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[良い点]
設定がしっかりしているところ
[一言]
もうすぐ終わってしまうのかと思うと少しさびしいですね
セルウィリアとラヴィーニアがタッグ組んでやってたら国も早々やばいことにもならないでしょうし、大団円を期待しても良いのかな
有斗、帝王学もやってない本当に普通の人がよくぞここまで頑張ったもんです。出だしが出だしだったのを考えると特にw 自分ならとっくに楽な方に逃げて野垂れ死に間違いなしです
今の有斗をアリアボネとセルノアに見せてあげたかった…
アリスディア、できれば最後まで傍にいてほしかったんですが、ままならんもんですな
アエネアスは…なんだろう、当事者のはずなんですがなぜか薄皮隔てて外側にいる感じ
歴史の証言者とか目撃者、記録者なんかの類
初期メンバーが容赦なく消えていっているのを見るとヒロインでもおかしくないんですが
設定がしっかりしているところ
[一言]
もうすぐ終わってしまうのかと思うと少しさびしいですね
セルウィリアとラヴィーニアがタッグ組んでやってたら国も早々やばいことにもならないでしょうし、大団円を期待しても良いのかな
有斗、帝王学もやってない本当に普通の人がよくぞここまで頑張ったもんです。出だしが出だしだったのを考えると特にw 自分ならとっくに楽な方に逃げて野垂れ死に間違いなしです
今の有斗をアリアボネとセルノアに見せてあげたかった…
アリスディア、できれば最後まで傍にいてほしかったんですが、ままならんもんですな
アエネアスは…なんだろう、当事者のはずなんですがなぜか薄皮隔てて外側にいる感じ
歴史の証言者とか目撃者、記録者なんかの類
初期メンバーが容赦なく消えていっているのを見るとヒロインでもおかしくないんですが
感想有難うございます!
>セルウィリアとラヴィーニアがタッグ組んでやってたら国も早々やばいことにもならないでしょうし、大団円を期待しても良いのかな
初期状態のセルウィリアとラヴィーニアでは国がとんでもないことになりそうですが、二人とも人格的に大いに成長しました。まだまだ不安定なアメイジアですが、きっと上手くやっていってくれることでしょう。
>有斗、帝王学もやってない本当に普通の人がよくぞここまで頑張ったもんです。出だしが出だしだったのを考えると特にw 自分ならとっくに楽な方に逃げて野垂れ死に間違いなしです
私も確実に逃げ出していますねw 有斗君の凄いところはセルノアの思いを真正面から受け止めて、それを自分の都合のいい風に改変しなかった点です。これは並の人間に出来ることではないと思います。
>今の有斗をアリアボネとセルノアに見せてあげたかった…
>アリスディア、できれば最後まで傍にいてほしかったんですが、ままならんもんですな
彼女らは退場することで物語を描くタイプのキャラクターでしたので仕方がないんです・・・だってそのままいるような設定のキャラならグラウケネくらい薄味になってしまいますよ?
>アエネアスは…なんだろう、当事者のはずなんですがなぜか薄皮隔てて外側にいる感じ
>歴史の証言者とか目撃者、記録者なんかの類
アエネアスさんはその認識でいいと思います。吉川英治先生の作品に出てくる、架空の、最初から最後まで物語を見つめる英雄に在らざる民のキャラクターのような存在ですね。
>セルウィリアとラヴィーニアがタッグ組んでやってたら国も早々やばいことにもならないでしょうし、大団円を期待しても良いのかな
初期状態のセルウィリアとラヴィーニアでは国がとんでもないことになりそうですが、二人とも人格的に大いに成長しました。まだまだ不安定なアメイジアですが、きっと上手くやっていってくれることでしょう。
>有斗、帝王学もやってない本当に普通の人がよくぞここまで頑張ったもんです。出だしが出だしだったのを考えると特にw 自分ならとっくに楽な方に逃げて野垂れ死に間違いなしです
私も確実に逃げ出していますねw 有斗君の凄いところはセルノアの思いを真正面から受け止めて、それを自分の都合のいい風に改変しなかった点です。これは並の人間に出来ることではないと思います。
>今の有斗をアリアボネとセルノアに見せてあげたかった…
>アリスディア、できれば最後まで傍にいてほしかったんですが、ままならんもんですな
彼女らは退場することで物語を描くタイプのキャラクターでしたので仕方がないんです・・・だってそのままいるような設定のキャラならグラウケネくらい薄味になってしまいますよ?
