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[一言]
外伝を読んで、本編をもう一度読み返したくなって、1ヶ月くらいかけて全て読み返しました。
下手な商業作品に負けないだけの魅力がある作品だと思います。
  • 投稿者: げんざい
  • 30歳~39歳 男性
  • 2016年 05月02日 17時22分
感想ありがとうございます!

>>外伝を読んで、本編をもう一度読み返したくなって、1ヶ月くらいかけて全て読み返しました。
>>下手な商業作品に負けないだけの魅力がある作品だと思います。

自分に置き換えてみると、小説を買うことはあまたあれど、読み返すものはその何分の一であるかを考えると、本当にありがたいことです。感謝いたします。
  • 宗篤
  • 2016年 05月14日 19時56分
[良い点]
他の戦記ものやファンタジーものにはみられない、死が身近にある点。
長編であるのに疲れさせない作者さんの筆力。
日本の地形や戦国武将をモチーフとしたり、中国の官位や王朝のあり方が新しく覚えずともよかったので話に入りやすかった。
[気になる点]
最初の方の主人公の未熟さにはイライラさせられた。
読みはじめの頃は視点切り替えが分かりづらかった。
[一言]
とても面白かったです!
キャラの一人一人の濃さがとてもよく表現されていて本当に楽しめました。
それと…とてもビックリしたのが、後書きでお気に入りや総合評価の報告がありましたが、なぜこの作品がもっと評価されていないのか不思議でなりませんでした。
完結する前にこの作品に出会えていたらと少し悔しい気持ちになるぐらいでした。本当によかったです。
感想ありがとうございます!

>他の戦記ものやファンタジーものにはみられない、死が身近にある点。

史実に基づかない創作をすると、どうしても一人一人のキャラに愛着が出て作者としては殺すに偲びないんでしょうかね。
私としては戦記っていえばバンバンキャラが死ぬものと相場が決まっているのですが。

>日本の地形や戦国武将をモチーフとしたり、中国の官位や王朝のあり方が新しく覚えずともよかったので話に入りやすかった。

律令制度をモチーフとしたものの、戦国時代と違ってなじみが無いかなと危惧しておりましたので、そう言っていただけると安心できます。

>最初の方の主人公の未熟さにはイライラさせられた。
>読みはじめの頃は視点切り替えが分かりづらかった。

偉人が偉業を為しても当たり前、凡人が偉大なことを成し遂げるから凄いのだと書き始めたのですが、私の筆力が無いばっかりに・・・申し訳ない。
視点切り替えは、初期の私の文章の悪いところで、読者様に指摘されたりもして、途中で幾度か手を加えたのですが、途中で放置したままの箇所がまだ大量に残っております。そのうち直します。

>とても面白かったです!
>キャラの一人一人の濃さがとてもよく表現されていて本当に楽しめました。

とにかく流行の記号ではなく、ひとりひとりのキャラがその一瞬一瞬を何を考えて行動したかに重きを置いて執筆しましたので、そう言っていただけると大変うれしく思います。

>それと…とてもビックリしたのが、後書きでお気に入りや総合評価の報告がありましたが、なぜこの作品がもっと評価されていないのか不思議でなりませんでした。
>完結する前にこの作品に出会えていたらと少し悔しい気持ちになるぐらいでした。本当によかったです。

ありがとうございます!
評価されないのは、てふてふ男爵様が悪い点にお書きになったことに尽きると思います。
やはり流行の完璧な主人公が圧倒的な力で無双したり、主人公を全肯定するヒロインズがハーレムを形成する話じゃないってことではないかと。
弱い人間がどうにか折り合いをつけてあがく話とか、こいつはクズだと思っていた人間が付き合ってみると少しづついいところが見えて来たりする話は需要が無いようです・・・
みんなノーストレスな話を求めてなろうに来ていらっしゃるんだなぁと痛感しました。
  • 宗篤
  • 2016年 03月18日 22時16分
[良い点]
設定、キャラクターはよいと思います。
[気になる点]
主人公の性格のせいで読み続けるのが不快でした。
正直言って男としても人間としても最低。
自分の好きな女が自分のために体を売ってるのに「平気なの?」って聞ける所がクズだし、捨てて逃げたあと別の女に平気で欲情してるところも気味が悪い。
[一言]
ごめんなさい、無理です。
  • 投稿者: ゆか
  • 2016年 03月02日 15時07分
感想ありがとうございます!

