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[良い点]
更新速度上がるんですか? ヤッター
[一言]
真田昌幸と黒田官兵衛の二人が軍師とは何とも贅沢な話だなぁ、と思いました。

そして久々に聞いた松永久秀の件。仕方ないとはいえ東国に逃げたとの勘違いが痛い。また九州で悪辣な罠がありそうで楽しみです。

あと北条氏規、普通に帰ってきたんですね。てっきり軟禁でもされるか、小田原と話がつくまで齧りつくかと思ってましたが。
  • 投稿者: ネム
  • 2016年 01月16日 18時57分
[良い点]
更新お疲れ様です。

さて、今回は随分前に予想(妄想)した剣聖将軍版二兵衛の活躍に心踊りました!!

そしてその二人でさえも恐れる雑賀城。
信長でさえ手を焼いた雑賀衆、そして雑賀孫一。あのまま進めば史実同様大損害となるところでした。

二兵衛と雑賀どちらもさすがといったところです。

とはいえ、以前妄想した通り光秀の下での二兵衛揃い踏みは少々難しくなりましたかねぇ…奉公衆は上様直属でしたよね…?
  • 投稿者: 緋色
  • 2016年 01月16日 12時29分
ご感想ありがとうございます。

今回は二兵衛が別々の軍勢に身を置いていましたが、同じ陣幕にいたらどうなるのでしょうかね?ただ昌幸の場合は大軍を指揮した経験がないので未知数というのが書き手の腕を試されるところかと思い緊張いたします。

仰るとおりに昌幸は義輝の直臣となりました。義輝の傍には勇将は多くとも軍師的な人材はおりませんので、目立つ格好となります。とはいえ活躍する機会は残り少なく、物語も終盤に差し掛かっております。もちろん再登場はありますので、それまでお待ちいただければと思います。
  • やま次郎
  • 2016年 01月19日 03時05分
ご感想ありがとうございます。

今回は二兵衛が別々の軍勢に身を置いていましたが、同じ陣幕にいたらどうなるのでしょうかね?ただ昌幸の場合は大軍を指揮した経験がないので未知数というのが書き手の腕を試されるところかと思い緊張いたします。

仰るとおりに昌幸は義輝の直臣となりました。義輝の傍には勇将は多くとも軍師的な人材はおりませんので、目立つ格好となります。とはいえ活躍する機会は残り少なく、物語も終盤に差し掛かっております。もちろん再登場はありますので、それまでお待ちいただければと思います。
  • やま次郎
  • 2016年 01月19日 03時04分
[良い点]
大河ドラマを見ているとどうしても、氏政は「負け組」になって見劣りしてしまういますが、
成る程この話では差し支えない程度に武将として表現できているとおもいます。
[気になる点]
ただ信玄同様、将軍義輝を心中では呼びに捨てにして見下してる辺り、氏政の大名としての器はたかが知れてそうですね。あの信玄でも最終的に認めたのにこれでは史実同様滅ぶしかないのでしょうか?
直接手を出さない辺りは信玄より(結果的に)ましと言えなくもないですけど。
[一言]
こんばんは、やま次郎さん。
まえのコメントをした時、「景勝」を「景虎」とうち間違えてしまいました。これじゃ上杉謙信のことみたいですね。すみません
もし仮に北条家が滅びたら謙信が引き継ぐんですかね?(史実では家康が移りましたけど、親戚筋である今川と争っただけでなく、滅ぼそうとした家康をよく思ってないだろうし、同盟者だった武田義信や今川氏ざねは若輩者で自領の事で手一杯でしょうから)信長にまかせられないなら謙信ぐらいしかいないんじゃないですか?
  • 投稿者: ジェイカー
  • 2016年 01月08日 19時15分
ご感想ありがとうございます。

確かに北条は不憫だと思いますね。実力もあり、東国にいる割には優れた先見性のある治世は江戸幕府が証明しています。なのに信玄や謙信が天下を取る架空戦記が多数書かれていても、北条が天下を取る話は見たことがありません。いつもやられ役です。

拙作は可能な限りリアルに描こうと努めています。そうなると関宿合戦みたいになるのです。また氏政が氏康の功績の上に成り立っているとはいえ北条全盛期を築いたことは間違いありませんので、少なくとも暗愚な当主ではないと思っています。相手が豊臣という前代未聞な大勢力だったのです。運がなかったと思いたいですね。

