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[一言]
●誤字
死人の森の断章2-3 暗がりの中へ
>伝達された架空の運動エネルギーが衝撃の錯覚と幻の痛みを押しつける。[改心]の手応え。
[会心]ではないでしょうか?

●感想
小まめな更新、ありがとうございます!
では、遅れがちですが、今回も新旧合わせて感想いきます!
長くなるので、ご返信が難しい場合は適当にスルーしてくださいね!

・第三章
すごく面白かったです!
第二章の殺伐さから一転して、激動の展開がありながらも、ほんわかしていて、それが良かったです。
 そして、ハルベルト登場からの百合、百合、百合。
百合ハーレム。
フィリスが世界を侵食するというのは、きっと百合概念の世界拡散を意味しているのに違いありません!
紀源槍の制御盤の力というのは「世界を革命する力」だったのでしょう!
絶対運命黙示録。
 いや、アズーリアは両性具有なので、普通にハーレムで良いのかもしれませんが。
 ともかく、ギャグあり悲劇あり冒険あり、政治的な駆け引きありそしてもちろん希望ありで、盛り沢山な章でした。
回想がやたらと多い章でもありましたが、それが上手く物語の「現在」を補完していたと思います。
 また、地上の風景や文化の描写は、こちらもあまり期待していなかっただけに嬉しい誤算でした。
 ただ、第一章で描写された地上の略奪者としての価値観は、話の中心がアズーリアのパーティのせいかあまり描かれていなかった気がします。
異族差別については、しっかり描写されていただけに、これだけはちょっと残念でした。
では、細部の感想に移ります。
>イキュー戦まで
 前章で、主神クラスまでインフレした戦闘バランスが、上手く下げられていたのが印象的でした。
ミルーニャの投擲武器の解説とか、少し顔を出す冬の魔女さんとか。
まあ、登場キャラの位階からして、この戦闘でも、上方世界ランキング上位には入るのでしょうけど。
 ともかく、実戦における訓練、お邪魔キャラ、慢心によるアクシデント、謎の箒魔女(笑)、予想外の出会いに強敵との決戦と、いわゆるお約束的なイベントが独自にアレンジされながらもしっかりこなされていて、楽しめました。
 中でも、チームによる戦闘は良かったですね。
使い魔鴉のおかげで、チームが一丸となり、結束を深めていく下りは特に良かったです。
 イキューも、「ゆらぎの神話」オリジナルな強敵モンスターであり、興味深い存在でした。
その攻撃方法などが予想出来ないところが、戦闘を面白くしていたと思います。 そして、成長し、チーム一丸となって強敵を倒しましたが、毒舌キャラとしてパーティのガス抜きをしていたミルーニャが犠牲に!
というところで、続きます。
>ミルーニャ戦
 さっきまでの味方が、突然最強の敵に!
凄まじい急展開でした。
そして、強大な不死身と多彩なアイテムにより押しまくるミルーニャ。
戦闘がデフレしていたとは、なんだったのか…………。
 ともかく、激戦や意外な味方キャラ、友情を原動力としたアズーリアのド派手なゴリ押しが楽しかったです!
まさか、神まで追い返すとは!
アズーリアたちの冒険はこれからだ!(その1)
>パレルノ山の死闘、そしてループとアズーリアの解体
 激しい戦いが終わったかと思えば、思想的な意味でかなりの強敵登場。
 そしてパレルノ山での戦いは、予めある程度危険が予想出来ただけに、その予想を外れた展開に大いに驚かされました。
まさか、突然、運命石の扉を探す話になるとは…………。
まっちょえすと「クルエクローキさん、クルエクローキさん、あそこに、たれアズーリアがいるでしょ(ry

