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[良い点]
政治的な話が分かりやすくて、読みやすいです。
[一言]
内政関連の話の場合、長い文章で書き続けると読む方も疲れますが、今くらいの量だと読みごたえもあり丁度良いと思います。
 セキテイRさん、感想ありがとうございます。
 私は常々ファンタジーなり何なりのお話を読んでいて、政治的な部分がかなり簡略化・単純化されて書かれていることに物足りなさを感じておりました(そういった部分に興味を持つ人が少なく、まともに書こうとするとかなりの分量を割かなければならないから、そうなるのは仕方のないことだと理解はしているのですけれども)。
 その為、自分でそういった類の話を書く際は、できるだけ政治的な部分を描写していきたいと思い、かようなお話となっております。
 結果、政治的な理由や背景、行政の施策とその効果なんかを長々と書くことになっております。できるだけ読み易く分かり易く書こうとは思ってはおりますが、至らぬ点も多々あるかと思います。
 今くらいが丁度良いとのご意見ですので、今後もこれくらいの感じで書いていきたいと思います。
 ご意見ありがとうございます。謹んで御礼申し上げます。
[一言]
弟七章117話読みました。
 シュレーダー卿を体よく伯領総監から排除しようというレッケンバルム卿の思惑が挫かれ、議長人事はレオポルド派の予定通りライテンベルガー卿に決まったようですね。あらかじめ議席の半数をムールド人に与えていたレオポルドの事前の策が功を奏したといったところでしょうか。
とはいえレオポルド自らは統治者であるがゆえに議会運営を主導できず、レオポルド派帝国貴族にはレオポルドの意を体現して自派やムールド議員をまとめきって議会工作を進めるだけの実力者も出てきてないようですから、これは今後の課題でしょうね。ライテンベルガー卿の手腕と人柄に期待したいところです。
ムールド人はムールド人で副議長に誰を選ぶかで揉めるほどまとまりがないようですし、如何にムールド議員の信望を得て彼らを自派に引き入れるかが今後の議会対策での鍵になりそうです。
この点ムールド人への差別感情が強かったレッケンバルム卿に近い帝国貴族たちは不利ですね。
しかし今回の第一回伯領議会の結果を見て彼らもムールド人への態度や議会対策を変えてくるかもしれませんし、レオポルド派も気を緩めることはできませんね。

では引き続き内政編の続きを楽しみに待っています。
  • 投稿者: 埋木舎
  • 男性
  • 2013年 12月20日 22時57分
 埋木舎さん、毎度感想ありがとうございます。
 仰る通り伯領議会の半数を占めるムールド人議員をどう自派に取り込む或いは協力させるかということが議会対策の要になることは言うまでもありません。
 とはいえ、彼らにはまとまりがなく、そもそも、議場に肩を並べて座っている現状自体がレオポルドの介入による結果ですから、今後、ムールド人議員の中でもいくつかのグループに分かれる可能性はあるでしょう。
 レオポルド派にとっての安心材料はムールド人に対して差別的なレッケンバルム派とムールド人勢力が結びつき辛いということですが、今後、両者に利害の一致があれば、接近することも有り得えないことではありません。
 議長となったライテンベルガー卿はレッケンバルム派、帝都派、聖職者部会、それにまとまりのないムールド人議員たちを相手に難しい議会運営をしなければなりません。
 レオポルド派の目下の急務はムールド人議員をより多く自派に取り込んで多数派を形成することでしょう。
 次話では伯領政府の人事をやろうかと思っています。
 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[気になる点]
誤字報告

