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[良い点]
濃密に語られるハイ・ファンタジーの物語。
読み手に疑問という名の有無を言わせない、圧倒的な、それでも確実に描かれている設定付け。
各話の導入から描かれる日常から、ラストへ向けての盛り上がり、読み手に確かな読了感を与える至福のひとときを味あわせて頂きました。

そして、各夜に添えられる挿絵、まほそさんが担当されている部分ではありますが、こんな贅沢が許される小説が他にあるでしょうか。
きっとどんな商業作品を探しても決して見つからないでしょう。

それがこの『燦然のソウルスピナ』という作品なのだと、感想として感じました。
[一言]
どうも、藤井まやです。

最新話まで追いついたので、感想を書かせて頂きました。
脚長羊(ムー・ムー)大好きです。こっち見んな。

奥沢 トビスケさんとまほそさんの二人三脚で綴られる物語、最新話付近の事情を考えると、これはまほそさんが大変そうだなと思いながら、読まさせて頂きました。

これからも、更新お待ちしております。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2015年 10月25日 08時25分
管理

藤井まやさん、ありがとうございます!

設定・構成に対する評価、嬉しいです。
「好き」に忠実に設定を作り、書いていたらこのようになってしまいました。それを楽しんでいただけたというのは、本当に「よかった!」という思いしかありません。

「自分たちが心から欲しいと思ったものしか、お客さんには届かないよ」という思いを信じて歩んできましたし、これからも歩んでまいります。

もしよろしかったら、これからもお付き合いください。

まほその挿絵については、この感想を読んだらきゃつめ、とびあがって喜ぶことでしょう。
「もうこれ、売ってるヤツじゃないか!」というのを目標に進めてきました。
それを上回っているという評価、ほんとうに嬉しいです。

そして、ムームーかわいいですよねえ。
もうね、ほんとかわいい。
なんだ、この面。目。首。反芻。
もうオマエ(ムームー)がヒロインでいいよ。かわいい、かわいいよ。サイコーだよ。
人間に忠実なペットではなく「そこにいるだけ」って感じが、本当に好きなんですね。
こちらの意図とか、思惑なんか「しったこっちゃない」という生き物に萌える。
もっしゃもっしゃと、どこを見ているのか不明の目で草食んでるあの感じ。
サイコーだぜえええ。

ハッ(なんか、本編より熱く語りそうなんで→正気に返り)。

挿絵に関してですが、えへへ。
一応、最低でも一年前には完成原稿を渡すというプロセスで進行しているのですガガガ。

動きがありしだいお知らせします。

でわわ、またお気軽にー。

[良い点]
一話一話の密度が凄まじく濃いです。そして、読者を服従させるような暴力的な面白さがヤバい。チェスゲームのような理詰めの展開と、カタルシスに満ちた伏線回収、鋭利で怜悧な文章。どれも憧憬のあまり狂いそうです(拙作もこれぐらい磨ければ、私はもう物書きとしては一生悦に浸れるのですが……)。

私的、土蜘蛛の巫女と夜魔の男爵の戦術的駆け引き、太古の昔に設計(デザイン)された戦鬼という種族、異能世界観にある修道騎士に対する考察・設定にファンタジーの精髄を見たような気が。

なろうで一番苛烈で、容赦のないエンターテイメント作品は、燦然のソウルスピナだと思います。ヴァイツとヤンデレ姉妹のキャラがこの退廃的な世界で輝いていて、もうなんといいますか……(余談ですが、凶手艶舞・胡蝶幻灯華のタイトル名が個人的好みです)
[一言]
夜魔の大公恐るべし、と。真の暴力を手にするがゆえの自国の急進派に対する態度、あの政治統制ですか。生体強化外骨格という切り札が違和感なく、この世界観にマッチしていていいですね(これを惜しげもなく譲渡するとか、彼の研究の凄絶さがうかがえます)。