>アエネアスは…なんだろう、当事者のはずなんですがなぜか薄皮隔てて外側にいる感じ
>歴史の証言者とか目撃者、記録者なんかの類
アエネアスさんはその認識でいいと思います。吉川英治先生の作品に出てくる、架空の、最初から最後まで物語を見つめる英雄に在らざる民のキャラクターのような存在ですね。
- 宗篤
- 2014年 01月22日 22時34分
[一言]
マシニッサは生きてる時代での評価は「わるいやつ」かも知れないけど
遠い未来、歴史の事なんて派手な動き以外の記録がボヤけるくらいになってきたら
忠臣の中の忠臣、利よりも義を取る男、みたいな評価になったりしそうですね
少なくとも歴史が動き始めてからのマシニッサの行動は忠臣そのものだから
本人にとってはそんな遠い未来で有難がられるより今生きる時間に栄えていられればそれで良し、かも知れませんが
マシニッサは生きてる時代での評価は「わるいやつ」かも知れないけど
遠い未来、歴史の事なんて派手な動き以外の記録がボヤけるくらいになってきたら
忠臣の中の忠臣、利よりも義を取る男、みたいな評価になったりしそうですね
少なくとも歴史が動き始めてからのマシニッサの行動は忠臣そのものだから
本人にとってはそんな遠い未来で有難がられるより今生きる時間に栄えていられればそれで良し、かも知れませんが
感想有難うございます!
もし歴史の記録と言うものがない世界ならば、マシニッサの悪行の被害者たちがいなくなり、歴史が伝説に変節するころはきっと忠臣の一人として評価されるでしょう。
ですがそのうち歴史研究が盛んになり、古文書や文献からマシニッサの悪行が次々とばれていき、学会ではマシニッサ悪人説と忠臣説とで争いになるかもしれませんね。
残念ながらアメイジアは記録を正確に残していく国体なので、マシニッサの悪行は伝記として残ってしまうのですが・・・
もし歴史の記録と言うものがない世界ならば、マシニッサの悪行の被害者たちがいなくなり、歴史が伝説に変節するころはきっと忠臣の一人として評価されるでしょう。
ですがそのうち歴史研究が盛んになり、古文書や文献からマシニッサの悪行が次々とばれていき、学会ではマシニッサ悪人説と忠臣説とで争いになるかもしれませんね。
残念ながらアメイジアは記録を正確に残していく国体なので、マシニッサの悪行は伝記として残ってしまうのですが・・・
- 宗篤
- 2014年 01月22日 22時23分
[一言]
あー書き方が悪かったです。申し訳ない。
アエネアスが内輪だけで有斗を馬鹿にするだけならそこまで不快にならなかったと思います。
公然の場ですら王を馬鹿にする、つまり自分の感情優先で不敬な事をしてるわけです。
日本で言えば式典の場で天皇陛下を馬鹿にしてるわけです。
天与の人と尊敬してる人間達からすれば確実に無礼討ちな事案なわけです。
なのに周りはそれを許容し、何故か王を侮る人間達もいない。
傀儡や傾国の美女ですら公式の場では王を立てたものです。
そこの不自然さがアエネアスの評判の悪さだと思います。
あー書き方が悪かったです。申し訳ない。
アエネアスが内輪だけで有斗を馬鹿にするだけならそこまで不快にならなかったと思います。
公然の場ですら王を馬鹿にする、つまり自分の感情優先で不敬な事をしてるわけです。
日本で言えば式典の場で天皇陛下を馬鹿にしてるわけです。
天与の人と尊敬してる人間達からすれば確実に無礼討ちな事案なわけです。
なのに周りはそれを許容し、何故か王を侮る人間達もいない。
傀儡や傾国の美女ですら公式の場では王を立てたものです。
そこの不自然さがアエネアスの評判の悪さだと思います。
感想有難うございます!