「南部諸部族は南部族だったか」

「南部諸部族は何部族だったか」
[一言]
最近忙しく自由になる時間が少なく前々回辺りからまとめ読みしました。
本格的に内政編に突入ですね。
部族社会から近代的な集権国家へ変貌を遂げようとするムールド、レオポルドは部族に与えた権利や特権の代わりにムールド、特に北部の親帝国派を自身の近衛とし、支配の安定を狙っていると言うところでしょうか。
特に現実世界のイランやアフガニスタンでカナート、カレーズと呼ばれる地下水路を用いた灌漑農業をムールドで行い食料の自給を目指すというのは大きいですね、今までは外部からの支援無しで兵站を維持できない訳ですから。
特にイランのカナートの美しさは素晴らしいです、大平原に点々と存在する縦穴、想像するだけでいいですね。
あと徴兵の受け入れとはどの水準なんでしょう?
近代的な徴兵制度はフランス革命後の国民軍成立後ですから、ロシアの初期の徴兵制度のように農奴百人当たり一人といったように部族当たりの人口で何人といったような形になるんでしょうか。
 グラーバクさん、いつも感想ありがとうございます。
 本章は内政編という位置付けでして、色々と細々したことを書き連ねております。
 統治機構を組織し、法制や税制を整備し、公共事業をはじめとする経済政策によって国力増強を図ることは非常に重要なことですが、これを小説として書くのは中々難しく、説明調で施策を羅列するような書き方になってしまっているような気が致します。
 なんとか人の動きや台詞や何かを差し挟んで読んでいて退屈しないようにしたいものです。

 レオポルドはムールド諸部族の力を削ぎつつも、自身の味方に留めるという厄介な方策を取っている為、特権を保障してやったり、政治に参加する権利を与えたり、経済的なメリットを与えたりと、いくつもの手を打っています。同時に統治機構の組織化やら主従関係の明確化を進めて、個人的な関係ではなく、法的・制度的な支配体制の構築を行っているのです。
 ムールドで整備が進められている地下水路は、仰る通りカナートが主なモデルです。食料供給は最も重要な課題と言っても過言ではなく、食糧増産ができなければ人口増大も見込めず、それは国力の増強に大きな障害となります。それに人間、やはり、食うものが満足にないと不満を持ちやすくなりますから。

 兵制については、いずれ一話を当てて説明しようと思っていますが、共和政ローマには兵役の概念がありましたし、オスマン・トルコのデヴシルメ制も一種の徴兵といえるでしょう。また、グスタフ・アドルフのスウェーデン軍は徴兵・傭兵の混成で、18世紀プロイセンにおいてもカントン制という徴兵制度がありました。勿論、この時代の全軍を徴用兵で満足することはできず、傭兵も多数いたようですが。
 レオポルドがムールドにおいて実施する徴兵においては、部族の人口(特に成年男子の数)を調査し、その割合に応じて兵員の供出を要請する形になるでしょう。
 レオポルドが全ての部族に対し、統計調査への協力を取り付けているのは徴兵制の為でもあるのです。

 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[一言]
最近クルセイダーキングスを始めたんで相続問題に余計にニヤニヤできるw
中央集権的にひとかたまりの勢力を維持する前提だと、後継者以外の忠誠度がひどいことになるんですよねえ…

クロス卿は勢力圏内でのある程度の分割相続は容認する構えですか。穏当なところになりますかね?
 ユーレカさん、感想ありがとうございます。
 クルセイダーキングスは私もやったことがあります。アレは後継問題が思うようにいかない。配下の諸侯の忠誠心を維持するのは大変。戦争は金がかかる。という点がやたらリアルで非常に面白いですね。欧米のシミュレーションゲームをプレイすると戦争にはおそろしく金がかかるということが理解できるような気がします。それに対して日本のその手のゲームは戦争における金や資源の役割が過少に表現されているような気がしますね。

 レオポルドは自らの領地をその子たちに分割して相続させるつもりでしょう。キスカやアイラとの間の子はレオポルドとムールド人の同盟の証でもありますから軽視することはムールド人の反発を招くでしょう。一方、リーゼロッテを軽視すれば帝国本土や帝国人の反発を買うでしょう。
 領地を分割して相続させることは双方を納得させ、上手く協調関係を維持する為ともいえるのです。