内なる敵を騎士間内の符牒でアシュレに伝え、打倒までの
道筋を生み出すプロセスが精細に描かれていてたまらないです。というか、イズマはこれすらも予想してシオン殿下の使い魔の情報を避けていたのですか。謀略の王は考える事が違いますね。トビスケさんの柔軟な発想力・構成力に震えます。

聖剣を手放し制約を解除した夜魔と、呪術を駆使する土蜘蛛とか、設定が有機的に作用されていて素晴らしい(愛用の佩刀を捨ててくるシオン殿下の潔さと、凶手姉妹の綿密に編み上げた暗殺等の戦術に妙を感じます)。召喚とかファンタジーならお決まりですよね。土蜘蛛が屈服させた、神と崇められていた水獣タシュトゥーカとか素敵です。流石、元姫巫女達!!(異文化臭がプンプンしますね、言語が違うのも何か深い意味がありそうです)。
凶手としての思想・精神に染まった、エレの心の琴線にすら触れる騎士ノーマンはなんかもう別格ですw 勝手に私の中の主人公となっています。

いやはや、全てを棄てたエレ・エルマ姉妹の執念に、ヴァイツ男爵の貴族としての狂気。果たしてこの闘いの果てとは……。

追伸:なぜこの場が《閉鎖回廊》のように機能するのか、必死に脳を働かせている最中ですw 
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 10月24日 14時43分
管理

虚月さん、特濃感想いつもありがとうございます!

えへへ、嬉しいです。
はい。もう特濃路線で書いておりますトビスケです。
こう、濃厚ガトーショコラとか、豚骨魚介ダブルスープラーメンとか、なんかそんな感じでですね(ジビエの赤ワインソースとか、そういうシャレた比喩はないのかトビスケよ)。

第三話は特に「軍記物」っぽい仕様で、理詰めの部分が前面に出てきてますね。ファンタジー世界での「理詰め」を考えるのに、ノーミソ筋肉痛になった憶えがあります。

リアリティを持ってお伝えできていたらいいのですが、うまくいってましたか?

土蜘蛛、夜魔に続き、オウガの文化がちらりと差し挟まるエピソードですが、彼ら「魔の十一氏族」はすべて明確なコンセプトワークを持ってデザインしました。
ヒント的には「階級」と「職業」です。
あんま喋るとネタバレになっちゃいますが、なにかお役に立てれば(ぺこり)。

スカルベリは、この世界観の規矩に根ざす敵=真の王のひとりです。半端な狂い具合ではありません。これも、後に必ず出てくるエピソードですので、このへんで。

今回のイズマの謀略は、これもまた、ちょっと常識の範疇からは逸脱しています。
防諜・防衛という観点から見ると、零点満点なのですが、狙っているのが「刺客を封殺する」というところじゃないんです。(意図的に情報を遮断する、というのはまあ、現実にもテロ組織などで採られているシステムでもあるのですが……今回のは意図が違います)

ソウルスピナのパラメータに「痴愚」というのがありまして、常識外れの行動を可能にするパラメータなのですが、そこに基づいて立案されたへーんな作戦なのです。

どーなることやら(笑)。

そして、武装を外して飛び込んでいく、というのはソウルスピナでは強調しときたい部分ですねー。いつも最強状態で、というのがもしかしたら現在(2015年10月時点)でのトレンドではあるかもしれないんですが、まあ、そこは他の皆さんにお任せするということで、独自路線を突っ走ってまいります。

ソウルスピナの主人公たちは火力的には、初期段階でほとんど最強なんで、もうあとは運用の面白さで見せたいなあ、という思いで書いてます。
決断力や判断力、柔軟性に精神的な成長で強くなるお話、というカテゴリを目指してます。

追伸:すでに状況は出そろっているので、推理を楽しんでみてください。第三話のクライマックスでは、その解答が現れるはずです。

でわわー。

[良い点]
激しい…余りにも激しい戦い。しかもチェスの様に細かく動き続ける中での攻防が凄まじさを感じます。
それでいて、綺麗に頭に映像が浮かんで来るのは流石の一言です。
[一言]
数ターン…いや1ターンの攻防でのこの体捌き…。お互いに極めすぎです

