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[一言]
なるほど、タイトル名の意味が良くわかりました。

時代の影響で氏規の幕府での立場は少し、氏規的には心苦しい立場に有るのだと読んでいて思ってしまったですね。
氏規は史実を見る限り、名将と呼べる位の武将で有るため、義輝公も氏規の力が解っているから、今回の後北条氏の交渉次第では一国の代官を約束している訳ですが…………時代とは残酷ですねと思いました。
  • 投稿者: 櫻川大縁
  • 18歳~22歳 男性
  • 2015年 09月30日 17時48分
御感想ありがとうございます。

この物語でも氏規は御家存続のために苦労をします。その模様は次々回に描きたいと考えていますが、一応のところ氏規自身は大名としての存続は約束されております。義輝も更なる引き立てを約束はしていますが、現状からの処分も考えてはおりません。何故ならば北条云々は確かに幕府内での問題ではありますが、氏規の落ち度ではないからです。問題解決に貢献したなら加増、失敗しても非は氏規にないから処分はしない...というのが義輝のスタンスです。

まあ、それでも氏規が気が気でいられないのは無理もないですね。
  • やま次郎
  • 2015年 10月14日 22時43分
[良い点]
二話更新されたので一気に読みました、まあやっぱり武田上杉連合軍対北条家の戦いは、北条家が勝ちましたか、やっぱり史実を見るかぎり確かに武田上杉は戦国乱世の中では戦に強い家でしたが、この両家は川中島の合戦があったから、例え義輝公の時代になり、その時代の流れで北条の動きを止める為に連合しても武田上杉両家の家臣達が纏まるはずがないため、いくら武力があろうとも、北条家の団結力には勝てないという事は今回の話で証明されましたね、まあでもやはりただ連合軍もただ負けるのではなく、北条家の猛将であった北条綱成を戦死させる事はできたが…………まあ北条家は勝ちはしたが後味が悪い勝利だったという話でしたね。

また最新話である、信長公の話は個人的に信長公は好きな武将なので、楽しく読ませていただきました、やはり信長公という御方は現実主義というか、まあ革新的な部分がある、御方だと読んでいて思いました、やはり信長公は義輝公がいづれ二条城から移る事を読んでいるのだろうか?

今後の展開が楽しみです、個人的に義輝公から見た三好長慶の話を書いてほしいです、理由は地元が徳島だから、気になるなと思った為です
  • 投稿者: 櫻川大縁
  • 18歳~22歳 男性
  • 2015年 08月31日 23時25分
御感想ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。

大名間の確執は、史実で敵対勢力を一つ一つ潰していった織田やその後の豊臣政権に比べ、最初から征夷大将軍であった義輝を主人公とする拙作では大きいかと考えています。征夷大将軍という職種は権威の象徴でありますが、物語が進むと同時に権力を取り戻して行きます。その過程で次々と大名たちが従うようになり、史実ではありえなかった組み合わせも誕生しています。

かといって全て丸く収まるわけ、ないですよね。それが上武連合と北条の合戦です。

また信長はその時の戦略目的に応じて居城を次々と移ってきた人物です。長い戦国時代を見ても非常に珍しく、他に例を挙げるなら三好長慶と北条早雲くらいしか思いつきません。(家康は信長の真似という意味で除外しています)この二人ですら信長ほど自由に居城移転はしていないので、やはり信長の考え方は異質だったのでしょう。

尚、本編でもよく名前だけは登場している三好長慶ですが、私も彼を登場させたいと思っています。ただ義輝にとって長慶の存在は大きく、恐らくは久秀以上だと考えています。ここぞという場面で、その話は書く予定ですが、まだ先になりそうです。それまで待って頂ければと存じます。
  • やま次郎
  • 2015年 09月24日 19時48分
[良い点]
感想返し返しです。自分でも確信の持てない考察でしたので、自分及び他の方への感想返しを見て、少しホッとしました。

やはり、この作品では織田信長の一般イメージとは少し異なる織田信長像を描いておられるのですね。

一般イメージ
●気性が激しく、逆らう者は容赦しない。比叡山ファイヤー!!
●新しい物好きで、南蛮と仲良し。仏教嫌いでキリスト教布教に協力


ですが、彼の功績を冷静に考えると楽市楽座も女の一人旅可能なまでの街道整備も、その他内政手腕を考えるに、本当に民のための政治をしているんじゃないかと考えたら色々見る目が変わってきます。

私は今まで、信長は天下を取るために商業を活性化させねばならないと考え、その結果、民のためになる善政となっていたと考えていました。

ですが、最新話の信長公の言動を見るに、もしかしたら逆なんじゃないかと。

民を心から愛し、彼らが安んじて暮らせる政治をし、少しでもたくさんの民を助けるために天下をおさめようとしているんじゃないかって。
その結果、商業が盛んになって、より多くの兵が動員可能となり、好循環を生んでいるのではないだろうかと。


