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[良い点]
昔話の良い教訓のようです。でも何頭まで飲めるか気になっちゃう私は、きっと腹が裂ける悪い教訓の方でしょう。

呑牛という言葉を初めて知りました。昔の人って凄いですね。
[一言]
あけましておめでとうございます!
  • 投稿者: 佐斗
  • 2021年 01月03日 06時29分
 あけましておめでとうございます。
 今回は訓話とか法話とか、そういったイメージで仕立ててみた一編であります。
 でも確かに、何頭まで行けるのかとか、元々何頭飲ませるつもりだったのかとか、ちょっと気になりますよね。そうしたことを気にし出せば、きっと好奇心は猫を殺す結果になってしまうのでしょうけれど。
 そして植瓜と呑牛は、あちこちに散見される幻の例。よくまあこんな流れを思いつくものだと、俺も古典を読むたび感心するばかりです。
[良い点]
自分にちょうどいい財産を自分で知っているからこそ、選ばれたのかもしれませぬ。
新年早々縁起の良い「奇」話。鵜狩さんにも良い初夢があったら良いですね。
 お金にしろ色恋にしろ、幸福において足るを知るって大事ですよね。
 もっともっとを求めて破滅した人は数知れずだと思います。

 丑年初夢に合わせての今回でしたので、狼子さんをはじめお読みくださった方々皆に、いい初夢が訪れるよう願っております。
[良い点]
悲劇でしかないのですが、その中でも彼女がいつも笑顔でいる事は、まだ良かったのかなと…

今は無理だけど、いつかきっと進歩した技術で救いだしてほしいと願っちゃいます。なるべく早くに。
[一言]
今年も様々なお話を読ませていただきありがとうございました、日々の楽しみになっていました!
良いお年をお迎えください!
  • 投稿者: 佐斗
  • 2020年 12月27日 00時44分
 目の前にあるのに、いつだって会えるのに、どうしても触れられない。
 そんな彼女がいつも笑顔なのは、確かに一種の救いであるのかもしれません。
 でも思い出は色鮮やかなほど残酷に心を抉りもしますから、仰る通りいつか姉が、そして語り手も、動けないそこから救われる日が来ればよいとも思います。
 
 そして本年の拙作へのお付き合い、こちらこそありがとうございました。
 いつも賜る感想、大変励みになっております。
 来る年にても変わらぬご厚誼を願いつつ、どうぞよいお年を!
[良い点]
置いていく、置いていかれる。姉の変わらぬ無垢な笑顔がとにかく切ない。

ウラシマ効果を題材にしたロマンティックSFのようですね

[一言]
更新いつも楽しみにしています。
ありがとうございます
  • 投稿者: n_pipin
  • 2020年 12月26日 19時22分
 感想とご高覧、こちらこそありがとうございます。
 どちらが置いていったのか。どちらが置いていかれたのか。
 こうした時間がこじれる系の物語は、切ない感じが強く出るので好みだったりいたします。
[良い点]
祝・870話!
900話が見えてきたねぇ。1000話達成したら何が起こるのか、オラ今からワクワクすっぞ!
[一言]
『賃金不払い』
これ好きw ネクロマンサーとはいえ、労基法からは逃れられない! 確かに召喚獣にしろ式神にしろ、血や魂より金貰った方が有り難い世の中なのかもしれない。安倍晴明も式神にお賃金を払っていた可能性が…?
FF5のタイタンは絶対トイレ中に呼び出されてキレてるんだと思ってた(小並感)。

『帰郷』
幻想的で綺麗な雰囲気…と思いきや、一気に不穏に。最後いろいろ想像を掻き立てるところが上手いなぁ。ダムに沈んだ村って、なんか浪漫があるよね。そこに集まる幽霊っていうのも、見方によっては美しい光景かも。
それとも、死人が住むのは死んだ村なのかな。死んでからまで住宅難とは嫌な世の中じゃのう。

『Mother of all lies』
なんて素敵な友情! こういう面倒見の良い友達って憧れるわぁ。
怪談とか都市伝説の出処って、考えてみると面白いね。こういった善意だったり、或いは悪意だったりするんだろうけど、結果まるで違う話に化けるのは、まさに妖怪や怪異の製造過程みたいで興味深い。
方向性は逆だけど、師匠シリーズの『花』という作品が面白いので、良ければ一読をば!
  • 投稿者: 雪麻呂
  • 2020年 12月20日 14時44分
 言われてみれば、もう900話が近づいてきましたなあ。
 でもまだここからが長いのだ。『奇』祭りしてればそこで話数が稼げただろうけれど、順当にあと半年くらいはかかりそうな雲行きです。