玉藻&土鍋ご飯さん、ありがとうございます。

この場面は、たぶん、ソウルスピナでも最高に入り組んだ戦闘場面だと思います。
キレイに映像化してもらえるように書けていたら、うれしいです。

このへんは、TRPG版の戦闘シーンへの指針もありまして「これが盤上で再現できる」という基準としても書いていた気がします。

実際に連携部分は、システムとしてかなり再現度が高く組めているんですが、「走り回る」「立体機動的交差」の部分が難しくてですね……複雑にならずにどうするか、ってとこでちょといま頭捻ってます。

今回の場面、ちょっとカンフー映画的というか……古い映画ですが「刃(ブレイド)=吸血鬼モノじゃありません」とか意識してました。

もしよろしければ、ご覧になってみてください。

でわわー。

[良い点]
長手袋=ニーソと考えるんだ
[気になる点]
……ただの変態じゃないか。
[一言]
ヴィトライオンマジお馬さん。

またせたな――ぬこげんさん、ありがとうございます。

あ、ありがとうございまます?
気がついてしまったか……さすがだぜ?
深くは言及しないぜ?

そして、ヴィトラは馬してるますか?
個人的にはかなり、そこは気をつかってるつもりの部分なんで。
うれしです。

じゃ、またね?
深くは言及しないけど、またね?

[良い点]
冷たく暗い退廃的な狂気
[一言]
生体甲冑は狂戦士の夢を見るか
ぬこげんさん、ありがとー。

なんだか最近、ヴァイツ君が主人公なんじゃないかなー、って気がしてきた(ヲイ

生体甲冑、こういう使い方どうでショー?
[良い点]
 更新ペースが速くなり、内容の重厚さに圧倒されつつ読み進めさせていただいております。
 そろそろ思考が追い付かなくなりそうです。
[一言]
第三話 第二十九夜↓ルビの失敗だと思われます。
「|オウガ(戦鬼)の“|スローター・リム(鏖殺具足)”!!」
  • 投稿者: dareka
  • 2015年 10月12日 21時01分
dareka さん、ありがとうございます。

えへへ、誤字なおしました、つか、確認しようなの作者ですね。

えへへ。

なんですかねー、このヘヴィ級の展開は。
圧倒ならよいのですが、あきれ返るヒトもいるんではないかと思いつつも、行かざるをえない!

これでもかなり枝葉や、寝言を省いているんですががが。

おつきあいくだされば、さいわいです。

でわわー。
[良い点]
なんというか激戦前夜の二人の会話がダーク・ハイファンタジーである本作のシビアな世界観を惹きたてていますね。思弁小説の要素が濃いソウルスピナは本当に贅沢な作品だと思います。

しかし、シオン姫殿下が称賛する程の剣技ですか……。
カテル病院騎士団騎士団長:ザベルザフト改めて凄いですね。隻眼隻腕とか武人として最強の匂いがしますw
しかし、彼と渡り合っていたであろうアラム教徒のスピンドル能力者もヤバそうですが(帝国は人材が豊富ですからね)。
[一言]
>永劫に続く生と、その繰り返しが生み出す苦痛――“地獄”のことが。記憶の牢獄、血の渇き、そして、自分がもう人々のなかに混じれぬと知る

常人の感性なら発狂しちゃいますね。魔の十一氏族の中でも夜魔族は比較的強靭な精神性=身体能力なのかな、と。《アルジェント・フラッド》の呪縛は果たして聖騎士の未来に何を齎すのか(聖性を帯びた攻撃の耐性は落ちる代わりに、戦闘力は格段に上がるでしょうが)。

追伸:アシュレに翻弄されるシオン姫殿下最高です。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 09月25日 16時02分
管理

虚月さん、いつもありがとうございます。

第三話はムード調整役であるイズマが諸事情で画面上におりませんので、こういう部分でバランスをとっております。
じつはこのバランス調整が第三話では一番苦労した部分です。