関東の統治をどうするかについてですが、義輝の基本路線は謙信に委ねることで概ね間違っていません。ただ九州もですが、今回の北陸遠征にもある通り全てを一部の大名家に任せるような旧室町幕府的なやり方を義輝は変えようとしています。関東をどの大名家が拝領するかは史実とは変わった形になると思ってくれて大丈夫です。(例えば豊臣でいう家康ポジションの今の信長を関東に転封するとかはありません)
  • やま次郎
  • 2016年 01月16日 02時08分
[一言]
ふと思ったのですが、この作品では細川藤孝の息子である忠興は登場するのでしょうか?
  • 投稿者: 櫻川大縁
  • 18歳~22歳 男性
  • 2015年 11月08日 19時34分
ご質問ありがとうございます。また返信が遅くなり申し訳ありません。

忠興については作中で一度だけ実は触れております。本人が登場してはおりませんが、明智家(土岐)と細川家は史実通りに義輝の命令で婚姻を約束しています。つまり玉が熊千代(忠興)に嫁ぐことが決まっているわけです。光秀が丹後を拝領したことで、こちらも史実と同じく領地を接しているわけで、その重要性は類似しています。(違いといえば、光秀より藤孝の方が立場が上だということ)

本人が登場するかは未定ですが、名前くらいは再登場すると思います。かなり後の方になりますので、まだまだ先に話になりますが……
  • やま次郎
  • 2015年 12月08日 02時25分
[良い点]
なかなか文字通り躍進してますね。今作の公方様は。京にとどまらず、まさか越後までくるなんて。これからもどんな活躍をするのか面白くなりそうです。
[気になる点]
ただ長尾景虎の本庄に対する処分は私も甘いと思います。これじゃ何度も越後で内乱が起こるのもしょうがないですね。これが信長だったら所領召し上げだけでなく、一族郎党皆殺しにしそうですね。
[一言]
こんばんは、今か今かと毎日更新をチェックしています。
返信を見ましたけど、なるほどリアルティーを追求したこのストーリでは確かに信長・謙信の連合軍は難しそうですね。ただ今回の話を読んでいても「信長(軍)はどうするのか?」というのが頭から離れません。前回はだいぶ名前が出てきましたから、何か行動を起こすんじゃないかなと思いました。史実では一益に上野を任していましたけど、今信濃事で手一杯ですし、表向きは義輝の家臣ですからまさか上州まで進出してきませんよね?義輝の命令でもない限り
  • 投稿者: ジェイカー
  • 2015年 11月05日 22時15分
ご感想ありがとうございます。そして返信が遅くなり申し訳ありません。

織田の動きについては次章がメインとなります。謙信は相変わらず関東ですが、北陸遠征を終えた義輝の視線が西を向く中で信長はどうするのか。当然ながら義輝から何らかの命令が出ることになりますが、すんなりと信長が従うのか。次回以降で少しずつ次章へ向けての動きを書いて参ります。

今のところ明らかになっているのは、義輝が関東よりも先に九州を治めようと考えていること、関東には織田軍ではなく長尾勢を送って九州平定が終わるまで謙信を支援させるつもりでいることです。出来るだけ早く書きたいとは思っているのですが、暮れに近づくに連れて仕事も忙しくなっており、なかなか時間を見つけられない次第です。

頑張りますので、どうか応援よろしくお願いします。
  • やま次郎
  • 2015年 12月08日 02時18分
[良い点]
氏政は謙信を含めた討伐軍を退けたから、少しは武将として箔がついたと思います。
[気になる点]
ただし自分の中では氏政<氏康ですけど、何だかんだで父親の事で意地になってますからね。そのことが彼の器を小さくしているのかもしれません。
 ところで、信長の評判はあまりよくないですね。史実では幕府(義昭)を見限って、信長についた細川藤孝でしたが、なんだか彼も信長の行動には理解できてないようでした。
[一言]
こんにちは、いつも楽しみに読んでいます。以前から関東というより北条家の方で雲行きが怪しくなってきたりしています。
 いっそのこと謙信は武田ではなく、織田と手を組んで戦った方がいいんじゃないですかね?信長の事は信用してましたし。(ただし信長を見ている限り、彼の評価は低いですけど)蒸し返すわけじゃないですけど、謙信と信長のコンビプレーでやれば強力な軍になると思います。
  • 投稿者: ジェイカー
  • 2015年 10月20日 11時31分
ご感想ありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。。