と、いう意味不明かつ筋肉最高!なボケはともかくとして、決意のタイムリープで戦うアズーリアたちは格好良かったです。
>私、青峰瑠璃、十六歳。 ええっと、ここは「おめでとう」と拍手で祝うべきだったのでしょうか?
ともかく、長い回想を経てのアズーリアの自己確認と友情パワー(魔法)による力押し復活は良かったです!
 そして、ここまで来ると、アズーリアとそのかたちの無い左腕、フィリスの真価が、私にもようやく分かって来た気がします。
既存作品の引喩で語ると、戯言使いを超える真言使いにして詭弁使い。
幻想を殺す右手に対する、幻想を紡ぐ左腕といったところでしょうか?
妖精使いが普遍的な存在となった新たな世界で、これから、この一組がどんな活躍をするのか楽しみです!
>エスフェイルとの再決戦まで
 クロウサー家長の処刑から、またも怒涛の展開でした。
サイリウス老は、色々と美味しいキャラクターで、展開の意外性に大いに貢献して下さいました。
安らかにお眠り下さい。
 そして、どしどし登場する魔将たち。
再生怪人ポジションとは思えない大活躍でしたが、数が多くて、紹介文があってもちょっと覚えにくかったです。
でも、会話から下方世界の情勢がなんとなく分かるのは良かったですね。
 そして、ここに来てアズーリアが大パワーアップ!
登場当初は、前衛に出たがる後衛向きのキャラという中途半端ポジションだったのが、いつの間にか仮面ラ○ダーディケイドかキーブ○ードの使い手みたいな大暴れをするまでに!
いや、ポジション的には、ゴーカ○ジャーロボと言うべきなのでしょうか?
ともかく、お気楽不良娘からヤンデ…………一皮剥けたリーナとともに、良い成長をしたキャラだと思います。
 そして、成長といえばエスフェイルも土壇場に来てかなり成長したキャラだと思います。
互いに覚悟を決めた二人の因縁の再決戦は、盛り上がりも最高で、良いモノでした。
 さあ、なんだか仲間に寝返りフラグが立ってばかりだけど、頑張れ、アズーリア!
アズーリアの戦いはこれからだ!(その2)

・4-41 オルヴァ王と十二人のシナモリアキラ8
>『鬼』の二度目の死
 彼は、誇り高き武人としての死を迎えました。
そして、都合の良い夢に誤魔化されるなか、『塗壁』のことだけは正確に覚えており、それに対する反応も筋が通っていました。
ということは、つまり…………。
彼と、大魔将の雷を受け継いだアズーリアとの対決は楽しみでしたが、これが、彼の最後の死となることを望みます。
彼の拳は、きっと『シナモリアキラ』が受け継いでくれるでしょうから。
>しかし友を傷つけられた以上、恨みを晴らさずにはいられない。グレンデルヒとアズーリアは殺す。絶対にだ。『天狗』の瞳が憎悪に燃える。
 時々で良いから、ナトさんのこと、思い出して下さい。
せっかく奮闘して、かませポジションから見事に離脱したのに…………不憫な。
>選ばれし十二使徒は粘着、SNSの共有機能を利用した晒し上げ、アカウントブロック、複アカ利用による炎上工作と自演、クソコラ、実名・住所・メールアドレス特定からの個人情報暴露、掲示板テンプレ作成とコミュニティの自治、他にもあまたの神秘をその身に宿している
 なんというか、ひどい神秘ですね!
>ヴァージルが猿田彦を管理してくれるのだから、何も心配することはない。
 少年の言うとおりにしていればいい。
 少年の言うことは絶対で完璧なのだ。
 やはり『シナモリアキラ』は美少年に弱い…………。
彼の秩序思想には、注目していましたが、これは色々と手遅れっぽいですね。
>内側にも外側にも無限に連なるカーインの世界。
「当然だ。世界とは、頭蓋骨の内側で完結しているものなのだから」
 ホムンクルス、産まれながらにして全知の小人ですか。
マンガ『惑星のさみだれ』や、言わずと知れた『鋼の錬金術師』の読者である私としては、全知にはイマイチ良いイメージがありません。
カーインの能力が、小鬼に近いものに思えます。
 上手く纏められませんが、個人的には『天狗』がやった真理の追究という潜航より、自身と共鳴しぶつかり合える他者の心の壁、境界線の上での出会いの方が、人間にとって重要だと思います。
共通点と相違点の相互規定、ジャズのセッション、万華鏡の世界(ゆらぎのしんわ)
 まあ、要するに私が推すカーイン対策は、人質です!
ククク、流石に大事な主を仮想現実にするのは無理があるでしょう!(フラグ)
>回転する歯車の左手が『火車』のアストラル体を捉え、増幅された転生力を叩きつけた。
 転生力が、もう完全に戦闘用語になってますねー。>『十三人目』
 予想外れました。
てっきりラズリさんだと思ったのですが。