エンタメを標榜するには、もうちょっとそちらへ傾けてもいいのかな、といま読み直すと思いますね。
当初は「カリッカリッの軍記物調で」というコンセプトで書いてたんですが……ううん、どうなのでしょう。

あ、はい、ザベルはご指摘のように「西方人類世界最強」の剣士です。
常在戦場。その強みは、莫大な戦闘経験値です。

相手が夜魔でなければ、あの戦闘はザベル勝利だったわけで。
ヴァイツ君はいまごろ、歯がみしているでしょう。
ただ、いっぽうで誇りやトドメに拘泥せず、目的を果たしたら撤退できるメンタリティと合わせて、将来性のある人材なのかな、とも思います(ヴァイツ君)。

夜魔のメンタルについては……鋭いことを指摘されるなあ。

これも、キチンと説明があるのですが……ヒントだけ記述すると「感受性や意識をスライダで調整できるようなシステム」……となるのでしょう。

ソウルスピナ後半の大きなギミックに、そこは深く関係しています。
意識・意志・魂――ソウルスピナの根幹を成す問いかけですね。

過酷な運命のなかで、アシュレは繰り返し問われ、あるいは己に問い返して、決断していきます。
迷いながらも、己の責任で決断していく者たち――それがソウルスピナにおける英雄の条件です。

そして、最高ですか。
ありがとうございます。
では、もっと翻弄します。

また、お気軽にご感想ください。

[良い点]
戦闘のスピード感が、これまでの中で一番素敵な感じだと思う。

ちょっと!
ちょっと、アンタ!

どうしたの!
日本語喋ってるじゃないの!

ぬこ!
ぬこげんさん!
あ、あり、ありがとうございます?

ストレートなお褒めのお言葉に、思わず動揺したマンです。

これまで、どっちかというと心理描写や過去回想、さらには政治的駆け引きみたいなイントロがなげーお話だったので、トビスケ的にも鬱憤が溜まっていたのでしょう。

弾ける感じで書きました!(ギター抱えてジャンプ→背景爆発)

いや、書いていた……ハズだ。
スマンス、これ……去年の春には書き上げてた原稿なのじゃ!
つまり……一年半前の文章?

うぉおおおおおおおおっ。
オレは連載速度を上げるぞ、ぬこ!

どっとはらい。
おちつけ、オレ。

剣みたいに間合いが近い戦いだと、こういう目まぐるしい感じになるわね。
スピードが乗るのはいいんだけれど……読みにくくなかった?

特に、剣技や足位置の描写って、かなり作者のナルシズムが出ちゃうとこなんで……心配なのよね。
そういうとこ「群青の竜騎士」はさらっとうまく躱してて、いっつも感心してるのよ。

修業するわ。

じゃね?
またね?

いつも、ありがとね?(ぬこげんさん、いつもありがとうございますの意)
[一言]
>少数精鋭の、とくに《スピンドル》を代表とする異能力者集団を相手取った拠点防衛戦闘は、大軍相手のそれと様相が著しく異なる。

成程、今回ありとあらゆる常識をぶち破っている夜魔族に対し、対応できる唯一の騎士団が迎撃に出れた事は幸運でしたね。立地的、練度の問題で他の武装勢力では手も足も出なかったでしょうし。恐るべきことに両陣営の指揮官が並々ならぬ豪傑という……。
今回のヴァイツVSザベル戦は見ているこちらの神経がガリガリ削られましたね。 玉藻&土鍋ご飯様の御指摘の通り玄人同士のチェスゲームに立ち合っているような緊張感がありました。ソウルスピナ特濃過ぎる。ファンタジー戦記とは斯くあるべしですね。

成程、心中の外部化、背景化ですか……。私は多分に勉強の余地がありますね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2015年 09月20日 21時39分
管理