 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[良い点]
最新話まで読みました。
 アイラみたいに自分の立場を自覚しつつ、嫁として旦那の寵愛を繋ぎ止めようと努力してるキャラは応援したくなりますね。頑張ってほしいです。・・・レオポルドは大変でしょうけどw
[一言]
 キスカやアイラの子供にムールドやファディを相続させるとなると、リーゼロッテやその子供に譲る財産や土地は確かに少なくなりそうですね。
もういっそリーゼとの間に子は作らず、ほとんどの土地をキスカの子に相続させてもいい気もしますが、レウォント方伯家との同盟がある以上、子を設けその子を嫡子に定めるのは絶対でしょうか。レオポルドは相続問題をどこまで考えてるのか興味深いところです。

 そういえばムールドの政治体制や人事案が形になってきてますが、レッケンバルム卿はどのポストに付けるのでしょうね。
どのポストにも名前がのってませんが干されたのかな。その割には息子のレッケンバルム大佐が准将に昇進してサーザンエンド旅団の指揮官になってますし、このレッケンバルム一族の扱いとレオポルドの思惑についても、本編で明かされるのを楽しみにしてます。
  • 投稿者: 埋木舎
  • 男性
  • 2013年 11月22日 00時30分
 埋木舎さん、感想ありがとうございます。
 アイラは自らの立場を十分理解し、自分は二番手、三番手で甘んじることを甘受している娘なので、不憫と言えば不憫かもしれません。とはいえ、それで不貞腐れたり、キスカを追い落とそうとしたりしないのは育ちと人柄の良さというものです。また、自分の存在がカルマン族をムールド諸族の中でも最も高い位置に押し上げている要因の一つですから、レオポルドの寵愛を繋ぎとめることは自分だけでなく一族にとっても重要なことだと理解しているのでしょう。

 レオポルドの目標はサーザンエンド辺境伯ですから、辺境伯位を得れば、サーザンエンド北部と中部もその領土に組み入れることができ、遺産は更に増えることが見込まれます。リーゼロッテとの間の子にはそちらの領土を遺すことをレオポルドは考えているでしょう。
 レオポルドは正教徒で、正式な妻はリーゼロッテですから、キスカやアイラとの間の子は庶子という扱いになります。庶子には基本的に相続権が認められていないのですが、生前に財産や権利の一部を贈与しておくことは多々あることでした。故に領地の一部を遺贈することは嫡子や周囲の人々が反対しなければ可能と言えます(その反対をなんとかするのが大変なんですけれども)。
 とはいえ、当主の座を庶子に相続させるというのは世間的に非常に風当りが強く、難しいところです。
 また、リーゼロッテとの間に子を授かれば、レウォント方伯家とより一層強い結びつきを得ることができ、帝国南部での地位はより盤石なものとなるでしょうし、レウォント方伯家の支援を期待でき、逆に介入する口実を子孫に遺してやることもできます。

 政府人事については後々布陣を記述することになるかと思いますが、レッケンバルム卿も相応の地位に就けられることになります。そうしなければ、不満を持った卿がまた策謀を巡らしたりして、不満勢力を結集させたりするような動きを始めるかもしれませんから。また、レオポルドは敵対者を遠ざけたり排除するのではなく、取り込んで無力化させることを好みますし。
 レッケンバルム家の扱いについては後々もっと触れていきたいと思っていますが、カンタンに言うと、レオポルドは策謀家の父親にはあまり力を持たせないようにする一方、大人しく従順な息子にはある程度の権限を与えて、父子が同じ不満を抱かないようにしています。また、帝国人貴族の筆頭格であるレッケンバルム家を重用することによってムールド人ばかり重宝していると思われないように注意しているのです。

 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[一言]
がんばれ辺境嫁s
  • 投稿者: marjo
  • 2013年 11月21日 10時52分
 marjoさん、感想ありがとうございます。
 辺境嫁ですか。中々良いネーミングですね。彼女たちにはがんばってほしいもんですね。
 ただ、あんまり頑張りすぎるとレオポルドが大変そうなので程々にしなければならないというものです。
 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[一言]
……そのまま毒草モードに突入(げふんげふん