また、彼は宗教者は嫌いですが、宗教を完全否定しているわけじゃなく煽動者が嫌いなのでしょう。

何せ、自分のせいで死なせてしまった平手政秀のために政秀寺建ててますし。

今の宗教者たちは私利私欲に走り、無辜の民を煽動して無駄に命を捨てさせている。そう目に映るからこそ比叡山や本願寺の連中が許せないのでしょう。


この、信長公実はめっちゃいい人だった説を考えたとき、普段の言動はぶっきらぼうで恐ろしいが、実際の政治では民に優しい善政を行う。

…人、これをツンデr…ゴホンッ…偽悪的で不器用な御人なんじゃないかと。

そんな彼の場合、南蛮人の本性に気付いたら捨て置けないんじゃないかなって。ただ、常に現実的に物事を考える彼のこと、まずは対抗できる状況を作るんじゃないかな?と思ったのが今回の考察でした。


ただ、あまりにもイメージと違いすぎる考察に自信が持てなかったのですが、自分や他の方への感想返しで南蛮のことに言及があったことに正直驚きです。

この物語が、いえ、この世界がどういう結末を迎えるか楽しみに待ってます。
  • 投稿者: 緋色
  • 2015年 08月28日 18時59分
仰る通り拙作の織田信長は一般のイメージとは違う人物像で描いています。

織田信長の人物(キャラクター)を形成する上で大事にしたのは、信長が行った歴史的事実と逸話です。領民に優しいというのは、ほとんどが逸話から来ています。また苛烈な所業の数々ですが、これも全て説明がつくんですよね、信長の場合。ちゃんと理由づけを行ってから、行動に移っているので、当時信長と敵対している者以外は信長の行いに対して非難の声を上げていません。

扇動者が嫌いなのは、本願寺に対する処置と逸話から知ることが出来、同時に怠惰な者も嫌っている節が見受けられます。信長自身が働き者なので、そう感じるのでしょうね。

あと宗教についても本願寺と敵対中も禁教しておらず、石山退去後も同じです。かといってどこかの宗教に加担している様子なく、安土宗論も宗教勢力のパワーバランスの均衡化を図るイベントだったことが窺えます。

こういう基礎の下で信長という人物像を作っているわけですが、一般のイメージとまた違うのはもう一つの要素が大きく影響しています。この物語は歴史のIFですので、ある時期に史実ではあったはずの信長の心境変化が起こっていないのです。本当なら信長に心境の変化があったと思わせる出来事が、永禄年間に存在しています。しかし、義輝が生きていることで、それが発生しておらず、この信長は皆が知っている信長と少し違うというわけです。

その要素を明かすのは、この物語の最後となるでしょう。物語の中で書くことは予定しておらず、後書きに記述すると思います。
  • やま次郎
  • 2015年 08月29日 12時58分
[良い点]
 二話まとめて言及します。最新前話で合戦の結末がかなり意外に思えました。正直言って辛勝しての対峙が続くだろうなぁと思いましたが……北条勢の勝ちに終わった模様。ただその代価が地黄八幡の死と御本城氏康の卒中であり、敗れた武田・上杉勢も対陣を続けているとなれば事実上ほぼ一本一本といえる決着でしょう。軍事的には五分五分と相成りましたが、政治的レベルとみると北条家は無論、新生室町幕府側も深刻な傷を負ったと判断できる内容です(こののち言及しますが)。

 最新話で微妙に信長の思惑が見えた感gなありました。幕府内での覇権確立といゆーよりは、その先を見据えた模様。その意味で新生室町幕府を脅かすわけじゃないとは広義的に言えますが……義輝としてはやりづらい状態が今後続くでしょう。悪い点にもつながる内容ですが、関宿での武田・上杉勢の敗北によって現状織田は東国に伸びるカードを得た状態ですし。後は地味に光秀が天下布武に言及しているのも良い具合でした。岐阜にせよ安土にせよ地名からとったものだという説がありますが、そうであるとしても実際の信長の行動が秩序を意識したものである以上、それに通じる名を選ぶのはごく自然といえるでしょう。言い換えれば、それなりに漢籍の知識があれば岐阜なり天下布武の意味合いはすぐわかるといえますので。
[気になる点]
 他の感想で言及がないんでこの場にて触れますが……関宿合戦の敗北は軍事的以上に政治的な負債を新生室町幕府に残す格好となりました(北条氏政が『軍神上杉謙信を野戦で退けた』以上に)。純軍事的に見れば、新生室町幕府軍の親征で北条を倒すことは可能であり、政治的に見ても義輝の方向性と戦後を思えばやるべきと一見言えます。しかし傍目に妥当といえる大兵での親征は、実行に際し大きなリスクを伴うといける形となってしまいます。すなわち――