 ああ、そうそう。
アリュージョンの扱いには、くれぐれもお気をつけ下さい。
私は、そういうの大好きですが、このところ、かなりヤバそうです。
念のため、『幻アリュ』のバックアップは入念にとっておいた方が良いと思いますよ。

それでは、また。

  • 投稿者: 白灰
  • 男性
  • 2016年 03月15日 11時24分
[良い点]
・牧歌的な殺し合い
奇妙な空気感の読み心地が良い。冒頭オルヴァが段々好きになってきた。過去の時点でシナモリアキラの名前が出てるの愉快です。

・脳内彼氏『ちびアキラ』くん
かわいい。

・「私が一番上手にアキラくんを演じられるんだから!」
そ、そうきたか!まったく想像してなかったけど、提示されると「お、そうだな!」ってなる。
『独り聖婚』のワードが力強くて参るなこれは。わはは。


・「いいだろう。任せるがいい。王殺しなら私のほうが慣れている」
サイバーカラテウイルスとは……。というかこれ以上どうなるってんだ、シナモリアキラ!

・「アキラくんは私の服を着てくれる? アキラくんを私が着てもいい?」
ロマンチックで良い。夢なような、小さな、感覚が好きだ。
激しいバトルと同時に、こういう少女的で詩的な空間が実行されるのめっちゃ好き。

  • 投稿者: いがた
  • 2016年 03月12日 22時27分
[一言]
菊池秀行の最盛期を彷彿とさせる驚異的な描写。魔都は新宿に非ず、彼の者の脳髄の裡にこそ在り。

ってコピーが湧きあがるぐらいの秀逸な出来。
[一言]
ちょっと遅れましたが、感想いきます。
以下、長文失礼します。
・第二章感想
 殺伐とした傭兵生活に幻想参照姉妹の猛アピール、そして二つの決戦があった章。
バラエティに富んでいて、どの展開も楽しかったです。
 まずは、カッサリオ戦前後。
 予想外に、アジアンでオカルトパンクな第五階層の情景が面白かったです。
 そして、ヲルヲーラにウラをとったりと、警戒を欠かさないアキラくんの慎重なムーブに関心しました。
コルセスカさんが、謎の美少女キャラをやっていたのもこの時期ですね。
彼女が、アキラくんをどう調教してくれるのか楽し…………もとい、期待と不安に胸を膨らませていましたが、アキラくんはあっさり陥落。
美少女になんて負けない!
→美少女の気遣いには勝てませんでしたよ…………。いつの間にか、姉妹対決に巻き込まれ、強敵カッサリオと対決。
三つの腕に引き上げられて、ついにアキラくんにも居場所が!
アキラくんたちの冒険はこれからだ!(その2)
 続いてキロン戦前後。
トリシューラの夢を聞いて、アキラくんが己の進路を定め、ついでに、私も本腰を入れて『幻アリュ』の物語を追い始めました。
 そして始まるコルセスカさんの猛追撃、加えて激動のキロン戦。
乱戦の中、【公社】の四姉妹が、さらっと退場していたのも、私にとっては印象的でした。
そういえば四章で【公社】幹部ファミリーが再会したというのに、四姉妹最後の一人、【フレウテリス】さんは一体どこへ…………? まあ、それはともかく。
悲しい過去と盛り沢山の自己強化要素、そして何より強い意志と正義感を持つキロンは、凄まじい強敵であり、人間味のあるキャラクターでした。
そのキロンの強さを、一つ一つ解体して対処していった知略の戦いが、この章では一番印象に残りました。
「生き残ってしまった」「仲間を殺さざるを得なかった」キロンとの避けられない戦い。
相手を貶める以外に手段の無い殺人が、ただただ悲しかったです。
 まあ、この章一番の強敵は、幻想参照姉妹の関係性でしたけどね!
この二人、面倒過ぎます…………まあ、その分、読んでいて愛着も湧くのですが。
それにしても、これだけ面倒な姉妹の背景を、少しずつ情報を開示して説明なされた最近さんの手腕は、お見事だと思います!
姉妹との出会いから、三人の関係の着地地点までの道のりは、ドラマティックでありながら十分に納得のいくものでしたよ。
 あ、そうそう、リーナについて「裏にアズーリアが居るのだろうけど、きっと真面目で気遣いに長ける大人なキャリアウーマンなんだろうなー」とか思っていたのも、この時期でした。
…………メールと実態の解離も、予測していたつもりではありましたが、後で随分と驚かされましたよ、ええ。
 そして、リーナとのやりとりを経てアズーリアの消息も判明し、幻想参照姉妹とアキラ、三人の関係も改めてスタート!
目一杯いちゃつくこの人たちへの門出の言葉としては、やはり、この呪いを贈りたいですね。
「末長く爆発しろ!」
そして、パワーアップしたアキラくんたちの冒険はこれからだ!(その3)