>アエネアスが内輪だけで有斗を馬鹿にするだけならそこまで不快にならなかったと思います。
アエネアスは公式行事の場では無礼なことはしてなかったはず・・・
見知った羽林の兵や一部の後宮の女官など、アエネアスが身内と認めた狭い範囲の人間の前でしか有斗をぼろくそにしない内弁慶なやつなのです。
実はアエネアスは意外と狡猾な奴ですよw
まぁ、次の物語を書くときは暴力粗雑系ヒロインは書かないようにします・・・
>アエネアスが内輪だけで有斗を馬鹿にするだけならそこまで不快にならなかったと思います。
アエネアスは公式行事の場では無礼なことはしてなかったはず・・・
見知った羽林の兵や一部の後宮の女官など、アエネアスが身内と認めた狭い範囲の人間の前でしか有斗をぼろくそにしない内弁慶なやつなのです。
実はアエネアスは意外と狡猾な奴ですよw
まぁ、次の物語を書くときは暴力粗雑系ヒロインは書かないようにします・・・
- 宗篤
- 2014年 01月20日 21時59分
[良い点]
第九章まで読ませていただきました。
有斗くんの行く末が気になりつつも、未だに最終章を読めていないのですが、完結語にはまとめて読むつもりです。
九章までの感想ですが、このお話の主人公はアリアボネとラヴィーニアなのかな、と感じました。(私が好きなだけですが)
有斗は主体性に欠けますし、アエネアスは要所要所で重要な役割を演じつつも、やはりどこか(良い意味でも悪い意味でも)かやの外だったよう
な気がしていまいます。
もちろん有斗の成長物語という面もおおいにあるのでしょうが、成長しきる前に敵対勢力がいなくなってしまったのかな、と。あれ以上戦えというのは有斗くんにも国にも厳しいでしょうが。
まあ好きな作品だけに言いたいこともたくさんあるのですが、有斗もアエネアスも、あとセルヴィリアその他の人たちも皆魅力的なキャラクターだと思います。
完結まで、頑張ってください。
第九章まで読ませていただきました。
有斗くんの行く末が気になりつつも、未だに最終章を読めていないのですが、完結語にはまとめて読むつもりです。
九章までの感想ですが、このお話の主人公はアリアボネとラヴィーニアなのかな、と感じました。(私が好きなだけですが)
有斗は主体性に欠けますし、アエネアスは要所要所で重要な役割を演じつつも、やはりどこか(良い意味でも悪い意味でも)かやの外だったよう
な気がしていまいます。
もちろん有斗の成長物語という面もおおいにあるのでしょうが、成長しきる前に敵対勢力がいなくなってしまったのかな、と。あれ以上戦えというのは有斗くんにも国にも厳しいでしょうが。
まあ好きな作品だけに言いたいこともたくさんあるのですが、有斗もアエネアスも、あとセルヴィリアその他の人たちも皆魅力的なキャラクターだと思います。
完結まで、頑張ってください。
- 投稿者: イィーン
- 2014年 01月17日 01時53分
感想有難うございます!
>有斗は主体性に欠けますし、アエネアスは要所要所で重要な役割を演じつつも、やはりどこか(良い意味でも悪い意味でも)かやの外だったような気がしていまいます。
アエネアスは有斗が行う天下統一の行程を外から見ているキャラなので、その認識でいいのですが、有斗が主体性が無いように見えたのは・・・すみません私の力量不足です(´・ω・`)
>九章までの感想ですが、このお話の主人公はアリアボネとラヴィーニアなのかな、と感じました。(私が好きなだけですが)
複数のキャラがそれぞれの思惑を持って、誰かの駒や便利な舞台装置になることなく物語を紡ぎだし、それがより合わさってひとつの大きな物語になることを目的として書きましたから、有斗君以外が主人公のように思っていただけるのは実は作者としては嬉しいことかもしれません。
ちなみに作者はディスケスの物語が一番好きだったりします。
>完結まで、頑張ってください。
がんばります!
>有斗は主体性に欠けますし、アエネアスは要所要所で重要な役割を演じつつも、やはりどこか(良い意味でも悪い意味でも)かやの外だったような気がしていまいます。
アエネアスは有斗が行う天下統一の行程を外から見ているキャラなので、その認識でいいのですが、有斗が主体性が無いように見えたのは・・・すみません私の力量不足です(´・ω・`)
>九章までの感想ですが、このお話の主人公はアリアボネとラヴィーニアなのかな、と感じました。(私が好きなだけですが)
複数のキャラがそれぞれの思惑を持って、誰かの駒や便利な舞台装置になることなく物語を紡ぎだし、それがより合わさってひとつの大きな物語になることを目的として書きましたから、有斗君以外が主人公のように思っていただけるのは実は作者としては嬉しいことかもしれません。
ちなみに作者はディスケスの物語が一番好きだったりします。
>完結まで、頑張ってください。
がんばります!