 織田による関八州への進出

 です。

 どの程度の軍勢を動員するかわかりませんが、優先順位として大友攻めを行う必要があり、そして放置もできない以上、これの完了後迅速に行う必要があります。であれば必然的に毛利を初め西国の諸侯なり幕臣を北条攻めに充てるわけにはいかず(国割により九州に所領を得たものはもっといけない)、仮に動員したとしてもその分の兵糧なり玉薬なり、そして戦後の恩賞でもどれだけのコストがつくかわかる状況ではありません。であるなら北条攻めに動員される軍勢は将軍の旗本と武田・上杉勢を除けば織田なり徳川なり、あとは頑張って北陸勢と今川ぐらいになります(戦間もない北陸と家中がズタズタになった今川がどれだけ兵を出せるか怪しい)。加えて武田にせよ上杉にせよ軍勢を増派しようにも連戦に次ぐ連戦でかなりの疲弊があると考えれば、思うようにいくものとは思えません。であれば必然的に主体となるのは織田勢であり、状況柄北条の滅亡まで視野に据え戦をすると思えば、所領なり取次のような側面からの支援なりで織田が関八州で伸びるのは必至といえます(どう考えても義輝の仕置きを東国の諸侯が歓迎するとは思えな石、必然的に彼らは織田に流れる)。

 そう思えば親征は、妥当に見えて織田の拡大と諸侯の織田への加担による関八州の失陥に繋がりかねず、織田の拡大を阻止しようとするなら皮肉にも北条が可能な限り無傷で残ってもらうしかないとユ~答えに至ります。であるなら新生室町幕府――義輝としては不本意でも織田と徳川勢に小田原を囲ませるか北条勢主力と長陣をさせる間に北条と交渉し、所領の保全と引き換えに氏規への家督改替と降伏を呑ませるのが最善手といえるでしょう。頼みとすべき武田は力が落ち、上杉謙信も所領でも健康でも不安があるなら東国で織田を抑えられる戦力は氏規が継いだ無傷の北条しか該当しません。九州以上に戦後の仕置きが厄介とりかねない関八州を義輝がどーするか、注目したいです。
[一言]
 こんにちは、今回も楽しく読ませていただきました。例のごとくあれこれと考察できるだけの本編ですが、それだけ剣聖将軍記が作りこまれている証拠といえるでしょう。

 さて、東国んことも絡めていろいろ信長の去就が今後キーとなりますが……対峙する義輝もいろいろ頭を抱えると思います。封じ込めを行いたいが、別に不穏な動きも思惑もない織田をいきなりどうこうするには大義がないとユ~のが彼の本音やもしれません。後は微妙に言及のあった南蛮のことも……このあたりも注目したいです。
  • 投稿者: ムギュウ
  • 23歳~29歳 男性
  • 2015年 08月23日 13時02分
御感想ありがとうございます。

相変わらずの鋭い考察、また考察できるまでの作り込みと言われたのは嬉しい限りです。

仰るとおりに上武連合の敗北は幕府方の関東に於ける継戦能力に限界が生じています。また北条方も手痛い犠牲と氏康の卒中で動けなくなりつつあります。幕府として打てる手立ては直接にありません。とても関東まで兵を送る余裕はなく、頼るべき相手は一人しかいないでしょう。

織田信長の派遣。

依然とは違い東海は幕府方で道は開いています。信長が行けば御供の大名も付いてくるので関東のパワーバランスを崩すのは明らかです。本来であれば義輝が赴きたいがこれも仰るとおり一応は上杉、武田や佐竹という抵抗勢力がいる北条より九州で敵なしの大友家が優先です。しかも幕府は西国に勢力を持っていますので、東よりは西の方が出て行きやすい。西を討って東を討つには当時の豊臣でも四年の差があります。史実との九州勢力バランスの違いはありますが、ほぼ大友と島津が入れ替わったような環境と捉えてますので、一波乱あるのは間違いありません。それを待っていられるほど関東の情勢は優しくなく、同時に手を打つ必要はあります。

ではどうするのか、少し次回に記述する場面があります。また南蛮のことは東国編や西国編でも触れる機会がありますので、そちらをご参考ください。
  • やま次郎
  • 2015年 08月27日 14時56分
[一言]
更新お疲れ様です。今回も楽しく読ませていただきました。