・4-40 オルヴァ王と十二人のシナモリアキラ7
今回も、面白かったです。
>古い神話と新しい神話。二つが巡り会い、巨大なうねりを作り上げていく――上遠野先生の作品に出てくる「相剋渦動励振原理」をちょっと連想しました。
過去と未来という二つの螺旋が、互いに相剋し合って現在が形成される…………。
まあ、これは『ヴァルプルギスの後悔』のラストから私が推測した仮説であり、正確なところは分からないのですが。
 さて、こちらの二つの神話は、果たしてどんな合流をするのでしょうか。
相剋、相生、並立、吸収、合体、交雑、と予想がつかなくて興味深いです。

>左右の義肢が三角耳をひたすら撫でさすり、喉に触れたり頬を擦り付けたり匂いを嗅いだりとまるで変質者である。
 「まるで」じゃなくて「まさに」変質者ですよ!
しかし、百合アリュージョンとケモナーアリュージョンによって、全ては許されるのですが!
猫の国からの漂着ミームは、ろくでもないですねw
 まあ、それはそれとして『大蛇』さんは、プーハニアさんにだけでも謝っておいた方が良いと思います!
なにせ彼は、セクハラにトラウマを抱えたばかりなのですから。

>ミルーニャも不快感を覚えていた。この手の距離感が壊れた相手や媚びたぶりっ子、澄まし顔のエリートや底抜けのお人よしなど、彼女には嫌いなタイプが多い。
 それって、ほとんど自分とアズーリアのことでは…………。

>『大入道』マイカール
 意外と俗な人であり、しかも引退していたのですね。
 トリシューラと彼のカウンセリングの結果は、もしかしたら『幻アリュ』で一番予想できないものかもしれません。
さて、どうなることやら。こちらもこちらで、かなり気になります。

>『鬼』の脳と肉体との間で行われているのは『齟齬のない変換』だ。
>本人にとって心地良い『最適な現実』を見つつ、実際の現実空間で『涎を垂らした薬物中毒者』のようにならないようにプログラムされた行動をとり続ける。…………普段の私みたいです。
まあ、私の場合は、齟齬ありまくりですが!
 それはともかく、紀人シナモリアキラの行き着く先は、やはりそうなりますか。
個人用の「マトリックス」あるいは、『モダン・タイムス』を超える「ポストモダン・タイムス」
機械の部品としての人間。
まあ、個人としてのアキラくんは、カインの件で、いきなり感情の切り離しには失敗してるのですけどね。あるいは、『シナモリアキラ』は、これでようやくカインと対等の存在になれたのかもしれません。
 しかし、杖による心身操作と死霊使いですか。
邪視が絡んで無ければ、最有力容疑者は一名に絞られますが…………この人材と戦法となると、やはりあの勢力でしょうか?
いずれにせよ、第五階層の内戦はますます加速しそうです。