- 宗篤
- 2014年 01月20日 21時49分
[良い点]
筋道がしっかりと作られ、説得力のある戦記として出版に負けない名作です。
[気になる点]
ただアエネアスの存在だけが欠点だと思います。王をないがしろにするクズと、それを許容してる主人公に皆共感できないので不快になるのだと思います。
[一言]
アエネアスさえいなければ、と思える本当に惜しい名作です。
筋道がしっかりと作られ、説得力のある戦記として出版に負けない名作です。
[気になる点]
ただアエネアスの存在だけが欠点だと思います。王をないがしろにするクズと、それを許容してる主人公に皆共感できないので不快になるのだと思います。
[一言]
アエネアスさえいなければ、と思える本当に惜しい名作です。
感想有難うございます!
>ただアエネアスの存在だけが欠点だと思います。王をないがしろにするクズと、それを許容してる主人公に皆共感できないので不快になるのだと思います。
まぁ話も終盤に差し掛かったので種明かしをいたしますと、アエネアスは天与の人という、どんなに迷信の通じる古代世界とはいえ、やはりどこからどうみても胡散臭い存在であるところの有斗を懐疑する民衆の心にある口に出せない思いを体現する存在、一身に集めて代弁する存在でした。
そんな彼女が少しずつ有斗を王として認めていく過程を描くことで、有斗が唯の人から天与の人になる行程を描きたかったわけですから、序盤から非難轟々だったにも関わらず存在そのものを無かったこととして抹消させることができませんでした。
他の人間は有斗を王として認めることは大前提で動いていますし。(マシニッサやカトレウスですらそうです)
ですから彼女の存在を消すことは物語の骨子そのものが消えてなくなるのと同義だったのです。
とはいえ終盤になっても相変わらず評判が悪いのは、作者の腕が未熟でそこを描ききれていないということなんですが・・・
次の物語からはもう少し身の丈にあった物語を書くようにいたしますので、なにとぞご容赦を・・・(*_ _)
>ただアエネアスの存在だけが欠点だと思います。王をないがしろにするクズと、それを許容してる主人公に皆共感できないので不快になるのだと思います。
まぁ話も終盤に差し掛かったので種明かしをいたしますと、アエネアスは天与の人という、どんなに迷信の通じる古代世界とはいえ、やはりどこからどうみても胡散臭い存在であるところの有斗を懐疑する民衆の心にある口に出せない思いを体現する存在、一身に集めて代弁する存在でした。
そんな彼女が少しずつ有斗を王として認めていく過程を描くことで、有斗が唯の人から天与の人になる行程を描きたかったわけですから、序盤から非難轟々だったにも関わらず存在そのものを無かったこととして抹消させることができませんでした。
他の人間は有斗を王として認めることは大前提で動いていますし。(マシニッサやカトレウスですらそうです)
ですから彼女の存在を消すことは物語の骨子そのものが消えてなくなるのと同義だったのです。
とはいえ終盤になっても相変わらず評判が悪いのは、作者の腕が未熟でそこを描ききれていないということなんですが・・・
次の物語からはもう少し身の丈にあった物語を書くようにいたしますので、なにとぞご容赦を・・・(*_ _)
- 宗篤
- 2014年 01月16日 22時05分
[一言]
なるほど!!
これは衝撃ですね!
一般に勝負でどうしても見られてしまいがちですが、別に負けたからと言って「名勝ではない」とはならないですよね。(もちろん連戦連敗だとあれですが・・・)
名勝の定義をどこに置くかの話しにはなってくるかと思うのですが、もう少し広い観点で見るのもあり、と言うお話しですね。
なるほど!!
これは衝撃ですね!