織田信長の考えの末端が少しずつ明かされてはいるのですが今回は信長自身の台詞が多かったのでさらに謎が深まった感じがしました。

南蛮人に心を許すなというのは南蛮人が日本に侵攻してくる可能性があるかもしれないですね。
信長が天下統一を急ぐのはそれが理由かもしれませんね。
これから信長の考えが徐々に明かされるとのことなので史実との差がいかほどのものになるのかワクワクしてきます。

次回の更新も楽しみに待っています。
  • 投稿者: 惟新斎
  • 2015年 08月22日 21時18分
御感想ありがとうございます。

信長の考え方というのは歴史に興味を持つ者の永遠のテーマではないでしょうか。彼が生きていれば日ノ本に大きな影響を与えていたのは間違いありません。南蛮の侵攻というのは史実では防がれましたが、白人社会がアジア圏に強い支配欲を持っていたことは20世紀までの歴史を見ていれば一目瞭然です。その最初の危機が安土桃山時代でしょう。

この頃は南蛮人が東南アジア制圧に時間を割いていたために日本は一つにまとまる時間を得ました。その間に江戸幕府が成立し、百年以上を戦ってきた日本人は世界最強の戦闘集団に成長し、南蛮諸国が手を出せない国になりました。しかし、当時の日本人は初期の幕末(黒船来航以前)のように外国の脅威に気付いている人はほとんどいません。

信長は最初期に気付いていた人物の一人かと思っています。
  • やま次郎
  • 2015年 08月27日 14時22分
[良い点]
更新お疲れ様です。

さて、今回は織田家に視点が移りました。

が、相変わらず信長公の考えがはっきりしません。

何か少しずつ断片が窺え、何か出てきそうで出てこないもどかしさにイライラします。信長公の言葉足らずにも程がある(笑)

ただ断片的にもいくつか思うところはあります。これらが間違ってなければ良いのですが…。


●信長公は作中最強(最恐?)のツンデレキャラである(笑)
●潔癖なまでに高潔であるが、目的(結果)のためには手段(過程)を問わない(拘らない)
●作中の誰よりも民百姓の安寧と幸せを願っている
●それは上から目線ではなく民百姓の目線に立って彼らが心から安心できる国作りを目指している


これらを踏まえて考えてみると、南蛮人に対するスタンス(光秀に対する忠告)と鉄砲にこだわる考え方が何となくわかるような…?

鉄砲その他の技術は積極的に取り入れなければならないとしながらも南蛮人の行い(裏の顔?)に警戒し、出来れば手を切りたいと考えているのでは?

南蛮貿易に頼りすぎず国産鉄砲の量産を可能とし、天下一統を成し遂げたあとで秀吉が行ったようなバテレン追放を行うつもりなのではないでしょうか…?

神の元の平等を謳いつつも世界中に植民地を作り、大名たちとは弾薬と引き替えに奴隷を人身売買する。
そんな南蛮人たちの本性に気がついて手を切りたいが、彼らの技術力は非常に高い。
国レベルで十分に対抗できるようにしなければ他の国みたいに食い物にされてしまうと考えているのではないでしょうか…?



自分でもいまいち自信の持てない推測です。
全くの見当違いならそうおっしゃってください。
そのときは感想を削除します。
  • 投稿者: 緋色
  • 2015年 08月22日 14時53分
御感想ありがとうございます。

●信長公は作中最強(最恐?)のツンデレキャラである(笑)
⇒デレている信長ww想像すると面白いですが、シリアスが崩れている予感しかしない。
●潔癖なまでに高潔であるが、目的(結果)のためには手段(過程)を問わない(拘らない)
⇒手段を重視しない訳ではありませんが、珍しく目的意識を強く持っている戦国大名だとは思います。
●作中の誰よりも民百姓の安寧と幸せを願っている
⇒信長の逸話は他の武将と比べて領民とのエピソードが多い。これもキャラクターを設定する一つの要素にしています。
●それは上から目線ではなく民百姓の目線に立って彼らが心から安心できる国作りを目指している
⇒スケールの小さな信長は誰もが想像つかないと思います。まず間違いなく当時の日本で、日本という単位で国を考えられた人物かと思います。

また指摘されるとおりのことを窺えるのが、武田家との対応です。

史実の信長は信玄に対して非常に下手に出ています。義昭に対していくつもの条件を突きつけても信玄には下手、家康がやりあっても“私が叱っておきます”という始末、でも本音でないことは誰もが知るところです。武田と戦う準備が出来たのか、ある日を境に信長は第六天魔王を名乗って信玄を挑発、敵対姿勢を露わにします。史実では実現しませんでしたが、あの当時でも二、三〇〇〇の鉄砲は所有していたはず。直接に戦っても勝てる見込みはあったはずです。