>ごめんなさい、無理です。

人間というものは若い時は誰しも、不完全で、未熟で、弱く、汚く、醜いもので、そういった一個の人間である主人公が様々な経験を通して、大人に、そして立派な人間になる過程を描いていたつもりだったのですが、私の文章力の拙さから十分に表現できていなかったようです。
不快な気持ちにさせて申し訳ありませんでした。
  • 宗篤
  • 2016年 03月02日 20時09分
[良い点]
最終話まで読ませて頂きました。
この小説の一番好きなところは、徐々に主人公が成長していきながらも、どこか足りないところが残っていて主人公無双をしない所です。序盤の主人公にはイライラさせられた所もありましたが、最終的には人間味のある頼れる国王になってくれて嬉しく感じました。
また、アリアポネが退場するところは枕が涙でグシャグシャになるぐらいに泣いてしまいました。最近ではあまり描かれることがなくなってしまった展開につい涙腺が緩んでしまいました。
[一言]
私は戦記ものが大好きで色々な戦記を読んできましたが、こんなにはまったのは十二国記以来でした。素敵な小説を書いてくださりありがとうございました。
  • 投稿者: 空
  • 2016年 02月22日 01時37分
感想ありがとうございます!

>最終話まで読ませて頂きました。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

>この小説の一番好きなところは、徐々に主人公が成長していきながらも、どこか足りないところが残っていて主人公無双をしない所です。序盤の主人公にはイライラさせられた所もありましたが、最終的には人間味のある頼れる国王になってくれて嬉しく感じました。
>また、アリアポネが退場するところは枕が涙でグシャグシャになるぐらいに泣いてしまいました。最近ではあまり描かれることがなくなってしまった展開につい涙腺が緩んでしまいました。

弱い人間であるところの有斗君が成長していくのが、この話のキモですから、そこを楽しんでいただけて作者として実に嬉しい限りです。アリアボネの死は物語前半の転換点、ハイライトでもあり力を入れたところですので、お気にいっていただけたのは有難いことです。

>私は戦記ものが大好きで色々な戦記を読んできましたが、こんなにはまったのは十二国記以来でした。素敵な小説を書いてくださりありがとうございました。

ライトノベル屈指の人気作と並べて書いていただけるとは・・・過分な褒詞を頂き、ありがとうございます!
十二国記・・・せめて泰麒編だけでも完結して欲しいですね。続きが気になって仕方がないですから!
  • 宗篤
  • 2016年 03月02日 20時06分
[一言]
1月程かけて読みきらせていただきました。ストーリー、文章、キャラとどの点においても完成度が高く感じられました。「紅旭の虹」の執筆活動ご苦労様です。これからも体調を崩さぬよう気を付けながら、ご自分のペースで頑張ってくださいね。
  • 投稿者: 弓海
  • 2016年 01月14日 00時46分
感想ありがとうございます!

完結からもうずいぶんと経つのに、こうして未だに読んでくださる読者の方が新たに来ていただけるというのは本当にありがたいことです。しかも感想まで書いていただけるとは!

以前ほど頻繁に更新できない環境になってしまいましたが、細々と続けて行くつもりでおりますので、また機会があれば拙作を読んで頂けると光栄に存じます。
  • 宗篤
  • 2016年 01月30日 22時37分
[良い点]
一昨日読み始め、本日読了致しました。試験勉強の焦燥を見事に打ち払う素晴らしい小説でした。
(受験生ではないので心配御無用です(笑))

しっかりと構成された小説だなと感じました。アリスディア処刑時には(フェイクだと感づいてるにも関わらず)ほろりといきそうでした。

冒頭でセルノアを退場させたのは個人的に英断だと思います。戦乱の王が、常に従う有力な家臣を失わずにいるか考えると、そんなに都合よくいかないだろうし...と考えると、アエティウス退場あたりまでなんてリアルな戦記なんだろうと思っていました。個人的には前漢の武帝を思い出していました。
[気になる点]
これを悪い点と書くのは酷かとは思ったのですが。