>カーイン、潜在能力を解放する
 カーインさんが、本気出して勝ち誇るのは良いのですが、これまで肝心な場面で力及ばず敗北していることも多かっただけに、微妙な気分になります。
せっかく「相性が悪いと負けるが、常に全力を尽くす強豪のライバルキャラ」としての立場を確立していたというのに…………。
 というか、カーインは、現在進行形で『絡新婦』との戦いから隔離されるという放置プレイを食らっているのですが。
事実上、主に見放されて、危険から保護されてますよ、貴方。
ドヤ顔をすればするほど、ネタキャラ化が進行するカーイン。
紀人アキラが上がった位階というのが、ネタキャラの位階にしか思えません。
不憫な…………。
 ミシャルヒとの因縁での彼の名誉挽回に期待して良いのでしょうか?
…………ダメっぽいですが。

>果たしてお前は正しく受け止めることができているのかな――『シナモリアキラ』というテクストを
 受け止められているか、私も自信ありませんね!
なにせ、『シナモリアキラ』ですから。

 さて、先行きは分かりませんが、戦いの背後勢力が見えて来て、情勢はさらに混迷を深めそうですね。
これからどうなるか、次回も楽しみにしています。

それでは、また。


  • 投稿者: 白灰
  • 男性
  • 2016年 03月04日 03時19分
[良い点]
・グラッフィアカーネお前もか
・ソーシャルジャスティスウォリアー!わははは!
・シナモリアキラは美少年に弱い…
・小人さんがこんなことになるなんてびっくりだよ!
>「どうも、今日の私は背後を狙われてばかりだな。ああ――なるほど。そういえば、背に誰も庇っていなかった。がら空きに見えるというわけだ」
>「主命なれば、是非も無し」
>「当然だ。世界とは、頭蓋骨の内側で完結しているものなのだから」
しかし、今回のカーインの台詞は切れ味があって良い。
・また増えたー!?
  • 投稿者: いがた
  • 2016年 03月03日 23時20分
[気になる点]
『天狗』
単一ではなく複数のモノを参照しているのは読み取れたんですが、それでも現実に存在する個人のアカウントを参照してしまうのは少々やり過ぎではないでしょうか。
これまでこの作品を楽しく読ませて頂きましたが流石にちょっと看過できないし、他にも良しとしない人がいるだろうな、と思いましたので書きます。
  • 投稿者: へこ子
  • 2016年 03月01日 12時26分
[良い点]
・へえ、サイバーカラテってオルヴァにそんな大きな影響与えられてたんだ…
・大蛇さんの距離感が壊れた…
・面接!カウンセリング!意外!しかし若気の至りのレベルが高いな…
・鬼の空恐ろしさ。でも幸福度高そうだからいいかも
・カーイン楽しそうでいいですね。ミシャルヒとのからみも楽しみです。

>果たしてお前は正しく受け止めることができているのかな――『シナモリアキラ』というテクストを
どうだろう(自信がない)(まあいいや)
>どいつもこいつも、頭がおかしいやつばかりっ
はい
  • 投稿者: いがた
  • 2016年 02月27日 21時32分
[一言]
●誤字
4-39 オルヴァ王と十二人のシナモリアキラ6
>混沌とした戦場に舞い降りたのは、朱金の[鎧をに身に着けた]炎の天使。
[鎧を身に着けた]

>[深い]極まりないねぎらいの言葉。
[不快極まりない]