氏政は仰る通り箔がついたと思います。元々武将としてもそれなりの器量は有しているはずなのですが、拙作では父との路線対立から少々損をしているところがあるかと。もう少し後の時代を描く作品となれば、氏直を頼りなく書く人も多いので、氏政が器量人になる場合もあったりしますね。一応、北条最盛期は氏政の代なのですから、評価はしていい人物かと思います。

また信長については仕方のない一面があります。言うならば秀吉時代の家康といったところでしょうか?律儀な内府殿という仮面をかぶっていた家康に対し、信長ですから言うべきことは言っていますし、まだ抑えている方です。拙作の藤孝も義輝が死んでいないことから忠義心が強い人として描いている部分がありますので、少し性格が史実とは違います。

尚、これも仰られる通りに織田の関東派遣で情勢に大きな変化をもたらせられるとは義輝も考えています。それを行わないのは、織田の力を大きくするという結果が判っているからです。本音としては、謙信が独力で関東を平定してくれるのが一番いい。よって最新話では景勝の手助けを義輝は行ったわけです。しかし、史実でも関東平定が敵わなかった謙信が、自身の力だけで実現するのはご都合主義もいいところでしょう。リアリティを求めている拙作では、その展開は有り得ません。

謙信と信長の組み合わせは上洛戦でもすれ違いだったので、拙作でも実現はしていません。強兵の上杉軍に織田の火力が加わったならばどうなるか、恐ろしいですね。
  • やま次郎
  • 2015年 11月05日 19時25分
[一言]
他者への感想返しに対して意見、質問は失礼かも知れませんが。

黒田家家臣は現在晴藤の下にいて、官兵衛単独で光秀の下にいる状態ということは…

母里太兵衛や後藤又兵衛を初めとした黒田家臣そっくり貰っちゃった状態ですか!?(あくまで「預かり」でしょうけど)

それって、余計なテコ入れしなくても充分なぐらい強いような…( ̄▽ ̄;)
  • 投稿者: 緋色
  • 2015年 10月15日 00時54分
返信が遅れて申し訳ありません。

黒田家臣は晴藤の下にいはしますが、好きに扱えない面倒な連中です。一応、晴藤が黒田家臣に指示を出すことを光秀がどうこう言うことはありませんが、それを当たり前のようにやってしまうと播磨の者たちは面白くありません。何せ黒田は小寺家の陪臣である黒田の家来でしかなく、晴藤の面倒を見ているからといって彼らから何かしらの指示が出されていい顔をするわけがない。

その辺りは官兵衛から晴藤に釘を刺しているところです。「何かあればいつでも相談をして下さい」とね。そしていつかはいなくなる連中ですので、早急な組織固めが必要とされています。これは晴藤だけでなく公方家全てに言えることで、その一つである伊勢公方家については今回で言及しました。
  • やま次郎
  • 2015年 11月05日 19時16分
[一言]
更新乙です。

…嫌な想像をしました。

氏規父に会いに行く
→昏睡状態または死去
→氏政に会い詰問
→幕府を軽視している氏政は関宿での勝利も相まって聞く耳もたず
→それでも食い下がって上洛と上様への弁解を懇願する氏規
→腹を立て氏規を幽閉する氏政。官兵衛状態に
→一方、幕府方ではそんなこと分からず、氏規からの連絡が途絶えた…氏規が斬られたか!?はたまたそのまま裏切ったか!?氏規への疑心暗鬼と北条への怒りが頂点に
→もう我慢ならん!!織田を含め、幕府全軍を持って将軍親征による北条攻めじゃ!人質の三郎も斬れ!
→半兵衛が配下に居るわけでもないので、密かに匿うとか特になく普通に三郎死亡
→北条攻め。勝利
→幽閉された氏規発見されて助け出される
→氏規、三郎の死に慟哭する


二兵衛の逸話がバッドエンドを迎えるとこうなるんだろうなあと思いました。てか、半兵衛が機転利かせてくれたお陰で長政死なずにすんだだけで、むしろこれが普通の展開ですよねぇ…。自分で想像しといて鬱です。