アエティウスを退場させるまでリアルにいくのに、何故オーギューガの突撃だったり、それこそカヒの敗戦で将軍達が命を落とさないのか、そこが個人的にすごい惜しかったです。敵将やらガニメデの死は素晴らしく書けているのだから...と惜しまずにはいられません。もちろん将軍達には退場して欲しくない、むしろするなよ!と読みながら念じてたりもするんですが、前半見せたリアルな戦記感、後半見せた王の孤独感をより際立たせるには...なんて思います。
[一言]
悪い点で将軍達死なさすぎとか言いつつ、将軍達の後日談が欲しいです(笑)ヒュベル結婚どうするの...とかウェスタ...とか。

個人的にはwiki形式で11人将さらってくれたりしたら歓喜です。

なにはともあれ、素晴らしい三日間をありがとうございました。ネット小説とは思えんかった。これだからやめられない。(読み専門)
  • 投稿者: はる
  • 男性
  • 2015年 12月17日 00時43分
感想ありがとうございます!

>一昨日読み始め、本日読了致しました。試験勉強の焦燥を見事に打ち払う素晴らしい小説でした。
>(受験生ではないので心配御無用です(笑))

試験に影響なければいいのですが、大丈夫でしたか?w

>しっかりと構成された小説だなと感じました。アリスディア処刑時には(フェイクだと感づいてるにも関わらず)ほろりといきそうでした。

アリスディアはとかく癖の多い登場人物の中でゆいいつ圭角の無い、癒しとなるべき存在として(裏の顔はともかくも)配置しましたので、そう感じていただけたことは大変うれしく、ありがたく思います。

>冒頭でセルノアを退場させたのは個人的に英断だと思います。戦乱の王が、常に従う有力な家臣を失わずにいるか考えると、そんなに都合よくいかないだろうし...と考えると、アエティウス退場あたりまでなんてリアルな戦記なんだろうと思っていました。個人的には前漢の武帝を思い出していました。

ライトノベルと史書の中間、三国志演義のようなものを書きたかったので、ちょっとリアル感という意味でははるさんのご希望には添えられなかったかもしれませんね、すみません。
有斗君の事績のモデルは曹操と信長ですが、人格的には後漢の光武帝だったりします。

>アエティウスを退場させるまでリアルにいくのに、何故オーギューガの突撃だったり、それこそカヒの敗戦で将軍達が命を落とさないのか、そこが個人的にすごい惜しかったです。敵将やらガニメデの死は素晴らしく書けているのだから...と惜しまずにはいられません。もちろん将軍達には退場して欲しくない、むしろするなよ!と読みながら念じてたりもするんですが、前半見せたリアルな戦記感、後半見せた王の孤独感をより際立たせるには...なんて思います。

それはまぁ・・・言っちゃえば私の精神が年を取ったせいですかね。キャラを殺すのに躊躇するようになりました。若いころは殺さないと物語を書けないのかと言われたほどで、半数位ぶち殺していたところなのですが。
それでも韮山崩れでは二名ほど殺そうかどうか迷ったのですが、結局まだ早いだろうということでお預けにしましたw

>なにはともあれ、素晴らしい三日間をありがとうございました。ネット小説とは思えんかった。これだからやめられない。(読み専門)

素晴らしい褒詞をありがとうございます! はるさんの無聊を慰めることができたようで作者としても本当にうれしく思います!
  • 宗篤
  • 2015年 12月27日 19時59分
[良い点]
週末、通しで読み返してみました。

1回目に読んだ時とかなり印象が違っていたので、感想を書かせていただきます。1回目は合戦シーンや政治についてのやり取りのディテールの良さが印象に強く残ったのですが、2回目の全体印象として、構造が非常に綺麗な起承転結を描いている物語だと感じました。
よく議論になるセルノアの扱いについても、陰惨な印象は薄く、只の少年を偉大な君主として振る舞わせるための必然的な要素、ハーレム防止要素として機能していたと思います。
折に触れて振り返るシーンも多く、主人公の成長エンジンとして納得のいくものでした。

2回目の通しで最も印象に残ったのは、セルノアの墓参りに来て素性を知らない村人に「自分達もついて行きたい」と言われた後、黙って泣きながら瓜を食べているシーン。
序盤の瓜泥棒扱いされていた場面と比較して、天下泰平をもたらした成果を確認できる象徴的な出来事でした。
また焼け落ちた離宮で将達に一人ひとり、声をかける別れのシーンも転移ものにありがちな無責任でない綺麗な別れでした。