●感想
 ちょっと書きたいことが多すぎて一度に書けないので、これからは、最新話と同時にこれまでの感想も少しずつ書かせていただこうと思います。
・一章感想
 初ボスとは思えない強敵のエスフェイル、サイバーカラテのインパクトと便利さ、カインたちと少しずつ深めるコミュニケーションと色々な要素があって、どれも良かったです。
この時点では、作品の方向性が分からず、手探りで読み進めていましたね。
読みながら、テンプレ外れを期待する気持ちと、テンプレを待ち望んでしまう気持ちの二つの矛盾したアンビバレントな感情に葛藤していました。
初登場時点のアズーリアにはとりあえず「くっころさん(仮)」と名付けて、アキラにどんな酷い目に遭わされるのか、ちょっと楽しみにしていたこともありました…………そんなに前では無いのに、読み始めたころが懐かしいです。
悲劇、偽悪の破綻、救い、死闘、美しい異世界の全景、そして別れ。
先が気になる良い序章だったと思います!
アキラたちの戦いはこれからだ!(その1)

・最新話
 面白かったです!
ホラーとコメディが共存する前半も、グレンデルヒの巧みなテクニックが場を制し、レオの可愛さの暴力が蹂躙する後半も、どちらも素晴らしかったです!
 それに今回は、レオの真価も垣間見れたし、グレンデルヒの解説のおかげで、使い魔と邪視についてより理解を深めることも出来ました!
存在に干渉する邪視と呪文の方法論の違いも、面白かったです。
 それにしても、まさかグレンデルヒがここまで頼りになるとは思いませんでした。
杖と呪文の使い手としての印象が強かったのですが、さすがは人造英雄。
四大体系を高度に使いこなすうえに、政治・社交系の能力も高くて侮れません。
彼は、私の「幻アリュ嫌いキャラランキング」のトップに君臨していたのですが、それも今回の活躍で、見直すことにしましたよ。
…………殿堂入り申請は、取り止めることにします。 しかし、今回は様々なキャラが乱入して、お祭り騒ぎになってましたね。
あ、ラズリさんのアレはまさか!
呪力の生産能力を爆発的に増大させる代わりに、小鬼になる危険性を増大させる禁断の秘技「無限の掛け算」!
とか、そういうネタはまあ置いておくとして、ニアとレオの対話とか、予想外であると同時にすごくかわいかったです。
お姉ちゃんより先に、妹に春の気配が来て、お姉ちゃんショックを受けるかも…………?
 ああ、そういえば、なんか地球産まれのサイヤ人みたいなノリの妹に彼女に潰されたメイド人形さんも居ましたね。
彼女も、地味に良い働きをしてました。
トリシューラから、突然のプレゼントを貰ったりして、ミヒトネッセもキーキャラクター化が進行してますね。
彼女と『大蛇』の共闘も意外でしたが、なかなか良かったです。
 あと、地味に奮闘したけど、あっさりヤられていったモブキャラの人たちに黙祷。
まあ、今の第五階層は、コルセスカの邪視効果でゲーム化しているので、再徴兵したら、さりげなく新人の中に混ざっていたりするのかもしれませんが。
 最後に、この事件は、トリシューラの計画的犯行だったのですね。
まあ、トリシューラがアキラくんを陰謀にハメるのは、いつものことと言えば、いつものことな気もしますが。
 しかし、女王としての資格を問われているというのに、レオの株ばかり上がってしまってどうするつもりなのでしょうか?
ラフディの件で『愛情』の必要性を説かれたばかりでしょうに…………。
 果して、そんな彼女は、各話冒頭で、その危険性を思いっきりアピールしているようなオルヴァを、本当に配下に出来るのでしょうか!?
次回も楽しみにしています!

…………しかし、小鬼の件は、本当に耳が痛かったです。
バキの最凶死刑囚並みに「敗北を知らない」存在ですね、小鬼って。
小鬼になる危険性については、気を付けたいです。
ええ、本当に。

それでは、また。

  • 投稿者: 白灰
  • 男性
  • 2016年 02月27日 20時39分
[良い点]
このヤバい小鬼を統括している(というかこの狂人ども統括できるんですか?)ミゼットのガドールとは一体・・・。

サリアさんクラスじゃないと普通に倒せない時点で、なんかもうアウト(というか、この方無敵モードの廉施者より強いんですよね)。
[一言]
キャカラノート一二賢者の情報が公開されてファンとしては歓喜。