んーリーゼロッテとの間に出来てしまえば実質的な分割相続になってしまうのですかね。(サーザンエンドを制覇すると仮定して)
これだと後継への支配固めの件と少し矛盾してしまうような?気もします。


とはいえ順調に統治体制の確立が進んでいますね。身内のサロン的集まりから統一的議会に発展的解消ができれば、今後の支配地の拡大にも対応していきやすいですしね。その中でしっかりと披差別的要素も残すとこがまた巧妙ですね。
  • 投稿者: かかお
  • 2013年 11月21日 04時47分
 かかおさん、感想ありがとうございます。
 毒草、ハテ? なんのことやら? とかとぼけてみます。さすがに、こちらで毒は無理というものです。もうちょっとならやってもOKかと思いますけど、あんまり冒険すると、またレッドカードを食らうかもしれないので、程々にしないといけません。

 リーゼロッテとの間に子ができ、サーザンエンド全域を支配したとき、その後の相続はどうなるのかっていうのは、まだまだ先の話ですから、その時はその時で上手くフェルゲンハイム・クロス朝がまとまって存続できる仕組みを構築すると思われます。

 レオポルドの目的としてはムールドの統治体制を盤石なものにし、組織として確立させることなのです。統治の体制と組織がしっかりとしていれば、トップが代わっても変わらずに安定的な統治を続けることができるからです。レオポルドが若死にしてムールドが幼君を頂くことになっても盤石な統治体制を形成したいと彼は望んでいるわけです。
 差別が大きすぎると冷遇される側は不満を募らせ、公平過ぎても今まで尽力してきた親帝国派が不満を持つので、程々の差を設けるのはレオポルドの作戦の一つでしょう。

 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[一言]
設定部分を読みました。
セリン銀貨はドイツのターレル銀貨とほぼ同じ重さなので、物価換算で2~3万円くらいでしょうか…
となると借金は500万セリンなので、約1000億から1500億円相当になり、こう見ると個人でするものではありませんね。
ただそうなるとドレイク連隊の兵士の給与が30セリンなので結構ぼったくり価格になり……う~んなんともいえない。
また通貨単位から帝国は十二進法をそこまで使ってはいないように感じます。
あと通貨紹介の欄でグラム表示されてるんですが、金か銀の表記がないのでちょっとわかりにくいですね。
ちょっと違和感に思ったのが小型金貨が存在しないんですね、5セリンや10セリンくらいの小型金貨があってもおかしくない気がします、ドイツでは一応ダカット金貨などもありましたし。

地域紹介でムールドを含めサーザンエンドが完全に砂漠地帯という事実、ステップや地中海性気候でなく、まるで北部は気候の成因がパタゴニアのような気候状態、南部は中緯度高圧帯に入り乾燥気候。これは確かにきついというか、アルジェリアなどのアフリカの地中海沿岸などを想像していたので予想以上にきつそうでこりゃ農業無理っぽくねと思ってしまう。
 グラーバクさん、感想ありがとうございます。
 セリン銀貨はターレル銀貨と重さは同程度ですが、価値はもっとだいぶ安くなっています。
 というのも、慢性的な金銀不足であった中近世ヨーロッパと比べ、神聖帝国国内には多くの銀山があり、自国で銀を多く産出していた為、大幅な銀安となっています。
 また、帝国では財政難の為、重量と価値を据え置いたまま純度の低いセリン銀貨に改鋳するといったことを度々行っており、額面に比べ、銀貨の純度は非常に低くなっています。その為、銀貨と謳ってはいますが、実質的には銀よりも銅の方が多く含まれている貨幣なのです。
 銀貨の価値を落として金貨とそのままの交換比率で通用させると多くの問題が生ずる為、同じ様に金貨の純度もかなり落とされています。
 しかし、金貨の純度を落としていく過程で、明らかに見た目が悪く脆い金貨が発行されてしまい、非常に評判が悪く、多くの批判があった為、帝国政府上層部は金貨の改鋳を嫌がるようになり、市場で流通し易い少額の金貨を廃してしまったという経緯があります。
 また、説明にもあるとおり、既に銀行券の発行・流通がかなり行われており、都市部では高額の取引では銀行券を使用することが一般化しています。故に高額貨幣の必要性が最早あまりないのです。
 重さを明記するのは、あんまり意味がなかったような気がしたので、削除することにしました。重さの他、純度も併記しなければ価値が量れませんし、度々改鋳をしていて、両者ともに一定ではないので、記述しておくと不正確になりそうなので。