これと同じことが南蛮に対しても言えると思います。
  • やま次郎
  • 2015年 08月27日 14時04分
[良い点]
少し安心しました。あの信長が素直に人の言うことに従うはずがないですし。ある意味この物語で一番素直なのは信長かもしれませんね(笑)
[気になる点]
しかし、自分は義輝とは違うと明言するのはどうでしょうか?
服従まではしないでも本当に味方をする気があるなら、義輝のやり方で本願寺との戦が終わったのだからそれでいいんじゃないでしょうか?
[一言]
こんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます。
まさか信長が、このタイミングで自分のやり方をはっきり言うなんて(前から言ってた気もしますけど)でもこのままいけば間違いなく信長と義輝はぶつかりそうな気がしますけどこれも信長の計算のうちなのでしょうか?
  • 投稿者: ジェイカー
  • 2015年 08月21日 19時35分
御感想ありがとうございます。

素直なのか素直でないのか難しい信長ですが、合理的な思考の持ち主なので、意外と行動指針がわかりやすかったりもします。ただその思考が当時の常識人と違うため理解を得られていないという感じでしょうか。

信長が好きに動いているのは幕府との力関係に差が付きつつあるところもあります。今でこそ幕府は財政難で大軍の動員は不可能ですが、時間と共に回復するのは明らかです。織田が八万を揃えようとも幕府の財政がまともになれば二十万は動員できることでしょう。打算もあり、思惑もあり、理想もありの上での発言です。信長の真意をもう少し明かす場面はありますが、つまびらかにする機会はいつになることやら……気長に御待ち下さい。
  • やま次郎
  • 2015年 08月27日 13時56分
[一言]
信玄が今際に義輝を己より上と認識したのに対し信長は己よりは下だと思っているのかと感じました(見下しているわけではなさそうですが)。

そして南蛮への警戒心。何より旧来のやり方を色濃く残す義輝のやり方を必ずしもよく思っていないことが分かりましたな。何気に大坂を天下にふさわしい地と言ったのは不気味ですね。
  • 投稿者: 永倉筑前守
  • 2015年 08月21日 12時51分
御感想ありがとうございます。

仰るとおり信玄は最期に義輝を認めました。信玄はずっと義輝を潜在的な敵と見做していましたが、視線は信長と謙信に向けられていました。その影に隠れていた義輝と相対して、力を知ったわけです。

信長はずっと義輝の味方におりますので、また信玄と見方が違います。言葉の端々で義輝を信頼している節を窺わせながら独断専行が後を絶たない。見下している訳ではなさそうなのは仰られる通りですが、元々どういう考え方をしているのか判り難い人物ですので、なんとも。

ここで言えるのは南蛮への警戒から見える日ノ本を憂う心。これから推察できるのは、義輝と共感しているものを持っているということです。
  • やま次郎
  • 2015年 08月27日 13時50分
[一言]
ありがとうございますw
そうでしたw
氏規が中央政権にいましたねw
そして早雲3男で氏政からだと父の大叔父で言い方がない(高祖父でいいのかな?)幻庵じいちゃんが!

チート年齢で90過ぎまで行きますから、若いと言えば若いですねw
人生50年の動乱期に97ってw
一般人の2倍ってマジありえないw
公的に残ってるもので伝承除くと木幡清継だっけ?
相馬の分家で家来で106まで生きました
1537年ですから信長より3歳下ですね
奥州征伐の時、お願いします
相馬三代にわたって当主を補佐したとかなので相当有能なはずですし

じいちゃんからしたら、義輝や松永は小僧ですねw
松永に「小僧!」とかいうシーンがあるかも?
道意にはいってほしかったかもw
わしはわしのやり方で殺る!って感じで

でも松永は「物には順番があるんだよ」って感じで対立して~とかあったら個人的には面白かったかも
見落としてるだけかもしれませんがw

松永からしたら戦場さえ当てておけばいいように使えるジジイで、ある意味付き合いやすい男だったんでしょうし、もしかしたら天下取れれば墓の一つも建てたりしてw

意外というか、変に義理堅いんですよね、信長助けたりとか
朽木のときとか
でも当時、三好三人衆と対立してたから助けたのかも?

アンサイクロいわくグロテスクでグロリアスなヒラグモはいまいずこ?(爆w)

小僧は黒川月舟(70過ぎ)がある小説で楯岡(50過ぎ)に「引け!小僧!」というシーンがあるし
大谷吉継が主人公の竹中亮さんの作品だったかな?

主人公格に「小僧!」と怒鳴るキャラって憧れますね
謀略とかではなくてw

格下が格上を見下す?のがw

さて幕府が北条征伐成功したら史実通り北条家督は氏盛になりそうですね
氏規の子だし

まさかやま次郎さんは初めからこれをねらって・・・?
伏線がこんなところで回収とはw 

延命イベントはまなせさんやとくほん先生が出るんですかね?