これだけの長く完成度の高い物語を書ききったことに読者として改めて感謝します。
[気になる点]
悪いというより気になるのが、
アエネアス「来ちゃった。」エンド・・・。
現代社会に適応できるのかな。国籍ないから難民申請かな?
病気大丈夫かな?家族にどうやって説明するのかな?
文字とか大丈夫かな?
保険とか年金とかどうするんだろう?etc・・・。
いろいろと大人の曇った眼(まなこ)には映ってしまいます。

そのあたりのドタバタを「元勇者の嫁ですがなにか?」という小説では物語にしていましたね。

アエネアスを現代社会で幸せにするために、主人公はもうひと頑張り必要そうです。
[一言]
主人公が現代でどうしているのか気になります。
普通の高校生より精神年齢が最低でも5年は上ですし、王様業を通じて身に着けた勤勉さと交渉力、バランス感覚、寛容さと忍耐を、どう生かしていくのか。
チート高校生となった彼がアエアネスを守るため、どんな無双を見せるのか。読んでみたい気がします。
わざわざ読み返しての感想ありがとうございます!

政治や戦闘など所詮、物語の為の小道具に過ぎないものですから、それを褒められるよりも起承転結という物語としての本質を褒められるほうが作者としては大変うれしいものです。ありがとうございます。

>よく議論になるセルノアの扱いについても、陰惨な印象は薄く、只の少年を偉大な君主として振る舞わせるための必然的な要素、ハーレム防止要素として機能していたと思います。

だってハーレムものを書くのがめんどくさ・・・いやいや、違います。普通の人間が王になって思いのままにふるまえるとなれば、どう考えても暗君まっしぐらです。かといって完全な聖人君子では感情移入しづらいだろうと考えて、外付け理性としてセルノアの事件やアエネアスやラヴィーニアやアリアボネが必要だったのです。

そして瓜のことを褒めていただいてありがとうございます。
これは有斗がアメイジアに来る前と去る時とで、実際、庶民の暮らしはどう変わったのか書く必要があるのではないかと思って入れたエピソードです。
どうせ物語上のことなのだから、漢の文帝や仁徳天皇、あるいは善政をしいた官吏の故事に習って、倉庫には食料が渦高く積まれ、食べきれなくて腐り、銭を繋ぐひもが腐って感情が出来なくなったり、庶民が道に落ちているものを拾わなくなったなどと書くべきかとも思ったのですが、さすがに古代の時代ならともかくも情報社会の今、それはあまりにも嘘くさすぎるだろうと思って、どの程度ならばリアリティがあるだろうかと考えて作った話です。
お気に召していただいたようでうれしく思います。

現代社会においてのアエネアスの立場というのは極めて難しい問題です。
日本には戸籍というものがあり、さらにはマイナンバー制度も始まった今、それらを持たぬ人間には極めて暮らしにくい世界であろうと思われます。
ですがアエネアスはあくまで物語上の世界の存在。宮廷社会という身の丈に似合わぬ世界に飛び込んだシンデレラが『王子様と末永く幸せに暮らしましたとさ』の一言で、どんな苦労をするのか思い描かないようにアエネアスも有斗と幸せになったと思うことにいたしましょう。
  • 宗篤
  • 2015年 10月18日 10時03分
[良い点]
主人公が良い意味でも悪い意味でも平凡なところですね。
チートな主人公が多すぎてお腹いっぱいなので
こういう等身大なのは逆に新鮮でした。
けれども、色々と翻弄されているにも拘らず
太平の世を開くと云う志を持ち続ける事が出来る
のは、其れだけで稀有な能力だとは思いますがw
[気になる点]
ストーリー
オーギューガ戦までの描き方には引き込まれましたが、
そこから先は読むのが辛かったです。
結構な伏線を張っていた割には教団がアッサリと瓦解してしまって拍子抜けしました。ならば、ライバルなのにチョット影の薄いバアル氏にもっとスポットを当ててあげて〜って思いました。

文章
必要以上に難しい言い回しが多くて何回も読まないと、理解しにくいところがありました。
もう少し整理して使い分けをしてもらうとスッキリとして読みやすいです。助詞の使い方、句読点の打ち方でかなり変わるとおもいます。
あと慣用句や諺の誤用、多重表現などが所々見受けられます。