「賃金不払い」
 凄く特殊な技能を持っているのに、世知辛さからは逃れられない。そんなお話でした。好きと仰っていただけて幸いです。
 清明さんは橋の下に式神を住まわせるブラックぶりなので、世が世なら裁判沙汰だったかもしれませぬ。
 タイタンさんは、我々に見分けがつかないだけで、多分朝、昼、夜の三交代制でシフトを組んで、召喚に応じているのだよ。多分。

「帰郷」
 湖に沈んでいく光、というイメージが思いつきの発端なので、そこらを皆様に褒めていただけて嬉しい限り。そしてそれだけで終わらな感じで〆るのこそ、短編の醍醐味だと思う俺なのでした。
「中世の神学者は、針の頭の上で何人の天使が踊れるか議論していた」みたいな話を何かで見かけた覚えがあるので、死者だって割合、コンパクトサイズで暮らせるかもしれません。だとすれば住宅事情も解決さ。

「Mother of all lies」
 面倒見のいい友人による、善意の都市伝説製造講座でした。
 でも仰る通り、今後この噂がどう変質していくかはまるで知れないので、その辺りが面白くもあり、怖くもあり。
 そして「花」は、以前師匠シリーズのおすすめを受けた時に読んだ記憶。
 何でもないはずのものにそれとなく意味を添えると、いつの間にか承認され、認識されて仕立て上がる。あの具合は面白いよですよなあ。
[良い点]
これは微笑ましいですねえ。 
しかし自販機を噂に使うとは。もし自分のお小遣いに響いていたとしたら、自分は微笑むことができるのだろうか……
  • 投稿者: 佐斗
  • 2020年 12月19日 21時12分
 仲良きことは美しきかな。
 そしてまあ、噂なんてのは独り歩きしていくもの。もしお小遣いに響くような不利益部分があったとしても、そのうち淘汰されていくことでしょう。
 逆にもっと重いお礼をしないと罰が当たる、なんて尾ひれがついて、ホラー化する可能性もあるわけですけれど。
[良い点]
うふふ……良き友達ではないですか。
信号機同士のくだりがなんかめっちゃ好きです。
 直接的には何もしない、遠回りの後押しでした。ユウジョウ!
 信号機の比喩は自分でも気に入りなので、そう仰っていただけて嬉しい限りです。
[良い点]
確かにこの光景は不気味でもあり、なんだか幻想的でもあるような。気になり過ぎると、魅入られて水に潜ってしまいそうですね…

案外沈んだ村に移住してるだけなのかも(笑
  • 投稿者: 佐斗
  • 2020年 12月13日 02時07分
 静かな不気味演出をやりたかった本作ですが、想像すると水に沈んでいく光なんかは、なかなか幻想的な光景の気がします。仰る通り、これに惹かれて入水してしまう者もあるかもしれません。
 ちなみに幽霊のダシが出た水が飲用にされて、それを飲み続けてた人々が帰ってくるイメージでした。
 なので水の底に村があっても、村民全部出涸らしになってるかもしれません。
[良い点]
湖の上を光りながら歩くって聞くと、某世界的宗教の救世主のことどうしても思い出しちゃうのです。
それは関係ないにしても、わざわざ沈みにくるのは、ここが入口なのでしょうか。天国か……あるいは地獄かの。
 あの大工の息子さんは磔にされても復活しましたけど、こいつらは水に沈んだらそれきりですからね。流石に格が違うようです。
 そして天国にしろ地獄にしろ、こうもわらわらと集まってくる以上、誘う何らかがあったりもするのでしょう。
 湖底に行く前の顔には安らぎがあるそうですが、果たしてそれが本当の安息か、はたまた騙されて抱いた心地かは、それこそ沈んでみねばわかりますまい。
[良い点]
霊になっても大金が欲しいのはあの世でも買い物ができるのですかねえ。

霊なら賃金はいらないなんて人種差別ですよ!
  • 投稿者: 佐斗
  • 2020年 12月06日 17時12分
 日本は六文銭を使うのが最後っぽいですが、古今各地の王様の墓に副葬品はつきものですしね。
「あちらで暮らしに困らないように」という発想は、世の東西を問わずあるようです。
 というわけで、労基がないからとやりたい放題をすると、向こうにも実力行使をされるよ、というお話でした。
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