16文先生は118と言いますけどあれば数代の業績がひとつにされた結果ではないかと

北条は河内だけになって存続、大幅に削られて関東か転封存続?あたりでしょうか?

史実のように伯耆という可能性もw
ただ氏直は病死しましたから実現はしませんでしたがw

北条征伐というと津軽為信が津軽独立がどうなるかが期待です。そろそろ史実では石川城襲撃だし

近衛氏の縁戚で義輝認めるのか、ひどいやり方で(盛り場でやとったごろつき傭兵に略奪暴行させて)で石川兵に集中させずに石川城落としたので認めずに津軽征伐で津軽直轄領化か

あのあたりでまともに米がとれるのが八戸と津軽の平野と内海の陸奥湾のアワビなどの俵物でないと外貨が稼げないというひどい土地ですから、津軽は重要なんですよね

やませがひどいし
でもやませが吹くと日本海側の津軽は豊作というなんという他人の不幸は蜜の味w

信用&有能な人物でないと任せられない土地ですから石川高信が郡代に任せられたわけですけど

仮に奥州征伐が起こった場合、いくつかの重要拠点に津軽を直轄にするかしないかは別として、郡代を置きますよね?義輝は

なんか蘆名がきな臭いっぽいし
絵図をみると盛氏の動きが不鮮明で怪しいし
おそらく義輝の最後の軍事行動が奥州征伐でしょうね

松永は最後まで戦うから大崎とか南部とかのっとって最後まで刃向かいそうですねw

大崎は探題で一応陸奥をまとめる権威があるし
でも伊達に乗っ取られたりしたけど
義直は無能ですが、大友の次の寄生先としてはぴったりか?
氏家吉継は何度もそむいた謀臣ですけど、それ以外はぱっとしないし

松永だったらなんとかしてしまいそうw
氏家吉継は三好より乗っ取りやすいだろうし
葛西が面倒ですが葛西晴信をどうにかして巨臣の柏山らをなんとかすれば・・・

起こりそうで怖いですけど、先の話をしても仕方がないw

氏政くんの頑張りに期待ですね

  • 投稿者: 一郎
  • 2015年 08月20日 23時38分
御感想ありがとうございます。

氏規の存在は幕府では重要です。評定衆に抜擢されていることもありますが、幕府の支配域が完全でない以上、検地というノウハウを有す氏規は幕府統治を根幹に関わっています。義輝としては、北条家と敵対はしても氏規は手放したくない。既に氏規は河内十万石を得ており実家とは別の家を立てている状態にあります。(但し氏規は相模国三浦郡に北条家臣としての領地は所有したまま)しかし、公式に別家でも氏規に実家への想いがない訳ではない。特に氏規が実家を想う気持ちが強いのは、史実での活動を見ても判ります。

義輝―氏規ラインが関東にどういった手段で出てくるのか、次回に言及する場面があります。ちなみに伯耆は山名領ですが、義輝は藤孝に与えることを明言していますので、北条領にはなりませんよ。これは決定事項です。

また長生きしたのは木幡清継ですね。継清の弟で、兄の方も稀に見る長命です。息子も長生きだったようで、長寿の家系だったのでしょうね。秘訣を伺いたいものです。笑

この物語は義輝の死までを描く予定なので、当然ながら奥羽地方を出てきます。次の大遠征~東国編~は関東編ではなく東国編です。そうなっているということは、奥羽についても触れるからであります。ほぼ奥羽については言及していませんので、かなり説明書きも多くなるのではないかと思っています。言及したというか伏線というか影響のあった話といえば大宝寺が本庄繁長の謀反に加担していることと蘆名について少し描いたことくらいですか。その他では幕府による探題職廃止は奥羽諸侯にも伝えられてありますので、その影響がどう出ているか。その辺りが書き始めになると思います。

ただ流石に九州から奥羽まで逃げるのは読者様から“ない、ない”って言われると思いますので……、彼の最期がどうなるか、既に決まっていますのでご期待ください。

  • やま次郎
  • 2015年 08月27日 13時44分
[良い点]
はじめまして。剣聖将軍記を楽しく読ませていただいています。
昨年末に初めて読ませていただき、最近改めて最初から読み直しました。さすがに2週間かかりました。
面白い作品は、何度読んでも面白いですね。
文章も読みやすく、それでいて作品の雰囲気にによい意味で重厚感があり、とてもよい作品にめぐり合えたと思っています。
また、主人公だけに焦点をあてずに、他の多くの武将たちにもスポットが当たっているのも私好みです。