 サーザンエンドは砂漠地帯であり、農業はオアシス周辺に限られています。
 ただし、プログテン山脈は冬季にはかなりの積雪がある為、その雪解け水が川や地下水となってサーザンエンド西部にいくらかの水の恩恵を与えています。
 勿論、それだけでは水不足で、サーザンエンド全域で農業を行うのは不可能というものです。農業ができるのは一部地域に限られるでしょう。

 毎度感想ありがとうございます。謹んで御礼申し上げます。
[一言]
設定回でしたが、なんといいましょうかいつもと雰囲気が違い違和感が……

会話文がとても少なく、地の文が多いのはいつものことなんですが部族の名を呼び状況を説明するところと、統治体制を説明するところが若干ミスマッチしていると思います。

会話の流れで説明していますが、いったりきたりを繰り返していてこの場面では統治体制の説明は個人的には布告文の形や歴史書の一節のような形をもって行った方が締まる気がします。

これからも内政パートに入ったので色々と面白い話が出てくると思うので楽しみにしています。

北国暮らしの自分としても最近朝晩の冷え込みがきつく寒いのでお体お気をつけ下さい。
 グラーバクさん、感想ありがとうございます。
 全くご指摘の通りであると思われます。思うように書けず、更新を焦ってやや乱雑に書き散らしてしまったような気がしております。このままではあまり宜しくないので、三連休の間にもいくらかマシな感じに修正致したいと思っております。いくら私の文章力がヘボだといっても、もうちょっとくらいはマシなように書けるんじゃないかと思います。たぶん。
 近々は日々寒くて朝は布団から出られないし、仕事から帰ってきては電気ストーブの前から動けないしで、生活に大いに支障をきたしているところです。意外と体は丈夫なので体調面の不調は少ないのですが、寒いのは気分的に滅入るもんです。
 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
[良い点]
おおう、妊娠とは驚いた!(今更な感想ではありますが)

勝利そのものより戦後処理を見つめてる主人公がこの小説の主人公らしく
またこういう雰囲気の小説はあまり読まないので何となく新鮮に楽しんでいます

赤子に結婚に人事に首都構想と気になるイベント目白押しで、続きが楽しみです
  • 投稿者: いがた
  • 2013年 10月21日 22時21分
 いがたさん、感想ありがとうございます。
 そりゃあ、やることやっていれば子供だってできます。
 本作の主人公は勇者だの英雄だのではなく統治者ですから、彼一代で何かを成し遂げてもそれだけでは成功とは言えません。彼の責務はその成功を子々孫々に引き継いでいくことであり、後継ぎを残すことも重要な仕事の一つと言ってよいでしょう。

 主人公は戦場の指揮は専門の軍人に半ば任せ、自身は政治に関心を示しつつあります。統治者にとっては無論のこと後者の方が重要であることは言うまでもないのです。

 これからも彼の前には正式な妻との結婚やら子供の出産やらムールドの経済振興やらイベントや手を付けないといけないことはたくさんあり、そういった内容を上手く分かり易く書いていければと思いますので、よろしくお付き合いお願いします。
 感想ありがとうございました。謹んで御礼申し上げます。
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