一般に勝負でどうしても見られてしまいがちですが、別に負けたからと言って「名勝ではない」とはならないですよね。(もちろん連戦連敗だとあれですが・・・)
名勝の定義をどこに置くかの話しにはなってくるかと思うのですが、もう少し広い観点で見るのもあり、と言うお話しですね。
>一般に勝負でどうしても見られてしまいがちですが、別に負けたからと言って「名勝ではない」とはならないですよね。(もちろん連戦連敗だとあれですが・・・)
100戦して99勝しても最後の肝心な戦で負け、勝利者となれなかったとはいえ項羽は名将ですし、100戦して99敗して最後の一回しか勝ってなく、しかもその一勝も韓信と彭越の果たした役割が高かった劉邦ですが、やはり彼も戦術レベルでは愚将と言えても、名将と呼ぶに相応しい存在であることは言うまでもありませんしね。
100戦して99勝しても最後の肝心な戦で負け、勝利者となれなかったとはいえ項羽は名将ですし、100戦して99敗して最後の一回しか勝ってなく、しかもその一勝も韓信と彭越の果たした役割が高かった劉邦ですが、やはり彼も戦術レベルでは愚将と言えても、名将と呼ぶに相応しい存在であることは言うまでもありませんしね。
- 宗篤
- 2014年 01月16日 21時53分
[良い点]
4日くらいかけてイッキ読みしてしまった…
面白かったです
ラストにどうもっていくのか?
楽しみにしてます♪
4日くらいかけてイッキ読みしてしまった…
面白かったです
ラストにどうもっていくのか?
楽しみにしてます♪
感想有難うございます!
もう少しで終わってしまいますが、あと少しの間、よろしくお願いいたしますね。
もう少しで終わってしまいますが、あと少しの間、よろしくお願いいたしますね。
- 宗篤
- 2014年 01月14日 21時15分
[一言]
>それは宋の二代皇帝ではありますが、宋は実質、太宗が建国したようなものですから、その建国者としてのカリスマが臣下を圧していたと考えていいんじゃないでしょうか。
ふむ!
有斗君みたいなものですね。
で、今回の小説にもモデルにしたものもある、と言うのも頷けます。
>もしこれを運が良かったの一言で片付けてしまったら、それは勝利を得るために不断の努力を払った、彼らに対する大いなる侮辱です。
すみません、ちょっと表現が乏しかったと思い恐縮なのですが、「実力プラス運」で、実力はもちろん申し分ないとした場合、運の要素はどう考えればいいのか、と言う話しでした。
例えばなのですが、日本の戦国時代の戦いとか見てても、とある行動起こした時にたまたま敵勢力がああ言う状況になっていて、結果いいようになった、みたいな。(これは計算で仕向けたものではない)
「状況がいい方向に動いた」
ってありますよね?
「歴史にIFはない」ってのはよく言いますが、とは言えこういう「巡り合わせ」も勝つためには必要なのかなと。
で、天才的指揮官は、「巡り合わせ」にも恵まれているってのも、その要件に含まれるもんですかね?と言うのが聞きたい事でした。
決して「当てもの的運」と言う意味ではありません。
「運=巡り合わせ」と言う事で。
>それは宋の二代皇帝ではありますが、宋は実質、太宗が建国したようなものですから、その建国者としてのカリスマが臣下を圧していたと考えていいんじゃないでしょうか。
ふむ!
有斗君みたいなものですね。
で、今回の小説にもモデルにしたものもある、と言うのも頷けます。
>もしこれを運が良かったの一言で片付けてしまったら、それは勝利を得るために不断の努力を払った、彼らに対する大いなる侮辱です。
すみません、ちょっと表現が乏しかったと思い恐縮なのですが、「実力プラス運」で、実力はもちろん申し分ないとした場合、運の要素はどう考えればいいのか、と言う話しでした。
例えばなのですが、日本の戦国時代の戦いとか見てても、とある行動起こした時にたまたま敵勢力がああ言う状況になっていて、結果いいようになった、みたいな。(これは計算で仕向けたものではない)
「状況がいい方向に動いた」
ってありますよね?
「歴史にIFはない」ってのはよく言いますが、とは言えこういう「巡り合わせ」も勝つためには必要なのかなと。
で、天才的指揮官は、「巡り合わせ」にも恵まれているってのも、その要件に含まれるもんですかね?と言うのが聞きたい事でした。
決して「当てもの的運」と言う意味ではありません。
「運=巡り合わせ」と言う事で。
>例えばなのですが、日本の戦国時代の戦いとか見てても、とある行動起こした時にたまたま敵勢力がああ言う状況になっていて、結果いいようになった、みたいな。(これは計算で仕向けたものではない)
>「状況がいい方向に動いた」
>ってありますよね?