灰色の賢者は未来を旅するユディーアその人と勝手に予測してます。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2016年 02月26日 14時01分
管理
感想ありがとうございます。
ガドール、一章以来ひさしぶりにちょっとだけ顔出ししました。あと手も。今後の重要人物になる予定です。

サリアはループ可能なのでキロン相手でもトライアンドエラーできるのが強みですね。初回で負けても終わりじゃないので。

十二賢者、ゆらぎの神話における言語支配者あたりの記述から引っ張ってきてます。
作中に未登場(もしくは名前のみ登場)+今後も登場予定は無い、という人もいるので、適当に流しておいていただければ。


  • 最近
  • 2016年 02月26日 19時54分
[良い点]
零落した神と双璧をなすのがゴブリンって長らく疑問だったんですが最新話で開示された設定を見てすごく納得出来ました!ヤバいですね小鬼。アルマの【巨人殺し】と並んでサリアが【小鬼殺し】の称号を持ってる凄さもよく感じられました。殺害条件の一つの三百秒間殺し続ければ良い、でなんとなくサリアが小鬼を殺す光景が目に浮かぶような
[気になる点]
誤字らしきもの
最新話

無邪気に兄の屍を踏みつけて、上機嫌に言った。
兄→弟
[一言]
誤りというか疑問っぽいもの
1-1
『剣と魔法のローファンタジー』
剣と魔法の世界ならハイファンタジーのような、転生者が来れるので純粋なハイファンタジーではない?

3-25
つまり強い人が一人で挑むか、『一万人以上』でかかればいい
→一万人より上、もしくは一万人を超える

浄界の最大補足数が一万人なのでちょうどの一万人でかかると本文のヨキルさんの人形みたいにやられてしまうような。
あと攻略するには一万より多くの数で挑めばいいらしいですがヨキルとヨキルが操る一万の人形に対してまず一万の人形だけを浄界に補足し破壊した本文中の描写だと一万人以上で対峙しても一万ずつ削られてしまいそうにも思えます

幕間 『特権者の英雄症候群、さもなくば――』
センジュによると地球技術が密接に関わってそうなデザイナーズチャイルドでも人権とか自己同一性の保持あどが理由で遺伝子情報そのままで再構成されると書かれてますが、先天性欠損っぽいアキラくんは一話で生身の腕が生えていると思ってたような? 無料オプションとかにより遺伝子情報を書き換えられて腕が生えてきた状態で転生させられていたはずだった?
感想と誤字報告ありがとうございます。
巨人と小鬼、別の方向性で強さを演出したいなーと思って考えました。本格的な登場はまたいずれ。

ローファンタジーについては、定義が曖昧な言葉を不用意に使ってしまったなーと後悔しつつ、とりあえずファンタジック要素のある現代社会風異世界への転生を希望していたということで一つよろしくお願いします。
アキラの希望としてモンスター狩りとかより対人戦がしたいというのがあったので、現代的な人間社会でなおかつ命を懸けた戦いがおおっぴらに認められている所が良かったんだと思います。ファンタジーなのはたぶん新鮮さが欲しかったのでしょう。現実そのままだと心が荒むので。

腕の欠損についてですが、あの世界ではまず『五体満足であること』が権利として認められています(建前上)。なので転生業に関わる事業者は可能な限り異世界に情報が漏洩しない努力をしつつ、先天的な身体障害者に対しては遺伝子情報を操作して『五体満足』な状態にすることが義務づけられています。

ちなみに初期の頃は『現世では遺伝子操作やサイバネ手術で健常者同然だった人を障害者として転生させ、苦しみながらも異世界で強く生きていく』というドキュメンタリー番組が作られていました。感動物語として消費され、『障害転生』というジャンルは大ヒットしましたが、人権団体から猛烈な抗議を受けて法規制の対象となったのです。ただ先端技術を利用した福祉医療に反対する宗教団体や自然主義者などは密かに障害転生を行っていたりもします。
  • 最近
  • 2016年 02月26日 19時19分
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