虚月さん、いつもありがとうございます。

ソウルスピナにおける戦争のカタチというものは、当然ですけれど我々の現実世界のそれとは、まったく違うものとなります。

特に「脅威・外敵」が明確に存在している世界ですから、人間同士のそれには、ある種の「作法」がなければ危険すぎるのでは、と考えた末のものです。

イダレイア半島内では、ゲームのように条件と要求を互いが突きつけ合い、公表して行われる能力者同士の一騎打ちのような戦いもあるでしょう。
たぶん、物見高い民衆たちがちょっと離れた場所から観戦。
周辺でお祭り騒ぎみたいな状況になってる――牧歌的というか、そういう場面もあるかもです。

もちろん、通常の戦争の形式も当然のように存在しますが、少なくとも人類側の異能者たちは「一般兵を《スピンドル》能力で蹂躙することは恥ずべきこと」というようなモラルを教育されてきたハズです。

戦争は戦闘の専任者=ブルーブラッド(貴族)=《スピンドル》能力者の仕事だと、彼らの自負・自認するところだと思います。

ただし、最初から相手を滅ぼすことが目的の「侵略」は別です。

イクス対アラム、あるいは人類対魔の十一氏族というような構図がそれに当たります。
今回のような場面ですね。

戦闘シーン、お褒めにあずかり……えへへ、うれしいです。

目まぐるしく状況が変わる場面なので、果たしてキチンと伝えられているのかな、と心配になりながら推敲しておりました。
たぶん「眼が滑る」と言われる方も必ずいらっしゃるでしょう。

虚月さんのように楽しんでもらえるか、そうでないか、スッパリ意見が分かれるシーンの気がします。
こういうスピード感ある攻防というのは、書いてるほうもスピード出せるので、楽しいのですが。

そして、はい。
かくあるべしかどうかについては自信がまったくありませんが、特濃仕上げに関しては、わりと濃いと思いマッス!
ありがとうございます。
(なんだか、濃いトンコツラーメン食べたくなってきました)。

冴吹 稔さんの「ばいめた」とかも、外部化スゲーお上手なんですよ。ためらいとか不安とか、そこを飛び越えていこうとする意志の動きが、キチンと情景に埋め込まれていて自然にわかる、という。

ほんと、スゲースよね。
なかなか、ああいう風には出来んのです。
自然に見える、つーのは達人の技だと思っておるマンです。

そういうわけで、ボクも修業中です。
一緒に精進しましょうゼイ!

おっと、長くなっちまいました。
でわわ、またまた、お気軽にー!

[良い点]
 劇中の炎が、人物達の気持ちの炎に、そして流れを表してるかの様で、映像表現的にも美しく、とても熱いです。

熟練者同士の高次元の戦いが、濃密に表現されていて圧縮された時間がまた無駄なく華麗と感じます。
[一言]
 今回、大人の戦いといった感じで、またチェスの様に詰めていく様がじわじわと話を盛り上げていく…。緻密さが凄いです。

玉藻&土鍋ご飯さん、ありがとうございます。

映像的演出は、トビスケなりに考え抜いて書いております→ソウルスピナです。

ジゼルのシーンが水、外気が雪と風、と来てますのでここら辺で「紅蓮」と「灼熱」が欲しいかな、というコースメニューです。

心中を外部化し、背景化して語ること、というのは本当に意識しながら書き続けてます。
今回は嵐の中の炎がそれにあたりますか。

この手の技では、なろうでは「緑乃帝國さん」が抜群に上手だなーと感じており、負けぬよう精進せねば、と常々。

第三話は「戦記物調」で書き切る、と決めて始めた物語ですので、感情的に謳い上げるようなやり方が遠のき、カメラ的には「引き」のショットが多いのかな、と個人的には思います。

ドドドッ、と出てきたキャラクターたちが、だんだん盤上から去り戦局とシナリオが明らかになっていく構成、とでもいいましょうか。

一手の指し手の誤りも許されない感じを出そうと、必死に頭を絞っていたの思い出します。
その結果、執筆が「誤りは許されん」状態に(ガガガガガッ!!)

楽しんでいただけているなら、さいわいです。

でわわ、またまたー!

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