確かに名将には幸運を味方につけた戦いというものが多々存在します。ですがそれは一般人が名将と認識する存在がほぼ勝者に限られているという点があるのではないかと思います。
信長の桶狭間などが好例ですね。
ですがやはり幸運にも時流にも巡り合わなくても名将というものは存在するものです。
楠木正成、真田幸村、ハンニバル・・・彼らはまさに幸運の女神が一度も振り向くことなく一生を過ごした名将とはいえないでしょうか?
特にハンニバル。スキピオ・アフリカヌスをチィキヌスやカンナエで逃がさなければ。敵が不屈の闘争心を持つローマ人でさえなければ。ローマが共和制で無く、ただ一人の心を折るだけで屈服させられる王制でさえあれば。属する国家が地中海世界の大国とはいえ現状認識に甘く、軍事に疎いカルタゴという国でさえなければ。そもそも彼がカルタゴなどという国に生まれなければ・・・
彼ほど歴史に名を刻む有り余る才を持ちながら幸運の女神に嫌われた人間はいないでしょう。
>「状況がいい方向に動いた」
>ってありますよね?
確かに名将には幸運を味方につけた戦いというものが多々存在します。ですがそれは一般人が名将と認識する存在がほぼ勝者に限られているという点があるのではないかと思います。
信長の桶狭間などが好例ですね。
ですがやはり幸運にも時流にも巡り合わなくても名将というものは存在するものです。
楠木正成、真田幸村、ハンニバル・・・彼らはまさに幸運の女神が一度も振り向くことなく一生を過ごした名将とはいえないでしょうか?
特にハンニバル。スキピオ・アフリカヌスをチィキヌスやカンナエで逃がさなければ。敵が不屈の闘争心を持つローマ人でさえなければ。ローマが共和制で無く、ただ一人の心を折るだけで屈服させられる王制でさえあれば。属する国家が地中海世界の大国とはいえ現状認識に甘く、軍事に疎いカルタゴという国でさえなければ。そもそも彼がカルタゴなどという国に生まれなければ・・・
彼ほど歴史に名を刻む有り余る才を持ちながら幸運の女神に嫌われた人間はいないでしょう。
- 宗篤
- 2014年 01月14日 21時14分
[一言]
すみません、そろそろ物語終わりそうなので質問を。
■天才的指揮官につきまして
戦争について思うのですが、相手がある以上、て敵対勢力に「勝つ」と言うのは本当に大変だと思います。
ぶっちゃけ、「運」の要素も非常に強いのではないかと思うわけです。
しかし、韓信やらハンニバルやら、百戦百勝レベルな指揮官が実際に存在します。
こういう人達は一体全体何なのでしょうか?(汗)
実力プラス運もピカイチだった、と言う認識で間違いないですかね?
それともやっぱり何かコツがあるんですかね?
個人的にはいくら軍略の立案能力が高くても不確定要素は必ずあるわけで、「実力だけ」と言うのは解せないのですが・・・
すみません、そろそろ物語終わりそうなので質問を。
■天才的指揮官につきまして
戦争について思うのですが、相手がある以上、て敵対勢力に「勝つ」と言うのは本当に大変だと思います。
ぶっちゃけ、「運」の要素も非常に強いのではないかと思うわけです。
しかし、韓信やらハンニバルやら、百戦百勝レベルな指揮官が実際に存在します。
こういう人達は一体全体何なのでしょうか?(汗)
実力プラス運もピカイチだった、と言う認識で間違いないですかね?
それともやっぱり何かコツがあるんですかね?
