ違っているものだなと考察することができますね。
 ただ、仁川の方はイメージや想像で語ってるので違ってたらごめんなさい…。
[一言]
鮭様は近年まで松永久秀同様梟雄として低い評価をされることがありましたが最近は二人とも見直されてきてますよね…
河童長老さん感想ありがとうございます。

 鮭様、甥っ子の大河ドラマで敵役として酷く書かれて印象が独り歩きしましたからね。でもまぁ、当時は資料も少なく、研究も足りてなかったし仕方ない面もあるのでしょうが。
 ただ、低い評価と言うよりは両方とも卑怯者、あるいは謀略家であり腹黒い、と言った印象だった気がします。ギリワンさんは近年では大仏焼いてないとか家中で暗殺繰り返してないとか、将軍も殺してないとか、長慶さんの新郎の原因と言うよりむしろ忠義者だったとかありますけど、それはそれで逆張りし過ぎ感も否めません。大仏には関与してない、あるいは久通さんの犯行とかも言われますけど、全く関与してないと言えるんですかね…。
 まぁ、より可能性の高い現実が史実として明らかになるのは嬉しいですし、研究が進むこともめでたいですが、個人的にはギリワンさんはギリワンでこそ魅力的な気がします。それ故にクリスマス休戦や性行為技術本とか作っちゃうギャップが面白かったりしますし。
[気になる点]
よく自分から、領地返上して、断られ、左遷される現象があるが、あれ何なんでしょうんね?

[一言]
まあ家康信じて、騙されて、左遷とか取り潰しになってっる大名多いし間違ってはないな。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2020年 09月22日 06時05分
管理
oksさん感想ありがとうございます!

 結構都度事情が異なると思うので私も詳しくは解りませんが、概ね徳川家への忠義を示す、あるいはもらった領土が広すぎて警戒されるのを防ぐ、返上しておくことで後世において何かへまをした子孫が居てもその功績に免じてもらう、辺りが外様大名視点の理由で、譜代親藩からしたら単純な能力不足、あるいは年齢、隠居、郷里に帰りたいため引き換えに、と言うパターンでしょうか?
 毛利家は輝元さんが関ヶ原の借金苦で福島家からも取り立てが厳しかったとき、せっかく残った領国もすべて返上したいと申し出たとか。でも、徳川も領地返上されて破産されても困るのと、それで牢人が大量に出ればまた反徳川政権の一揆や騒乱が起きかねない。政権が盤石になるまでは下手に牢人を増やしたくない思惑もあって拒否られましたし、伊達政宗君も四国にもらった領土を息子にあげたら、仲が悪く政宗から送られた家老殺した事件をきっかけに激怒、家康に領地返上を申し出ています。他にも誰だか忘れましたが、世継ぎが暗愚であることを理由に返上を申し出た人も居ますし、あるいは領国縮小の代わりに郷里へ小さな領地がほしいと願った譜代もいたような。
 すみません、江戸時代及び徳川関係はさほど詳しくないので曖昧ですが、こういった事例を見るに、一概に左遷とかではなかったのかもしれないですね。

 豊臣恩顧への警戒や取り潰しもひどいし、最上家なんかについても結構悲惨でしたね。まぁ、左遷と言うか地方転封に関しては関東と中部を抑えたい徳川と、そもそも近畿圏は政治的要衝であるのを考えると、必然それ以外の田舎に送られてしまうのは止む無いところなのかもしれないですね。
 今回の鮭様はそこまで読んだわけではないにせよ、家康が一筋縄ではいかない狸である事、近くで見てればその部分は返って見えてきていたことでしょう。
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