今までで読んだことのあるIFものの中で、私的には一番でございます。
[気になる点]
悪いというほどではないのですが、気になった点をいくつか。項目を分けた方が見やすいかと思いこちらに書かせていただきます。
まとめ読みした後なので、かなり前の更新分についてもあり、申し訳ないです。

第四十二幕 三英傑 -信長の逆襲-

この作品の歴史の中では、3人が「三英傑」と呼ばれることがないと思うので、タイトルに使うことに違和感がありました。

第二十六幕 越前回復 -戦いの果てに-
義輝との会話の中での秀吉の「御屋形様」
第三十幕 元亀二年 -それぞれの結末-
義輝との会話の中での一条信龍「武田甲斐守様」

当時の会話の中での定例だとしたら申し訳ないのですが・・・。
自分の主君より目上の人との会話で主君に「様」は通常つけないのではないかと思いました。
ここは秀吉は「織田宰相」「岐阜宰相」など。
一条信龍は「武田甲斐守」の方が妥当かと思います。

第二十五幕 義信挙兵 -武田を継ぐ者たち-
信君の所領は今川領に接しており、一部は駿河にもある。

穴山信君の駿河の領地はどこでしょうか?駿河と甲斐の国境が曖昧で駿河に領地が食い込んでいるということでしょうか。
信玄の駿河侵攻では結局土地は得られなかったと解釈していたのですが、それともどこか領地を得て穴山に与えていたということでしょうか?
史実では穴山の江尻の城代就任は、前任者の山県が長篠で戦死した後を受けてのものですが。(私の記憶も曖昧なので、念の為ウィキペディアで確認したところ、そうでした)
[一言]
さらに疑問点。

第九幕 幕政改革 -将軍検地、始まる-
武王丸(後の武田信勝)

武王丸は後に武田姓を名乗ることはないのでは?という疑問が。
武王丸はあくまで諏訪家の嫡男のはずですし、後に義信が養子を迎えるとしても他家の嫡男を迎えるとは思えないです。また、義信が甥を養子にするなら、同母弟の海野信親からの方が自然だと思いました。
ただ、史実の葛山信貞が信玄が駿河を手に入れれなかったので葛山家に養子に入ったとは考えられないので、武田家に残っている弟の方が他家からの甥を迎えるより自然だなと思いますが。(吉川元長の死後次弟ではなく三弟の広家が家を継いだように)
もっとも、武田家の後継問題が出てくるとは思わないのですが。武王丸が武田信勝になるという話になるとしたら、記述自体が微妙に今後のネタバレかと感じます。

第十幕 群雄たちの正月 -洛中の婚姻合戦-
から2点

五女・於松と六女・於菊
史実どおり織田信忠と松姫、長尾景勝と菊姫の組み合わせだと思いますが、先に織田との婚約が出たといえ、同日に婚約が決まるのなら、年上に景勝の方に姉姫と婚約の方がよいのではないかと思いました。
そして、菊姫には生年が2説あり、それにより松姫との関係が姉だったり妹だったりするので、菊姫を姉にしたほうが自然ではないかと思いました。
もっとも菊姫が姉説をとると、もう輿入れしていてもおかしくない年齢にはなっていますが、信玄が春日山でキャンプファイヤーしてしまったので、もしかして破談かなと思っています。上武連合の話の中で、上杉と武田のやり取りを見ていて、この婚約を誰も覚えていないだろうと思いながら読んでいました(笑)

熊千代(後の忠興)
忠興の「忠」は信忠からの偏諱だったはず。
これはそんなに知られていないかなと思いますので、スルーしてもいいかとは思うのですが、史実において信長から偏諱を受けた人物の名前は変えた方がベターだと思います。
ちなみに名前だけ出てくる可能性が高いと思うのが長宗我部信親と近衛信尹です。
秀吉以降の偏諱はどちらにせよ出てこないと思うので心配はないのですが。


作中になかったと思いますが、史実では三好義継の正室は義輝の妹(婚姻は義輝死後で信長の媒酌だったはず)ですが、作中では今更義継に妹を嫁がせたとは思えませんが、この妹の存在そのものが作中ではいなかったものとされているのでしょうか?もしいる設定なら、義輝もどこか政略的に有利なところに嫁がせているのではと思いますが、弟の婚姻はあっても妹はなかったなと思いまして。そしてこの妹の生年を存じませんが、多分当時の未婚女性としては年齢が高めになっているかと思います。

松永久秀と無理心中させられた平蜘蛛はどうなったのでしょう?久秀は後生大事に抱えての逃亡だったのでしょうか?(笑)もし既にどこかで書かれていましたら私の見落としです。