個人的にはいくら軍略の立案能力が高くても不確定要素は必ずあるわけで、「実力だけ」と言うのは解せないのですが・・・
時に現れる軍事的天才が戦に勝利するというのは、確実に本人の資質、天賦の才によるものだと言えるでしょう。
軍隊という組織をマネージメントする統率力、戦争の全体像を把握し理解する力、味方と敵の有利と不利を冷静に分析する力、そしてあらゆる不測の事態に瞬時に対応する発想力、判断力。敵も知恵を持つ人間である以上、その全てを総動員して彼らは勝利を得るのです。
もしこれを運が良かったの一言で片付けてしまったら、それは勝利を得るために不断の努力を払った、彼らに対する大いなる侮辱です。
もし運が左右する局面があるとするならば、それは彼らが人生において成功を掴めるか否かを決める分水嶺に立った時であると思います。砲兵隊が遅れたナポレオンのように、仕える主君が理想を追って大局を読めなかった楠木正成のように、あるいは劉邦に恩義を受けてしまった韓信のように、ローマという旭日の勢いを持つ国を敵にしなければならなかったハンニバルのように。
軍隊という組織をマネージメントする統率力、戦争の全体像を把握し理解する力、味方と敵の有利と不利を冷静に分析する力、そしてあらゆる不測の事態に瞬時に対応する発想力、判断力。敵も知恵を持つ人間である以上、その全てを総動員して彼らは勝利を得るのです。
もしこれを運が良かったの一言で片付けてしまったら、それは勝利を得るために不断の努力を払った、彼らに対する大いなる侮辱です。
もし運が左右する局面があるとするならば、それは彼らが人生において成功を掴めるか否かを決める分水嶺に立った時であると思います。砲兵隊が遅れたナポレオンのように、仕える主君が理想を追って大局を読めなかった楠木正成のように、あるいは劉邦に恩義を受けてしまった韓信のように、ローマという旭日の勢いを持つ国を敵にしなければならなかったハンニバルのように。
- 宗篤
- 2014年 01月08日 22時35分
[一言]
>もっとも本来ならば、そういったことは王という存在が軽んじられる契機になりかねず、忌避すべきところでもあるのですが、有斗君には召喚の儀でやってきた天与の人であるという強力なカリスマを別枠で所持しているので大した問題にはならないのですね。<
ここは本当に難しいところですよね(^_^;)
ちなみに現実世界の唐の太宗皇帝ですが、何でも意見言っていいよと言い、行列ができたが、1年後には誰も並ばなくなった(つまり問題解決した)、と言う話があります。
すごいと思うのですが、これ裏を返せばもう王(皇帝)に対して無茶苦茶な事を言いたい放題になってしまうわけです(汗)
よくコントロールできたなと思うのですが、勝因は何だと思われますか?
>もっとも本来ならば、そういったことは王という存在が軽んじられる契機になりかねず、忌避すべきところでもあるのですが、有斗君には召喚の儀でやってきた天与の人であるという強力なカリスマを別枠で所持しているので大した問題にはならないのですね。<
ここは本当に難しいところですよね(^_^;)
ちなみに現実世界の唐の太宗皇帝ですが、何でも意見言っていいよと言い、行列ができたが、1年後には誰も並ばなくなった(つまり問題解決した)、と言う話があります。
すごいと思うのですが、これ裏を返せばもう王(皇帝)に対して無茶苦茶な事を言いたい放題になってしまうわけです(汗)
よくコントロールできたなと思うのですが、勝因は何だと思われますか?
>ちなみに現実世界の唐の太宗皇帝ですが、何でも意見言っていいよと言い、行列ができたが、1年後には誰も並ばなくなった(つまり問題解決した)、と言う話があります。
貞観政要をはじめとして有斗君の話の中には太宗のエピソードを下敷きにした話がいくつかありますが、その件の太宗の話が何にあるのかは私は知りませんが、宋の太宗関連の話は理想の君臣像を描こうとするあまりに歪められたと思われる面が多くあるため話半分に聞いておいたほうがいいかもしれませんよ? なんといっても武則天と安史の乱というゴタゴタがありましたしね。現に魏徴はずっと諫言しつづけていますから、誰も意見を言わなくなったということはないはずですw
>よくコントロールできたなと思うのですが、勝因は何だと思われますか?
それは宋の二代皇帝ではありますが、宋は実質、太宗が建国したようなものですから、その建国者としてのカリスマが臣下を圧していたと考えていいんじゃないでしょうか。
貞観政要をはじめとして有斗君の話の中には太宗のエピソードを下敷きにした話がいくつかありますが、その件の太宗の話が何にあるのかは私は知りませんが、宋の太宗関連の話は理想の君臣像を描こうとするあまりに歪められたと思われる面が多くあるため話半分に聞いておいたほうがいいかもしれませんよ? なんといっても武則天と安史の乱というゴタゴタがありましたしね。現に魏徴はずっと諫言しつづけていますから、誰も意見を言わなくなったということはないはずですw
>よくコントロールできたなと思うのですが、勝因は何だと思われますか?
それは宋の二代皇帝ではありますが、宋は実質、太宗が建国したようなものですから、その建国者としてのカリスマが臣下を圧していたと考えていいんじゃないでしょうか。
- 宗篤
- 2014年 01月08日 22時23分
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