これだけ書けるのですから、もう少し推敲、校正されたらもっと良くなるのになと思いました。
[一言]
上から目線で偉そうなことばかり言わせて貰いましたが、
基本的には好きな作品です。

読んでいる間、私の頭の中には司馬遼太郎氏の『項羽と劉邦』がチラついてましたけど、そこら辺もモチーフにされてるのですか?w

大まかな読後感想
出会いって大事だなぁと。あとは人間そんな簡単には変わらないよねって感じですね、いい意味で。

キャラクターは兎に角、男共が馬鹿で熱くて良いですね。
ガニメデ氏、テイレシア氏(女だけど男前)が好きです。二方共、最期の時は込み上げるものが有りました。

この作品に関しての続編は望みませんが、別の作品も読んでみたいです。これからも頑張って下さい。
  • 投稿者: 磐余彦
  • 2015年 10月02日 03時09分
感想ありがとうございます!

>主人公が良い意味でも悪い意味でも平凡なところですね。
>チートな主人公が多すぎてお腹いっぱいなのでこういう等身大なのは逆に新鮮でした。
>けれども、色々と翻弄されているにも拘らず
>太平の世を開くと云う志を持ち続ける事が出来るのは、其れだけで稀有な能力だとは思いますがw

もともとが曹操とか信長って非情って非難されてるけど、結構、甘い人物じゃね?が書くきっかけになったので、その面を強調したら非凡というか平凡というか、むしろ平凡以下という有斗君ができあがったというわけです。
まぁ私がチート主人公をかくのが上手くないと言った理由もありますが。

>オーギューガ戦までの描き方には引き込まれましたが、そこから先は読むのが辛かったです。
>結構な伏線を張っていた割には教団がアッサリと瓦解してしまって拍子抜けしました。ならば、ライバルなのにチョット影の薄いバアル氏にもっとスポットを当ててあげて〜って思いました。

すみません。完全な筆力不足です。
三国志演義の赤壁以降や信長の本願寺以降がつまらないなと感じた経験を元に、三国志における黄巾の乱、信長における本願寺をラスボスにもってくれば盛り上がるはず!・・・とか考えていたんですが。


>必要以上に難しい言い回しが多くて何回も読まないと、理解しにくいところがありました。
>もう少し整理して使い分けをしてもらうとスッキリとして読みやすいです。助詞の使い方、句読点の打ち方でかなり変わるとおもいます。
>あと慣用句や諺の誤用、多重表現などが所々見受けられます。

ここらへんは単に私に学が無いだけです。申し訳ない・・・ m(_ _"m)

>読んでいる間、私の頭の中には司馬遼太郎氏の『項羽と劉邦』がチラついてましたけど、そこら辺もモチーフにされてるのですか?w

司馬遼太郎先生の文章は簡潔かつ鋭くて素晴らしいですよね!
その司馬遼太郎先生が遼に及ばないと言われた司馬遷の方の史記をモチーフというよりは下敷きのひとつとして物語を構成いたしました。

>大まかな読後感想
>出会いって大事だなぁと。あとは人間そんな簡単には変わらないよねって感じですね、いい意味で。

誰に対して言っているかによって、いろんな意味にとれるお言葉ですねw

>キャラクターは兎に角、男共が馬鹿で熱くて良いですね。
>ガニメデ氏、テイレシア氏(女だけど男前)が好きです。二方共、最期の時は込み上げるものが有りました。

ガニメデさんは現代日本の一般人である有斗が戦国武将と戦うために必要な剣として、かなり早い段階であまり考えずに出来上がったキャラであり、私自身の想像を超えて皆に愛されるキャラになって驚いております。
テイレシアさんは真っ直ぐなところがいいですよね。