はてさて、この世界ではどうなるのか!?
  • 投稿者: 緋色
  • 2015年 10月05日 07時12分
御感想ありがとうございます。

なるほど、確かに氏規幽閉フラグなるものが立っても可笑しくない感じですね。それはそれで面白そうな話が描けそうです。

一応、今回の一件をどう描くかは氏規の立場を注視したものを予定しています。本編でも語りましたが氏規は本家から今のところ“質”として北条の忠誠を対外的に示す“証”でしかありません。氏規を使って本家が幕府に工作を仕掛けることもなく、外交も氏規に担当させず板岡部江雪斎を送り込んでいます。今のところ義輝は氏規の存在を重用視していますので、北条氏規個人の立身出世はほぼ約束されている状態です。但し、それが彼本人にとってパッピーエンドではないことは、史実が証明しています。

この話は次々回で描く予定です。
  • やま次郎
  • 2015年 10月14日 23時09分
[良い点]
 二話まとめてとなりますが、投降スパンが短かったことに少々驚いている次第です。最新前話、最新話ともに義輝らしさが見えた具合でした。山陰とユ~始末しやすい下腹部を対処した後は、論功行賞と関東の始末。早急な決着を織田抜きでやろうとするなら必然的に何らかの形で北条と手打ちする必要があります。そのタイミングでの北条氏規の起用。こいつがどんな作用になるか注目するところです。
[気になる点]
 北条の扱いに氏規を使うのは良いにして……なぜ彼への提示が北条での本領安堵と家督ではなく河内代官職なのか疑問に思えました。具体的な交渉で処遇を決めるにしても、軍事的以上に政治的に大きい『上杉謙信に対する野戦での撃破』を果たした氏政がそもそも乗るとは思えず、北条の家中とてこの段階での新生室町幕府との和議を不可とするでしょう。北条に条件を呑ませたいなら大兵をもって主力を撃破するか、最低限駿河ないし上野まで大兵を派兵し、軍事的な優勢を確保する必要があります。それなしに北条を従えよーとするなら、事実上の北条赦免となろうとも可能な限り受ける損害を少なくさせなければまず話にならないと踏みます。まぁ、それでも氏政の処遇とか氏規の次の家督とか切り取った上総や下総半国の扱いとかありますが、前回の感想で言及した通り東国での織田への対抗馬を確保する意味でも氏規の小田原北条家(仮称、氏規の河内北条家と区別の意味)相続は戦による決着が望めない現状において妥当といえるでしょう。東国の直接統治(純粋な新生室町幕府の主体下に置く意味として)を切ったとしても、上杉と北条をつかみ九州があれば戦後の勢力としては許容範囲といえますし。

 あと悪い点よりは気になったのですが……最新話で処断した播磨衆は晴藤の家中なのかそれとも晴藤付きの寄騎のようなものなのか、そのあたりが今一つ判然としませんでした。前者ならかなり問題の生じる扱いですので後者なら説明がつくと思うのですが、いかがなのでしょう? まぁ、どちらにしても指揮下から大量に処断が出たことで義輝は改めて播磨公方家の家中再建に責任を負う事態となりましたがこの辺も注目です(この件で晴藤の責任云々を問うには無理があるし、とすると幕臣とかから見つくろって晴藤の家臣団を見繕わなければならん意味で)。おそらく似たような齟齬が他の公方家でも起こるであろうと推測しますが――こうしたリスクも含めて義輝は二カ国以上最初に預けなかったやもしれません(江戸初期の越前松平久世騒動や蒲生家の内紛まがいのことがあれば目も当てられないし)。
[一言]
 こんばんは、今回も楽しく読ませていただきました。新生室町幕府の視点が中心の今回ですが……九州や毛利元就の情報を知らなければ、まず関宿の敗戦があった東国と肩の突きやすい北陸を始末しようとユ~展開に妥当性がなかったとは思えません。ただ具体的な情報があったとなれば嫌でも大友攻めを急がねばならんでしょう(脅威度の意味合いでどう考えても九州が先だし)。毛利勢の動きが鈍っても来島村上(新生室町幕府についたのはこの家だけの筈。能島村上は滅亡し因島村上は言及ない以上毛利付き)と塩飽の水軍とその他諸侯の水軍があれば大兵は送れますし、それにより上陸後大友以外の諸侯の参陣が期待できます。そうすれば好む好まざるを問わず北条とは手打ちせざるを得なくなるが……悪い点で言及の通り織田抜きの決着を図るとなれば相当譲歩しなければまず北条は乗ってこないと判断できます。あれこれといいましたが、このあたりを義輝がどー始末するか注目する次第です。