細々と申し訳ないです。


最新話を読んで真っ先に思ったことは一応北条が勝ちましたが、これは勝ちとはいえない結果だなと思いました。
兵力差があってかろうじて勝ったといえるような内容でしたし、綱成が亡くなりましたので。
あくまで上杉武田の負けですので、関東では上杉はあてにならんという風潮が流れそうですが、うまく戦の内容を流布することが出来れば、北条もあてにならんという風潮も生まれそうですね。
ちなみに私の読む前の予想では、上杉武田がかろうじて勝つけど損害も大きくてそれ以上の攻勢をかけれなくなり、義輝の遠征につながるという予測を立ててましたが、外れました。私はいつも予想を外します。(笑)

でも、次の展開を予想をしながら続きを待つのも、面白い作品の醍醐味だと思いますので、今後も楽しみに続きを待ちたいと思います。
  • 投稿者: ゆう
  • 2015年 08月14日 20時24分
御感想ありがとうございます。返信が度々遅くなり申し訳ありません。

初めまして。全て読むのに二週間!?かなり長編作品書いているなぁ~という実感はありますが、流石に全てを読み返すことはないので驚きました。一番と言って頂き光栄の極みです。

さて解説を交えて参りましょう。

○三英傑について
⇒これについては仰るとおりとしか言いようがありませんね。読者に判りやすくと思って考え付いた題名が不適当だったようです。ともあれ一度、題名として投稿した以上は帰るつもりはありません。ご指摘ありがとうございます。

○敬称について
⇒これもご尤もです。確かそう呼ばせている他の場面もあったかのように思いますし、現代社会でも通じる話ですよね。時間があるときに修正するかもしれません。

○穴山領について
⇒これは記述していませんが、信玄が駿河に侵攻した際に国境付近は押さえたままになっているという設定であります。(管理が穴山信君)これはいつどうなるか判ったものではない戦国の世で、信玄が拙作での信長のように幕府の命に表向き従いつつ領地を横領しているという感じです。きちんと記述するべきでした。

○武田信勝について
⇒これは合っています。史実では義信に男児はいません。女児だけです。海野信親にも男児はいますが、拙作の最新話時点では生まれていませんし、生まれると知っているのは我々未来人だけです。しかし、信勝は生まれています。

嫡子を養子に差し出すのは立花宗茂の例でもありますので、絶対に不可能とも不自然とも言えません。では何故にそうなるのか、はネタバレになりますので差し控えさせて下さい。

○松と菊について
⇒二人の関係ですが、筆者は松が姉という設定を取り入れています。これは史実のことも絡むのですが、正室を娶らなかった信忠と嫁入りしなかった松姫の関係性が実は好みで、その補完として御館の乱の際、当然なように姉の松が上杉に嫁ぐという話が持ち上がったが、松が信忠との縁に拘って拒否し、已む無く菊が嫁ぐことになった。という勝手な想像を張り巡らし、二人の関係をドラマチックにしていたりするからです。この辺り、まだ早いでしょうが実は書きたいと思っている次回作に関係したりしているので、こちらでも同じ設定をしております。この婚姻の行方に関しては、実は描く機会があったりします。忘れてはいませんよ。

○忠興について
⇒こちらも間違いではありません。長尾景勝のように可能な限り史実から懸け離れた名前にならないよう隠れたところで影響のないようご都合主義を発揮しています。つまり忠興が忠興で間違いないということは、偏諱を貰う相手が違うというだけで、漢字は一緒ということになります。どういうことかはネタバレになりますので筆者から回答することは差し控えますが、そう想像に難くないはずです。

○義輝の妹について
⇒この辺りは詳しく情報がありませんので、いなかった設定です。以前にも義輝の側室と尾池義辰のことについて指摘されたことがあるのですが、こちらも物語には影響させない設定としています。(存在は否定しませんが、登場は予定していません)

○平蜘蛛について
⇒これについては記述をしていませんが、あるエピソードを加えるかどうかを考えているところです。所在は詳しく明かせませんが、史実と違って久秀は居城を失って四国へ逃亡し、そこで行方を暗ませています。復活後も逃げ延びており、とてもじゃないですが茶器を持ち出せる状況にありませんでした。言える事は、久秀はかつての所持者だが、今は持っていないということです。

さてさて長くなってしまいましたが、回答はこのくらいでしょうか。また何か質問があれば、答えられる範囲でお答えします。

北条との合戦も多くの方が上武連合の勝ちと想像していたようです。史実と歴史上の人物が元なので先を想像する楽しみはありますよね。筆者も他の作品を読む際にワクワクしながら勝手に先を想像しています。それをどう読者の納得する形で想像を裏切れるか、腕の見せ所です。個人的には“復活の嫡男”の回がよい意味で皆様の想像を外すことが出来たと思っています。
  • やま次郎
  • 2015年 08月16日 05時25分
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