>この作品に関しての続編は望みませんが、別の作品も読んでみたいです。これからも頑張って下さい。

今現在、革命のデゼスポワールという作品をゆっくり連載中ですので、よろしければそちらもご覧ください m(_ _"m)
  • 宗篤
  • 2015年 10月03日 21時38分
[良い点]
戦記物を通し主人公の成長を書ききった点。
戦の一つ一つはこの先どう展開するんだろうとワクワクして読めました。
戦の様子や地形についても、大雑把に描写する部分と細かく描写する部分のバランスが良いです。
アリアボネ&ラヴィーニアがただの内政ドラ○もんでなく、主人公の成長の一助になっていたのも良かった。
[気になる点]
・嫉妬暴力系ヒロインの存在。殆ど読み飛ばしてしまいました。
・戦と戦の間のイベントが少なく、また戦を経る度に増える将軍の為に長くなる戦の描写。
・内面を描写し掘り下げたキャラばかりを退場させ、残ったのはこれこれの能力を持った将軍/官吏ばかりというのは勿体無いような……。
[一言]
一章の某の下りは不評のようですが、平和な世界を作るという一本の芯を通す為に不可欠なイベントだったと思います。
戦記物に付けるのは非常にナンセンスですが、「残酷な描写」等のキーワード位は付けておいても良いかもしれません。
なろうには成長物語/ハッピーエンドというキーワードでイージーな作品が多いですから。

全体的に見ると、成長物語として、戦記物として非常に楽しめました。
ありがとうございます。
  • 投稿者:
  • 2015年 08月11日 12時57分
感想ありがとうございます!

>戦記物を通し主人公の成長を書ききった点。
>戦の一つ一つはこの先どう展開するんだろうとワクワクして読めました。
>戦の様子や地形についても、大雑把に描写する部分と細かく描写する部分のバランスが良いです。

物語が戦記だと主張することができるか否かは戦争があるかないかの一点ですから、それを褒めていただけるというのは本当にうれしいことです。ありがとうございます。

>アリアボネ&ラヴィーニアがただの内政ドラ○もんでなく、主人公の成長の一助になっていたのも良かった。

人の上に立つということは、組織が大きければ大きいほど難しいものです。帝王学として確立された学問を受けた各国の王たちも、それを理解し実践できたものはほんの一握りしかおりません。
ましてや現代日本から転生した一般学生の身では・・・
そこを埋めるためには教育係が必要だったのです。
彼女たちにはその役目を果たしてもらいました。

>・嫉妬暴力系ヒロインの存在。殆ど読み飛ばしてしまいました。

アエネアスさんは本当に評判が悪いですね。猫と思えば意外とかわいげのある娘なんですが・・・

>・戦と戦の間のイベントが少なく、また戦を経る度に増える将軍の為に長くなる戦の描写。
>・内面を描写し掘り下げたキャラばかりを退場させ、残ったのはこれこれの能力を持った将軍/官吏ばかりというのは勿体無いような……。

これは私の筆力不足が原因ですね、申し訳ない。私の中では名前ありキャラのそのほとんどがどういった考えをもって、その時々を行動しているかきちんと設定しているのですが、それが伝わらず、各将軍がゲームの駒のように見えているのだと思います。反省しています。

>一章の某の下りは不評のようですが、平和な世界を作るという一本の芯を通す為に不可欠なイベントだったと思います。

そこなんですよねぇ・・・これだけ不評でも最初を書き直さなかった理由は。
偉大な人が偉大なことを成し遂げたということを書きたいわけじゃなかったんです。
有斗君のような情けない人が偉大なことを成し遂げるからこそ、物語的に意味があるんだと思うんですよ。
  • 宗篤
  • 2015年 09月13日 10時10分
[良い点]
読み終わりました。
なんというか、虚無感が半端ないです。
最初は、セルノアが犠牲になったところで読むのをやめようかと思いました。でも、最後まで読んで良かったと思える本当に面白い戦記物でした。
素晴らしい物語をありがとございました。
[気になる点]
やはり、序盤の主人公の性格。脱落した読者も多いと思います。
[一言]
でも、序盤の主人公がなければこんなに素晴らしい物語にはならなかったと思います。
感想ありがとうございます!

セルノアが犠牲になるところで脱落してしまう読者が多い中、最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました!

虚無感を感じていただけるほど物語に夢中になっていただけたのだとしたら、本当に作者冥利に尽きる嬉しいことです。

しかも序盤の主人公の性格、考えが物語に必要な要素だと思っていただけるという言葉は書いた意図を理解していただけたということであり、感謝の念が堪えません。本当にありがとうございます。
  • 宗篤
  • 2015年 09月12日 22時45分
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