 後は北陸攻め完了後に義輝が何をやるのやらが気にあんります。話の流れからして本拠を移す云々じゃないとは読めますが……何がしたいのやら? もっとも本拠に関していうなら、史実の信長や秀吉の着眼にもある通り軍事的・政治的に見れば大坂が一番割に合うと判断できます。時間は置くとしても費えは天下普請のよーなことでやるとすれば問題ないとして、新生室町幕府の場合は若干のネックたる政治的なものとしてこれまで組織に取り込んだ形の公家衆の扱いが出てきます。大概のことは近衛前久に話を通せば何とかなるとして、これまで通り大坂まで羽林と名家を出仕させるのか、それとも史実の京都所司代のよーに一括で統括させるのか、どうやるとしても公武の双方で頂点に立つ公方・室町殿=征夷大将軍の在り方を根本から変質させるに違いありません。織豊とも江戸幕府とも異なり成立経緯から禁裏に近い新生室町幕府がどう出るか、注目したいです。
  • 投稿者: ムギュウ
  • 23歳~29歳 男性
  • 2015年 10月05日 01時20分
御感想ありがとうございます。

投稿スパンが短かったのは、前々話が長くなりすぎたので、単に二つに割っただけだからです。故に次回はもう少し時間がかかりそうです。

関東の北条家に対して氏規は難しい立場に立たされています。織田家を頼らずに問題を解決するには和睦しかなく、氏規の派遣は調整役を任されたともいえます。但し、氏規だけにではなく義輝としても織田を頼らない一手を次回で打つつもりでします。また氏規を北条本家と区別した扱いをしているのは、それだけ義輝が氏規を重要視しているからです。義輝にすれば氏規が北条の舵取りをした方が都合がよく、可能ならば本家を潰した上で氏規に吸収させた方が穏便に事は運びます。今のまま氏規が義輝の命令で本家の家督を継いだなら、本家の連中は“氏規が将軍に擦り寄って家督簒奪を企んだ”とも後ろ指を差されかねません。故に義輝としては責任の所在をはっきりとさせた上で北条を処分し、結果的に氏規へ引き継がせる手法を検討しています。

但し、現状から北条を滅ぼせるだけの手段は幕府になく、氏規を派遣して妥協策を検討するしかありません。そのために身内として氏規に幕府の強大さを北条の内部で語ってもらう必要があるのです。

また播磨については晴藤はあくまで国主の立場であり、赤松や別所、小寺などは在地領主として従っているに過ぎず被官化は進んでいませんでした。故に晴藤自身は摂津石山に出兵している傍らで別所と小寺が但馬に攻め入ったのです。晴藤の家臣団は黒田の家臣団が代行しています。(官兵衛が光秀の家来になった際に所領を差し出したが、その所領は晴藤に預けられた。それから光秀は加増を一切と受けていないので、官兵衛は家臣団を養えずに姫路に残して単独で光秀に仕えている。但し、今後は丹後を拝領したことで変化が生まれる予定)

大友攻めが急がれる大元となる情報は、次回に義輝へ伝わる予定です。元就の死去と肥後相良氏の敗北を知った義輝がどのような行動に出るのか。本拠移転の話もいずれ描きますが、室町幕府らしさを出したものを予定しています。
  • やま次郎
  • 2015年 10月14日 23時04分
[一言]
更新ありがとうございます。


誤字報告

将軍という立場、泰平という夢を思えば有用と思うものは積極的に取り入れて行かなくてはならない。幕政を北条流に近づけているのでさえ、義輝が将軍として日ノ本の大名を見てきた結果、北条の治世が優れていると判断したからだ。相手が久秀であろうが、発送がよければ取り入れて行かねばならない。


発送ではなく、発想ではないでしょうか?

これからも、主人公、足利義輝様の活躍を楽しみに待ってます。

  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 09月30日 19時01分
管理
ご指摘ありがとうございます。先ほど修正を完了いたしました。これからも応援宜しくお願いします。
  • やま次郎
  • 2015年 10月14日 22時45分
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